JPH02169104A - 非対称平鋼の製造方法 - Google Patents

非対称平鋼の製造方法

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JPH02169104A
JPH02169104A JP32289188A JP32289188A JPH02169104A JP H02169104 A JPH02169104 A JP H02169104A JP 32289188 A JP32289188 A JP 32289188A JP 32289188 A JP32289188 A JP 32289188A JP H02169104 A JPH02169104 A JP H02169104A
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JP32289188A
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Mamoru Hosobe
細部 守
Hitoshi Nishizawa
西沢 仁志
Etsuji Goto
後藤 悦治
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Aichi Steel Corp
Original Assignee
Aichi Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1幅方向の一側面に斜面を存し、他側面は垂直
面を有する非対称平鋼を1圧延により製造する方法に関
し、特に中間工程における水平方向圧延時のロールの構
成に関する。
〔従来技術] 第13図及び第14図に示すごとく、上記非対称平鋼1
5は1幅方向の断面において、上面155と下面156
が平行で3一側面が下降する斜面151を有すると共に
、該斜面151の下端と下面156とは曲部153を存
し、また他側面は垂直面152を有する平鋼である。か
かる非対称平鋼は、各種の機械部品、電気機器部品等に
■いられる。
しかして、従来は上記非対称平囮15を製造するに当た
っては、まず素材を得ようとする非対称平鋼の厚みに圧
延すると共にその幅方向を、非対称平鋼の幅に切削し、
第15図に示すごとく、上面93と下面94とが平行で
1幅方向における両側面が垂直な千190とする0次に
、第15図に斜線で示す三角部分91を切削除去して、
第16図に示すごとく斜面92を形成し1次いで該斜面
92の下端と下面94との間を曲面加工して曲面部95
を形成していた。
(解決しようとする課題〕 しかしながら、上記従来の方法は、圧延、切削等の各種
加工を要し、また曲面部95の曲面加工にも多くの時間
を要した。
本発明は、かかる従来の問題点にルみ9従来圧延加工に
よっては製造不可能とされていた非対称平鋼を、圧延に
よって製造することができる非対称平鋼の圧延製造方法
を提供しようとするものである。
〔課題の解決手段] 本発明は1幅方向の断面において、上下面が平行で、一
側面が下降する斜面を有すると共に該斜面の下端と上記
下面とは曲部を有し、また他側面は垂直面を有する非対
称平鋼を圧延製造する方法であって1次の工程と第3工
程における上下ロールの構成とに特徴を有する。
即ち、まず製造工程に関しては、素材としての厚板状の
鋼材を加熱した状態で、第1工程においてその幅方向を
水平とした状態で上下方向に押圧し、第2工程において
該鋼材をその幅方向を垂直とした状態で上下方向に押圧
して該鋼材の幅方向の一端に曲面部を形成し 第3工程において該鋼材を幅方向を水平とした状態で上
下方向に押圧して略横台形状に形成し。
第4工程において、第2工程で形成した曲面部を下にし
て該鋼材を上下方向に押圧し。
第5工程において、該鋼材を幅方向を水平とした状態で
上下方向に押圧して上記曲面部側を前記斜面状態に形成
する。
また、上記第3工程に用いる上ロールは下ロールに対し
て1頃斜させた状態に配設する。
本発明において注目すべきことは、第1〜第4工程にお
いては上記工程が変わるごとに、被加工物の幅方向を交
互に水平、垂直状態として、上下方向に押圧し、!&終
の第5工程において水平状態において最終製品である非
対称平鋼に成形すること、及び上記第3工程における上
下ロールを前記構成としたことにある。
しかして、上記上下方向の押圧は、圧延ロールにより行
う、各圧延ロールには6各工程で加工する形状に応じた
カリバー(成形用溝)が設けである。
また、上記第3工程においては、第5図に符号13で示
すごと<、鋼材を、その断面が一方から他方に拡大する
横台形状に圧延する。この横台形状とは、約0.5〜0
.7度のテーバが形成されている状態をいう。
それ故、該第3工程において、上下ロールの構成に関し
ては、後述する第5図に示すごとく、まず上ロールはほ
ぼ水平な下ロールに対して傾斜させた状態に配設する。
この傾斜角は、0.5〜0゜7度とすることが好ましい
また、上記加工時においては、鋼材は920〜970 
’Cの温間状態で圧延する。
〔作 用) 本発明においては、鋼材は加熱された状態で各工程で常
に上下方向に押圧される。即ち、後述する第1図に示す
ごとく1まず第1工程において。
鋼材はその幅方向を水平状態として押圧され、厚みが若
干域る0次に、第2工程では幅方向が垂直状態とされて
押圧される。そして、この第2工程で鋼材の下面が曲面
部に加工される。即ち、最終製品に向けて幅方向調整が
行われる。
次に、第3工程では幅方向を水平状態として押圧される
。ここでは、主として厚みが減ぜられる。
そして、該工程においては、前記上、下ロールによって
1断面が横台形状(第5図)に圧延される。
このように横台形状に圧延づるのは、第5工程で張材形
状に成形したとき、ロールより出てくる成形品を真直な
状態で取り出すようにするためである(実施例参照)。
次に、第4工程では第2工程で成形した上記曲面状部分
を下にして、押圧される。ここでは、主として幅方向の
調整と曲面部の調整を行う。
次に、第5工程においては、鋼材を水平状態として、非
対称平鋼の形状に応じたカリバーを有するロールにより
、押圧する。得られた加工品はそのまま最終製品である
非対称平鋼となる。
(効 果) 上記のごとく8本発明によれば、圧延工程のみによって
1容易に目的とする非対称平鋼を製造することができる
。また、従来法のごとく、切削工程を用いないので、製
造時間を短縮することができる。即ち1本発明は、素材
から非対称平鋼までを、圧延工程のみによって連続的に
加工できるので、製造工程の短縮化、加工時間の短縮化
を図ることができるのである。
また、前記第3工程においては横台形状に加工するので
1第5工程においては最終製品を真直な状態で取り出す
ことができる。
〔実施例〕
本発明の実施例にかかる非対称平鋼の圧延方法につき、
第1図ないし第12図を用いて説明する。
まず1本例で得ようとする非対称平鋼は、前記した第1
1図、第12図に示す非対称平鋼15である。
そして2本例の圧延方法は、第1図に示す第1工程〜第
5工程、第2図〜第12図に示す圧延装置により行う。
まず、各工程の圧延状態を第1図により示すと被加工物
である鋼材は、まず素材として両側面I01、.102
が共に略垂直の鋼材10を用いる。
次いで、第1工程においては、まず水平状態で押圧する
。これによって、Fg−みが若干薄くされ1幅方向に若
干長くなった鋼材11となる。第2工程においては1鋼
材を垂直として押圧し1幅方向が若干短くなり下面を曲
面部121としたN材12を得る。なお、他側面102
は1はぼ素材と同様である。
第3工程においては、第1工程と同欅水平状態で押圧す
るが、これにより成形された綱材13は横台形状(第5
図)となる、第4工程においては。
再び垂直状態として押圧し、その幅方向を若干短くした
綱材14とする。このとき、鋼材14の一側面(第1図
下端)は、第2工程で形成された曲面部より曲率半径が
若干小さい曲面部を形成している。
第5工程においては、水平状態として、最終形状に押圧
する。これにより、斜面151.曲面部153を有する
1最終製品の非対称平鋼15が得られる。
しかして、上記の加工は、第2図に示すごとく。
素材を、加熱炉86で加熱した後、粗ロール87中間ロ
ール8日により圧延し、その後第1工程〜第5工程に相
当する圧延ロール81〜85により圧延加工することに
より行う、なお、符号80は。
各工程の圧延ロール81〜85を回転するためのモータ
である。
次に、上記加工において、第1工程は、第3図及び第4
図に示すごとき1 フラットな加工面311.321を
有するロール31.32を用いて押圧する。第3図は、
第1工程において鋼材10が鋼材11に圧延される状態
を示す。
次に、後述する第2工程に先立って第3工程につき述べ
る。第3工程では、第5図及び第6図に示すごとく、略
水平状の下ロール34に対して。
上ロール33を若干1頃斜させて配設する。この傾斜角
度は約0.6度であった。上、下ロール3334は千秋
の加工面331..341を有する。
この工程では、第6図に示すごとく1両ロール33.3
4により、第2工程で圧延された鋼材!2が、鋼材13
となって取り出される。しかして。
加工された鋼材】3は、第5図に示すごとく、横台形状
である。この綱材13は同図の左端と右端とで厚み差M
が約0.8!Imである。左端の厚みは約9111であ
る。
しかして、加工された鋼材13は、ロール出口の両側に
ガイド35,35が設けであるので、同図に示すごとく
、ロールの間より矢印Aで示す直線方向に真直ぐに取り
出される。そして、該第3工程では上記のごとく横台形
状に成形しであるので1第5工程においては、最終製品
を真直ぐに取り出すことができることとなる。
また、第2工程及び第4工程は、第7図に示すごとく、
上部のロール21はフラットなカリバー211を、下部
のロール22は曲面状のカリバー221を有する。そし
て1両ロールのカリバーにより、第2工程で鋼材12が
、第4工程で鋼材14が得られる。なお、第4工程にお
けるカリバー211.221間の長さ1両カリバーの幅
は第2工程のそれより短い、また、第4工程のカリバー
221の曲面部の曲率半径は、第2工程のそれより小さ
い。
次に、第5工程について述べる。
本工程は最終工程であり、第8図〜第12図に示す圧延
装置を用いる。即ち、まずそのロール51.52におい
ては、第8図に示すごとく、上ロール51には前記非対
称平鋼15の上面155及び斜面151を形成するため
の、上面511及び斜面512からなるカリバーを設け
る。また、下ロール52は非対称子w415の下面15
6を形成するためのフラットな加工面521を有する。
そして、上ロールの上面511.斜面512と下ロール
52の加工面521とで囲まれる空間において非対称平
鋼を成形する。なお1両ロール間は若干の間隙(例えば
5m)を有する。
上記両ロール51.52の前方には、第9図及び第12
図に示すごとく、一対のローラフユールング53.53
が配設されている。該ローラフユールング53は、垂直
方向に2つのローラ532゜532を存し、その先端部
531は上記ロール51.52の方向に近接させである
しかして、上記ローラフユールング53,53は、第1
0図にその概念図、第11図にその断面図を示すごとく
、枠体54の内部において相対向して配設する。そして
ローラフユールング53は。
背面に背板536を有し、該背板536は間隔調整用の
ボルト535,535によって、前記枠体54に支承さ
れている。このボルト535は、これを回動することに
よって、第11図に示すごとく、ローラ532.532
の間隔が第4工程から送られてくる綱材14の幅と略同
様となるように。
11節する。なお2符号55は枠である。
しかして2本第5工程においては、第4工程から送られ
てくる垂直状態にある鋼材14が1第11図、第12図
に示すごとく、斜め方向(第11図点線)から水平方向
(実LA)にその位置を変えながらローラフユールング
53.53内を移動し。
ロール51.52において加工され、非対称平鋼15と
して取り出される。
そして、上記加工時には、!1m材14は、ローラフェ
ールング53.53の各ローラ532,532にその幅
方向を拘束され1かつローラフエールングの先端部53
1がロール51.52の近接位置まで配設されているの
で1綱材14が左右に振られることなく、正確にロール
51.52のカリバー内に導入される。そのため、非対
称子t415の加工精度も高い。
しかして、ここに注目すべきことは、前記第3工程では
鋼材13が横台形状に成形されていたこと(第5図)で
ある、そして、この鋼材13は。
最終的に該第5工程で、第14図に示すごとく。
左方に斜面151を形成し、右方は垂直面152を形成
している。それ故、もしも鋼材13が左方。
右方ともに同じ厚みのときには、第5工程では左方の斜
面がより多く圧延されるため、ロール5152から出て
くる製品は右方に曲がっていってしまう0本発明では、
第3工程で上記のごとく、斜面151を形成する部分が
薄くなるよう横台形状に成形しである。それ故、第5工
程でロール5152から出てくる非対称平鋼は、真直な
状態となる。
次に、上記した圧延加工における具体例を示すと、鋼材
としては、SCM415鋼を用い、これを920〜97
0°Cの温間状態で、前記のごとく5つの工程で圧延し
た。また、素材及び各工程で得られる鋼材の形状(幅、
厚み)を第1表に示した。なお、同表において第3工程
における厚みは横台形状のうちの薄い方を示した。
また、製品である非対称平鋼において、斜面下端と下面
との間の曲面部は曲率半径2.Onm、斜面上端と上面
との間の曲面部は曲率半径3. 5maである。同表よ
り、各工程の加工状態が分る。
工装置の側面図、第1O図及び第11図はローラフユー
ルングの正面図及び断面図、第12図は加工装置の平面
図、第13図及び第14図は非対称平鋼の斜視図及び側
面図、第15図及び第16図は従来の加工工程を示す図
である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図は実施例にかかる圧延方法を示し、第
1図は非対称平鋼の圧延工程図、第2図は製造工程の全
体図、第3図及び第4図は第1工程のロールの側面図及
び断面図、第5図は第3工程のロールの正面図、第6図
は第5図のロールの平面図、第7図は第2工程及び第4
工程のロールの断面図、第8図〜第12図は第5工程の
加工装置を示し、第8図はロールの断面図、第9図は加
10〜14...m材。 15、、、非対称平鋼 151、、。斜面。 153、、、曲面部 31.32・・ ・ロール 53、、、  ローラフェールング。 532、、、  ローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 幅方向の断面において、上下面が平行で、一側面が下降
    する斜面を有すると共に該斜面の下端と上記下面とは曲
    部を有し、また他側面は垂直面を有する非対称平鋼を圧
    延製造する方法であって、素材としての厚板状の鋼材を
    加熱した状態で、第1工程においてその幅方向を水平と
    した状態で上下方向に押圧し、 第2工程において該鋼材をその幅方向を垂直とした状態
    で上下方向に押圧して該鋼材の幅方向の一端に曲面部を
    形成し、 第3工程において該鋼材を幅方向を水平とした状態で上
    下方向に押圧して略横台形状に形成し、第4工程におい
    て、第2工程で形成した曲面部を下にして該鋼材を上下
    方向に押圧し、 第5工程において、該鋼材を幅方向を水平とした状態で
    上下方向に押圧して上記曲面部側を前記斜面状態に形成
    し、 また、上記第3工程に用いる上ロールは下ロールに対し
    て傾斜させた状態に配設することを特徴とする非対称平
    鋼の圧延製造方法。
JP32289188A 1988-12-21 1988-12-21 非対称平鋼の製造方法 Pending JPH02169104A (ja)

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