JPH02177706A - オフセット電圧をゼロにし差信号の共通モード電圧を調整する補償回路 - Google Patents

オフセット電圧をゼロにし差信号の共通モード電圧を調整する補償回路

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JPH02177706A
JPH02177706A JP1223340A JP22334089A JPH02177706A JP H02177706 A JPH02177706 A JP H02177706A JP 1223340 A JP1223340 A JP 1223340A JP 22334089 A JP22334089 A JP 22334089A JP H02177706 A JPH02177706 A JP H02177706A
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John J Quintus
ジョン・ジェイ・クインタス
Michael S Sheehan
マイケル・スコット・シェーハン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は、デジタル磁気テープ駆動装置、磁気ディス
ク装置等のようなデジタル磁気記録装置中で使用される
電気回路に関し、特に磁気読取りヘッドからの電気信号
をデジタルデータに変換するために使用される回路に関
する。 [従来技術] デジタル磁気テープ駆動装置はコンピュータで発生され
た大量のデジタルデータを磁気記録テープに番槓するた
めに普通に使用されている。例えばそのような磁気テー
プ駆動装置はコンパクトな長時間のデータ蓄積を行うた
めにハードディスク駆動装置に蓄積された大量のコンピ
ュータデータをバックアップするために使用されている
。 デジタルデータ(1および0)はテープその他の磁気媒
体(ディスク等)上に磁気媒体の表面に近接した書込み
ヘッドにより発生された磁界の変化によって蓄積される
。磁界の変化は記録磁気媒体の表面上の粒子の磁極を書
込みヘッドにより発生された磁界の方向にしたがって整
列させる。したがってデジタルの1とのは粒子の磁極の
整列によって磁気媒体上に表される。デジタルの1との
を磁界の変化に変換し、したがって磁気媒体上の粒子の
磁極の整列に変換するために多数の異なった符号化方法
が使用されている。このような符号化方法のいくつかの
例としては・リターン−ツーφゼロ(RZ)符号化法、
ノンリターン・ツー・ゼロ(NRZ)符号化法、ノンリ
ターン・ツー・ゼロ反転(NRZI)符号化法、位相符
号化法(P E)等がある。 データが磁気媒体から再生されるとき、この磁気媒体は
磁気媒体表面に近接して位置する読取りヘッドを通過す
る。読取りヘッドは磁気媒体が通過するとき磁気媒体表
面上の磁気粒子の整列によって生じた磁界変化を感知す
る。読取りヘッドは磁界変化に応じた小さな電圧を発生
する。発生されたヘッド電圧は増幅され関係する読取り
回路に供給され、そこでヘッド電圧は磁気媒体上に記録
されたもとのデジタルデータに対応するデジタルデータ
に変換される。読取り回路は磁界変化に対応するヘッド
電圧中のピークを感知することによってこれを行う。ピ
ークは増幅されたヘッド電圧を微分して増幅されたヘッ
ド電圧のピークに対応する等しい大きさを有する微分電
圧の微分対を与えることによって検知される。等しい大
きさが生じるときは読取り回路中のしきい値検出回路に
よって検出され、等しい大きさの発生のタイミングは再
生されるべきデータがデジタル1であるか0であるかを
決定するために使用される。微分電圧の対の、電圧が等
しい大きさである時点は電圧対のゼロ交差と呼ばれる。 しかし当業者はゼロ交差に′おいて対の電圧がゼロでな
い大きさを有することもあることが理解できるであろう
。 上記の技術によってデジタルデータの再生に成功するた
めには、読取り回路は微分電圧の零交差点の正確な位置
を定めることが重要である。典型的なテープ読取り回路
は読取りヘッドからの信号を使用信号レベルに増幅する
増幅回路を使用する。 しきい値検出回路よりも前で微分信号を増幅するために
別の増幅回路が使用される。増幅回路中の不完全性のた
めに増幅器の各段は増幅された信号中にされたエラーを
誘起する主要部分であり、微分された信号のゼロ交差の
時間的位置にエラーを有する出力信号を与える。これら
のエラーは例えばオフセットがゼロでならなければなら
ないとき、および、または微分出力において共通モード
電圧オフセットを有するときそれらの微分された出力電
圧中の微分電圧オフセットを有する増幅器によって生じ
る。磁気媒体上の高いデータ密度に対しては、ゼロ交差
信号のタイミングにおける小さなエラーでもデジタルデ
ータの正確な再生を妨害する可能性がある。 [発明の解決すべき課題] 既知の磁気記録および再生装置は微分および共通モード
電圧オフセットを減少させるために増幅器段を調整する
補償回路を備えている。しかしながら既知の補償回路は
一般的にポテンシオメータ等のような手動調整装置を含
み、それらは所望のオフセット電圧を与えるように工場
で調整されている。しかしながらこのような調整は広い
温度範囲にわたって適切であることはまれであり、さら
に時間的に変化する。さらに補償回路の手動調整磁気テ
ープ駆動装置のような大量生産装置には望ましいもので
はない。したがって最初の手動調整を必要とせず、温度
および時間による部品の変化を自己補償する微分および
共通モード電圧オフセットを調整する自動的システムの
必要性が存在している。 [課題解決のための手段] この−発明は、テープヘッド読取り回路中で使用する補
償回路に関する。この補償回路は差動増幅器からの非反
転および反転出力信号間の出力オフセット電圧を消去す
る。この回路はまた差動増幅器の出力の共通モード電圧
を調整し、それを既知の基準値に設定する。 この発明の補償回路は、まず差動増幅器からの非反転お
よび反転出力信号のDC成分を2個の合算接続部のそれ
ぞれにおいて分離する。各成分は各出力信号のAC成分
を他の出力信号のDC成分と交差結合することによって
分離する。差動増幅器出力信号のAC成分は実質的に等
しく互いに反対であり、AC成分は合算接続部において
互いに消去されるので合算接続部における電圧は2つの
出力信号の一つのDC成分のみよりなる。 差動増幅器の出力のDC成分は演算増幅器の入力信号と
して与えられる。演算増幅器は差動増幅器からの非反転
および反転出力信号のDC成分間の微分オフセット電圧
に比例する出力信号を発生する。演算増幅器からの出力
信号は演算増幅器から差動増幅器へのフィードバックを
行うために差動増幅器の利得制御調整入力へ入力信号と
して与えられる。このフィードバックは実質上ゼロに等
しい大きさに差出力電圧を維持するために差動増幅器の
出力のDC差動オフセットの連続的調整を行う。 補償回路はざらに差動増幅器からの非反転および反転出
力信号の共通モードDC電圧を既知の基準電圧に設定す
る。合算接続部における分離されたDC成分は第2の演
算増幅器の第1の入力端子へ入力として与えられる。既
知の基準電圧はこの演算増幅器の第2の入力端子へ入力
として与えられる。第2の演算増幅器は第コの入力の電
圧と第2の入力の基準電圧との間の差に応じた出力信号
を出力する。第2の演算増幅器からの出力信号は1対の
電圧分割回路網の各節1の入力へ入力信号として与えら
れる。電圧分割回路網の第2の入力は差動増幅器からの
出力信号を受けるように接続されている。電圧分割回路
網の出力は電圧分割回路網の第1と第2の入力における
信号に応じた出力信号2を生成する。第2の演算増幅器
は差動増幅器からの出力信号の共通モード電圧レベルに
応じてその出力電圧を自動的に調整し、そのため電圧分
割回路網の出力信号のDC成分は実質上一定になり、実
質上基準電圧に等しくなる。好ましい実施例では差動増
幅器からの出力信号の共通モード電圧が増加するとき、
電圧分割回路網の終端電圧は減少し、共通モード電圧が
減少すれば終端電圧は増加する。 [実施例] この発明の詳細な説明する前に、この発明によって解決
される問題がよく理解できるように磁気テープ駆動装置
中の読取り回路の一例について動作を説明する。 読取り回路の一例および発明の解決すべき問題の説明 第1図は磁気テープ駆動装置の読取り回路100のブロ
ック図である。図示のように、読取り回路100は読取
りヘッド110を備えている。よく知られているように
、記録された磁気テープ部分114が読取りヘッド11
0を通過するとき、磁気テープ部分114上の粒子の磁
気方位によって生じた磁界の変化は読取りヘッド110
に小さな電気信号電圧を誘起する。これらの小さな読取
り電圧は読取りへラド110から時間的に変化する差動
出力信号として出力される。電圧は非常に小さいから、
読取りヘッド110の出力信号は読取りヘッド増幅器1
.20の非反転(+)入力端子122および反転(−)
入力端子124へ差動入力信号として与えられる。 読取りヘッド増幅器120はテキサスインスッルメント
社から市販されているT L 040型のような差動ビ
デオ増幅器であることが好ましい。 よく知られているように、読取りヘッド増幅器120は
非反転出力端子12f3と反転出力端子128の間の差
出力信号を出力し、それは入力端子122と124の間
の電圧差に比例する。第2図の波形130は読取りヘッ
ド増幅器120の非反転出力端子12Bにおける出力信
号の一例を示している。同様に第2図の波形132は読
取りヘッド増幅器120の反転出力端子128における
出力信号の一例を示している。波・形130および13
2は差出力信号を表し、波形130の大きさが増加する
とき波形132の大きさは減少し、或いはその反対であ
る。波形130および132は理想的なものとして示さ
れ、両方の波形は破線134で示された共通モード電圧
レベルを同時に横切る。 第1図の読取り回路looのような典型的な読取り回路
においては、読取りヘッド増幅器120からの増幅され
た出力信号は読取りヘッド110の電圧出力からデジタ
ルデータを導出する回路によって直接使用されない。従
来の技術で知られているようにデジタル情報はテープ1
14上の粒子の磁界の最大変化率に対応する読取りヘッ
ド電圧の大きさのピークにより符号化される。これらの
ピークは波形130では位置140と142で示され、
波形132では位置144と146で示されている。一
般的に信号における相対的な最大値を検出するよりも、
特定の電圧しきい値を信号が横切る時点を検出するほう
が容易である。さらに読取りヘッド増幅器120からの
増幅された出力信号は不所望な高周波雑音を含んででい
る。したがって読取り回路100はさらに非反転入力端
子152、反転入力端子154、非反転出力端子15B
、反転出力端子158を有する差動微分ローパスフィル
タ150を具備している。 その非反転入力端子152は読取りヘッド増幅器120
の非反転出力端子126に接続されて非反転出力信号を
受け、反転入力端子154は読取りヘッド増幅器120
の反転出力端子12gに接続されて反転出力信号を受け
る。 一例において微分ローパスフィルタ150は第3図に示
すように微分およびフィルタ作用を行うために入力端子
52.154と出力端子158 、158の間に接続れ
た複数のキャバシタ180 、162 、184 。 186および複数のインダクタ170 、172 、1
74 。 178を備えている。さらに1対の抵抗180と182
が非反転出力端子15Gと反転出力端子158からそれ
ぞれDC基準電圧V RIIPへ接続され、それにより
差動微分ローパスフィルタ150の出力信号は基準電圧
V RIIPを基準とされる。 差動微分ローパスフィルタ150の出力信号は第4図1
3非反転出力端子15Bにおける信号を表す波形190
と反転出力端子158における信号を表す波形192と
して示されている。波形190は第2図の波形130を
微分しフィルタした結果を表し、波形192は第2図の
波形1B2を微分しフィルタした結果を表している。波
形190と192は、波形130と132におけるピー
ク140と144に時間的に対応した複数の位置194
においてそれらの間のゼロ微分オフセット電圧V DI
Pを有し、また波形190と192は、波形130と1
32におけるピーク142と146に時間的に対応した
複数の位置19Bにおいてそれらの間のゼロ微分オフセ
ット電圧を有する。 波形190と192は、波形192が大きさを減少する
とき波形190は大きさを増加し、波形192が大きさ
を増加するとき波形190が大きさを減少する。 理想的には両方の波形は同時に基準電圧V REFに実
質上等しい大きさを有する。。 ここに記載した実施例では、信号は微分信号であり、用
語“ゼロ交差”は1対の微分信号中の非反転信号が同じ
対の反転信号の大きさに等しい時点をいうものである。 換言すれば、ゼロ交差において2つの信号間の差電圧は
ゼロに等しい。好ましくはゼロ交差において両信号の大
きさは基準信号に対応する電圧に実質上等しい。したが
って複数の位置194と198における波形190と1
92のゼロ交差は基準電圧V REPを基準とし、また
基準電圧交差とも考えられる。それ故ここで使用されて
いるように、用語“ゼロ交差”はまた信号電圧の大きさ
が既知の基準電圧のレベルと交差する時点をいうもので
ある。差動微分ローパスフィルタ150の1実施例にお
いては、基準電圧V RBFは増幅器回路用の正電源電
圧のほぼ半分に選択されている(例えば5ボルトの電源
が使用されるとき約2.5ボルト)。 差動微分ローパスフィルタ150の出力端子156と1
58からの非反転出力信号と反転出力信号はそれぞれ差
動増幅器200の非反転(+)入力端子202と反転(
−)入力端子204に入力として与えられる。読取り回
路100の実施例においては、差動増幅器20Gはナシ
ョナル・セミコンダクター社によ2て製造されている2
441型ビデオ増幅器のビデオ増幅器部分のようなビデ
オ増幅器がよい。差動増幅器200はいる端子202お
よび204に置ける微分入力信号を増幅し、非反転(+
)出力端子206に非反転出力信号を、反転(−)出力
端子208に反転出力信号を出力する。非反転出力信号
および反転出力信号は差動出力信号を構成し、第5図で
は波形210および212で表わされている。 もちろん差動増幅器200からの出力信号の大きさは差
動微分ローパスフィルタ150からの対応する入力信号
よりも大きい。さらに2つの出力信号は差動増幅器20
0の特性である大きさを有し、温度、エージング、その
他のファクターによって変化する共通モードDC電圧V
CMに関連する。2つの出力信号は第4図の波形190
および192のゼロ交差点194および19 ifに一
般的に対応する複数のゼロ交差点214および21Bで
同じ電圧値を有する。 差動増幅器200からの差動出力信号は第1のしきい値
検出回路220の入力に接続され、この第1のしきい値
検出回路220は非反転入力端子222と反転入力端子
224と出力端子226と基準電圧端子228とを有し
ている。差動増幅器200からの差動出力信号はまた第
2のしきい値検出回路230の入力に接続され、この第
2のしきい値検出回路230は非反転入力端子232と
反転入力端子234と出力端子236と基準電圧端子2
38とを有している。特に差動増幅器200からの非反
転出力信号はしきい値検出回路220および230の非
反転入力端子222および232に入力として与えられ
、一方差動増幅器200からの反転出力信号は2個のし
きい値検出回路220 、230の反転入力端子224
および234へ入力として供給される。第1図において
2個のしきい値検出回路220 、230の基準電圧端
子228および238は基準接地点に接続されている。 第1のしきい値検出回路220の回路の一例が第6図に
示されている。図示のように、mlのしきい値検出回路
220は非反転入力端子242と反転入力端子244と
出力端子24Bを有する比較器240を備えている。非
反転入力端子242は抵抗248を介して第1のしきい
値検出回路220の非反転入力端子222.に接続され
、また抵抗250を介して第1のしきい値検出回路22
0の基準電圧入力端子228に接続されている。比較器
240の反転入力端子244は抵抗252を介して第1
のしきい値検出回路220の反転入力端子224に接続
され、また抵抗254を介して第1のしきい値検出回路
220の基準電圧入力端子228に接続されている。抵
抗248と抵抗250は第1のしきい値検出回路220
の非反転入力端子222と比較器240の非反転入力端
子242との間の分圧器として作用し、そのため非反転
入力端子222に供給された電圧は大きさが減少する。 電圧の減少は比較器240の動作範囲のほぼ中心に比較
器240の入力端子に供給される電圧の大きさを減少さ
せるために有効に使用される。例えば基準電圧入力端子
が第6図に示されるように基準接地点に接続されるなら
ば、抵抗250は抵抗248とほぼ等しい抵抗値を有し
、そのため比較器240の非反転入力端子242に供給
される電圧の大きさは第1のしきい値検出回路220の
非反転入力端子222に供給される電圧の大きさのほぼ
1/2である。 したがって5ボルトのDC電圧成分を有する差動増幅器
200からの出力電圧はこの分圧器によってほぼ2,5
ボルトに減少される。この電圧は5ボルトのDC電源に
より動作するこの実施例の比較器240の動作範囲のほ
ぼ中心にある。同様に抵抗252と254は第1のしき
い値検出回路220の反転入力端子224に供給される
反転信号に対する分圧器として動作する。第1のしきい
値検出回路220はさらに比較器240の出力端子24
6と非反転入力端子242との間に直列に接続された抵
抗256とキャバシタ258とを具備し、また出力端子
246と電源Vsとの間に接続された抵抗260を具備
している。比較器240の出力端子246は第1のしき
い値検出回路220の出力端子226に接続されている
。 第1のしきい値検出回路220は通常のように動作して
出力端子22Bに2個の電圧レベルを有するデジタル出
力信号を生成する。第7図の波形262によって示され
るように、出力信号はしきい値検出回路220の入力端
子222および224に与えられる微分入力信号の各ゼ
ロ交差点において2個の電圧しくルの一方から他方へ切
替えられる。例えば非反転入力信号の大きさが第5図の
“ゼロ交差点″214および21Bによって示されるよ
うに反転入力信号の大きさにほぼ等しいとき、第1のし
きい値検出回路220の出力端子226における出力電
圧は低電圧レベル(Nえば論理O)から高電圧レベル(
例えば論理1)切替えられる。したがって出力端子22
Bにおける出力電圧の切替えは主として入力端子222
における非反転入力信号と入力端子224における反転
入力信号との間の電圧差(第5図のVDIF)に依有す
ることを理解すべきである。 抵抗256とキャバシタ258の直列装置は第1のしき
い値検出回路220にACヒステレシスを与え、それに
より出力端子22Bにおける出力信号は入力信号のゼロ
交差付近の信号雑音に応答して切り替えられることはな
い。 第1のしきい値検出回路220の出力はデコーダ回路2
64(図に破線で示す)へ入力として与えられ、このデ
コーダ回路264は、しきい値検出回路220によって
検出されたゼロ交差のタイミングにしたがって直列デジ
タルデータ流を発生する。デコーダ回路264の動作は
この技術においてよく知られており、デコーダ回路26
4に入力として与えられるゼロ交差信号の発生に関する
ものであってこの発明の技術的範囲とは関係ない。 磁気記録に関する当業者は、後で媒体から磁気媒体上の
記録データをうまく読み出すことができないようにする
磁気媒体上のデータ記録に関する多くの変形が存在する
ことを理解すべきである。 したがって磁気テープ駆動装置のような多くの記録装置
においてデータの記録したすぐ後に記録されたデータの
完全性の確認が行われる。例えば磁気テープ駆動装置を
例として挙げれば、データは書込みヘッド(図示せず)
を使用して記録され、データは読取りヘッドを使用して
読取られる。読取りヘッド110は典型的には書込みヘ
ッドから短い距離で配置され、そのためデータが記録さ
れたテープ114の部分はすぐ後で読取りヘッド110
の付近を通過しデータを読み取ることができる。この技
術は書込みデータ確認後の読み取りと呼ばれているー。 テープ114に記録されたデータは、増幅され微分され
た信号のゼロ交差時を検出する上記したような第1のし
きい値検出回路220を使用して検出され、確認される
。しかしながら第1のしきい値検出回路220は動作の
ために非常に大きな信号を必要としない。したがって第
1のしきい値検出回路220は低い信号でテープ114
に記録されたデータに対して切り替える同様に正確な出
力信号を与える。同じデータが別のテープ装置によって
、または後で同じテープ装置によって読み取られるとき
、記録された信号の大きさは正確な出力データを与える
のに十分でないかも知れない。したがつて第2のしきい
値検出回路230が設けられてその出力端子238に与
えられる出力信号を切り替えるために付加的に信号振幅
を必要とすることによって記録されたデータをテストす
る手段を与えている。出力端子23Bもまたデコーダ回
路264に接続され、読取り中、書込みデータの確認後
、デコーダ回路264は第1のしきい値検出回路220
の出力と第2のしきい値検出回路230の出力の両者を
比較してデータが後で読み出すことができるような十分
な大きさで書かれていることを確認する。 オフセットしきい値を与えるために、第2のしきい値検
出回路230の好ましい実施例はDCヒステレシスを含
んでいる。実施例のしきい値検出回路230の好ましい
形態は第8図に示されている。 第8図に示すように、しきい値検出回路230は第6図
のしきい値検出回路220と類似しており、それにおい
てはまた非反転入力端子272と反転入力端子274と
出力電圧voU丁を出力する出力端子276を有する比
較器270を備えている。比較器270の非反転入力端
子272は抵抗278を介して第2のしきい値検出回路
230の非反転入力端子232に接続され、また抵抗2
80を介して第2のしきい値検出回路230の基準電圧
入力端子23Bに接続されている。比較器270の反転
入力端子274は抵抗282を介して第2のしきい値検
出回路230の反転入力端子234に接続され、また抵
抗284を介して第2のしきい値検出回路230の基準
電圧入力端子238に接続されている。第1のしきい値
検出回路220に関して上記したように、抵抗278 
、280 。 282 、284は第2のしきい値検出回路230の入
力端子232および234と比較器270の入力端子2
72および274の間の分圧器として動作する。第1の
しきい値検出回路220と同様に第2のしきい値検出回
路230の抵抗278 、280 、282 、284
の抵抗値は比較器270の正常な動作範囲の中心付近に
ある入力電圧レベルを比較器270に与えるように選択
される。前記と同じ例を使用すると、第2のしきい値検
出回路230の基準電圧入力端子23Bが基準接地電位
に接続されているとき、抵抗278゜280 、282
 、284は5ボルトのDC成分を有する供給された信
号を2.5ボルトのDC成分を有する信号に減少させる
ように等しい抵抗値を有するように選択されると具合が
よい。 第1のしきい値検出回路22,0と異なって、第2のし
きい値検出回路230は比較器270の出力端子27B
と非反転入力端子272との間に接続されたフィードバ
ック抵抗286を有している。第2のしきい値検出回路
230はさらに出力端子276と正電源(Vsとして示
す)との間に接続されたプルアップ抵抗288を有する
。フィードバック抵抗286は比較器270の出力端子
27Bからその非反転入力端子272ヘフイードバツク
を行う。 フィードバック抵抗286は抵抗278と組み合わせら
れて微分入力電圧と出力電圧との間の電圧伝送特性にヒ
ステレシス効果を与えるように動作する。このヒステレ
シス効果は第9図に伝送特性290によって示され、こ
の図において水平軸は第2のしきい値検出回路230の
非反転入力端子232と反転入力端子234における2
つの入力信号の間の差電圧VDIPの大きさを表してい
る。これは比較器270の非反転入力端子272と反転
入力端子274との間の差電圧と同じではないことに注
意すべきである。垂直軸は比較器270の出力端子27
6における電圧に対応する第2のしきい値検出回路23
0の端子236における出力電圧V OuTを表してい
る。第9図に示すように微分入力電圧が電圧vT□まで
増加するとき、出力電圧は低電圧レベルから高2電圧レ
ベルへ切り替えられる(すなわちここで通常使用されて
いる表現によれば論理0から論理1に切替えられる)。 さらに微分入力電圧が電圧VT)lより上まで増加して
も出力電圧には何の影響もない。一方第9図に示されて
いるように、出力電圧は微分入力電圧が電圧V丁H+よ
りも十分に低い電圧V TR−に減少するまでは低電圧
レベルに切り替えられない。これは入力信号における雑
音が2個の電圧レベル間で切替えを行うことができない
ようにするためである。2つのしきい値電圧は2つの入
力信号の共通モード電圧VCMを中心に対称に配置され
ている。 ヒステレシス効果はフィードバック抵抗286と比較器
270の非反転入力端子272に接続された抵抗278
 、280の間の分圧器作用によって生成される。この
効果は第10図、第11図および第12図にしきい値検
出器230の非反転入力端子232および反転入力端子
234にそれぞれ供給される三角波形300および30
2に対して、比較器270の非反転入力端子272およ
び反転入力端子274の結果としての三角波形304お
よび306に対して、およびしきい値検出器230の出
力端子236からの応答デジタル出力信号308に対し
てに対して示されている。三角波形は以下の説明を簡単
にするために使用されている。読取り回路100中で認
められるようなさらに複雑な波形に対する回路の動作は
実質的に以下の説明による。2個の三角波形300およ
び302は5.0ボルトの共通モード電圧およびピーク
間2.0ボルトのACffi圧スイ電圧を有するものと
して示されている(すなわち、各波形は共通モード電圧
から各方向に1ボルトのピーク変位を有する)。例示さ
れたしきい値検出回路230では、フィードバック抵抗
286は抵抗278の抵抗値の約4倍以上の抵抗値を有
する(例えばフィードバック抵抗286は30000オ
ームの抵抗値を有し、抵抗27gの抵抗値は5000オ
ームである)、シたがって2つの微分入力信号に対する
共通モード電圧が約5.0ボルトであり(すなわち5.
0ボルトの調整された電源によって与えられる電圧にほ
ぼ等しいとき)比較器270の出力端子276における
出力電圧がゼロボルトにあるとき、フィードバック抵抗
286は実効的に抵抗280と並列である。したがって
第2のしきい値検出回路230の非反転入力端子232
および反転入力端子234に供給された非反転入力信号
および反転入力信号が等しいとき(例えば両者が5,0
ボルトの大きさを有するとき)、比較器270の非反転
入力端子272に供給される電圧は反転入力端子274
に供給される電圧よりも小さい。例示的な電圧および抵
抗値を使用すると、反転入力端子274に供給される電
圧が2,5ボルトであるのに比較して非反転入力端子2
72に供給される電圧は約2.3ボルトである。したが
って比較器270の出力端子27Bの電圧は、しきい値
検出回路230の非反転入力端子232と反転入力端子
234との間の差入力電圧がゼロに等しいとき出力電圧
レベルを切替えるのではなく、出力信号は非反転入力端
子232上の非反転入力信号が約5.2ボルトにあり、
反転入力端子234上の反転入力信号が約4.8ボルト
になるまでレベルを切替えず、このとき比較器270の
非反転入力端子272に供給される非反転入力信号およ
び反転入力端子274に供給される反転入力信号の両者
は共に約2,4ボルトである。したがって非反転および
反転入力信号に対する共通モード電圧から例えば1.0
ボルトのピークAC電圧スイングを仮定すると、例示さ
れた抵抗値はゼロ差入力から予測される電圧スイングの
約20%のスイッチングオフセットまたはしきい値を与
える。プルアップ抵抗288が設けられて出力電圧が切
替えられるとき出力電圧が実質上5.0ボルトに等しい
ことを保証する。 高い電圧レベルにおける出力電圧によって、第2のしき
い値検出回路230は反対のヒステレシス効果を与える
。第2のしきい値検出回路230の非反転入力端子23
2および反転入力端子234上の2個の入力信号電圧が
等しいとき(例えば両者共に5.0ボルト)、比較器2
70の非反転入力端子272における電圧は約2.7ボ
ルトであり、それに比較して反転入力端子274におけ
る電圧は約2.5ボルトである。したがって比較器27
0の出力端子276の出力信号は切り替えられない。む
しろ出力信号は、非反転出力端子20B上の非反転入力
信号が約4.8の大きさボルトにあり、反転入力端子2
34上の非反転入力信号が約5.2ボルトの大きさにな
るまでレベルを切替えず、そのとき比較器270の両方
の入力端子に供給される両型圧は約2.6ボルトである
。再び両入力電圧が反対方向におけるそれらの最大電圧
スイングの約20%に到達するまでは切替えられない。 第8図の第2のしきい値検出回路230の動作の成否は
予め定められた電圧に実質上等しい共通オフセット電圧
に依有する。さらに、非反転入力端子232上の非反転
入力信号および反転入力端子234上の反転入力信号の
間の電圧差が実質的にゼロに等しいとき、この条件は微
分ローパスフィルタ150の出力におけるゼロ交差に対
応することが重要である。しかしながら実際には、上記
のような例示された読取り回路100で使用された部品
は完全ではない。例えば問題の一つは差動増幅器200
の非反転出力端子20B上の非反転出力信号および反転
出力端子208上の反転出力信号がそれらのDC成分間
で差オフセット電圧を有することである。すなわち差動
増幅器200の非反転入力端子202上の非反転入力信
号および反転入力端子204上の反転入力信号の間の差
電圧がゼロであるとき、差動増幅器200の非反転出力
信号と反転出力信号との間の差電圧は必ずしもゼロでは
ない。別の問題は、差動増幅器200の非反転および反
転出力信号の共通モードDC成分は知られておらず、一
定の侭ではないかも知れないことである。 これら両方の問題は、結果的に第2のしきい値検出回路
230の電圧伝送特性におけるヒステレシス効果の中心
に第2のしきい値検出回路230に対する入力がバイア
スされない状態を生じる。これらの問題の影響は、微分
ローパスフィルタ150からのゼロ交差の間隔に対応し
ない量だけ時間的に離れた高レベルから低レベルへの転
移による、および低レベルから高レベルへの転移による
第2のしきい値検出回路230からの不正確な出力を生
じることである。これらの影響は第13図、第14図お
よび第15図ならびに第16図乃至第18図に示さ−れ
ている。 第13図において三角波形330および三角波形332
は、微分オフセット電圧がゼロに等しくないときの第2
のしきい値検出回路230のそれぞれ非反転入力信号お
よび反転入力信号を表している。 これらの波形は一般的に第10図の入力波形に対応する
ものであるが、ゼロでない微分オフセット電圧ΔVの効
果が示されている。第14図においては、波形334は
比較器270の非反転入力端子272に供給される非反
転入力信号を表し、波形336は比較器270の反転入
力端子274に供給される反転入力信号を表している。 また第15図には破線で重ねられた波形308が示され
ている。ゼロでないDC激分オフセット電圧ΔVを有す
る2個の入力信号に応じたしきい値検出回路230によ
り発生された出力信号は波形308によって表される出
力信号に対応しない。したがって、特に高いデータ速度
においてデコード回路240によってエラーのあるデー
タを生じ得る。それにおい°C信号の前縁と後縁との間
の時間オフセットは信号期間の可成りの部分となり得る
。 第16図で波形360および波形362は、共通モード
電圧VCMが第10図の波形の共通モード電圧よりも小
さい(例えば共通モード電圧が5ボルト出なく4ボルト
である)ときの第2のしきい値検出回路230の非反転
入力信号および反転入力信号をそれぞれ表している。第
17図では波形364は比較器270の非反転入力端子
272に供給される非反転入力信号を表し、波形3fl
i8は比較器270の反転入力端子274に供給される
反転入力信号を表している。第18図においては波形3
68は第17図の比較器270の入力信号が実質上等し
いときの出る電圧のスイッチングを示すための比較器2
70の出力電圧を表している。波形308は出力信号が
第12図にしたがって切替えられる場合を示すために破
線で重ねられている。しきい値検出回路230により発
生された出力信号は波形308により表される出力信号
に対応していない。したがって潜在的にデコード回路に
よってエラーのあるデータが発生する可能性があること
が認められる。さらに第2ひしきい値検出回路230は
、非反転入力信号が減少するときと非反転入力信号が増
加するときとでは異なるしきい値%を有することが認め
られる。例えば非反転入力信号が増加するとき出力信号
は非反転入力信号が約4.16ボルトのとき切替えられ
、それは4.0ボルトの共通モード電圧から1ボルトの
電圧スイングの約16%のしきい値26に対応する。他
方非反転入力信号が減少するとき出力信号は非反転入力
信号が約3,76ボルトに到達するまで切替えられず、
それは1ボルトのピークスイングの約24%のしきい値
%に対応する。しきい値%に相違があることは好ましい
ことではない。 差動増幅器200の非反転出力端子206における非反
転出力信号と反転出力端子208における反転出力信号
との間の微分オフセット電圧をゼロにする方法の一つは
、第19図に示すように例示された差動増幅器200の
1対の利得およびオフセット調整入力端子382および
384を基準接地電位に接続する可変抵抗回路網を付加
することである。利得およびオフセット調整入力端子3
82および384間の抵抗は差動増幅器200の利得を
調整するために可変抵抗38Gによって変化されること
ができることが知られている。さらに利得およびオフセ
ット調整入力端子の一つと基準接地電位との間の抵抗は
他方の利得およびオフセット:A′!i入力端子と基準
接地電位との間の抵抗に関して変化され、非反転出力端
子20Bと反転出力端子208との間の微分オフセット
電圧を実質的にゼロにするように非反転出力信号に関し
て反転出力信号の直流成分を変化させることが知られて
いる。例えば第19図に示すように、正の利得およびオ
フセット調整入力端子382はポテンシオメータ390
の第1の部分と直列に接続された抵抗388によって基
準接地電位に接続され、負の利得およびオフセット調整
入力端子384はポテンシオメータ390の第2の部分
と直列に接続された抵抗392によって基準接地電位に
接続される。ポテンシオメータ390を調整することに
よって2gの利得およびオフセット調整入力端子と基準
接地電位との間の抵抗は相対的に変化され、2個の出力
信号間の相対的DC微分オフセッ、ト電圧を変化させる
ことができる。しかしながらこの方法はポテンシオメー
タ390の手動調整を必要とし、また時間および温度に
よる差動増幅器200中の変化に対して補償するために
は付加的な調整を必要とする。さらにこの方法は必ずし
も共通モード電圧の問題を解決するものではない。 すなわち前述のように自動的に微分オフセット電圧を実
質的にゼロに維持し、既知の基準電圧に対する差動増幅
器200からの出力信号の共通モード電圧を再生する回
路に対する必要性が存在している。 発明の説明 この発明は上記の読取り回路100と組合わせて使用さ
れ、ビデオ増幅器からの非反転出力信号と反転出力信号
との間の微分オフセット電圧の問題と未知の共通モード
DC電圧レベルの効果に関する問題との両者を解決する
改良された読取り回路を提供する補償回路に関するもの
である。この発明の補償回路は差動増幅器200によっ
て発生された非反転出力信号と反転出力信号との間の微
分オフセット電圧をゼロにする。この発明の補償回路は
また2つの出力の共通モード直流電圧を既知の基準電圧
に設定する。 この発明は、この発明の補償回路を備えた改良された読
取り回路400のブロック図を示している第20図を参
照することによって最もよく理解できる。改良された読
取り回路400は第1図に記載された前記の読取り回路
100の素子を含み、第1図に記載された同様の素子に
対応する第20図の素子には同様の符号が付されている
。 図示のように、第20図の回路400は差動増幅器20
0の出力端子20fi 、 208に接続された補償回
路410を備えている点で第1図の回路と異なっている
。特に補償回路410は差動増幅器200の非反転出力
端子206に接続された非反転入力端子412と差動増
幅器200の反転出力端子208に接続された反転入力
端子414とを備えている。補償回路410はさらにフ
ィードバック出力端子420を備え、それは以下さらに
詳細に説明するように差動増幅器200の利得およびオ
フセット入力端子382または384.の一つ(例えば
端子384)に電気的に接続されている。補償回路41
0は共通モード電圧再生出力端子422を備え、それは
第1のしきい値検出回路220の電圧基準入力端子22
8および第2のしきい値検出回路230の電圧基準入力
端子238に接続されている。 以下説明するように、補償回路410は入力端子412
および414における微分入力信号間に存在する可能性
のある微分オフセット電圧を実質的に除去するために差
動増幅器200からの非反転および反転出力信号間のD
C差動オフセットを連続的に調整するように動作する。 補償回路410はまた共通モード再生電圧出力端子42
2において共通モード再生電圧V CMRを出力し、そ
れは差動増幅器200からの差出力信号の共通モード電
圧に応じて第1および第2のしきい値検出回路220お
よび230中の分圧器に供給される電圧を連続的に調整
し、そのため比較器240および270に供給される微
分電圧は既知の実質的に一定の直流電圧成分を有する。 ここに記載した好ましい実施例では、補償回路410は
既知の共通モード再生電圧を出力し、それは電源電圧の
半分に実質的に等しく(例えば5.0ボルトの電源に対
して2.5ボルト)選択され、そのためしきい値検出回
路230は上記したような方法で動作する。 第21図はこの発明の補償回路410の好ましい実施例
を示しており、この図はまた差動増幅器200を示して
いる。上記のように差動増幅器200は1対の微分信号
を出力端子206および208に出力する。非反転出力
端子206の非反転出力信号はV+で示され、それはD
C成分(VDC+)とAC成分(VAC+)からなり、
十符号は非反転出力信号であることを示すものである。 これは数学的には次のように表現される。 V + = VDC+ + VAC+        
 (1)反転出力端子208の反転出力信号はV−で示
され、DC成分(Voc−)と交流成分(VAC−)か
らなり、−符号は反転出力信号であることを示すもので
ある。これは数学的には次のように表現される。 V −−−V O(−+ V AC−(2)2つの信号
のそれぞれのDC成分は2つの信号のAC成分がそれを
中心としてスイングする平均電圧を表している。以上の
ことは第22図に非反転出力信号を表す波形430およ
び反転出力信号を表す波形432によって示されている
。第22図に示すように、非反転出力信号はΔVOPP
SETとして示された量だけDC−成分と異なったDC
C酸成分有している。数学的には次のように表現される
。 ΔV 0PPSIIT−V oc+  V oc−(3
)ΔV 0PPSIITは正でも負でもよく、VDC+
またはVOC−のどちらが大きい値を有するかによる。 理想的には2つの出力信号間の微分オフセット電圧は入
力信号差がゼロであるときゼロであるけれども差動増幅
器200に使用されるビデオ増幅器の不完全な性質によ
って2つの信号間の微分オフセット電圧ΔV 0PPS
ETは図示のようにゼロではない。共通モード電圧VC
Mは2つの直流成分の平均値である。 VCM−(VDC8+ Voc−) / 2     
 (4)理想的には共通モード電圧VCMはしきい値検
出回路が予め定められた大きさの共通モード電圧で動作
するように設計することができるように予め定められた
大きさでなければならない。しかしながら上記したよう
に共通モード電圧は個々のビデオ増幅器によって変化し
、また温度および時間的にも同様に変化する。 差動増幅器200により発生された非反転および反転出
力信号のAC成分は実質上大きさが等しく互いに反対で
なければならない。したがって、V AC+ −V A
C−(5) 第21図に戻ると、補償回路410は非反転入力端f4
42と、反転入力端子444と、出力端子446とを備
えた第1の演算増幅器440を具備している。 補償回路10はさらに非反転入力端子452と、反転入
力端子454と、出力端子456とを備えた第2の演算
増幅器450を具備している。好ましい実施例では2個
の演算増幅器440と450はナショナルセミコンダク
タ社から市販されているLM324型演算増幅器である
。 直列抵抗460は補償回路410の非反転入力端子41
2と第1の演算増幅器440の反転入力端子444との
間に接続されている。したがって第1の演算増幅器44
0の反転入力端子444は差動増幅器200からの非反
転出力信号に応じた信号を受けるように直流結合されて
いる。この信号は直流結合されているから、反転入力端
子444に与えられる信号は差動増幅器200から出力
された反転された信号のVDC,およびVAC+の両者
を含んでいる。 同様に、直列抵抗462は補償回路410の反転入力端
子414と第1の演算増幅器440の非反転入力端子4
42との間に接続されている。したがって第1の演算増
幅器440の非反転入力端子442は差動増幅器200
からの反転された出力信号に応じた信号を受けるように
直流結合されている。この信号もまた直流結合されてい
るから、非反転入力端子442に与えられる信号は差動
増幅器200から出力された非反転信号のVDC−およ
びV^、−の両者を含んでいる。 第1の演算増幅器440の非反転入力端子442はさら
にキャバシタ470と抵抗472の直列接続を介して補
償回路41.0の非反転入力端子412に接続され、差
動増幅器200からの非反転出力信号に応じたAC結合
信号を受ける。この信号は上記のvAc+である。 同様に、第1の演算増幅器440の反転入力端子444
は別のキャバシタ474と抵抗47Bの直列接続を介し
て補償回路410の反転入力端子414に接続され、差
動増幅器200からの反転出力信号に応じたAC結合信
号を受ける。この信号は上記のVAc〜である。 AC結合された信号およびDC結合された信号は第1の
演算増幅器440の入力端子において合算される。ここ
に記載した実施例では、抵抗460゜462 、472
 、476は等しい大きさであり(例えば10.000
オーム)、そのため第1の演算増幅器440の入力端子
において合算された電流は差動増幅器200によって与
えられた対応する出力電圧に直接比例する。したがって
第1の演算増幅器440の非反転入力端子442に入力
された電圧はV SUM+と呼ばれ、5数学的には次の
ように表現される。 V SUM+ = V −+ V AC+= (Voc
−+VAC−) +VAC+   (6)式(5)から
vAいはVAC−と大きさが等しく逆相であるから、上
記の式(6)は簡単にされ、V svM+−V DC−
(6’) 同様に、第1の演算増幅器440の反転入力端子444
に入力された電圧はV5uM−と呼ばれ、数学的には次
のように表現される。 V SUM−−V + + V AC = (VDC+ +VAC+ ) +VAC−(7)再
びVACやはVAC−と大きさが等しく逆相であるから
、上記の式(7)は簡単にされ、V SUM−= V 
nc+                 (7°)し
たがって第1の演算増幅器440の微分入力端子442
および444は1対のDC信号を与えられ、それは第1
の演算増幅器440によって合算され、ΔV 0PFS
RTの関数である出力信号VOUTIを出力端子44B
に生じる。換言すれば、 V out+= f (V suM+−V SUM−)
= f (VDC−VDC+ ) −f(−にΔV 0FPSET)      (8)こ
こでfは第1の演算増幅器440の特性、その関連する
回路および差動増幅器200の特性により決定される関
数である。 第21図に示すように、第1の演算増幅器440の出力
端子446は直列抵抗480(例えば10,000オー
ムの抵抗値を有する)を介して補償回路410のフィー
ドバック出力端子420へ接続され、したがって差動増
幅器200の利得およびオフセット調整入力端子382
および384の選択された一つに接続されている。例え
ば図示の実施例では、第1の演算増幅器440の出力端
子44Bは負の利得およびオフセット調整入力端子38
4に接続されている。上述のように可変抵抗386が正
と負の利得およびオフセット調整入力端子382と38
4の間に設けられており、差動増幅器200の利得を調
整している。 可変抵抗38Bはまた正の利得およびオフセット調整入
力端子382と第1の演算増幅器440の出力端子44
Bの間の付加的な抵抗を与え、そのため第1の演算増幅
器440の出力の電圧は正の利得およびオフセット調整
入力端子382においてよりは負の利得およびオフセッ
ト調整入力端子384において大きな効果を有する。差
動増幅器200の非反転出力信号と反転出力信号との間
の増加した微分オフセット電圧の結果として、出力信号
V。5.T1の大きさが増加する(例えば反転出力信号
のVDC−成分が非反転出力信号のvDc+成分に対し
て大きさを増加する)とき、増加した電圧はVDC+成
分およびVDC−成分が実質上等しくなるまで非反転出
力信号に対して反転出力信号の大きさを減少させるよう
に負の利得およびオフセット調整入力端子384に供給
され、したがって微分オフセット電圧Δvo p p 
S [!□の大きさを実質上ゼロボルトまで減少させる
。同様にVOC−成分が非反転出力信号のVDC+成分
に対して大きさを減少するにしたがって出力信号V O
UT□の大きさが減少するとき、負の利得およびオフセ
ット調整入力端子384に供給される電圧は反転出力信
号に対して非反転出力信号の大きさを増加させ、したが
ってこの場合にも再び微分オフセット電圧ΔV 0FF
SETの大きさを減少させる。第1の演算増幅器440
は実質上ゼロボルトにその入力の電圧差を維持するよう
に動作し、したがって非反転出力端子206および反転
出力端子208の間の微分オフセット電圧ΔVOPPS
ETを実質上ゼロに維持する。 さらに第21図に示されているように、補償回路410
は第1の演算増幅器440の出力端子446と入力端子
444との間に接続されたキャバシタ494を備えてい
る。このキャバシタ494はフィルタキャバシタとして
動作し、反転入力端子444における過渡的雑音に応じ
て出力電圧VOLIT+が変化する速度を減少させる。 さらに第2のフィルタキャバシタ496が非反転入力端
子442と接地点との間に接続されて非反転入力端子4
42に対するフィルタ効果を与え、差動増幅器200か
らの反転出力信号および非反転出力信号に対する平衡し
た容量性負荷を与える。実施例ではフィルタキャバシタ
494および496並びに直列キャバシタ470および
474は0.1マイクロフアラツドの容量値を有する。 第1.の演算増幅器440は関連する抵抗およびキャバ
シタと共に簡単なローパス能動フィルタとして動作し、
差動増幅器200の非反転出力信号と反転出力信号との
間の微分オフセット電圧に対する実時間補償を行う。こ
の補償は能動的であるがら微分オフセット電圧の最初の
手動調整も必要なければ、温度によって生じた変化や部
品のエージングに応じた将来の調整も必要ない。したが
って第21図の補償回路IOはゼロでない微分オフセッ
ト電圧による問題に対するすぐれた解決策を与えるもの
である。 上述のように差動増幅器200の非反転出力信号と反転
出力信号は第1のしきい値検出回路220および第2の
しきい値検出回路230に対して入力として与えられる
。2つの信号間の直流微分オフセット電圧は実質上大き
さがゼロになるように制御されから、第1のしきい値検
出回路220は上述した動作の説明にほぼしたがって動
作する。すなわち第]のしきい値検出回路220は2つ
の入力信号が今や実際のゼロ交差に対応している実質上
同じ大きさのときレベルを切替える出力信号を出力する
。 他方、差動増幅に200からの非反転出力信号と反転出
力信号の共通モード電圧の大きさは知られていない。そ
れ故第2のしきい値検出回路230の動作は共通モード
電圧の大きさに応じて変化する。 これは望ましくないので、補償回路410は差動増幅器
200からの2つの出力信号の共通モード電圧における
変化を補償する付加的な回路を備えている。この発明の
この部分は主として第2のしきい値検出回路230の動
作と関係しているから、第2のしきい値検出回路230
がこの部分の動作を説明するために第21図中に記載さ
れている。 上述のように、差動増幅器200の非反転出力信号と反
転出力信号は第2のしきい値検出回路230へ入力とし
てそれぞれ抵抗278および抵抗282を介して与えら
れている。抵抗278は基準電圧入力端子238に接続
された抵抗280と共に分圧器として動作する。同様に
抵抗282は基準電圧入力端子238に接続された抵抗
284と共に分圧器として動作するー。前記の第8図の
ものと異なって、基準電圧入力端子238は基準接地電
位に接続されるのではなく、共通モード再生電圧出力端
子422に接続されている。回路の再生電圧発生部分の
動作の説明の都合上、抵抗278と抵抗280と比較器
270の非反転入力端子272との共通接続点における
電圧はV。LIT+とじ、また抵抗282と抵抗284
と比較器270の反転入力端子274との共通接続点に
お1号る電圧はV。UT−とする。この実施例では抵抗
278と282の抵抗値は約5,000オームであり、
抵抗280と284の抵抗値は約2.500オームであ
り、フィードバック抵抗288の抵抗値は約30.00
0オームである。 第2の演算増幅器450およびその関連する回路部品と
組み合わせた分圧器回路は以下説明するように共通モー
ド電圧の問題に対する解決策を与える。 第2の演算増幅器450の非反転入力端子452は大き
さV R1!Pを有する既知の予め定められた直流出力
基r$雷電圧与える基準電圧源500に接続されている
。例えば基準電圧電源500はツェナーダイオード、調
整された基準電圧電源、その他でよい。 上記のようにこの実施例では基準電圧Vゎ、は電源電圧
のほぼ半分に等しい(例えば5.0ボルトの電源に対し
て2,5ボルト)。第2の演算増幅器450の反転入力
端子454は直列抵抗510を介して第1の演算増幅器
440の非反転入力端子442に接続され、直列抵抗5
12を介して第1の演算増幅器440の反転入力端子4
44に接続されている。第2の演算増幅器450の反転
入力端子454はしたがって差動増幅器200の共通モ
ード電圧出力に比例する信号を受ける。第1の演算増幅
器440の動作は第1の演算増幅器440の両方の入力
端子442と444における信号を実質的に等しくさせ
るから1つの入力端子に接続が行われる必要がであるだ
けである。しかし第21図に示すような両方の接続を設
けることによって、差動増幅器200の非反転および反
転信号出力は実質上等しく負荷される。 この実施例では直列抵抗510および512は非常に高
いインピーダンス(例えば500,000オーム)を有
し、・したがって差動増幅器200の出力のいずれをも
顕著に負荷することはない。 第2の演算増幅器450は出力端子456に出力信号V
 0UT2を出力する。フィードバック抵抗520は第
2の演算増幅器450の出力端子45Gを第2の演算増
幅器450の反転入力端子454に接続し、出力信号V
 0UT2に比例する信号を反転入力端子454にフィ
ードバックする。この実施例ではフィードバック抵抗5
20は約125,000オームの抵抗値を有する。フィ
ードバック抵抗520の抵抗値は直列抵抗510および
512のそれぞれの抵抗値の約1/4に等しく選択され
る。したがって第1の演算増幅器440の非反転入力端
子442と反転入力端子444からの全体の抵抗値のほ
ぼ半分に等しい。この比率はこの実施例の分圧器回路網
の抵抗値の比率と同じである。電圧V 0UT2はまた
略号V CMRで表わされる共通モード再生電圧とも呼
ばれ、補償回路410からの出力として共通モード再生
電圧出力端子422に出力され、第2のしきい値検出回
路230の基準電圧入力端子238に与えられる。 第2の演算増幅器450により発生された共通モード再
生電圧は分圧器抵抗278 、280 、282 。 284と共同して動作し、比較器270の非反転入力端
子272と反転入力端子274にDC共通モード電圧を
与え、それは非反転出力206における差動増幅器20
0の共通モード電圧出力および第2の演算増幅器450
の出力端子456における出力電圧V 01172によ
って決定される。以下説明するように、共通モード再生
電圧(VOUT2またはV。MR)は変化され、それ数
比較器270の入力端子における共通モード再生電圧は
実質上一定の予め定められた大きさである。 第2の演算増幅器450の出力端子45Gに生じる出力
電圧VOUT2は電圧V、uM+およびv、LIM−と
、基準電圧vREPによって決定されることが認められ
る。上述のように第1の演算増幅器440は、電圧V 
SUMやとV SUM−が互いに実質的に等しくなるよ
うに、また差動増幅器200によって発生された非反転
および反転出力信号の直流成分に実質的に等しくなるよ
うに動作する。したがって第2の演算増幅器45−0の
出力は差動増幅器200からの共通モード出力電圧によ
って決定される。共通モード出力電圧は以後VOCよと
呼ばれる。 当該技術でよく知られているように、第2の演算増幅器
450の出力端子45Bからその反転入力端子454に
接続されているフィードバック抵抗520は第2の演算
増幅器450に出力電圧VOLI72を発生させ、その
反転入力端子454における電圧をその非反転入力端子
452における基準電圧VHpに実質上等しくさせる大
きさを有している。第2の演算増幅器450の動作は数
学的には次のように表すことができる。 V RILp   V OL]?2         
    (9)ここでR,、、、R,,2、R5□、は
それぞれ抵抗510 、512 、520の抵抗値であ
る。 V SUM+はV 、、M−に等しく、両者共にv o
ctに等しく、またR 9.oはR612に等しく、R
22oの4倍に等しいから、式(9)は次のように簡単
化される。 V oct   V R1!F    V REP  
 V 0IJT2    (10)2 R520R52
0 式(10)はさらに簡単化される。 VOLI72− (3VRBP  Voc* ) / 
2   (11)式(11)から第2の演算増幅器45
0によって与えられた出力電圧V。UT2はvDcよが
減少するとき増加し、V DCIが増加すれば減少する
。したがって出力電圧voLIT□は差動増幅器200
の非反転および反転出力信号の共通モード電圧が減少す
るとき増加し、反対であれば反対になる。第2の演算増
幅器450の出力電圧はまた共通モード再生電圧と呼ば
れ、vCMjlで示され、以下説明するように予め定め
られたill電圧に対して非反転および反転出力信号の
共通モード電圧を、再生するために使用される。 上述のように比較器270の非反転入力端子272の非
反転信号V OUT+と反転入力端子274の非反転信
号V。UT−はそれぞれ差動増幅器20(lの非反転出
力端子20Gの出力電圧■。と反転出力端子208の出
力電圧■−および第2の演算増幅器450の出力11圧
V。LI72に応答する。数学的には次のように表現さ
れる。 ここで、R2)、は抵抗278の抵抗値、R2,、は抵
抗280の抵抗値、R28□は抵抗282の抵抗値、R
284は抵抗284の抵抗値、R286は抵抗286の
抵抗値、■276は比較器270の出力端子27Gにお
ける出力電圧である。上述のように抵抗278および2
82の抵抗値は抵抗280および284の抵抗値のほぼ
2倍であり、抵抗28Gの抵抗値は抵抗280および2
84の抵抗値のほぼ12倍である。したがって式(12
)および(13)は簡単化され、VoUT+−(1/’
19) [(6V+) + 12VOUT2+ V27
6]V      −V      +  (1/3)
(V−−vOUT2)OUT−0UT2 −(27:1)VOUT□+ (1/3)V−式(11
)によるv0υ丁2の定義を使用して、式(14)およ
び(15)はさらに簡単にされる。 V   −(1/]) (3VREF/2− VDo、
) + (1/3)V−OUT− 式(1)で述べたように差動増幅器200の非反転出力
端子20Gにおける非反転出力信号Vやは直流成分VO
C+と交流成分VACゆとを含む。同様に、反転出力端
子208における非反転出力信号V−は直流成分V D
C−と交流成分VAC−とを含む。第1の演算増幅器4
40およびその関連する部品は両方の信号−の直流成分
をVDCよに等しくさせるから、式(1)および(2)
は次ぎのようになる。 V+ =Vnc* +VAC4、(1’)V−−VDC
,+v、C−(2’) 式(lo)および(2°)を式(1B)および(17)
と置換すると、 (1日) ■OUT+  −(1/ 19’ ”VDC土 ”  
6vAC+”  18vREF−6vD(J  ”  
v276]VO,JT−−(1/])(コvREF/2
−  ”D(J) ”  (1/3)”’DC1”  
vAC−)     (19’式(18)および(19
)はさらに簡単にすることができ、次のように2つの出
力信号はAC成分と基準電圧のみの関数である。 v0υT+ s! (l/19)
【6v八。や + 1
8vREF + v276】          (2
o)vOUT−” vREF +(vAC−”    
        (21)式(20)は比較器270の
非反転、入力端子272における非反転出力信号V O
UT+がDC成分およびAC成分を有し、そのDC成分
は基準電源500により供給された予め定められた基準
電圧V88.および比較器270の出力電圧のみの関数
であり、二つの大きさのただ一つのみを有することがで
き(すなわち実施例における0または+5ボルト) 、
AC成分は差動増幅器200の非反転出力端子206に
おける非反転出力VやのAC成分の6/19に等しいこ
とを示している。式(21)は比較器270の反転入力
端子274における反転出力信号V OUT−がDC成
分およびAC成分を有し、そのDC成分はまた基準電源
500により供給された予め定められた基準電圧V R
1!Pに等しく、AC成分は差動増幅器200の反転出
力端子208における反転出力V−のAC成分AC−の
173に等しいことを示している。 したがって第2の演算増幅器450およびその関連する
回路は基準電圧VRh、に等しい既知の予め定められた
DC成分を有するために補償回路から非反転および反転
出力信号V。UT+およびV。U7−を生ように第2の
しきい値検出回路230の比較器270の入力として与
えられるこれらの補償された信号により、第2のしきい
値検出回路230は第13図乃至第18図のような不適
切な波形になるのではなく、第10図乃至第12図の波
形によって示されるように、理想化された第2のしきい
値検出回路230によって適切に動作される。 以上の説明から、この発明の補償回路410が従来の読
取り回路に関連した両方の問題を解決することが認めら
れよう。すなわち差動増幅器200は自動的に制御され
て、差動増幅器200の入力に供給される差動電圧が温
度による変化および経年変化がゼロに等しくされるとき
実質的にゼロに等しいオフセット電圧を有する差動出力
電圧を与える。 この発明の補償回路410はさらに第2のしきい値検出
回路230の比較器270に供給される入力信号が既知
の予め定められた共通モード電圧を有してそれにより第
2のしきい値検出回路230によって与えられる出力信
号が適切に動作して、上述の書込み動作後に読取りを行
うために対称電圧マージンを与える。 以上この発明をテープ装置における使用について説明し
たが、この発明の補償回路はディスク駆動装置その他の
磁気媒体記憶装置に関連した他の回路と組み合わせて使
用されることができる。さらにこの発明の補償回路は、
ゼロでない差動オフセット電圧および未知の共通モード
電圧に対して補償されることが望ましいその他の電子回
路と組み合わせて使用されることができる。この発明の
補償回路のその他の利用も当業者には明白であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、テープ駆動読取り回路のブロック図である。 第2図は、テープ読取りヘッド増幅器からの信号の一例
の波形を示す。 第3図は、第1図のテープ駆動読取り回路で使用される
差動微分ローパスフィルタの回路図である。 第4図は、第3図の差動微分ローパスフィルタ通過後の
第2図に示す信号の波形である。 第5図は、第1図の増幅器によって増幅された後の第4
図の波形である。 第6図は、ヒステレシスのない簡単化されたしきい値、
検出回路の回路図である。 第7図は、第6図のしきい値検出回路から出力された電
圧レベルを表す波形である。 第8図は、電圧しきい値マージンを与えるためにヒステ
レシスを有するしきい値検出回路の一例の回路図である
。 第9図は、雑音免疫を与えるヒステレシス効果を示す第
8図のゼロ交差回路の電圧転送特性を示す。 第10図は、第8図のしきい値検出回路の入力に供給さ
れる簡単化された微分入力信号を表す1対の三角波形で
ある。 第11図は、第8図のしきい値検出回路の比較機に供給
される微分入力信号を示す。 第12図は、第8図のしきい値検出回路の出力信号を示
す。 第13図乃至第15図は、第10図乃至第12図の波形
に対応する波形を示し、それと同時に差動増幅器の出力
間のゼロでない差動オフセット電圧により生じるしきい
値検出回路の出力の影響を示す。 第16図乃至第18図は、第10図乃至第12図の波形
に対応する波形を示し、それと同時に差動増幅器の出力
の共通モード電圧の大きさの変化によって生じるしきい
値検出回路の出力の影響を示す。 第19図は、差動増幅器の非反転および反転出力間の微
分オフセット電圧を手動調整する従来の可変抵抗回路網
を示す。 第20図は、この発明の実施例の補償回路を備えたテー
プ駆動読取り回路のブロックである。 第21図は、この発明の実施例の補償回路の回路図であ
り、ざらに差動増幅器および第2のしきい値検出回路な
らびにに対するそれらの接続を示している。 第22図は、第21図の補償回路に供給される差動増幅
器からの差動出力信号の1対の波形を示す。 200・・・差動増幅器、220 、230・・・しき
い値検出回路、410・・・補償回路、440 、45
0・・・演算増幅器、500・・・基準電圧源。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 FIG。 FIG。 −12゜ FIG。 FIC;。 FIG。 Flに。 FIG。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)差動増幅器の非反転および反転出力信号のDC差
    動オフセットを制御するためのオフセット制御入力端子
    を有する差動増幅器によつて発生される非反転および反
    転出力信号のDC成分間の差動オフセット電圧の大きさ
    を減少させるための補償信号を発生する補償回路におい
    て、 差動オフセット電圧に比例する差信号を出力するために
    前記差動増幅器からの非反転および反転出力信号のそれ
    ぞれのAC成分からDC成分を分離する分離回路と、 前記差信号を増幅し、差動オフセット電圧に比例する補
    償信号を発生する増幅回路とを具備しており、 前記補償信号は、前記差動オフセット電圧を減少させる
    ために前記差動増幅器のDC差動オフセットを制御する
    如く前記オフセット制御入力端子にフィードバックされ
    ることを特徴とする補償回路。
  2. (2)前記増幅回路は第1および第2の入力端子を有す
    る演算増幅器を備え、前記分離回路は前記第1の入力端
    子に前記非反転出力信号を結合するための第1の抵抗と
    前記第2の入力端子に前記反転出力信号を結合するため
    の第2の抵抗と前記第1の入力端子に前記反転出力信号
    のAC成分を結合するための第3の抵抗および第1のキ
    ャバシタの直列結合と前記第2の入力端子に前記非反転
    出力信号のAC成分を結合するための第4の抵抗および
    第2のキャバシタの直列結合とを具備し、前記AC成分
    は前記増幅器の前記第1および第2の入力端子において
    互いに実質的に消去され、それにより前記増幅器は前記
    差動増幅器の非反転および反転出力信号のDC成分間の
    差を増幅することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の補償回路。
  3. (3)前記増幅回路は演算増幅器を備えている特許請求
    の範囲第1項記載の補償回路。
  4. (4)前記増幅回路は能動性ローパスフィルタが構成さ
    れるようにキャバシタを有する演算増幅器を備えている
    特許請求の範囲第2項または第3項記載の補償回路。
  5. (5)オフセット電圧を有する第1および第2の出力信
    号を出力する差動増幅器のDC差動オフセットを制御す
    る方法において、 第1および第2の信号のそれぞれからAC成分を分離し
    、 第1の信号のAC成分を第2の信号と合算して第1の和
    信号を生成し、 第2の信号のAC成分を第1の信号と合算して第2の和
    信号を生成し、 第1および第2の和信号を演算増幅器に与えて前記第1
    および第2の和信号間の電圧差に応答する出力信号を生
    成し、 差動増幅器のDC差動オフセットを制御するための入力
    信号として演算増幅器から出力信号を生成し、第1およ
    び第2の和信号間の差を減少させるように差動増幅器の
    DC差動オフセットを制御して前記差動増幅器からの第
    1および第2の出力信号のDC成分間の差を減少させる
    ことを特徴とする差動増幅器のDC差動オフセットを制
    御する方法。
  6. (6)差動増幅器からの第1および第2の差入力信号を
    受信し、予め定められた基準電圧に応答する予め定めら
    れた大きさの実質上一定の共通モード電圧を有する2つ
    の差動出力信号を生成する補償回路において、 前記差動増幅器からの第1および第2の差入力信号間の
    差オフセット電圧に応答し、前記差動増幅器にフィード
    バック信号を出力して前記差動増幅器のDC差オフセッ
    ト電圧を調整して前記差オフセット電圧を実質上ゼロに
    等しくする第1の回路と、 前記差動増幅器からの前記第1および第2の差入力信号
    の共通モード電圧に応答する第1の入力信号および前記
    予め定められた基準電圧に応答する第2の入力信号を受
    信し、前記第1の入力信号と第2の入力信号との差に応
    答する出力信号を生成する第2の回路と、 前記第2の回路からの前記出力信号を受信し、前記差動
    増幅器からの前記差入力信号を受信し、前記予め定めら
    れた大きさの実質上一定の共通モード電圧を有する第1
    および第2の差出力信号を出力する電圧分割回路網とを
    具備していることを特徴とする補償回路。
  7. (7)その非反転入力における前記共通モード電圧に応
    答する前記信号を受信し、その第2の入力における前記
    予め定められた基準電圧に応答する前記信号を受信する
    演算増幅器を具備していることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項記載の補償回路。
  8. (8)予め定められた基準電圧に実質上等しい既知の共
    通モード電圧を有する1対の差出力信号を生成する方法
    において、 未知の共通モード電圧を有する1対の差動入力電圧を受
    信し、 前記未知の共通モード電圧に応答するDC電圧レベルを
    分離し、 前記分離されたDC電圧レベルを演算増幅器に1入力と
    して与え、 前記予め定められた基準電圧に応答する第2の信号を前
    記演算増幅器に対する第2の入力として与え、 前記分離されたDC電圧レベルと前記第2の信号との間
    の差に応答する再生電圧出力信号を発生させ、 前記再生電圧出力信号を入力として電圧分割回路に供給
    し、 前記1対の差動入力信号を入力として電圧分割回路に供
    給し、 前記基準電圧に実質上等しい共通モード電圧を有する1
    対の差動出力信号を前記電圧分割回路から出力させるこ
    とを特徴とする方法。
  9. (9)第1および第2の入力および第1および第2の出
    力を具備し、その第1の出力は第1の出力信号を生成し
    、その第2の出力は第2の出力信号を生成し、それら第
    1および第2の出力信号は未知の大きさのDC成分とA
    C成分とを有している差動増幅器と、 前記第1および第2の出力信号を受信するように接続さ
    れ、前記第1および第2の出力信号の前記DC成分の相
    対的な大きさを実質的に等しくなる如く調整するために
    前記差動増幅器に供給されるフィードバック信号を発生
    させる補償回路と、前記第1および第2の出力信号を受
    信するように接続され、前記第1および第2の出力信号
    の少なくとも一つの前記DC成分に応答する信号を基準
    信号と比較して前記DC成分の大きさを調整してそれぞ
    れ既知の固定された大きさのDC成分を有する第1およ
    び第2の補償された出力信号を生成する制御回路と、 前記第1および第2の補償された出力信号を比較し、前
    記第1および第2の補償された出力信号相対的な大きさ
    に応答する検出器出力信号を生成するゼロ交差検出器と
    を具備していることを特徴とする信号処理装置。
  10. (10)前記補償回路は第1および第2の入力を有する
    演算増幅器を具備し、この演算増幅器の第1の入力は前
    記第1の差動増幅器出力信号のAC成分および前記第2
    の差動増幅器出力信号を受ける如く接続され、前記演算
    増幅器の第2の入力は前記第2の差動増幅器出力信号の
    AC成分および前記第1の差動増幅器出力信号を受ける
    如く接続され、前記演算増幅器は前記第1および第2の
    差動増幅器出力信号の前記DC成分における大きさの差
    に応じた出力信号を生成する特許請求の範囲第9項記載
    の補償回路。
  11. (11)前記制御回路は、 前記DC成分に応答する前記信号を受ける第1の入力と
    前記基準信号を受ける第2の入力とを有し、前記DC成
    分に応答する前記信号と前記基準信号との間の差に応じ
    た大きさを有する再生信号を出力する演算増幅器と、 前記第1および第2の差動増幅器出力信号および前記再
    生信号を受け、前記第1および第2の補償され出力信号
    を出力する回路網とを具備する特許請求の範囲第9項記
    載の補償回路。
  12. (12)前記回路網は、それぞれ第1および第2の入力
    と出力とを有する第1および第2の電圧分割装置を備え
    、前記第1の電圧分割装置の第1の入力は前記第1の差
    動増幅器出力を受ける如く接続され、前記第2の電圧分
    割装置の第1の入力は前記第2の差動増幅器出力を受け
    る如く接続され、前記第1および第2の電圧分割装置の
    第2の入力は前記再生信号を受ける如く接続され、前記
    第1および第2の電圧分割装置の出力はそれぞれ前記第
    1および第2の補償され出力信号を出力する特許請求の
    範囲第11項記載の補償回路。
  13. (13)前記再生信号は前記DC成分に応じた信号が減
    少するとき増加し、前記DC成分に応じた信号が増加す
    るとき減少して前記第1および第2の補償され出力信号
    のDC成分を実質上一定の大きさに維持する特許請求の
    範囲第12項記載の補償回路。
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