JPH02173583A - エミツタ結合論理回路 - Google Patents
エミツタ結合論理回路Info
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- JPH02173583A JPH02173583A JP1212140A JP21214089A JPH02173583A JP H02173583 A JPH02173583 A JP H02173583A JP 1212140 A JP1212140 A JP 1212140A JP 21214089 A JP21214089 A JP 21214089A JP H02173583 A JPH02173583 A JP H02173583A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/30—Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は半導体回路、より詳細に言えば、エミッタ結合
論理回路のテストにおいて、成る種の欠陥を見逃すこと
を防止するためのチップのレイアウトに間する。
論理回路のテストにおいて、成る種の欠陥を見逃すこと
を防止するためのチップのレイアウトに間する。
B、従来の技術
エミッタ結合の論理(emitter−coupled
Iogic−ECL)回路はバイポーラ・トランジス
タを使用した非常に高速度の論理回路の1つの型式であ
る。
Iogic−ECL)回路はバイポーラ・トランジス
タを使用した非常に高速度の論理回路の1つの型式であ
る。
代表的なECL回路は、1つ、またはそれ以上の人力の
論理機能を遂行するための機能段を有しており、更に、
次段のECL回路を駆動するためのエミッタ・フォロワ
型式の出力段を持っている。
論理機能を遂行するための機能段を有しており、更に、
次段のECL回路を駆動するためのエミッタ・フォロワ
型式の出力段を持っている。
回路の出力は出力トランジスタのエミッタ及び接地電位
に接続された抵抗に跨がって取り出される。
に接続された抵抗に跨がって取り出される。
ECL回路を含むチップの製造中の誤差によって、若し
この抵抗が接触不良か、または開回路となったとしても
、この回路は依然として動作するが、ただし動作速度は
低下する。通常、ECL回路は、その動作速度と比較す
ると非常に低い速度でテストされる。従って、この低い
速度の「直流」テストは、上述のような故障を検出する
ことが出来ない。
この抵抗が接触不良か、または開回路となったとしても
、この回路は依然として動作するが、ただし動作速度は
低下する。通常、ECL回路は、その動作速度と比較す
ると非常に低い速度でテストされる。従って、この低い
速度の「直流」テストは、上述のような故障を検出する
ことが出来ない。
「交流」テスト、即ち実際の動作速度によるテストは、
このタイプの欠陥を検出することが出来るが0、このよ
うなテストは、非常に費用がかかる。
このタイプの欠陥を検出することが出来るが0、このよ
うなテストは、非常に費用がかかる。
0.5ナノ秒、またはそれ以下の代表的な回路遅延を持
つようなECL回路は、テスト装置に、そして、実際の
動作速度の下でのテストを行うためのジグ及び関連装置
にマイクロ波の技術を必要とする。ECL回路の交流テ
ストを回避するための1つの技術は、回路の成る地点に
二重のコンタクトを使用することである。この方法は、
回路密度が低下し、その上、相互に近接したコンタクト
が短絡する可能性があるので、テストの絶対的な信頼性
を与えない。米国特許第4517476号、同第441
0816号及び18Mテクニカル・ディスクロージャ・
ブレティン第28巻の1746頁乃至1747頁にこの
ような欠陥を検出する技術が記載されているが、これら
の技術はすべて、回路中に付加的な素子を設けるもので
ある。このような付加的な素子は、回路全体の密度を低
下させ、製造コストを上昇させる。
つようなECL回路は、テスト装置に、そして、実際の
動作速度の下でのテストを行うためのジグ及び関連装置
にマイクロ波の技術を必要とする。ECL回路の交流テ
ストを回避するための1つの技術は、回路の成る地点に
二重のコンタクトを使用することである。この方法は、
回路密度が低下し、その上、相互に近接したコンタクト
が短絡する可能性があるので、テストの絶対的な信頼性
を与えない。米国特許第4517476号、同第441
0816号及び18Mテクニカル・ディスクロージャ・
ブレティン第28巻の1746頁乃至1747頁にこの
ような欠陥を検出する技術が記載されているが、これら
の技術はすべて、回路中に付加的な素子を設けるもので
ある。このような付加的な素子は、回路全体の密度を低
下させ、製造コストを上昇させる。
C0発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、回路に素子を付加することなく直流テ
ストによるECL回路のテストの信頼性を完全なものと
することにある。
ストによるECL回路のテストの信頼性を完全なものと
することにある。
D0問題点を解決するための手段
本発明は、回路に他の付加的な素子を設けることなく、
直流テスト(即ち低い回路動作速度のテスト)を使用し
てECL回路のテストに完全な信頼性を与える0本発明
は付加的な素子を設けるとか、回路密度を低めるとか、
または、製造コスト及びテストのコストを増加するよう
な犠牲を払うことなく、回路のレイアウトを再編成する
ことによって上記の結果を達成する。
直流テスト(即ち低い回路動作速度のテスト)を使用し
てECL回路のテストに完全な信頼性を与える0本発明
は付加的な素子を設けるとか、回路密度を低めるとか、
または、製造コスト及びテストのコストを増加するよう
な犠牲を払うことなく、回路のレイアウトを再編成する
ことによって上記の結果を達成する。
本発明を幅広く言えば、本発明の特徴は、通常分離して
いる電流源及びエミッタ・フォロワ抵抗に換えて単一の
抵抗を使用することにある。単一のタップが、接地バス
にこの抵抗上のポイントを接続し、そして単一の出力ラ
インが出力トランジスタのエミッタを抵抗に接続するコ
ンタクトから分離されたコンタクトによってこの抵抗に
接続される。
いる電流源及びエミッタ・フォロワ抵抗に換えて単一の
抵抗を使用することにある。単一のタップが、接地バス
にこの抵抗上のポイントを接続し、そして単一の出力ラ
インが出力トランジスタのエミッタを抵抗に接続するコ
ンタクトから分離されたコンタクトによってこの抵抗に
接続される。
E、実施例
第3図は2つの活動的な高入力信号の論理的OR機能を
遂行するための標準的なECL回路100の回路図を示
している。この回路中の小さな丸印は、回路の実際のチ
ップ・レイアウト中の異なった層の間のコンタクト・ポ
イントを表わしている。これらのコンタクトのすべては
、接触不良を生じる可能性を持っている。
遂行するための標準的なECL回路100の回路図を示
している。この回路中の小さな丸印は、回路の実際のチ
ップ・レイアウト中の異なった層の間のコンタクト・ポ
イントを表わしている。これらのコンタクトのすべては
、接触不良を生じる可能性を持っている。
入力信号[N1及びIN2はトランジスタT1及びT2
のベースに接続されている。これらのトランジスタのコ
レクタは夫々結合されて、電圧降下抵抗R1に接続され
ている。抵抗R1の他端は、通常1.7ボルトから5.
0ボルト(この実施例では3.6ボルトが好ましい)の
供給電圧バスVCCに接続されている。トランジスタT
1及びT2のエミッタは相互に結合されており、電流源
抵抗R2に接続され、抵抗R2の他端は電圧供給バスV
ERに接続されている。このバスは接地電位でもよいし
、またはVCCよりも低い他の電圧値でもよい、従って
、これらの素子は論理機能段110を構成し、トランジ
スタT1及びT2のエミッタにおけるこの段の出力電圧
は、INIか、またはIN2の何れかの電圧が高位であ
る時には常に高位である機能を行うこと、これを換言す
れば、活動時に高位のOR機能、または等価的な活動時
に低位のAND機能を行う、然しながら、本発明を適用
するためには、この論理機能段は、任意の数の入力を持
つことができること、そして他の論理機能を遂行するも
のであってもよいことは当業者には自明である。
のベースに接続されている。これらのトランジスタのコ
レクタは夫々結合されて、電圧降下抵抗R1に接続され
ている。抵抗R1の他端は、通常1.7ボルトから5.
0ボルト(この実施例では3.6ボルトが好ましい)の
供給電圧バスVCCに接続されている。トランジスタT
1及びT2のエミッタは相互に結合されており、電流源
抵抗R2に接続され、抵抗R2の他端は電圧供給バスV
ERに接続されている。このバスは接地電位でもよいし
、またはVCCよりも低い他の電圧値でもよい、従って
、これらの素子は論理機能段110を構成し、トランジ
スタT1及びT2のエミッタにおけるこの段の出力電圧
は、INIか、またはIN2の何れかの電圧が高位であ
る時には常に高位である機能を行うこと、これを換言す
れば、活動時に高位のOR機能、または等価的な活動時
に低位のAND機能を行う、然しながら、本発明を適用
するためには、この論理機能段は、任意の数の入力を持
つことができること、そして他の論理機能を遂行するも
のであってもよいことは当業者には自明である。
閾値段120は、ライン111における機能段出力が閾
値電圧VRの上か、または下かを決める。
値電圧VRの上か、または下かを決める。
トランジスタT3のエミッタはライン111に接続され
、そのコレクタは抵抗R3を介して電圧供給バスvCC
に接続されている。トランジスタT3のベースは同じチ
ップ上のすべての回路に共通の基準電圧VRを持ってい
るバスに結合されている。この電圧は論理「0」の電圧
と論理「1」の電圧とのほぼ中間の値を有し、本実施例
では約2゜5ボルトである。ライン111が、そのエミ
ッタをVRよりも高い電圧に保たれている時、トランジ
スタT3は導通することが出来ず、抵抗R3のライン1
21を高位に保つ、然しながら、ライン111が浮いて
いる時(即ち、トランジスタT1及びT2の何れも導通
していない時)、抵抗R2はトランジスタT3のエミッ
タを基準電圧VRよりも低くさせて、トランジスタT8
を導通させ、そして、抵抗R2及びR3によって形成さ
れている分圧器はライン121を低電位に保つ。
、そのコレクタは抵抗R3を介して電圧供給バスvCC
に接続されている。トランジスタT3のベースは同じチ
ップ上のすべての回路に共通の基準電圧VRを持ってい
るバスに結合されている。この電圧は論理「0」の電圧
と論理「1」の電圧とのほぼ中間の値を有し、本実施例
では約2゜5ボルトである。ライン111が、そのエミ
ッタをVRよりも高い電圧に保たれている時、トランジ
スタT3は導通することが出来ず、抵抗R3のライン1
21を高位に保つ、然しながら、ライン111が浮いて
いる時(即ち、トランジスタT1及びT2の何れも導通
していない時)、抵抗R2はトランジスタT3のエミッ
タを基準電圧VRよりも低くさせて、トランジスタT8
を導通させ、そして、抵抗R2及びR3によって形成さ
れている分圧器はライン121を低電位に保つ。
出力段130は、INI及びIN2の入力ラインの電圧
が論理機能段110の機能を満足した時、OUTと記さ
れたECL回路の出力ライン181上に電流を駆動する
ためのエミッタ・フォロワである。従って、トランジス
タT3が導通しない場合、抵抗R3がトランジスタT4
のベースを高位に保つので、トランジスタT4は導通し
そして、VCCバスからの電流をOUTライン131に
駆動する。然しながら、トランジスタT3が導通した時
、ライン121の電圧はトランジスタT4をカットオフ
するのに充分なほど低位である。エミッタ・フォロワの
抵抗R4は、OUTライン131の電位を論理「0」電
圧に引き下げる0通常、出力ラインOUTは、回路10
0と同じ他のECL論理回路(図示せず)のINI及び
IN2と同じ入力ラインに接続される。
が論理機能段110の機能を満足した時、OUTと記さ
れたECL回路の出力ライン181上に電流を駆動する
ためのエミッタ・フォロワである。従って、トランジス
タT3が導通しない場合、抵抗R3がトランジスタT4
のベースを高位に保つので、トランジスタT4は導通し
そして、VCCバスからの電流をOUTライン131に
駆動する。然しながら、トランジスタT3が導通した時
、ライン121の電圧はトランジスタT4をカットオフ
するのに充分なほど低位である。エミッタ・フォロワの
抵抗R4は、OUTライン131の電位を論理「0」電
圧に引き下げる0通常、出力ラインOUTは、回路10
0と同じ他のECL論理回路(図示せず)のINI及び
IN2と同じ入力ラインに接続される。
抵抗R1及びR2の相対的な値は、T1またはT2の何
れかのトランジスタが導通した時、トランジスタT1及
びT2のエミッタが基準電圧VR以上のベース−エミッ
タの電圧降下(Vbe)を生じるようなものである。抵
抗R2及びR3の相対的な値は、トランジスタT3が導
通した時、ライン121が基準電圧VR以下にあること
を保証する大きさである。また、抵抗R3の値は、トラ
ンジスタT3がカットオフにある時、トランジスタT4
をオンに保つのに充分な大きさである。低抵抗R4の値
は、トランジスタT4が導通した時、妥当な電流値に電
流を制限するのには充分に高い値であり、しかも、次段
の入力トランジスタのベースからVERバスへ電流を流
す高速度ドレインを与えるよう充分に低い値に選ばれて
いる0本実施例のECL技術に対して、すべての抵抗は
、数キロオーム以下の範囲である0本実施例の代表値は
、R1=0.7キロオーム、R2=1.8キロオーム、
I’L3=0.7キロオーム、そしてR4=2゜0キロ
オームである0回路100の合計遅延は500ピコ秒以
下である。
れかのトランジスタが導通した時、トランジスタT1及
びT2のエミッタが基準電圧VR以上のベース−エミッ
タの電圧降下(Vbe)を生じるようなものである。抵
抗R2及びR3の相対的な値は、トランジスタT3が導
通した時、ライン121が基準電圧VR以下にあること
を保証する大きさである。また、抵抗R3の値は、トラ
ンジスタT3がカットオフにある時、トランジスタT4
をオンに保つのに充分な大きさである。低抵抗R4の値
は、トランジスタT4が導通した時、妥当な電流値に電
流を制限するのには充分に高い値であり、しかも、次段
の入力トランジスタのベースからVERバスへ電流を流
す高速度ドレインを与えるよう充分に低い値に選ばれて
いる0本実施例のECL技術に対して、すべての抵抗は
、数キロオーム以下の範囲である0本実施例の代表値は
、R1=0.7キロオーム、R2=1.8キロオーム、
I’L3=0.7キロオーム、そしてR4=2゜0キロ
オームである0回路100の合計遅延は500ピコ秒以
下である。
回路100の小さな丸印は、回路の実際のレイアウトの
コンタクト・ポイントを示している。これらは、金属層
の間の垂直な開孔、またはバイアを介して、シリコン層
が金属導電層に接続する位置にあるコンタクト・ポイン
トか、または、一方の金属層から他方の金属層に接続す
る位置にあるコンタクト・ポイントである。これらのコ
ンタクト・ポイントのすべてが、回路100を持つチッ
プの製造プロセスで欠陥を生じる可能性を持っている。
コンタクト・ポイントを示している。これらは、金属層
の間の垂直な開孔、またはバイアを介して、シリコン層
が金属導電層に接続する位置にあるコンタクト・ポイン
トか、または、一方の金属層から他方の金属層に接続す
る位置にあるコンタクト・ポイントである。これらのコ
ンタクト・ポイントのすべてが、回路100を持つチッ
プの製造プロセスで欠陥を生じる可能性を持っている。
即ち、パイプは完全に開口されていないかもしれず、あ
るいは、一方の層にある金属層は、欠落しているかもし
れず、または充分な接続を構成するには薄過ぎるかもし
れない。このような欠陥はコンタクトを表わす丸印にお
けるライン間に接続欠陥、即ち接触不良を生じる。
るいは、一方の層にある金属層は、欠落しているかもし
れず、または充分な接続を構成するには薄過ぎるかもし
れない。このような欠陥はコンタクトを表わす丸印にお
けるライン間に接続欠陥、即ち接触不良を生じる。
ECL回路100のようなチップを含む回路は、直流的
な回路動作の欠陥を検査するために共通にテストされる
。換言すれば、幾種類かの直流電位が入力ラインに印加
され、そして、出力電圧が適正な値に比較して監視され
る。これらの直流電圧のテストのパターンは、回路の動
作速度よりも少なくとも数段低い速度で変化する。この
ような直流テストは、参照数字132.133で示され
た抵抗R4の両端におけるエラーを除いて、第1図に示
したすべてのコンタクト・ポイントにおけるエラーを検
出する。若し、コンタクト132、また183が接触不
良を生じているとすれば、抵抗R4は回路から遮断され
る。然しながら、回路は直流テストの下では正しく動作
し続ける。トランジスタT4が導通した時、それはOU
Tラインに電流を駆動し、従って、INIと同じ入力ラ
インを駆動し、次段の回路中のトランジスタT4と同じ
入力トランジスタをオンに転じる。トランジスタT4が
カットオフした時、OUTラインは浮き、即ちフロート
し、次段の回路の入力トランジスタのベース領域の再組
み合わせは、次段の入力トランジスタをカットオフする
のに充分な電位に、そのベースを同時に低下させる。こ
の状態の効果は、全体の回路100の実際の動作速度を
10分の1以下に低下させるが、これは、依然として直
流テストをバスさせるのに充分に高い速度である。これ
らの欠陥コンタクト、即ち接続不良は、勿論、交流テス
トで検出することが出来るが、このタイプのテストは、
非常に高速度のテスト装置と、開発するに難しい関連機
器及びテストのパターンとを必要とし非常に高価である
。
な回路動作の欠陥を検査するために共通にテストされる
。換言すれば、幾種類かの直流電位が入力ラインに印加
され、そして、出力電圧が適正な値に比較して監視され
る。これらの直流電圧のテストのパターンは、回路の動
作速度よりも少なくとも数段低い速度で変化する。この
ような直流テストは、参照数字132.133で示され
た抵抗R4の両端におけるエラーを除いて、第1図に示
したすべてのコンタクト・ポイントにおけるエラーを検
出する。若し、コンタクト132、また183が接触不
良を生じているとすれば、抵抗R4は回路から遮断され
る。然しながら、回路は直流テストの下では正しく動作
し続ける。トランジスタT4が導通した時、それはOU
Tラインに電流を駆動し、従って、INIと同じ入力ラ
インを駆動し、次段の回路中のトランジスタT4と同じ
入力トランジスタをオンに転じる。トランジスタT4が
カットオフした時、OUTラインは浮き、即ちフロート
し、次段の回路の入力トランジスタのベース領域の再組
み合わせは、次段の入力トランジスタをカットオフする
のに充分な電位に、そのベースを同時に低下させる。こ
の状態の効果は、全体の回路100の実際の動作速度を
10分の1以下に低下させるが、これは、依然として直
流テストをバスさせるのに充分に高い速度である。これ
らの欠陥コンタクト、即ち接続不良は、勿論、交流テス
トで検出することが出来るが、このタイプのテストは、
非常に高速度のテスト装置と、開発するに難しい関連機
器及びテストのパターンとを必要とし非常に高価である
。
第1図は、すべての欠陥コンタクト・ポイントが、低速
度直流テストによって検出することの出来る本発明のE
CL回路200を示す、抵抗R2及びR4の物理的な位
置と、コンタクト112及び132乃至134の物理的
位置とが変更されていることを除けば、全ての素子は、
第3図の回路の素子と同じである。
度直流テストによって検出することの出来る本発明のE
CL回路200を示す、抵抗R2及びR4の物理的な位
置と、コンタクト112及び132乃至134の物理的
位置とが変更されていることを除けば、全ての素子は、
第3図の回路の素子と同じである。
第1図の模式図において、単一タップの抵抗R5は、2
つの抵抗R2及びR4と置換され、そして、トランジス
タT4のエミッタへの別個の接続点を設けて、トランジ
スタT4のエミッタに出力ラインのコンタクト・ポイン
トが直接に結合される。この構成は、エミッタ・フォロ
ワ抵抗の欠陥コンタクト・ポイントを含んで回路中のす
べての欠陥コンタクト・ポイントが直流テストによって
検出されることを保証する。即ち、回路200は、交流
テストでなければ検出できない欠陥を、直流テストで検
出できる欠陥に変換し、従って、本発明のECL回路の
高速度の交流テストの必要性を無くしている。
つの抵抗R2及びR4と置換され、そして、トランジス
タT4のエミッタへの別個の接続点を設けて、トランジ
スタT4のエミッタに出力ラインのコンタクト・ポイン
トが直接に結合される。この構成は、エミッタ・フォロ
ワ抵抗の欠陥コンタクト・ポイントを含んで回路中のす
べての欠陥コンタクト・ポイントが直流テストによって
検出されることを保証する。即ち、回路200は、交流
テストでなければ検出できない欠陥を、直流テストで検
出できる欠陥に変換し、従って、本発明のECL回路の
高速度の交流テストの必要性を無くしている。
コンタクト・ポイント211及び201の間の抵抗R5
の部分FLEAは、第3図の抵抗R2と同じ値を持ち、
コンタクト201及び231の闇の部分R5BはR4と
同じ抵抗値を持っている。コンタクト231及び134
の間の部分R5Cは、重要ではなく、それは、回路20
0中の他の抵抗と比較して充分に小さな値(0を含む)
を持っていれば良く、回路の動作に本質的な影響を与え
ない、従って、これらすべてのコンタクト・ポイントに
・おける接触不良は、回路200全体の直流的エラーを
生じる。コンタクト211の接触不良は、回W!100
で行われたのと同じように検出される。
の部分FLEAは、第3図の抵抗R2と同じ値を持ち、
コンタクト201及び231の闇の部分R5BはR4と
同じ抵抗値を持っている。コンタクト231及び134
の間の部分R5Cは、重要ではなく、それは、回路20
0中の他の抵抗と比較して充分に小さな値(0を含む)
を持っていれば良く、回路の動作に本質的な影響を与え
ない、従って、これらすべてのコンタクト・ポイントに
・おける接触不良は、回路200全体の直流的エラーを
生じる。コンタクト211の接触不良は、回W!100
で行われたのと同じように検出される。
コンタクト201の接触不良は、VERバスの電圧から
抵抗R5Bを隔離し、それはまた、機能段デバイスT1
及びT2のエミッタにトランジスタT4のエミッタを結
合する。この場合、ライン121及びOUTライン13
1は高電位に接続される。コンタクト231の接触不良
は、R2O及びR2Hを介して接地電位にOUTライン
131を接続し、それをINl及びIN2の信号に、全
体として応答させなくするから、エラーを検知すること
が出来る。コンタクト134の接触不良は、回路100
と同じように検出される。
抵抗R5Bを隔離し、それはまた、機能段デバイスT1
及びT2のエミッタにトランジスタT4のエミッタを結
合する。この場合、ライン121及びOUTライン13
1は高電位に接続される。コンタクト231の接触不良
は、R2O及びR2Hを介して接地電位にOUTライン
131を接続し、それをINl及びIN2の信号に、全
体として応答させなくするから、エラーを検知すること
が出来る。コンタクト134の接触不良は、回路100
と同じように検出される。
第2図は集積回路チップ300に設けられた本発明のE
CL回路200の物理的レイアウトを示す、すべての素
子は第3図及び第1図に示されたものと同じ記号を付け
である。バイポーラ・トランジスタと抵抗は、影模様を
付けずに示されたシリコンに形成されている。コンタク
ト・ポイント間の金属導体回路と、電圧バスvCC及び
VEEとは、薄い影模様を付けて示した第1の金属層で
形成されている。VRバスは第2の金属層で形成されて
いる。これらの層間のバイア中のコンタクト・ポイント
は、より濃い影模様を付して示されている。単一の抵抗
パーとしての抵抗R5の構造は、この実施例のレイアウ
トにおいては単純である。必要に応じて、すべての接触
不良によって、R5AがR2Hから隔離されない限りに
おいて、セグメントR5A及びFt5Bは個々に独立し
て形成することが出来る。更に、抵抗R5Cは機能を持
たない、OUTライン131からR2Hが切り離される
ことがなく、トランジスタT4のエミッタがそのライン
から切り離されることがないことを条件として、抵抗R
5Gを省略する(または抵抗値を0にする)ことが出来
る0本発明は他の多段式エミッタ・フォロワ回路にも同
様に適用することが出来るのは自明である。
CL回路200の物理的レイアウトを示す、すべての素
子は第3図及び第1図に示されたものと同じ記号を付け
である。バイポーラ・トランジスタと抵抗は、影模様を
付けずに示されたシリコンに形成されている。コンタク
ト・ポイント間の金属導体回路と、電圧バスvCC及び
VEEとは、薄い影模様を付けて示した第1の金属層で
形成されている。VRバスは第2の金属層で形成されて
いる。これらの層間のバイア中のコンタクト・ポイント
は、より濃い影模様を付して示されている。単一の抵抗
パーとしての抵抗R5の構造は、この実施例のレイアウ
トにおいては単純である。必要に応じて、すべての接触
不良によって、R5AがR2Hから隔離されない限りに
おいて、セグメントR5A及びFt5Bは個々に独立し
て形成することが出来る。更に、抵抗R5Cは機能を持
たない、OUTライン131からR2Hが切り離される
ことがなく、トランジスタT4のエミッタがそのライン
から切り離されることがないことを条件として、抵抗R
5Gを省略する(または抵抗値を0にする)ことが出来
る0本発明は他の多段式エミッタ・フォロワ回路にも同
様に適用することが出来るのは自明である。
F0発明の効果
上述したように、本発明は回路に付加的な素子を設ける
ことなく、直流テストだけを用いてECL回路のテスト
の完全な信頼性を与えることが出来る。
ことなく、直流テストだけを用いてECL回路のテスト
の完全な信頼性を与えることが出来る。
第1図は本発明に適用したECL論理回路の回路図、第
2図は半導体チップ上の第1図の回路のレイアウトを示
す図、第3図は従来のECL論理回路を示す図である。 100・・・・従来のECL回路、110・・・・論理
機能段、120・・・・閾値段、130・・・・出力段
、131・・・・出力ライン、200・・・・本発明の
ECL回路。 出 願 人 インターナショナル・ビジネス・マシー
ンズ・コーポレーション 代 理 人 弁理士 山 本 仁 朗(外1
名) 11図 +00 !3図
2図は半導体チップ上の第1図の回路のレイアウトを示
す図、第3図は従来のECL論理回路を示す図である。 100・・・・従来のECL回路、110・・・・論理
機能段、120・・・・閾値段、130・・・・出力段
、131・・・・出力ライン、200・・・・本発明の
ECL回路。 出 願 人 インターナショナル・ビジネス・マシー
ンズ・コーポレーション 代 理 人 弁理士 山 本 仁 朗(外1
名) 11図 +00 !3図
Claims (2)
- (1)複数の入力トランジスタと、第1及び第2の電力
供給バスと、出力トランジスタをもつエミッタ結合論理
回路において、 (a)その長さ方向に沿う異なる位置に少なくとも第1
、第2及び第3の接点をもつ抵抗素子と、(b)上記第
1の接点を上記入力トランジスタのエミッタに接続する
ための第1の接続手段と、(c)上記第2の接点を上記
電力供給バスの一方に接続するための第2の接続手段と
、 (d)上記第3の接点を上記出力トランジスタのエミッ
タに接続するための第3の接続手段とを設けたことを特
徴とする、 エミッタ結合論理回路。 - (2)第1の層と複数の別の層をもつ半導体チップ上の
エミッタ結合論理回路のための構成であつて、(a)高
レベル電力供給バスと、 (b)低レベル電力供給バスと、 (c)複数の入力信号線と、 (d)コレクタとベースとエミッタをもち、該各ベース
が上記複数の入力信号線の1つに接続されている複数の
入力トランジスタと、 (e)出力線と、 (f)コレクタとベースとエミッタをもつ出力トランジ
スタと、 (g)上記チップの上記第1の層に形成され、上記第1
の層において互いに直接接続された第1及び第2の抵抗
手段と、 (h)上記第1の抵抗手段を上記入力トランジスタのエ
ミッタに接続するように上記チップの上記複数の別の層
のうちの1つに形成された第1の接続手段と、 (i)上記第1及び第2の抵抗手段を上記低レベル電力
供給バスに接続するように上記チップの上記複数の別の
層のうちの1つに形成された第2の接続手段と、 (j)上記第2の抵抗手段を上記出力トランジスタのエ
ミッタに接続するように上記チップの上記複数の別の層
のうちの1つに形成された第3の接続手段と、 (k)上記第3の接続手段とは独立に上記第2の抵抗手
段を上記出力線に抵抗するように上記チップの上記複数
の別の層のうちの1つに形成された第4の接続手段とを
具備する回路構造体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/270,880 US4902916A (en) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | Identification of defects in emitter-coupled logic circuits |
US270880 | 1994-07-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02173583A true JPH02173583A (ja) | 1990-07-05 |
JPH0769398B2 JPH0769398B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=23033220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1212140A Expired - Lifetime JPH0769398B2 (ja) | 1988-11-14 | 1989-08-19 | エミツタ結合論理回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4902916A (ja) |
EP (1) | EP0369921B1 (ja) |
JP (1) | JPH0769398B2 (ja) |
DE (1) | DE68916620T2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5155388A (en) * | 1990-12-20 | 1992-10-13 | Hewlett-Packard Company | Logic gates with controllable time delay |
DE4304262C1 (de) * | 1993-02-12 | 1993-10-07 | Siemens Ag | Multiplexeranordnung in Stromschaltertechnik |
KR0132756B1 (ko) * | 1993-03-15 | 1998-04-16 | 원본미기재 | 이씨엘(ecl) 회로의 번인 방법 및 장치 |
US6100716A (en) * | 1998-09-17 | 2000-08-08 | Nortel Networks Corporation | Voltage excursion detection apparatus |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA997481A (en) * | 1972-12-29 | 1976-09-21 | International Business Machines Corporation | Dc testing of integrated circuits and a novel integrated circuit structure to facilitate such testing |
JPS57107637A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-05 | Fujitsu Ltd | Ecl integrated circuit |
DE3215518C1 (de) * | 1982-04-26 | 1983-08-11 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verknuepfungsglied mit einem Emitterfolger als Eingangsschaltung |
US4628217A (en) * | 1984-03-22 | 1986-12-09 | Sperry Corporation | Fast scan/set testable latch using two levels of series gating with one current source |
US4580066A (en) * | 1984-03-22 | 1986-04-01 | Sperry Corporation | Fast scan/set testable latch using two levels of series gating with two current sources |
US4658400A (en) * | 1984-06-07 | 1987-04-14 | Trilogy Computer Development Partners, Ltd. | WSI tester |
JPH0683054B2 (ja) * | 1985-12-20 | 1994-10-19 | 日本電気株式会社 | 論理レベル変換回路 |
-
1988
- 1988-11-14 US US07/270,880 patent/US4902916A/en not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-08-19 JP JP1212140A patent/JPH0769398B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-24 EP EP89480165A patent/EP0369921B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-24 DE DE68916620T patent/DE68916620T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4902916A (en) | 1990-02-20 |
EP0369921A3 (en) | 1991-10-23 |
JPH0769398B2 (ja) | 1995-07-31 |
EP0369921A2 (en) | 1990-05-23 |
EP0369921B1 (en) | 1994-07-06 |
DE68916620D1 (de) | 1994-08-11 |
DE68916620T2 (de) | 1995-01-12 |
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