JPH0637602B2 - 塗料用流動性制御剤 - Google Patents

塗料用流動性制御剤

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JPH0637602B2
JPH0637602B2 JP62200063A JP20006387A JPH0637602B2 JP H0637602 B2 JPH0637602 B2 JP H0637602B2 JP 62200063 A JP62200063 A JP 62200063A JP 20006387 A JP20006387 A JP 20006387A JP H0637602 B2 JPH0637602 B2 JP H0637602B2
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/04Thixotropic paints

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗料に用いて塗料に揺変性を与え、厚膜に塗
装してもタレを生じ難くする塗料用流動性制御剤に関
し、とりわけ熱硬化性塗料に有用な塗料用流動性制御剤
に関する。
〔従来の技術〕
従来、塗料用の流動性制御剤としては、炭酸カルシウ
ム、有機ベントナイト、疎水性シリカ、有機ポリアミド
ワックス、ポリエチレンワックス等が用いられてきた。
また近年、これらの既存の流動性制御剤の類に、分子内
に尿素結合を有する化合物が加わった。例えば、特開昭
49-99131号公報には、(a)ジイソシアネート化合物と(b)
1級および/または2級ポリアミンならびに要すれば
(c)単官能性アルコール、オキシム、アミンおよび/ま
たはアルカノールアミンを1級および/または2級アミ
ノ基が化学量論的にイソシアネート基の量を越えない割
合において反応させて得られる尿素付加物より成る流動
性制御剤が開示されている。
また特開昭53-67733号公報には、ジイソシアネートと、
1〜5個の脂肪族炭素原子をもつモノアミン又はヒドロ
キシモノアミンとの反応生成物より成る流動性制御剤が
開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような尿素結合を有する流動性制御剤は、一般に尿
素結合間に作用する分子間力が強大なために、アルコー
ルやケトン等の高極性溶剤を多く含有する塗料において
もタレ防止効果が大きく、しかも熱硬化性塗料に用いる
と、硬化させる際の温度上昇時においてもタレ防止効果
が失なわれ難いという特徴を有している。しかし、特開
昭49-99131号公報に開示されている流動性制御剤は、顔
料を含まない透明クリヤー塗料などに用いると、経時変
化をおこしてタレ防止効果が低下したり、製造直後でも
通常の焼付温度である140℃よりも高い温度で硬化させ
なければ、塗膜のつやが低下するという問題点があっ
た。また、特開昭53-67733号公報に開示されている、炭
素数が1〜5個の脂肪族炭化水素を有するモノアミンま
たはヒドロキシモノアミンとジイソシアネート、例えば
ベンジルアミンとヘキサメチレンジイソシアネートとか
ら製造される流動性制御剤は、塗膜中での融点が高く、
顔料を含まない透明クリヤー塗料などに用いると、通常
の焼付温度である140℃よりも高い温度で硬化させなけ
れば、塗膜のつやが低下するという問題点があった。こ
のような状況に鑑み、本出願人は、かかる問題点を解決
する手段を研究し、芳香族環にアミノ基が直接に結合し
ている1級モノアミンと脂肪族ジイソシアネートとの反
応物を流動性制御剤として用いると、極めて高い揺変性
が得られることを見い出し、アニリンと脂肪族ジイソシ
アネートとを反応させて得られる成分と、含酸素1級モ
ノアミンと脂肪族ジイソシアネートとを反応させて得ら
れる成分とを特定の割合で含有する流動性制御剤を提案
した(特開昭61-97375号公報)。しかし、この場合も含
酸素1級モノアミンを使用したので、有機バインダーと
して用いる樹脂の分子量が小さい場合には、塗膜の耐水
性が低下するという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、予期せぬことにはパラトルイジンとヘキサメ
チレンジイソシアネートとを特定の割合で反応させて得
られた生成物を流動性制御剤として用いることにより、
特開昭53-67733号公報の流動性制御剤よりも、より少な
い量で高いタレ防止効果が得られ、かつ特開昭61-97375
号公報に記載のように含酸素1級モノアミンと脂肪族ジ
イソシアネートとの反応物よりなる成分を用いなくて
も、140℃よりも低い比較的に低い温度で硬化した時の
つやが良い、新規の塗料用の流動性制御剤が得られるこ
とを知見したことに基づくものである。
すなわち本発明は、パラトルイジンとヘキサメチレンジ
イソシアネートとを、NH2/NCOモル比が0.8〜1.2になる
割合で反応させて得られた生成物からなることを特徴と
する塗料用流動性制御剤に関するものである。
以下、本発明の構成、製造法、作用、効果を説明する。
本発明の塗料用流動性制御剤は1級モノアミンとして、
芳香族環の対称的な位置にアミノ基とメチル基が結合し
ているパラトルイジンを用いる。
アミノ基とメチル基の結合位置が対称的でないオルトト
ルイジンやメタトルイジンおよび、その他の、芳香族環
にアミノ基と脂肪族炭化水素基が結合している1級モノ
アミン、例えば2,3-キシリジン、3,4-キシリジン等を用
いた時には、高いタレ防止効果が得られない。
また、本発明の塗料用流動性制御剤は有機ポリイソシア
ネートとして、ヘキサメチレンジイソシアネートを用い
る。その他のジイソシアネート、例えばトリレンジイソ
シアネートなどを用いると高いタレ防止効果が得られな
かったり、塗膜のつやを低下させたりするので適当でな
い。
本発明において、パラトルイジンとヘキサメチレンジイ
ソシアネートとの割合は、NH2/NCOモル比が0.8〜1.2に
なる割合であることが必要である。NH2/NCOモル比が0.
8未満であると過剰のイソシアネート基同志が反応した
りして高分子量体が生成し、これを用いた場合に塗膜の
つやが低下し、また過剰のイソシアネート基が溶剤や樹
脂の活性水素基と反応して高い揺変性が得られなくなる
場合がある。逆にNH2/NCOモル比が1.2を越える場合
は、塗膜が黄変したり硬化不良をもたらすので適当でな
い。
本発明の塗料用流動性制御剤を製造するには、パラトル
イジンの有機溶剤溶液を60℃以下、好ましくは0°〜40
℃の温度で、不活性ガス雰囲気下で撹拌しながら、これ
にヘキサメチレンジイソシアネートをゆっくり添加して
反応させる方法がある。パラトルイジンを溶解する有機
溶剤としてはベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
系溶剤が好ましいが、必要により酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、酢酸アミル等のエステル系溶剤、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサ
ノン等のケトン系溶剤、メタノール、エタノール、イソ
プロパノール、nブタノール等のアルコール類等を含ん
でもよい。また、本発明の塗料用流動性制御剤の製造
は、塗料の有機バインダー成分として用いられる樹脂中
で行なっても良い。使用できる樹脂としては、ポリエス
テル樹脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂、ポリウレタン樹
脂、ポリエーテル樹脂、石油樹脂などがあり、例えば上
塗塗料などの耐候性を必要とする用途に用いる場合は、
ポリエステル樹脂やアクリル樹脂を用いるのが好まし
い。このように塗料用流動性制御剤を樹脂中で製造する
場合は、パラトルイジンの有機溶剤溶液を樹脂に混合
し、温度を0〜40℃に保って、高速で撹拌しながらヘキ
サメチレンジイソシアネートをゆっくり添加して反応さ
せる方法が好適である。
流動性制御剤を製造する際の濃度は、用いる溶剤の種類
や、樹脂の種類と粘度により適宜選択できるが、溶剤中
で製造する場合は、1〜10重量%、樹脂中で製造する場
合は、0.1〜3重量%の範囲とするのが好適である。
次に、上述の方法により製造された本発明の流動性制御
剤を配合して塗料を製造する場合には、前述の有機バイ
ンダー成分として用いられる樹脂以外に、硬化剤(例え
ばヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネート等のポリイソシアネート化合物及びポリイソ
シアネート化合物に含まれるイソシアネート基の全部ま
たは一部を低級アルコール、ε−カプロラクタム、メチ
ルエチルケトキシム等のブロック剤で封鎖した形のブロ
ック化イソシアネート化合物;メラミン樹脂または尿素
樹脂等のアミノ樹脂;エポキシ樹脂等);有機顔料、無
機顔料、体質顔料等の顔料;表面調整剤、沈降防止剤、
熱および光劣化防止剤、顔料分散剤等の塗料用添加剤、
さらに反応を促進させるための反応触媒等を配合するこ
とができる。
本発明の塗料用流動性制御剤の塗料への配合量は、塗料
全量中に0.05〜2重量%とすることにより高い揺変性が
得られ、厚膜塗装が可能になる。本発明の塗料用流動性
制御剤を塗料に配合するには、流動性制御剤が有機溶剤
中で製造され、有機溶剤との混合物である場合は、ディ
ゾルバー、ボールミル、サンドグラインドミルなどの混
合混練装置を用いて、有機バインダーとして用いる樹脂
と混合してから塗料に配合する。流動性制御剤が有機バ
インダー成分として用いられる樹脂中で製造される場合
には、そのまま塗料に配合すれば良い。
〔発明の効果〕
本発明の塗料用流動性制御剤は、その構成を、有機モノ
アミンとして、芳香族環にアミノ基とメチル基とが対称
の位置に結合したパラトルイジンを用い、有機ジイソシ
アネートとしてヘキサメチレンジイソシアネートを用い
て、この両者をNH2/NCOモル比が0.8〜1.2になる特定の
割合で反応させた生成物としたもので、分子構造の立体
的配置が対称的で、結晶性が良く、従来の同種の流動性
制御剤よりも、より少量で高いタレ防止効果が得られ、
硬度、耐水性、耐溶剤性に優れ、かつ透明クリヤー塗料
に用いても、従来よりも低い温度で硬化させてもつやを
低下させず、変色をおこすこともないという従来の塗料
用流動性制御剤にはみられない優れた特性を合せて有す
るという効果がある。
〔実施例〕
以下、本発明を製造例、実施例、比較例により更に説明
する。尚各例中、「部」は重量部を示し、「%」は重量
%を示す。
製造例1 アクリル樹脂ワニスの製造。
撹拌装置、温度計、還流冷却管およびモノマー滴下槽を
備えた反応器に以下の溶剤を入れた。
キシレン 35.0部 溶剤を撹拌しながら135〜140℃の温度に加熱して還流さ
せた。そしてモノマー滴下槽に以下のモノマー混合物を
入れ、3時間かけて等速度で滴下した。
スチレン 12.5部 メチルメタクリレート 12.5部 ブチルメタクリレート 10.0部 2−エチルヘキシルアクリレート 13.5部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 10.0部 メタクリル酸 2.5部 パーブチルZ(日本油脂(株)製、重合 4.0部 開始剤、商品名) モノマー混合物の滴下完了後、還流状態下でさらに2時
間撹拌を続けた。こうして固形分が65%、あわ粘度計
(JIS K5400 4.2.2あわ粘度計に準じる)を用いて25℃
の温度で測定した粘度がY〜Zであるアクリル樹脂ワニ
スを得た。
製造例2 20%パラトルイジン溶液の製造。
パラトルイジンを40〜50℃の温度で加温溶解し、以下の
処法で20%溶液を製造した。
キシレン 80.0部 パラトルイジン 20.0部 実施例1 製造例1のアクリル樹脂ワニス 92.5部 20%パラトルイジン溶液 5.7部 以上の混合物を撹拌装置、温度計、滴下槽を備えた反応
器に入れ、撹拌しながら冷却して、10℃の温度にした。
次いで滴下ロートに ヘキサメチレンジイソシアネート 0.9部 キシレン 0.9部 を入れ、30分かけて等速滴下して加えた。滴下終了後、
さらに30分間、温度を10〜15℃に保ったまま撹拌を続け
た。こうして、パラトルイジンとヘキサメチレンジイソ
シアネートの割合がNH2/NCOモル比で、1.0である流動
性制御剤を、全量中2%含有する、揺変性を有する白濁
したアクリル樹脂ワニスを得た。この流動性制御剤を含
有するアクリル樹脂ワニスを用いて、以下の配合の塗料
を調製した。
流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニス 10.0部 製造例1で製造したアクリル樹脂 56.0部 ワニス スーパーベッカミンL-116-70 27.0部 (大日本インキ化学工業(株)製、 ブチル化メラミン樹脂、商品名) キシレン 4.0部 nブチルアルコール 3.0部 この塗料をキシレン:nブチルアルコールが90:30部の
混合溶剤を用い、フォードカップNO.4を用いて20℃の
温度で測定した粘度が30秒になるように稀釈して、垂直
に立てた試験板(ボンデライト#3004、日本パーカーラ
イジング(株)製、リン酸亜鉛処理鋼板、商品名)にス
プレー塗装し、垂直に立てたまま120℃の温度で30分硬
化させたところ、膜厚が49μmのところまでタレがな
く、つやが良好であった。
実施例2 以下の配合で、NH2/NCOモル比が0.8である流動性制御
剤を2%含有するアクリル樹脂ワニスを実施例1と同様
にして製造した。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 92.5部 20%パラトルイジン溶液 5.0部 ヘキサメチレンジイソシアネート 1.0部 キシレン 1.5部 この流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニスを用いて、実
施例1と同様にして塗料を調製し、塗装したところ、膜
厚が47μmのところまでタレがなく、塗膜のつやが良好
であった。
実施例3 以下の配合で、NH2/NCOモル比が1.2である流動性制御
剤を2%含有するアクリル樹脂ワニスを、実施例1と同
様にして製造した。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 92.5部 20%パラトルイジン溶液 6.0部 ヘキサメチレンジイソシアネート 0.8部 キシレン 0.7部 この流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニスを用いて、実
施例1と同様にして塗料を調製し、塗装したところ、膜
厚が48μmのところまでタレがなく、塗膜のつやが良好
であった。
製造例3 ポリエステル樹脂の製造。
撹拌装置、留出水分離器の付属した還流冷却管、温度計
および不活性ガス導入管を備えた反応器に、以下の成分
を装入した。
ネオペンチルグリコール 25.3部 トリメチロールプロパン 6.0部 アジピン酸 25.9部 イソフタル酸 14.3部 これらの内容物を加熱し、温度が120℃に達してから撹
拌し、さらに加熱して200℃の温度で反応を続けた。時
々内容物を少量とって酸価を測定し、酸価が15になった
ところで冷却し、冷却後以下の成分で希釈した。反応中
の留出水の量は18部であった。
キシレン 18.0部 ソルベッソ150(エッソ化学(株)製、 10.5部 高沸点芳香族系溶剤、商品名) こうして、固形分65%、あわ粘度計(JIS K5400 4.2.2
あわ粘度計に準じる)を用いて25℃の温度で測定した粘
度がX〜Yであるポリエステル樹脂ワニスを得た。
実施例4 (1)流動性制御剤含有ポリエステル樹脂ワニス(1)の製造 製造例3のポリエステル樹脂ワニス 98.2部 製造例2の20%パラトルイジン溶液 1.4部 以上の混合物を撹拌装置、温度計、滴下槽を備えた反応
器に入れ、撹拌しながら冷却して、10℃の温度にした。
次いで滴下ロートに ヘキサメチレンジイソシアネート 0.2部 キシレン 0.2部 を入れ、30分かけて等速滴下して加えた。滴下終了後、
さらに30分間、温度を10〜15℃に保ったまま撹拌を続け
た。こうして、パラトルイジンとヘキサメチレンジイソ
シアネートの割合がNH2/NCOモル比で、1.0である流動
性制御剤を、全量中0.5%含有する、揺変性を有し、わ
ずかに白濁したポリエステル樹脂ワニスを得た。
(2)流動性制御剤を含有する白塗料の製造と塗装 製造例3のポリエステル樹脂ワニス 13.4部 二酸化チタン(JR-602、帝国化工(株)29.0部 製、商品名) キシレン 4.4部 エチレングリコールモノエチル 4.4部 エーテルアセテート 以上の混合物を、ガラスビーズミルを用いて1時間分散
した。ガラスビーズをろ過して除き、以下の成分を加え
て撹拌した。
製造例3のポリエステル樹脂ワニス 7.2部 流動性制御剤含有ポリエステル樹脂 20.0部 ワニス(1) スーパーベッカミンL-116-70(既出) 16.0部 BYK-300(BYK Chemie Gmbh-製、 0.1部 シリコン樹脂添加剤、商品名) ソルベッソ150(既出) 2.5部 n-ブチルアルコール 3.0部 この塗料を実施例1と同様にして希釈してスプレー塗装
したところ、膜厚が60μmのところまでタレがなく、つ
やが良好であった。
実施例5 (1)流動性制御剤含有ポリエステル樹脂ワニス(2)の製造 以下の配合で、NH2/NCOモル比が1.0である流動性制御
剤を3.0%含有するポリエステル樹脂ワニスを、実施例
4の(1)と同様にして製造した。
製造例3のポリエステル樹脂ワニス 88.9部 製造例2の20%パラトルイジン溶液 8.5部 ヘキサメチレンジイソシアネート 1.3部 キシレン 1.3部 (2)流動性制御剤を含有する白塗料の製造と塗装 製造例3のポリエステル樹脂ワニス 13.4部 二酸化チタン(既出) 29.0部 キシレン 4.4部 エチレングリコールモノエチル 4.4部 エーテルアセテート 以上の混合物を、実施例4の(2)と同様にして分散し、
ろ過した後、以下の成分を加えた。
製造例3のポリエステル樹脂ワニス 21.0部 流動性制御剤含有ポリエステル樹脂 6.5部 ワニス(2) スーパーベッカミンL-116-70(既出) 15.7部 BYK-300(既出) 0.1部 ソルベッソ150(既出) 2.5部 n-ブチルアルコール 3.0部 この塗料を実施例1と同様にして希釈してスプレー塗装
したところ、膜厚が65μmのところまでタレがなく、つ
やが良好であった。
実施例6 以下の成分を混合した。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 50.0部 実施例1の流動性制御剤含有アクリ 25.0部 ル樹脂ワニス エチレングリコールモノエチルエー 5.0部 テルアセテート 酢酸ブチル 7.5部 この混合物に、硬化剤としてポリイソシアネートを加え
た。
デスモジュール-N-75 12.5部 (バイエル社製、加熱残分75%、商品名) この様にして製造した、ポリイソシアネートによって硬
化し得る塗料を、酢酸ブチル:シクロヘキサノンが70:
30の混合溶剤を用い、フォードカップNO.4を用いて20
℃の温度で測定した粘度が30秒になるように希釈し、実
施例1と同様にスプレー塗装したところ、膜厚が50μm
のところまでタレがなく、つやが良好であった。
実施例7 (1)溶剤中での流動性制御剤の製造 キシレン 81.6部 20%パラトルイジン溶液 14.0部 以上の混合物を、撹拌装置、温度計、滴下槽を備えた反
応器に入れ、撹拌しながら滴下槽から、 ヘキサメチレンジイソシアネート 2.2部 キシレン 2.2部 の混合物を2時間かけて滴下して加えた。この間温度は
40℃を越えないようにした。滴下後、さらに1時間撹拌
を続けた。こうして、パラトルイジンとヘキサメチレン
ジイソシアネートの割合がNH2/NCOモル比で1.0である
流動性制御剤を5%含有する、白色ワックス状の、流動
性制御剤とキシレンの混合物を得た。
(2)塗料の製造 上述のようにして得られた5%流動性制御剤混合物と、
製造例1のアクリル樹脂ワニスを以下の配合で混ぜ、ボ
ールミルで24時間分散した。
5%流動性制御剤混合物 20.0部 製造例1のアクリル樹脂ワニス 20.0部 分散終了後、ボールを金網でろ過して除き、以下の成分
を混合して、流動性制御剤を全量中1%含有する塗料を
得た。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 33.6部 スーパーベッカミンL-116-70(既出) 26.4部 この塗料は揺変性を有しており、実施例1と同様にして
希釈し、スプレー塗装したところ、膜厚が61μmのとこ
ろまでタレがなく、塗膜のつやが良好であった。
実施例8 (1)溶剤中での流動性制御剤の製造 キシレン 63.2部 20%パラトルイジン溶液 28.0部 以上の混合物を、実施例7と同じ反応器に入れ、撹拌し
ながら滴下槽から、 ヘキサメチレンジイソシアネート 4.4部 キシレン 4.4部 の混合物を4時間かけて滴下して加えた。この間温度は
40℃を越えないようにした。滴下後、さらに1時間撹拌
を続けた。こうして、パラトルイジンとヘキサメチレン
ジイソシアネートの割合がNH2/NCOモル比で1.0である
流動性制御剤を10%含有する、白色ワックス状の流動性
制御剤とキシレンの混合物を得た。
(2)塗料の製造 上述のようにして得られた10%流動性制御剤混合物と、
製造例1のアクリル樹脂ワニスを以下の配合で混ぜ、ボ
ールミルで24時間分散した。
10%流動性制御剤混合物 20.0部 製造例1のアクリル樹脂ワニス 20.0部 分散終了後、ボールを金網でろ過して除き、以下の成分
を混合して、流動性制御剤を全量中2%含有する塗料を
得た。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 33.6部 スーパーベッカミンL-116-70(既出) 26.4部 この塗料は揺変性を有しており、実施例1と同様にして
希釈し、スプレー塗装したところ、膜厚が60μmのとこ
ろでもタレがなく、塗膜のつやが良好であった。
実施例9 製造例3のポリエステル樹脂ワニス 12.4部 実施例7の5%流動性制御剤混合物 1.0部 二酸化チタン(既出) 29.0部 エチレングルコールモノエチルエー 4.4部 テルアセテート キシレン 4.4部 以上の混合物を、ボールミルを用いて24時間分散した。
ボールを金網でろ過して除き、以下の成分を加えた撹拌
した。
製造例3のポリエステル樹脂ワニス 27.2部 スーパーベッカミンL-116-70(既出) 16.0部 BYK-300(既出) 0.1部 ソルベッソ150(既出) 2.5部 n-ブチルアルコール 3.0部 この塗料を、実施例1と同様にして希釈してスプレー塗
装したところ、膜厚が50μmのところまでタレがなく、
つやが良好であった。
比較例1 以下の配合で、NH2/NCOモル比が0.6である流動性制御
剤を2%含有するアクリル樹脂ワニスを実施例1と同様
の条件で製造した。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 92.5部 20%パラトルイジン溶液 4.3部 ヘキサメチレンジイソシアネート 1.1部 キシレン 2.1部 この流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニスは、揺変性が
低かった。これを用いて、実施例1と同様にして塗料を
調製し、塗装したところ、29μmのところでタレを生じ
はじめていて、塗膜のつやも劣っていた。
比較例2 以下の配合で、NH2/NCOモル比が1.4である流動性制御
剤を2%含有するアクリル樹脂ワニスを実施例1と同様
の条件で製造した。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 92.5部 20%パラトルイジン溶液 6.4部 ヘキサメチレンジイソシアネート 0.7部 キシレン 0.4部 この流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニスを用いて実施
例1と同様にして塗料を調製し、塗装したところ、45μ
mの膜厚のところでもタレがなかったが、塗膜は黄色に
着色しており、後述の塗膜性能試験の結果、耐水性、耐
溶剤性、硬度が劣っていた。
比較例3 以下の配合で、1級モノアミンとしてオルトトルイジン
を用いた塗料用流動性制御剤を3%含有するアクリル樹
脂ワニスを製造した。すなわち、 製造例1のアクリル樹脂ワニス 92.5部 オルトトルイジン 1.7部 キシレン 3.2部 以上の混合物を実施例1と同じ反応器に入れ、撹拌しな
がら冷却して、10℃の温度にした。次いで滴下ロートに ヘキサメチレンジイソシアネート 1.3部 キシレン 1.3部 を入れ、30分かけて等速滴下して加えた。滴下終了後、
さらに30分間、温度を10〜15℃に保ったまま撹拌を続け
た。かくして得た、オルトトルイジンとヘキサメチレン
ジイソシアネートとから製造された塗料用流動性制御剤
を3%含有するアクリル樹脂ワニスを用いて、以下の配
合の塗料を調製した。
流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニス 33.3部 製造例1のアクリル樹脂ワニス 32.7部 スーパーベッカミンL-116-70(既出) 27.0部 キシレン 4.0部 nブチルアルコール 3.0部 この塗料を実施例1と同様にして塗装したところ、22μ
mのところでタレを生じた。
比較例4 以下の配合で、1級モノアミンとして3,4-キシリジンを
用いた塗料用流動性制御剤を3%含有するアクリル樹脂
ワニスを製造した。すなわち、 製造例1のアクリル樹脂ワニス 92.5部 3,4-キシリジン 1.8部 キシレン 3.3部 以上の混合物を実施例1と同じ反応器に入れ、撹拌しな
がら冷却して、10℃の温度にした。次いで滴下ロート
に、 ヘキサメチレンジイソシアネート 1.2部 キシレン 1.2部 を入れ、30分かけて等速滴下して加えた。滴下終了後、
さらに30分間、温度を10〜15℃に保ったまま撹拌を続け
た。かくして得た、3,4-キシリジンとヘキサメチレンジ
イソシアネートとから製造された塗料用流動性制御剤を
3%含有するアクリル樹脂ワニスを用いて、以下の配合
の塗料を調整した。
流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニス 33.3部 製造例1のアクリル樹脂ワニス 32.7部 スーパーベッカミンL-116-70(既出) 27.0部 キシレン 4.0部 nブチルアルコール 3.0部 この塗料を実施例1と同様にして塗装したところ、25μ
mのところでタレを生じた。
比較例5 製造例1のアクリル樹脂ワニス 94.4部 アニリン 1.4部 ヘキサメチレンジイソシアネート 1.4部 キシレン 2.8部 上の配合で、アニリンから誘導される流動性制御剤を含
有するアクリル樹脂ワニスを実施例1と同様の条件で製
造した。次に同様にして以下の配合の含酸素1級モノア
ミンから誘導される流動性制御剤を含有するアクリル樹
脂ワニスを製造した。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 94.4部 モノエタノールアミン 1.1部 ヘキサメチレンジイソシアネート 1.7部 キシレン 2.8部 この2種類の流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニスを用
いて、以下の配合で塗料を調製した。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 40.2部 アニリンから誘導された流動性制御剤 17.9部 含有のアクリル樹脂ワニス モノエタノールアミンから誘導された 17.9部 流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニス スーパーベッカミンL-116-70(既出) 24.0部 この塗料を実施例1と同様にして塗料したところ、膜厚
が42μmのところでタレがなく、塗膜のつやも良好であ
ったが、後述の塗膜性能試験の結果、耐水性が劣ってい
た。
比較例6 以下の配合で、ベンジルアミンから誘導される流動性制
御剤を、3%含有するアクリル樹脂ワニスを実施例1と
同様の条件で製造した。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 92.5部 ベンジルアミン 1.7部 ヘキサメチレンジイソシアネート 1.3部 キシレン 4.5部 この流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニスを用いて、下
記の配合の塗料を製造した。
製造例1のアクリル樹脂ワニス 32.7部 流動性制御剤含有アクリル樹脂ワニス 33.3部 スーパーベッカミンL-116-70(既出) 27.0部 キシレン 4.0部 nブチルアルコール 3.0部 この塗料を実施例1と同様にして塗装したところ、32μ
mのところでタレを生じはじめており、塗膜のつやも劣
っていた。
実施例1〜9および比較例1〜5に示した各塗料を塗布
した試験板につき、次に示す評価方法により塗膜性能試
験を行ない、得た結果を表−1に示す。
評価方法: つや:ハンター・ラボ(Hunter Labo)社製、ドリゴン−
メーター(DORIGON-METER)で測定した30°反射光沢値(R
s)で示した。
変色:目視観察による。
硬度:JIS-K-5400 6.14鉛筆引っかき試験に準拠した。
耐水性:80℃の熱水に3時間浸漬後、塗膜の変色、軟化
の有無を調べた。
耐溶剤性:石油ベンジン/メチルアルコールの90/10%
の混合物に室温で1時間浸漬後に、塗膜の変色、軟化の
有無を調べた。
以上の結果から明らかなように、実施例1〜9の本発明
の塗料用流動性制御剤を用いた塗料は、厚膜に塗装がで
き、かつ120℃の温度で硬化させても塗膜のつやが良
く、変色、硬度、耐水性、耐溶剤性などの塗膜性能も良
好である。
これに対して、NH2/NCOモル比が0.8未満である比較例
1の場合はタレ防止効果が不十分で、塗膜のつやも劣
る。NH2/NCOモル比が1.2を越える比較例2では、硬化
時に塗膜が黄変するほか、120℃の硬化温度では硬化不
良であって、硬度、耐水性、耐溶剤性に劣る。1級モノ
アミンとしてオルトトルイジンを用いた比較例3及び3,
4-キシリジンを用いた比較例4の場合は、いずれも塗料
全量中に流動性制御剤を1%配合したにもかかわらず、
タレ防止効果に劣る。特開昭61-97375の技術による比較
例5は、120℃の硬化温度では、硬度、耐水性に劣る。
特開昭53-67733号公報の技術による比較例6は、塗料全
量中に流動性制御剤を1%配合したにもかかわらず、タ
レ防止効果に劣り、120℃の温度で硬化した塗膜のつや
が不良で、耐水性、耐溶剤性も劣っている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラトルイジンとヘキサメチレンジイソシ
    アネートとをNH2/NCOモル比が0.8〜1.2になる割合で反
    応させて得られた生成物からなることを特徴とする塗料
    用流動性制御剤。
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