JPH02176484A - 強磁性磁気抵抗素子 - Google Patents

強磁性磁気抵抗素子

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JPH02176484A
JPH02176484A JP63329005A JP32900588A JPH02176484A JP H02176484 A JPH02176484 A JP H02176484A JP 63329005 A JP63329005 A JP 63329005A JP 32900588 A JP32900588 A JP 32900588A JP H02176484 A JPH02176484 A JP H02176484A
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JP
Japan
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current path
signal
resistance value
magnetic
magnetic field
Prior art date
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Pending
Application number
JP63329005A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyasu Sugimoto
杉本 善保
Ichiro Shibazaki
一郎 柴崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、強磁性薄膜からなる強磁性磁気抵抗素子に関
する。
[従来の技術] 本発明に関る従来の技術として特公昭54−41335
号記載のものがある。これは、第5図に示されているよ
うに、それぞれ磁気抵抗の異方性を有する電流通路から
なる感磁部R1,R2を、これらの電流通路に近接され
る繰り返し磁気信号10の波長λに対し、λ/2(n+
1/2) (n−o、t、2.−)の間隔をもって基板
1上に配し、かつそれぞれの感磁部が互いにほぼ平行に
なるように配すると共に、R1,R2の一端を互いに接
続し、この接続部に出力端子T41゜T42およびT4
3を設け、R1,R2の他端にそれぞれ電流供給端子を
設けてなるものである。
上記従来例によれば、第6図(八) 、 (B)に示し
たように、磁気信号1周期に対し2周期の出力信号が得
られる。しかし、この場合、Ill、82の間隔を、磁
気信号の波長λに対しλ/2 (n+172)にしなけ
ればならないという制約がある。つまり、ある波長λ1
で着磁された磁気信号を読み取るように設計された素子
では、異なる波長λ2で着磁された磁気信号を読み取ろ
うとした場合、極端に出力信号が小さくなり、あるいは
波形が歪む等の問題が生ずる。第7図(A) 、 (B
)には、上記従来例によってλ=400μmの磁気信号
を検出するように設計された素子を、λ=200μ脂お
よびλ=800μmの磁気信号と対向させたときの出力
の様子を示した。λ=200μmの場合、2つの感磁部
の抵抗値は常にほぼ同一の値を示すため、出力が全く得
られないことがわかる。また、λ=800μlの場合、
出力が極端に小さくなり、その波形も歪んでしまう。従
って従来は、ある波長の磁気信号を検出するように設計
された素子では、異なる波長の磁気信号を検出すること
は困難であった。しかるに、通常信号源となるFGロリ
ングの径も様々であり、従って着磁ピッチもそれぞれ異
なる、すなわち磁気信号の波長が異なる。そのため、従
来は信号磁界の着磁ピッチが異なる度にその着磁ピッチ
に応じた素子を設計しなければならなかった。
すなわち、従来はモータ径等の変更でFGロリング着磁
ピッチが変わると、それまで使っていた素子は使用でき
なくなり、その着磁ピッチに応じた素子をあらたに作ら
なければならなかった。つまり、信号源の着磁ピッチと
使用できる素子とが1対1対応であるので、着磁ピッチ
が変わると、それに合わせた素子設計を行うという手間
がかかった。また素子と着磁ピッチが1対1なので、従
来の磁気抵抗素子は多品種小量生産のものが多く、単一
製品の大量生産による製作コストのダウンが難しかった
。また、従来は一定ピッチの信号磁界しか検出できない
ため、信号源の着磁ピッチが変動すると、出力波形が歪
むため、正確な位置検出を行うことができなくなる等の
問題が生じていた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、以上説明したような問題点を解消し、
様々な着磁ピッチの信号源に対し、その着磁ピッチの如
何に関らず安定した出力信号の得られる、強磁性磁気抵
抗素子を提供することにある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明の強磁性磁気
抵抗素子は、磁気抵抗の異方性効果を有する強磁性薄膜
からなる2つの電流通路を持ち、第1の電流通路の一端
と第2の電流通路との一端を互いに接続し、その接続部
に出力端子を設け、第1の電流通路と第2の電流通路の
他端をそれぞれ入力端子とした磁気抵抗素子において、
第2の電流通路は外部磁界の変化に対し、その抵抗がほ
ぼ一定の抵抗値を有する。
抵抗値を一定にすることは、磁気信号の加わらない位置
に電流通路を設けること、または磁界が加わっても抵抗
値が一定となるような電流通路のパターン構造にするこ
とによって実現できる。そのため、本発明の強磁性磁気
抵抗素子は、第2の電流通路を磁気信号の加わらない位
置に配置し、または磁界が加わっても抵抗値が一定とな
るような電流通路パターン構造にしている。
[作 用] 本発明では、第1の電流通路の抵抗値が磁界により変化
し、第2の電流通路の抵抗値は一定の値を示すので、い
かなる着磁ピッチの信号磁界に対しても同一の素子で信
号検出ができ、安定した出力信号を得ることができる。
また、同一の素子で、様々な着磁ピッチの信号磁界を検
出できるので、従来必要だった着磁ピッチの異なる度に
素子設計をするという手間がいらない。同時に、1種類
の素子で様々な信号磁界検出ができるので、大量生産に
よる製作コストのダウンを図ることもできる。
[実施例] 以下に図面を参照して本発明を説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例における素子の構造を
示すものである。 R11は第1の電流通路、R12は
第2の電流通路であり、それぞれ絶縁性基板1上に設け
られた磁気抵抗効果を有する薄膜からなっている。Tl
l 、T13は入力端子部、TI2は出力端子部である
。FGリング等の磁気信号源から発する磁界の有効範囲
は、通常ある幅があり、第1図ではそれが点線A−A’
 と点線B−B’  との間の領域にあたる。この例の
場合、第1の電流通路R11のみが信号磁界領域に配置
される構造となっており、その抵抗値が変化する。また
、もう1つの電流通路R12は信号磁界の範囲外にある
ので、その抵抗値は常に一定の値を示す、すなわち、磁
気信号の変化に対応して抵抗値が変化するのは第1の電
流通路R11のみである。R11の抵抗変化は信号磁界
強度の変化に対応して起こるものであり、着磁ピッチが
如何なるものであろうとその位置での磁界強度に応じた
抵抗値を示す、したがって、本構成の素子では、磁気信
号源の波長λの値によらず歪のない安定した出力波形が
得られる。
第2図(^) 、 (B)および(C)には、それぞれ
着磁波長λ=200μm、400μIおよび800μ鳳
の磁気信号源の磁気信号検出に本素子を用いた場合の出
力波形を示した。λ;200μm、400μ■および8
00μmのいずれの場合においても、歪の無いきれいな
波形の出力信号が得られている。
第3図には本発明の第2の実施例における素子の構造を
示した。この場合、第1の電流通路R21と第2の電流
通路R22はいずれも信号磁界領域に配置されている。
この素子の場合、第2の電流通路R22に加わる磁界の
向きは常に電流通路の長手方向である0強磁性薄膜から
なる磁気抵抗素子の場合、パターンの長手方向へ加わる
磁界が微小であっても、加わっていれば抵抗値は変化せ
ず、はぼ一定の値を示す、すなわち、R22は常にほぼ
一定の値を示している。また、第1の電流通路R21の
抵抗値は第1の実施例と同様、磁気信号の変化に応じて
変化する。従って、この場合も第1の実施例と同様波長
λの値によらない、きれいな波形の出力信号を得ること
ができる。
第4図には、本発明の第3の実施例における素子の構造
を示した0通常、強磁性薄膜からなる磁気抵抗素子の場
合、電流通路が途中で90度折れ曲がっており、折れ曲
がる前と曲った後との電流通路の長さが等しければ、あ
らゆる回転磁界に対し一定の抵抗値を示すという性質が
ある。第2の電流通路R32は、図示するようにθ=9
0度折れ曲がっており、屈曲部の両側の長さが等しいの
で、R32はセンサ面のあらゆる回転磁界に対し一定の
抵抗値を示す。すなわち、第1の電流通路R31の抵抗
値だけが磁界変化に対応して変化する。従ってこの場合
も、第1の実施例と同様、波長λによらない、きれいな
波形の出力信号を得ることができる。
[発明の効果] 以上述べたのように本発明では、いかなる着磁ピッチの
磁気信号でも同一の素子にて安定した出力信号が得られ
るので、従来のような着磁ピッチにあわせた素子の設計
が不要になる。また、1種類の素子で様々な磁気信号を
検出できるので、牟−素子の大量生産が可能であり、そ
れにより素子の製作コストのダウンを図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す概略上面図、 第2図は信号磁界の波長を変えた場合の出力信号波形図
、 第3図は第2の実施例を示す概略上面図、第4図は第3
の実施例を示す概略上面図、第5図および第6図は従来
の素子の概略上面図および出力波形図、 第7図はえ一400μmの信号磁界検出用に設計された
従来の素子にてλ=200μ1.λ;800μmの信号
磁界に対向させた場合の出力波形図である。 1・・・基板、 10・・・磁気信号、 Tll−743 ・・・端子部、 R11−Rl2.R21−R22,R31−R32,R
1−R2・・・電流通路。 (A) λ1200Pm (B) λt400pm (C) λ■800pm 虜10莢5琶例にjろ出前イ(号嬢4月渇第2図 4τ丁は野の町で 第 1 o* プiしh イ列 σ)上:10 Fン〕
第1図 侶号雄芋の角乏 」952 σ)大ブタへ4列 /Jk1口 a第3図 療3/)引悦伊1βに百聞 第4図 (A) イ%  −f  、iff !f− 4Aミ1(イ列 の イ盲昏r破凋ン夕q第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)磁気抵抗の異方性効果を有する強磁性薄膜からなる
    2つの電流通路を持ち、第1の電流通路の一端と第2の
    電流通路との一端を互いに接続し、その接続部に出力端
    子を設け、前記第1の電流通路と前記第2の電流通路の
    他端をそれぞれ入力端子とした磁気抵抗素子において、
    前記第2の電流通路は外部磁界の変化に対し、その抵抗
    がほぼ一定の抵抗値を有することを特徴とする磁気抵抗
    素子。
JP63329005A 1988-12-28 1988-12-28 強磁性磁気抵抗素子 Pending JPH02176484A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766309A (en) * 1980-10-09 1982-04-22 Hitachi Ltd Device for sensing rotation of rotating body
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