JPH02172721A - 薄膜体カッタの刃切り及びカートンへの取付方法並びにその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はカートンから引出して食品包装体として使用さ
れる合成樹脂フィルム、金属鎖あるいは紙等のＴ汝１１
分体を切断する薄１摸体カッタの刃切り及びカートンへ
の取伯方法並びにその装置に関する。

［従来の技術］ 従来、この種の薄膜体としては、例えばラツフフィルム
と呼ばれる合成樹脂フィルムかあり、この合成樹脂フィ
ルムは冷蔵ｉｔ１による食品の保管や大気による食品の
汚染防止のために食品包装体どして家庭で広く使用され
ている。このような合成樹脂フィルムは巻筒に１０〜数
１０ｍ８付けられてロール状をなし、カートンに収納さ
れている。このカートンは細長い直方体の形状を有し、
直方体の長い辺に沿ってブリキ製の薄膜体カッタが取付
けられている。

この薄膜体カッタの使用方法については、あらかしめ設
けられた切込線に沿ってカートンの一部を開口し、その
間１］部からロール状の合成樹脂フィルムを必要量たけ
引出してフリー１ｉ−製の薄膜体カンタにより切り離す
。

［発ＩＩＩか解決しようとする問題点］しかし、従来の
構成では、薄）１分体カッタがブリキ製であるのて、合
成樹脂フィルムの切断に際し１手や指が薄膜体カッタに
触れたたけて５手や指を切ったりして怪我をすることが
あった。また、自治体によっては、焼却と、不燃性の薄
膜体カッタと可燃性のカー１ヘンとを区分してゴミ処理
するよう指導しＣいるところかあり、この場合ゴミ処理
か面倒てあった。さらに薄膜体カッタかブリキ製である
のて、刃切りダイスか著しく摩ＪＬし、ダイス研磨に苦
慮するという問題かあった。

そこて、このような問題点に対処するために先の出願（
実願昭６２−４０！１２１号）によって薄膜体カッタと
して非金属製のものを開示し、今回はその非金属製の薄
膜体カッタの刃切りおよびカートンへの取付けを簡易に
し、そのコス■−の低廉化を［２することのできる薄１
１Ａ体カッタの刃切り及びカートンへの取（４方法並び
にその装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するだめの手段］ 上記目的を達成する本発明の薄膜体カッタの刃切り及び
カートンへの取付方法は、非金属製のベル１〜を繰出し
、繰出方向に沿って刃切りを行って無端刃とする刃切り
工程と、無端刃を所定の長さにカットしてｋｆ）−１Ｐ
Ｊ体カッタとし、この薄１ｊ々体カッタを吸着搬送して
加熱圧接によりカートンに取付ける取付工程とからなる
ことを特徴とする。

また、上記目的を達成する本発明の薄膜体カッタの刃切
り及びカートンへの取付装置は、非金属製のベルトを繰
出し２繰出方向に沿って刃切りを行って無端刃とする刃
切り手段と、無端刃を所定の長さにカットして薄膜体カ
ッタとし、このｆｉＩＩ漠体力・ンタを吸着搬送して加
熱圧接によりカートンに取付ける取付手段とを備えたこ
とを特徴とする。

さらに、好ましい本発明の実施態様によれば、■刃切り
手段は非金属製のベルトを繰出す繰出部と、繰出方向に
沿って刃切りを行う歯車状の刃切りカッタとを備えてい
ること、■取付手段は無端刃を所定の長さにカットして
薄１１分体カッタとする定尺カッタと、薄膜体カッタを
吸着搬送する吸着。

搬送部と、この吸着搬送部の吸着搬送経路に設けられる
加熱部および圧接部とを備えていることを特徴とする。

［作用コ 薄膜体カッタの刃切り及びカートンへの取付けを行う場
合、まず、繰出リールから非金属製のへルトな繰出すと
、ベル１〜は山車状の刃切りカッタによって搬送方向に
刃切りされてｌまたは２木の無端刃か形成される。次い
て、この無端刃か定尺カッタによって所定の長さに切断
されて＋：ａ　＋１！、！体カッタか形成される。この
薄膜体カンタが吸着搬送部によって吸着搬送され、加熱
部ては、加熱により接着剤の接着性を発揮し、圧接部で
は１力−トン供給部によって供給されたセ・ント状態の
カートンに圧接され、接着にて取付けられる。

このようにＪｌ金属製の薄膜体カッタの刃切り及びカー
トンへの取付けを簡易にし、コス１〜の低廉化を図るこ
とかてきる。したかって、前記問題点を除去することが
てきる。

［実施例］ 以下１本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明の実施例に係る７ｉＭ膜体カッタの刃切
り及びカートンへの取付装ｊコの全体を示す構成図、第
２図は同装置の繰出リールを示す平面図、第３図は同装
置の刃切りカッタを示す平面図、第４図は同装置の吸引
ベルトを示す平面図、第５図は第１図のｖ−Ｖ線断面図
、第６図は第１図のＶｌ−Ｖｌ線断面図である。

この装置は非金属製のベルトとして幅の狭いプラスチッ
ク製のベルト１を使用し、これを刃切り切断して鋸刃状
の薄膜体カッタ２とし、この薄膜体力・ン夕２をカート
ン３に取付けるためのものて、刃切り部４と取付部５と
からなる。刃切り部４はフレーキ付きの繰出リール６を
有する。第１図及び第２図に示すように、この繰出リー
ル６はシャフト６ａにプラスチック製のベルト１を数本
横列に巻イ」けてＩ’ｌ１次繰出してきるようにしたも
のである。このような繰出ソール６を始端とする搬送経
路７に受はローラ８か設けられ、この受はローラ８にベ
ルト１を連続または間欠的に搬送する送りローラ９が対
接して設けられ、シリツタ１０によって上方から押付け
られており、また、受はローラ８に歯車状の刃切り力・
ツタ１１か対接して設りられ、シリツタ１（１によって
側方から押イ・１（つられている。第３図に示すように
、刃切りカッタ１１及び受はローラ８の両側は人々ベル
ト１の蛇行を防止するＪ￥擦部材１２て被覆されている
。受はローラ８よりも下流側の搬送経路７には切屑除去
部６０が設けられ、この切屑除去部６０は互いに対接す
るツラシローラ１３を有し、このツラシローラ１３はチ
ャンバ１４て覆われ、このチャンバ１４にフィルタ１５
、ツロア１６か順次接続されて刃切りによる切屑を除去
できるようになっている。

前記取付部５は刃切り部４によって刃切りされた無端刃
１７を所定の長さにカットして鋸刃状の薄１漠体カッタ
２とし、この薄膜体力・ツタ２を展開状態のカートン３
に取付けられるようにしたものである。詳しくは、取付
部５側の搬送経路７の始端にロータリ一方式の定尺カッ
タ２０か配設されている。定尺カッタ２０は受はローラ
２１と、これに対接するローラカッタ２２とからなり、
このローラカッタ２２は周囲を弾性部材て覆ったローラ
部２３の一側に刃２４を有し、その刃先かローラ而と略
一致し、無端刃１７を連続または間欠的に送りながら一
回転毎に所定の長さにカットして薄膜体カッタ２として
吸着搬送部Ｚ５に供給できるようになっている。

吸Ｍ搬送部２５は第１図、第４図及び第５図に示すよう
に、吸引ツロア２６と接続する真空チＶンハ２７を有し
、この真空チャンバ２７の下面に沿って薄１ｊλ体カッ
タ２を吸着搬送する開孔付きの吸引ベルト２８か掛渡さ
れて吸着搬送経路２９か形成され、この吸着搬送経路２
９に加８部３０及び圧接部３Ｉが順次配設されている。

前記加熱部旧）はプラスチック製の薄膜体カッタ２にあ
らかしめ塗４１されたホ・ントメルト接着剤を加熱し、
接着性を発（・Ｉさせるようにした熱風式のものであっ
て、真空チャンバ２７側の吸引ベルト２８に下方から対
向して設けられる熱風吹付部３２を有し　これにヒータ
３３、熱風ツロア］４、及び空気取込部３５か順次接続
されてなる。

第６図に示すように、前記圧接部’］１は圧接位置に上
向きのシリツタ３７を有し、そのシリンタロノド］８に
圧接プレート３９か吸引ベル１〜２８に対向して設けら
れている。この圧接部３１の一側にカートン供論部４０
か設けられ、他側に刃イ・１力−トン収納部４１か設け
られている。カートン供給部４０は重ね積みしたカー１
−ン３を−・枚ずつ圧接部３６に供給しセットするもの
て、リフタ４２と供給ローラ１３とを有している。リフ
タ４２は重ね積みされたカー１ヘン３をリフ１へして供
給ローラ４３に押付け、供給ローラ４３は圧接部３１側
の供給ローラ４４と相俟って最旧のカー１ヘン３のみ圧
接位置に供厚合し、ストッパ４５に当接させてセクトで
きるようにしたものである。

刃付カートン収納部４１は圧接部３１から送られてきた
刃付カートン３ａを整列して収納するためのもので、傾
斜した収納チーフル４７とハーイフレータ４８とを有し
ている。

次に、この装置の薄膜体力・ツタ２の刃切り及びカート
ン３への取付方法を説明する。

前記４１Ｉ１１ｉ戒の装；ごを使ってｊＹＡ膜体力・ツ
タ２の刃切り及びカートン３への取付けを行う場合、あ
らがしめホットメルト接着剤を塗布した幅の狭いプラス
チック製のヘルドｌを使用し、これを送りローラ９によ
って繰出リール６から繰出ずと、ベルトｌは刃切りカッ
タ１１によって搬送方向に刃切りされて一方は無端刃１
７としてフラジローラｌ］に送られ、他方はロス材１７
ａとし′Ｃ系外に排出される。

フラジローラ１３は無端刃１７に付着した切屑を除去し
、除去した切屑は負圧により吸引され、フィルタ１５内
に集塵される。

切屑を除去した無端刃１７か定尺カッタ２０にその送り
作用により連続又は間欠的に送られると、定尺カッタ２
（）か一回転することに刃２４が当って無端刃ｊ７は所
定の長さに切断されてン）し肢体カッタ２として吸着搬
送γ７Ｂ２５に供給される。吸着搬送部２５の吸引ヘル
ド２８は真空チャンバ２７内の負圧によりγ１１没カッ
タ２を吸着しつつ熱風吹伺部３２に搬送する。熱風吹イ
・１部３２は５０〜１５０°Ｃの加熱温度をイコする熱
風を吹付けて薄膜体カッタ２にあらかじめ塗布されたホ
・ントメルト接着材を加熱し１接着性を発揮させる。そ
して、接着性を発揮したｊ’１ｉ膜体カッタ２か圧接部
３１に送られると、圧接部３１ではカー１−ン供給部７
１［］によって供１給セウトされたカートン３の直上に
ｌｉＤ　ＩＩＱ体カツカツタ２ットされる。

次いて、シリンダ３７によって圧接プレート３９か上！
；１し、カー１−ン３及び薄膜体カッタ２を圧接する。

この圧接によって薄膜体カッタ２はカー１−ン３の所定
の位置に取付けられる。

薄１１々体カッタ２を取付けた刃付カートン３ａはスト
ッパ４５の解除と供給ローラ４４とによって製品として
刃旧カートン収納部４１に送られて整列状態て収納され
る。

このようにプラスチック製の薄１漠体カッタ２の刃切り
及びカー１ヘン３への取４；Ｉけを容易に行えブリキ製
の薄ｊ模体カッタの場合に比して装置の簡易化、コスト
の低廉化を図ることかできる。

次に他の実施例を図面に基づいて説明する。

第７図は幅広のプラスチック製のベルトを使用し、この
ベルトの繰出状態を示す平面図である。

プラスチック製のベルト１か１０〜２０ｔ＋ｎ１１の幅
広のときは１２台の取付部を設けてベル！−１のセンタ
に沿って刃切りを行えば、前記実施例に示すようなロス
材＋７ａをａｊずことなく一回の刃切りで２木の無端刃
１７を同時に製造することがてき、コストの低廉化をい
っそう図ることができる。

第８図は受はローラ及び刃切りカッタの変形例を示す１
２面図である。受はローラ８はその両端に夫ノ？フラン
ジ４つを設けてベルトの蛇行を確実に防止てきるように
したものである。したかって、精度の高い刃切りか０丁
能となり、１回の刃切りで２木の無端刃Ｊ７を同時に製
造する場合に最適である。

第９図は定尺カッタの変形例を示す断面図である。この
定尺カッタ２０はシェア式のもので、シェアカッタ５０
とその受台５１とから構成されている。

無端刃１７を所定の長さで切断するためにストッパ、あ
るいは間欠搬送手段が併設される。

第１０図は吸引ベルトの変形例を示す平面図である。こ
の吸引ベルト２８は糸等の条体５２で縦横に編んて所定
のメツシュを有するベルトであって、前記実施例の開孔
付きベルトの場合と同様の吸Ｒ搬送機能を右する。

第１１図は吸、？？搬送部及び圧接部の変形例を示す構
成図、第１２図は第１１図の■−ＸＩｌ線断面図である
。この変形例は吸着搬送部２５の上方に圧接部３１を設
けた点て＃″ｊ徴を有する。詳しくは、真空チャンバ２
７の土壁面に吸引孔群か形成され、この吸引孔群に沿っ
”Ｃｔｉｔｉ　１１９体カッタ２を搬送する無端状の吸
引ベルト２８か掛渡されている。この吸引ベルト２８に
上方から対向して圧接プレー１〜３つかシリンダ３７の
ロット３８に１没けられている。この変形例の作用効果
については、前記実施例の場合と略同様であるか、異な
る点について説明すれば、実施例の場合はカートン３は
その上側に薄膜体カッタ２を取付けた状態で刃付カート
ン収納部佃に収納される。これに対し、変形例の場合は
カートン３はその下側に４１１９体カッタ２を取付けた
状態で刃伺カートン収納部４１に収納される。その結果
、既に収納されたカートン３の薄膜体カッタ２に次のカ
ートン３の前端部か当って収納トラブルか発生するよう
なことはない。

また、この実施例ては、プラスチック酸の薄膜体カッタ
の場合につい゛Ｃ説明したが、これに限らず、硬質紙や
樹脂処理紙からなる厚紙製の薄膜体カッタに対して本発
明を適用することもできる。

さらにブラシローラに代えてエアノズルを設けてエアジ
ェツトて切屑を除去することがてきる。また、加熱部と
してセラミ・ンクヒータ、シーズヒータ等を設けて直接
加熱してもよい。カートン供給部としてロボットのアー
ムに吸盤を設けたものを使用してカートンを１枚ずつ供
給することもてきる。

［発明の効果〕 本発明によれば、非金属製のベルトを繰出し、繰出方向
に沿って刃切りを行って無端刃とし、この無端刃を所定
の長さにカットして９ｉ膜体カッタとし、この薄膜体カ
ッタを吸着搬送して加熱圧接によりカートンに取付ける
構成としたので、刃切りカッタの摩耗が減少し、薄膜体
力・ツタの刃切り及び取付けか簡易となり、したかって
、そのコストの低廉化かＩλ１られるという効果か得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１１しＩは本発明の実施例に係る薄膜体カッタの刃切
り及び取付装置の全体を示す構成図、第２し１は同装置
の繰出リールを示す平面図、第３図は同装置の刃切りカ
ッタを示す平面図、第４図はρ１装置の吸引ベルトを示
す平面図、第５図は第１図のＶ−■線断面図、第６図は
第１図の■−■線断面図、第７図以下は他の実施例を示
し、ｉ７図は幅広のプラスチック酸のベルトの繰出状態
を示す平面図、第８図は受はローラ及び刃切りカッタの
変形例を示す平面図、＆１９図は定尺カッタの変形例を
示す断面図、第１Ｏ図は吸引ベル１〜の変形例を示す平
面図、第１１図は吸着搬送部及び圧接部の変形例を示す
構成図、第１２図は第１１図の■−刈線断面図である。 ｌ、ベルト ２　薄月莫体力、ツタ ３　カートン ４　刃切り部 １］ １３： １７・ ２５： ３１： ４１： 取付部 繰出リール 送りローラ 刃切りカッタ ブラシローラ 無端刃 定尺カッタ 吸着搬送部 吸引ベルト 圧接部 カートン供給部 刃付カートン収納部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、非金属製のベルトを繰出し、繰出方向に沿って刃切
   りを行って無端刃とする刃切り工程と、無端刃を所定の
   長さにカットして薄膜体カッタとし、この薄膜体カッタ
   を吸着搬送して加熱圧接によりカートンに取付ける取付
   工程とからなることを特徴とする薄膜体カッタの刃切り
   及びカートンへの取付方法。 ２、非金属製のベルトを繰出し、繰出方向に沿って刃切
   りを行って無端刃とする刃切り手段と、無端刃を所定の
   長さにカットして薄膜体カッタとし、この薄膜体カッタ
   を吸着搬送して加熱圧接によりカートンに取付ける取付
   手段とを備えたことを特徴とする薄膜体カッタの刃切り
   及びカートンへの取付装置。 ３、刃切り手段は非金属製のベルトを繰出す繰出部と、
   繰出方向に沿って刃切りを行う歯車状の刃切りカッタと
   を備えていることを特徴とする請求項２記載の薄膜体カ
   ッタの刃切り及びカートンへの取付装置。 ４、取付手段は無端刃を所定の長さにカットして薄膜体
   カッタとする定尺カッタと、薄膜体カッタを吸着搬送す
   る吸着搬送部と、この吸着搬送部の吸着搬送経路に設け
   られる加熱部および圧接部とを備えていることを特徴と
   する請求項２記載の薄膜体カッタの刃切り及びカートン
   への取付装置。