JPH02170606A - 同調発振器 - Google Patents
同調発振器Info
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- JPH02170606A JPH02170606A JP32465388A JP32465388A JPH02170606A JP H02170606 A JPH02170606 A JP H02170606A JP 32465388 A JP32465388 A JP 32465388A JP 32465388 A JP32465388 A JP 32465388A JP H02170606 A JPH02170606 A JP H02170606A
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Landscapes
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、同調発振器に関し、特に、フェリ磁性共鳴を
利用した同調発振器に関するものである。
利用した同調発振器に関するものである。
本発明は、同調発振器において、発振用の能動素子と、
上記能動素子の帰還の一部に接続されているフェリ磁性
共鳴素子と、上記フエIJ Effi性共鳴素子に直流
磁界を印加するための直流磁界印加手段と、終端インピ
ーダンスよりも低インピーダンスの整合回路とを具備し
ている。これによって、広帯域にわたって低位相雑音の
同調発振器を実現することができる。
上記能動素子の帰還の一部に接続されているフェリ磁性
共鳴素子と、上記フエIJ Effi性共鳴素子に直流
磁界を印加するための直流磁界印加手段と、終端インピ
ーダンスよりも低インピーダンスの整合回路とを具備し
ている。これによって、広帯域にわたって低位相雑音の
同調発振器を実現することができる。
イツトリウム鉄ガーネット(YIG)i膜のフェリ磁性
共鳴を利用した同調発振器(以下、YTO(YIG−t
uned oscillator)という)は、マイク
ロ波帯の優れた同調発振器として注目されている。
共鳴を利用した同調発振器(以下、YTO(YIG−t
uned oscillator)という)は、マイク
ロ波帯の優れた同調発振器として注目されている。
第19図はこのYTOの構成を示す。第19図に示すよ
うに、このYTOは、発振用の能動素子としてのGaA
s MESFETIOIと、YIG薄膜共振器102
と、整合回路103と、帰還素子としてのインダクタン
スLrとにより構成されている。Zoは終端インピーダ
ンスであり、通常は50Ωである。
うに、このYTOは、発振用の能動素子としてのGaA
s MESFETIOIと、YIG薄膜共振器102
と、整合回路103と、帰還素子としてのインダクタン
スLrとにより構成されている。Zoは終端インピーダ
ンスであり、通常は50Ωである。
このYTOの定常発振の条件は、端子AからYIG薄膜
共振器102側を見た反射係数をF’R1端子AからG
aAs MESFETI Ol側を見た反射係数を「
、とすると 1’s+ ′rts =1 と表される。
共振器102側を見た反射係数をF’R1端子AからG
aAs MESFETI Ol側を見た反射係数を「
、とすると 1’s+ ′rts =1 と表される。
上述のYTOは、YIG薄膜共振器102のQ値が高い
ために一般に低位相雑音であるが、従来のYTOは、低
位相雑音が得られる周波数帯域が狭いという問題があっ
た。
ために一般に低位相雑音であるが、従来のYTOは、低
位相雑音が得られる周波数帯域が狭いという問題があっ
た。
従って本発明の目的は、広帯域で低位相雑音の同調発振
器を提供することにある。
器を提供することにある。
YIG薄膜共振器の周波数13GHzに、対する共鳴特
性の測定結果の一例を第3図に示す。この共鳴特性は、
fo =13GHzを中心とする±80MHzの周波数
範囲、すなわち12.92〜13.08GHzの周波数
範囲で周波数を変化させた場合の測定結果である。第3
図において、13GHzにおける1/「、は発振電力の
成長に伴い矢印で示す方向に移動し、rRと交わった点
でYToの定常発振が生じる。第3図に示すように、一
般に共振ループの頂点付近(Cで示す領域)において実
効的に高いQL (負荷時のQ値)が得られる。
性の測定結果の一例を第3図に示す。この共鳴特性は、
fo =13GHzを中心とする±80MHzの周波数
範囲、すなわち12.92〜13.08GHzの周波数
範囲で周波数を変化させた場合の測定結果である。第3
図において、13GHzにおける1/「、は発振電力の
成長に伴い矢印で示す方向に移動し、rRと交わった点
でYToの定常発振が生じる。第3図に示すように、一
般に共振ループの頂点付近(Cで示す領域)において実
効的に高いQL (負荷時のQ値)が得られる。
ところで、位相雑音はQL”に反比例することから、あ
る程度の周波数範囲で低位相雑音を得るためには、共振
ループのQLが実効的に高い部分においである程度の周
波数範囲で発振するように1111YToを構成すれば
よい。そして、本発明者の検討によれば、このためには
YTOの負荷回路の最適設計を行うことが最も有効であ
る。
る程度の周波数範囲で低位相雑音を得るためには、共振
ループのQLが実効的に高い部分においである程度の周
波数範囲で発振するように1111YToを構成すれば
よい。そして、本発明者の検討によれば、このためには
YTOの負荷回路の最適設計を行うことが最も有効であ
る。
そこで、本発明者らは、低位相雑音を実現することがで
きる最適負荷をコンピューターシミュレーション及びリ
ーヶ図により求めた。第4図は9゜13.15GHzの
各周波数について最適負荷を求めた結果を示す。第4図
に示すように、斜線を施した領域で表される最適負荷は
、周波数が高(なるにつれてスミス図の中心(ZOに対
応する)から見て左回りに回転している。すなわち、最
適負荷は左回りの周波数軌跡を描いている。これに対し
て、通常の負荷の場合の周波数軌跡は右回りとなるため
、極めて狭い周波数範囲でしか低位相雑音が得られない
。逆に言えば、忠実に左回りの周波数軌跡を描くように
負荷回路を設計すれば、広帯域にわたって低位相雑音が
得られることがわかる。
きる最適負荷をコンピューターシミュレーション及びリ
ーヶ図により求めた。第4図は9゜13.15GHzの
各周波数について最適負荷を求めた結果を示す。第4図
に示すように、斜線を施した領域で表される最適負荷は
、周波数が高(なるにつれてスミス図の中心(ZOに対
応する)から見て左回りに回転している。すなわち、最
適負荷は左回りの周波数軌跡を描いている。これに対し
て、通常の負荷の場合の周波数軌跡は右回りとなるため
、極めて狭い周波数範囲でしか低位相雑音が得られない
。逆に言えば、忠実に左回りの周波数軌跡を描くように
負荷回路を設計すれば、広帯域にわたって低位相雑音が
得られることがわかる。
第5図、第6図及び第7図はそれぞれ周波数軌跡が右回
りの挙動を示す負荷回路の例、周波数軌跡がある場所で
停止する負荷回路の例及び周波数軌跡が一部左回りの挙
動を示す負荷回路の例を示す。これらの負荷回路は、い
ずれも厚さ0.25mmのサスベンゾイド(suspe
nded)構造のガドリニウム・ガリウム・ガーネット
(GGG)基板上に形成され、基板下部と下部接地導体
との間の距離は0.2mmで、基板上部は空気層に解放
されている。第5図、第6図及び第7図に示す負荷回路
において、符号M、 〜M、はM I C(Micro
wave Integrated C1rcuit)線
路(M 3は接地導体)、符号CIは1.5mmX1.
5amの大きさの高周波的にほぼショートと考えられる
大容量のタンタルコンデンサ、符号C2は0 、 5
mm X 0 、 5 maIのタンタルコンデンサ、
符号Wはボンディングワイヤー符号S′はスタブを示す
。なお、第5図におけるMICIC線路色M、の線路幅
はそれぞれ0.5M。
りの挙動を示す負荷回路の例、周波数軌跡がある場所で
停止する負荷回路の例及び周波数軌跡が一部左回りの挙
動を示す負荷回路の例を示す。これらの負荷回路は、い
ずれも厚さ0.25mmのサスベンゾイド(suspe
nded)構造のガドリニウム・ガリウム・ガーネット
(GGG)基板上に形成され、基板下部と下部接地導体
との間の距離は0.2mmで、基板上部は空気層に解放
されている。第5図、第6図及び第7図に示す負荷回路
において、符号M、 〜M、はM I C(Micro
wave Integrated C1rcuit)線
路(M 3は接地導体)、符号CIは1.5mmX1.
5amの大きさの高周波的にほぼショートと考えられる
大容量のタンタルコンデンサ、符号C2は0 、 5
mm X 0 、 5 maIのタンタルコンデンサ、
符号Wはボンディングワイヤー符号S′はスタブを示す
。なお、第5図におけるMICIC線路色M、の線路幅
はそれぞれ0.5M。
1mm、第6図におけるMIC線路M+、Mzの線路幅
はいずれも1mm、第7図におけるMIC線路M1.M
z 、Maの線路幅はそれぞれ2.2mm。
はいずれも1mm、第7図におけるMIC線路M1.M
z 、Maの線路幅はそれぞれ2.2mm。
1mm、1mmである。第5図、第6図及び第7図にお
けるMIC線路M2と第6図におけるMICIC線路色
のインピーダンスはいずれも終端インピーダンスZo(
−5QΩ)と同じ値である。第7図におけるMICIC
線路色インピーダンスは、終端インピーダンスZoより
も低い値に選ばれており、例えば20〜30Ωである。
けるMIC線路M2と第6図におけるMICIC線路色
のインピーダンスはいずれも終端インピーダンスZo(
−5QΩ)と同じ値である。第7図におけるMICIC
線路色インピーダンスは、終端インピーダンスZoより
も低い値に選ばれており、例えば20〜30Ωである。
なお、「、は終端インピーダンスZ0を含めた負荷回路
側全体を見た反射係数である(第19図参照)。
側全体を見た反射係数である(第19図参照)。
第5図に示す負荷回路を用いた場合における負荷の挙動
を第8図に、第6図に示す負荷回路を用いた場合におけ
る負荷の挙動を第9図に、第7図に示す負荷回路を用い
た場合における負荷の挙動を第10図、第11図及び第
12図に示す。ここで、第10図、第11図及び第12
図はそれぞれ第7図に示す負荷回路におけるMIC線路
M4の長さlがO,0,5mn+、 0. 9[IB
+である場合のデータである。第8図に示すように、第
5図に示す負荷回路を用いた場合の周波数軌跡は右回り
の挙動を示している。また、第9図に示すように、第6
図に示す負荷回路を用いた場合の周波数軌跡は、周波数
6〜17GHzでほぼ停止していることがわかる。これ
に対し、第7図に示す負荷回路を用いた場合には、第1
0図、第11図及び第12図に示すように、ある周波数
帯域で左回りの挙動を示しており、特に!−〇の場合(
第1・0図)が第4図に示す最適負荷に最も近いことが
わかる。このことから、第7図に示す負荷回路(ただし
、1=0)が最も広帯域で低位相雑音が得られることが
わかる。
を第8図に、第6図に示す負荷回路を用いた場合におけ
る負荷の挙動を第9図に、第7図に示す負荷回路を用い
た場合における負荷の挙動を第10図、第11図及び第
12図に示す。ここで、第10図、第11図及び第12
図はそれぞれ第7図に示す負荷回路におけるMIC線路
M4の長さlがO,0,5mn+、 0. 9[IB
+である場合のデータである。第8図に示すように、第
5図に示す負荷回路を用いた場合の周波数軌跡は右回り
の挙動を示している。また、第9図に示すように、第6
図に示す負荷回路を用いた場合の周波数軌跡は、周波数
6〜17GHzでほぼ停止していることがわかる。これ
に対し、第7図に示す負荷回路を用いた場合には、第1
0図、第11図及び第12図に示すように、ある周波数
帯域で左回りの挙動を示しており、特に!−〇の場合(
第1・0図)が第4図に示す最適負荷に最も近いことが
わかる。このことから、第7図に示す負荷回路(ただし
、1=0)が最も広帯域で低位相雑音が得られることが
わかる。
次に、第13図〜第17図は小信号時の1/「+Nの挙
動をコンピューターシミュレーションにより求めた結果
を示し、それぞれ第5図〜第12図に示すような挙動を
示す負荷に対応する。なお、L。
動をコンピューターシミュレーションにより求めた結果
を示し、それぞれ第5図〜第12図に示すような挙動を
示す負荷に対応する。なお、L。
=0.5nHとした。第13図〜第17図より、第7図
に示す負荷回路(ただし、1=0)を用いた場合に最も
良好な結果(第15図参照)が得られ、11.5〜14
0H2でほぼ最適な負荷になっていると考えられる。ま
た、第13図〜第17図より、1/r’+Nの周波数間
隔は、負荷の挙動が最適負荷と一致すると狭くなり、逆
に最適負荷からずれていると広くなることがわかる。
に示す負荷回路(ただし、1=0)を用いた場合に最も
良好な結果(第15図参照)が得られ、11.5〜14
0H2でほぼ最適な負荷になっていると考えられる。ま
た、第13図〜第17図より、1/r’+Nの周波数間
隔は、負荷の挙動が最適負荷と一致すると狭くなり、逆
に最適負荷からずれていると広くなることがわかる。
第18図は、第7図に示す負荷回路(ただし、1=0)
に実際にQLζ700のYIG薄膜共振器を接続した場
合に1okHzオフセツトの位相雑音を測定した結果を
示す。第18図より、11〜14 G Hzの広帯域に
わたって一96dBc/Hz以下の低位相雑音が得られ
ることがわかる。
に実際にQLζ700のYIG薄膜共振器を接続した場
合に1okHzオフセツトの位相雑音を測定した結果を
示す。第18図より、11〜14 G Hzの広帯域に
わたって一96dBc/Hz以下の低位相雑音が得られ
ることがわかる。
本発明は以上の検討に基づいて案出されたものである。
すなわち、本発明による同調発振器は、発振用の能動素
子(12)と、能動素子(12)の帰還の一部に接続さ
れているフェリ磁性共鳴素子(13)と、フェリ磁性共
鳴素子(13)に直流磁界を印加するための直流磁界印
加手段(1〜6)と、終端インピーダンス(Zo)より
も低インピーダンスの整合回路(Ml)とを具備してい
る。
子(12)と、能動素子(12)の帰還の一部に接続さ
れているフェリ磁性共鳴素子(13)と、フェリ磁性共
鳴素子(13)に直流磁界を印加するための直流磁界印
加手段(1〜6)と、終端インピーダンス(Zo)より
も低インピーダンスの整合回路(Ml)とを具備してい
る。
上記した手段によれば、整合回路(M、)が終端インピ
ーダンス(Zo)よりも低インピーダンスであることか
ら、負荷回路の反射係数を「、=r’Hle とし
た場合、広い周波数帯域で周波数が高くなるに従ってl
r”t、+→小、θ、→大となる。すなわち、スミス図
上で周波数軌跡が中心に関して左回りとなる。これによ
、て、共振ループの実効的に高いQLが得られる部分で
広帯域にわたって発振が起き、広帯域にわたって低位相
雑音が得られる。
ーダンス(Zo)よりも低インピーダンスであることか
ら、負荷回路の反射係数を「、=r’Hle とし
た場合、広い周波数帯域で周波数が高くなるに従ってl
r”t、+→小、θ、→大となる。すなわち、スミス図
上で周波数軌跡が中心に関して左回りとなる。これによ
、て、共振ループの実効的に高いQLが得られる部分で
広帯域にわたって発振が起き、広帯域にわたって低位相
雑音が得られる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は本発明の一実施例によるYTOを示す。
また、第2図は第1図に示すYTOの要部(GOG基板
部)の平面図である。
部)の平面図である。
第1図及び第2図において、符号1は後述のYIG薄膜
13に直流磁界を印加するための磁気回路を構成するヨ
ークを示し、符号2はこのヨーク1の一部を構成するポ
ールピースを示す。このポールピース2の周りには、主
周波数同調用のメインコイル3が設けられている。また
、このポールピース2の先端には、後述のYIG薄膜1
3に印加する直流磁界のうち固定骨をまかなうための永
久磁石4が設けられている。符号5は軟磁性体から成る
整磁板、符号6はFM変調用(側周波数同調用)のFM
コイルを示す。
13に直流磁界を印加するための磁気回路を構成するヨ
ークを示し、符号2はこのヨーク1の一部を構成するポ
ールピースを示す。このポールピース2の周りには、主
周波数同調用のメインコイル3が設けられている。また
、このポールピース2の先端には、後述のYIG薄膜1
3に印加する直流磁界のうち固定骨をまかなうための永
久磁石4が設けられている。符号5は軟磁性体から成る
整磁板、符号6はFM変調用(側周波数同調用)のFM
コイルを示す。
符号7.8はそれぞれ例えば真鍮製の接地導体及び下部
接地導体を示す。また、符号9,10はそれぞれ例えば
金(Au)膜が形成されたアルミナ(A1203)基板
を示す。符号11はGGG基板を示し、二〇〇GG基板
11の一方の主面にAu膜から成るMIC線路M+ 、
M:l 、Ma 、Msが形成されている。このうちM
IC線路線路は接地導体を構成し、またMIC線路線路
は後述のYIG薄膜13と電磁気的に結合するための結
合用線路を構成する。符号Ltは帰還素子としてのイン
ダクタンスを示し、符号12は発振用の能動素子として
のGaAs MESFETを示す。このGaAs
MESFET12のゲート(G)、ソース(S)及びド
レイン(D)は、ボンディングワイヤーWによりそれぞ
れインダクタンスLfx結合用のMIC線路線路及びM
IC線路線路に接続されている。
接地導体を示す。また、符号9,10はそれぞれ例えば
金(Au)膜が形成されたアルミナ(A1203)基板
を示す。符号11はGGG基板を示し、二〇〇GG基板
11の一方の主面にAu膜から成るMIC線路M+ 、
M:l 、Ma 、Msが形成されている。このうちM
IC線路線路は接地導体を構成し、またMIC線路線路
は後述のYIG薄膜13と電磁気的に結合するための結
合用線路を構成する。符号Ltは帰還素子としてのイン
ダクタンスを示し、符号12は発振用の能動素子として
のGaAs MESFETを示す。このGaAs
MESFET12のゲート(G)、ソース(S)及びド
レイン(D)は、ボンディングワイヤーWによりそれぞ
れインダクタンスLfx結合用のMIC線路線路及びM
IC線路線路に接続されている。
さらに、MIC線路線路にはスタブS′が形成されてい
る。このスタブS′は、ボンディングワイヤーWにより
、高周波的にほぼショートと考えられる大容量のタンタ
ルコンデンサCIと接続されている。このタンタルコン
デンサC1は、GaAs MESFET12のドレイ
ンにバイアス■4を印加するための端子に接続されてい
る。
る。このスタブS′は、ボンディングワイヤーWにより
、高周波的にほぼショートと考えられる大容量のタンタ
ルコンデンサCIと接続されている。このタンタルコン
デンサC1は、GaAs MESFET12のドレイ
ンにバイアス■4を印加するための端子に接続されてい
る。
一方、共振器部におけるGGG基板11の他方の主面に
は例えば正方形状のYIG薄JIi13が設けられてい
る。このYIG薄膜13はGGG基板14の上に例えば
液相エピタキシャル成長法(LPE法)により成長され
たものである。また、この共振器部においては、GGG
基板11とahoa基板IOとの間及びGGG基板14
と^1203基板9との間にそれぞれ空気層15.16
が存在しており、従ってこの共振器部はサスベンゾイド
構造を有する。
は例えば正方形状のYIG薄JIi13が設けられてい
る。このYIG薄膜13はGGG基板14の上に例えば
液相エピタキシャル成長法(LPE法)により成長され
たものである。また、この共振器部においては、GGG
基板11とahoa基板IOとの間及びGGG基板14
と^1203基板9との間にそれぞれ空気層15.16
が存在しており、従ってこの共振器部はサスベンゾイド
構造を有する。
この実施例においては、整合回路を構成する上述のMI
C線路M1のインピーダンスは、終端インピーダンスz
o (=50Ω)よりも低い値に選ばれ、例えば20
〜30Ωである。また、既に述べたように、最適負荷に
最も近い負荷とするためには、MIC線路M4の長さ1
−=0とするのが好ましい。このようにl=oである場
合には、実際にはMIC線路M4はなく、GaAs
MESFET12のドレインは直接MIC&jl路M、
に接続される。
C線路M1のインピーダンスは、終端インピーダンスz
o (=50Ω)よりも低い値に選ばれ、例えば20
〜30Ωである。また、既に述べたように、最適負荷に
最も近い負荷とするためには、MIC線路M4の長さ1
−=0とするのが好ましい。このようにl=oである場
合には、実際にはMIC線路M4はなく、GaAs
MESFET12のドレインは直接MIC&jl路M、
に接続される。
この実施例によれば、上述のように整合回路が終端イン
ピーダンスZ、よりも低インピーダンスであるので、Y
TOの負荷は最適負荷となり、周波数軌跡は左周りとな
る。これによって、例えば11〜14GHzの広帯域に
わたって例えば−96d B c / Hz以下の低位
相雑音のYTOを実現することができる。この低位相雑
音のYTOはKU帯の同調発振器として優れた性能を有
する。
ピーダンスZ、よりも低インピーダンスであるので、Y
TOの負荷は最適負荷となり、周波数軌跡は左周りとな
る。これによって、例えば11〜14GHzの広帯域に
わたって例えば−96d B c / Hz以下の低位
相雑音のYTOを実現することができる。この低位相雑
音のYTOはKU帯の同調発振器として優れた性能を有
する。
以上、本発明の実施例につき具体的に説明したが、本発
明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、整合回路のインピーダンスは、上述の実施例で
述べた数値に限定されるものではなく、終端インピーダ
ンスZ。よりも低い任意の値とすることが可能である。
述べた数値に限定されるものではなく、終端インピーダ
ンスZ。よりも低い任意の値とすることが可能である。
また、YTOの構成は第1図及び第2図に示すものに限
定されるものではない、さらに、本発明は例えばX帯の
同調発振器に適用することも可能である。
定されるものではない、さらに、本発明は例えばX帯の
同調発振器に適用することも可能である。
以上述べたように、本発明によれば、整合回路が終端イ
ンピーダンスよりも低インピーダンスであるので、広帯
域にわたって低位相雑音の同調発振器を実現することが
できる。
ンピーダンスよりも低インピーダンスであるので、広帯
域にわたって低位相雑音の同調発振器を実現することが
できる。
第1図は本発明の一実施例によるYTOの構成を示す断
面図、第2図は第1図に示すYTOの要部を示す平面図
、第3図はYTOの発振動作を説明するためのスミス図
、第4図は低位相雑音を実現するための最適負荷の周波
数軌跡を示すスミス図、第5図、第6図及び第7図はY
TOの負荷回路の例を示す平面図、第8図〜第12図は
負荷の挙動をコンピューターシミュレーションにより求
めた結果を示すスミス図、第13図〜第17図はコンピ
ューターシミュレーションにより求めた1/ r’ l
sを示すスミス図、第18図はYTOの位相雑音特性を
示すグラフ、第19図はYTOの構成を示す等価回路図
である。 図面における主要な符号の説明 l:ヨーク、 2:ポールピース、 3:メインコ
イル、 6:FMコイル、 7:接地導体、8:下部接
地導体、 11,14:C;CG基板、12:GaA
s MESFET、 13:YIG薄膜、
M、〜Ms:MIC線路。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 0荷c]I各の4g−1 第5図 第6図 倦イ立相雑裔を実11vsaめの遇通1荷□粛!i数4
乳鉢Me s rq費 第7図 8荷りft11 第10図 第14図 第15図 1/r′lN 49 k!fA 519 収(GHz )イ立、相7亀
音71千3= 第19図
面図、第2図は第1図に示すYTOの要部を示す平面図
、第3図はYTOの発振動作を説明するためのスミス図
、第4図は低位相雑音を実現するための最適負荷の周波
数軌跡を示すスミス図、第5図、第6図及び第7図はY
TOの負荷回路の例を示す平面図、第8図〜第12図は
負荷の挙動をコンピューターシミュレーションにより求
めた結果を示すスミス図、第13図〜第17図はコンピ
ューターシミュレーションにより求めた1/ r’ l
sを示すスミス図、第18図はYTOの位相雑音特性を
示すグラフ、第19図はYTOの構成を示す等価回路図
である。 図面における主要な符号の説明 l:ヨーク、 2:ポールピース、 3:メインコ
イル、 6:FMコイル、 7:接地導体、8:下部接
地導体、 11,14:C;CG基板、12:GaA
s MESFET、 13:YIG薄膜、
M、〜Ms:MIC線路。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 0荷c]I各の4g−1 第5図 第6図 倦イ立相雑裔を実11vsaめの遇通1荷□粛!i数4
乳鉢Me s rq費 第7図 8荷りft11 第10図 第14図 第15図 1/r′lN 49 k!fA 519 収(GHz )イ立、相7亀
音71千3= 第19図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 発振用の能動素子と、 上記能動素子の帰還の一部に接続されているフェリ磁性
共鳴索子と、 上記フェリ磁性共鳴素子に直流磁界を印加するための直
流磁界印加手段と、 終端インピーダンスよりも低インピーダンスの整合回路
とを具備することを特徴とする同調発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32465388A JPH02170606A (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 同調発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32465388A JPH02170606A (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 同調発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02170606A true JPH02170606A (ja) | 1990-07-02 |
Family
ID=18168227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32465388A Pending JPH02170606A (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 同調発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02170606A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03280602A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-11 | Hitachi Metals Ltd | Pll制御を行う静磁波マイクロ波発振装置 |
-
1988
- 1988-12-22 JP JP32465388A patent/JPH02170606A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03280602A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-11 | Hitachi Metals Ltd | Pll制御を行う静磁波マイクロ波発振装置 |
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