JPH0217785A - ディジタル画像信号エンコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 輝度信号と色差信号をディジタル処理によりディジタル
複合カラー画像信号に変調するディジタル画像信号エン
コーダに関し。

標本化周波数が色副搬送波の整数倍になっていない場合
でも、ディジタル処理により輝度信号。

色差信号から複合カラー画像信号を作成することができ
る回路規模の小さいディジタルテレビ信号エンコーダを
提供することを目的とし。

所定周期の標本化クロツクを発生する標本化クロック発
生回路と、この所定の標本化周期でディジタル色副搬送
波と同相のディジタル正弦波信号と位相を９０度進めた
ディジタル余弦波信号とを発生する色副搬送波発生回路
と１色副搬送波発生回路のディジタル正弦波信号および
ディジタル余弦波信号を用いて二つのディジタル色差信
号を直角変調して搬送色差信号を発生する直角変調回路
と、直角変調回路の搬送色差信号にディジタル輝度信号
を合成してディジタル複合カラーテレビ信号を発生する
合成回路とを具備してなる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は輝度信号と色差信号をディジタル処理によりデ
ィジタル複合カラー画像信号に変調するディジタル画像
信号エンコーダに関する。

現在、カラーテレビ信号のディジタル化が進められてお
り５国際標準化に向けてＣＣＩＲ（国際無線諮問委員会
）では標本化クロックとして現在の二つのテレビジョン
方式（ＮＴＳＣ方式とＰＡＬ方式）に共通に対応できる
１　３．５　ＭＨｚを勧告している。したがって、かが
る１　３．５　ＭＨｚの標本化クロックに対応できるデ
ィジタル変調回路の開発が必要とされている。

〔従来の技術〕

例えばテレビ会議電話などでは自分側の画像情報をディ
ジタル公衆回線を介して相手側に送る。

この場合、ディジタル公衆回線の有効利用を図るべく、
一般のテレビ放送とは相違して複合カラー画像信号を送
信するのではなく９画像情報として輝度信号と色差信号
を直接に高清率符号化してディジタル公衆回線を介して
相手側に送る。

相手側では受信した輝度信号と色差信号から複合カラー
画像信号を作り出し、これを一般のカラーテレビ受像機
に人力して画像を表示するようにしている。

この複合カラー画像信号を作るには、受信した輝度信号
と色差信号は共にディジタル信号であることから、ディ
ジタル処理によるカラーエンコーダで作成することが知
られている。

従来、ディジタル方式のカラーエンコーダとしては、標
本化クロックの周波数が色副搬送波周波数の整数倍（例
えば４倍）となっていたため、ｉｌｌｌｌ差色差信号る
ための直角変調に必要な正弦波色副搬送波と９０度位相
が進んでいる余弦波を作り出すには、単に正弦波色副搬
送波を１標本化クロフク分だけ遅らせるだけのＷｉ単な
回路で実現できた。

とごろが、標本化クロックの周波数がＣＣＩＲ勧告に従
って１３．５　ＭＨｚとなると、この１３．５ＭＨｚと
いう周波数は色副搬送波の周波数（ＮＴＳＣ方式では３
．５７９５４５ＭＨｚ）の整数倍となっていないため、
前述のように余弦波を簡単に作り出すことが困難になる
。

このため、従来は第５図に示されるように、ディジタル
輝度信号Ｙ、ディジタル色差信号Ｃ１＋０２をそれぞれ
Ｄ／Ａ変換器５１．５２．５３でディジタル／アナログ
変換してアナログ信号とした後に、アナログ式のカラー
エンコーダ５４に入力して複合カラー画像信号を作成し
ている。このカラーエンコーダ５４では、二つの色差信
号Ｃ１＋０２は色副搬送波で直角変調されて搬送色差信
号とされ、この搬送色差信号に輝度信号をのせてＮＴＳ
Ｃ方式複方式複合−カラー画像信号する。

〔発明が解決しようとする課題〕

第５図のアナログ的に複合カラー画像信号を作成する方
法では、３個のＤ／Ａ変換器が必要となり３回路規模が
大きくなる。また変調動作がアナログ処理により行われ
るため、ディジタル処理方式に比べて安定性が悪くなり
、調整方法も複雑となる。

したがって本発明の目的は、標本化周波数が色副搬送波
の整数倍になっていない場合でも、ディジタル処理によ
り輝度信号１色差信号から複合カラー画像信号を作成す
ることができる回路規模の小さいディジタルテレビ信号
エンコーダを提供することにある。

〔課題を解決する手段〕

第１図は本発明に係る原理ブロックである。本発明に係
るディジタルテレビ信号エンコーダは。

所定周期の標本化クロックＣＬＫを発生する標本化クロ
ック発生回路２１と、標本化クロンク発生回路２１の所
定標本化周期でディジタル色副搬送波と同相のディジタ
ル正弦波信号ｓｉｎと位相を９０度進めたディジタル余
弦波信号ｃｏｓとを発生する色副搬送波発生回路２２と
１色副搬送波発生回路２２のディジタル正弦波信号ｓｉ
ｎおよびディジタル余弦波信号ｃｏｓを用いて二つのデ
ィジタル色差信号Ｃ１＋　Ｃ２を直角変調して順送色差
信号Ｅｃを発生する直角変調回路２３と、直角変調回路
２３の搬送色差信号Ｅｅにディジタル輝度信号Ｙを合成
してディジタル複合カラーテレビ信号ＴＶを発生する合
成回路２４とを具備してなる。

〔作用〕

標本化クロック発生回路２１で発生された標本化クロッ
クＣＬＫを用いて色副搬送波発生回路２２でディジタル
信号の正弦波信号ｓｉｎおよび余弦波信号ｃｏｓを発生
し、これを直角変調回路２３に送る。直角変調回路２３
ではこの正弦波信号ｓｉｎおよび余弦波信号ｃｏｓを二
つの色差信号ＣＩ　＋　Ｃ２で直角変調して搬送色差信
号Ｅｃ、を作る。この搬送色差信号Ｅｃと輝度信号Ｙを
合成回路２４で合成してディジタル化された複合カラー
画像信号ＴＶを作る。

〔実施例〕

以下１図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明にがかる一実施例としてのディジタル内
像信号エンコーダを示すブロック図である。このエンコ
ーダは１３．５　ＭＨｚで標本化されている輝度信号Ｙ
１色差信号Ｃ，，Ｃ，を、同じ（１３、５Ｍ　ｌｌｚの
標本化クロックを用いてＦＪ　Ｔ　Ｓ　Ｃ方式のディジ
タル複合カラー画像信号ＴＶに合成するものである。

第２図において１　ｒＳは１３．５　ＭＨｚの標本化ク
ロック、　Ｖｓｙｎは垂直同期信号、　Ｈｓｙｎは水平
同期信号である。この標本化クロフクｆＳ、垂直同期信
号Ｖｓｙｎ、水平同期信号Ｈｓｙｎはそれぞれ画素カウ
ンタ１．ラインカウンタ２に入力される。

画素カウンタ１は垂直同期信号Ｖ　ｓｙｎを開始点とし
てｌ水平同期期間を８５８のサンプリング点に分割する
ためのカウンタであり、■走査線あたり８５８の画素パ
ルスＰｐをタイミング回路４゜正弦波発生回路５．およ
び余弦波発生回路６に出力し、これと共に水平同期検出
パルスｐｈをラインカウンタ２およびライン分周回路３
に出力する。

ラインカウンタ２は１垂直向期期間を５２５の水平同期
期間に分割するためのカウンタであり。

■フレームあたり５２５のラインパルスＰＬをタイミン
グ回路４に出力する。

ライン分周回路３は１走査線ごとに色副搬送波の極性を
反転するための２分周パルスを正弦波発生回路５および
余弦波発生回路６に送出する。このライン分周回路３が
必要なのは、ＮＴＳＣ画像信号ではライン単位で位相が
１８０度ずれ°ζいるためである。

正弦波発生回ｖＩＩ５はｉ！ｉ素カウンタ１からの画素
パルスＰｐに応じて１３．５ＭＨｚの周波数で標本化さ
れた色副搬送波である正弦波ｓｉｎを発生して乗算器７
に送出する。一方、余弦波発生回路６は画素パルスＰｐ
に応じて１３．５Ｍ＆の標本化周期の余弦波ｃｏｓを発
生して乗算器８に送出する。これら正弦波発生回路５お
よび余弦波発生回路６はライン分周回路３からの２分周
パルスに応じて出力極性を１ライン毎に反転する。これ
ら正弦波発生回路５および余弦波発生回路６はＲＯＭで
実現することができる。

乗算器７．８はディジタル色差信号Ｃ１＋　Ｃ２にそれ
ぞれ正弦波ｓｉｎ　＋余弦波ｃｏｓを乗じ、その結果の
出力は加算器９で合成される０、それにより色差信号Ｃ
１＋　’Ｃ２で正弦波３１０　を余弦波ＣＯ３の直角変
調を行って搬送色差信号Ｅｃを作り、これをセレクタ１
０の一つの入力端子に入力する。

セ１／クタ１０の他の入力端子にはカラーバースト信号
ＣＢが入力されており、タイミング回路４からの制御パ
ルスによって搬送色差信号Ｅｃまたはカラーバースト信
号ＣＢを選択し、第３図に示されるような合成搬送色差
信号を作成する。このセレクタＩＯの選択出力は加算器
１１の一つの入力端子に送られる。

ディジタル輝度信号Ｙはセレクタ１２の一つの入力端子
に入力されており、セレクタ１２の他の入力端子には垂
直同期信号Ｖｓｙｎ　、水平同期信号Ｈｓｙｎ、等価パ
ルス等の同期信号が入力される。

セレクタ１２はタイミング回路４からの制御パルスによ
って輝度信号Ｙまたは同期信号を選択し。

第４図に示されるような、同期信号を含んだ輝度信号を
作成する。

セレクタ１２の選択出力は加算器１１の（白寿の入力端
子に入力されてセレクタ１０からの選択出力と合成され
る。

この実施例装置の動作を以下に説明する。

ＮＴＳＣ方式の複合カラー画像信号ＴＶは、輝度信号を
Ｙ、二つの色差信号をｃ、＋　Ｃ２１色副搬送波の角周
波数をωＳとすれば。

ＴＶ＝Ｙ＋Ｃ１ｃｏｓ（ωｓ　ｔ）　＋Ｃ２５ｉｎ（ω
ｓ　　ｔ）で表される。この５ｊｎ（ωｓ　　ｔ）およ
びｃｏｓ　（ωｓ　　ｔ）は正弦波発生回路５および余
弦波発生回路６で発生される。

すなわち、正弦波発生回路５は画素カウンタ１からの画
素パルスＰｐに基づいて１３．５　Ｍ　ｔｌｚの周期で
ディジタルデータからなる正弦波５ｉｎ（ω３　　Ｂを
発生し、同様に周波数余弦波発生回路６は余弦波ｃｏｓ
　（ωｓ　　ｔ）を発生する。これらの出力波はライン
分周回路３からの２分周パルスによって１走査線ごとに
極性が反転される。よって正弦波発生回路５は２ライン
周期の色１３１Ｉｌｌｌ送波５ｉｎ（ａｓｓ　　ｔ）を
発生し、一方、余弦波発生回路６はこの色副搬送波と９
０度位相がずれた色副搬送波ｃｏｓ　（ωｓ　Ｌ）を発
生する。ここで画素カウンタ１は垂直同期信号Ｖｓｙｎ
によってリセットがかけられるようになっており、した
がって垂直同期信号Ｖｓｙｎにより色副搬送波の開始点
が求められる。

正弦波発生回路５および余弦波発生回路６において発生
された正弦波５ｉｎ（ωｓ　　ｔ）および余弦波ｃｏｓ
ｃωｓ　　ｔ）は、それぞれ色差信号Ｃ２，Ｃ，で変調
されて加算器９で合成されることにより直角変調され、
その結果の搬送色差信号Ｅｃには、第３図に示されるよ
うに、セレクタｌＯでカラーバースト信号ＣＢが付加さ
れて加算器１１に送出される。加算３１１ではこの搬送
色差信号に、第４図に示されるようなセレクタ１２で同
期信号を付加された輝度信号Ｙが加算され、それにより
ディジタル化された複合カラー画像信号ＴＶが作られて
出力される。このディジタル化された複合カラー画像信
号ＴＶは９図示しないＤ／Ａ変換器でアナログ信号に変
換された後に、一般のカラーテレビ受像機に与えられ１
画像表示される。

〔発明の効果〕

本発明によれば、標本化周波数が色副搬送波の整数倍に
なっていない場合でも、ディジタル処理により輝度信号
１色差信号から複合カラー画像信号を作成することがで
きる。この処理はアナログ処理で行われるのではないの
で、安定性がよく。

また複雑な調整も必要ではない、さらにＤ／Ａ変換器の
数も削減することができるため、ＬＳＩ化による回路規
模の小型化も可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る原理ブロック図。 第２図は本発明の一実施例としてのディジタル画像信号
エンコーダを示すブロック図。 第３図は搬送色差信号を示す波形図。 第４図は同期信号を含んだ輝度信号を示す波形図、およ
び 第５図は従来のアナログ式のカラーエンコーダを示すブ
ロック図である。 図において。 １一画素カウンタ ２−　ラインカウンタ ３−ライン分周回路 ４−タイミング回路 ５−正弦波発生回路 ６−余弦波発生回路 ７．８−乗算器 ９．１１−加算器 １０．１２−ｍ−セレクタ Ｙ−一輝度信号 Ｃ１，Ｃ２−・−色差信号 Ｅｃ　　・−搬送色差信号 ＴＶ−ディジタル化された複合カラー画像信号不発３月
に４采３原理フ゛ロツ２コ 第１図 ＶＳＹＮ　、　Ｈ５ＹＮ 二今ヨ月の声局イ列 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 所定周期の標本化クロックを発生する標本化クロック発
   生回路（２１）と、 該標本化クロック発生回路（２１）の所定標本化周期で
   ディジタル色副搬送波と同相のディジタル正弦波信号と
   位相を９０度進めたディジタル余弦波信号とを発生する
   色副搬送波発生回路（２２）と、 該色副搬送波発生回路（２２）のディジタル正弦波信号
   およびディジタル余弦波信号を用いて二つのディジタル
   色差信号を直角変調して搬送色差信号を発生する直角変
   調回路（２３）と、 該直角変調回路（２３）の搬送色差信号にディジタル輝
   度信号を合成してディジタル複合カラーテレビ信号を発
   生する合成回路（２４）と を具備してなるディジタル画像信号エンコーダ。