JPH021771A - カチオン塗料バインダーの架橋方法およびそのために用いる架橋剤成分を含む塗料バインダー - Google Patents

カチオン塗料バインダーの架橋方法およびそのために用いる架橋剤成分を含む塗料バインダー

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JPH021771A
JPH021771A JP31968888A JP31968888A JPH021771A JP H021771 A JPH021771 A JP H021771A JP 31968888 A JP31968888 A JP 31968888A JP 31968888 A JP31968888 A JP 31968888A JP H021771 A JPH021771 A JP H021771A
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JP
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binder
crosslinking
paint binder
paint
cationic
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JP31968888A
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Willibald Paar
ヴィリヴァルド パール
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Allnex Austria GmbH
Original Assignee
Vianova Resins AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、(ポリ)−2−ヒドロキシアルキル尿素化合
物によってカチオン塗料バインダー、特に陰極沈着性塗
料のバインダー、を架橋する方法に係るものである。
カチオン塗料バインダー、例えば主として電着塗装法に
使用するカチオン塗料バインダーを、ブロックトポリイ
ソシアネート(1)lOckedpolyisocya
nate)化合物により高温で架橋することは、知られ
ているところである。架橋成分は、主要バインダーと混
合して、プロノクトボリイソシア不−1・化合物の形で
存在することができることは、多くの文献例、例えば西
独特許公開筒2057799号等に記載されているとお
りである。
しかしながら、ブじ1ノクトイソシアネ一ト群はまた半
ブロックトジイソシアネートをバインダーの対応する官
能基と反応させることによっても得られる。この場合に
は、自己架橋性バインダーが得られる(例えば西独特許
公開筒2252536号およびその他多くの刊行物参照
)。
多くの場合に用いられるブロック剤は、脂肪族モノアル
コール、特に2−エチルヘキサノールであるが、またグ
リコールモノエーテルまたはメタノール、エタノール等
の低級アルコールも用いられる(例えば上述の西独特許
公開筒225253(i号または欧州特許公開筒192
113号参照)。ブロック解離温度はすべての場合に比
較的高く、たとえ触媒が用いられても、170℃より低
い温度にすることはできない。
架も力成分の別のグループにおいては、ポリ−βヒドロ
キシアルキルエステル化合物、例えばβ−ヒドロキシア
ルキルエステル(欧州特許公開筒131125号)、β
−アミドアルキルエステル(DE−^−3224864
)またはカルブアルコキシメチルエステル(欧州特許公
開筒102501 号)を、バインダーパートナ−のヒ
ドロキシルまたはアミノ基でエステル交換またはアミド
交換することにより、フィルム生成が行なわれる。また
、これらの場合には、少なくともI 60 ’Cの加熱
温度が十分な架橋結合を確保するのに重要である。更に
、フィルムはかなりの量の加水分解性エステル基を含ん
でおり、このためにフィルムの腐蝕抵抗性が低下する。
もしフ゛ロックドイソシアネート群が2−ヒドロキシア
ルキル尿素の形で架橋反応用に用いられるならば、カチ
オンバインダーは140℃の比較的低い温度で架橋結合
されて優れた物性のコーティングを生成できることが、
今や見出された。
従って本発明は、カチオン塗料バインダー、特に電着塗
装用の陰極沈着塗t:lバインダー、をブロック剤を高
温で解離し脱離するブロックト・イソシア不−1・群に
よって架橋する方法において、使用される架橋剤成分が
有機ジ−またはポリイソシアネート化合物を二級β−ヒ
ドロキシアルキルアミンと完全または部分反応すること
で得られる2ヒI°ロキシアルキル尿素であり、この際
、任意に部分反応後に遊離して残っているイソシアネ−
1・基がバインダーパートナ−のNCO−反応性基と反
応して自己架橋性バインダーを生成することを特徴とす
るカチオン塗料バインダーの架橋方法に係るものである
更に本発明は混合物中の架橋成分としてまたはバインダ
ーパートナ−との部分反応生成物として二級β−ヒドロ
キシアルキルアミンでブロックされたイソシアネート化
合物類が含まれるカチオン塗料バインダーに係るもので
ある。
本発明の架橋剤は、約140 ’Cのボストキエアでフ
ィルム生成を効果的に行なえるものであり、これは特に
水性塗料にとって好ましいものであるが、それだけでな
く、二級アミン基に対する個々のジイソシアネート類の
NCO,lのヒドロキシル基との比較に於て著しい反応
性の差によって、より選択的な半ブロツク化をすること
ができる。
2−ヒドロキシアルキル尿素類は、有機ジ−またはポリ
イソシアネートを二級β−ヒドロキシアルキルアミンと
反応することで得られる。
完全にブロックされているジ−またはポリイソシアネー
トの形でバインダーパートナ−に加えられる架橋成分に
対しては、すべての通常のジイソシアネート、トリイソ
シアネ−1・またはボリイソシアネートおよびこれらの
化合物とポリオールからのプレポリマーを使用すること
が可能である。
多数の脂肪族および芳香族ジ−、トリーおよびポリイソ
シアネートが知られており、商品として各種の商標名で
入手できる。
自己架橋性バインダーを生成できるように架橋機能を組
込ませるためには、イソシアネート基が各種の違った反
応性を有するジイソシアネ−1・が部分ブロックトイソ
シアネート化合物を生成するのに使用されるのが好まし
い。イソホロンジイソシアネートおよび2.4−1−ル
イレンジイソシアネートが、この目的のために使われる
のが好ましい。勿論、また約20%の2.6− トルイ
レンジイソシアネートを有する2、6−1−ルイレンジ
イソシアネー1〜の標単的な異性体混合物商品を使用す
ることも可能である。
二級β−ヒドロ;1−ジアルキルアミンは、例えば、N
−メチルエタノールアミンおよびその同族体等のN−ア
ルキル−アルカノールアミンを含んでいる。また、モノ
エポキシド化合物、例えばグリシジルエステルまたはグ
リシジルエーテルと一級アミンとの反応生成物を使用す
ることが可能である。
β−ヒドロキシアルキルアミンは、好ましくはブロック
解離温度で揮発性であるべきである。非n(発性ブロッ
ク剤は、ある場合にフィルム形成物性上で有利な好影響
を有しているが、しかしフィルムの耐性に負の影響を持
ってはならない。
N CO7,t−を二級β−ヒドロキシアルキルアミン
でブロックして2〜ヒドロキシアルキル尿素を生成する
反応は、10℃以上の温度で進められる。
全ブロック化は、好ましくは3o乃至40 ”Cで行な
われる。部分的なブロック化のためには、10乃至25
℃の温度が好ましい。好ましくは反応は反応性のない溶
剤、例えばメチルイソブチルケトンまたはグリコールジ
エーテルの存在下で行なわれる。
完全にブロックされた架橋剤成分は、全バインダーに対
して15乃至40重噴筒の比率で使用される。自己架橋
バインダーの場合には、2−ヒドロキシアルキル尿素基
の比率は、ブロック解離後の十分な架橋を保証しなけれ
ばならない。
窒素塩基群をもつ重付加、縮重合および重合生成物が、
原則的にバインダーまたはバインダー組成物の主要成分
として適当であり、このような重合生成物の大多数は当
業者に既知であり、またはこの項目に関する広範な文献
に記載されている。
これらのバインダー中におけるNC0−反応性基の十分
量等の選別基準もまた当業者によく知られている。
塗料バインダー組成物は、少なくとも酸と部分的に塩を
生成することで水溶性となっており、任意にDn料、エ
クステングーおよびぞの他の塗料添加物を既知の方法で
添加配合されている。
本発明に従って用いられる架橋剤成分を含有する塗料バ
インダー組成物は、好ましくは架橋触媒、例えばオクト
酸鉛または−)゛フテン酸鉛等の有機鉛化合物を含んで
いる。
電着塗装方式で使用するためには、塗料は通常の形状で
製造される。もし分離型の架橋剤成分が使用されるなら
ば、水で稀釈する市に加えるのが有利である。
次の実施例は、範囲を限定することなしに本発明を説明
している。与えられるすべての部またはパーセントは、
特に述べられている以外では、ill郡部よび重量パー
セントを表わしている。
友施斑 適当な反応容器中で、トルイレンジイソシアネートート
リーメチロールプロバンプレボリマー(n+ol比2.
7:1)のジエチレングリコール中70%溶液の863
部を203部(2,7mol)のメチルエタノールアミ
ンと30乃至40°Cと反応し、NC07Jが完全に反
応するまで続ける。
この架橋剤成分の30部(固体)が、70部(固体)の
変性カチオンエポキシ樹脂(下記参照)と混合され、次
に1%鉛(オクト酸鉛の形で)と混合される。ギ酸45
mmol (固体100g当り)の添加後に、15重量
%の固形物含量を有する透明ラッカーが、脱イオン水に
よる稀釈で生成する。
この透明ラッカーの陰極沈着フィルムを、140℃で3
0分間ポストキュアする。得られるラソカ−フィルムは
、乾燥フィルム厚さが20部2μmでのメチルエチルケ
トン耐性試験で約400回の往復塗布に対して全く変化
せずに耐溶剤性を示している。
本発明によるブロック化の代りに、2−エチルヘキサノ
ールがブロック剤として用いられるならば、上述の耐性
は185℃のボストキュア温度でやっと達成できる。
変性カチオンエポキシ樹脂は、次のようにして製j青さ
れる:ビスフェノールΔ(エポキシ当量約500)をヘ
ースにしたエポキシ樹脂500部を、214部のプ〔r
ピレングリコールモノメチルエーテルに溶解し、110
℃で無水フタル酸と2−エチルヘキサノールからの半エ
ステル83部と、トリエチルアミン触媒0.5gの存在
下で反応して、酸価を3■KOII/ gよりも少な(
する。次に、アミノエチル−エタノールアミン、2−エ
チルへキシルアクリレートおよびホルムアルデヒドから
得られたNH−官能基を有するオキサゾリジンの120
部が、ジエチルアミノプロピルアミン26部と一緒に加
えられ、この混合物を80℃で反応して、実際上エポキ
シ価0とする。この反応混合物を200部のプロピレン
グリコール−モノメチルエーテルで稀釈する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ブロック剤を高温で脱離するブロックドイツシアネ
    ート群によってカチオン塗料バインダー、特に陰極沈着
    性塗料のバインダーを架橋する方法において、用いる架
    橋成分が有機ジ−またはポリイソシアネート化合物と二
    級β−ヒドロキシアルキルアミンの完全または部分的反
    応によって得られた2−ヒドロキシアルキル尿素であり
    、この際、部分的反応後に残存する遊離イソシアネート
    基が任意にバインダーパートナーのNCO−反応性基と
    反応して自己架橋性バインダーを生成することを特徴と
    するカチオン塗料バインダーの架橋方法。 2、N−アルキルアルカノールアミンが二級β−ヒドロ
    キシアルキルアミンとして使用されることを特徴とする
    請求項1記載の方法。 3、一級アミンとモノエポキシド化合物との反応生成物
    が二級β−ヒドロキシアルキルアミンとして使用される
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。 4、混合物中の架橋成分としてまたはバインダーパート
    ナーとの部分反応生成物として二級β−ヒドロキシアル
    キルアミンでブロックされたイソシアネート化合物類が
    含まれることを特徴とするカチオン塗料バインダー。
JP31968888A 1987-12-21 1988-12-20 カチオン塗料バインダーの架橋方法およびそのために用いる架橋剤成分を含む塗料バインダー Pending JPH021771A (ja)

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AU337287 1987-12-21
AU3372/87 1987-12-21

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JP31968888A Pending JPH021771A (ja) 1987-12-21 1988-12-20 カチオン塗料バインダーの架橋方法およびそのために用いる架橋剤成分を含む塗料バインダー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4953651A (en) * 1986-07-25 1990-09-04 Automobiles Peugeot Coupling arrangement in power steering for vehicles

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4953651A (en) * 1986-07-25 1990-09-04 Automobiles Peugeot Coupling arrangement in power steering for vehicles

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