JPH02172983A - 5―ベンジリデン―3オキサシクロペンタノン誘導体、その製造方法および化粧品組成物 - Google Patents

5―ベンジリデン―3オキサシクロペンタノン誘導体、その製造方法および化粧品組成物

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JPH02172983A
JPH02172983A JP1281615A JP28161589A JPH02172983A JP H02172983 A JPH02172983 A JP H02172983A JP 1281615 A JP1281615 A JP 1281615A JP 28161589 A JP28161589 A JP 28161589A JP H02172983 A JPH02172983 A JP H02172983A
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JP1281615A
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Alain Lagrange
アレン ラグランジ
Forestier Serge
セルジ フォレスチェ
Gerard Lang
ジェラール ラング
Bernadette Luppi
リュピ ベルナデット
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D307/34Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D307/56Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D307/58One oxygen atom, e.g. butenolide
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61Q17/00Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
    • A61Q17/04Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は濾光用化粧品組成物、紫外線から皮膚および毛
髪を保護するためにこれを使用すること、この組成物中
に使用する5−ベンジリデン3−オキサシクロペンタノ
ンの新規な誘導体ならびにこれの製造方法に関する。
[発明が解決しようとする課題」 波長280〜400 nmの範囲の光線はヒトの表皮を
褐色化を惹起し、またB−紫外線の名で知られる波長2
80〜320nmの範囲の輻射線は美しい日焼けの形成
を阻害する紅疹および皮膚の火傷を惹起することが知ら
れており、従ってB−紫外線は濾光せねばならない。
同様に、320〜400 nmの範囲の波長をもつ八−
紫外線は皮膚の褐色化を惹起し、特に、敏感な皮膚また
は太陽光線に継続的にさらされる皮膚の場合、皮膚の変
質を誘発する可能性がある。特に、A−紫外線は皮膚の
弾力性の喪失および早期老化につながる皺の発生を惹起
する。A−紫外線は紅疹反応の開始を促進しあるいはあ
る種の患者についてこの反応を増大しかつ光毒性または
光アレルギー反応の原因にさえなりつる。
従ってB−紫外線のみならずA−紫外線も吸収しつる化
合物を入手することは興味深いことである。
同様に、毛髪の色合いの変化、毛髪の脱色または機械的
特性の劣化を回避するために、毛髪を光化学的劣化から
確実に守ることが望ましい。
さらに、化粧品調合物中に含まれる成分は光線に対する
安定性を必ずしも十分にもつとはいえず、光幅射線の作
用下で変質する。
以上のことから、紫外線を濾光することができ、さらに
良好な安定性と化粧品として通常用いる媒体中への十分
な溶解度とをもつ化合物を上記調合物に含入することが
好ましい。
本発明者はその研究に際して、5−ベンジリデン3−オ
キサシクロペンタノンのある種の誘導体が280〜38
0nmの波長範囲の良好な濾光特性に加えて、良好な化
学的および光化学的特性を示すことを見出した。この化
合物はまた有毒でなくまた刺戟性でなくかつ皮膚に対す
る無害性が完璧であるという利点も示す。本発明に従う
水溶性または油溶性である化合物は通常の化粧品用溶媒
中で良好な溶解度を示す。
「課題を解決するための手段」 以上のことから本発明は一成就コ 〔式中、R1、R2、R3 およびR4は同じであ るか異なり、C’=Csの直鎖または分枝鎖アルキル基
、ハロゲン原子またはC1−C4アルキルもしくはアル
コキシ基によって置換されていてよいアルアルキル基、
あるいはハロゲン原子、C1〜C4アルキルもしくはア
ルコキシ基によって置換されていてよいアリール基を表
わし、あるいはまたR1とR2および(または)R3と
R4はこれらが結合している原子とともに炭素原子5ま
たは6個を含む飽和環を形成し、 R、RおよびR7は同じであるか異なり、水素原子、C
””Csの直鎖または分枝鎖アルキル基、C2〜C8の
直鎖または分枝鎖アルケニル基、C”=Ct2の直鎖ま
たは分枝鎖アルコキシ基、02〜C8の直鎖または分枝
鎖アルケニルオキシ基、C2〜C12の直鎖または分枝
鎖のアシロキシ基、ハロゲン原子またはC−C,アルキ
ルもしくはアルコキシ基によって置換されていてよいベ
ンジルオキシ残基あるいは−COOR1−基(式中Rは
水素原子、C””Cgの直鎖または分枝鎖アルキル基、
アルカリもしくはアルカリ土類金属またはアミン誘導基
を表わす)を表わし、置換基R1RおよびR7の一つは
式: (式中、R、R、RおよびR4は上記と同じ意味をもつ
)の基も表わしてよい〕の5−ベンジリデン3−オキサ
シクロペンタノンの誘導体の少(とも一つを有効量、波
長280〜380fiIllの範囲の紫外線の濾光剤と
して、化粧品として許容できる媒体中に含有する化粧品
組成物を目的とする。
上記した式(III)の化合物は一つ以上の二重結合に
関して「シス−トランス」異性体を生成することおよび
すべての異性体が本発明の一部をなすことはいうまでも
ない。
本発明の濾光用化粧品組成物中に使用する一般式(II
I)の好ましい化合物として、5−ベンジリデン−3−
オキサ−2,2,4,4−テトラメチルシクロペンタノ
ン、5− (4’ −ヘキシロキシベンジリデン)−3
−オキサ−2,2,4,4−テトラメチルシクロペンタ
ノン、5− (4’  −アリロキシベンジリデン)−
3−オキサ−2,2,4゜4−テトラメチルシクロペン
タノン、5− (4’−オクチロキシベンジリデン)−
3−オキサ−2゜2.4.4−テトラメチルシクロペン
タノン、5−(3′,4′,5’ −トリベンジロキシ
ベンジリデン)−3−オキサ−2,2,4,4−テトラ
メチルシクロペンタノン、5− (4’ −第三−ブト
キシベンジリデン)−3−オキサ−2,2,4゜4−テ
トラメチルシクロペンタノン、5− (4’−メトキシ
カルボニルベンジリデン)−3−オキサ−2,2,4,
4−テトラメチルシクロペンタノン、5−(4’ −n
−ブトキシ−5′−メトキシベンジリデン)−3−オキ
サ−2,2,4,4−テトラメチルシクロペンタノン、
1,4−ビ酸をあげることができる。
基R5ζR6、またはR7の一つが −COOR,oを表わし、Rloが水素原子またはアル
カリもしくはアルカリ土類金属を表わす場合を除き、化
合物(1)は油中に可溶である。
置換基R5、R6、およびR7の性質のいかんによって
、式(III)の化合物はB−紫外線(280〜320
 nm)の範囲または八−紫外線(320〜380 +
+m)の範囲で最大の吸収率を示す。
本発明はまた、上記の式(III)の5−ベンジリデン
3−オキサシクロペンタノン誘導体を少くとも一つ合材
する化粧品組成物を有効量、皮膚または毛髪に適用する
ことからなる自然のままのまたは敏感化した皮膚および
毛髪を太陽光線から保護する方法も目的とする。
「損傷した毛髪」とはパーマネント、染色または脱色処
理をうけた毛髪をさす。
本発明はまた、上記の式(III)の5−ベンジリデン
3−オキサシクロペンタノン誘導体を少くとも一つ有効
量含有する、光線に対して安定化された着色されていて
よい化粧品組成物も企図する。
本発明はまた一般式(1゛) 〔式中、R、R、RおよびR4は式(+)におけるのと
同じ意味をもち、 R′および町は同じであるか異なり、水素源子、Ci 
”” Caの直鎖または分枝鎖アルキル基、C2〜C8
の直鎖または分枝鎖アルケニル基、C1〜CI2の直鎖
または分枝鎖アルコキシ基、C2〜C8の直鎖または分
枝鎖アルケニルオキシ基、02〜CI2の直鎖または分
枝鎖のアシルオキシ基、ハロゲン原子またはC1−C4
アルキル基もしくはアルコキシ基によって置換されてい
てよいベンジロキシ基あるいは一〇〇OR1,M基(式
中RIoは水素原子、C1〜C8の直鎖または分枝鎖ア
ルキル基、水素原子、アルカリもしくはアルカリ土類金
属原子またはアミン誘導基を表わす)を表わし、 R;はC2〜C8の直鎖または分枝鎖アルキル基、C2
〜C8の直鎖または分枝鎖アルケニル基、C−C直鎖ま
たは分枝鎖アルコキシ基、C2〜C8の直鎖または分枝
鎖アルケニルオキシ基、C2〜CI2の直鎖または分枝
鎖のアシルオキシ基、水素原子、C1−04アルキル基
またはアルコキシ基によって置換されていてよいベンジ
ルオキシ基、−COOR残基(R1oはC1〜C8直鎖
または分枝鎖アルキル基、水素原子、アルカリもしくは
アルカリ土類金属原子またはアミン誘導基を表わす)を
表わすか、あるいはさらに式:(式中、RSRSRおよ
びR4は上記と同じ意味をもつ)の基を表わしてよい〕
の5−ベンジリデン−3−オキサシクロペンタノンの新
規な誘導体もまた目的とする。
一層特定的には、 ・R1R、RおよびR4がメチル基であり、・R′およ
びR′が水素原子、ベンジルオキシ基またはメトキシ基
を表わし、 ・R′がn−ブトキシ基、第三−ブトキシ基、へキシル
オキシ基、オクチルオキシ基、アリルオキシ基、ベンジ
ルオキシ基、メトキシカルボニカルボシキシ基を表わす という特徴の少くとも一つを示す式(1′)の化合物が
特に好ましい。
式(1″)の新規な化合物として、5−(4’ −ヘキ
シロキシベンジリデン)−3−オキサ−2,2゜4.4
−テトラメチルシクロペンタノン、5−(4′−了りロ
キシベンジリデン)−3−オキサ−2,2,4,4−テ
トラメチルシクロペンタノン、5− (4’−オクチロ
キシベンジリデン)−3−オキサ−2,2,4,4−テ
トラメチルシクロペンタノン、5−(3’   4’ 
  5’−)リベンジロキシベンジリデン)−3−オキ
サ−2,2゜4.4−テトラメチルシクロペンタノン、
5−(4′ご第三−ブトキシベンジリデン)−3−オキ
サ2,2,4.4−テトラメチルシクロペンタノン、5
− (4’ −メトキシカルボニルベンジリデン)−3
−オキサ−2,2,4,4−テトラメチルシクロペンタ
ノン、5−(4’−n−ブトキシ5′−メトキシベンジ
リデン)−3−オキサ−2,2,4,4−テトラメチル
シクロペンタノン、安息香酸をあげることができる。
式(1)または(1′)の化合物は下式のごとく式(1
)または(1′)の芳香族アルデヒドを式(III)の
3−オキサシクロペンタノンと縮合することによって得
る: 大川、(1’)および(III)の化合物においてR1
からRまたはR1からR’7の置換基は式(1)および
(1′)の化合物について述べたのと同じ意味をもつ。
式(1)または(1′)のアルデヒドは既知の化合物で
ある。式(III)の3−オキサシクロペンタノンは、
r Ba11. Soc、 Chiffl、 Fr、 
J  (1956年)958ページにおいてC,5AN
DRISおよびG、 OURI !rsO’Nによって
、またr2bur、0bscbei )fbim、 J
 25巻734〜738ページおよび27巻1792〜
1795ページにおいて1. K、 KOROBITS
YNAらによって述べられている方法に従って製造する
ことができる。
オキサ−3シクロペンタノン(III)へのアルデヒド
(II)または(II’)の縮合は以下の二つの方法の
一つに従って実施できる。
第1の方法 縮合はナトリウムメチレートまたはカリウム第三ブチレ
ートのようなアルカリ金属アルコレートの存在下で、)
ルエンまたは1,2−ジメトキシエタンのような溶媒中
で、−78℃から溶媒の沸点までの温度において実施す
る。縮合はまた、アシドまたはアルカリ金属水素化物の
ような無機塩の存在下で、1.2−ジメトキシエタンま
たはアルコール中のアルカリ金属水酸化物のような溶媒
中で、0℃から反応混合物の沸点までの温度において実
施することができる。
第2の方法 3−オキサシクロペンクン(1)へのアルデヒド(1)
または(l′)の縮合は式: (式中、RはC””Caアルキル残基を表わしかつR9
は01〜C4アルキル基を表わす)のボランの存在で実
施する。この化合物はrl^m。
Cbem、Soc、 J 87巻(1965年)123
6ページにり、H,TOPORCERによって述べられ
ている操作方法に従って得られる。これの単離および純
化は、アルデヒド(It)または(M′)の3−オキサ
シクロベンタノン(冨)への縮合を実施するのには必要
でない。
縮合反応は溶媒なしで温度的150℃で実施する。
R、R、もしくはR7又はR;がらR)の−つが、−C
OOR(、ただしRIoは水素原子をO 表わす)残基を表わす化合物(りまたは(1′)は対応
するエステルのけん化によって得る。
本発明は式(1′)の新規の化合物の製造方法も目的と
する。
本発明の化粧品組成物はヒトの表皮もしくは毛髪の保護
用組成物としであるいは日焼防止用組成物として用いる
ことができる。
この組成物をヒトの表皮を紫外線から保護するための組
成物として用いる場合、本発明の化粧品組成物は、この
タイプの組成物について通常用いる種々の形をとってよ
く、特に、ローション、クリームや乳液のような乳濁液
、油、ゲル、固形棒状物の形をとってよくあるいはエア
ロゾルとして包装されていてよい。
本発明の組成物はこの種の組成物中で通常用いる化粧品
用補助剤、例えば、増粘剤、緩和剤、湿潤剤、界面活性
剤、保存剤、発泡防止剤、香料、油、ラノリン、推進剤
、組成物そのものもしくは皮膚を染色する機能をもつ染
料および(または)顔料または化粧品中に通常用いる他
のあらゆる成分を含有してよい。
式(III)の化合物はヒトの表皮を保護するための化
粧品組成物の全重量に対して0825〜3重量%の割合
で存在する。
可溶化溶媒として、油、ろうおよび一般にあらゆる油脂
性物質、低級1価もしくは多価アルコールまたはその混
合物を使用できる。特に好ましい1価もしくは多価アル
コールはエタノール、イソプロパツール、プロピレング
リコール、グリセリンおよびソルビトールである。
本発明の一実施態様は、式(+)の化合物に加えて脂肪
族アルコール、脂肪酸エステル、特に脂肪酸トリグリセ
リド、脂肪酸、ラノリン、天然のまたは合成的な油また
はろうと乳化剤とを水の存在で含有する保護用クリーム
または乳液の形の乳濁液である。
他の実施態様は、天然のまたは合成的な油およびろう、
ラノリンおよび脂肪酸エステル特に脂肪酸トリグリセリ
ドを基体とする油性ローションからまたはエタノールの
ような低級アルコールまたはプロピレングリコールのよ
うなグリコールおよび(または)グリセリンのような多
価アルコールと油、ろうおよび脂肪酸トリグリセリドの
ような脂肪酸エステルを基体とするアルコール油性ロー
ションからなる。
本発明の化粧品組成物はまた、エタノール、プロピレン
グリコールまたはグリセリンのような低級アルコールま
た多価アルコールの一つ以上とシリカのような増粘剤と
を必要な水の存在で含有するアルコール性またはアルコ
ール水性ゲルであってもよい。
固形棒状物は天然のまたは合成的なろうおよび油、脂肪
族アルコール、脂肪酸エステル、ラノリンおよび他の油
脂性物質からなる。
本発明はまた、他のB−紫外線及び(または)八−紫外
線濾光剤と組合わすことのできる式(III)の化合物
を少くとも一つ含む日焼防止用化粧品組成物も企図する
この場合、日焼は防止組成物中に存在する濾光剤の全量
は組成物の全重量に対して0.5〜15重量%の範囲で
ある。この日焼防止用化粧品組成物は上記に述べたヒト
の表皮を保護するための組成物と同じ形をとる。
本発明の化粧品組成物が自然のままのまたは損傷した毛
髪を紫外線から保護することを目的とする場合、この組
成物は、シャンプーの前または後、染色または脱色の前
または後、パーマネントの前または後に適用するための
シャンプー、すすぎ洗い用のローション、ゲルまたは乳
濁液、整髪または手入用のローションまたはゲル、ブラ
シ掛けまたはセット用のローションまたはゲル、毛髪用
ラッカー、パーマネント毛髪の染色または脱色用組成物
の形をとってもよい。本発明の組成物は式(T)の化合
物を0.25〜4重量%含有する。
本発明はまた紫外線に対する保護剤として式(T)の化
合物を少くとも一つ含有する染色されていてよい化粧品
組成物も企図する。
本組成物は、毛髪用ラッカー、場合によっては手入用ま
たは梳毛用でもあるセットローション、シャンプー、染
色シャンプー、毛髪用染色組成物のような毛髪用製品か
ら、あるいはマニキュア、表皮手入用クリーム、ファン
デーション、口紅のようなメーキャップ製品から、また
その成分のために保存時の光線安定性の問題をもたらし
うる他のあらゆる化粧品組成物からなってよい。本組成
物は式(りの化合物を0.25〜3重量%含有する。
実施例 本発明を以下の非限定的な例によって例解する。
製造例 珂1 メタンの製造 2、 2. 4. 4−テトラメチル−3−オキサシク
ロペンタノン104g (0,72モル)を1゜2−ジ
メトキシエタン100an3中に溶解する。
5℃近くに冷却し、次いで攪拌下でナトリウムメチレー
ト39g(0゜72モル)を添加する。
5°〜10℃の範囲の温度において、1.2−ジメトキ
シエタン10100C中の4−ヘキシロキシベンズアル
デヒド134g (0,65モル)を少量づつ導入する
。0℃近くの温度で3時間攪拌し、次いで反応混合物を
氷水に注入する。沈澱を濾過し、水で十分に洗いかつ減
圧下で乾燥する。ヘプタン中での再結晶の後、所望の生
成物は下記の特性をもつ淡黄色結晶の形をとる。
・融点二63℃ ・紫外線スペクトル(クロロホルム):λmu:335
mm ε  :23000 0元素分析;C21H3o03 0%     H%    0% 計算値  76.33  9.15  14.52実測
値  76.19  9.17  14.80例2 例3 0%      H%    0% 計算値  78.23  7.88  13.89実測
値  77.66  7.96  14.46ノンの製
造 物の製造 この化合物は例1において述べた操作態様において4−
へキシロキシベンズアルデヒドをベンズアルデヒドでお
きかえることにより得られる。得られる生成物は下記に
示す特性をもつ。
・融点=78℃ ・紫外線スペクトル(ジクロロメタン):λmax:2
99nm ε  :14600 0元素分析:C15H1802 この化合物は例1において述べた操作態様において4−
へキシロキシベンズアルデヒドを4−アリロキシベンズ
アルデヒドでお゛きかえることにより得られる。得られ
る生成物は下記に示す特性をもつ。
・融点二82℃ ・紫外線スペクトル(ジクロロメタン):λa+ax 
 : 330nm ε  : 23450 ・元素分析”18H2203 計算値 実測値 0% 75.50 75.03 H% 7.74 7.75 0% 16.76 17.41 例4 例5 0%     H%    0% 計算値  77.09  9.50  13.41実測
値  77.11  9.62  13.41タノンの
製造 この化合物は例1において述べた操作態様において4−
へキシロキシベンズアルデヒドを4−オクチロキシベン
ズアルデヒドでおきかえることにより得られる。得られ
る生成物は下記に示す特性をもつ。
・融点=50℃ ・紫外線スペクトル(ジクロロメタン)=λm1x  
: 322na+ ε  : 23350 ・元素分析”23H3403 この化合物は例1において述べた操作態様において4−
へキシロキシベンズアルデヒドを3.4゜5−トリベン
ジロキシベンズアルデヒドでおきかえることにより得ら
れる。得られる生成物は下記に示す特性をもつ。
・融点=73〜75℃ ・紫外線スペクトル(ジクロロメタン):λmgx  
: 340%m ε  :11410 一元素分析” 36H3605 例6 0%     H%    0% 計算値  78.81  6.61  14.58実測
値  78.78  6.61  14.64C%  
   H%    0% 計算値  75.46  8.67  15.87実測
値  74.83  8.72  16.49例7 この化合物は例1において述べた操作態様において4−
へキシロキシベンズアルデヒドを4=第三−ブトキシベ
ンズアルデヒドでおきかえることにより得られる。得ら
れる生成物は下記に示す特性をもつ。
・融点ニア2℃ ・紫外線スペクトル(ジクロロメタン):2m1x  
: 326r+m ε  : 34275 ・元素分析:C19H2603 この化合物は例1において述べた操作態様において4−
へキシロキシベンズアルデヒドをメチル4−フォルミル
ベンゾエ、−トでおきかえることにより得られる。得ら
れる生成物は下記に示す特性をもつ。
・融点:108〜110℃ ・紫外線スペクトル(ジクロロメタン):λmtx:3
00nm ε  :16200 ・元素分析”17H2004 例8 0% H% 0% 計算値 実測値 70.81 70.67 6.99 7.06 22.19 22.28 例9 0%     H%    0% 計算値  72.26  8.49  19.25実測
値  72.42  8゜42  19.20いて4−
へキシロキシベンズアルデヒドを4−ブトキシ3−メト
キシベンズアルデヒドでおきかえることにより得られる
。得られる生成物は下記に示す特性をもつ。
・融点:102℃ 自紫外線スペクトル(クロロフォルム):λy+ax 
 : 350!1111 ε  :20000 ・元素分析” 20H2804 この化合物は例1において述べた操作態様において4−
へキシロキシベンズアルデヒドをテレフタル酸アルデヒ
ドでおきかえることにより得られる。得られる生成物は
下記に示す特性をもつ。
・融点:262℃ ・紫外線スペクトル(クロロフォルム)=λmxx  
: 33 Qnm ε  : 25000 e元素分析:CHO−0,25H20 0%    H%   0% 計算値  74.51  7.89  17.59実測
値  74.46  7.99  17.54例10 所望の生成物を得る。
・融点=250℃を越える温度 ・紫外線スペクトル(ジクロロメタン):λII!:2
98nIIl ε  :15710 ・元素分析:C16HI804 0%    H% 計算値  70.06  6゜61 実測値  69.96  6.57 0% 23.33 23.48 カリウム1gを含有するエタノール/水50150混合
物100an3中の例7で得られる化合物5gを還流下
で30分加熱する。反応混合物を氷水中に注入する。I
Nの塩酸の添加による酸性化、沈澱の濾過、乾燥および
エチルアセテート中での再結晶の後、下記の特性をもつ
淡黄色結晶の形の適用例 例A 保護用デイクリーム ・例1の化合物              1g・ポ
リオキシエチレン化脂肪族アルコ−h’  7g−08
〜C12脂肪酸のトリグリセリド   30g・グリセ
ロールモノステアレート      2g・シリコーン
油               1.5g・セチルア
ルコール            1.5g・保存剤1
                0.3g・香料  
                0.6g・脱ミネラ
ル水       全体を100gとする量零ポリオキ
シエチレン化脂肪族アルコール:セチルステアリルアル
コールとエチレンオキサイド33モルでオキシエチレン
化したセチルステアリルアルコールとの混合物。
このクリームをつくるために、油脂性物質を80〜85
℃に加熱し、式(+)の濾光剤を添加する。
別に、水を80〜85℃に加熱しかつ激しく攪拌しつつ
油脂相を水性相に添加する。攪拌を10〜15分継続し
た後、ゆつ(りと攪拌しつつ冷却し、40℃近くで香料
と保存剤とを添加する。
例B 保護用乳液 ・例4の化合物               1g・
オクチルp−ジメチルアミノ−ベンゾエート 0.5g
−セチルステアリルアルコール        2g・
セチルアルコール             2g・脂
肪酸(C8〜Cl2) )リグリセリド   20ge
ラノリン                 4g・ス
テアリン酸               0.5g・
保存剤                 0.3g・
Carbopol 934 (GOODRICHC)I
EMICAL社によって発売の架橋ポリアクリル酸) 
      0.15g・トリエタノール      
          0.2g・香料        
            0.4g・脱ミネラル水  
      全体を100gとする量油脂性物質を80
〜85℃に加熱し、濾光剤を添加する。別に、水を80
〜85℃に加、熱しかつ激しく攪拌しつつ油脂相を水性
相(水溶性化合物を含む)に添加する。攪拌を10〜1
5分継続した後、ゆっくりと攪拌しつつ冷却し、40℃
近くで香料と保存剤とを添加する。
例C 日焼防止用クリーム ・例1の化合物               4g・
4〔(2−オキソ−3−ボルニリデン)メチル〕フェニ
ルトリメチルアンモニウムのメチルサルフェート3.5
g ・ポリオキシエチレン化脂肪族アルコール   7gφ
脂肪酸(08〜Cl2)トリグリセリド   30g・
グリセロールモノステアレート2g ・シリコーン油                1.
5g番セチルアルコール             1
.5g・保存剤、香料               
十分な量・脱ミネラル水              
100g傘ポリオキシエチレン化脂肪族アルコール:セ
チルステアリルアルコールとエチレンオキサイド33モ
ルでオキシエチレン化したセチルステアリルアルコール
との混合物。
このクリームの製造方法は、例Aにおけるのと似ている
。4〔(2−オキソ−3−ボルニリデン)メチル〕フェ
ニルトリメチルアンモニウムを水中に溶解する。
例1の化合物を例6の化合物によっておきかえることが
できる。
例り 水アルコール性日焼防止ゲル: 0例10の化合物のジェタノールアミン塩   1g・
p−メトキシ桂皮酸のジェタノールアミン塩 2.5g
・Ca+bopo1934             
  0. 7g・トリエタノールアミン       
     0.35g・プロピレングリコール    
      25g・966エタノール       
      25g・保存剤            
     0.3g・香料             
     0.4g・脱ミネラル水        全
体を100gとする量激しく攪拌しつつCtrbopo
lを水30gに溶解し、次にトリエタノールアミンをそ
してさらに溶媒を加えかつ予め濾光剤を溶解しである残
りの水を加える。
例E 日焼防止油 ・例8の化合物               1.5
g・2−エチルヘキシルp−メトキシシナメート 2g
・香料                  0.5g
φ96°エタノール             47.
5g・脂肪酸(C8〜Cl2) )リグリセリド全体を
100gとする量 これらの成分の混合物を40〜45℃に加熱して均質化
しかつ透明な液体を得る。冷却し次いで香料を加える。
例F 日焼防止油 均質化するために必要なら40〜45℃に加熱しつつ以
下の成分を混合する。
・例1の化合物              3g・オ
クチルp−ジメチルアミノ−ベンゾエート3g・カカオ
脂                 2.5ge酸化
防止剤                0.05g・
香料                   0.5g
・脂肪酸(Cg〜Cl2)のトリグリセリド全体を10
0gとする量 例1の化合物を例4の化合物3gでおきかえてもよい。
例G 日焼防止クリーム ・例1の化合物              2.5g
−ベンジリデンカンファー           4g
・脂肪酸(Cs〜Cl2)のトリグリセリド  31g
・グリセロールモノステアレート6g ・ステアリン酸               2g・
セチルアルコール             1.2g
・ラノリン                 4g・
保存剤                  0゜3g
φプロパンジオール             2g・
トリエタノールアミン            0.5
g・香料                   0.
5g・脱ミネラル水        全体を100gと
する量例Aにおけるのと同様にして乳濁液をつくる。
例H 日焼防止乳液 ・例1の化合物              1g・例
8の化合物              3g・セチル
ステアリルアルコール       2gφセチルアル
コール            2g・脂肪酸(C8〜
Cl2)のトリグリセリド 20g・ラノリン    
            4g・ステアリルアルコール
          0.5g・保存剤       
          0.3g・Czrbopol 9
34 (GOODRICHCHEMICAL社から発売
の架橋ポリアクリル酸)       0.15gφト
リエタノールアミン           0.2g・
香料                  0.4g・
脱ミネラル水        全体を100gとする量
例Aにおけるのと同様にして乳濁液をつくる。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は同じで
    あるか異なり、C_1〜C_8の直鎖または分枝鎖アル
    キル基、ハロゲン原子またはC_1〜C_4アルキル基
    もしくはアルコキシ基によって置換されていてよいアル
    アルキル基、あるいはハロゲン原子、C_1〜C_4ア
    ルキル基もしくはアルコキシ基によって置換されていて
    よいアリール基を表わし、あるいはまたR_1とR_2
    および(または)R_3とR_4はこれらが結合してい
    る原子とともに炭素原子5または6個を含む飽和環を形
    成し、 R_5、R_6およびR_7は同じであるか異なり、水
    素原子、C_1〜C_8の直鎖または分枝鎖アルキル基
    、C_2〜C_3の直鎖または分枝鎖アルケニル基、C
    _1〜C_1_2の直鎖または分枝鎖アルコキシ基、C
    _2〜C_8の直鎖または分枝鎖アルケニルオキシ基、
    C_2〜C_1_2の直鎖または分枝鎖のアシロキシ基
    、ハロゲン原子またはC_1〜C_4アルキル基もしく
    はアルコキシ基によって置換されていてよいベンジルオ
    キシ基あるいは−COOR_1_0基(R_1_0はC
    _1〜C_8の直鎖または分枝鎖アルキル基、水素原子
    、アルカリもしくはアルカリ土類金属原子またはアミン
    誘導基を表わす)を表わし、置換基R_5、R_6およ
    びR_7の一つは式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は上記と
    同じ意味をもつ)の基も表わしてよい〕の5−ベンジリ
    デン−3−オキサシクロペンタノンの誘導体の少くとも
    一つを有効量、波長280〜380nmの範囲の紫外線
    を濾光する化合物として、化粧品として許容できる媒体
    中に含有することを特徴とする、化粧品組成物。
  2. (2)5−ベンジリデン−3−オキサ−2,2,4,4
    −テトラメチルシクロペンタノン、5−(4′−ヘキシ
    ロキシベンジリデン)−3−オキサ−2,2,4,4−
    テトラメチルシクロペンタノン、5−(4′−アリロキ
    シベンジリデン)−3−オキサ−2,2,4,4−テト
    ラメチルシクロペンタノン、5−(4′−オクチロキシ
    ベンジリデン)−3−オキサ−2,2,4,4−テトラ
    メチルシクロペンタノン、5−(3′,4′,5′−ト
    リベンジロキシベンジリデン)−3−オキサ−2,2,
    4,4−テトラメチルシクロペンタノン、5−(4′−
    第三−ブトキシベンジリデン)−3−オキサ−2,2,
    4,4−テトラメチルシクロペンタノン、5−(4′−
    メトキシカルボニルベンジリデン)−3−オキサ−2,
    2,4,4−テトラメチルシクロペンタノン、5−(4
    ′−n−ブトキシ5′−メトキシベンジリデン)−3−
    オキサ−2,2,4,4−テトラメチルシクロペンタノ
    ン、1,4−ビス−〔(2′,2′,4′,4′−テト
    ラメチル−3′−オキサ−5′−オキソ−1′−シクロ
    ペンチリデン)メチル〕−ベンゼン、4−〔(2′,2
    ′,4′,4′−テトラメチル−3′−オキサ−5′−
    オキソ−1′−シクロペンチリデン)メチル〕安息香酸
    を少くとも一つ式 ( I )の化合物として含有する、請求項1記載の化粧
    品組成物。
  3. (3)ローション、乳濁液、油、ゲル、棒状固形物また
    はエアロゾルの形をとる、請求項1または2に記載の化
    粧品組成物。
  4. (4)増粘剤、緩和剤、湿潤剤、界面活性剤、保存剤、
    発泡防止剤、香料、油、ろう、ラノリン、低級1価およ
    び多価アルコール、推進剤、染料および顔料を含有する
    、請求項1から3のいづれか1項に記載の化粧品組成物
  5. (5)式( I )の化合物を少くとも一つ0.25〜3
    重量%含有することを特徴とし、ヒトの表皮保護用組成
    物の形をとる、請求項1から4のいづれか1項に記載の
    化粧品組成物。
  6. (6)式( I )の化合物を少くとも一つ0.5〜15
    重量%含有することを特徴とし、日焼防止用組成物の形
    をとる、請求項1から4のいづれか1項に記載の化粧品
    組成物。
  7. (7)B−紫外線またはA−紫外線を濾光する別な太陽
    光濾光剤をさらに含有する、請求項6記載の化粧品組成
    物。
  8. (8)シャンプー、すすぎ洗い用のローション、ゲルま
    たは乳濁液、整髪用または手入れ用のローションまたは
    ゲル、ブラシ掛け用またはセット用のローションまたは
    ゲル、毛髪用ラッカー、パーマネント、脱色もしくは染
    色用の組成物の形をとりかつ式( I )の化合物を少く
    とも一つ0.25〜4重量%含有する、毛髪に適用する
    ための請求項1または2に記載の化粧品組成物。
  9. (9)毛髪用ラッカー、セット用ローション、シャンプ
    ー、染色シャンプー、毛髪用染色組成物またはマニキュ
    ア、口紅、表皮手入用クリームもしくはファンデーショ
    ンのようなメーキャップ製品の形をとりかつ式( I )
    の化合物を少くとも一つ0.25〜3重量%含有するこ
    とを特徴とし、光線に対して安定化されている着色され
    ていてよい化粧品組成物の形をとる、請求項1または2
    に記載の化粧品組成物。
  10. (10)請求項1または2に記載の式( I )の化合物
    を少くとも一つ含有する化粧品組成物を有効量、皮膚ま
    たは毛髪に適用することからなることを特徴とする、自
    然のままのまたは損傷した皮膚および毛髪を波長280
    〜380nmの範囲の紫外線から保護する方法。
  11. (11)請求項1または2に記載の式( I )の化合物
    を少くとも一つ有効量、化粧品組成物に含入することか
    らなることを特徴とする、化粧品組成物を波長280〜
    380nmの範囲の紫外線から保護する方法。
  12. (12)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) 〔式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は同じで
    あるか異なり、C_1〜C_8の直鎖または分枝鎖アル
    キル基、ハロゲン原子またはC_1〜C_4アルキル基
    もしくはアルコキシ基によって置換されていてよいアル
    アルキル基、あるいはハロゲン原子、C_1〜C_4ア
    ルキル基もしくはアルコキシ基によって置換されていて
    よいアリール基を表わし、あるいはまたR_1とR_2
    および(または)R_3とR_4はこれらが結合してい
    る原子とともに炭素原子5または6個を含む飽和環を形
    成し、 R′_5およびR′_7は同じであるか異なり、水素原
    子、C_1〜C_8の直鎖または分枝鎖アルキル基、C
    _2〜C_8の直鎖または分枝鎖アルケニル基、C_1
    〜C_1_2の直鎖または分枝鎖アルコキシ基、C_2
    〜C_8の直鎖または分枝鎖アルケニルオキシ基、C_
    2〜C_1_2の直鎖または分枝鎖のアシロキシ基、ハ
    ロゲン原子またはC_1〜C_4アルキル基もしくはア
    ルコキシ基によって置換されていてよいベンジルオキシ
    基あるいは−COOR_1_0残基(R_1_0はC_
    1〜C_8の直鎖または分枝鎖アルキル残基、水素原子
    、アルカリもしくはアルカリ土類金属原子またはアミン
    誘導基を表わす)を表わし、R′_6はC_2−C_8
    の直鎖または分枝鎖アルキル基、C_2〜C_8の直鎖
    または分枝鎖アルケニル基、C_2〜C_1_2直鎖ま
    たは分枝鎖アルコキシ基、C_2〜C_8直鎖または分
    枝鎖アルケニロキシ基、C_2〜C_1_2の直鎖また
    は分枝鎖アシロキシ基、ハロゲン原子またはC_1〜C
    _4アルキル基もしくはアルコキシ基によって置換され
    ていてよいベンジロキシ基あるいは−COOR_1_0
    残基(R_1_0はC_1〜C_8のアルキル基、水素
    原子、アルカリもしくはアルカリ土類金属原子またはア
    ミン誘導基を表わす)を表わすか、あるいはさらに式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は上記と
    同じ意味をもつ)の基を表わす〕の5−ベンジリデン−
    3−オキサシクロペンタノンの誘導体。
  13. (13)5−(4′−ヘキシロキシベンジリデン)−3
    −オキサ−2,2,4,4−テトラメチルシクロペンタ
    ノン、5−(4′−アリロキシベンジリデン)−3−オ
    キサ−2,2,4,4−テトラメチルシクロペンタノン
    、5−(4′−オクチロキシベンジリデン)−3−オキ
    サ−2,2,4,4−テトラメチルシクロペンタノン、
    5−(3′,4′,5′−トリベンジロキシベンジリデ
    ン)−3−オキサ−2,2,4,4−テトラメチルシク
    ロペンタノン、5−(4′−第三−ブトキシベンジリデ
    ン)−3−オキサ−2,2,4,4−テトラメチルシク
    ロペンタノン、5−(4′−メトキシカルボニルベンジ
    リデン)−3−オキサ−2,2,4,4−テトラメチル
    シクロペンタノン、5−(4′−n−ブトキシ5′−メ
    トキシベンジリデン)−3−オキサ−2,2,4,4−
    テトラメチルシクロペンタノン、1,4−ビス−〔(2
    ′,2′,4′,4′−テトラメチル−3′−オキサ−
    5′−オキソ−1′−シクロペンチリデン)メチル〕ベ
    ンゼン、4−〔(2′,2′,4′,4′−テトラメチ
    ル−3′−オキサ−5′−オキソ−1′−シクロペンチ
    リデン)メチル〕安息香酸のうちから選択 する、請求項12記載の化合物。
  14. (14)式(II′): ▲数式、化学式、表等があります▼(II′) (式中、R′_5、R′_6、R′_7は請求項12に
    示す意味をもつ)の芳香族アルデヒドを式(II):▲数
    式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は請求項
    12に示す意味をもつ)の3−オキサシクロペンタノン
    と縮合することを特徴とする、請求項12または13に
    記載の式( I ′)化合物の製造方法。
  15. (15)式(III)のシクロペンタノンへの式(II′)
    のアルデヒドの縮合を、−78℃から溶媒の沸点までの
    範囲の温度において溶媒中で、アルカリ金属アルコレー
    トの存在で実施する、請求項14記載の方法。
  16. (16)式(III)のシクロペンタンへの式(II′)の
    アルデヒドの縮合を、0℃から反応混合物の沸点までの
    範囲の温度において溶媒中で、無機塩基の存在で実施す
    る、請求項14記載の方法。
  17. (17)式(III)のシクロペンタンへの式(II′)の
    アルデヒドの縮合を、温度約150℃において溶媒中で
    、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_8はC_1〜C_6アルキル残基をまたR
    _9はC_1〜C_4アルキル残基を表わす)のボラン
    の存在で実施する、請求項14記載の方法。
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