JPH02176227A - 免震アイソレーター - Google Patents

免震アイソレーター

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JPH02176227A
JPH02176227A JP33181388A JP33181388A JPH02176227A JP H02176227 A JPH02176227 A JP H02176227A JP 33181388 A JP33181388 A JP 33181388A JP 33181388 A JP33181388 A JP 33181388A JP H02176227 A JPH02176227 A JP H02176227A
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plate
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seismic isolation
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Hitoshi Nishizawa
西沢 仁
Kazuya Shimizu
一弥 清水
Tamotsu Nishimura
保 西村
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は免震アイソレーターに係り、特に非接着タイプ
および接着部分を減じたタイプの免震アイソレーターに
関する。
[従来の技術] 従来より、地震をはじめ、電車、自動車その他などによ
る振動を小さくする免震装置が、高層ビル、超精密工場
、原子炉家屋、電算機センター高度医療施設等に導入さ
れ、その一つとして免震アイソレーターが利用されてい
る。この免震アイソレーターは、免震性能を有効に作用
させるため、水平方向のばね定数を軟らかく、鉛直方向
のはね定数を硬くして要求条件にかなうよう設計し、第
7図に示すように、ゴム板2と金属板(内金具3)とを
層状に多数積層したもので、ゴム板2と内金具3とは交
互に加硫接着され、上下からねじ6によりプレート(5
L52)に固定される外金具1で挟んだ構造である。
[発明が解決すべき課題] ところで、この免震アイソレーターは防振ゴム板に較べ
ると極めて大型(300φ〜1000φ+nm)である
ため、均一な加硫接着には、接着剤塗布作業・金属板の
表面処理作業等の手間と、加熱成形加硫条件の厳しい管
理と、大型の成形加硫機等高価な設備投資が必要である
[発明の目的] 本発明は上記の点を解決するためになされたもので、手
間のかかる接着剤塗布作業・金属板の表面処理作業、加
熱成形加硫条件の厳しい管理等を極力減らし、免震性能
の優れた非接着タイプおよび加硫接着部分を減じたタイ
プの免震アイソレーターを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明による免震アイソ
レーターは、複数の金属板とゴム板とを交互に積層して
成る免震アイソレーターにおいて、金属板とゴム板とが
非接着状態である。または、上述の免震アイソレーター
において、金属板のうち、最外層の金属板とこの金属板
に接する1層目のゴム板とを接着してなる。あるいは、
複数の金属板とゴム板とを積層して成る免震アイソレー
ターにおいて、最外層の金属板とこの金属板に接する1
層目のゴム板とを接着し、最外層以外の金属板とこれら
の金属板に接するゴム板とを接着し、ゴム板・ゴム板間
が非接着状態である。更に、複数の金属板とゴム板とを
交互に積層して成る免震アイソレーターにおいて、金属
板に孔を設け、この孔に食込む突起部をゴム板に設け、
ゴム板が孔に食込むようにした構造である。
[実施例] 以下、本発明による免震アイソレーターの好ましい実施
例を図面を用いて説明する。
第7図に示すように免震アイソレーターは、免震対象物
8が載置される上プレート51と、免震対象物が設置さ
れる架台9上にあって上プレートに対向設置される下プ
レート52とにそれぞれ固定される金属板としての外金
具1間にゴム板2を複数積層し、多数積層された前記ゴ
ム板2の間に金属板としての内金具3を挟着して成る。
本発明による非接着タイプの(単に積層しただけの)免
震アイソレーターを用いて、水平方向に大きな変位を生
ずる場合のゴム板2と金属板(1,3)間(外金具1お
よび内金具3とゴム板2との間)において生ずるずれを
、第8図に示すように500φ免震アイソレーターの水
平方向復元力特性で調べた。本発明による非接着タイプ
の500φ免震アイソレーターを2個重ね、上下垂直方
向に340tの加重を付加し、高さ方向中間部に水平方
向に+50mm5回、+150mm3回、+200 m
m 3回の変位を与え、変位−剪断力の関係を調べたも
のである。この結果、ゴム板2と金属板(1,3)間の
変形のずれは、上下方向の加重によって強く圧着されて
いるため、本発明のようにゴム板2と金属板(1,3)
とが非接着の場合でも、実用には供し得る程度に僅かで
ある。なお、本発明による非接着タイプの免震アイソレ
ーターと、従来の加硫接着タイプの免震アイソレーター
との性能を比較すると、垂直方向のばね定数は共に12
50〜1350t/am、水平方向のばね定数は従来の
加硫接着タイプの免震アイソレーターが0,80〜0.
84t/Cmであるのに対し、本発明による非接着タイ
プの免震アイソレーターが070〜0.75t/cmで
若干低い。また、500φ免震アイソレーターの水平復
元力特性、クリープ特性は第9図(上下垂直方向に12
0tの加重を付加)、第10図(圧縮加重σ=150k
gf/ c rt?、試験温度24〜25℃)に示すよ
うにほぼ同等の性能を示した。
上記のように本発明による非接着タイプの免震アイソレ
ーターは実用に供し得るものであるが、外金具1とそれ
に接するゴム板2との間で、時にはゴム板2の辺縁の一
部に僅かな剥離が生ずる。
その剥離を防止するため、以下のように、一部加硫接着
タイプの免震アイソレーターとした。
(1)第1図に示すように、外金具1と外金具1に接す
る1層目のゴム板2とを加硫接着して一体化したものを
、上下にゴム板2の面を対向させ、その間に、内金具3
とゴム板2を交互に非接着状態で多数積層し、最後にま
た内金具3を積層する。
こうして外金具1とそれに接するゴム板2との間に僅か
に生ずる外金具1からの辺縁の一部の剥離が生ずるのを
防止するものである。
ゴム板2の辺縁の一部に生ずる外金具1からの僅かな剥
離を防止し、更に、内金具3とゴム板2間のずれをも完
全に防止し、かつ加硫接着部分を極力減じるため、 (2)第2図に示すように外金具1と外金具1に接する
1層目のゴム板2とを加硫接着して一体化したものを、
上下にゴム板2の面を対向させ、その間に、内金具3の
両面にゴム板2を加硫接着して一体化したものを多数積
層する。この場合、多数積層部分は”ゴム板2・ゴム板
2・内金具3”の繰返しとなり、”ゴム板2・ゴム板2
“間は非接着状態である。
また、ゴム板2の辺縁の一部に生ずる外金具1からの僅
かな剥離を防止し、更に、金属板(1,3)とゴム板2
間のずれをも完全に防止し、かつ加硫接着部分を極力減
じるため、 (3)第3図、第4図に示すように外金具1と内金具3
それぞれに孔4を設ける。各ゴム板2の両面は非接着状
態である。この孔4は第5図に示すように金属板3を貫
通していても、第6図に示すように金属板3の両面から
凹部を形成していても、孔4に接するゴム板2には突起
部21を設ける。この突起部21が金属板の孔4に食込
み、金属板(L3)とゴム板2間のずれを防止しするの
に好適である。また(1)のように、外金具1と外金具
1に接する1層目のゴム板2とを加硫接着して一体化し
たものを、上下にゴム板2の面を対向させ、その間に、
孔4を設けた内金具3と突起部21を設けたゴム板2を
交互に多数積層し、最後にまた孔4を設けた内金具3を
積層してもよい。
尚、本実施例では、免震対象物が載置される上プレート
と上プレートに対向設置される下プレートそれぞれに外
金具が固定される例で説明したが、上下各プレートと外
金具が一体形成される場合もある。
上記のように作成した本発明による免震アイソレーター
は、金属板(1,3)の錆を防ぐため、第7図に示すよ
うに保護ゴム7で包囲することが好ましい。
[発明の効果] 以上の実施例からも明らかなように、本発明による免震
アイソレーターは、複数の金属板とゴム板とを交互に積
層して成る免震アイソレーターにおいて、金属板とゴム
板とが非接着状態である。
または、上述の免震アイソレーターにおいて、金属板の
うち、最外層の金属板とこの金属板に接する1層目のゴ
ム板とを接着してなる。あるいは、複数の金属板とゴム
板とを積層して成る免震アイソレーターにおいて、最外
層の金属板とこの金属板に接する1層目のゴム板とを接
着し、最外層以外の金属板とこれらの金属板に接するゴ
ム板とを接着し、ゴム板・ゴム板間が非接着状態である
更に、複数の金属板とゴム板とを交互に積層して成る免
震アイソレーターにおいて、金属板に孔を設け、この孔
に食込む突起部をゴム板に設け、ゴム板が孔に食込むよ
うにした構造なので、手間のかかる接着剤塗布作業・金
属板の表面処理作業、加熱成形加硫条件の厳しい管理等
を極力減らし、免震性能の優れた非接着タイプおよび加
硫接着部分を減じたタイプの免震アイソレーターとなる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による免震アイソレーターの一実施例
を説明する図、第2図及び第3図は本発明による免震ア
イソレーターの他の実施例を説明する図、第4図は一実
施例の内外各金具の孔を示す平面図、第5図及び第6図
はそれぞれ第3図の要部の断面図、第7図は免震アイソ
レーターの説明図、第8図は本発明による500φ免震
アイソレーターの水平方向復元力特性を示す図、第9図
は本発明による500φ免震アイソレーターと従来の5
00φ免震アイソレーターとの水平方向復光力特性を比
較した図、第10図は本発明による500φ免震アイソ
レーターと従来の500φ免震アイソレーターとのクリ
ープ特性を比較した図である。 1 、、、、、、、、、金属板(外金具)2 、、、、
、、、、ゴム板 21 、、、、、、突起部 3 、、、、、、、、金属板(内金具)4 、、、、、
、、、孔 51 、、、、、、、、上プレート 52 、、、、、、、、下プレート 6 、、、、、、、、ねじ 7 、、、、、、、、保護ゴム 8 、、、、、、、、免震対象物 9 、、、、、、、、架台

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の金属板とゴム板とを交互に積層して成る免震
    アイソレーターにおいて、前記金属板と前記ゴム板とを
    非接着状態としたことを特徴とする免震アイソレーター
    。 2、複数の金属板とゴム板とを交互に積層して成る免震
    アイソレーターにおいて、前記金属板と前記ゴム板とを
    非接着状態とし、前記金属板のうち、最外層の金属板と
    この金属板に接する1層目のゴム板とを接着したことを
    特徴とする免震アイソレーター。 3、複数の金属板とゴム板とを積層して成る免震アイソ
    レーターにおいて、前記金属板と前記ゴム板とを非接着
    状態とし、前記金属板のうち、最外層の金属板とこの金
    属板に接する1層目のゴム板、及び前記最外層以外の金
    属板とこれらの金属板に接するゴム板とを接着したこと
    を特徴とする免震アイソレーター。 4、複数の金属板とゴム板とを交互に積層して成る免震
    アイソレーターにおいて、前記金属板と前記ゴム板とを
    非接着状態とし、前記金属板に孔を設け、前記孔に食込
    む突起部を前記ゴム板に設けたことを特徴とする免震ア
    イソレーター。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650025A (ja) * 1992-07-31 1994-02-22 Hideyuki Tada 積層ゴム支承体
US5386894A (en) * 1990-07-12 1995-02-07 Barca; Didier Vibration damping device
JP2008008430A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Yamatake Corp 防振固定構造
JP2009177869A (ja) * 2008-01-21 2009-08-06 Jtekt Corp モータユニットの回路基板固定構造

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JP2009177869A (ja) * 2008-01-21 2009-08-06 Jtekt Corp モータユニットの回路基板固定構造

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