JPH02170853A - 重合体混合物 - Google Patents

重合体混合物

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JPH02170853A
JPH02170853A JP1273933A JP27393389A JPH02170853A JP H02170853 A JPH02170853 A JP H02170853A JP 1273933 A JP1273933 A JP 1273933A JP 27393389 A JP27393389 A JP 27393389A JP H02170853 A JPH02170853 A JP H02170853A
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acid
bis
alkyl
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mixture
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JP1273933A
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Knud Reuter
クヌート・ロイター
Guenther Weymans
ギユンター・バイマンス
Rolf Dhein
ロルフ・ダイン
Erich Meier
エーリツヒ・マイアー
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
    • C08G65/38Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols
    • C08G65/40Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols from phenols (I) and other compounds (II), e.g. OH-Ar-OH + X-Ar-X, where X is halogen atom, i.e. leaving group
    • C08G65/4012Other compound (II) containing a ketone group, e.g. X-Ar-C(=O)-Ar-X for polyetherketones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L71/00Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Polyethers (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式(I) 式中、R1及びR1は相互に独立して水素、ハロゲン、
C1,アルキル、cI+4シクロアルキル、C,〜、ア
リール及びC2〜、2アラルキルを表わし、 mは4〜7の整数であり、 R8及びR6は個々に各々のXに対して選ぶことができ
、且つ相互に独立して水素またはC3〜、アルキルを表
わし、そして Xは炭素を表わし、但し少なくとも1個の原子Xにおい
て、R1及びR4は共にアルキルで式中、R1及びR1
は相互に独立して水素、ハロゲン、好ましくは塩素また
は臭素、CX−。
アルキル、C6〜、シクロアルキル%Ca〜、。アリー
ル、好ましくはフェニル並びにC2〜1!アラルキル、
好ましくはフェニル−C3−1−アルキル、更に特にベ
ンジル及びクミルを表わし、 mは4〜7、好ましくは4または5であり、R3及びR
6は個々に各々のXに対して選ぶことができ、且つ相互
に独立して水素またはC0〜、アルキル及びアルキルを
表わし、そして Xは炭素を表わし、但し少なくとも1個の原子XでR3
及びR1は共にアルキルである、に対応するジヒドロキ
シジフェニルシクロアルカンをベースとする芳香族ポリ
エーテルケトン及び他の有機重合体を含む混合物並びに
これらの混合物の厚さ1〜2000μmのフィルムに関
する。
式(I)に対応するジフェノールは以前の特許出願第P
3,832,396.6号の目的であり、一方特殊な芳
香族ポリエーテルケトンは以前の特許出願第P3.83
3,385.6号の目的である。
好ましくは1〜2個の原子Xで、更に殊に1個のみの原
子Xで、式(I)中のR1及びR6は共にアルキルであ
る。ジフェニル置換されたC[子(C−1)に対してa
−位置にあるXi子は好ましくはジアルキル置換されて
おらず、一方C−1に対してβ−位置にあるXi子は好
ましくはジアルキル置換されている。
β−位置におけるアルキルニ置換及び他のβ−位置にお
けるモノアルキル置換が殊に好ましい。
殊に好適な出発物質は環式脂肪族基中に5及び6個の環
C原子を含むジヒドロキシジフェニルシクロアルカン[
式(I)においてm−w=4または5]、例えば式 に対応するジフェノールであり、1.l−ビス=(4−
ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン(式■)が殊に好ましい。
式(I)に対応するジヒドロキシシクロアルカンは公知
の方法でX1R’、R1、R8,R4及びmが式(I)
に記載の通りの式(V) に対応するフェノール及び式(Vl) に対応するケトンの縮合により得ることができる。
式(V)に対応するフェノールは文献から公知であるか
、または文献から公知である方法により得ることができ
るかのいずれかである[ウルマンの化学技術百科辞典(
tlllmanns Encyklopjidiede
r technischen Chemie) 、第4
版、第15巻、61〜77頁参照]。
式(V)に対応する適当なフェノールの例にはフェノー
ル、0−クレゾール、m−クレゾール、2、e−ジメチ
ルフェノール、2−クロロフェノール、3−クロロフェ
ノール、216  f クロロフェノール、2−シクロ
ヘキシルフェノール、〇−フェニルフェノール及び0−
またはp −ベンジルフェノールがある。
式(Vl)に対応するケトンは文献から公知である[例
えばパイルスタインの有機化学ハンドブック(Beil
sLeins Handbuch der Organ
ischenChamie) 、第4版、第7巻参照]
。式(Vl)に対応するケトンの一般的製造方法は例え
ばrオルガニクム(Organikum)J 、第15
版、1977、VEB−ドイチェル・ベルラグ・デル・
ヴイツセンシャフテン(Deut、5cher Ver
lag der WissenschB[ten) 、
ベルリン、698頁に記載されている。
次のものは式(Vl)に対応するケトンの例である=3
,3−ジメチルシクロペンタノン、2.2−ジメチルシ
クロヘキサノン、3.3−ジメチルシクロヘキサノン、
4,4−ジメチルシクロヘキサノン、3−エチル−3−
メチルシクロペンタノン、2.3.3−トリメチルシク
ロペンタノン、2.4゜4−トリメチルシクロペンタノ
ン、3.3.4−トリメチルシクロペンタノン、3,3
−ジメチルシクロヘプタノン、4,4−ジメチルシクロ
オクタノン、3−エチル−3−メチルシクロヘキサノン
、4−エチル−4−メチルシクロヘキサノン、2゜3.
3−トリメチルシクロヘキサノン、2.4.4−トリメ
チルシクロヘキサノン、3.3.4−トリメチルシクロ
ヘキサノン、2.5.5−1リメチルシクロヘキサノン
、3.3.5−トリメチルシクロヘキサノン、3.4.
4−トリメチルシクロヘキサノン、2.3.3.4−テ
トラメチルシクロペンタノン、2.3.4.4−テトラ
メチルシクロペンタノン、3.3.4.4−テトラメチ
ルシクロペンタノン、2.2.5−トリメチルシクロペ
ンタノン、2.2.6−1−ジメチルシクロヘプタノン
、2,6゜6−トリメチルシクロヘプタノン、3,3.
5−トリメチルシクロヘプタノン、3.5.5−トリメ
チルシクロヘプタノン、5−エチル−2,S−ジメチル
シクロヘプタノン、2.3.3.5−テトラメチルシク
ロヘプタノン、2.3.5.5−テトラメチルシクロヘ
プタノン、3,3,5.5−テトラメチルシクロヘプタ
ノン、4−エチル−2,3,4−トリメチルシクロペン
タノン、2−イソプロピル−4,4−ジメチルシクロペ
ンタノン、4−イソプロピル−2,4−ジメチルシクロ
ペンタノン、2−エチル−3,5,5−1リメチルシク
ロヘキサノン、3−エチル−3,5,5−)リメチルシ
クロヘキサノン、3−エチル−4−イソプロビル−3−
メチルシクロペンタノン、4−sec−ブチル−3,3
−ジメチルシクロペンタノン、2−イソプロピル−3,
3,4−トリメチルシクロペンタノン、3−エチル−4
−イソプロピル−3−メチル−シクロヘキサノン、4−
エチル−3−イソプロピル−4−メチルシクロヘキサノ
ン、3−sec−ブチル−4,4−ジメチルシクロヘキ
サノン、3−イソプロピル−3,5,5−トリメチルシ
クロヘキサノン、4−イソプロピル−3,5,5−トリ
メチルシクロヘキサノン、3.3.5−1−ジメチル−
5−プロピルシクロヘキサノン、3.5.5−1リメチ
ル−5−/ロピルシクロヘキサノン、2−ブチル−3,
3,4−トリメチルシクロペンタノン、2−ブチル−3
,3,4−トリメチルシクロヘキサノン、4−ブチル−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン、3−イソへ
キシル−3−メチルシクロヘキサノン、5−エチル−2
,4−ジイソプロピル−5−メチルシクロヘキサノン、
2,2−ジメチルシクロオクタノン及び3.3.8−ト
リメチルシクロオクタノン。
次のものは好適なケトンの例である: ビスフェノールを調製するt;めに、フェノ−ル(V)
をケトン(Vl) 1モル当り一般に2〜10モル、好
ましくは2.5〜6モルの量で用いる。
好適な反応時間はl−100時間である。反応は一般に
一30〜300℃、好ましくは−15〜150℃の範囲
の温度及び1〜20バール、好ましく は1〜10バー
ルの圧力下で行う。
縮合は一般に酸性触媒例えば塩化水素、臭化水素、フッ
化水素、三フッ化水素、三塩化アルミニウム、二塩化亜
鉛、四塩化チタン、四塩化スズ、ハロゲン化リン、五酸
化リン、リン酸、濃塩酸または硫酸並びにまた酢酸及び
無水酢酸の混合物の存在下で行う。また酸性イオン交換
体を使用し得る。
加えて、反応は共触媒例えば01〜C1,アルキルメル
カプタン、硫化水素、チオフェノール、チオ酸及び硫化
ジアルキルの添加により加速し得る。
縮合は溶媒を存在させないか、または不活性溶媒(例え
ば脂肪族または芳香族炭化水素、塩素化された炭化水素
)の存在下で行い得る。
また触媒が脱水剤として作用する場合、別の脱水剤を用
いる必要はないが、良好な転化率を得るために、用いる
触媒が反応水を結合しない場合に脱水剤を用いることが
常に有利である。
適当な脱水剤には例えば無水酢酸、ゼオライト、ポリリ
ン酸及び五酸化リンがある。
本発明によれば、式 %式%() 式中、−E−は式(■a) −Ar−〇−Ar ’ −(■a) に対応する芳香族ケトンの二結合性基であり、ここに Ar及びAr’は同一もしくは相異なることができ、且
つ炭素原子6〜50個を含む二官能性芳香族基を表わし
、そして基 −0−E−0−(IIa ) は二結合性ジフエル−ト残基である、 の反復構造単位を含む芳香族ポリエーテルケトンを用い
、その際に0.1〜100モル%、好ましくは3〜10
0モル%、より好ましくは10〜100モル%のジフェ
ノレート残基が式(Ia)式中、X、R’、R’、R3
、R4及びmは式(I)に定義されるものである、 に対応するものであることを特徴とする。
本発明による芳香族ポリエーテルケトンは好ましくは例
えばゲル浸透りaマドグラフィーまたは光散乱により測
定した際に742〜500,000、好ましくは3.0
00〜200,000、より好ましくは5.000〜1
00.000の範囲の平均分子量MW(重量平均)を有
する。
芳香族ポリエーテルケトンは公知である(例えばドイツ
国特許第1.078.234号、米国特許第4.010
.147号及びヨーロッパ特許出願公開第0.135,
938号参照)。これらのものは例えば極性溶媒中での
ジフェノールのジアルカリ塩とジハロジアリールケトン
との反応により製造することができ(例えばドイツ国特
許第1,078.234号参照);またジフェノールの
ジアルキル塩はその場で製造し得る。
また本発明による使用に適するポリエーテルケトンはこ
の方法により製造することができ、その際に好適に用い
る極性溶媒には窒素でC1〜、−アルキル置換されたカ
プロラクタム例えばN−メチルカプロラクタム、N−エ
チルカプロラクタム、N−n−プロビル力グロラクタム
、N−イングロビル力プロラクタム、好ましくはN−メ
チルカプロラクタム、並びに窒素でCt+S−アルキル
置換されたピロリドン例えばN−メチルピロリドン、N
、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、ス
ルホラン及びテトラメチル尿素がある。他のより極性の
少ない溶媒例えば芳香族炭化水素例えばトルエン、キシ
レン、メシチレン、クロロベンゼン、または脂肪族炭化
水素例えばガソリン、シクロヘキサンを部分的に、例え
ば極性溶媒の重量をベースとして0.1〜200重量%
の量で使用し得る。
従って、本発明による使用に適する構造単位(■)を含
むポリエーテルケトンを製造するために、ジアルカリジ
フェノラート(IIb)アルキル−0−E−0−アルキ
ル   (IIb)を溶媒中でジハロジアリールケトン Hal−Ar−C−Ar’ −Hal       (
■)式中、Ar及びAr’は同一もしくは相異なること
ができ、且つ炭素原子6〜50個を含む二官能性芳香族
基を表わし、そしてHalはハロゲン例えばフッ素、塩
素、臭素、好ましくはフッ素及び塩素を表わす、 と反応させ、その際に0.1−100モル%、好ましく
は3〜100モル%、より好ましくは10〜100モル
%の式Ib 式中、X、RIR”、R3、R4及びmは式(I)に定
義されるものである、 に対応するジアルキルジフェノラートnb及び極性溶媒
例えばN−アルキル化されたカプロラクタムまたはN−
アルギル化されたピロリドン、好ましくはN−アルキル
化されたピロリドンを用いる。
式(ff)に対応する適当なジフェノールには例エバハ
イドロキノン、レゾルシノール、ジヒドロキシジフェニ
ル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−アルカン、ビス=
(ヒドロキシフェニル)−シクロアルカン、ビス・−(
ヒドロキシフェニル)−スルフィド、ビス−(ヒドロキ
シフェニル)−エーテル、ビス−(ヒドロキシフェニル
)−ケトン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルホン
、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルホキシド、σ。
a −ビス−(ヒドロキシフェニル)−ジイソプロピル
ベンゼン並びにその核アルキル化及び核ハロゲン化され
た化合物がある。
これらの及び他の適当な他のジフェノール(II)は例
えば米国特許第3,028,365号、同第2.999
.835号、同第3.148.172号、同第3,27
5.601号、同第2,991,273号、同第3.2
71.367号、同第3,062.781号、同第2,
970.131号及び同第2,999.846号;ドイ
ツ国特許出願公開第1,570.703号、同第2.0
63.050号、同第2゜063.052号、同第2.
211.0956号、フランス国特許第1.561.5
18号並びにH。
シュネル(5chns I I )による「ポリカーポ
ネーツの化学及び物理(Chemistry and 
Physics ofPolycarbonates)
 J 、インターサイエンス出版(Interscie
nce Publishers) 、ニューヨーク、1
964なる書籍に記載されている。
好適な他のジフェノール(■)には例えば4゜4′−ジ
ヒドロキシジフェニル、2.2−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−フロパン、2.4−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)−2−メチルブタン、1.1−ビス−(
4−ヒドロキシ7エ二ル)−シクロヘキサン、a、a 
 −ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプ
ロピルベンゼン、2.2−ビス−(3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン、2.2−ビス−(3−
りoo−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−メタ
ン、2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフェニル)−スルホン、2.4−ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−
メチルブタン、1.1−ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、a、aビス
−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−p
−ジイソプロピルベンゼン、2.2−ビス−(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.
2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパン及ヒ4.4′−ジヒドロキシジフェニル
スルホンがある。
殊に好適な他のジフェノール([)には例えば2.2−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2
−ビス=(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
)−プロパン、2.2−ビス−(3,5−’;クロロー
4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2−ビス−
(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン、]、、]l−ビスー4−ヒドロキシフェニル)−
シクロヘキサンRび4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホンがある。
これらのものは個々にか、または混合物として使用し得
る。
式11a及びlIbは2H原子の除去により生じるこれ
らのジフェノールの残基及びこの化合物のアルカリ塩を
表わす。
適当なジハロジアリールケトン(■)には4゜4/−ジ
クロロベンゾフェノン、4−クロロ−4′−フルオロベ
ンゾフェノン、4−クロロ−4′−フルオロベンゾフェ
ノン、4.4’−ジフルオロベンゾフェノン、4.4’
−ジクロ口テレフタ口フェノン 4.4′−ジフルオロテレフタロフェノン4.4 ′ ジクロロインフタロフェノン 4.4’−ジフルオロインフタロフェノン3.3’−ジ
ニトロ−4,4’−ジクロロベンゾフェノン、 3.3’−ジニトロ−4,4’ −’;フルオロベンゾ
フェノン、 4.4′−ビス−(p−クロロベンゾイル)−ビフェニ
ル 4.4′−ビス−(p−クロロベンゾイル)フェニルエ
ーテル 4.4′−ビス−(p−フルオロベンゾイル)−ジフェ
ニルエーテル 4.4’−ビス−(p−フルオロベンゾイル)ビフェニ
ル 2.8−ビス (p−クロロベンゾイル)−ジフ エニレノキシド 式中、Y、Zは同一もしくは相異なることができ、且つ
C,−C,脂肪族、C6〜、環式脂肪族、06〜C1゜
芳香族またはC2〜1□芳香脂肪族基または水素を表わ
し、そしてHalはフッ素または塩素を表わす、 に対応する4、4′−ビス−(p−ハロペンソイル)−
ジフェニルメタン誘導体例えば式0式% かくて式(■)における好適な基Ar及びAr’はまた
置換されることができるp−フェニレン基例えばアルキ
ル−もしくはニトロ−置換されたp−フェニレン基また
は式 式中、Y=−0−1CH,、−〇〇−1単結合及びo−
0またはlであり、そしてHalはフッ素または塩素で
ある、 に対応する基である。
ジアルカリフェノラート(Ib)及び(IXb)におけ
るアルカリは好ましくはナトリウムまたはカリウムであ
る。
ジハロジアリールケトン(■)中のハロゲンはフッ素、
塩素及び臭素、好ましくはフッ素及び塩素である。
本発明による使用に適する好適なポリエーテルケトンに
は少なくとも10モル%の式 に対応する反復構造単位を含み、そして3000g1モ
ル以上の分子量(重量平均)を有するものがある。
芳香族ポリエーテルケトンは130〜350℃、好まし
くは145〜280°Cの範囲の温度で、0゜8〜lO
バール、好ましくは1〜3バールの圧力下、更に特に大
気周囲圧力で製造し得る。
ジハロジアリールケトン(■)に対するアルカリジフェ
ノラート(Ib)及び(■b)のモル量比は0.5乃至
2間、好ましくは0.8乃至1.2間、より好ましくは
0.95乃至1.05間であり、高分子量のものに対し
いは1または極めてlに近い比を選択する。
極性溶媒の量はポリエーテルケトン出発物質(I)、(
■)及び(ff)’−1重量部の金賞iをベースとして
0.5〜50重量部、好ましくは2〜20重量部である
本発明による使用に適するポリエーテルケトンは例えば
次のように得られる反応混合物から回収し得る: 殊に高度に粘稠な溶液が存在する場合、反応混合物を例
えば極性反応溶媒またはポリエーテルケトンに対する他
の溶媒で希釈し、そして濾過する。
濾液を適当な酸例えば酢酸で中和した後、ポリエテルケ
トンを適当な沈殿媒質例えば水またはアルコール例えば
メタノールもしくはインプロパツール或いは水/アルコ
ール混合物例えばH20/メタノール1:1中に注ぐこ
とにより沈殿させ、単離し、次に乾燥する。
本発明による使用に適するポリエーテルケトンは高い耐
熱性の熱可塑性プラスチックである。
これらのものは例えば押出、射出成形、焼結または圧縮
成形により処理し得る。
本発明は(a)式(I) 式中、R1及びR1は相互に独立して水素、ハロゲン、
好ましくは塩素または臭素、01〜6アルキル、C6,
シクロアルキル、C1〜、。アリール、好ましくはフェ
ニル並びに07〜1.アラルキル、好ましくはフェニル
−C□、−アルキル、更に特にベンジル及びクミルを表
わし、 mは4〜7、好ましくは4または5であり、R1及びR
4は個々に各々のXに対して選ぶことができ、且つ相互
に独立して水素またはC8〜、アルキル及びアルキルを
表わし、そして Xは炭素を表わし、但し少なくとも1個の原子XでR3
及びR4は共にアルキルである、に対応するジヒドロキ
シジフェニルシクロアルカンをベースとする芳香族ポリ
エーテルケトン及び(b)他の有機重合体、を含む混合
物に関する。
混合物は一般に0.1〜99.9重量%、好ましくは1
〜98重量%、より好ましくは2.5〜90重量%の芳
香族ポリエーテルケトン(a)及び、従って99.9〜
0.1重量%、好ましくは99〜2重量%、より好まし
くは97.5〜10重量%の他の有機重合体を含む。
加えて、混合物は代表的な添加剤例えば安定剤、フィラ
ー、染料を含有し得る。
混合物はプラスチックを混合する際に通常用いる方法に
より、例えば溶融物中での配合、粉末の混合、共押出、
溶液の混合及び蒸発、ラテックス(まI;は他の分散剤
)の混合及び共沈殿により製造し得る。各々個々の場合
に選ばれる方法は混合物成分のタイプ及び凝集状態によ
り決められる。
本発明に関する他の有機重合体(b)には例えば次のも
のがある: bl)無定形サーモプラスチック、好ましくは40°C
以上、更に特に60〜220℃の範囲のガラス温度を有
するもの、及びまた b2)部分的に結晶性のサーモグラスチック、好ましく
は60°C以上、更に特に80〜400℃の範囲の溶融
温度を有するもの。
側発明による混合物の成分b)に対するエラストマーに
は次のものがある: b3)0°C以上、好ましくは一10℃以下、更に特に
−15〜−140℃の範囲のガラス温度を有する重合体
非品性サーモプラスチックbl)の例えばポリカーボネ
ート、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリスルホン、ポ
リケトン、熱可塑性ビニル重合体例えばポリメチルアク
リレートまたは芳香族ビニル化合物の均質重合体、芳香
族ビニル化合物の共重合体またはゴム上のビニル単量体
のグラフト重合体、ポリエーテル、ポリイミド及び熱可
塑性ポリウレタン、ビスフェノールAをベースとする芳
香族ポリエステル(カーボネート)並びに液晶重合体の
群からの非品性重合体がある。
結晶性サーモプラスチックb2)の例には脂肪族ポリエ
ステル、ポリアリーレンスルフィド及び上記のbl)の
サーモプラスチックの部分的に結晶性の代表例がある。
エラストマーb3)の例には種々のゴム例えばエチレン
−プロピレンゴム、ポリイソプレン、ポリクロロプレン
、ポリシロキサン、アタクチック性ポリプロピレン、ジ
エン、オレフィン及びアクリレートゴム並びに天然ゴム
、スチレン−ブタジェンブロック共重合体、エチレンと
酢酸ビニルまたは(メタ)アクリレートとの共重合体と
の共重合体、bl)またはb2)にサーモプラスチック
として示されない限り、弾性ポリウレタン、及び弾性ポ
リカーボネート−ポリエーテルブロック共重合体がある
非晶性bl)は殊にドイツ国特許出願第P3゜832.
396.6号によるものを含めて公知のポリカーボネー
トである。ポリカーボネートはホモポリカーボネート及
びまたコポリカーボネートの両方であることができ、そ
して直鎖状及び分枝鎖の両方であることができる。熱可
塑性ポリカーボネート(b)に殊に好適なビスフェノー
ルはビスフェノールA [=2.2− ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン]である。
熱可塑性ポリカーボネートは公知である。
熱可塑性ポリカーボネートの分子量MW(重量平均分子
量、テトラヒドロフラン中のゲル浸透クロマトグラフィ
ーにより測定)は10.000〜300.000の範囲
、好ましくは12,000〜150.000の範囲にあ
る。
熱可塑性ポリカーボネートは個々にか、または本発明に
よる混合物の成分(b)としての混合物として使用し得
る。
殊に好適なものは8,000〜150.000g1モル
、好ましくは10,000〜120.000g1モル、
更に好ましくは15,000〜80,000g1モルの
範囲の分子量を有する、ジフェノール(I)をベースと
する芳香族ポリエーテルケトン及びビスフェノールA(
及び随時10重量%までの他のビスフェノール)をベー
スとする芳香族ポリカーボネートの混合物である。混合
物は一般に99.5〜50重量%のポリカーボネート及
び0.1〜50重量%の芳香族ポリエーテルスルホンを
含む。混合物中に存在するすべてのビスフェルレート残
基において、1〜30モル%がビスフェノールA残基で
あり、99〜70モル%が式(I)に対応するビスフェ
ノールの残基であるか、または99〜70モル%がビス
フェノールA残基であり、そして1〜30モル%が式(
I)に対応するビスフェノールの残基であることが重要
である。これらの混合物は耐熱性及び透明であり、従っ
て光学的用途に適している。
また本発明による混合物の製造に好適な他のサーモプラ
スチック(b)には脂肪族の、熱可塑性ポリエステル、
より好ましくはポリアルキレンテレフタレート、即チ例
エバエチレングリコール、プロパン−1,3−ジオール
、ブタン−1,4−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオ
ール及びl、4−ビス−ヒドロキシメチルシクロヘキサ
ンをベースとするものがある。
これらのポリアルキレンテレフタレートの分子量(MW
)は10.000−80.000の範囲である。ポリア
ルキレンテレフタレートは公知の方法により、例えばテ
レフタル酸ジアルキルエステル及び対応するジオールか
らエステル転移により得ることができる(例えば米国特
許第2.647゜885号、同第2.643.989号
、同第2.534.028号、同第2,578.660
号、同第2.742,494号、同第2,901.46
6号参照)。
これらのポリエステルは公知である。また好適な他のサ
ーモプラスチックには熱可塑性ポリアミドが含まれる。
適当な熱可塑性ポリアミドにはいずれかの部分的に結晶
性のポリアミド、殊にポリアミド−6、ポリアミド−6
,6、及びこれらの2つの成分をベースとする部分的に
結晶性のコポリアミドがある。他の適当な熱可塑性ポリ
アミドには酸成分が完全にか、または部分的に、殊にア
ジピン酸またはテレフタル酸及び/またはイソフタル酸
及び/またはスペリン酸及び/またはセバシン酸及び/
またはアゼライン酸及び/またはドデカンジカルボン酸
及び/またはアジピン酸及び/またはシクロヘキサンジ
カルボン酸のカプロラクタムからなり、ジアミン成分が
完全にか、または部分的に、殊にm−及び/またはp−
キシレンジアミン及び/またはへキサメチレンジアミン
及び/または22.4−及び/または2,4.4−トリ
メチルへキサメチレンジアミン及び/またはインホロン
ジアミンからなり、そして組成が従来から原理的に公知
である部分的に結晶性のポリアミドがある[例えば重合
体の百科辞典(Encyclopedia ofPol
ymers) 、第11巻、315頁以下参照1゜他の
適当な熱可塑性ポリアミドには随時1つまたはそれ以上
の上記の出発物質を用いて完全にか、または部分的に炭
素原子6〜12個を含むラクタムから製造される部分的
に結晶性のポリアミドがある。
殊に好適な部分的に結晶性であるポリアミドにはポリア
ミド−6及びポリアミド−6,6または少量(I0重量
%まで)の他の共成分を含むコポリアミドがある。
また適当なポリアミドには例えばジアミンの重縮合によ
り得られる非晶性ポリアミド例えばヘキサメチレンジア
ミン、デカメチレンジアミン、2゜2.4−及び2.4
.4−トリメチルへキサメチレンジアミン、m−または
p−キシレンジアミン、ビス−(4−アミノシクロヘキ
シル)−メタン、4.4′−及び2,2′−ジアミノジ
シクロヘキシルメタンの混合物、2,2−ビス−(4−
アミノシクロヘキシル)−プロパン、3.3’ −ジメ
チル−4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、3
−アミノエチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシ
ルアミン、2.s−t’スス−アミノメチル)ノルポナ
ン、2.6−ビス−(アミノメチル)−ノルボルナン、
l、4−ジアミノメチルシクロヘキサン、並びにこれら
のジアミンとジカルボン酸例えばシュウ酸、アジピン酸
、アゼライン酸、デカンジカルボン酸、ヘプタデカンジ
カルボン酸、2.2.4−トリメチルアジピン酸、2.
4.4−)ジメチルアジビン酸、イソフタル酸及びテレ
フタル酸、及びこれらのジカルボン酸の混合物との混合
物がある。従ってまた、上記の数種のジアミン及び/ま
たはジカルボン酸の重縮合により得られる非晶性コポリ
アミドが含まれる。またω−アミノカルボン酸例えばω
−アミノカプロン酸、ω−]アミノウンデカノン酸もし
くはω−アミノラウリン酸またはそのラクタムを用いて
製造される非晶性コポリアミドが含まれる。
殊に適当な非晶性の、熱可塑性ポリアミドにはイン7タ
ル酸、ヘキサメチレンジアミン及び他のジアミン例えば
4.4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、インホロ
ンジアミン、2,2.4−及び2,4.4−トリメチル
へキサメチレンジアミン、2.5−及び/または2,6
−ビス−(アミノメチル)−ノルボルナンから得られる
もの;イソフタル酸、4.4’−ジアミノジシクロヘキ
シルメタン及びω−カプロラクタムから得られるもの;
イソフタル酸、3,3−ジメチル−4,4′−ジアミノ
ジシクロヘキシルメタン及びω−ラウリツクラクタムか
ら得られるもの;及びテレフタル酸並びに2.2.4−
及び2,4.4−1−ジメチルへキサメチレンジアミン
の異性体混合物から得られるものがある。
純粋な4.4′−ジアミノジシクロヘキシルメタンを用
いる代りに、4.4′−ジアミノ異性体70〜99モル
%、2.4′−ジアミノ異性体l〜30モル%、2.2
’−ジアミノ異性体O〜2モル%及び随時、工業用のジ
アミノジフェニルメタンの水添により得られる対応して
より高度に縮合されたジアミンからなる位置異性体性の
ジアミノジシクロヘキシルメタンの混合物を用いること
もできる。
また適当な熱可塑性ポリアミドは部分的に結晶性で、且
つ非晶性のポリアミドの混合物からなることができ、そ
の際に非晶性ポリアミド成分は部分的に結晶性のポリア
ミド成分より少ない。また非品性ポリアミド及びその生
成物は従来から公知である(例えばウルマンの化学技術
百科辞典、第19巻、50頁参照)。
また好適な他のサーモプラスチックb)には熱可塑性の
、直鎖状もしくは分枝鎖状のポリアリレンスルフィドが
含まれる。これらのものは一般式中、R1−R2は独立
しているか、または同じであることができ、且つC,−
C,アルキル、フェニルまたは水素を表わす、 に対応する構造単位を有する。またポリアリーレンスル
フィドはジフェニル単位を含有し得る。
ポリアリーレンスルフィド及びその製造は公知である(
例えば米国特許第3,354.129号及びヨーロッパ
特許出願公開第0.171.021号参照)。
また適当な他のサーモプラスチック(b)には式(I)
に対応するジフェノールをベースに製造された熱可塑性
ポリアリーレンスルホンがある。
適当なポリアリーレンスルホンはl 、OOO〜2oo
、ooo、好ましくは20.000〜60,000の範
囲の平均的な重量平均分子量phi w (CHCl 
x中での光散乱法により測定)を有する。
その例には公知の方法で4.4′−ジクロロシフ′エニ
ルスルホン及びビスフェノール、殊に2゜2−ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)−プロパンから得られる、2
,000〜200.000の平均的な重量平均分子量M
Wを有するポリアリーレンスルホンがある。
これらのポリアリーレンスルホンは公知である(例えば
米国特許第3.264.536号、ドイツ国特許出願公
告第1.794.171号、英国特許第1,264,9
00号、米国特許第3,641,207号、ヨーロッパ
特許出願公開第0.038.028号、ドイツ国特許出
願公開第3.601.419号及び同第3.601.4
20号参照)。また適当なポリアリーレンスルホンは公
知の方法で分枝させ得る(例えばドイツ国特許出願公開
第2.305.413号参照)。
また好適な他のサーモプラスチックb)には熱可mhポ
リフェニレンオキシド、好ましくはポリC2,a−ジア
ルキル−1,4−フェニレンオキシド)が含まれる。本
発明の目的に適するポリフェニレンオキシドは2.00
0〜100,000、好ましくは20.000〜ao、
oooの重量平均分子量MW(クロロホルム中の光散乱
法により測定)を有する。これらのポリフェニレンオキ
シドは公知である。
好適なポリ−(2,6−ジアルキル−1,4−フェニレ
ンオキシド)は公知の方法で銅塩及び第三級アミンの触
媒配合物の存在下で酸素を用いる2゜6−ジアルキルフ
ェノールの酸化的縮合により得ることができる(例えば
ドイツ国特許出願公開第2.126.434号及び米国
特許第3.306.875号参照)。
適当なポリ−(2,6−ジアルキル−1,4−7二二レ
ンオキシド)には殊にポリ−[2,6−ジー(01〜C
4−アルキル オキシド1例えばポリ−(2.6−シメチルー1。
4−フェニレンオキシド)カアル。
また好適な他のサーモグラスチックb)には芳香族ポリ
エーテルケトンが含まれる(例えば英国特許第1.07
8.234号、米国特許第4,010、147号及びヨ
ーロッパ特許出願公開第0.135、938号参照)。
これらのものは式 %式% 式中、−E’−は2個の結合を有するビスアリールケト
ンの残基であり、そして−〇−E−0−は2個の結合を
有するジフェノラート残基である、 の反復構造単位を含む。
これらのものは例えば英国特許第1.078,234号
により式アルカリー〇−E−0−アルカリを有するジア
ルカリジフェノラート及び式Ha l−E’ −Ha 
1(Hat−ハロゲ・ン)を有するビス−(ハロアリー
ル)−ケトンから得ることができる。ある適当なジアル
カリジフェノラートは例えば2.2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−フロパンのものであり、一方適当な
ビス−(ハロアリール)−ケトンは4.4’−ジクロロ
ベンゾフェノンである。
また好適な他のサーモプラスチックb)には熱可塑性ビ
ニル重合体が含まれる。
本発明に関するビニル重合体はビニル化合物の均質重合
体、ビニル化合物の共重合体及びゴム上のビニル化合物
のグラフト重合体である。
本発明の目的に適する均質重合体及び共重合体はスチレ
ン、σ−メチルスチレン、アクリロニトリル、メタクリ
レートリル、(メタ)アクリル酸のCl−012(シク
ロ)アルキルエステルJC1〜C4カルボン酸ビニルエ
ステルのものであり、その際にまた共重合体は公知の方
法によりこれらのビニル化合物の混合物から得られる。
均質重合体または共重合体は0.3〜1.5dl/gの
固有粘度(公知の方法でトルエン中にて23℃で測定)
を有すべきである。
適当なビニル重合体には例えば熱可塑性ポリ−CI” 
C4−アルキルメタクリレート、例えばメチル、エチル
、プロピルまたはブチルメタクリレート、好ましくはメ
チルまたはエチルメタクリレートのものがある。これら
のメタクリレートの均質重合体及び共重合体が共に含ま
れる。加えて、他のエチレン性不飽和の、共重合可能な
単量体例えば(メタ)アクリロニトリル、(α−メチル
)スチレン、ブロモスチレン、酢酸ビニル、C1〜C。
アルキルアクリレート、(メタ)アクリル酸、エチレン
、プロピレン及びN−ビニルピロリドンを少量で共重合
させ得る。
本発明の目的に適する熱可塑性ポリ−C,−C。
−アルキルメタクリレートは文献から公知であるか、ま
たは文献から公知である方法により得ることができる。
また適当なビニル重合体はスチレンまたはα−メチルス
チレン及び随時40重量%までのアクリルまたはメタク
リル酸のエステル、殊にメチルメタクリレートまたはn
−ブチルアクリレートを含んでいてもよいアクリロニト
リルの共重合体を含む。スチレン誘導体は単量体として
常に存在しなければならない。スチレン誘導体は100
〜IO重量%、好ましくは90〜20重量%、より好ま
しくは80〜30重量%の比で存在し、そして標準的方
法例えばバルク、溶液、懸濁液または乳化液中でのラジ
カル重合によるが、好ましくは水中のラジカル乳化重合
により得ることができる。
適当なグラフト重合体はO′C以下、好ましくは一20
°C以下のガラス転移温度を何するゴムの存在下での上
記のビニル単量体またはビニル単量体の混合物の重合に
より生成される。グラフト共重合体は溶液、バルクまた
は乳化液、好ましくは乳化液中で標準的方法により製造
することができ;ビニル単量体の混合物は同時にか、ま
たは順次グラフト重合させることができる。
適当なゴムは、好ましくはジエンゴム及びアクリレート
ゴムである。
ジエンゴムは例えばポリブタジェン、ポリイソグレン並
びにブタジェンと35重量%までのコモノマー例えばス
チレン、アクリロニトリル、メチルメタクリレート及び
C,−C,アルキルアクリレートとの共重合体である。
アクリレートゴムは例えば、随時15重量%までの他の
不飽和単量体例えばスチレン、メチルメタクリレート、
ブタジェン、ビニルメチルエーテル、アクリロニトリル
並びに少なくとも1つの多官能性交叉結合剤例えばジビ
ニルベンゼン、グリコール−ビス−アクリレート、ビス
−アクリルアミド、リン酸トリアリルエステル、クエン
酸トリアリルエステル、アクリル酸及びメタクリル酸の
アリルエステル、トリアリルイソシアヌレートの混合物
中のC3〜C,アルキルアクリレート、殊にC3〜C6
アルキルアクリレートの交叉結合された粒状の乳化重合
体であり、その際にアクリレートゴムは4重量%までの
交叉結合性コモノマーを含む。
またジエンゴムとアクリレートゴム及びまたコアージエ
ン構造を有するゴムとの混合物がグラフト重合体の製造
に適している。
グラフト重合のために、ゴムは例えばラテックスの形態
で個々の粒子の状態で存在しなければならない。これら
の粒子は一般にlO〜2000nmの平均直径を有する
グラフト重合体は公知の方法により、例えば水溶性開始
剤例えば過酸化二値酸塩またはレドックス開始剤を用い
てゴムラテックスの存在下にて50〜90℃の温度でビ
ニル単量体のラジカル乳化グラフト重合により製造し得
る。
80重量%以上のゲル含有量及び80〜800nmの平
均粒子直径(dsa)を有する粒状の、高度に交叉結合
されたゴム(ジエンまたはアルキルアクリレートゴム)
上にラジカル・グラフト重合により製造される乳化グラ
フト重合体が好ましい。
技術用のABS重合体が殊に適している。
またビニル均質重合体及び/またはビニル共重合体とグ
ラフト重合体との混合物が適している。
また好適な他のサーモプラスチックには熱可塑性ポリウ
レタンが含まれる。これらのものはジイソシアネート、
完全にか、または主に脂肪族のオリゴ−及び/またはポ
リエステル及び/またはエーテル並びに1種またはそれ
以上の鎖長延長剤の反応生成物である。これらの熱可塑
性ポリウレタンは実質的に直鎖状であり、そして熱可塑
性処理特性を有する。
熱可塑性ポリ9レタンは公知であるか、または公知の方
法により得ることができる[例えば米国特許第3,21
4,411号;J、H,サウンダーズ(5aunder
s)及びに、C,フリツシュ(Frisch)、「ポリ
ウレタン、化学及び技術(Polyurethanes
Chemistry and Technology)
 J 、第■巻、299〜451頁、インターサイエン
ス出版(lnLerscience Publishe
rs)、ニューヨーク、1964;及びモベイ化学会社
(Mobay Chemical Corporati
on)「テキシン・ウレタン・エラストプラスチック材
料の処理ハンドブック(A Processing H
andbookfor Tex1n Urethan 
Elastoplastic Materials)J
、ピッツバーグ、PA参照1゜ オリゴエステル及びポリエステルの製造に対する出発物
質には例えばアジピン酸、コハク酸、セバシン酸、スペ
リン酸、シュウ酸、アジピン酸メチル、グルタル酸、ピ
メリン酸、アゼライン酸、フタル酸、テレフタル酸及び
イソフタル酸がある。
アジピン酸が好ましい。
オリゴエステル及びポリエステルの製造に適するグリコ
ールには例えばエチレングリコール、■。
2−及rJ 1.3−プロピレングリコール、ブタン−
1,2−−1,3−−1,4−−2,3−及び−2,4
−ジオール、ヘキサンジオール、ビス−ヒドロキシメチ
ルシクロヘキサン、ジエチレングリコール並びに2.2
−ジメチルプロピレングリコールがある。加えて、少量
の、即ち1モル%までの三価またはより高級のアルコー
ル例えばトリメチロールプロパン、グリセロール、ヘキ
サントリオール等をグリコールと一緒に使用し得る。
生じるヒドロキシルオリゴエステルまたはポリエステル
は少なくとも600の分子量、約25〜190、好まし
くは約40〜150のヒドロキシル値、約0.5〜2の
酸価及び約0.01〜0.2%の含水量を有する。
またオリゴエステル及びポリエステルはオリゴマー性ま
たは重合体性のラクトン例えばオリゴカプロラクトンま
たはポリカプロラクトン及び脂肪族ポリカーボネート例
えばポリブタン−1,4−ジオールカーボネートまたは
ポリヘキサン−1゜6−シオールカーポネートを含む。
熱可塑性ポリウレタンに対する出発物質として使用し得
る殊に適当なオリゴエステルはアジピン酸及び少なくと
も1個の第一級ヒドロキシル基を含むグリコールから製
造する。縮合はlO1好ましくは約0.5〜2の酸価が
達成された場合に停止させる。かくて反応中に生じる水
は最終含水量が約0.01乃至0.05%間、好ましく
は0.01乃至0.02%間になるように同時にか、ま
たは後に分別する。
熱可塑性ポリウレタンの製造に対するオリゴエステル及
びポリエーテルは例えばテトラメチレンクIJコール、
プロピレングリコール及ヒエチレングリコールをベース
とするものである。
またポリアセクールをポリエーテルとして考えることが
でき、そしてそのまま使用し得る。
オリゴエーテルまたはポリエーテルは600〜2.00
0、好ましくはt 、o o o〜2.000の平均分
子量Mn(生成物のOH値を介して測定された数平均)
を有すべきである。
ポリウレタンの製造に対する有機ジイソシアネートとし
て4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネートを好適
に用いる。このものは5%より少ない2.41−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート及び2%より少ないジフェ
ニルメタンジイソシアネートの二量体を含有すべきであ
る。加えて、HCJ2として表わされる酸性度は約0.
005〜0.2%の範囲であるべきである。%H(lと
して表わされる酸性度は存在する塩素イオンの濃度を得
るために熱メタノール水溶液中のインシアネートからの
塩素イオンの抽出または水を用いる加水分解中の塩素イ
オンの放出及び標準硝酸銀溶液を用いる抽出液の滴定に
より測定される。
また熱可塑性ポリウレタンの製造に対し、例えばエチレ
ン、エチリデン、プロピレン、ブチレン、シクロ−1,
3−ベンチレン、シクロ−1,4−ヘキシレン、シクロ
−1,2−ヘキシレン、2.4−トリレン、2.6−ト
リレン、p−フェニレン、n−フェニレン、キシレン、
1.4−す7チレン、1.5−す7チレン、4.4’−
ジフェニレンのジイソシアネート;2.2−ジフェニル
プロパン−4,4′−ジイソシアネート、アゾベンゼン
−4゜4′−ジイソシアネート、ジフェニルスルホン−
4,4′−ジイソシアネート、ジクロロへキサメチレン
ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート、■−クロロベンゼン
ー2.4−ジイソシアネート、フルフリルジイソシアネ
ート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イン
ホロンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート及びエチレングリコール、ブタンジオール等のビ
ス−(インシアナトフェニル)−エーテルを含めた他の
ジイソシアネートを用いることができる。
適当な鎖長延長剤にはインシアネートに反応性である活
性水素を含む有機二官能性化合物例えばジオール、ヒド
ロキシカルボン酸、ジカルボン酸、ジアミン及びアルカ
ノールアミン並びに水がある。
かかる鎖長延長剤には例えばエチレン、プロピレン及び
ブチレングリコール、ブタン−1,4−ジオール、ブタ
ンジオール、ブチンジオール、キシレングリコール、ア
ミレンゲリコール、1.4−フェニレン−ビス−β−ヒ
ドロキシエチルエーテル、l、3−フェニレン−ビス−
β−ヒドロキシエチルエーテル、ビス=(ヒドロキシメ
チルシクロヘキサン)、ヘキサンジオール、アジピン酸
、ω−ヒドロキシカプロン酸、チオジグリコール、エチ
レンジアミン、プロピレン、ブチレン、ヘキサメチレン
、シクロヘキシレン、フェニレン、トリレン及びキシリ
レンジアミン、ジアミノジシクロヘキンルメタン、イン
ホロンジアミン、3.3’−シクロロベンシシン、3.
3’−ジニトロベンジジン、エタノールアミン、アミノ
プロピルアルコール、2.2−ジメチルプロパツールア
ミン、3−アミノシクロヘキシルアルコール及びp−ア
ミノベンジルアルコールがある。二官能性鎖長延長剤に
対するオリゴエステルまたはポリエステルのモル比は1
:1〜l:50、好ましくはl:2〜l:3の範囲であ
る。
二官能性鎖長延長剤に加えて、用いる二官能性鎖長延長
剤のモル数をベースとして約5モル%までの少量で三官
能性または三官能性以上の鎖長延長剤を用いることもで
きる。
三官能性または三官能性以上の鎖長延長剤の例にはグリ
セリン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール
、ペンタエリトリトール及びトリエタノールアミンがあ
る。
また熱可塑性ポリウレタンの製造のために一宮能性成分
例えばブタノールを使用し得る。
熱可塑性ポリウレタンに対する構造単位として挙げられ
るジイソシアネート、オリゴエステル、ポリエステル、
ポリエーテル、鎖長延長剤及び−官能性成分は文献から
公知であるか、または文献から公知の方法により得るこ
とができるかのいずれかである。
公知のポリウレタンの製造は例えば次の通りに行い得る
: 例えば、オリゴエステルまたはポリエステル、有機ジイ
ソシアネート及び鎖長延長剤を好ましくは約50〜22
0℃の温度に個々に加熱し、次に混合することができる
。オリゴエステルまたはポリエステルは好ましくは最初
に個々に加熱し、次に鎖長延長剤と混合し、そして生じ
る混合物を予熱したインシアネートと混合する。
ポリウレタンの製造に対する出発成分は短時間に強い混
合を与えるいずれかの機械的撹拌機により混合し得る。
混合物の粘度が撹拌中に早すぎる程に上昇する場合、反
応速度を減少させるために温度を低下させ得るか、また
は少量(エステルをベースとして0.001〜0.05
3tEL%)のクエン酸などを加え得るかのいずれかで
ある。反応速度を増大させるために、適当な触媒例えば
米国特許第2,729,618号に挙げられた第三級ア
ミンを使用し得る。
また好適な他のサーモプラスチックにはいわゆるrLC
J重合体がある。LC重合体は液晶溶融物?生成させ得
る重合体がある。「熱互変異性体」とも呼ばれるこのタ
イプの重合体は十分公知である(例えばヨーロッパ特許
第0,13f、846号、ヨーロッパ特許出願公開筒0
.132,637号及び同第0.134.959号参照
)。より多くの文献が重合体溶融物の液晶状態も記載す
るこれらの文献中に参照されている。
LC重合体の例には随時置換されていてもよいp−ヒド
ロキシ安息香酸、随時置換されていてもよいイソ−及び
/またはテレフタル酸、2.7ジヒドロキシナフタレン
及び他のジフェノールをベースとする芳香族ポリエステ
ル(ヨーロッパ特許出願公開筒0.131,846号)
、随時置換されていてもよいp−ヒドロキシ安息香酸、
ジフェノール、炭酸及び随時、芳香族ジカルボン酸をベ
ースとする芳香族ポリエステル(ヨーロッパ特許出願公
開筒0.132.637号)並びに随時置換されていて
もよいp−ヒドロキシ安息香酸、3−クロロ−4−ヒド
ロキシ安息香酸、イン7タル酸、ハイドロキノン及び3
,4′−及び/または4.4′−ジヒドロキシジフェニ
ル、3.4’−及び/まI;は4,4′−ジヒドロキシ
ジフェニルエーテル及び/または3,4′−及び/また
は4,4′〜ジヒドロキシジフエニルスルフイドをベー
スとする芳香族ポリエステル(ヨーロッパ特許出顯公開
第0.134,959号)がある。
LC重合体は室温で18〜1300人、好ましくは25
〜300人、より好ましくは25〜150人の継続長さ
(persistence length)を有する。
室温での重合体の継続長さはシータ条件下での希釈溶液
中での分子鎖の平均的なもつれ(entanglame
nt)  [例えばP、J、70−リー(Flory)
、重合体化学の原理(Principles of P
olymerChemistry) 、コーネル大学出
版(Cornell Univ。
Press) 、アイタカ(l thaca)、ニュー
ヨーク]及びハーフ・クーンズ(half Kuhn 
’s)工程長を特徴づける。継続長さは希釈溶液中にて
種々の方法により、例えば光散乱及びX線小角測定によ
り測定し得る。適当な調製後、継続長は固体中の中性子
小角散乱によっても測定し得る。他の理論及び実験方法
は例えばJ、H,ウエンドルフ(Wendorf f)
、「重合体中の液晶オーダー(Liguid Crys
tallineOrder  in Polymers
) J 、A、ブルムスタイン(Blumstein)
編、アカデミツク出版、1978.16頁以下及びS、
M、アハロニ(Aharoni) 、マクロモレキュー
ルズ(Macromolecules) 19、(I9
86)、429頁以下に参照される文献に記載される。
本発明による混合物の製造に対する成分b)に好適なエ
ラストマーb3)は上記のポリウレタンであり、但しこ
れらのものは殊に水流され得る弾性的なスチレン−ブタ
ジェンブロック共重合体[例えばKraton に@、
シェル(Shell)製品]、グラフト重合体に対する
上記のゴム、弾性である場合にグラフト重合体自体及び
弾性ポリカーボネトーポリエーテルブロック共重合体で
ある。
これらのエラストマーは公知である。
本発明lこよる重合体混合物は熱可塑性成形化合物とし
て使用し得る。これらのものはこのましくは−船釣に公
知の方法によりフィルムの製造に用いられる。
フィルムの製造を次に簡単に記載する:本発明によるフ
ィルムは1〜3000μm1好ましくは1.2〜150
0μmの範囲の厚さを有する。これらのものは好ましく
はi:t、5〜l:5.0の比で単軸的にか、または二
軸的に延伸され、モして/または配向される。これらの
フィルムは殊に耐熱フィルムとして適している。
フィルムは本発明による重合体混合物から押出、熟成形
または代表的な溶媒(塩化メチレン、ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジオキソラン)中での溶液のキャスティング
により製造し得る。押出(一般に80〜450℃)によ
り製造されるフィルムはしばしば少なくとも50°Cま
でに(室温以下ではない)冷却後に二軸的に延伸される
。熟成形に適するフィルムは重合体のブロックをローリ
ング・アウト(rolling out)することによ
り350℃までの温度で得ることができる。
キャストフィルムは重合体混合物の濃度溶液を平面上に
注ぎ出し、そして溶媒を30〜270℃で蒸発させるこ
とにより得られる。また平面は重合体溶液より高い密度
を有し、そして重合体またはその溶媒のいずれも溶解し
ない液体の表面でもあり得る。
本発明によるフィルムはそれ自体上か、または他の重合
体のフィルムとの組み合わせで使用し得る。
実施例1 式(A)に対応するビスフェノールの製造:フェノール
7.5モル(705g) 及U )’デカンチオール0
.15モル(30,3g)を撹拌機、滴下濾斗、温度計
、還流冷却器及びガス導入パイプを備えた12入りの丸
底フラスコ中に導入し、そして28〜30°Cで乾燥H
C1を飽和した。ジヒドロイソホロン1.5モル(21
0g)及びフェノール1.5モル(I51g)の混合物
を生じる溶液に28〜30℃で3時間にわたって滴下し
ながら加え、その際にHClガスを反応溶液に通し続け
た。添加後、HClガスを更に5時間導入した。次に反
応を完了させるために混合物を室温で8時間反応させた
。次に過剰の7エノールを水蒸気蒸留により除去した。
残渣を石油エーテル(60〜90)500−で2回及び
塩化メチレン500mJで1回熱抽出し、そして濾別し
た。収率:370g、79%に対応、融点=205〜2
07℃。
実施例2 本発明による混合物に用いるポリエーテルケトンの製造
: 実施例2a 式(A)に対応するビスフェノール31.04g (0
,1モル)、4.4′−ジフルオロヘンシフエノン21
.82g、N−メチルピロリドン200mj、トルエン
100−及び炭酸カリウム18gを水分離器を備え、窒
素ガスを吹き込んだ撹拌された反応器中に導入した。混
合物が水を含まなくなるまで水を共沸蒸留により除去し
た。サンプ(Sump)温度をトルエンを留去すること
により1時間にわたって180℃に上昇させた。混合物
を180°Cで4時間撹拌し、次に190〜195℃に
1時間加熱した。次にこのものをN−メチルピロリドン
200mj2で希釈し、そして熱い間に吸引濾過した。
濾液を酢酸で中和し、そして重合体をメタノール/水混
合物(I: 1)中で沈殿させることによりこのものか
ら単離した。更に精製するために、重合体を塩化メチレ
ンに溶解し、次にメタノール中で沈殿させ、統いて真空
中で120°Cで14時間乾燥した。収量:37.6g
;塩化メチレン中にて25°C及び重合体濃度5g/l
で測定した相対粘度:1.297.20に7分の加熱速
度でのDSC法により測定したガラス温度=225°C
0 いわゆる熱m械的分析(TMA)により、lK/分の加
熱速度で円形のプランジャー(直径1 mm)の侵入作
用及び20pの荷重により試料の軟化特性を測定した。
235°Cより高い温度でのみプランジャーはいずれか
の意義ある程度に試料に侵入した。
実施例2b 式(A)のビスフェノール15.52 g (0,05
モル)、ビスフェノールA [2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン]11.4g(0,05
モル)、4.4’−ジフルオロベンゾフェノン21.8
2g、N−メチルピロリドン200ml11トルエンl
oO+sA及び炭酸カリウム18gを実施例2a)に記
載される撹拌された装置中で実施例2a)と同様の方法
に従って一緒に反応させた。実施例2aの通りに混合物
を処理した後、相対溶液粘度1.463(実施例2aと
同様に測定)を有するポリエーテルケトンを単離した。
実施例2a)に記載の通りに測定したガラス転移温度は
189℃であった。実施例2a)に記載の通りに行った
TMA分析により、TMAプランジャーのかなりの侵入
が195℃より高い温度でのみ生じた。
実施例2c) 実施例2c)と同様の方法に従い、式(A)のビスフェ
ノール31.04g、4.4 ’−ジフルオロベンゾフ
ェノン21.82g、N−メチルカプロラクタム200
mJ、トルエン100mj2及び炭酸カリウム18gを
一緒に反応させた。ポリエーテルケトン38.4gを実
施例2a)に記載の通りに単離した。実施例2a)の通
りに測定した相対溶液粘度は1.383であり、実施例
2a)のDSC法により測定したガラス転移温度は21
8°Cであった。実施例2a)に記載のTMA分析によ
れば、グランジャーは230 ”Oより高い温度でのみ
いずれかの意義ある程度に試料に侵入した。
実施例2d) 実施例2aと同様の方法に従い、式(A)のビスフェノ
ール40:3.52g、4.4’−ジフルオロベンゾフ
ェノン280.83g、N−メチルピロリドン2600
mj2.トルエン1300mj2及び炭酸カリウム23
4gを一緒に反応させた。次に連鎖停止剤として4−ジ
クロロジフェニルスルホン6.57gを加え、そして混
合物を180°Cで更に1時間撹拌した。実施例2a)
の通りに処理した後、ポリエーテルケトン411gを単
離した。
実施例2a)の通りに測定した相対溶液粘度は1.31
8であり、そして実施例2a)の通りの測定したガラス
転移温度は217℃であった。実施例2a)に記載の通
りのTMA分析による侵入点は約228℃であった。
実施例3 次の実施例に対しては次の重合体(成分b)を用いた: 実施例3a) ヨーロッパ特許第142,024号、実施例2により製
造したポリ−p−フェニレンスルフィド:306℃及び
剪断速度1000/秒で測定した溶融粘度120  P
a−5゜ 実施例3b) 塩化メチレン中にて25℃及び0.5g/dAの重合体
濃度Cで測定した際の相対粘度1.28並びに28.5
00g1モルのMw(重量平均分子量)を有するビスフ
ェノールAのポリカーボネート。20に7分の加熱速度
でDSCにより測定したガラス温度:約146℃。
実施例4 混合物の製造: 実施例4a) ポリ−p−フェニレンスルフィド3a)  20gを小
型ニーダ−中にて315°Cでポリエーテルケトン2.
20gと十分に混合した。次に混合物を約inmの圧力
下にて280°Cで圧縮した。耐熱性は例えばブラベン
ダーねじり振子を用いてlOpの引張応力及びIK/分
の加熱速度での剪断モジュラス(+++odulus)
により特性化することができた。下の第1表はポリ−p
−フェニレンスルフィドに対する本発明による混合物の
明らかに高いモジュラスを示す。
実施例4b) ポリエーテルケトン2.20gを塩化メチレフ100m
β中にポリカーボネート3b)Igと共に溶解し、生じ
た溶液を一緒に混合し、次に濃厚化した。次にガラス板
上に広げることによりフィルムを製造した。フィルムは
50μmの厚さを有していた。フィルムは透明であり、
そして211℃のガラス温度を有していた。
実施例4c) ポリエーテルケトン2.2gを実施例4b)と同様であ
るが、ポリカーボネート3b)と混合した。生じたフィ
ルムは154μmの厚さを有していた。このフィルムの
ガラス温度をD S Cilm ヨリ測定した。結果=
167℃。ガス状の酸素及び二酸化炭素の透過性をポリ
カーボネート3b)のフィルム(厚さ2140μm)と
比較して測定し、その際にまたポリカーボネートフィル
ムは比較のために塩化メチレンの濃厚溶液から得I;。
両方のフィルム、即ちポリカーボネート3b)の比較フ
ィルム及び本発明によるフィルムを真空中にて100℃
で2.5時間乾燥し、その後ある種のガスに対する透過
性を約4 am2の断面積を有するフィルムに対する検
出器として圧力測定コンデンサーにより測定した。第■
表に透過性及び耐熱性を比較する。本発明によるフィル
ムは少なくとも同じ透過性に対して改善されl;耐熱性
を有することが示される。
実施例4d 実施例2a)のポリエーテルケトンの代りに実施例2b
)のポリエーテルケトンを用いる以外は実施例4a)と
同様の方法に従い、各々の場合に物質3a)20g及び
物質2b)20gから混合物を335°Cで製造し、そ
して第1表に示すようにねじり振子で特性化した。
実施例4e 実施例2a)のポリエーテルケトンの代りに実施例2c
)のポリエーテルケトンを用いる以外は実施例4a)と
同様の方法に従い、混合物を物質2c)20g及び物質
3a)lOgの量比で325℃で製造し、そして第1表
に示すようにねじり振子で特性化した。
実施例4f 実施例4a)と同様の方法に従い、物質2d)30g及
び物質3a)10gを十分に混合し、そして第1表に示
すようにねじり振子で特性化した。
第1表 第■表 簑旦麦 の比較 本発明の主なる特徴は以下のとおりである。
1、式(I) %式% ル、C,−1oアリール及びC7〜1□アラルキルを表
わし、 mは4〜7の整数であり、 R3及びR4は個々に各々のXに対して選ぶことができ
、且つ相互に独立して水素またはC,〜、アルキルを表
わし、そして Xは炭素を表わし、但し少なくとも1個の原子X″′c
R3及びR1は共にアルキルである、に対応するビフェ
ノールをベースとする芳香族ポリエーテルケトン及び他
の有機重合体を含む混合物。
2、他の有機重合体としてビスフェノールAをベースと
するポリカーボネート、ポリエステルまたはポリエステ
ルカーボネートを含む上記lに記載の混合物。
3、厚さ1〜3000μmの上記lに記載の混合物のフ
ィルム。
4、光学用の上記2に記載の混合物の使用。
式中、 R1及びR2は相互に独立して水素、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1及びR^2は相互に独立して水素、ハロゲ
    ン、C_1_〜_8アルキル、C_5_〜_6シクロア
    ルキル、C_6_〜_1_0アリール及びC_7_〜_
    1_2アラルキルを表わし、 mは4〜7の整数であり、 R^3及びR^4は個々に各々のXに対して選ぶことが
    でき、且つ相互に独立して水素または C_1_〜_5アルキルを表わし、そして Xは炭素を表わし、但し少なくとも1個の原子Xにおい
    て、R^3及びR^4は共にアルキルである、 に対応するビフェノール類をベースとする芳香族ポリエ
    ーテルケトン類並びに他の有機重合体を含む混合物。
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