JPH02168288A - 定着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は複写機・プリンタ等の画像形成装置に用いられ
る記録材上の未定着トナー像を定着する定着装置に関す
るものである。

［背景技術］ 従来記録材上のトナー像を定着する手段としては熱ロー
ラを用いたものが提案されているが消費電力が大ぎくな
り、定着可能な温度に到達する迄の時間が長くなる等の
欠点か有り、これに対し本田ηｎ人により、上記欠点を
改善する耐熱性シートを用いた定着方式が特願昭６２−
１４７８８４等で提案されている。

［発明が解決する問題点］ しかしながら上記欠点を改善する為には極めて薄いシー
ト（例えばポリイミド等の耐熱樹脂の厚さ１０〜５０μ
程度のフィルム）を使用する必要・が有り、シワをつけ
てしまったり、折ってしまうなどフィルム自体の取扱い
が非常に困難になってしまう欠点が有った。

また定着装置として画像形成装置に組込んだ場合におい
てもジャム処理時に傷をつけてしまった場合、従来の熱
ローラ定着においては傷部分の定着性が悪くなるなどの
弊害は有るものの実用上そのまま使用する事が出来るが
フィルムの場合その部分より破断してしまうか又は穴が
おいてしまった場合は加熱体と転写紙上のトナー像が直
接触れ、オフセットやジャムの原因となってしまう。

この為フィルム自体を交換する頻度も大きくなってしま
う為フィルム交換を簡単に行える必要があったが取扱い
上の困難さが大きな問題であった。

［問題点を解決する手段］ 上記問題を解決する本発明は、記録材上に形成された未
定着トナー像を耐熱性フィルムを介して加熱溶融し、記
録材上にトナー像を定着する定着装置において、前記耐
熱性フィルム及びトナー像を加熱溶融する為の発熱体、
耐熱性シートを案内及び駆動する為の案内手段及び駆動
ローラ、並びにそれらを保持する為の筐体を一体として
定着装置本体に着脱可能とした事を特徴とするものであ
る。

［発明の実施例〕 第１図は本発明の実施例の定着装置の断面を示す。

ｌは低熱容量線状加熱体であって一例として厚み１　ｍ
ｍ、巾１０ｍｍ、長さ２４０ｍｍのアルミナ基板に抵抗
材料１ａを巾ｉｎｍに塗工したもので長手方向両端より
通電される通電は例えばＤ（１００Ｖの周期２０ｍｍ５
ｅｃのパルス状波形であたえられ図示しない検温素子に
より一定の温度となる様パルス中又は周波数が制御され
る。

２は定着フィルムでありポリイミド、ポリエーテルイシ
ド、ＰＥＳ等の耐熱性樹脂のＨさ約２０μのフィルムの
片面にＰＴＥＦ等の離型層がコートされている。フィル
ムの総厚は一般的には１００μ更には５０μ以下が好ま
しい。

前記定着フィルムは駆動ローラ３とテンションロー、う
４の間にかけわたされ加熱体ｌと合せてフィルム搬送路
を形成している。定着フィルム２は図示されない付勢手
段によりテンションローラ４を矢印Ａ方向付勢する事に
よりテンションをかけられ、駆動ローラ３により矢印Ｂ
方向に搬送される。

駆動ローラ３はフィルムの搬送を確実に行う為表面にＳ
ｉゴム等のコーティングがなされる。

５は力１ｒ圧ローラであり、シリコンゴム等の離型性の
良いゴム弾性層を有する加圧ローラで総圧４〜７ｋｇで
フィルム加熱体に対し加圧されている。

更に加圧ローラ５は定着フィルム２に駆動して回転する
様両端を図示しない軸受により支持される。

加熱体１は前記加圧力に耐える柱な剛性を有するスティ
６上に固定されている。

転写紙は定着フィルム２と加圧ローラ５の間に送りこま
れ転写紙上のトナー像は発熱体ｌと加圧ローラ５による
熱及び圧により加熱溶融し転写紙に定着され、その後排
紙ローラ！２により装置外へ排出される。

本実施例においては発熱体ｌ、定着フィルム２、駆動ロ
ーラ３及びテンションローラ４を一体として筐体７に収
め、定着装置本体８に対し着脱自在に構成し、フィルム
カートリッジとしている。

第２図はフィルムカートリッジ部分の斜視図を示す。

フィルムカートリッジには更に、転写紙を発熱体１と加
圧ローラ５により形成されるニップ部へと導く人口ガイ
ド部材９及び９°　とニップ通過後の転写紙が万一フィ
ルムと分列しなかった場合の巻き付きを防止する分画部
材１０が設けられる。

分離部材としてはポリイミド等のシートがフィルム２と
ＧａＰ　　ａ雛して筐体７に接着した例を示している。

これは定着フィルムとの相対位置精度を上げる事が出来
その結果フィルムとのＧａＰを挟める事も出来るので転
写紙のニップへの案内及び分離を確実に行う事が出来る
他入口ガイＦ９．９′及び分動部材１０はトナー等によ
り汚れやすくシワやジャムの原因となる為、フィルムと
同時に交換する事により上記トラブルを防止する事かＬ
１１来る。

なお定着フィルム２は前述の様に極めて薄いフィルムの
為ベルトの寄りに対しクラウンローラやフランジによる
規制を行う事か出来ずフィルムの位置を検出してフィル
ムを元に戻す制御が必要となる。フィルムの位置検出手
段としては反射ヘソ・透過型等のフォトインクラブタや
マイクロＳＷ等が用いられるが筐体７の一部に窓を設け
る事によりフィルム端面検知を行う事が出来る。また窓
１１には透明部材を設ける事により、比較的熱に弱いフ
ォトインタラプタの発熱体１の熱が直接加わる事が防止
出来るので信頼性及び寿命向上が可能となる。

筐体７の材質としては耐熱性樹脂等の断熱効果の高い材
料により構成する事により、熱の逃げを小さくし、エネ
ルギの有効利用が可能となる他フィルムカートリッジ交
換時やジャム処理等でユーザか触れた場合の火傷等を防
止する事が出来る。その意味では外周に静電植毛を行う
事か更に々了ましい。

またフィルムや発熱体を定着性や定着後表面性を変える
位置で複数種類用１色する場合フィルム・発熱体を一体
として交換可能な為組合せを自由に変える事が可能とな
り、サービス性やユーザの自由度の向上を計る事も可能
となる。

前記実施例においては定着フィルムとしてエンドレスの
ものを用いて説明したが、有ｅ、ｊ４のフィルムで有フ
ても良い。

また発熱体や駆動ローラ・テンションローラ等について
はフィルムカートリッジに対し適宜交換可能とし再利用
を行う様にしてもかまわない。

フィルムカートリッジの構成として転写紙ＩＩ　ｉ、！
ｉガイドや分列手段も一体としたがこれらについても定
着装置本体側に残してもかまわない他排紙ローラ等のｍ
紙手段の一部をフィルムカートリッジにもたせることも
可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように定着フィルム、発熱体、駆動ローラ
等を一体として定着装置本体に着脱自在にした１１３に
より定着フィルムの交換性が向上するとともに、ジャム
ｆｉ　Ｊｌｌｊ時等にフィルムを傷つけてしまう’Ｉ（
ｂ　＋υ）止出来更には転写紙ガイドや分離ガイドを一
体に設ける！ｌｌにより転写紙搬送のイス頼性向上を泪
る事か可能となった。

史にフィルム・発熱体を一体として交換する事が出来る
のでフィルム特性に合せたヒータ等の対応も可能となっ
た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の定着装置の断面図、第２図は
第１図実施例の定着装置の斜視図である。 １は発熱体、２は定着フィルム、３は駆動ローラ、４は
テンションローラ、５は加圧ローラ、７はフィルムカー
トリッジの筐体、９．９′は大ロガイト、１０は分離部
材、１１はフィルム位置検知用窓を示す。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録材上に形成された未定着トナー像を耐熱性フ
   ィルムを介して加熱溶融し、記録材上にトナー像を定着
   する定着装置において、前記耐熱性フィルム及びトナー
   像を加熱溶融する為の発熱体、耐熱性シートを案内及び
   駆動する為の案内手段及び駆動ローラ、並びにそれらを
   保持する為の筐体を一体として定着装置本体に着脱可能
   とした事を特徴とする定着装置。
2. （２）前記筐体に記録材を搬送するガイドを一体的に設
   けた事を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の定着装
   置。
3. （３）前記筐体が断熱手段を有する特許請求の範囲第１
   項もしくは第２項記載の定着装置。
4. （４）前記筐体が耐熱性シート位置検出用開口を有する
   特許請求の範囲第１項乃至第３項記載の定着装置。
5. （５）前記筐体に耐熱性シートより記録材を分離する為
   の分離手段を設けた事を特徴とする特許請求の範囲第１
   項乃至第４項記載の定着装置。