JPH02170810A - 架橋可能なポリマー組成物 - Google Patents

架橋可能なポリマー組成物

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JPH02170810A
JPH02170810A JP1278792A JP27879289A JPH02170810A JP H02170810 A JPH02170810 A JP H02170810A JP 1278792 A JP1278792 A JP 1278792A JP 27879289 A JP27879289 A JP 27879289A JP H02170810 A JPH02170810 A JP H02170810A
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crosslinkable polymer
alkyl group
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JP1278792A
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Maurizio Penco
マウリジオ・ペンコ
Anna Maria Villa
アンナ・マリア・ビーラ
Mario Pegoraro
マリオ・ペゴラーロ
Silvestro Giuseppe Di
ジューセッペ・ディ・シルベストロ
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Enichem SpA
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Enichem SpA
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/08Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F283/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
    • C08F283/06Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to polyethers, polyoxymethylenes or polyacetals
    • C08F283/08Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to polyethers, polyoxymethylenes or polyacetals on to polyphenylene oxides

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ーテル(PPE)をベースとする架橋可能なポリマー組
成物に係る。
a)少なくとも1のポリフェニレンエーテル10ないし
90重量%、 b)  b+)少なくとも1のモノ不飽和ビニル芳香族
モノマーOないし95重量%及びb,)少なくとも1の
多不飽和ビニル芳香族モノマー5ないし100重量%で
なるビニル芳香族モノマー混合物IOないし90重量%
、 C)前記成分すのモノマーの熱重合及び/又はυV重合
を促進する1以上のラジカル発生体0.01ないし10
重量%(前記成分すに対して)、d)通常の添加剤、促
進剤、安定剤及び難燃剤。
この組成物は、該ポリマー組成物を型に注入した後、熱
処理又はUv照射することによる所望の形状又はサイズ
の成形品の製造において直接使用される。
異なる2つの成形品のいずれを選択するかは、製造しよ
うとする成形品の種類に左右される。小さい厚さでかつ
面積が大きい成形品への変換を目的として型、表面又は
支持体ファブリツタ上に薄い層として延展されるポリマ
ー組成物は、一般にUv処理に適している。このような
適用例としては、たとえば使用に応じて各種の形状を有
する複合物質の製造、積層体用シートの製造、又はいわ
ゆるプリプレグの製造がある。
選択した変換法に拘らず、本発明によるポリマー組成物
は、ビニル芳香族モノマー(成分す、及びbz)のラジ
カル重合及び多不飽和ビニル芳香族モノマー(b8)に
よって同時に生ずる成長ポリマー分子の架橋によって、
形成された架橋ポリマーマトリックス内にポリフェニレ
ンエーテル(成分a)が均一に分散している固状の堅い
樹脂に変換される。
得られた2つのポリマーマトリックスのうち、ポリフェ
ニレンエーテルマトリックスは実質的に変化しないため
、ビニル芳香族モノマーの重合によるもののみが架橋さ
れる。
この現象は、連続溶媒抽出テストにおいて、溶解される
ものが常にPPEであることによって証明される。
本発明のポリマー組成物の熱処理又は口■処理によって
得られる樹脂は、2つの特性、すなわちガラス転移温度
(Tg)が非常に高いこと及びTgに近い温度まで例外
的に寸法安定性を示すことによって特徴づけられる。
高ガラス転移温度は、ポリフェニレンエーテル(PPE
)自体の公知の特性でもある。しかしながら、この特性
は、公知の如< PPEが溶融状において高粘度を示し
、その結果、使用温度が高くかつ熱酸化に対する感受性
レベルが高いことから、PPE自体では使用に供され得
ないため、直ちには利用されない。この点で、ポリマー
の所定のワーカビリティーを得るために必要な高温度で
は、部分的な架橋及びゲル化によって示されるように、
しばしば望ましくない酸化が介在し、ポリマー物質の褐
変が生ずる。
これらの問題点は、PPEを熱可塑性スチレンポリマー
と混合することにより、これら2つの樹脂間における完
全は適合性のため、部分的に解消されることが知られて
いる。このような組成物は、米国特許第3,356,7
61号、同第3,373.226号、英国特許箱1,1
25,620号、ソ連特許第269.052号及び米国
特許第3,639,506号の如く多数の特許明細書中
に開示されている。
このような系を使用することにより、改良されたワーカ
ビリティーと共に大きい熱酸化安定が得られるが、系の
Tgはかなり低下する。このようなブレンドにおける相
対組成を関数とするTgの変化については、「ポリマー
・エンジニアリング・アンド・サイエンス(Polym
er Eng、 and Sci、)J 17(3) 
、213−219(1977)に記載されている。
さらに、かかる組成物から得られた製品は、特に厳しい
使用条件下(工業的には一般的になりつつある)では、
寸法安定性及びクリープ抵抗性が不充分である。
この点について、工業的用途、特に金属部品の多くが高
性能ポリマーに置換えられつつある自動車及び民生品の
分野での用途範囲の拡大により、高ガラス転移温度、剛
性、寸法安定性及びクリープ抵抗性を有するポリマーの
開発が注目されている。
PPEの使用における上述の問題点は、本発明のポリマ
ー組成[存在する唯一のポリマーがポリフェニレンエー
テルであり、これをスチレン及び他のモノ不飽和及び多
不飽和ビニル芳香族モノマーで完全に又は部分的に(添
加するモノマーの量に応じて)溶解されるまで処理し、
その後、ラジカル重合反応開始剤及び必要であれば促進
剤を添加することによって調製されるコによってあざや
かに解消される。
このようにして調製されかつ必要であればPPE及びポ
リスチレンをベースとするポリマー組成物中で使用され
る普通の添加剤(たとえば安定剤、難燃剤、無機充填剤
、繊維補強剤等)を含有する本発明のポリマー組成物の
熱処理又はUV処理によって、PPEが均一に分散した
架橋ポリビニル芳香族マトリックスでなる樹脂が得られ
る。
本発明によるポリマー組成物の熱処理又はUv処理後に
得られた部分的架橋樹脂は、高温における非常に優れた
寸法安定性及び成形品の透明性と共に、非常に高いガラ
ス転移温度(PPE及び同一の組成物の非架橋ビニル芳
香族ポリマーの混合物のものよりも常に高い)を有する
。このような特性を有するポリマー樹脂は、プリント回
路基板(その材料は、高温条件下での熱安定性及び例外
的な熱特性と共に、該ポリマーの特性である高い絶縁性
を有することが要求される)の如き電子部品の製造にお
いて使用される。さらに、上述の如く、金属部品が同様
の特性を有するポリマー物質で置換えられる傾向が強く
なっている自動車の分野においても使用される。
この場合にも、使用される樹脂は、自動車本体と共に製
造ラインにおいても適用されうるちのとなるように、か
なりの寸法安定性を有していなければならない。
また、これらの樹脂は民生品の分野(一般に金属で製造
されていた歯車及びプーリーの如き可動機械部品を同等
に置換できる)でも使用される。
上述の如く、本発明のポリマー組成物中に含有される唯
一のポリマー物質はポリフェニレンエーテルである。ポ
リフェニレンエーテル(PPE)は、以前から知られて
いる化合物である。これらの化合物は多くの特許明細書
に記載されており、一般に、好適な触媒の存在下、1以
上のアルキルフェノール(最も広く使用されているもの
は2.6−シメチルフエノールである)を酸化カップリ
ングすることによって得られる。これらは−儀式(1)
(式中、Zt、Zt、L、Zsは相互に独立して水素、
塩素、臭素、フッ素、アルキル基、置換アルキル基、シ
クロアルキル基、置換シクロアルキル基、フェニル基及
びフェニル基でなる群から選ばれ、nはモノマー単位の
総数を示し、10以上の整数である)で表される。
本発明のポリマー組成物の製造及び架橋により得られる
相当する成形品の製造で使用されるPPHの例としては
、たとえばポリ(2,6−シメチルー1,4−フ二二レ
ンエーテル)、ポリ(2,6−ジエチル−1,4−7し
二レンエーテル)、ポリ(2−メチル−6−ニチルー1
.4−7エニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6−
ブロビルー1.4−)ユニしンエーテル)、ポリ(2,
6−ジプロビルー1.4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2,3,6−ドリメチルー1.4−フェニレンエーテ
ル)、ポリ(2−クロロ−1,4−)ユニしンエーテル
)、ポリ(2−ブロモ−1,4−フェニレンエーテル)
、ポリ(2−フェニル−1,4−フェニレンエーテル)
、ポリ(2−クロロ−6−ブロモ−1,4−)ユニしン
エーテル)、ポリ(2,6−ジクロロ−1,4−7エニ
レンエーテル)がある。
本発明の目的に特に好適に使用されるPPEはポリ(2
,6−シメチルー1.4−)ユニしンエーテル)である
異なる2種以上のフェノールの酸化カップリングによっ
て得られるPPEも本発明の目的に同等に有効である。
一般に、これら共重合体における2以上のモノマー成分
の1つは2.6−シメチルフエノールである。
下記の一般式(II)及び(III)に相当するポリフ
ェニレンエーテルも本発明の目的に等しく適している。
フェノールから得られる共重合体である。
−儀式(DI)に相当するPPEの例としては、たとえ
ばテトラメチルジフェニレンジオール及び2.6−シメ
チルフエノールから得られた共重合体がある。
[モノ不飽和ビニル芳香族モノマー成分(本発明のポリ
マー組成物の成分b8)」とは、−儀式(TV)(式中
、Z、Z+、Zs、Zsは前記−儀式(1)に記載のも
のと同意義であり、n及びnlはそれぞれ独立して10
以上の整数であり、Rは水素又はアルキル基である。) 上記−儀式(II)及び(m)に相当するポリフェニレ
ンエーテルの合成法は当分野で公知であり、たとえば[
デイ−・マクロモレクラーレ・ケミ−(Die Mak
romolekulare Chemie)J Vol
、186(1985)、pptg3s−tgs3に開示
されている。
−儀式(n)に相当する最も知られているPPEは、テ
トラメチルビスフェノールA及び2.6−ジメチル(式
中、R,は水素又はC1−4直鎖状又は分枝状アルキル
基又はハロゲンであり、Qは水素、ハロゲン、C1−4
直鎖状又は分枝状アルキル基又は−〇CI 、であり、
■は工ないし5の整数である)で表されるものの中から
選ばれる少なくとも1のイソアルケニル化合物を意味す
る。
本発明の目的に好適な一般式(IV)に相当する七ツマ
ー化合物の例としては、スチレン、α−メチレスチレン
、エチルスチレン、α−クロロスチレン、α−ブロモス
チレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン及びビニルハ
ロベンゼンがある。
ポリマーの架橋(本発明のポリマー組成物から得られる
製品の例外的な特性を生ずる)を生じさせる好適な架橋
剤は、−儀式(V) (式中、Yは水素、ハロゲン、Cl−4直鎖状又は分枝
状アルキル基、−ocus又は−C=CH!であり、R
,、R1゜R1は相互に独立して水素又はCl−4アル
キル基であり、Xは工ないし4の整数である)で表され
る多不飽和ビニル芳香族七ツマ−である。
かかるモノマーとして最も重要なものは、ジビニルベン
ゼン及びトリビニルベンゼンである。
本発明の結果を得るためには、反応混合物(P PE。
少なくとも1のモノ不飽和反応性モノマー、及び少なく
とも1の多不飽和反応性モノマーでなる架橋剤で構成さ
れる)に、これらモノマーのラジカル重合を促進すると
共に、多不飽和モノマーによって同時に生ずる反応混合
物の架橋を促進する少量の開始剤を添加することが必要
である。
反応混合物の重合及び架橋を従来の如く行う場合には、
この目的に関しては、使用前に前記成分すに対して0.
01ないし10重量%の少量のラジカル発生剤を添加す
れば充分である。開始剤の選択は、所望の製品を成形す
るためポリマー組成物を使用又は成形する際の温度及び
時間に左右される。いずれにしても、この目的にとって
は、ポリマー組成物中に溶解又は分散されうる各種の過
酸化物及びヒドロペルオキシド及びラジカル発生剤が適
している。このような開始剤の代表的な例は下記のとお
りである。
1)ジ第3級ブチルペルオキシド及びジクミルペルオキ
シドの如きジアルキルペルオキシド2)ベンゾイルペル
オキシド、ジアセチルペルオキシド、ビス(2,4−ジ
クロロベンゾイル)ペルオキシド、ジラウリルペルオキ
シド、ビス(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)ペ
ルオキシド、ジブロビオニルベルオキシド、ジオクタノ
イルペルオキシド、ジアセチルペルオキシド等の如きジ
アシルペルオキシド 3)第3級ブチルペルベンゾアート、第3級ブチルピバ
レート、第3級ブチルペルオクタノエート、第3級ブチ
ルベルアセテートの如きベルエステル 4)2.2−ビス(第3級ブチルペルオキシ)ブタナー
ルの如きベルアセタール 5)シクロへキシルペルオキシカーボネート、ビス−(
2−エチルヘキシル)ペルオキシカーボネート、ジ−n
−ブチルペルオキシカーボネート、ジイソプロピルペル
オキシカーボネート等の如きペルオキシカーボネート 6)アゾ化合物及びアゾビスイソブチロニトリ他の例と
してはシクロヘキサノンペルオキシド、メチルエチルケ
トンペルオキシド及びアセトンペルオキシドがある。
これらの開始剤は、単独で又は芳香族アミン、コバルト
又はバナジウム有機塩等の如き好適な促進剤と組合せて
使用される。
上述の開始剤及び促進剤から最も好適な組合せを選択す
ることにより、本発明のポリマー組成物を処理し、室温
に近い温度から300℃程度までの広い温度範囲で所望
の製品を得ることが可能である。
一方、本発明のポリマー組成物の架橋重合を紫外線照射
により低温で行うことが望まれる場合には、変換に供す
るポリマー組成物に少量(一般に成分すの0.01ない
し5重量%)の有機光反応開始剤を添加することが望ま
しい。
この目的に使用される有機光反応開始剤は、本発明のポ
リマー組成物に溶解又は分散性である紫外線照射の作用
下でフリーラジカルを発生する化合物である。
このような重合法の適用例は、たとえばrJ、A。
C,S、J 77.494(1955); rTran
s、 Faraday Soc、J 5073(195
4)に報告されている。
本発明の目的に好適な有機光反応開始剤の例としては、
ベンジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチ
ル−1−フェニルプロパン、チオキサントン及びベンゾ
インエーテルがある。
好適には、光反応開始剤は、成分すに関して工ないし3
重量%の量で存在する。この光反応開始剤は上述の過酸
化物の存在下及び不存在下のいずれにおいても作用を発
揮するが、過酸化物の併存が好適である。
自消性を有する製品が望まれる場合には、必要に応じて
ハロゲン化化合物と共に、有機ホスフェートの如き難燃
剤を本発明のポリマー組成物に添加できる。この場合、
ハロゲン化化合物はホスフェートに対して相乗的に作用
する。
有機ホスフェートの例としては、たとえばトリフェニル
ホスフェート、トリトルイルホスフェート、ジブチルフ
ェニルホスフェート、トリノニルフェニルホスフェート
、トリクレジルホスフェート等がある。
使用できるハロゲン化化合物としては、たとえばヘキサ
ブロモベンゼン、テトラブロモブタン、ペンタブロモト
ルエン、デカクロロジフェニル、デカブロモジフェニル
、テトラブロモ無水ブタル酸等がある。
製品について完全な不燃性が要求される場合には、さら
に三酸化アンチモンを添加することができる。
本発明によるポリマー組成物の重合及び架橋によって得
られる製品について特別の衝撃強さが要求される場合に
は、PPEの耐衝撃性を改善する当分野で公知の方法に
従い、ポリマー組成物に、組成物全体に関して一般的に
1ないし10%の割合で弾性ポリマーを添加することが
できる。
このようなポリマーも官能化されるものであり、不飽和
、エポキシ、イソシアネート、アンヒトリッド、アミノ
、ヒドロキシ又はカルボキシ形の基を含有する。
本発明のポリマー組成物は、各種の無機充填剤、ガラス
繊維、顔料、安定剤、可塑化剤、潤滑剤、帯電防止剤等
の如き通常の添加剤を含有しうる。
下記の実施例は、本発明を限定することなく説明するた
めに例示するものである。
実施例工ないし7は本発明の代表的な調製例に係り、実
施例8ないし11は比較のためのものである。
これらの実施例では、混合物において架橋剤の含量が5
重量%以上であることにより、各種のブレンドについて
Tgの実質的な増大が観察される。
実施例1 固有粘度0.54dl/gを有するポリ(2,6−シメ
チルー1.4−フェニレンオキシド)(以下、PPEと
表示する)50部(重量部;以下同じ)、及びスチレン
(STY)モノマー25部とエチルビニルベンゼン(E
VB)及びジビニルベンゼン(DVB) (F) 50
/ 50 (w/ w)混合物25部(モノマーに対し
てジビニルベンゼン22モル%に相当)とでなる混合物
50部をミキサーに導入した。
攪拌速度80rpm、 a度50−80’Cで1部分間
攪拌した後、系を40℃に冷却させ、攪拌速度を2Or
pmに低減させた。
ついで、ベンゾイルペルオキシド(BPO) 2重■%
(モノマーに対して)を添加した。
過酸化物の添加が完了した後、混合物を速度6゜rip
で2分間攪拌し、その間温度を60”C以下に維持した
ついで、この混合生成物を圧縮プレス内において下記テ
スト条件下で反応成形した。
a) 120℃に】0分間維持 b) 120℃から200℃に上昇(上昇率=5℃/分
)c) 200℃に10分間維持 d)急冷 圧力=16Kg/cが 組成及び得られた物質のTg(DSCによって測定)を
後述の第1表に示す。
実施例2 PPE50部、及びスチレンモノマー25部とエチルビ
ニルベンゼン及びジビニルベンゼンの50/ 50(W
/W)混合物25部(モノマーに対してジビニルベンゼ
ン22モル%に相当)とでなる混合物50部をミキサー
に導入した。
実施例1に報告したものと同じ条件下で系を混合した。
実施例1に記載の如く、過酸化物(ベンゾイルペルオキ
シド)をモノマーに対して1%(W/W)の毒で添加し
た。
組成及び得られた物質のTg(DSCによって測定)を
第1表に示す。力学的引張試験に関するデータを第3表
に示す。
実施例3 PPE50部、及びスチレンモノマー25部とエチルビ
ニルベンゼン及びジビニルベンゼンの50/ 50(W
/W)混合物25部(七ツマ−に対してジビニルベンゼ
ン22モル%に相当)とでなる混合物50部をミキサー
に導入した。
実施例1に報告したものと同じ条件下で系を混合した。
実施例1に記載の如く、過酸化物(第3級ブチルベルベ
ンゾアート:TBPB)をモノマーに対して1%(w/
w)の正で添加した。
組成及び得られた物質のTg(DSCによって測定)を
第1表に示す。
実施例4 PPE40部、及びスチレンモノマー30部とエチルビ
ニルベンゼン及びジビニルベンゼンの50/ 50(W
/W)混合物30部(モノマーに対してジビニルベンゼ
ン22モル%に相当)とでなるa合物60部をミキサー
に導入した。
実施例1に報告したものと同じ条件下で系を混合した。
実施例1に記載の如く、過酸化物(ベンゾイルペルオキ
シド)をモノマーに対して1%(W/W)の量で添加し
た。
組成及び得られた物質のTg(DSCによって測定)を
第1表に示す。
第2表は、Rheovibronの動力学法によって、
与えた振動数を関数として評価した物質のTgを示す。
このTgの値は、曲線上の屈折点く温度に対するE”)
によって示される。力学的引張試験に関するデータを第
3表に示す。
実施例5 PPE50部、及びスチレンモノマー32.6部とエチ
ルビニルベンゼン及びジビニルベンゼンの50150(
W/W)混合物17.4部(モノマーに対してジビニル
ベンゼン15モル%に相当)とでなる混合物50部をミ
キサーに導入した。
実施例1に報告したものと同じ条件下で系を混合した。
実施例1に記載の如く、過酸化物(ベンゾイルペルオキ
シド)をモノマーに対して1%(W/W)の量で添加し
た。
組成及び得られた物質のTg(DSCによって測定)を
第1表に示す。
温度を関数とする弾性モジュラスE°の変化(Rheo
vibronの動力学法によって評価)を添付図面のグ
ラフとして示す。
第2表は各種のストレス振動数において上記方法で得ら
れた曲線上の屈折点(温度に対するE’)で示されるT
g値を示す。力学的引張試験に関するデータを第3表に
示す。
実施例6 PPE50部、及びスチレンモノマー38.2部とエチ
ルビニルベンゼン及びジビニルベンゼンの50150(
W/W)混合物11.8部(七ツマ−に対してジビニル
ベンゼン10モル%に相当)とでなる混合物50部をミ
キサーに導入した。
実施例1に報告したものと同じ条件下で系を混合した。
実施例1に記載の如く、過酸化物(ベンゾイルペルオキ
シド)をモノマーに対して1%(W/W)の量で添加し
た。
組成及び得られた物質のTg(DSCによって測定)を
第1表に示す。
温度を関数とする弾性モジュラスE°の変化(Rheo
vibronの動力学法によって評価)を添付図面のグ
ラフとして示す。
第2表は各種のストレス振動数において上記方法で得ら
れた曲線上の屈折点(温度に対するE’)で示されるT
g値を示す。力学的引張試験に関するデータを第3表に
示す。
実施例7 PPE50部、及びスチレンモノマー44部とエチルビ
ニルベンゼン及びジビニルベンゼンの50/ 50(W
/W)混合物6部(モノマーに対してジビニルベンゼン
5モル%に相当)とでなる混合物50部をミキサーに導
入した。
実施例1に報告したものと同じ条件下で系を混合した。
実施例1に記載の如く、過酸化物(ベンゾイルペルオキ
シド)を七ツマ−に対して1%(W/W)の量で添加し
た。
組成及び得られた物質のTg(DSCによって測定)を
第1表に示す。
温度を関数とする弾性モジュラスE′の変化(Rheo
vibronの動力学法によって評価)を添付図面のグ
ラフとして示す。
第2表は各種のストレス振動数において上記方法で得ら
れた曲線上の屈折点く温度に対するE’)で示されるT
g値を示す。力学的引張試験に関するデータを第3表に
示す。
実施例8 PPE50部、及びスチレンモノマー47.53部とエ
チルビニルベンゼン及びジビニルベンゼンの50150
(W/W)混合物2.47部(七ツマ−に対してジビニ
ルベンゼン2モル%に相当)とでなる混合物50部をミ
キサーに導入した。
実施例1に報告したものと同じ条件下で系を混合した。
実施例1に記載の如く、過酸化物(第3級ブチルベルベ
ンゾアート)をモノマーに対して1%(W/w)の量で
添加した。
組成及び得られた物質のTg(DSCによって測定)を
第1表に示す。
実施例9 PPE50部、及びスチレンモノマー48.76部とエ
チルビニルベンゼン及びジビニルベンゼンの50150
(W/ W)混合物1.24部(モノマーに対してジビ
ニルベンゼン1モル%に相当)とでなる混合物50部を
ミキサーに導入した。
実施例1に報告したものと同じ条件下で系を混合した。
実施例1に記載の如く、過酸化物(第3級ブチルベルベ
ンゾアート)を七ツマ−に対して1%(W/w)の量で
添加した。
組成及び得られた物質の丁g(DSCによって測定)を
第1表に示す。
実施例10 PPE 50部及びスチレンモノマー50部をミキサー
に導入した。実施例1に報告したものと同じ条件下で系
を混合した。
実施例1に記載の如く、過酸化物(ベンゾイルペルオキ
シド)を七ツマ−に対して1%(W/W)の量で添加し
た。
組成及び得られた物質のTg(DSCによって測定)を
第1表に示す。
温度を関数とする弾性モジュラスE′の変化(Rheo
vibronの動力学法によって評価)を添付図面のグ
ラフとして示す。
なお、このグラフにおいて、縦軸は振動数11Hzでの
Rheovibroiilll定法で得られた弾性モジ
ュラスE’ (Kg/ am’)を表し、横軸は温度(
’C)を表す。グラフ中の曲線は各実施例で得られた物
質に係り、それぞれ下記の記号で表される。
□X□  実施例5 □     実施例6 #     実施例7 0     実施例1O 第2表は各種のストレス振動数において上記方法で得ら
れた曲線上の屈折点(温度に対するE’)で示されるT
g値を示す。力学的引張試験に関するデータを第3表に
示す。
実施例11 PPE50部及びMw215,000g1モルのポリス
チレン(Edistir 1380;Montedis
on社製)50部をミキサーに導入し、混合物を温度2
80℃において5分間攪拌した。
得られた生成物を水中で冷却し、乾燥させ、粉砕し、圧
縮成形した(P= 40Kg/ cm″、T= 290
℃)。
リニアPPE/PSブレンドのTg(DSCによって測
定;ΔT= 50−300℃、速度≠lO℃/分)を第
1表に示す。
箪−」し−表 実施例 Will  3.5Hz Tg(’C) U二Hz   35 Hz   110 Hz藁1表 ;ビニルペ゛ゼゝ のモ マーぐ0Δ 廿1 PPE/本6リスチレ〉7+し〉ト1 注1:DSCによって評価(ΔT= 50−300℃:
速度=lθ℃/分) 注2:モノマーに対して 実施例 」1■ 最大引張応力 −■biL− 降伏強さ lカリシー 2          34.68 4          67.95 5          32.30 6          64.43 7         62.17        ?2
.8310         65.72
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例で得られた物質の温度と弾性モ
ジュラスE°との関係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱処理又は紫外線照射のいずれによっても架橋可能
    なポリマー組成物において、 A)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Z、Z_1、Z_2、Z_3は相互に独立して
    水素、塩素、臭素、フッ素、アルキル基、置換アルキル
    基、シクロアルキル基、置換シクロアルキル基、フェニ
    ル基及びフェニル基でなる群から選ばれる1価の置換基
    であり、Rはアルキル基であり、n及びn_1は10以
    上の整数である)のいずれか1つで表される少なくとも
    1のポリフェニレンエーテル10ないし90重量%、 B)一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素又はC_1_−_4直鎖状又は分
    枝状アルキル基又はハロゲンであり、Qは水素、ハロゲ
    ン、C_1_−_4直鎖状又は分枝状アルキル基又は−
    OCH_3であり、mは1ないし5の整数である)で表
    される少なくとも1のモノ不飽和ビニル芳香族モノマー
    10ないし90容量%、 C)一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1及びR_2は相互に独立して水素、C_
    1_−_4直鎖状又は分枝状アルキル基、−OCH_3
    及び不飽和基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで置換基R_3はC_1_−_4直鎖状又は分枝
    状アルキル基である)でなる群から選ばれる基であり、
    Yは水素、ハロゲン、C_1_−_4直鎖状又は分枝状
    アルキル基、−OCH_3又は不飽和基 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、xは1ないし4の整数である]で表される少な
    くとも1の多不飽和ビニル芳香族モノマー1ないし70
    容量%、 D)ラジカルを発生し、ポリマー組成物に含有されるモ
    ノマーを重合させる開始剤0.01ないし10重量%(
    前記ビニル芳香族モノマーB+Cの合計に対して)、 E)有機光反応開始剤0.01ないし5重量%を含有す
    ることを特徴とする、架橋可能なポリマー組成物。 2 請求項1記載のものにおいて、前記ポリフェニレン
    エーテルが、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニ
    ルエーテル)である、架橋可能な組成物。 3 請求項1又は2記載のものにおいて、前記成分Bと
    してスチレンを含有する、架橋可能なポリマー組成物。 4 請求項1−3のいずれか1項記載のものにおいて、
    前記成分Bとしてα−メチルスチレンを含有する、架橋
    可能なポリマー組成物。 5 請求項1−4のいずれか1項記載のものにおいて、
    前記成分Bとしてビニルトルエンを含有する、架橋可能
    なポリマー組成物。 6 請求項1−5のいずれか1項記載のものにおいて、
    前記成分Cとしてジビニルベンゼンを含有する、架橋可
    能なポリマー組成物。 7 請求項1−6のいずれか1項記載のものにおいて、
    前記成分Cとしてトリビニルベンゼンを含有する、架橋
    可能なポリマー組成物。 8 請求項1−7のいずれか1項記載のものにおいて、
    前記成分Aを成分B及びCでなる混合物に完全に又は部
    分的に溶解させ、ついで成分D及びEを添加することに
    よって調製したものである、架橋可能なポリマー組成物
    。 9 請求項1−8のいずれか1項記載のものにおいて、
    耐衝撃性改良剤、充填剤、ガラス繊維、炭素繊維、金属
    シェービング、天然又は合成繊維ファブリック、安定剤
    、可塑化剤、染料、帯電防止剤、難燃剤の中から選ばれ
    る1以上の成分を含有する、架橋可能なポリマー組成物
    。 10 請求項1−9のいずれか1項記載のポリマー組成
    物を支持体上又は型内に導入、注入又は延展し、ついで
    熱処理又は紫外線照射によって所望の固状生成物に変換
    させることを特徴とする、成形品の製法。 11 請求項1−9のいずれか1項記載のポリマー組成
    物を使用し、請求項10記載の方法に従って製造された
    成形品。 12 請求項1−9のいずれか1項記載のポリマー組成
    物を金属又はプラスチックの薄層上に延展し、同一又は
    異質の第2の層で被覆し、全体を熱処理することを特徴
    とする、積層体の製法。
JP1278792A 1988-10-28 1989-10-27 架橋可能なポリマー組成物 Pending JPH02170810A (ja)

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IT22451A/88 1988-10-28

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ATE107675T1 (de) * 1989-06-02 1994-07-15 Enichem Spa Vernetzbare zusammensetzungen aus polyphenylenäther und radikal polymerisierbare monomere.
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JPS633946A (ja) * 1986-06-24 1988-01-08 松下電工株式会社 ポリフエニレンオキサイド系基板
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EP0366183A3 (en) 1991-04-03
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