JPH02175906A - 衣料用撥水芯地 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明Ｆ′ｉ、ポリプロピレン繊維を配合し九、軽量、
即乾性で飛水性を有し、二ンボス加工による熱＠涜タイ
プの衣料用撥水芯地に関するものである。

〔従来の技術及びその課題〕

近年、衣料用芯地においては、軽量で耐候性。

防カビ性及び耐薬品性に優れた化学Ｗ＆椎を使用した不
礒布芯地か急増してきてム・す、その製造方法も、調造
コスト上の有利性や、風合の面より、樹脂含浸タイプか
ら熱町塑性礒准を使用した二ンメス加工による繊維熱融
着タイプのものに推移して来ている。

これらの化学繊維において、ポリプロピレン繊維は安価
、軽量で撥水性、防カビ性及び耐薬品性において優れた
特徴を有するものの、樹脂含浸タイプにおいては、接着
性を満足する樹脂はポリオレフィン系の樹脂のみであり
、又、二ンボス加工においては、熱融着により製造可能
ではあるが、前者同様、一般に１４施されていると仁ろ
の芯地にホットメルト接着剤を加工する場合は、その繊
維の有する噴水性の為に、水系によるペーストドツト加
工は不可能であり、まな、ポリアンド、ポリエステル、
ＥＶム、ポリエテ　　　　　　　　　　　　　　接着性
が不十分で、満足する接層力が得られない為に縫製及び
着用の際に生地との剥離か生じる等の問題があった。

〔課題を解決する為の手段〕

本発明は上記欠点を解消するべく鋭意検討を重ねた結果
、軽量で即乾性、噴水性に富むポリプロピレン繊維を７
０４（重量比）以上配合したクエプを鍔面層となし、裏
面層には吸水性を有する芯鞘型複合繊維を少なくとも１
０１以上配合してなる積層ウェブをエンボス加工により
一体に融層することＫよシ撥水性に優れ、軽量。

速乾性で且りホフトメルト接着剤を確実に固渭すること
を可能くした衣料用撥水芯地を得、その課題を解決した
ものである。

次に本発明の構成を図面に基づき説明する。

図面は本発明の１％施例を示す概略構成断面図である。

（１）は表面層であり、ポリプロピレン繊維を少なくと
も７０４（重量比）含有し、残余の繊維としては化学繊
維や天然繊維を単ａＫ１又は複数種併用して構成しても
よいか、撥水性を向上させる為にはポリエステル、ナイ
ロン、ポリプロピレン、アクリル等の吸水性か少なく、
弾撥性のある化学、繊織か望ましい。

又、裏面層（！ｌは芯部かポリプロピレンよりなす、鞘
部かエチレン・ビニルアルコ−ｈ共ｓ合体であり、熱融
滑性の芯鞘型複合機！（以下、ｐｐ−ＥＶＯＨ複合ｄ＆
ｔａ＞を１０１（ｔｉ比）以上含有させ、表面層同様、
残余の繊維としては化学繊維や天然＊維を単独に、又は
複数種併用して形成してもよい。

又、上記六層面層を構成する繊織ウエブは、その機織配
列かパラレル又はクロス、或はランダム又はこれらの組
み合わせようなる繊織ウエブで形成されている。上記積
層ウェブはエンボスロール及ヒ平ロール！す＆る１対の
ロールの表面温度かポリプロピレンが軟化する温度（１
４０℃〜１６０℃）にて加熱、加圧が行われ、層間並び
に表面、裏面層のＮＩｌ織間相間相互体に接着して衣料
用撥水芯地ｔ１を構成している。

尚、表面層におけるポリプロピレン１１１１Ｍの配合が
７０４未満となり、他の化学繊維の混率が増加すると、
第１ｔＲに臨界表面張力が示すように１芯地としての撥
水性が低下する。

第　　ｌ　　衆 又、裏面層＋ｔｌ　ＫシけるＰＦＩ−ＥＶＯＨ繊維の配
合はその吸水性効果により、ホットメルト接着樹脂の水
系ペーストドツト（４）加工を可能にし、且、ホットメ
ルト接着樹脂の接着性を向上させると共（、裏面層の繊
維間相互並びに表面層との熱接層を行なわせ、衣料用撥
水芯地を構成している。上記ＰＰ−ＥＶＯＨ磯維の配合
比率が１０％未満では、表面層との接着か不十分となり
、縫製及び着用の際に眉間剥離を生じるので好ましくな
い。

〔作用〕

図面に示す本発明の衣料用撥水芯地は、表面層にポリプ
ロピレン繊維、裏面層にｐｐ−ＥＶＯＦ（繊維を配合し
て構成されており、エンボス加工による一体加工が可能
であり、表面層のポリプロピレン繊維による撥水性効果
と、軽量にして即乾性が発揮され、又、裏面層における
ＰＰ　−ＥＶＯＨ礒維の吸水性機能並びに熱融着性によ
り水系ペーストドツトの固着を確実となし、表生地への
剥離強度を高めると共に積層層間を一体に接着し、軽量
で撥水剤を使用せずして撥水性にすぐれた芯地を提供す
る。

以下本発明を実施例によシ更に詳Ａ［ＩＩＫ説明する。

〔実施例〕

ポリエステル礒１ｍ　Ｌ　５　ｄ　Ｘ　８８　ｒ＊をク
ロスラッパー機（より目付ｌＩＳり／−のクロスウェブ
を形成して表ｍｉとｔし、ｆｉ　Ｊｉｆｆ　／Ｉ　Ｋ　
＃ｉＰＰ−ＥＶＯＨｆｆｌｊａｇｄｘｓ　１ｆ１５０１
とポ＋）ｘｘｆｋ繊＃ＩＬ５ｘｓｘ、ｏ＋１ｓ０４との
混合繊維を同じくクロスラッパー機によシ形成した目付
１５７／ｆｆ１ｓのクロスウェブを用いて、積層工程に
より一体に積層後表面温度を１５０℃に設定したエンボ
スクールと平ロールよりなる１対のロール間隙を通過さ
せ、加圧力４０　ｒ４／ＪＫで加熱、加圧を行い、目付
３０ｑ／−の本発明の芯地へを得た。

次いで、ボリアオド系ホットメルト接着剤を水系にお６
て分散し、ポリアクリル酸ンーダにより増粘させた濃度
３５４．粘２ｍへ０００ｃｏｓのペーストを使用し、ロ
ータリースクリーンによ抄付着量を１６２／−でドツト
加工を行なった。

ドツトの付着量は均一であり、加工性も優れていた。

〔比較例１〕 表面層にポリプロピレン′Ｉ＆維Ｌ５ｄＸ８８１椙１０
０幅、表面層にポリプロピレンｌｌ！＆維ＢｄＸ５１ｍ
３Ｇ憾、ポリエステル！！１！維１１０４とを用いて実
施例１と同一目付で同様に積層ウェブを構威し、同一の
二ンボス加工条件により芯地を得意後、実施例１の処方
によりペーストドツト加工を実施したか、連続加工が不
可能であり、付漕竜も５　Ｐ／ｉ以下であった。

〔比較例８〕 ナイクン繊維Ｌ５ｄＸ４７り７０彊、ポリエステル繊維
８ｄＸ５１Ｒ１ａ８０憾との混合繊維（よりクロスウェ
ブを形成し、ロール表面温度を！ｌＩＱ’ｌに設定した
エンボスクール。千ロールからなる一対のクール間隙を
通過させ、加圧力４　０　Ｋｐ／ｍで加熱，加圧し、目
付ｓ　ｏ　ｔ？ｌジの芯地Ｂを得た。

次いで．実施例１及び比較例８において得られた芯地Ａ
ｎの密度，撥水性の試験を行った結果を第３表に示す。

第　　８　　表 ４撥水性　ＪＩＳ−Ｌ−１旧ｌ（スプレー法）テストの
結果、上表力１も明らかなるように、本発明８五は比較
例Ｂに比べ、′ｌ！！度か小さく、同じ厚さくした場合
、低目付で構成出来、又撥水性く優れろ芯地が得られた
。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如く、ポリグロビレン礒維を配合した熱
融着タイプの衣料用芯地として、軽量で即乾性．撥水性
を有し、しカ蔦も水系におけるペーストドツトの加工を
可能にすると共にペーストの固着を確実にし、密着性に
すぐれた衣料用撥水芯地か得られる等の効果を有する発
明である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による衣料用撥水芯地の概略断面図である
。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）表面にポリプロピレン繊維を少なくとも７０％（
   重量比）以上配合してなる礒織ウエブの裏面に芯部がポ
   リプロピレン、鞘部がエチレン・ビニルアルコール共重
   合体からなる芯鞘型複合繊維を１０％（重量比）以上含
   有せる繊織ウエブとの積層繊維ウエブで構成され、加熱
   エンボス加工により上記ウエブの構成繊維間相互及び積
   層層間を一体に接着してなることを特徴とする衣料用撥
   水芯地。
2. （２）裏面側の表面に、ホットメルト接着剤を付与して
   なることを特徴とする請求項１記載の衣料用撥水芯地。