JPH021760B2 - - Google Patents

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JPH021760B2
JPH021760B2 JP59231529A JP23152984A JPH021760B2 JP H021760 B2 JPH021760 B2 JP H021760B2 JP 59231529 A JP59231529 A JP 59231529A JP 23152984 A JP23152984 A JP 23152984A JP H021760 B2 JPH021760 B2 JP H021760B2
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JP
Japan
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liquid
pipe
valve
relief valve
gas
Prior art date
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Application number
JP59231529A
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English (en)
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JPS61115900A (ja
Inventor
Kazuo Ninomya
Toshio Kadota
Sadayuki Myazawa
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液槽間の管路系の液体移送に関し、詳
しくは液体移送に先立つて行う液槽間管路系内の
液体充填、抜気に関する。
(従来技術) 液体の移送に於ては多くの場合、1つの液槽か
ら他の液槽へ、もしくは加工工程装置への合目的
に設計配管された管路系による移送が行われる。
該液体移送が単なる液体の移し替え、移送量の
問題に止る間は管路系内の大きな気泡塊或は微小
な気泡粒の存在、存在量は問題にされないが、移
送量/時即ち移送速度、他槽等への供給速度が問
題になる場合、例えば1つの液槽に貯えた反応液
を他の液槽の反応液中に添加するとか1つの液槽
にある仕上り液を連続加工工程装置に於て一定面
積或は一定容積に割当供給する等の場合、特に時
間が分、秒の単位で制約されていたり、供給単位
が精密少量である場合には、両槽間管路系中の気
泡量はその大なる時は勿論小なる時にも両液の反
応に影響を与え或は加工精度にばらつき、製品に
瑕疵を与える。
以後の記述を簡単にするために移送すべき液体
を貯えた液槽を供給槽を称し、一方管路系を通じ
て放出された移送液を受容する液槽もしくは加工
工程装置を加工槽と称するならば、従来供給槽、
加工槽の液体間に充分にヘツドの差がある場合に
は、前記管路系内の抜気処理は従来常用される抜
気技術によつて満足に行なうことができた。
しかし両槽液体ヘツドがほゞ同水準にある時に
は抜気は甚だ困難であり、この困難を排除する手
段が2,3提案されている。例えば米国特許
3821002号には配管管路系にバイパス管路を設け
る循環配管とする方法が開示されており、また特
開昭49−65824号には管路に減圧飽和水蒸気を満
す方法が示されている。更に特願昭58−97229号
には管路系に純水を満しておき、移送液で純水を
先に押遺りながら気泡を入れることなく移送液で
管路を満す方法が提案されている。
しかしながら前記バイパスを設ける方法は循環
経路があるため、設備的に複雑になり、かつ配管
中の残液等の問題がある。
又、必ず循環させるためにポンプが必要で、精
密に流量を制御する場合、ポンプの脈動が問題と
なる。
ポンプを使用するとデツドスペースが増え、ラ
インの空気が抜けにくく時間がかかる、又、微小
気泡を作りやすく、気泡がライン中から抜けにく
い欠点を残しており、また減圧蒸気を満く方法で
は減圧蒸気を必要とするため減圧蒸気の発生装置
が必要で、且つ脱気した水も必要であるため装置
が複雑で、イニシヤル・コスト及びランニングコ
ストもかかることが問題になる。
更に管路に純水を満す方法は予じめ管路中に純
水を詰めて、移送液で該純水を押し出しながら管
路内を置換するため正規の移送液になるまで移送
液を系外に排出しなければならないので移送液の
ロスを伴うので管路内容積が小さい場合に適用さ
れ、一般性にやゝ欠ける所がある。
(発明の目的) 前記したように供給槽と加工槽の液体ヘツドが
ほゞ同水準にある場合の両槽間管路系に於る気泡
を排除した液体充填には尚不満足な点が多く、一
方空間の効率的利用の面からほゞ同水準に液槽を
配置する要請は大きい。
従つて本発明の目的は、ほゞ同水準に配置され
た液槽間に配管された管路系に於ても該管路系に
気泡を存在せしめることなく液体を充填する方法
を提供することであり、且つ該方法を適用しうる
配管形態を提供することである。
(発明の構成) 前記本発明の目的は、液体を移送する配管に於
て、移送すべき液体の受入端及び放出端に夫々管
路の開閉の用をなす受入弁及び放出弁を有し、該
受入弁及び放出弁から上に立上つた管路の頂点連
結部の上部に、管路内気体の逃し弁を備えた配管
とし、放出弁を閉ぢた状態で、該配管に於て下記
順序; (a) 移送すべき液体を加圧し、次いで受入弁を開
いて配管管路内に圧入し、受入弁を閉じ、 (b) 配管管路内の気体に前記配管管路の頂点連結
部の上部にある逃し弁が露呈する状態に於て逃
し弁を開いて管路内気体を逃す、 (c) 逃し弁を閉じる ことから成る操作単位を繰返すことによる配管内
への液体の充填方法によつて達成することができ
る。
尚本発明に於て配管管路内の気体に逃し弁が露
呈する状態とは移送すべき液体を加圧して配管管
路に圧入した際、圧入した液体が未だ逃し弁位置
に届かぬ状態と、逃し弁位置を過ぎ受入弁を閉ぢ
且つ液体が放出弁に到るまでの管路を満さぬ際、
液体は重力によつて気体と入換り気体は上昇して
最高位置にある逃し弁の位置に集つた状態を指す
ものである。
次の図によつて本発明を説明する。
第1図は本発明の方法に用いられる配管管路系
を示すブロツク図である。
同図に於て1は供給槽、L1は供給槽1に貯え
られ移送されるべき液体(懸濁液も含む)、h1
液体L1が供給槽1で示すヘツド、12は供給槽
1に外部から液体L1を加圧する圧力pなる気体
を導入するためのパイプであつて開閉弁121を
備えている。Paは大気圧を意味する。
3は加工槽、L3は加工槽3の受容している液
体であり、前記液体L1と同種であることもあり、
またL1と他の液体との反応或は混合液であるこ
ともある。h3は液体L3の示すヘツド、32は加工
槽内の気体が大気Paの外部に通ずるためのパイ
プであつて開閉弁321を備えている。
2は供給槽1から加工槽3への配管の管路系で
あつて、11は液体L1を管路系2へ受入る受入
弁、31は管路系2に導入された液体L1を加工
槽3内に放出するための放出弁である。21及び
23は管路であつて、管路21と23の頂点連結
部の上部に気体逃し弁22が設けられている。該
逃し弁22は前記受入弁11、放出弁31、のい
づれより高所にあり、該逃し弁を開くことによつ
て大気圧Paの外部に管路内部の圧搾された気体
を逃すことができる。
また24は管路系2に於る流量を調節するニー
ドル弁等の流量調節弁、25は管路系2に於る流
量計である。
また第2図は本発明に係る配管管路系をハロゲ
ン化銀写真乳剤の製造装置に適用した例を示した
ものである。
第1図に於ける供給槽1から加工槽3に到るま
では全く同様の管路系を加工槽3に対し2系統に
なつている。
液体L1及びL1′の配管管路系への充填は夫々第
1図と同様の方法で行なう。
液体L1は硝酸銀溶液(又はハロゲン化物溶
液)、液体L1′はハロゲン化物溶液(又は硝酸銀溶
液)、液体L3は反応液である。
また第3図に本発明に係る配管管路系を写真感
光材料の塗布装置に適した例を示した。
第1図に於る供給槽1から加工槽3に到る放出
弁31までとは全く同様でその先が塗布装置のス
ライドホツパ3aに代えられている。4は塗布ロ
ーラ、5は写真感光乳剤を塗設するウエブであ
る。
次に前記配管管路系2に液体を充填する手順を
第4図に示したフローチヤートによつて説明す
る。
まづ供給槽1、配管管路系2及び加工槽3の空
の状態で受入弁11、逃し弁22及び放出弁31
が閉ぢられる(処理1)。次いで液体L1が供給槽
1に入れられる(処理2)。これに続く次ぎの処
理から管路系2への液体充填の操作が始められ
る。まづ、液体L1を圧力pなる気体を供給槽に
導入することによつて加圧し、受入弁11を開け
(処理3)、管路系2に圧入する(処理4)。
この際適用される圧力pは1〜10Kg/cm2Gであ
り、装置の耐圧性から考へると好ましく1〜3
Kg/cm2G、更に供給槽を法規に定める第2種圧力
容器の範疇からはずすには2Kg/cm2G未満である
ことが好しい。また液体L1が酸化され易い場合
には窒素等の不活性ガスを用いてもよい。
液体L1が管路系2に圧入された後受入弁11
が閉ぢられる(処理5)。この場合液体L1は逃し
弁22に届いていないか或は逃し弁22の位置を
過ぎて管路23に侵入しているかのいづれかであ
り、前者の場合逃し弁22は管路内気体に露呈し
ており、後者の場合も液体L1は自重のために放
出弁31の方に流下し管路内気体と入換り、逃し
弁22は気体に露呈するに到る。その状態は耐圧
覗き窓を逃し弁22の下部に設ける等の手段によ
つて認定される(判断1及び処理6)。逃し弁2
2が露呈されている状態にあつて逃し弁22を開
くと圧縮されていた管路内気体は大気に逃散し、
管路内気体の圧は外圧Paと等しくなる(処理
7)。次いで閉じられる(処理8)。
前記処理ボツクス及び判断ボツクスに示す操作
によつて液体L1が管路系2に導入されるが、該
操作によつて液体L1が管路系2に一杯に充填さ
れたか否かは例えば前記逃し弁22の下部に設け
た覗き窓等によつて検知される。(判断2)。
もし管路系2がまだ満されていなければ前記処
理3から処理8及び判断2までの操作単位がルー
プとして繰返えされる。
管路系2が液体L1で充填されるに到り、受入
弁11及び放出弁31が開かれ(処理9及び処理
10)、供給槽1の液体L1は本発明に関わる管路
系2を通つて加工槽3へ気泡を含むことなく移送
される。
尚移送に先立つて逃し弁22付近に残留する管
路内気体は逃し弁22を開いて逃してもよいが、
供給槽1の加圧が保たれておれば、残留したまゝ
でも差支えない。
また管路系に用いる看径には制約はなく、必要
とする流量で自由に定めることができる。尚通
常、管内流速は2m/sec程度にとられる。
更に本発明に係わる管路系に必要に応じて、温
度や圧力、流量などを検出するためのセンサー類
や制御する制御装置などを介在させる事は自由で
あり、又更に、濾過器などの移送液浄化装置や保
温のための機構を介在させることも出来る。
本発明に係る態様に於いて、供給槽1から逃し
弁22に至る管路系は移送液が可能な限り上昇流
となるように登り勾配となし、逃し弁22から加
工槽3に導びかれた管路系は移送液が可能な限り
下降流となるように下り勾配となすように配置す
ることが望ましく、更に該管路の各勾配は可能な
限り急である方が望ましい。何故ならば移送液が
管路系内に送り込まれた後に、管路内の気体に逃
し弁が露呈する状態に達するまでの時間を早める
ことが可能であることに他ならない。
又、気体逃し弁の位置は受入弁、放出弁のいず
れよりも高所にあればよく、ヘツドh1及びh3によ
り制限を受けるものではない。
更に、本発明による配管管路系を加工槽に対し
て複数設けることも本発明に制限を与えるもので
はない。
(発明の効果) 本発明の目的が達成されると同時に、供給槽、
加工槽の配置に煩わされることなく自由に設置す
ることができ装置全体としての省空間が計られ全
体的にコンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図、第3図は本発明の方法に用
いられる配管管路系を示すブロツク図である。ま
た第4図は本発明の方法の手順を示すフローチヤ
ートである。 1……供給槽、11……受入弁、L1……移送
されるべき液体、21及び23……管路、22…
…逃し弁、3……加工槽、31……放出弁、L3
……受容液体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液体を移送する配管に於て、移送すべき液体
    の受入端及び放出端に夫々管路の開閉の用をなす
    受入弁及び放出弁を有し、該受入弁及び放出弁か
    ら上に立上つた管路の頂点連結部の上部に管路内
    気体の逃し弁を備えた配管とし、放出弁を閉ぢた
    状態で該配管に於て下記順序; (a) 移送すべき液体を加圧し、次いで受入弁を開
    いて配管管路内に圧入し、受入弁を閉じ、 (b) 配管管路内の気体に前記配管管路の頂点連結
    部の上部にある逃し弁が露呈する状態に於て逃
    し弁を開いて管路内気体を逃す、 (c) 逃し弁を閉じる ことから成る操作単位を繰返すことによる配管内
    への液体の充填方法。
JP59231529A 1984-11-01 1984-11-01 配管内への液体充填方法 Granted JPS61115900A (ja)

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JP59231529A JPS61115900A (ja) 1984-11-01 1984-11-01 配管内への液体充填方法

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Families Citing this family (5)

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ATE473022T1 (de) * 1998-03-20 2010-07-15 Hemerus Medical Llc Vorrichtung zur filtration einer biologischen flüssigkeit
JP5205158B2 (ja) * 2008-07-17 2013-06-05 岩井機械工業株式会社 管路内残留液の送液方法
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JP5582626B1 (ja) * 2014-05-22 2014-09-03 岩井機械工業株式会社 送液方法及び送液装置

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