JPH02169743A - ウォータージェットルームによる製織方法 - Google Patents

ウォータージェットルームによる製織方法

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JPH02169743A
JPH02169743A JP32212988A JP32212988A JPH02169743A JP H02169743 A JPH02169743 A JP H02169743A JP 32212988 A JP32212988 A JP 32212988A JP 32212988 A JP32212988 A JP 32212988A JP H02169743 A JPH02169743 A JP H02169743A
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JP
Japan
Prior art keywords
weft
loom
weaving
jet
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP32212988A
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English (en)
Inventor
Osamu Shimizu
修 清水
Miyoko Kojima
美代子 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ウォータージェットルームによる製織方法に
関する。
更に詳しくは、緯糸に30デニール以下のモノフィラメ
ント糸を用いた場合に、良好なる織物を安定的に得るこ
とができるウォータージェットルームの製織方法に関す
る。
(従来の技術) 従来、緯糸に30デニール以下のモノフィラメント糸を
用いた織物(以下、モノフィラメント織物と呼ぶ)は、
緯糸挿入の難しさから、高生産性のジェットルームでの
生産は行われておらず、シャツトル織機、レピア織機、
グリッパ−織機等により、200 rpm以下の低速回
転で生産されており、低生産性からくる製織コスト高と
なる問題をかかえている。又シャツトル織機は、シャツ
トル交換時の織段欠点発生により、織物が著しく品質低
下し、レピア織機では、250本/インチ以上の高密度
織物を製織できず、高密度でも製織可能なグリッパ−織
機は織機価格が高く、しかも、現状設備保有台数が限ら
れている等の問題がある。
従って、モノフィラメン日銭物の製織コスト低減化を計
り、従来織機での個々の問題を解決するためにも、より
生産性の高いジェットルームへの展開が要請されている
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、従来、シャツトル織機、レピア織機、
グリッパ−織機でしか製織できなかったモノフィラメン
ト織物を、ウォータージェットルームを用いて製織する
方法を提供しようとするものであり、且つ、モノフィラ
メント織物の製織コスト低減化が達成できるとともに、
良好なる織物を安定的に得る製織方法を提供するにある
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的を達成するための要旨は次のとおりである
30デニール以下のモノフィラメント糸を緯糸に用いて
、ウォータージェットルームにて製織するに際し、噴流
が緯入れノズルから噴射を開始する時の織機クランク角
(Tw)と緯糸が飛走を開始する時の織機クランク角(
Tいとが、下記式を満足する緯入れタイミングで緯入れ
することを特徴とするウォータージェットルームによる
製織方法5°≦Ty−Tw≦40’ 本発明は、30デニール以下のモノフィラメント糸をウ
ォータージェットルームで製織するに際し、上記、最適
なる緯入れ条件を見出しこの知見に基いて、完成された
ものである。
通常、ウォータージェットルームにおいて緯入れする際
、前回の緯入れを終了して切断され、且つ次回の緯入れ
で経糸開口間を飛走することになる緯糸の折れ曲ってい
る先端を、経糸開口間に向けて真直ぐに伸ばすために、
実際に緯糸の飛走が開始する前に高い噴射圧の噴流が付
与されている。
そして、緯糸が飛走を開始する前に、緯糸に噴流が付与
されている時間が、本発明でいう、Ty−Twに相当す
る。
織機クランク角とは織機1回転を360°に分割して表
示する角度で、織機中の筬が最前(織前側)位置にきた
際をOoと規定するものである。
第2図は、緯入れクランク角度を示す説明用図であり、
図中、Twは噴射開始織機クランク角、Tyは緯糸飛走
開始織機クランク角、Tzは緯入れ終了織機クランク角
、S(斜線部)はグリッパ−閉止織機クランク角の期間
を示す。
ここで、前記Ty−Twの値が、5°より小さい場合は
、噴流が噴射されてから緯糸が、飛走を開始するまでの
時間が短かすぎて、緯糸の飛走開始に先行して噴射され
る噴流が、飛走開始前の緯糸先端を充分に伸ばしきれず
、先端が折れ曲がった状態で緯糸は飛走を開始すること
から緯糸先端が開口している経糸にひっかかるという織
機停台が多発し、安定な製織が得られない。
一方、Ty−Twが40°より大きい場合は、噴流が、
噴射されてから緯糸が飛走を開始するまでの時間が長す
ぎ、緯糸が飛走を開始する以前に、多くの噴流が消費さ
れる結果、緯糸の飛走に供される噴流の割合が低下し、
このため、緯糸飛走終了時点での噴流による緯糸引き伸
ばし効果の減少等による緯糸先端のぶれを生じて緯糸飛
走不良となり、これによって織機停台が多発する。
また、Ty−Twが25°〜40°の間の場合は、緯糸
飛走に関しては安定が、得られるが、それに必要な噴流
噴射水量は多く、かつ噴流噴射圧は高くなり、噴流は、
急激な速度でかつ広範囲にわたって経糸をしごき、織物
品位を低下させる結果となり易く、従って良好なる織物
を安定的に得るため、よりま好ましくは、5°Ty−r
−≦25゜の関係を満足する条件で、緯入れを行うこと
が望ましい。
尚、本発明による製織方法を達成するための手段として
は、ウォータージェットルームの緯入れ部中の緯入れポ
ンプ用カム並びに、緯糸把持器用カムの山の位置を変更
することにより行う。
本発明でいう、モノフィラメントとはポリエステル、ポ
リアミド等の合成繊維があげられる。その繊度として7
〜30デニール(d)が好ましく、30d以上ではモノ
フィラメントが粗硬になり、緯飛走性が悪くなって安定
した織機稼動性を得ることが出来ない。又、7d以下で
はモノフィラメント強度面で弱く、製織時の耳部裂は等
を生じて製織し難い。
(実施例) 以下、本発明による製織方法の一実施例を説明する。但
し、本発明は本実施例によって限定されるものではない
実施例1 経糸にポリエステルモノフィラメント30d1緯糸に同
じくポリエステルモノフィラメント30dを用いて、経
糸密度196本/2.54cm、緯糸密度も同じく19
6本/2.54cmのタックを織機回転数40Orpm
のウォータージェットルームを用いて下記の緯入れタイ
ミングで製織した。
噴射開始織機クランク角(Tw)  105゜綿入れ終
了織機クランク角(Tz)  240゜前記条件下で、
緯糸飛走織機開始クランク角(Ty)を105°、11
0°  115°、125゜130°  135°、1
45°  150°と変更して製織し、それぞれに対応
する織機停台回数(回/台・日)を調べた。得られた結
果を第1図に示す。
第1図から明らかなように、Ty−Twが5゜から40
°の範囲内では織機停台回数が、前記特定範囲外の場合
に比し著しく低下させることができた。
実施例2 緯糸飛走開始角(Ty)を110°、130゜135°
  145°と変える以外は実施例1の緯入れタイミン
グと同一の条件でウォータージェットルームを作動し、
その時における噴流の噴出のためのポンプ圧並びにポン
プの噴射水量を測定した。又、官能検査により織成され
た織物の経品位を評価した。経品位は、ポイント数で表
わされ、数値が少い程良好であって1.0以下であれば
その経品位は良好である。得られた結果を第1表に示す
以下余白 第1表から明らかなように本発明の製織方法により経品
位ポイント1.0以下の良好な織物品位が得られた。
(発明の効果) 本発明による製織方法は、上述のように構成されている
ので、特定の緯入れ条件により、緯糸に30デニール以
下のモノフィラメントを用いてウォータージェットルー
ムにより製織する場合にも、安定した製織を達成するこ
とができ、モノフィラメント織物の製織コスト低減化を
達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1におけるTy−Tw(’)と織機停
台回数(回/台・日)の関係を示す。 第2図は、緯入れクランク角度を示す説明用図である。 特許出願人 旭化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 30デニール以下のモノフィラメント糸を緯糸に用いて
    、ウォータージェットルームにて製織するに際し、噴流
    が緯入れノズルから噴射を開始する時の織機クランク角
    (Tw)と緯糸が飛走を開始する時の織機クランク角(
    Ty)とが、下記式を満足する緯入れタイミングで緯入
    れすることを特徴とするウォータージェットルームによ
    る製織方法 5°≦Ty−Tw≦40°
JP32212988A 1988-12-22 1988-12-22 ウォータージェットルームによる製織方法 Pending JPH02169743A (ja)

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