JPH02169452A - フイルムワインダーにおける鉄芯引抜兼挿込装置 - Google Patents

フイルムワインダーにおける鉄芯引抜兼挿込装置

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Publication number
JPH02169452A
JPH02169452A JP32053288A JP32053288A JPH02169452A JP H02169452 A JPH02169452 A JP H02169452A JP 32053288 A JP32053288 A JP 32053288A JP 32053288 A JP32053288 A JP 32053288A JP H02169452 A JPH02169452 A JP H02169452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
roll
pulling
air cylinder
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP32053288A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Mori
森 征一郎
Norikazu Takeda
憲和 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Vinyl Co filed Critical Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続的にドラム表面に送り込まれるプラスチッ
クフィルム又は紙など長尺原反(以下単にフィルムとい
う)を紙管に所定量売春取りを行なうフィルムワインダ
ー(自動巻取装置)において巻上げられた製品から紙管
に挿込まれていた鉄芯を引抜き、また次の新たな紙管に
鉄芯を挿込むための装置に係るものである。
〔従来の技術〕
従来フィルムワインダーにおいて、回転ドラム上で紙管
に巻取られたフィルムが所定量に達するとフィルムは切
断されて、該巻上り品は鉄芯が挿込まれたままクレード
ル上に放出される(第2図参照)。ここで鉄芯が巻上り
品から引抜かれ、製品として送り出される。引抜かれた
鉄芯は次にクレードル上に供給された紙管に挿し込まれ
る。この際の引抜及び押込操作は固定された自由回転の
押えロールに対し駆動回転する引抜兼挿込ロールで鉄芯
を挾んで一定の押圧力を加えて行なわれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
引抜ロールは、巻上り品がクレードル上に放出される際
鉄芯の端部を受止める役割も果しているため、巻上り品
の重量が大きく、特に近時の大径巻品の生産増に伴い、
従来の装置ではその衝撃が大きいため損傷し易く、これ
によるトラブルの発生が増加している。また従来の押え
ロールは単に固定されたものであるため巻品の大小に基
(鉄芯径の相違や鉄芯端部近くに形成された段部や嵌挿
紙管ストッパー等の異径部(第1図10a参照)の乗越
に支障をきたし、また鉄芯及び紙管の曲り、巻締り等に
より引抜不良を起し易い問題点があった。本発明の目的
はこのような問題点を解決し、スムーズに鉄芯の引抜及
び押込を行なう装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、巻上り品がクレードルに放出される直前に、
引抜兼押込ロール(以下単に引抜ロールという)に連結
したエアシリンダーを低圧にして巻上り品の鉄芯を受止
める際の衝撃を吸収し、次いで高圧にして鉄芯引抜き位
置を決め、また押えロールアームを介してエアシリンダ
ーにより押圧せしめるようにすることにより目的を達成
したものである。
すなわち本発明は、フィルムワインダー装置で紙管に巻
上げられた製品(11)から紙管に挿し込まれている鉄
芯(10)を、外周に■形凹溝を有する押えロール(5
)と引抜兼挿入ロール(1)に挟持して引抜く装置にお
いて、該引抜ロール(1)の外周面には緩衝体層(1a
)を形成すると共に、該引抜ロール(1)を鉄芯0■に
対して押圧するエアシリンダー(4)を低圧、高圧の二
段に切換可能とし、押えロール(5)はアーム(6ン及
び(8)を介してエアシリンダー(9)により押圧せし
めるようにしたことを特徴とするフィルムワインダーに
おける鉄芯引抜兼挿込装置である。
以下本発明の実施態様の一例を図面に例示し作用を併せ
て説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案の鉄芯引抜兼押込装置の平面図である。
この装置は第2図に概略を示すようにフィルムワインダ
ー装置において、巻上り品11が放出されるクレードル
の一端部近傍に配置されるものである。
1は引抜ロールで図示してないが駆動装置により鉄芯1
0の引抜及び押込の際回転するようになっており、アー
ム3により支軸2を支点として鉄芯10を押圧し得るよ
うに回動自在に設けられ外層は合成樹脂等の緩衝材層1
aが形成されている。アーム3の他端部はエアシリンダ
ー4に回動可能に連結されており、該エアシリンダー4
は低圧及び高圧の切換(例えば2kg/cffl〜6 
kg / crA )ができるものである。5は鉄芯を
挾んで引抜ロールlの反対側に位置する押えロールで側
面は■形凹溝が形成されておりこの凹溝内に鉄芯が嵌合
する。この押えロール5はアーム6の一端に回転自在に
設けられ、該アーム6の他端は固定軸7により回動自在
に固定されている。8は一端8bをエアシリンダー9に
回動可能に連結されたアームで、他端部8aは回動自在
に軸支されると共に前記アーム6の端部6aに接し、ア
ーム6を固定軸7を支点として回動せしめるようになっ
ている。12は引抜ロール1の芯出し調整用ストッパー
である。
このような構成であるから第2図に示すように巻上り品
11がクレードル上に、放出される直前にエアシリンダ
ー4は低圧の状態となり、この際押えロール5はエアシ
リンダー9により鉄芯に触れない位置にある。次いで引
抜ロール1は放出されて来た巻上り品の鉄芯10を受止
める。巻上り品が停止するとエアシリンダー4は高圧状
態に戻る。
そして押えロール5は第1図に示す状態となり、引抜ロ
ール1が駆動装置(図示せず)により回転して鉄芯10
は巻上り品11から引抜かれる。引抜後はクレードルが
作動して傾斜し製品が放出される。クレードルが元の状
態に戻ると上方から新しい紙管が送られ引抜ロール1は
逆回転し引抜かれた鉄芯lOがこれに挿込まれる。押込
終了後は押えロール5が鉄芯10から離れ、紙管はキ中
ツチャー(図示せず)により引上げられてマガジンレー
ルに送られる。このような操作が自動的に繰返えされる
〔発明の効果〕
本発明によれば、巻上り品の受止時には外層に緩衝層が
形成された引抜ロールが、低圧状態の工アシリンダーに
より支持された状態で受止めるので、衝撃が吸収され、
また引抜、押込時は高圧で作用し、かつ押えロールと相
俟って鉄芯異径部の乗越が円滑に行なわれるため、装置
の損傷が著しく低減すると共に、芯出し調整用ストッパ
ーを調整することにより鉄芯の引抜、押込が径の大小に
関係なくスムーズに行なわれ、特に大型巻上製品の巻取
においてもフィルムワインダー装置の機能を充分に発揮
して安全に稼動せしめることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の実施例を示す平面図、第2図はフ
ィルムワインダー装置における配置位置を示す概略的斜
視図である。 1・・・引抜兼挿込ロール、2・・・ロール支軸、3・
・・アーム、4・・・エアシリンダー 5・・・押えロ
ール、6・・・アーム、7・・・支軸、8・・・アーム
、9・・・エアシリンダー 10・・・鉄芯 特許出願人 三菱化成ビニル株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フィルムワインダー装置で紙管に巻上げられた製品(1
    1)から紙管に挿し込まれている鉄芯(10)を、外周
    にV形凹溝を有する押えロール(5)と引抜兼押込ロー
    ル(1)に挟持して引抜く装置において、該引抜ロール
    (1)の外周面には緩衝体層(1a)を形成すると共に
    、該引抜ロール(1)を鉄芯(10)に対して押圧する
    エアシリンダー(4)を低圧、高圧の二段に切換可能と
    し、押えロール(5)はアーム(6)及び(8)を介し
    てエアシリンダー(9)により押圧せしめるようにした
    ことを特徴とするフィルムワインダーにおける鉄芯引抜
    兼挿込装置。
JP32053288A 1988-12-21 1988-12-21 フイルムワインダーにおける鉄芯引抜兼挿込装置 Pending JPH02169452A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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