JPH02177846A

JPH02177846A - 麺帯製造装置

Info

Publication number: JPH02177846A
Application number: JP32930188A
Authority: JP
Inventors: Hisataka Okamochi; 岡持　寿隆
Original assignee: EKUSHIMU SHOKAI KK
Current assignee: EKUSHIMU SHOKAI KK
Priority date: 1988-12-28
Filing date: 1988-12-28
Publication date: 1990-07-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、鮫子、しゅうまい、饅頭などの皮即ち麺皮あ
るいは、うどん、そば等の麺製品の製造に用いられる麺
帯を製造する装置に関するものであり、更に詳しくは、
かかる麺帯の熟成時間を極端に短縮することのできる麺
帯製造装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の麺帯は、加水した小麦粉などの麺帯材料をホッパ
からスクリューコンベアを内蔵したバレル内へ送り込み
、駆動装置により回転される該スクリューコンベアによ
って該材料をバレル内で混練しながら前進させて吐き出
口から麺帯として吐き出す形式のものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この様に吐き出口から吐出された麺帯は、その後自然の
熟成をまって、例えば麺皮など所望の形態としてから使
用されるのが常であり、麺帯の熟成には可成りの時間を
必要とし、作業能率の点で問題があった。

〔問題点を解決するだめの手段〕

そこで、本発明者は、鋭意熟成時間の短縮を図るべく種
々研究の結果、スクリューコンベアによるバレル内での
混練を、減圧下で行うことにより、そのメカニズムは未
だ十分に解明されてないが、意外にも、熟成時間を極端
に短縮できることを発見し、本発明を完成するに至った
。即ち、本発明は、スクリューコンベアを内蔵したバレ
ルの外周に吸出口を設け、ボース等を介して真空ポンプ
に連結すると共に減圧調整弁を設け、それによって、熟
成度を適宜に加減し得る構成としたものである。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例について説明する。

先ず、第１図及び第２図において、麺帯機の台部１は、
真空ポンプ２を内蔵しており、台部１の上部には、麺体
材料である加水されたメリケン粉を混練するためのスク
リューコンベア３及び４を内蔵したバレル５及び６が、
バレル締イ」具７，８により取りイ」けられている。

バレル６は、メリケン粉送り込みホッパ９と一体に形成
されており、送り込みホッパ９の上方には、同じく台部
１に設けられたメリケン粉攪拌ホッパ１０の落し口１１
が開口している。攪拌ホッパ１０内には、その上方に設
けられたホッパモータ１２により駆動されるＬ字形の攪
拌羽根１３がホッパの底部近くまで延びている。また、
送り込みホッパ９の上部には、モータ付込り込み装置１
４が設けられており、押し込み装置には、モータにより
駆動される回転板１５に偏心的に撹拌棒１６が遊着され
て、回転板１５の回転に従って上下動する様に構成され
ており、その下端は下降時にスクリューコンベア４の直
上に達する様になっている。

バレル５の後端のフランジとバレル６の先端フランジと
の間には真空保持用スペーサ１６が介装されている。

スクリューコンベア３の後端と同４の先端とは、第４図
で示す様にスペーサ１６の中央を貫通する一方の嵌合軸
と他方の嵌合孔とにより連結されており、図示されてい
ない駆動源により一体となった駆動される様になってい
る。スペーナ１６には、各バレルの内周面に沿って複数
個の孔１７が等間隔で周設されており混練生地の通路を
構成している。バレル５の上部後端には減圧用開口１８
が穿設されており、夕・ノブ部１９を経てホース２０に
より台部内の真空ポンプ２に連結されている。

尚、図中において、第２のスクリューコンベア（４）は
長い１個のものとして示されているが、バレル（６）内
への据え付は及び掃除のための取外しを容易にするため
、これを２個の連結したものとすることも勿論可能であ
る。

図中２１は、スクリューコンベアの速度調節用ダイアル
、２２は、ホッパモータ操作盤、２３ば、スクリューコ
ンベア用スイッチ、２４は真空ポンプ用スイ・ノブ、２
５は麺帯厚さ調節用ハンドル、２６は該ハンドルの固定
具、２７はホッパ用の調節ハンドル、２８は８ｂ　８１
１節ハンドルのストッパ、２９は麺帯吐出口、３０は真
空ポンプで吸出された水分のドレンコック、３１は真空
調節バルブである。

〔発明の作用及び効果〕

本発明は、以上詳細に説明した如く構成されているので
、ホッパモータ操作盤を操作してホッパモータを作動さ
せ、ホッパ内で加水され攪拌羽根で攪拌されたメリケン
粉などの麺帯材料は落し口１１から下方の送り込みホ・
７パ９へ投入され、この様にして落下した麺帯材料は、
スクリューコンベア用スイッチの操作により作動する駆
動源（図示せず。）により回転中のスクリューコンベア
４に載せられ、且つ、モータ付押込装置１４の回転板１
５に遊着された撹拌棒１５″の上下動により確実にスク
リューコンベア４」二へ押圧されてバレル６の先端へ確
実に送り込まれ、バレル６の内壁と接触しながらよく混
練される。次いで、この様にして混練された麺帯材料は
、真空保持スペーサ１６に穿設された複数個の孔１７を
通ってバレル５へ押し込まれて更にスクリューコンベア
３により混練された後吐出口２９から麺帯として吐き出
されるが、真空ポンプスイッチ２４を操作して真空ポン
プ２を駆動し、バレル５の後端に穿設された開口１８、
タップ１９及びホース２０を通ってバレル内を減圧する
と、未だそのメカニズムが十分には解明されていない意
外結果の即ち、熟成時間の画期的短縮という効果が得ら
れ、これまで通常１時間もかかった熟成を真空に近いケ
ースでは、約４分の１の１５分で達成することができる
。この場合、真空ポンプを調節することにより、任意の
所望の熟成度及び熟成時間に調節することができること
はいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係わる麺帯製造装置の正面図、第２
図は、同側面図、第３図は一部断面正面図、第４図は、
同装置中の麺帯材料混練部の一部断面分解図である。符号の説明１　・・・台、　２・・・真空ポンプ、３・・・第１の
スクリューコンベア、４・・・第２のスクリューコンベア、５・・・第１のバレル、　６・・・第２のバレル、１６
・・・スペーサ、　１８・・　減圧用開口、１９・・・
タップ部、　２０・・・ホース。特許出願人　　エクシム商会株式会社代　理　人　　弁理士　鈴木守三部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一端が麺帯吐出口に取外し自在に連結され台（１
）上に据え付けられた第１のバレル（５）と、該第１の
バレルの他端に真空保持兼軸受用のスペーサ（１６）を
介して取外し自在に連結され上壁の一部がホッパ（１０
）から麺帯材料を落し込むために開口している第２のバ
レル（６）と、第１のバレル内に取出し自在に収容され
た第１のスクリューコンベア（３）と、第２のバレル内
に取出し自在に収容された第２のスクリューコンベア（
４）と、真空ポンプ（２）とを有し、第１または第２の
スクリューコンベアには両者を連結するための連続用軸
部が設けられており、且つ第２のスクリューコンベアは
駆動源に取外し自在に連結されており、スペーサにはそ
の中央に該連結用軸部を支承するための貫通孔（１７）
及び各バレルの内周面に略々対応する位置に周設された
複数の材料通過用の孔（１７′）が設けられており、第
１のバレル（５）の周壁の一部にはタップ部（１９）及
びホース（２０）を経て前記真空ポンプ（２）に連通す
るための開口（１８）が穿設されていることを特徴とす
る麺帯製造装置。