JPH02173426A - カップリング装置 - Google Patents
カップリング装置Info
- Publication number
- JPH02173426A JPH02173426A JP32594288A JP32594288A JPH02173426A JP H02173426 A JPH02173426 A JP H02173426A JP 32594288 A JP32594288 A JP 32594288A JP 32594288 A JP32594288 A JP 32594288A JP H02173426 A JPH02173426 A JP H02173426A
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- Japan
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- plate
- torque
- tongue piece
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- Pending
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 title claims abstract description 13
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 18
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/005—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、相対回転可能な2軸の間に差動回転か生じた
ときに2軸の間で流体の粘性抵抗により回転動力を伝達
するカップリング装置に関するものである。
ときに2軸の間で流体の粘性抵抗により回転動力を伝達
するカップリング装置に関するものである。
〈従来の技術〉
一般に、前、後輪間でトルクを伝達する4輪駆動用の駆
動力伝達機構、あるいは左、右輪間でトルクを伝達する
差動制限用の駆動力伝達機構においては、駆動系内で2
軸間に配置され流体の粘性抵抗で動力を伝達する所謂ビ
スカスカップリングというカップリング装置が用いられ
ている。
動力伝達機構、あるいは左、右輪間でトルクを伝達する
差動制限用の駆動力伝達機構においては、駆動系内で2
軸間に配置され流体の粘性抵抗で動力を伝達する所謂ビ
スカスカップリングというカップリング装置が用いられ
ている。
従来、このカップリング装置に使用される抵抗板には第
4図で示すように、アウタプレート1とインナプレート
2とのプレート面に円周面に開口するスリット3.4か
放射状に設けられ、このスリット3.4により流体の粘
性抵抗を高め、効率的なトルク伝達を行うようにしてい
る。
4図で示すように、アウタプレート1とインナプレート
2とのプレート面に円周面に開口するスリット3.4か
放射状に設けられ、このスリット3.4により流体の粘
性抵抗を高め、効率的なトルク伝達を行うようにしてい
る。
(例えば実開昭47−203号公報参照)〈発明が解決
しようとする課題〉 上記のような抵抗板ではスリット3.4か回転方向に対
して略対称形状であり、回転方向か正、逆異っても発生
するトルク伝達特性は全く同じとなる。
しようとする課題〉 上記のような抵抗板ではスリット3.4か回転方向に対
して略対称形状であり、回転方向か正、逆異っても発生
するトルク伝達特性は全く同じとなる。
この場合、2軸の差動回転に応じたトルク特性は駆動力
の伝達特性と制動力の伝達特性は同じものとなり、タイ
トコーナブレーキング等の対応には全体のトルク伝達特
性を低目に設定せざるを得ない問題がある。
の伝達特性と制動力の伝達特性は同じものとなり、タイ
トコーナブレーキング等の対応には全体のトルク伝達特
性を低目に設定せざるを得ない問題がある。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は、上記従来の諸問題に鑑みてなされたもので、
その特徴とする構成は、相対回転可能な第1軸と第2軸
との間に形成され粘性流体が封入された密閉状のハウジ
ングと、このハウジング内に設けられ第1軸と第2軸に
それぞれ交互に回転方向を係合したアウタプレー1・と
インナプレートとから構成されたカップリング装置にお
いて、前記アウタプレート並びにインナプレートのプレ
ート面に回転方向に対して非対称形状のスリットを開設
し、この何れか一方のスリット部に正逆何れか一方の回
転方向で前記両プレート間のクリアランスを縮小する方
向に変形する舌片を形成したものである。
その特徴とする構成は、相対回転可能な第1軸と第2軸
との間に形成され粘性流体が封入された密閉状のハウジ
ングと、このハウジング内に設けられ第1軸と第2軸に
それぞれ交互に回転方向を係合したアウタプレー1・と
インナプレートとから構成されたカップリング装置にお
いて、前記アウタプレート並びにインナプレートのプレ
ート面に回転方向に対して非対称形状のスリットを開設
し、この何れか一方のスリット部に正逆何れか一方の回
転方向で前記両プレート間のクリアランスを縮小する方
向に変形する舌片を形成したものである。
〈作 用〉
上記の構成により、正逆一方の回転では舌片が粘性流体
の粘着力にて変形し、アウタプレトとインナプレート間
のクリアランスを小さくし、大きなトルク伝達となり、
他方の回転では前記舌片の変形作用なく、小さなトルク
伝達作用を行うものである。
の粘着力にて変形し、アウタプレトとインナプレート間
のクリアランスを小さくし、大きなトルク伝達となり、
他方の回転では前記舌片の変形作用なく、小さなトルク
伝達作用を行うものである。
〈実施例〉
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
において、10はカップリング装置である。11はハウ
ジングであり、入力軸14の一端が結合される。12は
ハウジングと一体をなすハウジングキャップを示し、こ
れによりハウジング11内は密閉される。このハウジン
グ11とハウジングキャップ12に回転軸13がハウジ
ング11と同心で回転自在に軸承されている。前記回転
軸13には出力軸15の一端が結合される。
において、10はカップリング装置である。11はハウ
ジングであり、入力軸14の一端が結合される。12は
ハウジングと一体をなすハウジングキャップを示し、こ
れによりハウジング11内は密閉される。このハウジン
グ11とハウジングキャップ12に回転軸13がハウジ
ング11と同心で回転自在に軸承されている。前記回転
軸13には出力軸15の一端が結合される。
前記ハウジング11内においては、シリコンオイル等の
粘性流体が封入されており、またハウジンク11の内周
には複数のアウタプレート17がスプライン16により
回転方向を係合し、かつ間隔保持リングによって軸線方
向に一定間隔に並設されている。
粘性流体が封入されており、またハウジンク11の内周
には複数のアウタプレート17がスプライン16により
回転方向を係合し、かつ間隔保持リングによって軸線方
向に一定間隔に並設されている。
一方、回転軸13の外周には複数のインナプレト19が
スプライン18により回転方向を係合し、間隔保持リン
グによって軸線方向に一定間隔に並設されている。これ
ら、アウタプレート17とインナプレート19は僅少な
隙間を存して交互に配置され、多板クラッチ20を構成
している。
スプライン18により回転方向を係合し、間隔保持リン
グによって軸線方向に一定間隔に並設されている。これ
ら、アウタプレート17とインナプレート19は僅少な
隙間を存して交互に配置され、多板クラッチ20を構成
している。
前記アウタプレート17とインナプレート19のプレー
ト面に開口面積を大小異にする回転方向に対し非対称形
状のスリット21.22が開設されている。国側の場合
、インナプレート19に開設されているスリット22の
方か開口面積を大とし、このスリット22は少なくとも
コの字状の形状であり、これにより舌片23を形成して
いる。
ト面に開口面積を大小異にする回転方向に対し非対称形
状のスリット21.22が開設されている。国側の場合
、インナプレート19に開設されているスリット22の
方か開口面積を大とし、このスリット22は少なくとも
コの字状の形状であり、これにより舌片23を形成して
いる。
上記の構成により、動力は入力軸14により伝わっ、そ
の回転はハウジング11側のアウタプレト17を回転さ
せ、回転軸13側のインナプレト19との間の隙間に充
填している粘性流体を介して滑り摩擦により発生する回
転力をインナプレート19に伝え、出力軸15が回転し
トルクを伝達する。
の回転はハウジング11側のアウタプレト17を回転さ
せ、回転軸13側のインナプレト19との間の隙間に充
填している粘性流体を介して滑り摩擦により発生する回
転力をインナプレート19に伝え、出力軸15が回転し
トルクを伝達する。
この際、第2図において差動正転時(矢印CW)では第
3図で示すように、インナプレート19の舌片23の表
裏面に働く粘性流体の粘着力(剪断力)により舌片23
が変形し、アウタプレト17とインナプレート19間の
クリアランスが小さくなり大きなトルク伝達が発生する
。
3図で示すように、インナプレート19の舌片23の表
裏面に働く粘性流体の粘着力(剪断力)により舌片23
が変形し、アウタプレト17とインナプレート19間の
クリアランスが小さくなり大きなトルク伝達が発生する
。
また、差動逆転時(矢印CCW>ではインナプレート1
9の舌片23の剛性が高く、変形か少ないため、アウタ
プレート17とインナプレート19間のクリアランスは
無負荷時(無差動時)と大差なくトルク伝達の増大はな
い。従って、正転時CWを駆動側になるようカップリン
グ装置を設定することにより、駆動時には大きなトルク
伝達となり、逆転CCWとなる制動時は小さなトルク伝
達特性となって、正逆回転で異ったトルク伝達特性を得
るものである。
9の舌片23の剛性が高く、変形か少ないため、アウタ
プレート17とインナプレート19間のクリアランスは
無負荷時(無差動時)と大差なくトルク伝達の増大はな
い。従って、正転時CWを駆動側になるようカップリン
グ装置を設定することにより、駆動時には大きなトルク
伝達となり、逆転CCWとなる制動時は小さなトルク伝
達特性となって、正逆回転で異ったトルク伝達特性を得
るものである。
〈発明の効果〉
以上のように本発明によると、抵抗板、すなわち、アウ
タプレートとインナプレートのプレト面に回転方向に対
し非対称形状のスリットを開設し、この一方のプレート
面のスリット部に正逆何れか一方の回転方向で両プレー
ト間のクリアランスを縮小する方向に変形する舌片を形
成した構成により、回転方向に応じて発生するトルクの
大きさを異にし、これにより、タイトコーナブレーキン
グ等の制動トルク伝達を小さく抑えながら、悪路走破性
向上等の大きな駆動トルク伝達を可能にする利点を有し
ている。
タプレートとインナプレートのプレト面に回転方向に対
し非対称形状のスリットを開設し、この一方のプレート
面のスリット部に正逆何れか一方の回転方向で両プレー
ト間のクリアランスを縮小する方向に変形する舌片を形
成した構成により、回転方向に応じて発生するトルクの
大きさを異にし、これにより、タイトコーナブレーキン
グ等の制動トルク伝達を小さく抑えながら、悪路走破性
向上等の大きな駆動トルク伝達を可能にする利点を有し
ている。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はカップリング装
置の断面図、第2図は多板クラッチを構成するアウタプ
レートとインナプレートとの一部正面図、第3図は本発
明の作用説明図、第4図は従来一般の抵抗板の一部正面
図である。 10・・・カップリンク装置、11・・・ハウジング、
12・・・ハウジングキャップ、13・・・回転軸、1
4・・・入力軸、15・・・出力軸、16・・・スプラ
イン、17・・・アウタプレート、18・・・スプライ
ン、19・・・インナプレト、21.22・・・スリッ
ト、23・・・舌片。
置の断面図、第2図は多板クラッチを構成するアウタプ
レートとインナプレートとの一部正面図、第3図は本発
明の作用説明図、第4図は従来一般の抵抗板の一部正面
図である。 10・・・カップリンク装置、11・・・ハウジング、
12・・・ハウジングキャップ、13・・・回転軸、1
4・・・入力軸、15・・・出力軸、16・・・スプラ
イン、17・・・アウタプレート、18・・・スプライ
ン、19・・・インナプレト、21.22・・・スリッ
ト、23・・・舌片。
Claims (1)
- 相対回転可能な第1軸と第2軸との間に形成され粘性
流体が封入された密閉状のハウジングと、このハウジン
グ内に設けられ第1軸と第2軸にそれぞれ交互に回転方
向を係合したアウタプレートとインナプレートとから構
成されたカップリング装置において、前記アウタプレー
ト並びにインナプレートのプレート面に回転方向に対し
て非対称形状のスリットを開設し、この何れか一方のス
リット部に正逆何れか一方の回転方向で前記両プレート
間のクリアランスを縮小する方向に変形する舌片を形成
したことを特徴とするカップリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32594288A JPH02173426A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | カップリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32594288A JPH02173426A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | カップリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02173426A true JPH02173426A (ja) | 1990-07-04 |
Family
ID=18182321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32594288A Pending JPH02173426A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | カップリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02173426A (ja) |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32594288A patent/JPH02173426A/ja active Pending
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