JPH02173086A - 電場発光蛍光体及び電場発光素子 - Google Patents

電場発光蛍光体及び電場発光素子

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JPH02173086A
JPH02173086A JP63326157A JP32615788A JPH02173086A JP H02173086 A JPH02173086 A JP H02173086A JP 63326157 A JP63326157 A JP 63326157A JP 32615788 A JP32615788 A JP 32615788A JP H02173086 A JPH02173086 A JP H02173086A
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JP
Japan
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phosphor
hours
deionized water
fluoride
quartz crucible
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JP63326157A
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English (en)
Inventor
Takeshi Takahara
武 高原
Mitsuhiro Oikawa
及川 充広
Naoshirou Saruta
尚志郎 猿田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、有機分散型電場発光蛍光体及び電場発光素
子に関する。
(従来の技術) 一般に電場発光(以下ELと称す)は、蛍光体物質に高
電界を印加した時に生ずる発光現象であり、分散型EL
は大別してホーロー型(又は無機型)とプラスチック型
(又は有機型)とに分けられる。
前者のホーロー型は、EL蛍光体をガラスフリツタに混
和して鉄板に焼き付ける方法である。後者のプラスチッ
ク型は、EL蛍光体を高誘電率のバインダーに分散させ
発光層を形成させる方法であり、薄くて、軽く、任意の
形状が実現出来、且つ高輝度が得られるという理由で、
最近では後者のものが賞月されている。
第6図に、有機分散型EL素子の基本的な構造の一部断
面図を示す。この図から判るように、EL水素子、絶縁
層13及び発光層14をアルミニウム箔よりなる背面電
極層12とIn2O3、SnO2及びI n 203−
 S n 02混合系のいずれか1つ以上からなる透明
電極層15で上下から挾み、これらのうちアルミニウム
箔よりなる背面電極層12の一部にEL索子外部への取
出し電極リード線18が接続されている。又、もう一方
の透明電極層15と発光層14の間にも、EL素子外部
への取出し電極リード線19が接続されている。更に、
全体を保護フィルム11と16で被覆し、外部からの湿
気を防ぐ構造になっている。
上記の構造によるEL水素子、前述の薄くて、任意の形
状の面発光素子が得られる反面、他の表示素子に比べ明
るさや寿命特性の面で可成り劣るため、応用範囲が限ら
れている。このような状況の中で、従来より種々の改良
が成されている。
例えば、EL素子構成の中で高誘電率有機バインダーの
改良として、シアノエチルセルロース(特公昭28−8
258号公報)、シアノエチルシュクロース、シアノエ
チルプルラン、シアノエチルビニル及び弗化ビニリデン
(実開昭49−125668号公報)等が知られている
。更には、誘電率を高めるためにチタン酸バリウムの粉
末を混ぜたり(特開昭60−216498号公報)する
方法も知られている。
又、蛍光層に用いられるEL蛍光体は、母体材料として
ZnSなどの■−■族化合物が中心であり、付活剤や共
付活剤として銅、マンガン、塩素、臭素等の元素を添加
して種々の発光色のものが得られることは、周知の事実
である。
このZnSは、EL水素子動作時湿気によって吸湿変化
が起き暗点となって劣化し品いため、水分が発光層に及
ばないようナイロンなどで吸湿層を作り、湿気によるZ
nSの劣化防止の方法(特開昭60−250592号公
報)等も開示されている。
しかしながら、上記の高誘電率有機バインダーの改良及
び湿気による劣化防止のためのナイロン等の導入は、E
L索子としての特性向上(明るさ、寿命特性)の見地か
らは、あくまで2次要素であり、EL水素子おける特性
向上は、発光層に用いられるEL蛍光体によるところの
影響が大である。
従って、EL蛍光体の従来よりの改良としては、EL蛍
光体の寿命を長くするために、径の粒径を約20〜30
μmに大きくすることが知られている。
ところが、このような大粒径の蛍光体を使用したEL水
素子、駆動時の印加電圧が高くなり、蛍光体劣化が早ま
り必ずしも長寿命にならない。
一方、この発明の出願と同一出願人により提案(特開昭
61−296085号公報))の大粒径六方晶型の中間
蛍光体を作り、これを高圧で加圧して大粒径立方晶型の
蛍光体にすることにより寿命の長い蛍光体を得る方法や
、特開昭61−188484号公報で開示の焼成前に少
量のバリウム化合物を添加して長寿命化を図る方法や、
付活剤の銅及び共付活剤の臭素の添加量を最適化して長
寿命蛍光体をi与る(特開昭57−145174号公報
)方法等が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように分散型ELは、蛍光体の種々の工夫に
より寿命特性は改良されているが、明るさの点では未だ
他の表示素子に比較して必ずしも十分ではない。
この発明は、高い電場発光輝度をもち、輝度の寿命特性
の良好な電場発光蛍光体及び電場発光素子を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、上記目的を達成するために従来から行な
われてきた蛍光体自体の改良、EL素子の改良の他に、
EL蛍光体に他の種類の物質を被覆することによる蛍光
体粒子の表面改質に関して種々実験を行ってきた。その
結果、EL蛍光体粒子の表面にフッ化カルシウム、フッ
化ストロンチウム、フッ化マグネシウム、フッ化亜鉛、
フッ化バリウム等の微粒子で被覆することにより電場発
光輝度が増大し、且つ寿命特性が改良されることを見出
した。
即ち、この発明は、硫化亜鉛を母体とし、付活剤として
銅又はマンガンの少なくとも一種、共付活剤として塩素
、臭素、よう素、アルミニウムの中から選ばれた少なく
とも一種を含有する硫化亜鉛蛍光体粒子にフッ化カルシ
ウムを0.01%乃至3%又はフッ化ストロンチウムを
0.01%乃至2.5%又はフッ化マグネシウムを0.
01%乃至2%又はフッ化亜鉛を0.01%乃至2.5
%又はフッ化バリウムを0.1%乃至2.5%被覆した
電場発光蛍光体である。
更に、この発明は上記の電場発光蛍光体からなる発光層
を備えた電場発光素子である。
(作用) この発明によれば、高効率で且つ長寿命の電場発光素子
の実現が可能となる。
(実施例) 一般に、EL蛍光体の性能はEL素子を作製してその輝
度、寿命を測定から求めることが出来る。
即ち、蛍光体にヒマシ油をバインダーとして、蛍光体と
バインダーの体積比を7=3として、透明電極上に厚さ
 100μmの蛍光層を形成しEL素子を作製する。こ
のEL素子に150V、 500Hzの交流電圧を加え
たときの輝度を測定し蛍光体の輝度とする。又、寿命は
150V、 4kllzの交流電圧を加えたとき初期輝
度が半減する時間で定義した。この寿命は通常の500
Hzの交流電圧を加えたときの輝度半減時間の約171
0の強制寿命である。
第1図に銅、塩素で活性化した硫化亜鉛蛍光体にフッ化
カルシウムを被覆したときの輝度と被覆量との関係(曲
線A)及び寿命と被覆量との関係(曲tlB)を示す。
この図から、フッ化カルシウムの被覆量が0,01%以
下であると輝度及び寿命の向上が見られず、又、3%を
越えると輝度が低下する。図には記さないが、この発明
の他の蛍光体、例えば、銅臭素付活ZnS蛍光体、銅マ
ンガン塩素付活ZnS蛍光体等でもほぼ同様の傾向がみ
られる。
この発明の蛍光体に用いるフッ化カルシウムは純水に入
れボールミル等でよく分散したものを用いる方法、又は
、マグネシウムイオン水溶液とフッ素イオン水溶液を混
合して沈殿反応で生成したフッ化カルシウムの微粒子分
散液を用いる方法でもよい。
尚、このフッ化カルシウム粒子を被覆するときは水温を
10℃以下で行なうことが好ましい。
同様に、それぞれフッ化ストロンチウム、フッ化マグネ
シウム、フッ化亜鉛、フッ化バリウムを被覆したときの
輝度と被覆量との関係及び寿命と被覆量との関係は、第
1図と同様の傾向が見られた。
又、上記のような電場発光蛍光体からなる発光層を備え
たこの発明のEL素子は、既述の第6図に示す有機分散
型EL素子と同様に構成され、発光層14がこの発明に
よる電場発光蛍光体からなっている。
以下、この発明による電場発光蛍光体の具体的な実施例
(15例)につき、詳細に説明する。
実施例1゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150℃で1
2時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナトリウムt
og 、塩化マグネシウム15g 、塩化ストロンチウ
ム15gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋を
してこれを1150℃、6時間空気中で焼成する。焼成
後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で5回
洗浄し、濾過した後、150℃で12時間乾燥する。
このようにして得られた銅、塩素付活した中間蛍光体2
00gをゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000 
k g / cJの静水圧で3分間加圧した。このとき
ゴム袋に水が入らないようにすることが必要である。次
に、ゴム袋より加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛
5gを混合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃
、1時間空気中で焼成する。焼成後石英るつぼより焼成
物を取りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを
1.5に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イ
オン水で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、予めボ
ールミル等で十分よく混合した1%のフッ化カルシウム
微粒子コロイド溶液を15cc添加して15分間攪拌す
る。次いで、脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふ
るい工程を経て、この発明のフッ化カルシウムを0.3
%被覆した蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製し、輝度及び
寿命を測定した。輝度は従来のフッ化カルシウムを被覆
しないEL蛍光体に比較して30%高く、又、寿命は従
来の蛍光体が250時間であるのに対して、300時間
であり、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例2゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅2.0g、硫酸マンガン
20.0gに脱イオン水を加えてスラリー状態にして混
合し、これを150℃で12時間乾燥する。次に、この
混合物に臭化ナトリウム12g 、臭化マグネシウム1
7g 、臭化バリウム18gを十分に混合して、石英る
つぼに充填し、蓋をしてこれを1150℃、6時間空気
中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだ
し脱イオン水で5回洗浄し、濾過した後、150℃で1
2時間乾燥する。
このようにして得られた銅マンガン臭素付活中間蛍光体
200gをゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000
kg/cJの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋
に水が入らないようにすることが必要である。次に、ゴ
ム袋より加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを
混合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時
間空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を
取りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1.
5に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン
水で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、予めボ
ールミル等で十分よく混合した10%のフッ化カルシウ
ム微粒子コロイド溶液を15cc添加して15分間攪拌
する。次いで、脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、
ふるい工程を経て、この発明のフッ化カルシウムを0.
3%被覆した蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製して輝度寿命
をilN定した。輝度は従来のフッ化カルシウムを被覆
しないEL蛍光体に比較して25%高く、又、寿命は従
来の蛍光体が280時間であるのに対して、310時間
であり、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例3゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150℃で1
2時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナトリウムl
Og 、塩化マグネシウム15g 、塩化バリウム15
gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋をしてこ
れを1150℃6時間空気中で焼成する。
焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で
5回洗浄し、濾過した後、150℃で12時間乾燥する
このようにして得られた銅塩素付活中間蛍光体200g
をゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000 k g
 / cJの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋
に水が入らないようにすることが必要である。次に、ゴ
ム袋より加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを
混合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時
間空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を
取りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを16
5に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン
水で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、0.1
モル%の臭化マグネシウム水溶液を64cc添加して1
5分間攪拌してから、0,1モル%のフッ化カリウム水
溶液を130cc添加して更に15分間攪拌した後、脱
イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふるい工程を経て
、この発明のフッ化カルシウムを0.1%被覆した蛍光
体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製し、輝度寿命
を測定した。輝度は従来のフッ化カルシウムを被覆しな
いEL蛍光体に比較して24%高く、又、寿命は従来の
蛍光体が250時間であるのに対して、285時間であ
り、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例4゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150℃で1
2時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナトリウム1
0g1塩化マグネシウム15g 、塩化ストロンチウム
15gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋をし
てこれを1150℃6時間空気中で焼成する。焼成後、
石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で5回洗浄
し、濾過した後、150℃で12時間乾燥する。
このようにして得られた銅、塩素付活した中間蛍光体2
00gをゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000k
g/c−の静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋に
水が入らないようにすることが必要である。次に、ゴム
袋より加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを混
合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時間
空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取
りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1.5
に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン水
で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、予めボ
ールミル等で十分よく混合した10%のフッ化ストロン
チウム微粒子コロイド溶液を15cc添加して15分間
攪拌する。次いで、脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾
燥、ふるい工程を経て、この発明のフッ化ストロンチウ
ムを0.3%被覆した蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製し、輝度及び
寿命を測定した。輝度は従来のフッ化ストロンチウムを
被覆しないEL蛍光体に比較して33%高く、又、寿命
は従来の蛍光体が250時間であるのに対して、310
時間であり、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例5゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅2.0g、硫酸マンガン
20.0gに脱イオン水を加えてスラリー状態にして混
合し、これを150℃で12時間乾燥する。次に、この
混合物に臭化ナトリウム12g 、臭化マグネシウム1
7g1臭化バリウム111gを十分に混合して、石英る
つぼに充填し、蓋をしてこれを1150℃、6時間空気
中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだ
し脱イオン水で5回洗浄し、濾過した後、150℃で1
2時間乾燥する。
このようにして得られた銅マンガン臭素付活中間蛍光体
200gをゴム袋に入れ、ラバープレス装置でlooO
kg/cjの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋
に水が入らないようにすることが必要である。次に、ゴ
ム袋より加圧処理した蛍光体longに酸化亜鉛5gを
混合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時
間空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を
取りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1.
5に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン
水で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、予めボ
ールミル等で十分よく混合した10%のフッ化ストロン
チウム微粒子コロイド溶液を15cc添加して15分間
攪拌する。次いで、脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾
燥、ふるい工程を経て、この発明のフッ化ストロンチウ
ムを0.3%被覆した蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製して輝度寿命
を測定した。輝度は従来のフッ化ストロンチウムを被覆
しないEL蛍光体に比較して28%高く、又、寿命は従
来の蛍光体が250時間であるのに対して、315時間
であり、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例6、 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150 ’C
で12時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナト!J
ウムl’Og、塩化マグネシウム15g1塩化バリウム
15gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋をし
てこれを1150℃、6時間空気中で焼成する。
焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で
5回洗浄し、濾過した後、150℃で12時間乾燥する
このようにして得られた銅塩素付活中間蛍光体200g
をゴム袋に入れ、ラバープレス装置でt000kg/c
jの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋に水が入
らないようにすることが必要である。次に、ゴム袋より
加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを混合して
、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時間空気中
で焼成する。焼成後、石英るつほより焼成物を取りだし
、脱イオン水に分散して塩酸を加えpl+を1.5に保
ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン水で5
回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、0.1
モル%の臭化ストロンチウム水溶液を84cc添加して
15分間攪拌してから、0.1モル%のフッ化カリウム
水溶液を130cc添加して更に15分間攪拌した後、
脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふるい工程を経
て、この発明のフッ化ストロンチウムを0.1%被覆し
た蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL1g子を作製し、輝度寿
命を1111定した。輝度は従来のフッ化マグネシウム
を被覆しないEL蛍光体に比較して35%高く、又、寿
命は従来の蛍光体が250時間であるのに対して、30
0時間であり、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例7、 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150℃で1
2時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナトリウム1
0g1塩化マグネシウム15g1塩化ストロンチウム1
5gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋をして
これを1150℃、6時間空気中で焼成する。焼成後、
石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で5回洗浄
し、濾過した後、150℃で12時間乾燥する。
このようにして得られた銅、塩素付活した中間蛍光体2
00gをゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000k
g/cI#の静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋
に水が入らないようにすることが必要である。次、にゴ
ム袋より加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを
混合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時
間空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を
取りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1.
5に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン
水で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、予めボ
ールミル等で十分よく混合した10%のフッ化マグネシ
ウム微粒子コロイド溶液を15cc添加して15分間攪
拌する。次いで、脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥
、ふるい工程を経て、この発明のフッ化マグネシウムを
063%被覆した蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL索子を作製し、輝度及び
寿命を測定した。輝度は従来のフッ化マグネシウムを被
覆しないEL蛍光体に比較して33%高く、又、寿命は
従来の蛍光体が250時間であるのに対して、295時
間であり、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例8゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅2.0g、硫酸マンガン
20.0gに脱イオン水を加えてスラリー状態にして混
合し、これを150℃で12時間乾燥する。次に、この
混合物に臭化ナトリウム12g、臭化マグネシウム17
g 、臭化バリウム18gを十分に混合して、石英るつ
ぼに充填し、蓋をしてこれを1150℃、6時間空気中
で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし
脱イオン水で5回洗浄し、濾過した後、150℃で12
時間乾燥する。
このようにして得られた銅マンガン臭素付活中間蛍光体
200gをゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000
kg/c−の静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋
に水が入らないようにすることが必要である。次に、ゴ
ム袋より加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを
混合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時
間空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を
取りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1.
5に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン
水で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、予めボ
ールミル等で十分よく混合した10%のフッ化マグネシ
ウム微粒子コロイド溶液をl Oec添加して15分間
攪拌する。次いで、脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾
燥、ふるい工程を経て、この発明のフッ化マグネシウム
を0.2%被覆した蛍光体が得られる。この蛍光体を上
記の方法でEL素子を作製して輝度寿命をall定した
。輝度は従来のフッ化マグネシウムを被覆しないEL蛍
光体に比較して36%高(、又、寿命は従来の蛍光体が
280時間であるのに対して、3011時間であり、輝
度寿命特性の優れたものである。
実施例9゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150℃でI
2時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナトIJ ’
7ムIOg 、塩化マグネシウム15g 、塩化バリウ
ム15gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋を
してこれを1150℃、6時間空気中で焼成する。
焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で
5回洗浄し、濾過した後、150℃で12時間乾燥する
このようにして得られた銅塩素付活中間蛍光体200g
をゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000kg/c
Jの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋に水が入
らないようにすることが必要である。次に、ゴム袋より
加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを混合して
、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時間空気中
で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし
、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1.5に保ち
ながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン水で5回
洗浄する。
このような処理した蛍光体500gの分散液に、0.1
モル%の臭化マグネシウム水溶液を32cc添加して1
5分間攪拌してから、0.1モル%のフッ化カリウム水
溶液を65cc添加して更に15分間攪拌した後、脱イ
オン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふるい工程を経て本
発明のフッ化マグネシウムを0.05%被覆した蛍光体
が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製し、輝度寿命
を測定した。輝度は従来のフッ化マグネシウムを被覆し
ないEL蛍光体に比較して35%高く、又、寿命は従来
の蛍光体が250時間であるのに対して、290時間で
あり、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例10゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150℃で1
2時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナトリウム1
0g、塩化マグネ、シウム15g 、塩化ストロンチウ
ム15gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋を
してこれを1150℃、6時間空気中で焼成する。焼成
後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で5回
洗浄し、濾過した後、150℃で12時間乾燥する。
このようにして得られた銅、塩素付活した中間蛍光体2
00gをゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000k
g/c−の静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋に
水が入らないようにすることが必要である。次に、ゴム
袋より加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを混
合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時間
空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取
りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpiを1.5
に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン水
で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分子&液に、予め
ボールミル等で十分よく混合した10%のフッ化亜鉛微
粒子コロイド溶液を25cc添加して15分間攪拌する
。次いで、脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふる
い工程を経て、この発明のフッ化亜鉛を0.5%被覆し
た蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL索子を作製し、輝度及び
寿命を測定した。輝度は従来のフッ化亜鉛を被覆しない
EL蛍光体に比較して25%高く、又寿命は従来の蛍光
体が250時間であるのに対して、320時間であり、
輝度寿命特性の優れたものである。
実施91111゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅2.0g、硫酸マンガン
20.0gに脱イオン水を加えてスラリー状態にして混
合し、これを150℃で12時間乾燥する。次に、この
混合物に臭化ナトリウム12g1臭化マグネシウム17
g 、臭化バリウム18gを十分に混合して、石英るつ
ぼに充填し、蓋をしてこれを1150℃6時間空気中で
焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱
イオン水で5回洗浄し、濾過した後、150℃で12時
間乾燥する。
このようにして得られた銅マンガン臭素付活中間蛍光体
200gをゴム袋に入れ、ラバープレス装置でto00
kg/cdの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋
に水が入らないようにすることが必要である。次に、ゴ
ム袋より加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを
混合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時
間空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を
取りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1.
5に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン
水で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、予めボ
ールミル等で十分よく混合した10%のフッ化亜鉛微粒
子コロイド溶液を15cc添加して15分間攪拌する。
次いで、脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふるい
工程を経て、この発明のフッ化亜鉛を0.3%被覆した
蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製して輝度寿命
を測定した。輝度は従来のフッ化亜鉛を被覆しないEL
蛍光体に比較して25%高く、又、寿命は従来の蛍光体
が280時間であるのに対して、315時間であり、輝
度寿命特性の優れたものである。
実施例12゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150℃で1
2時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナトリウムl
Og 、塩化マグネシウム15g 、塩化バリウム15
gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋をしてこ
れを1150℃、6時間空気中で焼成する。
焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で
5回洗浄し、濾過した後、15(1℃で12時間乾燥す
る。
二のようにして得られた銅塩素付活中間蛍光体200g
をゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000kg/c
jの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋に水が入
らないようにすることが必要である。次に、ゴム袋より
加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを混合して
、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時間空気中
で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし
、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1.5に保ち
ながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン水で5回
洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、0.1
モル%の臭化亜鉛水溶液を64cc添加して15分間攪
拌してから、0.1モル%のフッ化カリウム水溶液を1
30cc添加して更に15分間攪拌した後、脱イオン水
で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふるい工程を経て、この発
明のフッ化亜鉛を011%被覆した蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製し、輝度寿命
をΔ−1定した。輝度は従来のフッ化亜鉛を被覆しない
EL蛍光体に比較して30%高く、又、寿命は従来の蛍
光体が250時間であるのに対して、305時間であり
、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例13゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150 ”C
で12時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナトリウ
ム10g1塩化マグネシウム15g 、塩化ストロンチ
ウム15gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋
をしてこれを1150℃、6時間空気中で焼成する。焼
成後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で5
回洗浄し、濾過した後、150”cで12時間乾燥する
このようにして得られた銅、塩素付活した中間蛍光体2
0ozをゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000k
g/cdの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋に
水が入らないようにすることが必要である。
次に、ゴム袋より加圧処理した蛍光体100g1:酸化
亜鉛5gを混合して、石英るつぼに入れ蓋をして、75
0℃、1時間空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼよ
り焼成物を取りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加え
911を1.5に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した
後、脱イオン水で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、予めボ
ールミル等で十分よく混合した10%のフッ化バリウム
微粒子コロイド溶液を20cc添加して15分間攪拌す
る。次いで脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふる
い工程を経て、この発明のフッ化バリウムを0.4%被
覆した蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製し、輝度及び
寿命を測定した。輝度は従来のフッ化バリウムを被覆し
ないEL蛍光体に比較して31%高く、又、寿命は従来
の蛍光体が250時間であるのに対して、315時間で
あり、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例14゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅2.0g、硫酸マンガン
20.0gに脱イオン水を加えてスラリー状態にして混
合し、これを150℃で12時間乾燥する。次に、この
混合物に臭化ナトリウム12g1臭化マグネシウム17
g1臭化バリウム18gを十分に混合して、石英るつぼ
に充填し、蓋をしてこれを1150℃、6時間空気中で
焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱
イオン水で5回洗浄し、濾過した後、150℃で12時
間乾燥する。
このようにして得られた銅マンガン臭素付活中間蛍光体
200gをゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000
kg/cJの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋
に水が入らないようにすることが必要である。次に、ゴ
ム袋より加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを
混合して、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時
間空気中で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を
取りだし、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1.
5に保ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン
水で5回洗浄する。
このように処理した蛍光体5DOgの分散液に、予めボ
ールミル等で十分よく混合した10%のフッ化バリウム
微粒子コロイド溶液を15cc添加して15分間攪拌す
る。次いで、脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふ
るい工程を経て、この発明のフッ化バリウムを0.3%
被覆した蛍光体が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製して輝度寿命
を測定した。輝度は従来のフッ化バリウムを被覆しない
EL蛍光体に比較して26%高く、又、寿命は従来の蛍
光体が280時間であるのに対して、320時間であり
、輝度寿命特性の優れたものである。
実施例15゜ 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅1.5gに脱イオン水を
加えてスラリー状態にして混合し、これを150 ’C
で12時間乾燥する。次に、この混合物に塩化ナトリウ
ムleg 1塩化マグネシウム15g −塩化バリウム
15gを十分に混合して、石英るつぼに充填し、蓋をし
てこれを1150℃、6時間空気中で焼成する。
焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし脱イオン水で
5回洗浄し、濾過した後、150℃で12時間乾燥する
このようにして得られた銅塩素付活中間蛍光体200g
をゴム袋に入れ、ラバープレス装置で1000kg/c
jの静水圧で3分間加圧した。このときゴム袋に水が入
らないようにすることが必要である。次に、ゴム袋より
加圧処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを混合して
、石英るつぼに入れ蓋をして、750℃、1時間空気中
で焼成する。焼成後、石英るつぼより焼成物を取りだし
、脱イオン水に分散して塩酸を加えptlをり、Sに保
ちながら30分間攪拌洗浄処理した後、脱イオン水で5
回洗浄する。
このように処理した蛍光体500gの分散液に、0.1
モル%の臭化バリウム水溶液を[14cc添加して15
分間攪拌してから、0.1モル%のフッ化カリウム水溶
液を130cc添加して更に15分間攪拌し・た後、脱
イオン水で5回洗浄後、濾過、乾燥、ふるい工程を経て
、この発明のフッ化バリウムをo、1%被覆した蛍光体
が得られる。
この蛍光体を上記の方法でEL素子を作製し、輝度寿命
を測定した。輝度は従来のフッ化バリウムを被覆しない
EL蛍光体に比較して30%高く、又、寿命は従来の蛍
光体が250時間であるのに対して、315時間であり
、輝度寿命特性の優れたものである。
上記実施例1乃至実施例15の結果をまとめると、下記
の第1表のようになる。
第 表 [発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、高効率で且つ長
寿命の電場発光素子の実現が可能となり、業界に寄与す
るところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例において銅、塩素で活性化
した硫化亜鉛蛍光体にフッ化カルシウムを被覆したとき
の輝度と披Mi量との関係(曲線A)及び寿命と被覆量
との関係(曲線B)を示した特性曲線図、第2図はこの
発明に係る有機分散型EL索子の基本的な構造を示す断
面図である。 14・・・発光層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 フッ化カルシウム被覆■ (0ム) 第1図 第2図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 硫化亜鉛を母体とし、付活剤として銅又はマン
    ガンの少なくとも一種、共付活剤として塩素、臭素、よ
    う素、アルミニウムの中から選ばれた少なくとも一種を
    含有する硫化亜鉛蛍光体粒子にフッ化カルシウムを0.
    01%乃至3%被覆したことを特徴とする電場発光蛍光
    体。
  2. (2) 硫化亜鉛を母体とし、付活剤として銅又はマン
    ガンの少なくとも一種、共付活剤として塩素、臭素、よ
    う素、アルミニウムの中から選ばれた少なくとも一種を
    含有する硫化亜鉛蛍光体粒子にフッ化ストロンチウムを
    0.01%乃至2.5%被覆したことを特徴とする電場
    発光蛍光体。
  3. (3) 硫化亜鉛を母体とし、付活剤として銅又はマン
    ガンの少なくとも一種、共付活剤として塩素、臭素、よ
    う素、アルミニウムの中から選ばれた少なくとも一種を
    含有する硫化亜鉛蛍光体粒子にフッ化マグネシウムを0
    .01乃至2.0%被覆したことを特徴とする電場発光
    蛍光体。
  4. (4) 硫化亜鉛を母体とし、付活剤として銅又はマン
    ガンの少なくとも一種、共付活剤として塩素、臭素、よ
    う素、アルミニウムの中から選ばれた少なくとも一種を
    含有する硫化亜鉛蛍光体粒子にフッ化亜鉛を0.01%
    乃至2.5%被覆したことを特徴とする電場発光蛍光体
  5. (5) 硫化亜鉛を母体とし、付活剤として銅又はマン
    ガンの少なくとも一種、共付活剤として塩素、臭素、よ
    う素、アルミニウムの中から選ばれた少なくとも一種を
    含有する硫化亜鉛蛍光体粒子にフッ化バリウムを0.0
    1%乃至2.5%被覆したことを特徴とする電場発光蛍
    光体。
  6. (6) 請求項1乃至5記載の電場発光蛍光体からなる
    発光層を備えたことを特徴とする電場発光素子。
JP63326157A 1988-12-26 1988-12-26 電場発光蛍光体及び電場発光素子 Pending JPH02173086A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006052250A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Fuji Photo Film Co Ltd エレクトロルミネッセンス蛍光体、その製造方法、及びエレクトロルミネッセンス素子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006052250A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Fuji Photo Film Co Ltd エレクトロルミネッセンス蛍光体、その製造方法、及びエレクトロルミネッセンス素子
JP4562453B2 (ja) * 2004-08-10 2010-10-13 富士フイルム株式会社 エレクトロルミネッセンス蛍光体、その製造方法、及びエレクトロルミネッセンス素子

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