JPH02174688A - ジデオキシリバビリン誘導体及びその製造法 - Google Patents

ジデオキシリバビリン誘導体及びその製造法

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JPH02174688A
JPH02174688A JP32627488A JP32627488A JPH02174688A JP H02174688 A JPH02174688 A JP H02174688A JP 32627488 A JP32627488 A JP 32627488A JP 32627488 A JP32627488 A JP 32627488A JP H02174688 A JPH02174688 A JP H02174688A
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JP
Japan
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dideoxyribavirin
derivative
carboxamide
derivatives
triazole
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JP32627488A
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Hideyuki Shirae
白江 英之
Kenzo Yokozeki
健三 横関
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Ajinomoto Co Inc
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はジデオキシリバビリン及びジデオキシ−5−ア
ミノリバビリン等のジデオキシリバビリン誘導体並びに
微生物によるジデオキシリバビリン誘導体の製造法に関
する。
(従来技術) 2′3′−ジデオキシヌクレオシドはAIDSの治療薬
として最近期待されている。その中でアジドチミジン(
3’ −azido −3’ −deoxythymi
dine)はすでにAIDS治療薬として使われており
、また2 ’ 、3’−ジデオキシシチジン、2 ’ 
、3’ −ジデオキシアデノシン及び2 ’ 、3’ 
−ジデオキシイノシンもAIDS治療薬として現在アメ
リカで臨床試験明、f:1音の1゛7!書 されている。一方、リバビリン(1−β−D−リボフラ
ノシルー1.2.4− トリアゾール−3−カルボキサ
ミド)はアメリカで発見された抗ウィルス剤で、現在小
児用のウィルス性肺炎で使われているほか、ラッサ熱、
インフルエンザの薬として期待されている。これまでリ
バビリンの誘導体としては2′−デオキシリバビリンや
アラビノシルリバビリンなどが合成されている( J、
 Carb。
hydrates Nucleosides Nucl
eotides 1975+ 2+1”)が、ジデオキ
シリバビリン(1−β−D−(2’+3′−dideo
xyribofuranosyl  1+2+4  t
riazole3−carboxamide )及びジ
デオキシ−5−アミノリバビリン(l−β−D−(2′
、3”dideoxyribofuranosyl −
5−amino −1+2+4triazole −3
−carboxamide )等のジデオキシリバビリ
ン誘導体は今までにまったく報告されていない。
またジデオキシリバビリン及びジデオキシ−5アミノリ
バビリン等のジデオキシリバビリン誘導体は新規物質で
あり、抗ウィルス剤としての利用が期待されている。
尚、本発明においてはジデオキシリバビリンもジデオキ
シリバビリン誘導体に含まれるものとする。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題は新規物質であるジデオキシリバビリン誘
導体及び微生物によるジデオキシリバビリン誘導体の提
供である。
(課題を解決する為の手段) 本発明者等は上記課題を解決する為に鋭意検討を行った
結果、微生物を用いてジデオキシリバビリン、ジデオキ
シ−5−アミノリバビリン等のジデオキシリバビリン誘
導体を製造することができ、しかも該ジデオキシリバビ
リン誘導体が抗ウィルス活性を有することを1111 
EEし、本発明を完成に至らしめた。即ち、本発明はジ
デオキシリバビリン誘導体及び微生物によるジデオキシ
リバビリン誘導体の製造法である。
本発明のジデオキシリバビリン誘導体は下記の−・般式
で示す構造を有する。また下記の一般式で示す構造を有
するものであれば全て本発明のジデオキシリバビリン誘
導体に含まれる。
本発明のジデオキシリバビリン誘導体のなかでも以下に
示す構造を有するジデオキシリバビリン及びジデオキシ
−5−アミノリバビリンが特に効果の面から優れている
くジデオキシリバビリン〉 くジデオキシ−5−アミノリバビリン〉これらジデオキ
シリバビリン及びジデオキシ−5−アミノリバビリンは
塩の形で存在してもよく、塩の例としては塩酸、硫酸、
リン酸、酢酸等の塩があげられる。
本発明のジデオキシリバビリン及びジデオキシ−5−ア
ミノリバビリンは表−1のような理化学的性質を有して
いる。
明細Sの171書 ジデオキシリバビリン誘導体の製造法としては1) ジ
デオキシウリジン等のジデオキシヌクレオシドの加リン
酸分解等で得られるジデオキシリボース−1−リン酸と
1.2.4− トリアゾール−3−カルボキサミド誘導
体に微生物を作用させてジデオキシリバビリン誘導体を
生成させる方法、2) ジデオキシウリジン及び無機リ
ン酸若しくはその塩及びリバビリンの塩基部分である1
、2.4トリアゾール−3−カルボキサミド誘導体に微
生物を作用させて直接ジデオキシリバビリン誘導体を生
成せしめる方法がある。
上記方法でジデオキシリバビリン誘導体の内、ジデオキ
シリバビリンを製造する場合には1,2.4−トリアゾ
ール−3−・カルボキサミドを、ジデオキシ−5−アミ
ノリバビリンを製造する場合には5−アミノ−1,2,
4−)リアゾール−3−カルボキサミドをそれぞれ1.
2.4− )リアゾール−3力ルボキサミド誘導体とし
て用いればよい。
さて、ジデオキシリボース−1−リン酸は化学的に調整
したものを用いてもよいし、本倣生物を明細Zの浄書 ジデオキシウリジン等のジデオキシヌクレオシドとリン
酸に作用させて調整したものを用いてもよい。本発明に
使用される微生物は、1)ジデオキシウリジンを加リン
酸分解してジデオキシリボース−1−リン酸を生成する
酵素と、2)ジデオキシリボース−1−リン酸と1.2
.4− )リアゾール−3−カルボキサミド又は5−ア
ミノ−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド
をジデオキシリバビリンあるいはジデオキシ−5−アミ
ノリバビリンに変換する酵素の両方を有しているので、
これらの方法には同一の微生物を用いることができる。
これらの方法に使用される微生物はエシェリヒア属、フ
ラボバクテリウム属、セラチア属、エンテロバクタ−属
、エルビニア属、シトロバクタ−属、コリネバクテリウ
ム属、ハフニア属、クルイヘラ属、サルモネラ属、又は
キサントモナス属に属し、このような微生物の例として エシェリヒア コリ        ATCC1079
B(Escherichia coli)を挙げること
ができる。
これらの微生物を用いてジデオキシリバビリン若しくは
ジデオキシ−5−アミノリバビリン、又明、泪πy F
 ?、δ はこれらの物質の前駆体であるジデオキシリボース−1
−リン酸を生成せしめる方法は、微生物の培養中に基質
を添加する培養法を用いても良いし、また培養した菌体
あるいはこの処理物を基質に作用させる酵素法を用いて
も良い。
培養法を用いる場合には、炭素源、窒素源、P、S、P
eMn等の無機イオン、更に必要ならばビタミン等の@
量栄養素または蛋白分解物、酵母エキスのような有機窒
素源を含有する通常の培地に■ジデオキシウリジン及び
リン酸若しくはその塩を添加(ジデオキシリボース−1
−リン酸を生成する場合)、又は■ジデオキシウリジン
及びリン酸若しくはその塩及び1,2.4− )リアゾ
ール−3−カルボキサミド若しくは5−アミノ−1,2
,4−ト’J 77’−ルー 3−カルボキサミドを添
加(ジデオキシリバビリンあるいはジデオキシ−5−ア
ミノリバビリンを生成する場合)した培地を用いて培養
すれば良い。上記基質の添加は培養初期でも培養途中で
も構わない。
酵素法を用いる場合の酵素源としては、炭素源、窒素源
、P 、 S 、 Fe、 Mn等の無機イオン、更に
必要ならばビタミン等の微量栄養素または蛋白分解物、
酵母エキスのような有機窒素源を含有する通常の培地で
培養した培養液、洗浄菌体が使用できる他に、菌体処理
物も使用できる。菌体処理物としては、アセトン乾燥菌
体、菌体の磨砕物、菌体の超音波処理物、界面活性剤あ
るいはトルエン等の処理菌体、リゾチーム等の酵素処理
菌体、菌体より抽出した後、塩析等により分離した菌体
の蛋白区分、本反応の酵素活性を有する蛋白区分の精製
物、更に本菌体および菌体処理物の固定化物等いずれも
が使用できる。
基質として使用するジデオキシウリジンの濃度は1 1
000mM程度が適当であり、リン酸またはその塩の濃
度はジデオキシリボース−1−リン酸生成の場合にはジ
デオキシウリジンと等モルあるいは等モル以上加えるの
がよく、通常1−10倍モル程度添加する。
またジデオキシリバビリンかつ直接ジデオキシリバビリ
ン又はジデオキシ−5−アミノリバビリFVI廁”7ノ
27i ! ン生成の場合には反応系でリン酸がリサイクルできるの
でジデオキシリボース−1−リン酸生成の場合より少な
(でき、0.01−10倍モル程度が適当である。
無機リン酸の塩は反応の進行を大きく阻害しないもので
もあればいずれを用いても良く、例えばナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩、カルシウム塩、マグネシ
ウム塩等の無機塩、さらにはトリメチルアンモニウム塩
等の有機塩が用いられる。ジデオキシリバビリン又はジ
デオキシ−5−アミノリバビリンの生成の場合の1.2
.4− )リアゾール−3−カルボキサミド又は5−ア
ミノ−1,2,4−)リアゾール−3−カルボキサミド
の添加量はジデオキシウリジンと等モルあるいはそれ以
上が適当で、通常1−10倍モル程度が適当である。基
質のジデオキシウリジンが反応液に残っても良い場合に
は、これらの1.2.4− )リアゾール−3−カルボ
キサミドあるいは5−アミノ−12,4−)リアゾール
−3−カルボキサミドの添加量はジデオキシウリジンの
等モル以下でも良い。これらを含む水溶液に前記菌体、
またはその処理物を加え、pHを4−10の範囲に調製
した後、20−70°C1望ましくは40−55°Cで
静置あるいは攬はんしながら10分−1O日間保持する
と反応が進行し、反応液中に目的とするジデオキシリボ
ース−1−リン酸あるいはジデオキシリバビリンあるい
はジデオキシ−5−アミノリバビリンが著量蓄積される
またジデオキシリボース−1−リン酸を出発物質として
目的とするジデオキシリバビリン及びジデオキシ−5−
アミノリバビリンを製造する場合、ジデオキシリボース
−1−リン酸の濃度は1l1000s程度が適当であり
、1,2.4− トリアゾール−3−カルボキサミドあ
るいは5−アミノ−1,2,4−トリアゾール−3−カ
ルボキサミドの添加量はジデオキシリボース−1−リン
酸と等モルあるいはそれ以上が適当で、通常1−10倍
モル程度が適当である。基質のジデオキシリボース−1
−リン酸が反応液に残っても良い場合には、これらの1
.2.4− )リアゾール−3−カルボキサミドあるい
は5−アミノ−1,2,4−1−リアゾール−3−カル
ボキサミドの添加量はジデオキシリボース−1−リン酸
の等モル以下でも良い。これらを含む水溶液に前記菌体
、またはその処理物を加え、pHを4−10(7)範囲
ニgJl製した後、20−70 ’C1望ましくは40
−55°Cで静置あるいは攪はんしながら10分=lO
日間保持すると反応が進行し、反応液中に目的とするジ
デオキシリバビリンあるいはジデオキシ−5−アミノリ
バビリンが著Is積される。
さて、反応液よりジデオキシリボース−1−リン酸又は
ジデオキシリバビリン若しくはジデオキシ−5−アミノ
リバビリンを採取する方法は、水等の溶媒に対する溶解
度差を利用したり、イオン交換樹脂や吸着樹脂を用いる
方法で行うことができる。またこれら生成物の定量は高
速液体クロマトグラフィーを用いる方法で行った。
本発明の新規物質の製造方法としては、本発明による微
生物学的な方法のみならず、リバビリンあるいは、2′
−デオキシリバビリンを化学合成的に直接還元する方法
を用いてもよい。この場合すでに公知の方法を用いてジ
デオキシリバビリンあるいはジデオキシ−5−アミノリ
バビリンを合成することが可能である。例えば光による
リバビリンからは脱酸素化反応(Saito、1. e
t al、+ J。
Amer、Chem、Soc、 、 1986+ 10
8.3115.)、ブロモアセテートの還元的脱離(M
a=umoto、R,et al、、CheI!。
Pharv、Bull、、1974,22,128.J
ussel  A、F、 et ai、。
J、^mer、chei、soc、+1973.95+
4025.、 Inoue、l etal、、J、Or
g、Chei、、1979,44.1404.+Rob
ins、M、J、 etai、、Tetralledr
on 1ett−+ 1984+25+367) 、チ
オカーボネートのラジカル還元(Mitsuya、Il
、 et al、。
J、Med、Ches、+1987.30,862.、
BarLon、D、)1. et al、。
J、C,S、Perktn 1..1977.17i8
.)などが、また2′−デオキシリバビリンからはトシ
レート経由(Robins、R,に、 eL al、+
J、Amer、(:he@、soc、、1966+88
.1549.) 、あるいはメシレート経由(llOr
wi Lz +J、P、 et al、、 J、org
、Chem、+1967+32+8t7−+ 1bid
1.966.31,205. )での合成法、バートン
還元(Samukov et al、+Bioorg、
K11v、+1983+9+52.)などがジデオキシ
リバビリンあるいはジデオキシ−5−アミノリバビリン
の合成に利用できる。但し、これらの方法でジデオキシ
リバビリンあるいはジデオキシ−5−アミノリバビリン
の化学合成法がすべて限られるわけではなく、他のどの
様な方法で本発明の新規物質を合成してもかまわない。
ジデオキシリバビリン及びジデオキシ−5−アミノリバ
ビリンの抗ウィルス活性は5cience 226 1
?2−174 (1984)のl(、Mi tsuya
 らの方法を用イーir確認した。
次に本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例 (実施例1) 酵母エキス0.5g/djl!、ペプトン1.0g/d
l。
KNO+ 0.3g/df、 KH2PO40,1g/
di、 KJPOao、3 g/dQ、 Pe5Oa 
7HzOO,OGI g/de、オよびMn5Oa 4
HtOO,001g / d 1を含む培地(pH7,
0)50mfを500mf容肩付フラスコに分注し殺菌
した。この培地に、ブイヨン寒天培地にて30°C11
6時間前培養した第1表に示す微生閉門!;の(7・a 物を1白金耳ずつ摂取し、30°Cにて16時間振とう
培養した。得られた培養液より菌体を遠心分離により分
離した後、0.05 Mリン酸バッファー(pH7,0
)で洗浄し、更に遠心分離することにより洗浄菌体を調
製した。上記の洗浄菌体を020mMのジデオキシリボ
ース−1−リン酸と20mMのL2.4− トリアゾー
ル−3−カルボキサミドあるいは■20mMのジデオキ
シリボース−1−リン酸と20mMの5−アミノ−1,
2,4−トリアゾール−3−カルボキサミドを含む11
00rnのリン酸バッフy−(pH7゜0)LOmlに
5%になるように添加し、60°C124時間反応させ
た。各反応液中に生成したジデオキシリバビリン及びジ
デオキシ−5−アミノリバビリンの濃度を高速液体クロ
マトグラフィーを用いて測定した。結果を第1表に示し
た。
明細口の、7・書 (実施例2) 実施例1と同様の方法で培養して調整した菌体を020
mMのジデオキシウリジンと20mMの1.2.4− 
)リアゾール−3−スルホキサミドあるいは020mM
のジデオキシウリジンと20mMの5−アミノ−1,2
,4−トリアゾール−3−カルボキサミドを含む100
mMのリン酸バッファー(pH7,0)lomf!に5
%になるように添加し、60゛C124時間反応させた
。各反応液中に生成したジデオキシリバビリン及びジデ
オキシ−5アミノリバビリンの濃度を高速液体クロマト
グラフィーを用いて測定した。結果を第2表に示した。
実施例1と同様の培地を用いて実施例1と同様の方法で
37°C116時間培養したエシェリヒアコリ ATC
C13048の培養液に、予め殺菌した200mMのジ
デオキシウリジンと200 mM 1,2.4−トリア
ゾール−3−カルボキサミドを含む500mMのリン酸
バッフy  (pH7,0)5mfを添加し更に10時
間培養を続けた。この培養液中に生成したジデオキシリ
バビリンを実施例1の方法と同様に定量した結果、41
mg/dj!のジデオキシリバビリンが生成していた。
(実施例4) ニジエリシア コリATCC10798を実施例1で使
用した培地を用いて、実施例1と同様の培養方法で生育
させ、洗浄菌体を調製した。この洗浄菌体を050mM
のジテオキシウリジンと50mMの1.2.4− )リ
アゾール−3−カルボキサミドあるいは020mMのジ
デオキシウリジンと20mMの5−アミノ−1,2,4
−)リアゾール−3−カルボキサミドを含む100mM
のリン酸バッファーし、60°C124時間反応させた
。それぞれの反応液を遠心分離にかけ、菌体と沈澱物を
分離した後、それぞれの上澄みを合成吸着樹脂5p−2
07(三菱化成(株)社製)カラム(20X500ma
i)に注ぎ最初は水で溶出し、ジデオキシリボース−1
−リン酸と1.2.4−トリアゾール−3−カルボキサ
ミドあるいは5−アミノ−1,2,4−トリアソール−
3−カルボキサミドが溶出し終わってから、溶出液を1
0%エタノールを含む水に変えてさらに溶出を続けた。
溶出されたジデオキシリバビリンあるいは5−アミノジ
デオキシリバビリンの両分を集めて、2mffまで濃縮
してから液体クロマトグラフィー(山村科学社製、OD
S −Dカラム;溶離液5%アセトニトリル/HzO;
流速1mf/win )で分取した。その結果、ジデオ
キシリバビリンが250mg、がジデオキシ−5−アミ
ノリバビリン112mg得られた。
(効 果) ジデオキシリバビリン及びジデオキシ−5−アミノリバ
ビリン等のジデオキシリバビリン誘導体は抗ウィルス活
性を有する為にエイズ、ATL等のウィルス性疾患の治
療薬として期待される。
また本発明によれば、微生物を用いて容品に抗ウィルス
作用を有するジデオキシリバビリン誘導体を製造できる
【図面の簡単な説明】
第1図はジデオキシリバビリンの紫外線吸収スペクトル
を示す。 第2図はジデオキシ−5−アミノリバビリンの紫外線吸
収スペクトルを示す。 第3図はジデオキシリバビリンの赤外線吸収スペクトル
を示す。 第4図はジデオキシ−5−アミノリバビリンの赤外線吸
収スペクトルを示す。 第5図はジデオキシリバビリンのFab−MSスペクト
ルを示す。 第6図はジデオキシ−5−アミノリバビリンのFab−
MSスペクトルを示す。 第7図はジデオキシリバビリンのNMRスペクトルを示
す。 第8図はジデオキシ−5−アミノリバビリンのNMRス
ペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記の一般式で表わされるジデオキシリバビリン誘
    導体 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R=H、NH_2、CH_3、OCH_3、Cl、B
    r、F)2)エシェリヒア属、フラボバクテリウム属、
    セラチア属、エンテロバクター属、エルビニア属、シト
    ロバクター属、コリネバクテリア属、ハフニア属、クル
    イヘラ属、サルモネネラ属、又はキサントモナス属に属
    し、 (イ)2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸及び (ロ)1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド
    誘導体 からジデオキシリバビリン誘導体を生成する能力を有す
    る微生物を水性溶媒中で (イ)2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸及び (ロ)1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド
    誘導体 に作用せしめることを特徴とするジデオキシリバビリン
    誘導体の製造法。 3)エシェリヒア属、フラボバクテリウム属、セラチア
    属、エンテロバクター属、エルビニア属、シトロバクタ
    ー属、コリネバクテリア属、ハフニア属、クルイヘラ属
    、サルモネネラ属、又はキサントモナス属に属し、(イ
    )2′,3′−ジデオキシウリジン、(ロ)無機リン酸
    又はその塩、及び(ハ)1,2,4−トリアゾール−3
    −カルボキサミド誘導体とからジデオキシリバビリン誘
    導体を生成する能力を有する微生物を水性溶媒中で (イ)2′,3′−ジデオキシウリジン、(ロ)無機リ
    ン酸又はその塩、及び(ハ)1,2,4−トリアゾール
    −3−カルボキサミド誘導体に作用せしめることを特徴
    とするジデオキシリバビリン誘導体の製造法。
JP32627488A 1988-12-26 1988-12-26 ジデオキシリバビリン誘導体及びその製造法 Pending JPH02174688A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146593A (en) * 1981-03-09 1982-09-10 Ajinomoto Co Inc Preparation of ribofuranosyltriazole derivative

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JPS57146593A (en) * 1981-03-09 1982-09-10 Ajinomoto Co Inc Preparation of ribofuranosyltriazole derivative

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