JPH02178437A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH02178437A
JPH02178437A JP33339488A JP33339488A JPH02178437A JP H02178437 A JPH02178437 A JP H02178437A JP 33339488 A JP33339488 A JP 33339488A JP 33339488 A JP33339488 A JP 33339488A JP H02178437 A JPH02178437 A JP H02178437A
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JP
Japan
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water
hot
hot water
temperature
cleaning
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JP33339488A
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English (en)
Inventor
Michiharu Tanaka
道春 田中
Yasushi Inma
康 因間
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、局部洗浄機能を備えた衛生洗浄装置に関し、
特に吐水に適した温度の湯が得られないときにその状態
を表示する表示手段に関する。
〔従来の技術〕
従来から、加熱した洗浄水を局部に噴出して洗浄する衛
生洗浄装置が、便器に一体又は別体型として利用されて
いる。便器に一体化する例としては、たとえば特公昭6
2−15689号公報及び特公昭63−26207号公
報等に記載されたものがあり、その他にも様々な構造の
ものが既に開発されている。
これらの衛生洗浄装置において、局部洗浄のための基本
構造は、便器に一体化するケーシングの内部から洗浄位
置まで進退動作するノズルを設けると共にこのノズルに
温水を供給する加熱タンク等を備えるというものである
。このような構造は従来の衛生洗浄装置の殆どに採用さ
れ、温水温度の適正な制御やノズルのストローク変更に
よる洗浄位置の最適化等が更に進められている。
従来の衛生洗浄装置では、温水を加熱するヒータ内蔵の
温水タンクやノズルを駆動するためのモータ等を備える
ため消費電力が大きく、一般の商用電源を利用した電気
機器としての取り扱いが必要となる。一方、ユニットバ
ス等のように洗面器や浴槽等と一体に便器を備える場合
では、水を浴びる度合が大きいので、衛生洗浄装置に対
しては特に漏電や感電等を防ぐ構造を強化しなければな
らない。
このような問題に対し、ユニットバスには給湯設備が接
続されていることから、ノズル装置に外部の給水源及び
給湯源を接続できる。このため、給水及び給湯を適切に
混合して吐出すれば温水タンクを備える必要がなくなり
、ヒータへの通電も不要となる。したがって、消費電流
、電力も小さくなり、漏電や感電等の防止対策の一助と
しである程度有効である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、外部の給水源及び給湯源を用いて湯水を混合
する方式の衛生洗浄装置においては、局部洗浄を行う際
、給湯源に接続されている給湯管内の水は最初は冷えて
おり、これを洗浄水として局部に噴射させるには適さな
い。ある程度給湯管の水を流すと、給湯管の本管から熱
い湯が供給される。したがって、熱い湯が給湯管から供
給するまては、給湯管に残っていた低温の水を捨湯管か
ら外部に排出する捨湯動作が必要となる。
この捨湯動作中は、洗浄ノズルから吐水を行うことがで
きないが、捨場動作は、使用者が感知できない状態で行
われる。そのため、それに気付かない使用者が吐水操作
を行ったときに吐水しないと、使用者は衛生洗浄装置が
故障しているものと誤認するおそれがある。
このような誤認のおそれを解消するため、衛生洗浄装置
においては、使用可能の状態を表示する表示手段を設け
ることが通常行われる。
しかしながら、消費電力を極力小さくして乾電池等の電
源で駆動することを目的とする場合、使用可能の状態を
LED等の表示灯で使用者の使用中に連続して点灯する
という従来の考え方に基づく方法では、省電力の目的に
反することとなる。
そこで本発明は、最小の電力で、吐水操作可能の状態を
表示することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の衛生洗浄装置は、以上の目的を達成するため、
外部の給水管及び給湯管より供給された水及び湯を設定
温度になる比率で混合して洗浄ノズルから局部に温水を
噴射する衛生洗浄装置において、前記給湯管より供給さ
れる湯の温度を検出する温度検出手段と、検出された湯
の温度が設定温度に達するまで当該湯を捨湯管より外部
に排出する捨湯手段と、該捨湯手段が捨湯動作中に前記
衛生洗浄装置の表示部に吐水操作不可の状態を示す表示
灯を点灯又は点滅させる表示手段とを備えたことを特徴
とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本発明の特徴を具体的に
説明する。
第1図は本発明に係る衛生洗浄装置の制御系の構成例を
示す回路図、第2図は本発明の表示手段の動作を示すフ
ローチャート、第3図は表示部を示す衛生洗浄装置の平
面図である。
本発明の詳細な説明する前に、基本的な構成について説
明する。
第4図は本発明の1実施例を示す衛生洗浄装置の内部平
面図である。
ili生?JC浄装置はそのケーシング1に各種の機器
を組み込んだもので、取付基板1aにこれらの機器が固
定されている。第5図は据え付は状況を示すもので、浴
槽Δ及び洗面器Bを一体に備えたユニットバスの中で、
洗面器Bの前面に配置した便器本体Cにケーシングlが
固定されている。
第4図に戻って、取付基板1aには、外部の給水源及び
給/r4Bに接続されるバルブユニット2.洗浄水を噴
出するノズル装置3.これらの機器を作動させる操作部
ユニット4.制御系駆動用として備えた電源ユニット 
(本実施例では乾電池)5及び制御回路基板6が固定さ
れている。
バルブユニット2は、外部の給水管2a及び給湯管2b
に接続される入水管2C及び入湯管2dを備え、自動温
度調節機能を持つサーモスタットミキシングバルブを内
蔵したものである。また、入湯管2dからサーモスタッ
トミキシングバルブへの流路にま捨湯電磁弁7aが設け
られ、下流には吐水電磁弁7bが組み込まれている。第
6図は水の流れ系を示すもので、吐水電磁弁7bの下流
には定流量弁7Cバキユームブレーカ7d及び分配弁7
eがそれぞれ設けられ、この分配弁7eによって吐水が
ノズル装置3側及び捨湯側に分配される。また、捨湯電
磁弁7aには捨湯排出管2eが接続され、これを外部の
捨湯管2fに連結している。
捨湯電磁弁7aは、給湯管2b及び入湯管2d内の冷え
た湯を捨てるために設けたもので、その上流に配置した
温度センサ(後述の捨湯サーミスタT)l、)によって
湯の温度を検出し、ある温度以下であれば捨湯電磁弁7
aを開いて湯を排出するように制御する。また、分配弁
7eにはノズル側捨場管7fが接続され、ノズル装置3
側への湯の供給と同時に便器本体Cのボールへ排出され
る。このように、分配弁7eから湯を捨てるのは、サー
モスタットミキシングバルブでは単位時間当たりの流量
がある一定量以上でないと適正に感温部が作動しないた
め、流量を確保することを目的としたものである。換言
すると、局部洗浄に必要な流量のみでは、サーモスタッ
トミキシングバルブの感温部の作動が不十分であるため
、流量を増やしてこれを補償するのである。なお、バキ
ュームブレーカ7dにはオーバフロー管7gが接続され
、オーバフロー水をノズル側捨場管7fと同様に便器本
体Cのボールへ排出する。
分配弁7eはニードル弁構造を持つもので、弁軸の移動
に・よってノズル側捨湯管7fとノズル装置3への供給
管3aへのそれぞれの流路面積を同時に変化させる。こ
の操作は、模作部ユニット4に備えた水勢調節摘み4a
によって行われ、分配弁7eの弁軸との間に回転操作力
を伝達するワイヤ等を利用した可撓軸4bを設けている
。なお、水勢調節摘み4aによって弁軸を移動させると
き、ノズル装置3側の流量を絞るとノズルfit!I捨
湯管7f側の流量が増え、逆にノズル装置3側への流量
を太き(すると捨湯側の流量が減るような弁構造を分配
弁7eに持たせておくことは無給である。これにより、
バルブユニット2からは一定量の湯が排出され、サーモ
スタットミキシングバルブが支障なく作動し、快適温度
の洗浄水をノズル装置3に送り込むことができる。
第7図及び第8図はノズル装置3を示す断面図である。
ノズル装置3は上端に供給管3aを接続したシリンダ3
b及び伸縮ノズル3Cを備えたもので、供給管3aから
流入する洗浄水の水圧によって伸縮ノズル3Cを洗浄位
置まで進出させる構成を持つ。伸縮ノズル3Cの上端部
にはピストン部3dを形成すると共に先端に向けて内部
流路3eを設け、更に先端に噴出孔3fを開けている。
また、ピストン部3dとシリンダ3bの先端側にはコイ
ルスプリング3gが設けられ、水圧が低下するとその付
勢力によって伸縮ノズル3Cを収納方向へ移動可能とし
ている。
このような構成において、供給管3aから洗浄水がシリ
ンダ3b内に送り込まれると、ピストン部3dがこれを
受けて伸縮ノズル3Cが第7図のように進出する。そし
て、この進出動作と同時に内部流路3eからの洗浄水が
゛噴出孔3fから噴射され、局部洗浄を行うことができ
る。また、洗浄水の供給が停止した後には、水圧が低下
するためコイルスプリング3gの付勢力によって伸縮ノ
ズル3cは第8図のようにシリンダ3b内に収納される
また、ノズル装置3の噴出孔3Fの位置を変えて肛門洗
浄用及びビデ用として使えるようにシリンダ3bを前方
へ移動させるため、このシリンダ3bをフレーム8によ
って支持する。フレーム8は第9図に示すように、円弧
状の姿勢変更ガイド8aを奥側に備え、先端側に保持ガ
イド8bを設けている。
姿勢変更ガイド8aは、シリンダ3bの下面に設けた二
股状の支持アーム3hを受け、−力保持ガイド8bはシ
リンダ3bの左右に設けたビン31を摺動可能に保持し
ている。これらのガイドにより、シリンダ3bを前側に
引き出すと、第7図の一点鎖線で示すように、収納位置
の場合に比べてシリンダ3bの傾斜が小さい姿勢となっ
て進出することになる。
以上のシリンダ3bの進出動作は、フレーム8に回転自
在に架は渡した回転軸9及びこの回転軸9に固定されて
先端をシリンダ3cに連接したリンクロ7ド9aによっ
て行われる。第10図(a)は回転軸9及びその付属機
構を概略して示す平面図、第10図ら〕は同図(a)の
I−1線矢視断面図である。図示のように、回転軸9の
一端側はフレーム8のスリーブ8Cに挿入され、端部に
は係合ピン9c付きのアーム9bを固定している。また
、スリーブ8cの周囲にはコイルスプリング8dが設け
られ、その巻き方向の両端を第10図(b)のように係
合ピン9c及びフレーム8に設けた拘束ピン8eに係合
させている。このため、第10図(b)において回転軸
9を時計方向に回転させると、係合ピン9cの移動によ
ってコイルスプリング8dが締め上げられ、反時計方向
へ弾性反力を生じる。したがって、回転軸9を自由にす
ればコイルスプリング8dの復元力により回転軸9は元
の位置まで回転復帰する。
回転軸9の回転操作は、操作部ユニット4に備える切換
摘み10及びこれと回転軸9との間を結ぶワイヤ11と
により行われる。第11図は操作部ユニット4部分の縦
断面図であり、切換摘み10の軸10aの下端にブー!
J10bが設けられると共にこのブー’J10bにワイ
ヤ11が巻き取り及び解放自在に取り付けられている。
一方、回転軸9にもワイヤ11を巻回可能なプーリ9d
が固定され、第7図に示すように切換摘み10から回転
軸9までのワイヤ11を案内するためのガイドブーIJ
12,13が取付基板1aに回転自在に設けられている
。そして、第7図において、中立位置から切換摘み10
を時計方向へ回転させるとワイヤ11が引っ張られるよ
うなワイヤ11の巻方向とすれば、第9図(b)におい
てブーIJ9dが時計方向へ回転する。このため、回転
軸9及びリンクロッド9aによってシリンダ3Cが前側
に移動し、第7図の一点鎖線で示す位置に設定できる。
なお、ガイドブー1月2は、第12図に示すように固定
軸12Hに回転自在としたもので、この固定軸12aが
固定金具12bによって取付基板1aに固定されている
。そして、この固定金具12bに長孔12Cを開けてビ
ス12止めすることにより、固定金具12bを移動自在
としておけば、ガイドブー1月2の位置を変更でき、ワ
イヤ11のテンションを適正に設定できる。また、ガイ
ドプーリ12の周面に沿って保持プレート12eを設け
ておけば、ワイヤ11が弛んでもガイドブー1月2のガ
イド溝から外れてしまうことはない。このような構成は
、他方のガイドブー1月3にも持たせることは無油であ
る。
第13図(a)及びら)はそれぞれ第11図の■−■線
及びI[l−111線矢視による断面図である。
切換摘み10の軸10aには切換摘み10を中立、肛門
洗浄及びビデ位置にそれぞれ保持する保持機構が設けら
れる。この保持機構は第13図(a)に示すように、軸
]Oaに形成した拘束カム14aに対してケーシングl
内の固定座1bに設けたスリーブ1cに内蔵したスプリ
ング14b及びこれによって付勢されるボール14 c
 1Mえている。また、スプリング14bはスリーブ1
bにねじ込む調整ビス14dによって付勢力を適切に設
定できるようになっている。このような保持機構により
、第13図(C)のように軸10aを反時計方向へ回転
させると、拘束カム14aとボール14Cとの当接係合
によって保持され、第13図(e)のように逆に時計方
向へ回転させたときも同様に保持される。そして、第1
3図にふいては、同図(a)が中立位置であり、軸10
aが反時計方向へ90度回転したときは肛門洗浄位置及
び時計方向へ90度回転したときはビデ位置に設定され
る。
また、軸10aには第13図(b)のようにカム部15
aが形成され、固定座ICにはマイクロスイッチ16が
設けられる。マイクロスイッチ16に設けた揺動アーム
16aの転勤子16bは、カム部15aの周面に対向し
て配置されその回転に伴って転勤子16bが当接して揺
動アーム16aが動作し、このときの信号を制御系に人
力する。第13図(b)は中立位置の場合であり、転勤
子16bはカム部15aから離れており、制御系への入
力はない。第13図(d)は肛門洗浄位置の場合であり
、転勤子16bがカム部15aに当たって揺動アーム1
6aが動作して制御系に信号が人力され、肛門洗浄が行
われる。また、第13図(f)はビデ位置の状態であり
、肛門洗浄の場合と同様にマイクロスイッチ16によっ
て制御系に信号が人力される。ここで、ワイヤ11は中
立位置にあるときに適正なテンションを持つように配線
し、肛門位置のときには緩み、逆にビデ位置のときには
引っ張りが加えられるようにしておく。
以上の構成において、切換摘み10を肛門洗浄側へ回転
させると、第13図(C)及び(6)のように軸10a
が回転し、ボール14Cを含む保持機構によって定位置
に保持される。そして、これと同時にマイクロスイッチ
16がオンしてその信号が制御回路基板6の制御部に入
力される。これにより、吐水電磁弁7bが開弁じ、サー
モスタットミキシングバルブによって適切に混合された
温水がノズル装置3に送られる。一方、#110aが第
13図において反時計方向へ回転するときは、ワイヤ1
1は緩む方向なので、回転軸9を回転させる作用力は発
生しない。
したがって、ノズル装置3のシリンダ3bは第8図の状
態に停まり、伸縮ノズル3Cのみが供給された洗浄水の
水圧によって第7図の実線で示す位置まで進出する。こ
の進出に続いて洗浄水が噴出孔3fから噴射され、肛門
洗浄が行われる。
洗浄を終了させるときは、切換摘み10を中立位置に戻
せばマイクロスイッチ16がオフとなり、制御系への信
号入力により、吐水電磁弁7bが閉弁する。これにより
、ノズル装置3への供給水圧が低下し、内蔵したコイル
スプリング3gの復元力によって伸縮ノズル3Cは第8
図のようにシリンダ3b内に収納される。
一方、ビデ側に切換摘みIOを回転すると、ワイヤ11
はブー1月Obに巻き取られ、これによって第9図ら)
においてブーIJ9dが時計方向へ回転を始める。この
ため、回転軸9も一体となって回転してリンクロッド9
aによりシリンダ3bを前側へ押し出す。シリンダ3b
は、円弧状の姿勢変更ガイド8a及び保持ガイド8bに
よって案内され、第7図の一点鎖線で示す姿勢をとるよ
うになる。すなわち、収納位置にあるシリンダ3bに比
べて傾斜が小さくなり且つ前方に進出している。このよ
うなシリンダ3bの位置変更と同時に、肛門洗浄の場合
と同様に吐水電磁弁7bの開弁によってシリンダ3b内
に洗浄水が供給され、伸縮ノズル3cがシリンダ3bか
ら進出する。そして、供給された洗浄水は肛門洗浄の場
合よりもケーシングlから離れた位置で噴射され、ビデ
として機能させることができる。
洗浄終了後に切換摘み10を中立位置に戻すと、洗浄水
の供給停止によって肛門洗浄の場合と同様に伸縮ノズル
3Cがシリンダ3b内に収納される。
方、ワイヤ11には引っ張りがなくなるので、プーリ9
dに対する拘束力も零となる。このため、コイルスプリ
ング8dの復元力によって、回転軸9が第9図ら)にお
いて反時計方向へ回転し、シリンダ3bを元の位置に収
納する。
以上のように、ワイヤ11を利用することで、ノズル装
置の洗浄点を2ケ所に設定でき、従来の電動モータ等に
よる駆動と同様に肛門洗浄及びビデ用として便利に使え
る。また、電動モータ等の電気機器が少なくなるので、
ユニットバスに配備しても安全に使用できる。
次に、第1図に示す本発明の実施例について説明する。
同図において、ICIは中央処理装置であり、捨湯温度
を検出するサーミスタTHl 、吐水温度を検出するサ
ーミスタTH2、着座スイッチS14及びマイクロスイ
ッチ16からの入力信号に基づいて捨湯電磁弁7aのラ
フチングツレノイドLS 1 、吐水電磁弁7bのラフ
チングツレノイドLS2及び表示しEDの動作を制御す
る機能を備えている。
すなわら、便座に人が座ると、その重量等で着座スイッ
チSWの接点が閉じる。そうすると、ICIは、検量端
子にローレベル出力を出す。その後、検量端子の出力は
、一定時間、すなわち捨湯電磁弁7aがオンになる充分
な時間経過するとハイレベルになり、後は自己保持機能
で捨湯電磁弁7aを開放状態に保持している。また、T
H用Tri子には、人が座っている間、一定間隔でロー
レベル出力を出し続ける。検量端子がローレベルになる
と、トランジスタTr 2 、Tr 3 、Tr 9が
オンになる。他のトランジスタTr l 、Tr 7 
、Trioはオフのままである。これにより、捨?n 
Ts 6f!弁7aのラッチングソレノイドLSIには
、図面において上側から下側へ電流が流れ、ラッチング
ソレノイドしSlを開方向に付勢する。そうすると、捨
湯電磁弁7aが開き、捨湯排出管2eへの捨湯が開始さ
れる。前記T)I用Tr端子がローレベルになると、ト
ランジスタTr6がオンとなり、Ti1l端子及びTH
2端子には、捨湯サーミスタTI(1及び吐水サーミス
タT)12で検出された捨湯及び吐水の温度がそれぞれ
入力される。
捨湯サーミスタTHIで検出された捨湯温度が所定の温
度に達すると、検閲硝子の出力がローレベルとなる。検
閲端子の出力は、一定時間、すなわち捨湯電磁弁7aが
オフになる充分な時間経過するとハイレベルになり、後
は自己保持機能で捨場電磁弁7aを閉止状暫に保持して
いる。そこで検閲端子の出力がローレベルになると、ト
ランジスタTr1 、Tr 7 、TrlOがオンにな
り、捨場?a電磁弁aのラフチングツレノイドLSIに
は、図面において下側から上側へ電流が流れ、ラッチン
グソレノイドLSIを閉方向に付勢する。そうすると、
捨場電磁弁7aが閉じ、捨湯排出管2eへの捨湯が停止
される。
その間、表示LEDは、中央処理装置ICIにより、第
2図に示すフローチャートに基づいて制御される。すな
わち、着座スイッチSWより接点閉の人力が入ると、S
I!ランプ(表示L E D)  が点滅を開始する。
中央処理装置1cIでは、着座スイッチSlvの接点閉
の入力が入ってからの時刻を計測している。その刻時の
間に入湯温度センサ(サーミスタT)11)  が設定
温度を感知すると、前述の動作により、捨湯型622弁
7aによる捨場動作を停止させる。これにより、準備ラ
ンプ〈表示L E D)  の点滅が停止し、消灯する
。これにより、洗浄ノズルによる吐水操作が可能な「洗
浄準備完了」の状態となる。この状態は、使用者が離座
して着座スイッチSWがオフになって数秒後に取り消さ
れる。
一方、第2図のフローチャートにおいて、給1易管内の
冷水が完全に捨湯されるに充分な時刻として設定された
T秒を経過しても捨湯温度が設定温度に到らない場合に
も捨湯電磁弁7aを閉じて捨湯動作を停止し、準備ラン
プを消灯し、中央処理装置1cIは吐水が行われないよ
うなロック動作をして機能を停止する。これは、給湯源
が湯を供給していない場合等において捨場動作を永続す
ることによる水使用の無駄を無くすために設けた機能で
ある。
この準備ランプは、第3図に示すように、洗浄装置の操
作部の「準備中コの表示パネルの内部に設置されており
、点滅中はその表示が目立つため、使用者はその点滅が
停止したときに洗浄操作が可能になったことを判断する
ことができる。なお、以上の例では準備中であることを
表示する表示LEDを点滅させる例を示しているが、点
滅を繰り返す代わりに連続して点灯させるようにしても
、準備中である時間は短いため、使用可能であることを
表示する従来の方法に比較して充分に節電効果を上げる
ことができる。
次に、局部に吐水を行うときには、切換摘み10を第3
図に示すように「止」の位置から、「おしり」または「
ビデ」のいずれか所望の位置に回す。
切換摘み10をいずれかの位置に切り換えると、前記し
たように、ノズル装置3が「局部洗浄」または「ビデ」
位置に切り換わるとともに、切換摘み10の軸10aに
設置たカム部15aとの連動により前記マイクロスイッ
チ16が動作して、第1図に示す中央処理装置ICIの
畦間端子の出力をローレベルにする。畦間端子の出力は
、一定時間、すなわち吐水電磁弁7bがオンになる充分
な時間経過するとハイレベルになり、自己保持機能で吐
水電磁弁7bを開放状態で保持している。そこで畦間端
子の出力がローレベルになると、トランジスタTr 4
 、Tr12及びTr13がオンとなる。他のトランジ
スタTr3、Trll、Tr141まオフのままである
。これ(二より、吐水TiEet弁7bのラッチングソ
レノイドしS2には、図面において上側から下側へ電流
が流れ、ラッチングソレノイドLS2を開方向に付勢す
る。そうすると、吐水電磁弁7bが開き、シリンダ3b
に洗浄水を供給し、伸縮ノズル3Cを進出させ、その先
端から洗浄水を局部に噴射する。
洗浄が終了すると、切換摘み10を「止」位置に戻す。
そうすると、マイクロスイッチ16がオフとなり、中央
処理袋fi71c 1の吐開端子の出力がローレベルと
なる。吐開端子の出力は、一定時間、すなわち吐水電磁
弁7bがオフになる充分な時間経過するとハイレベルに
なり、後は自己保持機能で吐水電磁弁7bを閉止状態に
保持している。そこで吐開端子の出力がローレベルにな
ると、トランジスタTr 3 、Trll 、Tr14
がオンになり、吐水?lXlX子弁のラッチングソレノ
イドLS2には、図面において下側から上側へ電流が流
れ、ラフチングンレ/イドLS2を閉方向に付勢する。
そうすると、吐水電磁弁7bが閉じ、伸縮ノズル3cか
らの洗浄水の噴射が停止される。
なお、洗浄水の温度制御は前述のようにサーモスタット
ミキシングバルブにより物理的に行われるが、万一、そ
の制御が正しく行われず、人体に熱いと感じる温度まで
洗浄水が上昇することを防止するために、吐水サーミス
タT112を用いている。
すなわち、吐水サーミスタTI+2が所定温度以上の温
度を感知する止、吐開端子の出力をローレベルとすると
ともに、畦間端子の出力がローレベルにならないように
、ロック動作を行う。このような安全装置を付加するこ
とにより、火傷等の絶対に避けなければならない事故を
防止している。
また、第1図において、IC2は乾電池の電#i電圧を
定電圧化する素子、IC3は電源電圧を監視するための
素子を示している。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の衛生洗浄装置において
は、捨湯動作中であって洗浄ができないときのみに表示
灯を点滅または点灯することとしている。このため、使
用可能な状態を持続して表示する従来の表示方法に比較
して節電効果が高く、電源として乾電池を使用する衛生
洗浄装置において、乾電池の寿命を著しく延ばすことが
可能となる。また、商用電源を制御回路の電源として用
いた場合にも、省電力形の小容量の変圧器を使用するこ
とが可能となり、変圧器の小型化、低騒音化、コストダ
ウンを図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御系の構成例を示す回路図、第2図
は本発明の動作を示すフローチャート、第3図は本発明
の11テ生洗f′J)装置の表示部を説明する平面図、
第4図は本発明の一実施例を示す衛生洗浄装置の内部平
面図、第5図はユニットバス内での据え付は状況を示す
斜視図、第6図は水の流れ系を示す説明図、第7図及び
第8図はノズル装置部分の縦断面図、第9図(a)及び
(b)はそれぞれノズル装置の平面図及び側面図、第1
0図(a)は回転軸によるシリンダの駆動系を示す概略
平面図、第10図(b)は第7図(a)の1−1線矢視
断面図、第11図は操作部ユニット部分の縦断面図、第
12図はガイドブ+ IJを示す図、第13図は切換摘
みの軸の回転による保持及びマイクロスイッチの作動を
示す図である。 IcI:中央処理装置 Tt(1:捨湯温度検出サーミスタ TlI2:吐水温度検出サーミスタ LSI LS2+ラッチングソレノイド5tlI:ff
座スイッチ 16″マイクロスイツチ 第 2 図 特許出願人  東陶機器株式会社 代  理  人   小  堀   益 (ばか2名)
第 図 第 図 吐水 ノズル捨湯 第 図 第 図 図 (t)1 (C) (d) 4a +4d (e) +4(j

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外部の給水管及び給湯管より供給された水及び湯を
    設定温度になる比率で混合して洗浄ノズルから局部に温
    水を噴射する衛生洗浄装置において、 前記給湯管より供給される湯の温度を検出する温度検出
    手段と、検出された湯の温度が設定温度に達するまで当
    該湯を捨湯管より外部に排出する捨湯手段と、該捨湯手
    段が捨湯動作中に前記衛生洗浄装置の表示部に吐水操作
    不可の状態を示す表示灯を点灯又は点滅させる表示手段
    とを備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。
JP33339488A 1988-12-29 1988-12-29 衛生洗浄装置 Pending JPH02178437A (ja)

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