JP2001115979A - ロータリーコンプレッサーのローター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よく圧縮気体を得る為のロータリー
コンプレサーのローター。 【解決手段】 図１において、ハウジング（１）とセン
ター軸（３）の間に仕切リング（入力軸）（２）を取り
付ける。仕切板（５）がセンター軸（３）を中心に、各
々周動出来るようセンターリング（４）にて、ハウジン
グ（１）に向かって放射状に、数枚取り付けている。
尚、仕切板（５）は仕切リング（入力軸）（２）を貫通
して取り付けている。各部のスライド面は、気密性を高
めるためシール（６）、（７）、（９）を取付け、各々
スプリングで圧着し、シールている。以上の構造で数個
の圧縮室を作り出す仕切板（５）は、吸気時は広く、圧
縮時には狭くなるように、周方向にも揺動する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリーコンプ
レッサーのローターに関する。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】効率よく圧縮気体を得
る為のロータリーコンプレッサーのローター。

【０００３】

【課題を解決するための手段】上記課題を達成する為に
本発明では、ハウジングとそのセンター軸との間に仕切
りリング（出力軸）を配置し、センター軸から仕切リン
グ（出力軸）と同一方向に回転する仕切り板を、数枚ハ
ウジングに向けて放射状に、取付けたものである。

【０００４】

【発明の実施の形態】図面にて説明する。図１におい
て、ハウジング（１）とセンター軸（３）の間に仕切リ
ング（入力軸）（２）を取付ける。仕切板（５）がセン
ター軸（３）を中心に、各々周動出来るようセンターリ
ング（４）にて、ハウジング（１）に向かって放射状
に、数枚取り付けている。尚、仕切板（５）は仕切リン
グ（入力軸）（２）を貫通して取り付けている。各部の
スライド面は、気密性を高めるためシール（６）、
（７）、（９）を取り付け、各々スプリングで圧着しシ
ールしている。

【０００５】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。

【０００６】圧縮時室を形成する仕切板が、吸気時には
広く、圧縮時には狭くなるように揺動するのでより圧力
を高めることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】ロータリー機関のローター及びハウジングの断
面図である。

【符号の説明】

１ ハウジング ２ 仕切リング ３ センター軸 ４ センターリング ５ 仕切板 ６ シール ７ シール ８ スプリング ９ シール １０ スプリング

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ハウジング（１）とサイドハウジング
   に取り付けられたセンター軸の間に、その軸の軸心とは
   別の軸心の、サイドハウジングを貫通した仕切リング
   （入力軸でもある）（２）を取り付ける。さらに、それ
   とハウジング（１）とで出来る空間を、仕切リング
   （２）を貫通しセンター軸（３）に各々別個に周動出来
   るよう取り付けらた、数枚の仕切板（５）にて気密小室
   に分割するローター。
2. 【請求項２】 仕切板（５）が仕切リング（２）を貫
   通する部分は、仕切板（５）の揺動にも気密性を失わな
   いよう、シール（７）及びシール（９）、スプリング
   （１０）にて円柱状のシールを構成するシール部を持つ
   ローター。