JPH02285273A - 磁気抵抗効果素子 - Google Patents

磁気抵抗効果素子

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Publication number
JPH02285273A
JPH02285273A JP1106502A JP10650289A JPH02285273A JP H02285273 A JPH02285273 A JP H02285273A JP 1106502 A JP1106502 A JP 1106502A JP 10650289 A JP10650289 A JP 10650289A JP H02285273 A JPH02285273 A JP H02285273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad part
aspect ratio
hysteresis
generation
rectangular
Prior art date
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Pending
Application number
JP1106502A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Murata
英夫 村田
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気信号を強磁性体薄膜の磁気抵抗効果を利
用してネ食出する磁気エンコーダー、磁気ヘッド等の磁
気抵抗効果素子に関するものである。
〔従来の技術〕
磁気抵抗効果素子は、磁気信号に対して検出感度が極め
て高いことから高精度の回転検出あるいは位置検出セン
サとして利用されている。一般に、その感磁部には強磁
性薄膜を用い、配線部には抵抗率の低い^β、Cuなど
が用いられ、その電気的接続のために感磁部パターンの
両端に電極取り出し用の長方形のパッドを設けている。
このパッドの大きさは従来電気的接続に必要な面積のみ
を規定していた。
〔発明が解決しようとする問題点二 しかし、本発明者が検討した結果、この強磁性薄膜の長
方形のパッドの縦横比が磁化容易軸を長手方向とした場
合に2以下である磁気抵抗効果素子においては、第3図
に示す抵抗変化の磁場履歴曲線(MR凸曲線においてA
およびBの両曲線で示されるような径路が異なる特性と
なり、ヒステリシスが存在するため検出された信号波形
に乱れを生ずるという問題点のあることを見出した。
本発明者は、磁性薄膜における磁区観察を行ない、第4
図に示すように、パッド部で発生する磁壁が感磁部に進
入することが原因でヒステリシスが生ずると考えられた
本発明の目的は、パッド部の磁壁の発生が感磁部に進入
する事を抑制し、ヒステリシスの少ない磁気抵抗効果素
子を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、強磁性薄膜から
なる感磁部の電極取り出しパッド部の形状を容易磁化方
向を長手方向(縦方向)とする長方形とし、その縦横比
を3以上とすることにより、パッド部の磁壁の発生を抑
制することを特徴とするものである。
第1図に容易磁化方向を長手とする長方形パッド部の縦
横比とパッド部の磁壁の発生の関係を示す。O印は長方
形パッド部において、長手方向に180’磁壁の発生の
ないもの、×印は長方形パッド部の長手方向に180°
磁壁が発生した場合である。この図に示すように、縦横
比を3以上にすることにより、長方形パッド部長手方向
に発生する180’磁壁と抑制できる。
〔実施例〕
本発明の磁気抵抗効果素子の実施例を説明する。
ガラス基板上に膜厚400人の強磁性体であるパーマロ
イ薄膜を形成し、ウェットエツチング法により感磁部ス
トライプ幅を30μm1長方形パツド部の縦を160μ
m、幅を40μmをもつ磁気抵抗効果素子を形成し、M
R曲線を測定したところ、第2図に示すようになり、ヒ
ステリシスを低減できた。
このため、上記形状の磁性薄膜パッド部を有する磁気抵
抗効果素子を作製すると、ヒステリシスに起因する信号
波形の乱れを低減することが可能となり、優れた特性の
磁気抵抗素子を作製できる。
〔発明の効果〕
本発明の磁気抵抗効果素子は、感磁部パターン端部に設
ける長方形の電極パッド部の形状を磁化容易軸を長手と
する縦横比を3以上とすることにより、ヒステリシスの
原因となる磁壁の発生を低減できるので、出力信号波形
の乱れが低減され、検出精度を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は長方形パッド部の縦横比と磁区構造の関係を示
した図、第2図は本発明の磁気抵抗効果素子のMR[I
l]!V、第3図は従来の磁気抵抗効果素子のMRdl
li線、第4図は従来の磁性薄膜の感磁部および端子部
パッドの磁区構造を示す説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気抵抗効果を有する強磁性体薄膜より成る感磁
    部パターンの端部に設けた電極取り出しパッド部の形状
    を長方形とし、その縦横比を3以上とすることを特徴と
    する磁気抵抗効果素子。
  2. (2)請求項1記載の磁気抵抗効果素子において、長方
    形パッド部の長手方向を容易磁化方向とすることを特徴
    とする磁気抵抗効果素子。
JP1106502A 1989-04-26 1989-04-26 磁気抵抗効果素子 Pending JPH02285273A (ja)

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