JP2012193936A - 浴室換気空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱交換器の熱交換効率が高く省エネ性能が向上した浴室浴室換気空調装置を提供できることを目的とする。
【解決手段】換気口開閉手段を上下に分割し、換気口開閉手段の上側の換気口開閉手段上48および換気口開閉手段の下側の換気口開閉手段下49とを互いに平行に配列したという構成にしたことにより、換気口開閉手段を1部品から2分割することにより同一開口面積で換気口開閉手段の回転半径54を1/2にでき、かつ、換気口開閉手段を2個に分けることにより換気口開閉手段の単品の質量を1/2にすることとなるので、熱交換器の熱交換効率が高く省エネ性能を向上できる換気装置を得られる。
【選択図】図3
【解決手段】換気口開閉手段を上下に分割し、換気口開閉手段の上側の換気口開閉手段上48および換気口開閉手段の下側の換気口開閉手段下49とを互いに平行に配列したという構成にしたことにより、換気口開閉手段を1部品から2分割することにより同一開口面積で換気口開閉手段の回転半径54を1/2にでき、かつ、換気口開閉手段を2個に分けることにより換気口開閉手段の単品の質量を1/2にすることとなるので、熱交換器の熱交換効率が高く省エネ性能を向上できる換気装置を得られる。
【選択図】図3
Description
本発明は、ヒートポンプ等を利用して浴室などの居住空間の換気空調を行う換気空調装置に関するものである。
従来よりヒートポンプ等を利用した浴室など居住空間の換気空調装置は、圧縮機、凝縮器および蒸発器などの熱交換器、減圧器等を含む冷凍サイクル部分と空調した空気を浴室などの居住空間に送風する循環ファンおよび循環ファンモータ、熱交換した熱を屋外へ排気するための換気ファンおよび換気ファンモータなどの送風機部分を、本体内に内蔵している(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の浴室換気空調装置においては、換気口開閉手段を通過した風が風速分布均一で熱交換器に当たらないので、熱交換効率が悪く消費電力が高い、という課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、熱交換器の熱交換効率が高く省エネ性能が向上した浴室換気空調装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の浴室換気空調装置は、上記目的を達成するために本発明が講じた第1の解決手段は、浴室の空気を循環送風機により循環して空調するとともに、浴室以外の他室の空気を換気用送風機により換気する浴室換気空調装置において、本体部分は浴室の空気を吸込む循環吸込口と浴室内の空気を循環させる前記循環送風機と浴室に空気を吹出す循環吹出口を備えた循環風路と送風機部分に連通する隣接した第一換気口および第二換気口と、前記第一換気口と前記第二換気口とを連通する換気風路を備え、前記循環風路と前記換気風路を本体隔壁で仕切った構成とし、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記循環吸込口と前記循環送風機との間に配設され循環風と冷媒を熱交換させる第一熱交換器と、前記冷媒を膨張させる膨張機構と、前記換気風路中に配設され換気風と冷媒を熱交換させる第二熱交換器とを備え、前記圧縮機、前記第一熱交換器、前記膨張機構、前記第二熱交換器の順に冷媒が循環するように配管した冷媒回路を形成してなり、送風機部分は吸込み側と吹出し側を送風機隔壁で仕切り、吸込み側には前記浴室以外の他室に開口した少なくとも1個の排気口に連通する他室吸込口と、前記本体部分と連通する第一送風口を設け、吹き出し側には前記本体部分と連通する第二送風口と、空気を送風するための換気送風機と、屋外に吹き出す換気吹出口を備え、第一換気口を開閉できる第一換気口開閉手段および第二換気口を開閉できる第二換気口開閉手段および第一送風口を開閉できる第一送風口開閉手段および第二送風口を開閉できる第二送風口開閉手段を設けるとともに、送風機隔壁に24時間換気口を設け24時間換気口を開閉できる24時間換気口開閉手段を設け、隣接した第一換気口開閉手段と第二換気口開閉手段を一体化した換気口開閉手段とし、第一送風口の対面に第三送風口を設け、第二送風口の対面に第四送風口を設け、換気風路中の第二熱交換器と第二換気口との間の浴室に面した部分に浴室換気口を設け、循環吸込口を開閉できる循環吸込口開閉手段を設けるとともに、本体隔壁に再熱送風口を設け、浴室換気口を開閉できる浴室換気口開閉手段と、再熱送風口を開閉できる再熱送風口開閉手段とを設け、前記、第一換気口開閉手段および第二換気口開閉手段を一軸で連結し且つ上下に分割した換気口開閉手段ユニットの上側の換気口開閉手段上および前記換気口開閉手段の下側の換気口開閉手段下とを互いに平行に配列した、としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、本体部分は浴室の空気を吸込む循環吸込口と浴室内の空気を循環させる前記循環送風機と浴室に空気を吹出す循環吹出口を備えた循環風路と送風機部分に連通する隣接した第一換気口および第二換気口と、前記第一換気口と前記第二換気口とを連通する換気風路を備え、前記循環風路と前記換気風路を本体隔壁で仕切った構成とし、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記循環吸込口と前記循環送風機との間に配設され循環風と冷媒を熱交換させる第一熱交換器と、前記冷媒を膨張させる膨張機構と、前記換気風路中に配設され換気風と冷媒を熱交換させる第二熱交換器とを備え、前記圧縮機、前記第一熱交換器、前記膨張機構、前記第二熱交換器の順に冷媒が循環するように配管した冷媒回路を形成してなり、送風機部分は吸込み側と吹出し側を送風機隔壁で仕切り、吸込み側には前記浴室以外の他室に開口した少なくとも1個の排気口に連通する他室吸込口と、前記本体部分と連通する第一送風口を設け、吹き出し側には前記本体部分と連通する第二送風口と、空気を送風するための換気送風機と、屋外に吹き出す換気吹出口を備え、第一換気口を開閉できる第一換気口開閉手段および第二換気口を開閉できる第二換気口開閉手段および第一送風口を開閉できる第一送風口開閉手段および第二送風口を開閉できる第二送風口開閉手段を設けるとともに、送風機隔壁に24時間換気口を設け24時間換気口を開閉できる24時間換気口開閉手段を設け、隣接した第一換気口開閉手段と第二換気口開閉手段を一体化した換気口開閉手段とし、第一送風口の対面に第三送風口を設け、第二送風口の対面に第四送風口を設け、換気風路中の第二熱交換器と第二換気口との間の浴室に面した部分に浴室換気口を設け、循環吸込口を開閉できる循環吸込口開閉手段を設けるとともに、本体隔壁に再熱送風口を設け、浴室換気口を開閉できる浴室換気口開閉手段と、再熱送風口を開閉できる再熱送風口開閉手段とを設け前記、第一換気口開閉手段および第二換気口開閉手段を一軸で連結し且つ上下に分割した換気口開閉手段ユニットを上下に分割し、前記換気口開閉手段の上側の換気口開閉手段上および前記換気口開閉手段の下側の換気口開閉手段下とを互いに平行に配列したという構成にしたことにより、換気口開閉手段を1部品から2分割することにより同一開口面積で換気口開閉手段の回転半径を1/2にでき、かつ、換気口開閉手段を2個に分けることにより換気口開閉手段単品の質量を1/2にするので、熱交換器の熱交換効率が高く省エネ性能を向上できる、という効果を得ることができる。
本発明の請求項1記載の浴室換気空調装置は、浴室の空気を循環送風機により循環して空調するとともに、浴室以外の他室の空気を換気用送風機により換気する浴室換気空調装置において、本体部分は浴室の空気を吸込む循環吸込口と浴室内の空気を循環させる前記循環送風機と浴室に空気を吹出す循環吹出口を備えた循環風路と送風機部分に連通する隣接した第一換気口および第二換気口と、前記第一換気口と前記第二換気口とを連通する換気風路を備え、前記循環風路と前記換気風路を本体隔壁で仕切った構成とし、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記循環吸込口と前記循環送風機との間に配設され循環風と冷媒を熱交換させる第一熱交換器と、前記冷媒を膨張させる膨張機構と、前記換気風路中に配設され換気風と冷媒を熱交換させる第二熱交換器とを備え、前記圧縮機、前記第一熱交換器、前記膨張機構、前記第二熱交換器の順に冷媒が循環するように配管した冷媒回路を形成してなり、送風機部分は吸込み側と吹出し側を送風機隔壁で仕切り、吸込み側には前記浴室以外の他室に開口した少なくとも1個の排気口に連通する他室吸込口と、前記本体部分と連通する第一送風口を設け、吹き出し側には前記本体部分と連通する第二送風口と、空気を送風するための換気送風機と、屋外に吹き出す換気吹出口を備え、第一換気口を開閉できる第一換気口開閉手段および第二換気口を開閉できる第二換気口開閉手段および第一送風口を開閉できる第一送風口開閉手段および第二送風口を開閉できる第二送風口開閉手段を設けるとともに、送風機隔壁に24時間換気口を設け24時間換気口を開閉できる24時間換気口開閉手段を設け、隣接した第一換気口開閉手段と第二換気口開閉手段を一体化した換気口開閉手段とし、第一送風口の対面に第三送風口を設け、第二送風口の対面に第四送風口を設け、換気風路中の第二熱交換器と第二換気口との間の浴室に面した部分に浴室換気口を設け、循環吸込口を開閉できる循環吸込口開閉手段を設けるとともに、本体隔壁に再熱送風口を設け、浴室換気口を開閉できる浴室換気口開閉手段と、再熱送風口を開閉できる再熱送風口開閉手段とを設け、前記、第一換気口開閉手段および第二換気口開閉手段を一軸で連結し且つ上下に分割した換気口開閉手段ユニットを上下に分割し、前記換気口開閉手段の上側の換気口開閉手段上および前記換気口開閉手段の下側の換気口開閉手段下とを互いに平行に配列した、という構成を有する。これにより、熱交換器の熱交換効率が高く省エネ性能を向上できる、という効果を奏する。
また、換気口開閉手段上および換気口開閉手段下をそれぞれステッピングモーターで制御する、という構成にしてもよい。これにより、例えばDC12VもしくはDC24Vのステッピングモーターを2個使用して、換気口開閉手段上および換気口開閉手段下の開閉を制御するとなるので、小型モーターの使用により駆動の機構を小さくできるとともに普及タイプのステッピングモーター使用によりコストを抑えることができる、という効果を奏する。
また、換気口開閉手段上および換気口開閉手段下を同一形状で同一材料にする、という構成にしてもよい。これにより、同じ形状にすることにより、同一トルクで上下の換気口開閉手段を駆動できる、という効果を奏する。
また、換気口開閉手段に設けている枠に、独立した配線溝と配線固定リブを設けるという構成にしてもよい。これにより、配線線貫通部と配線線引き回し部を風路と分け独立でき、配線固定リブで配線処理が固定することができ、また、配線部と風路部分がそれぞれ独立されることにより換気口開閉枠のみのパッキンで本体とシールができて、換気口開閉枠上、下、換気口開閉枠、ステッピングモーター、配線を1つの換気口開閉手段ユニットとして提供できることとなるので、配線貫通部からの風漏れ防止と配線の挟み込みの防止ができるとともに、パッキン貼付け作業が容易で継ぎ目も少なく本体とのシール性が向上でき、かつ、ユニット化によりユニット供給が可能となり部品交換の簡易化や他機種への供用化が図ることができる、という効果を奏する。
また、換気口開閉手段と本体との固定は換気口開閉手段の枠の下部の溝と本体からのリブで位置決めし、上端をネジ止等で固定する、という構成にしてもよい。これにより、換気口開閉手段ユニットと本体の固定は換気口開閉手段枠の下部の溝と本体からのリブで位置決めし、上端をネジ止等で固定することにより、本体の深い部分の固定にネジ等を使用しないことができることとなるので、製品組立て時のネジ本数削減による作業工数削減でき、また本体設置状態でのサービスパーツ交換においては、通常本体内は光が入らず見えにくい場所であるが、換気口開閉手段ユニットを本体内側の壁面にスライドして挿入することで換気口開閉手段枠の下部の溝と本体からのリブの位置決めが容易にでき上端をネジ止等で固定するのみで交換作業ができる、という効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1を、図1〜図4を参照に説明する。
本実施の形態1を、図1〜図4を参照に説明する。
図1は本発明の実施の形態1における浴室換気空調装置が設置されている居住空間の見取り図である。図1において、屋内の居住空間1は、リビング2、浴室3、脱衣室4あるいはトイレ5などに区画されており、浴室3の天井裏には、浴室換気空調装置の本体部分6と送風機部分7が設置されている。この本体部分6内部には、循環送風機8が配設されており、循環送風機8を運転すると本体部分6の浴室3側に開口した吸込口から本体部分6内に吸込まれ、循環送風機8を通って本体部分6の浴室3側に開口した吹出口から浴室3内へ吹き出される。
また、送風機部分7内部には換気送風機9が配設されており、脱衣室4に開口した第一排気口10と送風機部分7を連通する第一排気ダクト11およびトイレ5に開口した第二排気口12と送風機部分7を連通する第二排気ダクト13が換気送風機9の吸込側に接続され、屋外と送風機部分7を連通する第三排気ダクト14は換気送風機9の吹出側に接続されている。換気送風機9を運転すると、第一排気口10および第二排気口12から第一排気ダクト11および第二排気ダクト13を通じて脱衣室4およびトイレ5の空気が換気送風機9に吸い込まれ、第三排気ダクト14を通じて屋外に排出される。
そして換気送風機9を連続運転すると居住空間1内が負圧になるため、リビング2の屋外に面した壁に開口した給気口15から新鮮な外気が給気されて居住空間1が換気されることになる。この換気運転は建物の気密性が高い場合は連続して行う(24時間換気をする)必要があるため、換気送風機9は所定の換気量、例えば一時間で居住空間1の約半分の容積に相当する換気量を確保するように連続運転を行う。
また、リビング2には部屋の温度をコントロールするための空調機16が設置されており、夏場は冷房運転、冬場は暖房運転を行って室温を適正に保持している。しかし前述したように年間を通じて連続した換気運転を行っていると、夏場はリビング2において空調機16で冷房された低温の空気、冬場は空調機16で暖房された高温の空気が脱衣室4のドア17およびトイレ5のドア18のガラリやアンダーカット部分を通じて第一排気口10および第二排気口12に吸い込まれ、浴室換気空調装置の送風機部分7を介して屋外に排出されることになる。
図2は、浴室3の天井裏に設置された浴室換気空調装置の基本となる風路構成図および冷媒回路図である。
本体部分6は浴室内の空気を循環させる循環送風機8と、浴室3に開口した循環吸込口19および循環吹出口20と、浴室換気口21と循環吸込口19を開閉する循環吸込口開閉手段22と、浴室換気口21を開閉する浴室換気口開閉手段23と、送風機部分7と連接する第一換気口24と第二換気口25と、第一換気口24を開閉する第一換気口開閉手段26と、第二換気口25を開閉する第二換気口開閉手段27と、第一換気口24と第二換気口25との間に形成される換気風路28と、換気風路28と循環送風機8とを連通させる再熱送風口29と、再熱送風口29を開閉する再熱送風口開閉手段30と、冷媒を圧縮する圧縮機31と、循環吸込口19と循環送風機8の間に配設され循環風と冷媒を熱交換させる第一熱交換器32と、冷媒を膨張させる膨張機構33と、換気風路28中に配設され換気風と冷媒を熱交換させる第二熱交換器34とを備え、圧縮機31、第一熱交換器32、膨張機構33、第二熱交換器34の順に冷媒が循環するように配管した冷媒回路を形成してなり、送風機部分7は、浴室3および他室、例えば脱衣室4やトイレ5から空気を吸い込む換気送風機9と、脱衣室4から吸込んだ空気を搬送する第一排気ダクト11を接続する他室吸込口35と、トイレ5から吸込んだ空気を搬送する第二排気ダクト13を接続する他室吸込口36と、排気する空気を屋外へ搬送する第三排気ダクト14を接続する換気吹出口37と、本体部分6と連接する第一送風口38と第二送風口39と送風機部分7を間で仕切る送風機隔壁40と、送風機隔壁に開口した24時間換気口41と、24時間換気口を開閉する24時間換気口開閉手段42と、通常は蓋で塞いでいる第三送風口43および第四送風口44と、第三送風口を塞ぐ蓋45と、第四送風口を塞ぐ蓋46とを形成してなり、本体部分6と送風機部分7とを別体に構成し、連接して設置する構成となっている。
上記構成において、循環吸込口開閉手段22を開、浴室換気口開閉手段23を閉、第一換気口開閉手段26を開、第二換気口開閉手段27を開、再熱送風口開閉手段30を閉、24時間換気口開閉手段42を閉とすることにより、換気送風機9により脱衣室4やトイレ5から吸込んだ空気を第一換気口24より本体部分6内の換気風路28へ導入し、第二熱交換器34を通過させることにより熱交換をおこなった後、第二換気口25より再度送風機部分7へ導入して換気吹出口37より屋外へ排気することができ、冷凍サイクルによって第二熱交換器34で回収した脱衣室4およびトイレ5の熱を第一熱交換器32へ運び浴室3内へ放熱することにより浴室3内を暖房することができる。
また、第一換気口開閉手段26を閉、第二換気口開閉手段27を閉、24時間換気口開閉手段42を開とすることにより、換気風から熱の回収をする必要がない暖房運転以外の運転をおこなう場合、換気風を本体部分6内に導入することなく送風機部分7から直接屋外に排気でき、熱交換器通過時の圧損を受けずにすみ換気時の効率を向上することができる。
また、第三送風口43および第四送風口44を塞いでいた蓋45および蓋46を取り外して第一送風口38および第二送風口39を蓋45および蓋46で塞ぎ、送風機部分7を180度回転させることにより第三送風口43を第一換気口24に、第四送風口44を第二換気口25に連接させて設置することにより、左右どちらからでも吸込みおよび排気することができ、排気ダクトの引回し方向の自由度を高めることができる。
また、浴室換気口開閉手段23を開、第一換気口開閉手段26を開、第二換気口開閉手段27を開、24時間換気口開閉手段42を開とすることにより、浴室3内の空気を屋外に排気することができる。
また、循環吸込口開閉手段22を閉、浴室換気口開閉手段23を開、第一換気口開閉手段26を閉、第二換気口開閉手段27を閉、再熱送風口開閉手段30を開とすることにより、浴室3の空気を浴室換気口21から本体部分6に吸込み、第二熱交換器34、再熱送風口29、第一熱交換器32、循環送風機8、循環吹出口20の順に送風することにより、浴室3内を再熱除湿することができる。前記、第一換気口開閉手段および第二換気口開閉手段を一軸で連結し且つ上下に分割した換気口開閉手段ユニットを上下に分割し、前記換気口開閉手段の上側の換気口開閉手段上および前記換気口開閉手段の下側の換気口開閉手段下を互いに平行に配列した、この第一換気口開閉手段26および第二換気口開閉手段27を一軸で連結し且つ上下に分割した換気口開閉手段ユニット47を上下に分割し、換気口開閉手段ユニット47の上側の換気口開閉手段上48および前記換気口開閉手段の下側の換気口開閉手段下49とを互いに平行50に配列した構成で、第二熱交換器34の熱交換効率を上げるためには、換気口開閉手段ユニット47を通過した風の風速分布51を均一に第二熱交換器34に当てなければならない、そのためには換気口開閉手段ユニット47の開口面積を第二熱交換器34の縦断面積52に対しできる限り同一面積で且つ平行50であることが有効である、同一風量であっても第一換気口開閉手段26および第二換気口開閉手段27が狭い場合は第二熱交換器34に風を均一な風速分布であてることができず、熱交換効率を上げることができないので製品の省エネ性能を著しく下げてしまう。しかしながら単に第一換気口開閉手段26および第二換気口開閉手段27の換気口面積を大きくすることは、換気口開閉手段軸53に対する回転半径54が大きくなり、第一換気口24、第二換気口25、第一送風口38および第二送風口39内に入り込むスペースが大きくなるため、製品サイズを大きくせざるをえない、今回、換気口開閉手段ユニット47を分割することにより、製品サイズを大きくすることなく、換気口開閉手段ユニット47の面積を大きくし第二熱交換器34に均一の風速分布の風をあて熱交換効率が高く省エネ性能が向上した浴室換気空調装置を提供できる。
(実施の形態2)
本実施の形態2を、図5を参照に説明する。
本実施の形態2を、図5を参照に説明する。
換気口開閉手段上48および換気口開閉手段下49をそれぞれステッピングモーター55で制御する、これにより、例えばDC12VもしくはDC24Vのステッピングモーター55を2個使用して、換気口開閉手段上48および換気口開閉手段下49の開閉を制御する、小型モーターの使用により駆動の機構を小さくできるとともに普及タイプのステッピングモーター55使用によりコストを抑えることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態3を、図6、7を参照に説明する。
本実施の形態3を、図6、7を参照に説明する。
換気口開閉手段上48および換気口開閉手段下49を同一形状で同一材料にする、同じ形状にすることにより、同一トルクで換気口開閉手段上48および換気口開閉手段下49を駆動でき、換気口開閉手段上48および換気口開閉手段下49の共用化による金型費削減と形状と質量をあわせることにより同じ制御で運転することができるので制御パラメーター数を削減でき、また基板からの信号を同一にできるため基板からのコネクターを上下共用化しコストを削減できる。
(実施の形態4)
本実施の形態4を、図8を参照に説明する。
本実施の形態4を、図8を参照に説明する。
換気口開閉手段ユニット47に設けている換気口開閉枠56に、独立した配線溝57と配線固定リブ58を設けるこれにより、配線線貫通部と配線引き回し部を風路と分け独立でき、配線固定リブ58で配線処理が固定することができ、また、配線部59と風路部61がそれぞれ独立されることにより換気口開閉枠56のみにパッキンを貼ることでシール60ができて、換気口開閉手段上48、換気口開閉手段下49、換気口開閉枠56、ステッピングモーター55、配線部59を1つの換気口開閉手段ユニット47として提供できることとなるので、配線処理部62からの風漏れ防止と配線の挟み込みの防止ができるとともに、パッキン貼付け作業が容易で継ぎ目も少なく本体とのシール性が向上でき、かつ、ユニット化によりユニット供給が可能となり部品交換の簡易化や他機種への供用化が図れる。
(実施の形態5)
本実施の形態4を、図9を参照に説明する。
本実施の形態4を、図9を参照に説明する。
換気口開閉手段ユニット47と製品との固定は換気口開閉手段ユニット47の枠の下部の溝63と製品からのリブ64で位置決めし、上端をネジ65等で固定する、という構成にしてもよい。これにより、換気口開閉手段ユニット47と製品の固定は換気口開閉枠56の下部の溝63と製品からのリブ64で位置決めし、上端をネジ65等で固定することにより、製品の深い部分の固定にネジ65を使用しないことができることとなるので、製品組立て時のネジ本数削減による作業工数削減でき、また本体設置状態でのサービスパーツ交換においては、通常製品内は光が入らず見えにくい場所であるが、換気口開閉手段ユニット47を製品内側の壁面にスライドして挿入することで換気口開閉枠56の下部の溝63と製品からのリブ64の位置決めが容易にでき上端をネジ65等で固定するのみで交換作業ができる。
本発明は、脱衣室やトイレの換気風を本体内へ導入し熱交換器を通過させることにより従来換気風とともに屋外に排気していた熱を回収し、浴室の暖房をおこなうことによりエネルギー効率の高い浴室換気空調装置を実現できる。
1 居住空間
2 リビング
3 浴室
4 脱衣室
5 トイレ
6 本体部分
7 送風機部分
8 循環送風機
9 換気送風機
10 第一排気口
11 第一排気ダクト
12 第二排気口
13 第二排気ダクト
14 第三排気ダクト
15 給気口
16 空調機
17 ドア
18 ドア
19 循環吸込口
20 循環吹出口
21 浴室換気口
22 循環吸込口開閉手段
23 浴室換気口開閉手段
24 第一換気口
25 第二換気口
26 第一換気口開閉手段
27 第二換気口開閉手段
28 換気風路
29 再熱送風口
30 再熱送風口開閉手段
31 圧縮機
32 第一熱交換器
33 膨張機構
34 第二熱交換器
35 他室吸込口
36 他室吸込口
37 換気吹出口
38 第一送風口
39 第二送風口
40 送風機隔壁
41 24時間換気口
42 24時間換気口開閉手段
43 第三送風口
44 第四送風口
45 蓋
46 蓋
47 換気口開閉手段ユニット
48 換気口開閉手段上
49 換気口開閉手段下
50 平行
51 風速分布
52 縦断面積
53 換気口開閉手段軸
54 回転半径
55 ステッピングモーター
56 換気口開閉枠
57 配線溝
58 配線固定リブ
59 配線部
60 シール
61 風路部
62 配線処理部
63 溝
64 リブ
65 ネジ
2 リビング
3 浴室
4 脱衣室
5 トイレ
6 本体部分
7 送風機部分
8 循環送風機
9 換気送風機
10 第一排気口
11 第一排気ダクト
12 第二排気口
13 第二排気ダクト
14 第三排気ダクト
15 給気口
16 空調機
17 ドア
18 ドア
19 循環吸込口
20 循環吹出口
21 浴室換気口
22 循環吸込口開閉手段
23 浴室換気口開閉手段
24 第一換気口
25 第二換気口
26 第一換気口開閉手段
27 第二換気口開閉手段
28 換気風路
29 再熱送風口
30 再熱送風口開閉手段
31 圧縮機
32 第一熱交換器
33 膨張機構
34 第二熱交換器
35 他室吸込口
36 他室吸込口
37 換気吹出口
38 第一送風口
39 第二送風口
40 送風機隔壁
41 24時間換気口
42 24時間換気口開閉手段
43 第三送風口
44 第四送風口
45 蓋
46 蓋
47 換気口開閉手段ユニット
48 換気口開閉手段上
49 換気口開閉手段下
50 平行
51 風速分布
52 縦断面積
53 換気口開閉手段軸
54 回転半径
55 ステッピングモーター
56 換気口開閉枠
57 配線溝
58 配線固定リブ
59 配線部
60 シール
61 風路部
62 配線処理部
63 溝
64 リブ
65 ネジ
Claims (5)
- 浴室の空気を循環送風機により循環して空調するとともに、浴室以外の他室の空気を換気用送風機により換気する浴室換気空調装置において、本体部分は浴室の空気を吸込む循環吸込口と浴室内の空気を循環させる前記循環送風機と浴室に空気を吹出す循環吹出口を備えた循環風路と送風機部分に連通する隣接した第一換気口および第二換気口と、前記第一換気口と前記第二換気口とを連通する換気風路を備え、前記循環風路と前記換気風路を本体隔壁で仕切った構成とし、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記循環吸込口と前記循環送風機との間に配設され循環風と冷媒を熱交換させる第一熱交換器と、前記冷媒を膨張させる膨張機構と、前記換気風路中に配設され換気風と冷媒を熱交換させる第二熱交換器とを備え、前記圧縮機、前記第一熱交換器、前記膨張機構、前記第二熱交換器の順に冷媒が循環するように配管した冷媒回路を形成してなり、送風機部分は吸込み側と吹出し側を送風機隔壁で仕切り、吸込み側には前記浴室以外の他室に開口した少なくとも1個の排気口に連通する他室吸込口と、前記本体部分と連通する第一送風口を設け、吹き出し側には前記本体部分と連通する第二送風口と、空気を送風するための換気送風機と、屋外に吹き出す換気吹出口を備え、第一換気口を開閉できる第一換気口開閉手段および第二換気口を開閉できる第二換気口開閉手段および第一送風口を開閉できる第一送風口開閉手段および第二送風口を開閉できる第二送風口開閉手段を設けるとともに、送風機隔壁に24時間換気口を設け24時間換気口を開閉できる24時間換気口開閉手段を設け、隣接した第一換気口開閉手段と第二換気口開閉手段を一体化した換気口開閉手段とし、第一送風口の対面に第三送風口を設け、第二送風口の対面に第四送風口を設け、換気風路中の第二熱交換器と第二換気口との間の浴室に面した部分に浴室換気口を設け、循環吸込口を開閉できる循環吸込口開閉手段を設けるとともに、本体隔壁に再熱送風口を設け、浴室換気口を開閉できる浴室換気口開閉手段と、再熱送風口を開閉できる再熱送風口開閉手段とを設け、前記換気口開閉手段を上下に分割し、前記換気口開閉手段の上側の換気口開閉手段上および前記換気口開閉手段の下側の換気口開閉手段下とを互いに平行に配列したことを特徴とする浴室換気空調装置。
- 換気口開閉手段上および換気口開閉手段下をそれぞれステッピングモーターで制御することを特徴とする請求項1に記載の浴室換気空調装置。
- 換気口開閉手段上および換気口開閉手段下を同一形状で同一材料にすることを特徴とする請求項1または2に記載の浴室換気空調装置。
- 換気口開閉手段に設けている枠に、独立した配線溝と配線固定リブを設けることを特徴とする請求項1または2に記載の浴室換気空調装置。
- 換気口開閉手段と本体との固定は換気口開閉手段の枠の下部の溝と本体からのリブで位置決めし、上端をネジ止等で固定することを特徴とする請求項1または2に記載の浴室換気空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011060222A JP2012193936A (ja) | 2011-03-18 | 2011-03-18 | 浴室換気空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011060222A JP2012193936A (ja) | 2011-03-18 | 2011-03-18 | 浴室換気空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012193936A true JP2012193936A (ja) | 2012-10-11 |
Family
ID=47085991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011060222A Withdrawn JP2012193936A (ja) | 2011-03-18 | 2011-03-18 | 浴室換気空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012193936A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015183920A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 株式会社ハーマン | 浴室暖房乾燥機 |
CN108758808A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-11-06 | 浙江理工大学 | 一种寒冷地区引入新风的全室内空调器 |
-
2011
- 2011-03-18 JP JP2011060222A patent/JP2012193936A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015183920A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 株式会社ハーマン | 浴室暖房乾燥機 |
CN108758808A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-11-06 | 浙江理工大学 | 一种寒冷地区引入新风的全室内空调器 |
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