JPH02170797A - スピーカ振動板 - Google Patents
スピーカ振動板Info
- Publication number
- JPH02170797A JPH02170797A JP32512688A JP32512688A JPH02170797A JP H02170797 A JPH02170797 A JP H02170797A JP 32512688 A JP32512688 A JP 32512688A JP 32512688 A JP32512688 A JP 32512688A JP H02170797 A JPH02170797 A JP H02170797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- polypropylene
- diaphragm
- reinforce
- modulus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 claims abstract description 23
- -1 polypropylene Polymers 0.000 claims abstract description 23
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 claims abstract description 23
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 22
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 claims abstract description 14
- 125000002843 carboxylic acid group Chemical group 0.000 claims abstract description 8
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 claims description 20
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 11
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 11
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 10
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 4
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 abstract description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 3
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 abstract description 3
- 239000012784 inorganic fiber Substances 0.000 abstract description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 13
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 8
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 4
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 4
- 239000002990 reinforced plastic Substances 0.000 description 4
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 4
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 3
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 3
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 3
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 3
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 2
- 150000001732 carboxylic acid derivatives Chemical class 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004734 Polyphenylene sulfide Substances 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 229920000069 polyphenylene sulfide Polymers 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はカーボン、ガラス、ポリアミドなどの強化繊
維でポリプロピレンプラスチックを強化した複合材料を
用いてスピーカ振動板の音響特性を改善した振動板に関
するものである。
維でポリプロピレンプラスチックを強化した複合材料を
用いてスピーカ振動板の音響特性を改善した振動板に関
するものである。
[発明の概要]
この発明は強化繊維のフィラメントを多数本束ねた長繊
維糸あるいは強化繊維のフィラメントをランダムに分散
してマット、状不織布としたものとポリプロピレンの複
合材料を作成するに当たり、強化繊維とポリプロピレン
の間にカルボン酸官能基を導入したポリオレフィン系プ
ラスチ・ツクを介在させて強化繊維とポリプロピレンの
接着強度を増加させることによりヤング率を向上させ、
尚繊維フィラメント間の交叉部分にはプラスチ・ツクが
浸透することがないので繊維交叉部の摩擦抵抗により内
部損失を増加せしめた音響特性が良好なスピーカ振動板
を提供するものである。
維糸あるいは強化繊維のフィラメントをランダムに分散
してマット、状不織布としたものとポリプロピレンの複
合材料を作成するに当たり、強化繊維とポリプロピレン
の間にカルボン酸官能基を導入したポリオレフィン系プ
ラスチ・ツクを介在させて強化繊維とポリプロピレンの
接着強度を増加させることによりヤング率を向上させ、
尚繊維フィラメント間の交叉部分にはプラスチ・ツクが
浸透することがないので繊維交叉部の摩擦抵抗により内
部損失を増加せしめた音響特性が良好なスピーカ振動板
を提供するものである。
[従来技術]
一般のスピーカ振動板の特性としては、(1)ヤング率
(E)が大きいこと、(2)内部損失(tanδ)が適
度に大きいこと、(3)密度(ρ)が小さいことが要求
される。 従来から振動板として用いられていたペーパ
ーコーンはバルブを主材料として抄造したものであるが
、この振動板材料の特性は E = 1〜2 、5 X
10”dyne/cm”、 tanδ−0,02〜0
.05. ρ(見掛は密度)〜0.2〜0 、597
cm” 程度であり特にヤング率が小さい欠点がある
ので特性の向上を求められていた。
(E)が大きいこと、(2)内部損失(tanδ)が適
度に大きいこと、(3)密度(ρ)が小さいことが要求
される。 従来から振動板として用いられていたペーパ
ーコーンはバルブを主材料として抄造したものであるが
、この振動板材料の特性は E = 1〜2 、5 X
10”dyne/cm”、 tanδ−0,02〜0
.05. ρ(見掛は密度)〜0.2〜0 、597
cm” 程度であり特にヤング率が小さい欠点がある
ので特性の向上を求められていた。
そこで最近では各種の複合強化プラスチ・ツク材料が開
発され振動板の特性が向上し特徴あるスピーカが製品化
されている。
発され振動板の特性が向上し特徴あるスピーカが製品化
されている。
振動板に用いられている複合強化プラスチ・ツク材料と
しては熱硬化性強化プラスチック(FRP)と熱可塑性
強化プラスチック(FRTP)に大別することができる
。 これら複合強化プラスチックは各種の強化繊維と各
種のプラスチック材料の組み合わせによりバラエティに
富んだ特性を持った振動板が得られるようになって来た
ので低域から高域まで全帯域のスピーカに用いられつつ
ある。
しては熱硬化性強化プラスチック(FRP)と熱可塑性
強化プラスチック(FRTP)に大別することができる
。 これら複合強化プラスチックは各種の強化繊維と各
種のプラスチック材料の組み合わせによりバラエティに
富んだ特性を持った振動板が得られるようになって来た
ので低域から高域まで全帯域のスピーカに用いられつつ
ある。
FRP振動板は強化繊維に熱硬化性プラスチック(エポ
キシ、フェノール、ポリエステルなど)を溶液法で含浸
させて乾燥、半硬化(Bステージ)を経て、これを加熱
・加圧して振動板に成形硬化させたものである。 一方
、FRTP振動板は熱可塑性プラスチック(アクリル、
ナイロン、ポリカーボネート、スチロールなど)を溶液
法で含浸、乾燥させた後、加熱・加圧して振動板に成形
して使用するものである。
キシ、フェノール、ポリエステルなど)を溶液法で含浸
させて乾燥、半硬化(Bステージ)を経て、これを加熱
・加圧して振動板に成形硬化させたものである。 一方
、FRTP振動板は熱可塑性プラスチック(アクリル、
ナイロン、ポリカーボネート、スチロールなど)を溶液
法で含浸、乾燥させた後、加熱・加圧して振動板に成形
して使用するものである。
[発明が解決しようとする問題点]
このFRP振動板の材料特性の一例としてはカーボン長
繊維とエポキシのFRPの場合は E=10〜15 X
10”dyne/cm”、 tanδ=0.01〜
0.02. ρ−1,2〜1.3g/cm’ 程度
であり、ヤング率は大きいが内部損失が特に小さい欠点
を持っている。 またFRTP振動板としては強化繊維
(カーボンなど)と熱可塑性プラスチックを複合させて
スタンパブルシートを作るものであるが、溶剤易溶性プ
ラスチック(アクリル、塩化ビニル、ポリカーボネート
など)は溶液法で、溶剤難溶性プラスチック(ポリプロ
ピレン、ナイロン、PPSなど)は熱熔融法でシートを
作成した後、金型で加熱成形するものである。 このF
RTP振動板の代表例としてカーボン長繊維とポリプロ
ピレンのFRTPの場合には E=7〜3 x Hl(
1dyne/cm’、 tanδ=0.05. ρ=
1.1297cm3程度である。
繊維とエポキシのFRPの場合は E=10〜15 X
10”dyne/cm”、 tanδ=0.01〜
0.02. ρ−1,2〜1.3g/cm’ 程度
であり、ヤング率は大きいが内部損失が特に小さい欠点
を持っている。 またFRTP振動板としては強化繊維
(カーボンなど)と熱可塑性プラスチックを複合させて
スタンパブルシートを作るものであるが、溶剤易溶性プ
ラスチック(アクリル、塩化ビニル、ポリカーボネート
など)は溶液法で、溶剤難溶性プラスチック(ポリプロ
ピレン、ナイロン、PPSなど)は熱熔融法でシートを
作成した後、金型で加熱成形するものである。 このF
RTP振動板の代表例としてカーボン長繊維とポリプロ
ピレンのFRTPの場合には E=7〜3 x Hl(
1dyne/cm’、 tanδ=0.05. ρ=
1.1297cm3程度である。
このようなFRTP振動板はFRP振動板と比較してヤ
ング率は小さいが内部損失が改良されているので低域用
振動板に用いることができるが、振動板材料としてはま
だ不満足な値である。
ング率は小さいが内部損失が改良されているので低域用
振動板に用いることができるが、振動板材料としてはま
だ不満足な値である。
そこでこの発明はこれらの欠点を解決するために成され
たもので、その目的とするところは熱可塑性強化プラス
チック(F RT P)のうち、ポリプロピレンを用い
、強化繊維とポリプロピレンの間にカルボン酸官能基を
導入したポリオレフィンを介在させてFRTPの内部損
失を低下させることな(、ヤング率を向上させた優れた
特性をもつスピーカ振動板を提供するものである。
たもので、その目的とするところは熱可塑性強化プラス
チック(F RT P)のうち、ポリプロピレンを用い
、強化繊維とポリプロピレンの間にカルボン酸官能基を
導入したポリオレフィンを介在させてFRTPの内部損
失を低下させることな(、ヤング率を向上させた優れた
特性をもつスピーカ振動板を提供するものである。
[問題を解決するための手段]
この発明は強化繊維として繊維フィラメント径5〜20
μmのカーボン、ガラスなどの無機繊維あるいはポリア
ミドなどの有機繊維もしくはこれらの混合繊維のフィラ
メントを多数本(例えば1000〜10000本)束ね
た長繊維、またはこれらの無機・有機強化繊維フィラメ
ントをランダムに分散してマット状の不織布としたもの
を用い、カルボン酸官能基を導入して変性したポリオレ
フィンを強化繊維とポリプロピレンの間に介在させて、
強化繊維とポリプロピレンの接着強度を増加することに
よりヤング率を向上せしめ、併せて強化繊維の交叉部に
は変性ポリオレフィンあるいはポリプロピレンが浸透す
ることなく成形するので強化繊維交叉部の摩擦抵抗によ
り内部損失を大きくした振動板とすることができるもの
である。
μmのカーボン、ガラスなどの無機繊維あるいはポリア
ミドなどの有機繊維もしくはこれらの混合繊維のフィラ
メントを多数本(例えば1000〜10000本)束ね
た長繊維、またはこれらの無機・有機強化繊維フィラメ
ントをランダムに分散してマット状の不織布としたもの
を用い、カルボン酸官能基を導入して変性したポリオレ
フィンを強化繊維とポリプロピレンの間に介在させて、
強化繊維とポリプロピレンの接着強度を増加することに
よりヤング率を向上せしめ、併せて強化繊維の交叉部に
は変性ポリオレフィンあるいはポリプロピレンが浸透す
ることなく成形するので強化繊維交叉部の摩擦抵抗によ
り内部損失を大きくした振動板とすることができるもの
である。
[作用]
本発明で熱可塑性プラスチックのうちポリプロピレンと
限定したのは他の熱可塑性プラスチック例えばアクリル
、ポリカーボネート、スチロールではプラスチック自体
の内部損失が小さく、またナイロンにおいてもポリプロ
ピレンと比較して内部損失が小さいため振動板に要求さ
れる特性を満足しないためである。
限定したのは他の熱可塑性プラスチック例えばアクリル
、ポリカーボネート、スチロールではプラスチック自体
の内部損失が小さく、またナイロンにおいてもポリプロ
ピレンと比較して内部損失が小さいため振動板に要求さ
れる特性を満足しないためである。
また強化繊維フィラメントと、ポリプロピレンの間に介
在させるプラスチックをカルボン酸官能基導入ポリオレ
フィンと限定したのも他の熱融着性プラスチック(ナイ
ロン系、ポリエステル系など)では接着強度、ヤング率
、内部損失などの諸特性がカルボン酸官能基ポリオレフ
ィンと比較して劣るためであり、鋭意研究の結果本発明
に到達したものである。
在させるプラスチックをカルボン酸官能基導入ポリオレ
フィンと限定したのも他の熱融着性プラスチック(ナイ
ロン系、ポリエステル系など)では接着強度、ヤング率
、内部損失などの諸特性がカルボン酸官能基ポリオレフ
ィンと比較して劣るためであり、鋭意研究の結果本発明
に到達したものである。
[実施例コ
以下、この発明を具体化したスピーカ振動板の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
実施例1
カーボン繊維1000フィラメント束糸の織布(日付1
20g/rn”)の両面にカルボン酸官能基ポリオレフ
ィンフィルム(50μm厚さ)を置き、その外両面にポ
リプロピレンフィルム(100μm厚さ)を置いて平行
金型にて温度180℃圧力30 ky/am″の熱プレ
スで型締め成形する。この条件で作成した複合成形物の
特性はE = 9 、8 X 10”dyne/cm”
。
20g/rn”)の両面にカルボン酸官能基ポリオレフ
ィンフィルム(50μm厚さ)を置き、その外両面にポ
リプロピレンフィルム(100μm厚さ)を置いて平行
金型にて温度180℃圧力30 ky/am″の熱プレ
スで型締め成形する。この条件で作成した複合成形物の
特性はE = 9 、8 X 10”dyne/cm”
。
tanδ=0.055. ρ= 1.12g/am’
である。
である。
またこの複合成形物を熔融付近まで加熱した後、振動板
成形金型温度80℃で成形した振動板は繊維の切れ、し
わ、片よりがな(均質でスピーカ振動板としては特性、
外観共に良好である。
成形金型温度80℃で成形した振動板は繊維の切れ、し
わ、片よりがな(均質でスピーカ振動板としては特性、
外観共に良好である。
実施例2
実施例1と同様の金型でカーボン不織布(目付40g/
rn’)の両面にカルボン酸官能基ポリオレフィンフィ
ルム(50μm〉、ポリプロピレンフィルム(60μm
)を各−枚づつ配置熱プレスして、平板状に成形したも
のは E = 9 、2810”dyne/cm”。
rn’)の両面にカルボン酸官能基ポリオレフィンフィ
ルム(50μm〉、ポリプロピレンフィルム(60μm
)を各−枚づつ配置熱プレスして、平板状に成形したも
のは E = 9 、2810”dyne/cm”。
tanδ=0.062. ρ= 1 、1 y/cm
3の特性をもちスピーカ振動板として良好である。 ま
たこの平板成形物は振動板成形金型にて容易に振動板形
状に熱成形が可能であり外観も優れている。
3の特性をもちスピーカ振動板として良好である。 ま
たこの平板成形物は振動板成形金型にて容易に振動板形
状に熱成形が可能であり外観も優れている。
実施例3
振動板材料の構成を実施例1,2のカーボン繊維からガ
ラス繊維、芳香族ポリアミド繊維に変えても E =
6〜8 X 10”dyne/am”、 tanδ=0
.05〜0.06.ρ= 1.1〜1.29/am3程
度であり、従来の熱硬化性FRPと比べてヤング率は若
干小さいが内部損失の改善が顕著であり、また従来の熱
可塑性FRTPと比較してもヤング率、内部損失共に改
良が認められる。
ラス繊維、芳香族ポリアミド繊維に変えても E =
6〜8 X 10”dyne/am”、 tanδ=0
.05〜0.06.ρ= 1.1〜1.29/am3程
度であり、従来の熱硬化性FRPと比べてヤング率は若
干小さいが内部損失の改善が顕著であり、また従来の熱
可塑性FRTPと比較してもヤング率、内部損失共に改
良が認められる。
以上説明した振動板材料の特性値を第1図に示したが、
従来の振動板材料と比べて明らかなように本発明による
振動板材料はヤング率、内部損失共にバランス良く改善
されているので、平坦なスピーカ音圧周波数特性曲線か
えられる。
従来の振動板材料と比べて明らかなように本発明による
振動板材料はヤング率、内部損失共にバランス良く改善
されているので、平坦なスピーカ音圧周波数特性曲線か
えられる。
し発明の効果]
本発明は斜上の如(構成させたもので強化繊維フィラメ
ント糸の交叉部分に熱可塑性プラスチックが浸透しない
ので、フィラメント交叉部分の繊維フィラメント間の摩
擦抵抗により内部損失を増加させることができる。
ント糸の交叉部分に熱可塑性プラスチックが浸透しない
ので、フィラメント交叉部分の繊維フィラメント間の摩
擦抵抗により内部損失を増加させることができる。
また糸の外部分繊維フィラメントはカルボン酸官能基導
入ポリオレフィンとポリプロピレンで強固に接着されて
いるのでヤング率が大きい特徴を有する。 さらに製造
法も熱硬化性複合材料に比べて極めて簡単となり振動板
製作工程時間を極めて短くすることができる利点がある
。
入ポリオレフィンとポリプロピレンで強固に接着されて
いるのでヤング率が大きい特徴を有する。 さらに製造
法も熱硬化性複合材料に比べて極めて簡単となり振動板
製作工程時間を極めて短くすることができる利点がある
。
第1図は本発明と従来のスピーカ振動板材料の特性を示
す図である。
す図である。
Claims (1)
- 強化繊維とプラスチックを複合した材料を用いたスピー
カ振動板で、強化繊維のフィラメントを多数本束ねた長
繊維糸あるいは強化繊維フィラメントをランダムに分散
してマット状不織布としたものと、カルボン酸官能基ポ
リオレフィン系プラスチックを介してポリプロピレンプ
ラスチックで複合成形したことを特徴とするスピーカ振
動板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32512688A JPH02170797A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | スピーカ振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32512688A JPH02170797A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | スピーカ振動板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02170797A true JPH02170797A (ja) | 1990-07-02 |
Family
ID=18173369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32512688A Pending JPH02170797A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | スピーカ振動板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02170797A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5701359A (en) * | 1995-04-06 | 1997-12-23 | Precision Power | Flat-panel speaker |
US6097829A (en) * | 1995-04-06 | 2000-08-01 | Precision Power, Inc. | Fiber-honeycomb-fiber sandwich speaker diaphragm and method |
US8462978B2 (en) | 2004-05-06 | 2013-06-11 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | Loudspeaker diaphragm |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP32512688A patent/JPH02170797A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5701359A (en) * | 1995-04-06 | 1997-12-23 | Precision Power | Flat-panel speaker |
US6097829A (en) * | 1995-04-06 | 2000-08-01 | Precision Power, Inc. | Fiber-honeycomb-fiber sandwich speaker diaphragm and method |
US8462978B2 (en) | 2004-05-06 | 2013-06-11 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | Loudspeaker diaphragm |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4751134A (en) | Non-woven fibrous product | |
US7226656B2 (en) | Thermoformable acoustic sheet | |
US4888235A (en) | Improved non-woven fibrous product | |
US4291781A (en) | Speaker diaphragm and method of preparation of the same | |
JP2008525662A (ja) | エアレイド法とウェットガラスを使用するサンドイッチ複合材料 | |
JPH01279931A (ja) | 繊維補強された熱塑性成形可能半製品 | |
JP2015524498A (ja) | 高メルトフローインデックス樹脂を含む物品 | |
JPH02170797A (ja) | スピーカ振動板 | |
JPS62248629A (ja) | 熱成形性積層構造物およびその製造方法 | |
JP3336566B2 (ja) | スピーカー振動板及びその製造方法 | |
JP3137241B2 (ja) | スピーカー振動板 | |
CA2068735A1 (en) | Heat resistant nonwoven fabric and process for producing same | |
JPH08134757A (ja) | 補強材及びそれを用いた繊維補強樹脂成型物 | |
JPH037308A (ja) | 樹脂補強用不織布及び該不織布を用いた成形用シート | |
AU2007202503B2 (en) | A thermoformable acoustic sheet | |
JPH03286851A (ja) | 電気・電子機器用ハウジング部材 | |
JPH02219612A (ja) | 熱成形性複合シートのプレス方法 | |
JPH05500781A (ja) | 不織フェルトを使った繊維強化熱可塑性合成樹脂の製造方法 | |
JP2506498Y2 (ja) | 電気音響変換器用振動板 | |
JPS63232799A (ja) | スピ−カ−振動板 | |
JP2605384B2 (ja) | 成形用熱可塑性コンポジットシートおよびその成形体 | |
JPH0641856A (ja) | スタンプ成形用補強材 | |
JP2961201B2 (ja) | スピーカ用ダストキャップ | |
JPH0257096A (ja) | 音響装置用振動板 | |
JPH04335040A (ja) | ガラス繊維強化ポリオレフイン系樹脂複合体 |