JPH02176194A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用冷蔵庫等に用いられる冷凍サイクル用
の横型ロータリ圧縮機の改良に関するものである。

従来の技術 近年、冷凍空調業界における横型ロータリ圧縮機の市場
への普及は（至）めて著しく、冷凍冷蔵軍用の圧縮機と
して主流を占めつつある。

以下図面を参照しながら、従来の横型ロータリ圧縮機（
以下、圧縮機と言う）の−例について説明する。

第２図は、公開特許公報６２−１３０９６号に示されて
いる圧縮要素を示すものである。密閉容品４内に電動要
素２と圧縮要素３とを備え、前記圧縮要素３は、偏心部
４金有するシャフト５と、圧縮室６を形成するシリンダ
７と、前記シャフト６の偏心部４に嵌装され前記シリン
ダ７の内壁に沿って伝動するローラー８と、前記ローブ
−８の外周に接して圧縮室６を高圧室と低圧室に仕切る
ベーン９と、前記シリンダ７の端面を封止するとともに
、前記シャフト６を軸支する電動要素２側の主軸受１０
と、反電動要素２　（Ｉｌｌの副軸受１１と、前記副軸
受１１の反シリンダ７面側に設けた吐出弁１２と弁座１
１ａと、前記弁１２を覆うように前記副軸受１１に固定
されたカバー１３と、前記シャフト６の反電動要素２叫
に設けられた給油装置１４を備えている。

以上の様な構成において、圧縮室８で圧縮されたガスは
、副軸受１１に設けられた弁座１１ａ及び、弁１２を通
過し、吐出カバー１３内を通り、密閉容器１内に放出さ
れる。

究明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、副軸受内に、吐
出弁座と、シャフトの軸受部の２部分を構成させるため
、吐出弁座と、軸受部が、近接し、吐出弁座の平面研摩
が不可能であり、精度の高い加工が出来ず、吐出弁によ
るシールが不完全であり、量産時圧縮機の性能のバラツ
キが大きいと言う課題を有していた。

本発明は、上記課題に鑑み吐出弁座の平面研摩を可能と
し、吐出弁座の精度を１げ安定した性能を得る圧縮機の
副軸受を提供するものである。

課Ｊを解決するための手段 以上のような課題を解決するために本発明の副軸受は、
シリンダの端面を封止し、反シリンダ面に吐出弁と弁座
を有するプレートと、前記吐出弁を覆うように前記グレ
ートに配設され、シャフトの反電動要素側を軸支する副
軸受部を蒲えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成により、吐出弁座は平板のプレー
ト上に形成する事が可能になり、弁座の平面研摩が可能
となりそしてシール性の良い吐出弁が可能となり、安定
した性能を得る圧縮機の生産が可能となる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。尚、従来例と同一部品は同一符号を用いて説明
し、構成、動作の同じところは省略する。

第１図において、１６はシリンダ７の反′６動要素２０
１１端而を７−ルするグレート、１６は前記プレート１
６に取付けられた吐出弁、１７は前記プレート１５上の
弁座である。１８は前記吐出弁１６を覆うように配設さ
れ、シャフト６の反電動要素２叫を軸支する副軸受であ
る。１９は前記副軸受１８に穿設された副軸受吐出穴で
ある。２ｏは前記プレート１６と前記副軸受１８によっ
て形成される吐出マフラ室である。２１は前記副軸受１
８に固定された給油装置である。

以上のような構成において、圧縮室６は、シリンダ７と
、主軸受１ｏとプレート１６によって形成される。そし
て、前記圧縮室６で圧縮されたガスは前記プレート１６
の弁座１７と吐出弁１ｅの隙間を一過し、そして、吐出
マフラ室２０．副軸受吐出穴１９を通過し密閉容器１内
に解放される。

又、シャフト６の荷重は、主軸受１ｏと副軸受１８によ
って受ける。

従って軸受機能と、弁座機能を分割する事により弁座を
有するプレートは、平板とする事が可能であり、グレー
トの弁座面及び、プレートのシリンダ１１１１面の平面
研摩が可能となり、弁座面の加工精度は従来品に比較し
向上する。又、副軸受とプレートによって形成される吐
出マフラー室は、副Ｉ薗受のプレート側面の形状によっ
て任意に決定する事が可能となり、消音効果の高い吐出
マフラー室を形成する事が出来る。

発明の効果 以上のように本発明は密閉容器内に電動要素と圧縮要素
を備え、前記圧縮要素は、偏心部を有するシャフトと、
圧縮室を形成するシリンダと、ｍＪ記シャフトの偏心部
に嵌装され前記シリンダの内壁に沿って転勤するローラ
ーと、前記ローラーの外周に接して前記圧縮室を高圧室
と低圧室に仕切るベーンと、前記シリンダの端面を封止
するとともに前記シャフトの電動要素側を軸支する主軸
受と、前記シリンダの他の端面全封止し、反シリンダ面
に、吐出弁と弁座を有するプレートと、ｍＩ記吐出弁を
覆うように、配設され前記シャフトの反°醒動要素側を
軸支する副軸受を設けることにより、前記プレートを平
板とする事が可能となりプレートの弁座面及びシリンダ
ｆｉｌｌ面の平面研摩が可能となり、弁座のシール性が
向上し、圧縮機の安定した性能が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における横型ロータリ圧縮機
の断面図、第２図は従来の歯型ロータリ圧縮機の断面図
である。 １・・・・・・密閉容器、２・・・・・・電動要素、３
・・・・・・圧縮要素、４・・・・・・偏心部、５・・
・・・・シャフト、６・・・・・・圧縮室、７・・・・
・・シリンダ、８・・・・・・ローラー、９・・・・・
・ヘーン、１０・川・・主軸受、１６・・・・・・プレ
ート、１６・・・・・・吐出弁、１７・・・・・・弁座
、１８・・・・・・副軸受。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密閉容器内に電動要素と圧縮要素を備え、前記圧縮要素
   は、偏心部を有するシャフトと、圧縮室を形成するシリ
   ンダと、前記シャフトの偏心部に嵌装され前記シリンダ
   の内壁に沿って転動するローラーと、前記ローラーの外
   周に接して前記圧縮室を高圧室と低圧室に仕切るベーン
   と、前記シリンダの端面を封止するとともに前記シャフ
   トの電動要素側を軸支する主軸受と、前記シリンダの他
   の端面を封止し、反シリンダ面に、吐出弁と弁座を有す
   るプレートと、前記吐出弁を覆うように、配設され前記
   シャフトの反電動要素側を軸支する副軸受を備えたロー
   タリ圧縮機。