JPH0217710A - 圧電セラミックフィルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧電セラミックの振動子の特性を利用した圧
電セラミックフィルタに関するものである。

従来の技術 従来、この種の圧電セラミックフィルタは、第４図に示
すような圧電共振子２個で構成されていた。９４４図に
おいて、（ム）は圧電共振子の表面よシ見た斜視図であ
シ、同図（Ｂ）は裏面よシ見た斜視図である。図におい
て、１は圧電セラミック矩形板であシ、２は上記矩形板
１の表裏に互いに中央で重なるように異なる端面まで設
けられた部分電極であり、前記圧電セラミック矩形板１
は厚みすべ９振動で励振する。そして、第６図に示すよ
うな回路において合成抵抗あるいは合成コイルＲ２によ
シフィルタ回路を構成する。第５図でＸｌ。

ｘ２は圧電共振子、Ｒ１とＲ３はインピーダンスである
。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、圧電共振子を２個使用する
ので、圧電共振子の特性のバラツキを小さくするために
圧電共振子を選んで組み合わせしなければならなく、さ
らに２個の取付は面積が必要であるという課題があった
。

本発明はこのような課題を解決するもので、特性のバラ
ツキを小さくし、取付は面積を少なくすることを目的と
するものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、セラミック矩形板
の一方の面に少なくとも０．６ｍｍ以上の間隔をあけて
部分電極を設け、他方の面に上記部分電極と表裏でそれ
ぞれ互いに重なるように共通電極を設けた構成としたも
のである。

作用 この構成によυ、１個の圧電素子で２個の共振子特性が
得られるため、フィルタ特性のバラツキが小さく、取付
面積も少ないこととなる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例による圧電セラミックフィル
タの斜視図であシ、第１図において、（ム）は圧電セラ
ミックフィルタの表面より見た斜視図であシ、同図中）
は裏面よシ見た斜視図である。図において、３は圧電セ
ラミック矩形板、４は矩形板３の一方の面に少なくとも
０．６ｍｍ以上の間隔をあけてそれぞれ一端が異なる端
面まで達するように設けた２個の部分電極、６は上記２
個の部分電極４と各々対抗して重なった部分、つまシ共
振部を設けるようにした共通電極であシ、第２図に示す
ような回路において合成抵抗あるいは合成コイルＲ６に
よシフィルタ回路を構成する。第２図でｘ３は本発明の
圧電共振子、Ｒ４とＲ６はインピーダンスである。

以上のように構成された圧電セラミックフィルタについ
て、以下その動作を説明する。

本発明では厚みすベシ振動で励振する同一圧電セラミッ
ク矩形板上に２個の共振部を設けているため、２個の共
振が互いに干渉しない間隔Ｓを保つ必要があシ、第３図
に間隔Ｓを変えた時の特性の変化を示し、０．６朋以上
で従来品と同等の特性が得られるため、圧電セラミック
矩形板の全長も大体において４ｆｆ以上であれば性能が
満足できる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、圧電セラミック矩形板に
少なくとも０．６ｍｍ以上の間隔をおいて２個の共振部
を設けることによシ、１素子で２素子分の特性が得られ
るためＫ、特性のバラツキをＡに減少させることができ
る。また、１素子であるために取付は面積も小さくする
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ム）　、　（Ｂ）は本発明の一実施例による圧
電セラミックフィルタの表面及び裏面よシ見た斜視図、
第２図は本発明の圧電セラミックフィルタを使用した応
用回路例を示す回路図、第３図は本発明の共振部間隔を
変えた時の特性図、第４図（ム）、（Ｂ）は従来の共振
子の表面及び裏面より見た斜視図、第６図は従来の共振
子を使用した応用回路ｆ！ＡＪを示す回路図である。 ３・・・・・・圧電セラミック矩形板、４・・−・・・
部分！極、５・・・・・・共通電極。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧電セラミック矩形板の一方の面に少なくとも０．６ｍ
   ｍ以上の間隔をあけて部分電極を設け、他方の面に上記
   部分電極と表裏でそれぞれ互いに重なるように共通電極
   を設けた圧電セラミックフィルタ。