JPH02178361A - 粉体塗料 - Google Patents

粉体塗料

Info

Publication number
JPH02178361A
JPH02178361A JP63333989A JP33398988A JPH02178361A JP H02178361 A JPH02178361 A JP H02178361A JP 63333989 A JP63333989 A JP 63333989A JP 33398988 A JP33398988 A JP 33398988A JP H02178361 A JPH02178361 A JP H02178361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
fine particles
powder
resin
powder coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63333989A
Other languages
English (en)
Inventor
Tasaburo Ueno
上野 太三郎
Shozo Uenaka
上中 章三
Yuji Toyoda
裕二 豊田
Koichi Tsutsui
晃一 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP63333989A priority Critical patent/JPH02178361A/ja
Priority to CA002006930A priority patent/CA2006930C/en
Priority to US07/458,542 priority patent/US5034432A/en
Priority to KR1019890020624A priority patent/KR0147370B1/ko
Priority to AU47631/90A priority patent/AU631592B2/en
Publication of JPH02178361A publication Critical patent/JPH02178361A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技  術  分  野 本発明は粉体塗料に係り、さらに詳しくは耐汚染性の特
段に改善された。高外観塗膜を与えることができ、しか
も耐ブロッキング性の良好な粉体塗料に関するものであ
る。
従来技術 粉体塗料の分野では、貯蔵時、粉体粒子の融着、ケーキ
ングの少ない、即ち、耐ブロッキング性に優れた塗料を
得ることと、静電塗装あるいは流動浸漬塗装した凌焼1
寸けた際に塗装lが流動し、ピンホールやあばたのない
平滑な塗面を与えるようフロー性に優れた塗料を得るこ
とが常に要求されているが、これら特性が背反事象であ
るため、両者を充分に満足せしめうる塗料は未だ見出さ
れていない。即ち、バインダー樹脂として例えば低分子
量の樹脂、ガラス転移温度(Tg)の低い樹脂を用いれ
ばフロー性は良くなるが、耐ブロッキング性が悪くなっ
たり、PIA物性の低下をきたすため現状ではそれらの
バランスをとり、基本性能を重視しながらフロー性、耐
ブロッキング性、物性の兼え合いて樹脂設計、塗料設計
を行わざるを得す、耐ブロッキング性、フロー性共にあ
る程度の改善で妥協をはかつているにすぎない。
かかる問題に対処するため、粉体塗料にコロイダルシリ
カやシロキサン等の無機粒子を添加することが試みられ
たが、その使用量には限度があり、多量にすぎると塗膜
のツヤびけなと外観不良となり、また耐7に性などへの
悪影響があるため、その使用量もたかだか0.2%程度
で、耐プロツキング性の改善には程遠いものであった。
その後、本発明者らにより、粉体塗料に対し、平均粒径
0.01〜lOμの架橋樹脂粒子を比較的多量添加し、
塗膜の耐候性、硬度等と共に塗料の耐ブロッキング性を
大幅に改善する技術が確立され(特開昭62−2928
69号)、業界の注目を集めるに至っている。しかしな
がら、この技術によれば、樹脂粒子が架橋粒子であるた
め、それ自身はフローせず、さらに−段とフロー性に優
れ、外観良好な塗膜を与えうる粉体塗料が求められてい
る。
さらにまた、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品分野では、
・特に耐汚染性が厳しく要求され、例えば耐食性、機械
的性質にすぐれているといわれるポリエステル・エポキ
シ系粉体塗料でも、耐候性、耐汚染性が悪く上記のよう
な家電製品分野で問題となっている。家電(電子レンジ
、冷蔵庫等)では、特に室内に設置する関1系で各種の
耐汚染性が要求される。例えば、タバコ汚染、マジック
汚染、食品汚染、口紅汚染等のニーズが悪いのが現状で
ある。こhらの課題に対しては、硬化系を変更したり、
強触媒を使用したりして架橋密度を上(夕たり、′「g
を上げたりすることにより改良される方向にある。しか
しながら、これらの方法は塗料粘度か上昇する方向にあ
り、外観が著しく低下する。1.Cって夕11tQをそ
こなわないようにすると、百tC力染性か不十分である
のが現状である。耐候性、耐iり染性の改許をはかる目
的で、特定の酸価および軟(ヒ点を有するポリエステル
樹脂に、p−オキシ安7口、香酸ジグリシジルエステル
エーテルとヒダントイン1ヒ合拘の反応で得られる特殊
な硬(ヒ剤を配合した粉体塗f、[も提案されたが(特
開昭5614567号)、樹脂種が特定され、一般的に
適用される技術ではなく、また、高価な特殊硬(ヒ剤を
ゼ・要とするもので、より有効且つ安価な耐汚染性に優
れた塗膜を与えうる粉木塗f’lの開発が要望されてい
る。
発明が解決しようとする問題点 そこで、フロー性(塗膜外観)と、耐ブロッキング性と
いう相反事象を両立させるだけでなく、耐iη染性に1
憂れな塗膜を与えつる粉木塗t1を特殊な添加剤ないし
は硬(ヒ剤を必要とせず、経済的に提供することが本発
明目的である。
問題点を解決するための手段 本発明に従えば、上記目的が、 各粉体粒子の少なくとも表面上に、ガラス転移温度が8
0〜150℃で、SP値が9〜15の平均粒子径0.0
01〜10μ、好ましくは001〜5μの樹脂微粒子を
有し、該樹脂微粒子含量が塗料全固形分に対し、005
〜20重厘%である粉体塗料により達成せられる。
本発明で用いる母体の粉体塗料は、アクリル樹脂、ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂等常温で固体であって、加
熱により溶融し、フィル11形成性のあるバインダー樹
脂と、顔料、硬1ヒ剤、および所望により加えられる池
の添加剤とからなり、平均粒径が通常30〜50μ程度
である通常の粉体塗料自体が粉体粒子として用いられ、
従って粉体のバインダー樹脂ならびに硬化剤は従来種そ
のままか利用せられ、何ら特殊な硬1ヒ剤は必要としな
い。
また、顔料を含まぬクリヤーの粉体であってもかよりな
い。一般的にポリエステル樹脂系の塗料では耐汚染性が
悪いため、この系に本発明を適用すると、その耐汚染性
は著しく向上する。
本発明にあっては、かかる粉1本粒子の少なくとも表面
上に、特定のガラス転移温度とSP@を有する樹脂微粒
子群が存在せしめられていることを特徴とするものであ
る。かかる樹脂微粒子はそのガラス転移温度(Tg)が
80〜150℃1好ましくは90〜120℃の範囲内に
なくてはならない。1’g値が80℃未満でもある程度
の耐ブロッキング性の改善は期待できるか、耐汚染性の
改善は達成されない。
また、T g (Mが上限150℃をこえるものはあま
り実用性がなく、特に好ましいTgi範囲は90〜12
0℃であることが実験的に確かめられている。次に樹脂
微粒子はそのSP値が9〜15、好ましくは10〜13
の範囲内でなければならない。SP値(溶解性パラメー
ター)は物質の凝集エネルギーの密度の平方根で、極性
の定量的表現として用いられるものであるか、本発明者
らは上記Tg値とあいまって微粒子(閉脂のSP値が9
〜15の範囲内にある場合にのみ、塗膜の耐汚染性が特
段に改善せられることを実験的に見出したものである。
Tg値とS P (iとがこのように特定範囲内にある
樹脂微粒子を存在せしめた場き、耐汚染性が特段に改善
せられることの理由は明確ではないか、本発明者らは以
下の如く推論している。
()1脂粒子を少なくとも表面上に有する粉体塗t(を
填(・1けのために加熱溶融させる。すると粉体塗If
Iは溶剤系塗f4や水性塗ト1に比較し、無溶剤で粘度
が高いため均−系になりにくい。従って、それらの措1
脂粒子は粉(本塗料内部に埋もれる乙のと、松(上塗f
’1表面に残存するものにわかれる。そうしてできた塗
)模表面の性質は扮体塗f’)そのものの性質というよ
りは、粉体粒子の表面上に存在する樹脂粒子の性質を示
すものと考えられる。
131脂のrg値とSP値の制御は!!1脂構成成分の
種類ならびに量により、当業者の容易になしうるところ
であるが、特にビニル樹脂の場合容易であるところから
、樹脂微粒子としてはビニル共重合体を1・た川するこ
とが好ましい。尚、樹脂微粒子の樹脂は架橋樹脂であっ
ても非架橋樹脂であってもかまわない また、かかる微
粒子はその平均粒径が0.001〜10μ、好ましくは
0.01〜5μの範囲内に選定せられる。この平均粒径
は1つには粒子の工業的な製法上の制約と、また1つに
は樹脂微粒子の添加量との関係から決められる。即ち平
均粒径が0.001μ未溝の微粒子は製造が容易でなく
、また10μをこえるものは発明効果を得る上で粒子の
平均粒径と添加量との間に比例関係があり、耐ブロッキ
ング性を得るのに、樹脂微粒子を20重量06以上要し
、塗膜外観にかえって悪影響がでてくるなめ、v11脂
微粒子ノ平均粒径C1O,001〜10/l、;、n加
量は塗料全固形分に対し、0.05〜20重量26、好
ましくは0.1〜10重量%とすることが望ましい8各
粉体粒子の少なくとも表面上に、樹脂1孜拉子群が所定
割合で存在する粉体塗料は各種の方法で製造せられる。
しかしながら、最も実用的な方法は前述の樹脂微粒子を
先ず製造し、次にこの()1粒子粒子を粉体粒子製造の
任意の工程に於いて添加し、粉体粒子の少なくとも表面
上に該樹脂微粒子肝を存在せしめるため、好ましいのは
粉体粒、子に村し、(厨脂i紋粒子を添加することであ
る。ががる態様として(ま、例えば粉体の原F−1であ
る樹脂、顔1゛(、添加剤を混合し、溶融混練したのち
にそれらと樹脂微粒子とを粉砕時らしくは粉砕陵にスー
ツく−ミキサー、へン′シェルミキサー等のミキサーて
混かする方法;粉体原料から湿式分散で得られた粉体粒
子と(!J1脂微粒子をハイブリタイサーホールミル等
で混合し、樹脂微粒子表面に打ちこむ方法や、粉体粒子
を樹脂微粒子でコーティングし、連続膜(ヒする方法等
があげられる。6℃って、本願発明において樹脂微粒子
を「含む」とは上記いずれの態様をも包含するものであ
る。しかしなから本発明はこれらの製法に何ら制限され
るものではなく、例えば粉体の溶融、造粒工程において
比較的Tgの高いあるいは架橋樹脂微粒子を比較的多量
用い、粉体内にも表面上にも樹脂微粒子が存在するよう
にすることもて′きる。
本発明の粉体塗「)は粉体の少なくとも表面上に(剥指
微粒子群が存在するため、貯蔵時に粉体粒子同士が接触
するのではなく、Tgの比較的高い樹脂微粒子群同士が
接触するため常温では融着、ブロッキングのおそれがな
く、むしろすべりか′向上し、貯蔵安定性が極めて良好
であるし、無機微粒子とことなり、比較的多量に樹脂微
粒子を存在Wしめてもツヤびけ、外観不良を生じること
なく、特に非架橋の樹脂微粒子を用いた場合には、1刀
脂粒子子自体ら加熱でフローし、特段に外観の濠れな塗
膜を与えることができ、架橋樹脂微粒子を用いた場合、
膜硬度、耐候性の改善が得られる。さらに特筆すべきは
、樹脂微粒子のTg値およびSP値が前記の如く、特定
の値に制御せられており、そのことにより塗膜の耐汚染
性が格段に改善される効果が認められる点であり、従っ
て本発明にかかる粉体塗料は特に耐汚染性が重視される
家電製品等の塗装にも極めて有用である。
以下実施例により本発明を説明する。
LLLL(非架橋樹脂微粒子の合成) 攪拌機、冷却機、温度調節器を備えた反応容器に、脱イ
オン交換水380部、ノニオン性界面活性剤MON2 
(三洋化成社製)2部を仕込、攪拌温度を80℃に保持
しながら溶解し、これに開始剤:過硫酸アンモニウム1
部を脱イオン交換水10部に溶解した液を添加する。
ついでメチルメタクリレート61部、スチレン36部、
n−ブチルメタクリレート3部からなる混合溶液を60
分間を要して滴下する。滴下後、80℃で60分間攪拌
を続ける。こうして不揮発分20%、粒子径0.03〜
0.05μのエマルジョンが得られる。このエマジョン
を噴霧乾燥して、5pio、7g110℃、平均粒径0
.03〜0.05μの樹脂微粒子A−1を得た。
LLfL2−(非架橋樹脂微粒子の合成)攪拌機、冷却
機、温度調節器を備えた反応容器に、脱イオン交換水3
80部、ノニオン性界面活性剤MON2 (三洋化成社
製)2部を仕込、攪拌温度を80℃に保持しながら溶解
し、これに開始剤:過硫酸アンモニウム1部を脱イオン
交換水10部に溶解した液を添加する。
ついでメチルメタクリレート90部、スチレン33部、
n−ブチルメタクリレート4.6部、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート20部からなる混合溶液を60分間
を要して滴下する0滴下後、80℃で60分間攪拌を続
ける。こうして不揮発分20%、粒子径0.03〜0.
05μのエマルジョンが得られる。このエマルジョンを
噴霧乾燥して、5PIO1T g 50℃の樹脂微粒子
A−2を得た。
i(非架橋樹脂微粒子の合成) 攪拌機、冷却機、温度調節器を備えた反応容器に、脱イ
オン交換水380部、ノニオン性界面活性剤MON2 
(三洋化成社製)2部を仕込、攪拌温度を80℃に保持
しながら溶解し、これに開始剤:過硫酸アンモニウム1
部を脱イオン交換水10部に溶解した液を添加する。
ついでラウリルメタクリレート3部、スチレン97部か
らなる混合溶液を60分間を要して滴下する0滴下後、
80℃で60分間攪拌を続ける。こうして不揮発分20
%、粒子径0.03〜0.05μのエマルジョンが得ら
れる。このエマルジョンを噴霧乾燥して、SF3.5.
7g90℃の樹脂微粒子A−3を得た。
LLILi(非架橋樹脂粒子の合成) 攪拌機、冷却機、温度調節器を備えた反応容器に、脱イ
オン交換水380部、ノニオン性界面活性剤MON2 
(三洋化成社製)2部を仕込、攪拌温度を80℃に保持
しながら溶解し、これに開始剤:過硫酸アンモニウム1
部を脱イオン交換水10部に溶解した液を添加する。
ついでメチルメタクリレート31部、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート23部、スチレン46部からなる混
合溶液を60分間を要して滴下する0滴下後、80℃で
60分間攪拌を続ける。こうして不揮発分20%、粒子
径0.03〜0,05μのエマルジョンが得られる。こ
のエマルジョンを噴霧乾燥して、5P10.5、Tgl
ooの樹脂微粒子A−4を得た。
tJfii(粉砕非架橋粒子の調製) 後述の参考例9で合成したTg90のアクリル樹脂A−
9を粉砕機により平均粒径0.5μ程度まで微粒子化し
、非架橋樹脂粒子A−5を得た。
!LLLL(粉砕非架橋粒子の調製) 後述の参考例9で合成したTg90のアクリル樹脂A−
9を粉砕機により平均粒径15μ程度まで微粒子化し、
非架橋樹脂微粒子A−6を得た。
釡1目蜆!−(架橋樹脂微粒子の合成)攪拌機、冷却機
、温度調節器を備えた反応容器に、脱イオン交換水28
2部、ノニオン性界面活性剤MON2 (三洋化成社製
)2部およびジメチルエタノールアミンを仕込み、攪拌
温度を80℃に保持しながら溶解し、これに開始剤:ア
ゾビスシアノ吉草酸4.5部を脱イオン交換水45部と
ジメチルエタノールアミン4.3部に溶解した液を添加
する。ついでスチレン70.7部、n−ブチルアクリレ
ート94.2部、メチルメタクリレート70.7部、2
−ヒドロキシエチルアクリレート30部およびエチレン
グリコールジメチルメタクリレート4.5部からなる混
合溶液を60分間を要して滴下する。滴下後さらにアゾ
ビスシアノ吉草酸1.5部を脱イオン交換水15部とジ
メチルエタノールアミン1.4部にとかしたものを、8
0℃で60分間攪拌を続ける。こうして不揮発分45%
、粒子径0.16μのエマルジョンが得られる。このエ
マルジョンを噴霧乾燥して樹脂微粒子A−7を得た。
LLLL(架橋樹脂微粒子の合成) 攪拌機、冷却機、温度調節器を備えた反応容器に、脱イ
オン交換水282部、ノニオン性界面活性剤MON2 
(三洋化成社製)2部およびジメチルエタノールアミン
を仕込み、攪拌温度を80℃に保持しながら溶解し、こ
れに開始剤:アゾビスシアノ吉草酸4.5部を脱イオン
交換水45部とジメチルエタノールアミン4.3部に溶
解した液を添加する。ついでスチレン70.7部、n−
ブチルアクリレート94.2部、メチルメタクリレート
70.7部、2−ヒドロキシエチルアクリレート30部
およびエチレングリコールジメタクリレート 4.5部
からなる混合溶液を60分間を要して滴下する。滴下後
さらにアゾビスシアノ吉草酸1.5部を脱イオン交換水
15部とジメチルエタノールアミン1.4部に溶かした
ものを80℃で60分間攪拌を続ける。
こうして不揮発分45%、粒子径0.15〜0.3μの
エマルジョンが得られる。このエマルジョンを噴霧乾燥
して架橋樹脂微粒子A−8を得た。
l2JJ主(TG 100アクリルの合成)滴下ロート
、攪拌翼、温度計を備えたフラスコにキシレン80重量
部を仕込、130℃に加熱した。
滴下ロートを用いて、メチルメタクリレート36部、ス
チレン10部、グリシジルメタクリレート24部、ター
シャルブチルメタクリレート5部、開始剤カヤエステル
06部の溶液を上記フラスコに3時間で等速滴下した。
滴下終了後30分間保持の後、キシレン20部、カヤエ
ステル01部を滴下ロートを用いて1時間で等速滴下し
た。滴下終了後、さらに130℃で2時間保持の後、キ
シレンを減圧蒸留により除去して、5P11、TglO
Oのアクリル樹脂A−9を得た。
11匠りえ(TG70アクリルの合成ン滴下ロート、攪
拌翼、温度計を備えたフラスコにキシレン80重量部を
仕込、130℃に加熱した。
滴下ロートを用いて、メチルメタクリレート55部、ス
チレン10部、グリシジルメタクリレート30部、n−
ブチルメタクリレート5部、開始剤カヤエステル06部
の溶液を上記フラスコに3時間で等速滴下した。滴下終
了後30分間保持の後、キシレン20部、カヤエステル
01部を滴下ロートを用いて1時間で等速滴下した0滴
下終了後、さらに130℃で2時間保持の後、キシレン
を減圧蒸留により除去して7g70のアクリル樹脂A−
10を得た。
11u」(T G 407 り!J ル(7)合成)滴
下ロート、攪拌翼、温度計を備えたフラスコにキシレン
80重量部を仕込、130℃に加熱した。
滴下ロートを用いて、メチルメタクリレート19部、ス
チレン10部、グリシジルメタクリレート30部、n−
ブチルメタクリレート41部、開始剤カヤエステル06
部の溶液を上記フラスコに3時間で等速滴下した0滴下
終了f130分間保持の後、キシレン20部、カヤエス
テル01部を滴下ロートを用いて1時間で等速滴下した
。滴下終了後、さらに130℃で2時間保持の後、キシ
レンを減圧蒸留により除去してTg40のアクリル樹脂
A−11を得た。
、   12(ポリエステル塗料の調製)ER6800
(日本ポリエステル社製ポリエステル樹脂)100重量
部、フレランUl (BASF社製ブロックイソシアナ
ート)36部、酸化チタンCR5040部をヘンシェル
ミキサー(三井三池製作所社製)にて乾式混合し、つい
でコニーダーPR−46(スイス:ブス社製)にて10
0℃の温度で溶融分散し、冷却後ハンマーミルにて粉砕
し150メツシユの金網で分級し粉体粒子を得た。
11113(TG70アクリル塗料の調製)参考例10
のアクリル樹脂A−10100重量部、デカンジカルボ
ン酸24部、酸化チタンCR50°30部をヘンシェル
ミキサー(三井三池製作所社製)にて乾式混合し、つい
でコニーダーPR−46(スイス:ブス社製)にて10
0℃の温度で溶融分散し、冷却後ハンマーミルにて粉砕
し150メツシユの金網で分級し粉体粒子A−13を得
た。
$   14(TG40アクリル塗料の調製)参考例1
1のアクリル樹脂、A−111t)0重量部、デカンジ
カルボン酸24部、酸(ヒナタンCR5030部分へシ
シエルミキサー(三井三池製作所社製)にて乾式混きし
、次いでコニーダーPR746(スイス・ブス社製)に
て 100℃の温度で溶融分散し、冷却後ハンマーミル
にて粉砕し150メツシユの金網で分級し粉体粒子A−
14を得た。
11■15(エポキシ塗料の調製) エボトー1−YD−019(東部1ヒ成社製エポキシ樹
脂)  100重量部、ジシアンジアミド3部、酸(ヒ
ナタンCR504C1部をへンシエlレミキサー(三井
三池製作所社製ンにて乾式混合し、ついて・コニーダー
PR−46(スイス:ブス社製)にてI CI +)’
Cの温度で溶融分散し、冷却後ハンマーミルにて粉砕し
■50メツシュの金網で分級し粉体塗料A−15を得た
人」E倒」=(非架橋樹脂1紋粒−F−A−11%添加
ン参考例12で得た粉体塗料A−12100部に、樹脂
微粒子A−1を1部(母体粉体粒子比で196)加えて
へンシェルミキサーにて30秒乾式混合し、粉体塗料を
得た。
こうしてて゛きた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキ
ングの評価を表−1に記載したがいずれも良好な結果か
えられている。
実」1舛3工(非架橋樹脂微粒子A、−41%添加)参
考例12で得た粉体塗料A−12100部に、IM f
lrj 微粒子A −4を1部(母体粉体粒子比で1%
)加えてヘンシェルミキサーにて30秒乾式混合し、粉
体塗料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、いずれら良好な結果が
得られている。
比」計測」=(非架橋樹脂微粒子A−21%添加)樹脂
微粒子の種類をA−2とした以外は実施例1と同様にし
て、粉体塗料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したか耐汚染性は不良であった
比、11(非架橋樹脂微粒子A−31%添加)微粒子の
種類をA−3とした以外は実施例1と同様にして、粉体
塗料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、耐汚染性は不良であっ
た。
実JLIL3ユ(非架橋樹脂微粒子A−50,5%添加
)樹脂微粒子の種類をA−5とした以外は実施例1と同
様にして、粉体塗料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、いずれも良好な結果が
得られている。
!(非架橋樹脂微粒子A−60.5%添加)微粒子の種
類をA−6とした以外は実施例1と同様にして、粉体塗
料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性、ブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、外観、耐汚染性は不良
な結果が得られている。
実]L医」ユ(非架橋樹脂微粒子A−15%添加)参考
例12で得た粉体粒子A−12100部に、樹脂微粒子
A−1を5部(母体粉体粒子比で5%)加えてヘンシェ
ルミキサーにて30秒乾式混合し、粉体塗料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、いずれも良好な結果が
得られている。
比1u舛4(非架橋樹脂微粒子A−1 0,01%添加) 樹脂微粒子A−1の添加量を001部(母体粉体塗料比
で0.01%)とした以外は実施例3と同様にして、粉
体塗料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したがブロッキング、耐汚染性
は不良な結果が得られている。
ルm<非架橋樹脂微粒子A−130%添加)樹脂微粒子
A−1の添加量を30部(母体粉体塗料比で30%)と
した以外は実施例3と同様にして、粉体塗料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、外観は不良な結果が得
られている。
火]1歿5(架橋樹脂微粒子A−71,5%添加)樹脂
微粒子A−7の添加量を165部(母体粉体粒子比で1
.5%)とした以外は実施例3と同様にして、粉体塗料
を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、いずれも良好な結果が
得られている。
実]I殊美−(架橋樹脂微粒子A−81,5%添加)樹
脂微粒子の添加量を1.5部(母体粉体粒子比で1.5
%)とした以外は実施例4と同様にして、粉体塗料を得
た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、いずれも良好な結果が
得られている。
実施例7(非架橋樹脂微粒子A−15%添加/TG40
パウダー) 参考例14で得た粉体粒子A−14100部に、樹脂微
粒子A−1を5部(母体粉体粒子比で5%)加えてヘン
シェルミキサーにて30秒乾式混合し、粉体塗料を得た
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、いずれも良好な結果が
得られている。
11鰻匡(非架橋樹脂微粒子0%添加/TG40パウダ
ー) 樹脂微粒子の添加量をなしとした以外は実施例8と同様
にして、粉体塗料を得た。
こうしてできな粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、耐ブロッキング性、耐
汚染性が不良であった。
良1■影<非架橋樹脂微粒子A−11%添加/エポキシ
パウダー) 参考例15で得た粉体粒子A−15100部に、樹脂微
粒子A−1を1部(母体粉体塗料比で1%)加えてヘン
シェルミキサーにて30秒乾式混合し、粉体塗料を得た
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、いずれも良好な結果が
得られている。
比W<非架橋樹脂微粒子0%添加/ エポキシパウダー) 樹脂微粒子A、−1の添加量をなしとした以外は実施例
8と同様にして、粉体塗料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが、耐汚染性、耐ブロッキ
ング性が不良であった。
実]1舛」−(非架橋樹脂微粒子A−11%添加/ポリ
エステルパウダー) 参考例12で得た粉体粒子A−12100部に、樹脂微
粒子A−1を1部(母体粉体粒子比で1%)加えてヘン
シェルミキサーにて30秒乾式混合し、粉体塗料を得た
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが結果が得られている。
比JLLL(非架橋樹脂微粒子0%添加/ポリエステル
パウダー) 樹脂微粒子A−1の添加量をなしとした以外は実施例つ
と同様にして、粉体塗料を得た。
こうしてできた粉体塗料の外観、耐汚染性とブロッキン
グの評価を表−1に記載したが耐汚染性が不良な結果が
得られている。
(以下余白) 表−1 試験方法 1)ブロッキング性試験  粉体塗料を40℃にて1力
月貯蔵後、粉体塗料の流動性を評価。
[評価方法]○:塊がなく流動性は非常に良好。
△:少し塊があるものの、すぐほぐ れる。
×:はぐれない塊がある。
2)塗膜外観 ○:良好 △;ツヤが少し低下し、 ラウンドが少し生じる ×:不良(ツヤがほとんどなく、 ラウンドも多い) 3)耐汚染性 ■ヱ〉−1りj1逮− [評価方法]塗膜の耐溶剤試験の代用特性もしくは子供
のいたずら対策として、マジ ックで塗膜に線を引き、−日後にメ タノールで軽く拭き取る程度でどの レベルまで除去できるかを、評価す る簡易試験法。
○:マジックの後が、全く残らない。
Δ:マジックの後が少し残っている。
×:塗膜にマジックがしみこんで、拭 き取る前とほとんどかわらない。
■2ヱ(シロ」紀 [評価方法]家電のタバコのヤニの洗浄性を評価する目
的でされる試験法で、タバコ 2本(ピース)の煙を充満させた容 器に塗板を24時間密閉した後、中 性洗剤と水で洗い流された程度を色 差と目視で評価するもの。
○ニタバコに汚染された部分と、汚染される前の色差(
△b)が0.3未満 △:タバコに汚染された部分と、汚染される前の色差(
△b)が0.3以上〜 1未満 ×:タバコに汚染された部分と、汚染される前の色差(
△b)が1以上 特許出願代理人

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各粉体粒子の少なくとも表面上に、ガラス転移温
    度が80〜150℃で、SP値が9〜15の平均粒子径
    0.001〜10μの樹脂微粒子を有し、該樹脂微粒子
    含量が塗料全固形分に対し、0.05〜20重量%であ
    る粉体塗料。
  2. (2)樹脂微粒子が、架橋もしくは非架橋アクリル樹脂
    微粒子である請求項第1項記載の粉体塗料。
JP63333989A 1988-12-29 1988-12-29 粉体塗料 Pending JPH02178361A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63333989A JPH02178361A (ja) 1988-12-29 1988-12-29 粉体塗料
CA002006930A CA2006930C (en) 1988-12-29 1989-12-29 Powder coatings
US07/458,542 US5034432A (en) 1988-12-29 1989-12-29 Powder coatings
KR1019890020624A KR0147370B1 (ko) 1988-12-29 1989-12-29 분말 코팅
AU47631/90A AU631592B2 (en) 1988-12-29 1990-01-03 Powder coatings

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63333989A JPH02178361A (ja) 1988-12-29 1988-12-29 粉体塗料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02178361A true JPH02178361A (ja) 1990-07-11

Family

ID=18272248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63333989A Pending JPH02178361A (ja) 1988-12-29 1988-12-29 粉体塗料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02178361A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04249585A (ja) * 1990-12-28 1992-09-04 Somar Corp 静電塗装用エポキシ樹脂粉体組成物
JPH11349867A (ja) * 1998-05-26 1999-12-21 Creanova Spezialchem Gmbh 静電塗装用の粉末塗料
JP2001294805A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Nippon Paint Co Ltd 粉体塗料組成物
JP2011046854A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 光硬化性塗料
JP4697996B2 (ja) * 1999-04-13 2011-06-08 三井化学株式会社 熱硬化性粉体塗料組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04249585A (ja) * 1990-12-28 1992-09-04 Somar Corp 静電塗装用エポキシ樹脂粉体組成物
JPH11349867A (ja) * 1998-05-26 1999-12-21 Creanova Spezialchem Gmbh 静電塗装用の粉末塗料
JP4697996B2 (ja) * 1999-04-13 2011-06-08 三井化学株式会社 熱硬化性粉体塗料組成物
JP2001294805A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Nippon Paint Co Ltd 粉体塗料組成物
JP2011046854A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 光硬化性塗料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU631592B2 (en) Powder coatings
JP5010806B2 (ja) 粉体塗料組成物及びアルミホイールの塗装方法
CA2405522C (en) Powder coating composition, method for the curing thereof, and articles derived therefrom
JPS62292869A (ja) 粉体塗料
JPH09500415A (ja) エポキシ含有ポリマーおよびポリ酸硬化剤をベースにした粉末コーティング組成物
EP0501666A1 (en) Water-based resin dispersion and resin composition for coating
JPS5840367A (ja) 水性塗料組成物およびその製法
US4046728A (en) Polyvinyl chloride terpolymer powder coating composition
CN109196065A (zh) 耐磨损和耐碎裂的建筑组合物
JPH02178361A (ja) 粉体塗料
WO2024001550A1 (zh) 一种耐高温可剥离防腐涂料及其制备方法和应用
EP0389080B1 (en) Powder coatings
JP2711036B2 (ja) 粉体塗料及び粉体塗料用原料
CA2091515C (en) Wrinkle finish powder coatings
US10017685B2 (en) Controlled release granule with water resistant coating
AU660540B2 (en) Improved glycoluril powder coating compositions
JP2910863B2 (ja) 超耐久性積層体
JP2840953B2 (ja) 粉体塗料
JP4495280B2 (ja) 熱硬化型粉体塗料組成物
US2567108A (en) Unsubstituted ethylene polymer coating compositions
BR112019003612B1 (pt) Composição de revestimento, e, método para preparar a composição de revestimento.
JP6540137B2 (ja) 熱硬化性粉体塗料、熱硬化性粉体塗料の製造方法、塗装品、及び塗装品の製造方法
JPH03152168A (ja) 水性樹脂分散液
CN100547008C (zh) 热固性粉末涂料及其制备方法
JPS6016476B2 (ja) スラリー状粉末塗料組成物