JPH02168266A - 静電荷像現像用負帯電性二成分系現像剤 - Google Patents

静電荷像現像用負帯電性二成分系現像剤

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JPH02168266A
JPH02168266A JP63321880A JP32188088A JPH02168266A JP H02168266 A JPH02168266 A JP H02168266A JP 63321880 A JP63321880 A JP 63321880A JP 32188088 A JP32188088 A JP 32188088A JP H02168266 A JPH02168266 A JP H02168266A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子写真法、静電記録法において静電W!像の
現像のために使用される現像剤に関する。
更に詳細には、コア材と被覆樹脂層とからなる。
?+?電性、耐表面汚染性、機械強度、コアと被覆層と
の密着性等において優れた現像用キャリアととの密着性
等において優れた現像用キャリアとトナーとからなる負
帯電性カラー現像剤に関する。
[従来の技術] 従来、電子写真法において静電潜像をトナーを用いて現
像する方法としては大別してトナーをキャリアと呼ばれ
る媒体に少量分散させたいわゆる二成分系現像剤を用い
る方法と、キャリアを用いる1バなくトナー単独使用の
いわゆる二成分系現像剤を用いる方法とがある0本発明
は上記現像剤のうちトナーとキャリアからなる二成分系
現像剤に関する。
一般に二成分系現像剤はキャリアとの摩擦によってトナ
ーを所要の帯電気量及び帯電極性に帯電せしめ静電引力
を利用して静’1ffl像を現像するものである。従っ
て良好な可視画像を得るためには、主としてキャリアと
の関係によって定まる摩擦帯電性が良好であることが必
要である。
一般に二成分系現像剤を構成するキャリアは導電性キャ
リアと絶縁性キャリアとに大別されるが、導電性キャリ
アでは、トナーに対する摩擦帯電性が不安定であり、又
、現像剤により形成される可視像にカブリが発生すると
いう欠点がある。
即ち現像剤の使用に伴ない、鉄粉キャリア粒子の表面に
トナー粒子が耐着、蓄m(スペント・トナー)する為、
キャリア粒子の電気抵抗が増大して、バイアス電流が低
下し、しかも摩擦帯電性が不安定となり、この結果形成
される可視像の画像濃度が低下し、カブリが増大する。
従って鉄粉キャリアを含有する現像剤を用いて電子複写
装置により連続的に複写を行なうと、少数回で現像剤が
劣化する為、現像剤を早期に交換する事が必要となり、
結局コストが高いものとなる。
それに対して、鉄、ニッケル、フェライト等の強磁性体
より成るキャリア芯材の表面を絶縁性樹脂にて被覆した
いわゆる絶縁性キャリアを用いた場合は、キャリア表面
にトナー粒子が融着する事が導電性キャリアの場合に比
べて著しく少なく、同時にトナーとキャリアとの摩擦帯
電性を副御する・バが容易であり、I耐久性に優れ、使
用寿命が長い点で特に高速の電子複写機に好適であると
いう利点がある。
しかしながらこの絶縁性キャリアにおいては、キャリア
芯材の表面を被覆する被覆層が十分な耐摩擦性を有する
こと(#欠け)、キャリア表面にトナーによるフィルミ
ンクが起こらぬよう被膜層が良好な固着防止特性を有す
ること、及びキャリアと共に用いられる特定のトナーと
の摩擦により所望の大きさ並びに極性の帯電状態が得ら
れること(帯電性)が要求される。
すなわち絶縁性キャリアは現像審内において他のキャリ
ア粒子、トナー粒子及び器壁等と摩擦されるが、被覆層
がこの摩擦により摩耗するとトナーとの摩擦によって生
ずる帯電特性の安定性が失なわれるようになり、結局ト
ナー粒子に所望の帯電状態を付与することができなくな
ってしまう。
また絶縁性キャリアの被覆層が十分な耐S擦性を有して
いてもその芯材に対する接着性が悪いと上述の摩擦によ
り被覆層が21離し、或いは砕けることによって同様に
帯電特性が失なわれるようになる。さらに被覆層の表面
にトナーが付着して被膜が形成されるとやはり帯電特性
が不安定となる。かかる場合には倒れの場合においても
現像器全体を11′−期に新しいものと交換する必要が
生じてくる。
上記の様な問題に対して、たとえば被覆強度を高めるの
に被覆樹脂71を多めにすると、被覆樹脂の絶縁性のた
めにキャリア自身がトナー粒子とは逆極性に強く帯電し
てしまい、背景部へのキャリア付着の問題が生じてくる
し、また樹脂被覆後のキャリア表面を均一にしようとす
る目的で、キャリア芯材自身の表面層を平滑化した後に
樹脂被覆をすれば、確かにキャリア表面は均一化するも
ののキャリア芯材と被覆樹脂との接着性が不安定となり
、使用できる被覆樹脂が接着性の良い樹脂だけに限られ
てしまう。
この様にキャリア芯材表面層と被覆樹脂ならびに樹脂被
覆キャリアの特性とは密接な関係があり、今11でも満
足し得る被覆キャリアの開発には至っていない状況にあ
る。
さらに近年、複写機の高精細、高画質化の要求が市場で
は高まっており、当該技術分野では、トナーの粒径を細
かくして高画質カラー化を達成しようという試みがなさ
れている。だが粒径が細かくなると単位重量当りの表面
積が増え、トナーの帯電気量が大きくなる傾向にあり1
画像濃度薄や、耐久劣化が懸念される。加えてトナーの
帯電気量が大きいために、トナー同士の付着力が強く、
流動性が低下し、トナー補給の安定性や補給トナーへの
トリポ付与に問題が生じてくる。
また、カラートナーの場合は、磁性体やカーボンブラッ
ク等の導電性物質を含まないので、帯電をリークする部
分がなく一般に帯電気量が大きくなる傾向にある。
さらに今日、当該技術分野においては、ポリエステル系
の樹1指がカラー用結着樹脂として多く用いられている
が、ポリエステル樹脂からなるトナーは一般に温湿度の
影響を受けやすく、低湿下でのHF 71! 51過大
、高湿下での帯電量不足といった問題が起こり、広範な
環境において安定した帯電気間を有するカラートナーの
開発が急務とされている。
以上の様な理由においても、トナーの摩擦帯電性を主に
制御するキャリアにかかる期待は大きく、帯電安定性、
耐衝撃性、耐摩耗性、コアとの良好な密看性等を同時に
満足するキャリアとからなるカラー現像剤の開発が強く
望まれている。
[発明が解決しようとする課題] 未発1刃の目的は、上述の如き問題点を解決した静電荷
現像用負帯電性カラー現像剤を提供することにある。
すなわち本発明の目的は温湿度等の環境に左右されにく
く、つねに安定した摩擦帯電性を有する静電荷現像用負
帯電性カラー現像剤を提供することにある。
本発明の更なる目的は、カブリのない鮮明な画像特性を
有し、かつ耐久安定性に優れた静電荷現像用負帯電性カ
ラー現像剤を提供することにある。
本発明の更なる目的は、画像濃度が高く、混色性に優れ
特にOHPでの透過性に優れた静電荷現像用負帯電性カ
ラー現像剤を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、負帯
電可能な絶縁性ポリエステル系樹Iホ中に着色剤及び電
荷制御剤を分散した体積平均径4〜10%の非磁性カラ
ートナーと、キャリア芯材重量に対して0.1〜5.0
重量%の電気絶縁性樹脂で被覆した重量平均径30〜6
5鉢であるキャリアから成る二成分系現像剤において、
該電気絶縁性樹脂が、(イ)スチレン−アクリル系樹脂
と、(0)キャリア芯材表面に対して前記スチレン−ア
クリル系共重合体とは逆極性に帯電するフッ化ビニリデ
ン/四フッ化エチレン共重合体とのポリマーブレンドで
あることを特徴とする静電荷現像用負帯電性現像剤であ
る。
ここで、スチレン−アクリル系樹脂は、スチレン系単量
体から選ばれる少なくとも一種の単量体とアクリル酸(
またはそのエステル)単量体及びメタクリル酸(または
そのエステル)単量体から選ばれる少なくとも一種の単
量体とを重合して得られる共重合体をトリアジン環を含
む誘導体によって架橋させたものである。
これまでのスチレン−アクリル共重合体被覆レジンにお
いては、確かにキャリア表面に対する接着力が大きいが
゛、長期にわたる使用には被膜強度が十分でなく、長期
に使用していくと膜が剥離してくるという欠点があった
が、本発明のごときトリアジン環を含む誘導体によって
架橋されたスチレン−アクリル共重合体では膜自身の強
度(耐久性)が増し、長期にわたり安定した特性を有す
るようになる。
特開昭60−57352号公報には、トリアジン環を含
む誘導体によってスチレン−アクリル系樹脂を架橋させ
、これにより被覆層の強度を高めるという技術が報告さ
れているが、本発明においては、上述の効果に加えてポ
リエステル系トナーとの摩擦帯電において、トナーの帯
電気量を抑制すべくネガ性レジンの分散性をも考慮し機
能分離設計したものである。
すなわち1本発明においてフッ化ビニリデン/四フッ化
エチレン共重合体は、キャリア芯材に対して前述のスチ
レン−アクリル系共重合体とは逆極性に帯電するもので
あり、スチレン−アクリル系共重合体とポリマーブレン
ドすることによりキャリア自身の正帯電性を制御し、結
果的に負帯電性トナーとの摩擦帯電においてトナーの帯
電気量制御に効果を発揮する。
この際、ネガ性レジンの分散性、ならびに相溶性がつね
に問題となるが、本発明のごときトリアジン環を含む誘
導体によって架橋されたタイプのスチレン−アクリル系
共重合体では負帯電性のフッ素含有レジンがキャリア表
面により均一に分散されやすく、トナーに安定でかつ均
一な帯電気量を与える。
この際スチレン−アクリル系共重合体とネガ性レジンと
は、重量比で30ニアGから70:30の範囲内である
ことが望ましい、ネガ性レジンのポリマーブレンド比が
70%を超えると樹脂の相溶性が悪く、また30%より
少ないと被膜性、耐摩耗性には優れているものの帯電気
量過大抑制に効果を発揮しない。
本発明のキャリアの被膜層に含有されるフッ化ビニリデ
ン/四フッ化エチレン共重合体の共重合モル比は70:
30〜!a5:5の範囲が好ましく、より好ましくは7
5:25〜90:10の範囲である。共重合体のモル組
成比が上記範囲にあると溶媒溶解性が良好となること及
びT&膜性や膜強度が向上することにより究極的に耐久
性が向上する。
本発明に使用されるキャリア芯材としては1例えば表面
酸化または未酸化の鉄、ニッケル、銅、亜鉛、コバルト
、マンガン、クロム、希土類等の金属及びそれらの合金
または酸化物及びフェライトなどが使用できる。特に好
ましい形態はCu−Zn−Feの3元系フェライトであ
り、その製造方法は特別に制約するものではない。
これらキャリアの平均粒径は20〜too g、好まし
くは25〜?01L、より好ましくは30〜65μを有
することが好ましい。
本発明のキャリア粒子は、前記のようなコア材料を前記
の如き本発明に係る重合体(共重合体を含む、)で表面
処理し、該コア材料表面上に化学結合あるいは吸着によ
り該共重合体の被覆層を形成することにより得ることが
できる。
コア材料の表面処理のためには1例えば前記の重合体、
共重合体あるいは他の樹脂物質の混合物を適当な溶媒に
溶解し得られる溶液中にキャリア芯物質を浸漬し、しか
る後に脱溶媒、乾燥、高温焼付けする方法、あるいはコ
ア材料を流動化床中で浮遊させ、前記連合体溶液を噴霧
塗布し、乾燥、高温焼付けする方法等を利用することが
できるが、その製造方法は特別に制約するものではない
上記化合物の処理量は、キャリアが前記条件を満足する
よう適宜決定すれば良いが、一般には総量で本発明のキ
ャリアに対し0.1〜5重量%(好ましくは0.3〜3
重量%)が望ましい。
本発明に使用できるキャリア芯材の被覆樹脂としてはス
チレン系樹脂としては1例えばポリスチレン、クロロポ
リスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−ク
ロロスチレン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体
、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニ
ル共重合体などがあり、アクリル系樹脂としては、例え
ばアクリルエステル共重合体(アクリル酸メチル共重合
体、アクリル酸メチル共重合体、アクリル酸ブチル共重
合体、アクリル酸オクチル共重合体、アクリル酸フェニ
ル共重合体、アクリル酸2工チルヘキシル共重合体)な
どがあり、メタクリル酸エステル共重合体(メタクリル
酸メチル共重合体、メタクリル酸エチル共重合体、メタ
クリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸フェニル共重合
体)などがある。
またトリアジン環を含む誘導体としてはへキサメトキシ
メラミン、ブチル化メラミンなどがありこれについては
何ら限定するものではない。
本発明に用いるトナー用結着樹脂としてはポリエステル
樹脂が最も適している。
ポリエステル樹脂は定着性にすぐれ、カラートナーに適
している反面、負帯電能が強く、帯電が過大になりやす
い、よって、本発明にポリエステル樹脂を用いると弊害
は改善され、優れたトナーが得られる。
特に1次式 (式中Rはエチレンまたはプロピレン基でアlJ、!、
!はそれぞれ1以上の整数であり、かつx+yの平均値
は2〜!0である。)で代表されるビスフェノール誘導
体もしくは置換体をジオール成分と。
2m以上のカルボン酸またはその酸無水物またはその低
級フルキルエステルとからなるカルボン酸成分(例えば
フマル酸、マレインS、s水マレイン酸、フタル酸、テ
レフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸など)と
を少なくとも共1i1重合したポリエステル樹脂が好ま
しい。
特にトラペンでの透過性の点で90℃における見掛粘度
が5 X 104〜5 X 106ボイズ、好ましくは
?、5X104〜2 X 106ボイズ、より好ましく
は105〜106ボイズであり、100℃における見掛
粘度は104〜5 X 105ポイズ、好ましくは10
4〜3.0X10Sポイズ、より好ましくは104〜2
×tOSボイズであることにより、透過性良好なカラー
〇HPが得られ、フルカラートナーとしても定着性、混
色性及び耐高温オフセット性良好な結果が得られる。
特に90℃における見掛粘度PIと100℃における見
掛粘度P2との差の絶対値が2X10S<I PI−P
2 l < 4 X 106の範囲にあるのが好ましい
上記の樹脂を用いて微粒子とした場合、荷電制御剤を用
いなくとも負帯電性を示すものがほとんどであり、本発
明にそのまま用いることができるが、好ましくは負帯電
性を付与する荷電制御剤を用いた方がよい。
本発明に用いる荷電制御剤としては、従来公知の負荷電
制御剤を用いることができる。
例えば2価以上の金属を含む有機性の塩類ないしは錯体
類があげられる。有効な金属種としてはAI、 Ba、
 Ca、 Cd、 Go、 Cr、 Cu、 Fe、 
Hg、 Mg、 Mn。
旧、 Pb、 Sn、 Sr、 Zn等の多価性のもの
があげられる。有機金属化合物としては上記金属のカル
ボン酸塩、アルコキシレート、有機金属錯体、キレート
化合物が有効で、その例としては、酢酸亜鉛・酢酸マグ
ネシウム、酢酸カルシウム、酢酸アルミーウム、ステア
リン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸アルミニウム、アルミニウムイソプロポキシド、
アルミニウムアセチルアセトナート、鉄(II )アセ
チルアセトナート、3,5−ジーtert−ブチルサリ
チル酸クロム等があり、特にアセチルアセトン金属錯体
、サリチル酸系金属塩が好ましい。
本発明においては特に淡色のサリチル耐糸のクロム塩、
亜鉛塩、アルミニウム塩が好ましい、荷電制御剤をトナ
ーに配合する場合には、結着樹脂100重量部に対して
o、t−to重量部、好ましくは0.5〜8重量部添加
するのが良い。
本発明のトナーに用いる着色剤としては公知のものがす
べて使用でき、例えば、カーボンブラック、鉄黒、ニグ
ロシン、ベンジジンイエロー キナクリドン、ローダミ
ンB、フタロシアニンブルーなどがある。
本発明のトナーには必要に応じてトナーの特性を損ねな
い範囲で添加剤を混合しても良いが、そのような添加剤
としては、例えばステアリン酸亜鉛、ポリフッ化ビニリ
デンの如き滑剤、あるいは定着助剤(例えば低分子量ポ
リエチレン、低分子にポリプロピレンなど)等がある。
本発明トナーの製造にあたっては、熱ロール、ニーダ−
、エクストルーダー等の熱混練機によって構成材料を良
く混練した後1機械的な粉砕、分級によって得る方法、
あるいは結着樹脂溶液中に着色剤等の材料を分散した後
、噴霧乾燥することにより得る方法、あるいは、結着樹
脂を構成すべき単量体に所定材料を混合した後、この乳
化懸濁液を重合させることによりトナーを得る重合トナ
ー製造法等それぞれの方法が応用できる。
本発明に用いる着色剤含有微粒子の粒径は体積平均径で
4〜10μ膳であり、 18.0μ−以上の粗粒が鉢植
分布で2.5%以下であることが好ましい。
本発明で用いるトナーは1粒径が細かいので。
微小な静電潜像に対するトナーの付着が忠実であり、静
電潜像端部のトナー付着の乱れが少ない。
その結果、高解像度で色再現性の良好な画像が得られる
。特に、写真画像では、微小な潜像の集まりであるハー
フトーン城が多く、より一層、粒径の効果が表われ、良
好な画像となる。
本発明に用いられる流動向上剤としては、着色剤含有樹
脂粒子に添加することにより、流動性が添加前後を比較
すると増加しうるちのであれば、どのようなものでも使
用可能である。
例えばフッ素系樹脂粉末、すなわちフッ化ビニリデン微
粉末、ポリテトラフルオロエチレン微粉末など;又は脂
肪酸金属塩、すなわちステアリン酸亜鉛、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸鉛など;又は金属酸化物、す
なわち酸化亜鉛粉末など;又は微粉末シリカ、すなわち
湿式製法シリカ、乾式製法シリカ、それらシリカにシラ
ンカップリング剤、チタンカップリング剤、シリコンオ
イルなどにより表面処理をほどこした処理シリカなどが
ある。
着色剤含有樹脂粒子への添加量としては、該樹脂粒子1
00重量部に対して0.01−10重量部、好ましくは
0.1〜5重量部である。 0.01重量部以下では流
動性向上に効果はなく、10重量部以上ではカプリや文
字のにじみ、機内飛散を助長する。
また1本発明におけるトナーは、上記のごとき流動性付
与剤機械的衝撃により、トナーの表面に固着埋設させた
ものであっても良い。
[実施例] 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。尚「%」およ
び「部」は重量%、重量部を示す。
トナーの製造例1 プロポキシ化ビスフェノールとフマル 100部酸を縮
合して得られたポリエステル樹脂フタロシアニン顔料 
         5部ジ−ターシャリ−ブチルサリチ
ル酸の  4部クロム錯塩 をヘンシェルミキサーにより十分予備混合を行い、3本
ロールミルで少なくとも2回以上溶融混練し、冷却後ハ
ンマーミルを用いて約1〜2膳騰程度に粗粉砕し、次い
でエアージェット方式による微粉砕機で微粉砕した。さ
らに得られた微粉砕物を分級して本発明の粒度分布とな
るように2〜1apsを選択し着色剤含有樹脂粒子(鉢
植平均粒径7.8μl)を得た。
この見掛粘度は90℃で8.OX 105ポイズ、10
0℃で1.lX104ポイズであった。
上記着色剤含有樹脂粒子100部に0.8部のコロイダ
ルシリカ(電子顕微鏡観察による1次粒径0.1〜0.
2μ層)を外添添加してシアントナーとした。
トナーの製造例2 フタロシアニン顔料のかわりにCIピグメントイエロー
17を3.5部使用し、7.Bμ纏のイエロートナーと
した。
トナーの製造例3 フタロシアニン顔料のかわりにClソルベントレット4
8を0.8部、 Clソルベントレッド52を1.0部
使用し7.5μ腸のマゼンタトナーとした。
トナーの製造例4 フタロシアニン顔料のかわりにC!ピグメントイエロー
17を1.2部、CIピグメントレッド5を2.8部、
 CIピグメントブルー15を1.5部使用して、7.
5μ層の黒色トナーとした。
キャリアの製造例1 フッ化ビニリデンと四フッ化エチレンとをモル比、80
:20で反応させて得られたフッ化ビニリデン/四フフ
化エチレン共重合体と、スチレン、メチルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレートからなるスチレ
ン−アクリル系共重合体(30: 80 : to)を
ヘキサメトキシメチルメラミンで架橋させた樹脂とを5
0:50の重量比でポリマーブレンドしたものを重量平
均径52IL、 354以下3.5%、35〜40JL
8%、 14#L以上0.5%の粒度分布を有するCu
−Zn−Fe系フェライトキャリアに1重量%コーティ
ングしてこれをキャリア1とした。
キャリアの製造例2 キャリア製造例1においてへキサメトキシメチルメラミ
ンで架橋するかわりにブチル化メラミンを架橋剤として
用いたことを除いて製造例1と同様にしてキャリア2と
した。
キャリアの製造例3 スチレン50%、メチルメタクリレート20%。
2−エチルへキシルアクリレ−)30%からなる共重合
体をヘキサメトキシメチルメラミンで架橋させた樹脂と
フッ化ビニリデン/四フッ化エチレンとのポリマーブレ
ンドより製造例1と同様にしてキャリア3を得た。
キャリアの製造例4 キャリアlで用いた被覆レジンをキャリアlで用いたフ
ェライトキャリアに3%コーティングしてこれをキャリ
ア4とした。
キャリアの製造例5 キャリアの製造例1においてへキサメトキシメチルメラ
ミンで架橋させなかったスチレン−メチルメタクリレー
ト−2−ヒドロキシエチルメタクリレート樹脂とフッ化
ビニリデン/四フフ化エチレンとのポリマーブレンドよ
り製造例1と同様にして比較キャリアlとした。
キャリアの製造例6 フッ化ビニリデンと四フッ化エチレンとをモル比で80
:20で反応させて得られたフッ化ビニリデン/四フッ
化エチレン共重合体のみを使用してスチレン−アクリル
系共重合体をブレンドしなかったことを除いて製造例1
と同様にして比較キャリア2とした。
キャリアの製造例7 ヘキサメトキシメラミンで架橋したスチレン−メチルメ
タクリレート−2−ヒドロキシエチルアクリレートから
なるスチレン−アクリル系共重合体のみを用いフッ化ビ
ニリデン/四フッ化エチレンをブレンドしなかったこと
を除いて製造例1と同様にして比較キャリア3とした。
キャリアの製造例8 製造例2で用いたスチレン−アクリル系レジンとネガ性
レジンとを90:10のブレンド比で用いたことを除い
て製造例1と同様にして比較キャリア4とした。
キャリアの製造例9 製造例1においてフッ化ビニリデンと四フッ化エチレン
とのモル比を50:5Gに変えたことを除いて製造例1
と同様にして比較キャリア5とした。
キャリアの製造例1O スチレン−メチルメタクリレート−2−ヒドロキシエチ
ルアクリレートからなるスチレン−アクリル系共重合体
(30: 130 : 10)を製造例1で用いたコア
にコーティングしてこれを比較キャリア6とした。
表1にキャリア製造例1−10に示した各キャリアを使
用し、CLC−1(キャノン製)で画出しした結果を示
す、トナーはトナー製造例1〜4に示した4色のトナー
を使用し、フルカラー画像を得た。
[発明の効果] 本発明は、キャリアの被rn樹脂として特定のスチレン
−アクリル系樹脂とフッ化ビニリデン/フッ化エチレン
共重合体とのポリマーブレンドを使用するため、膜の強
度が十分で長期にわたり安定した特性を有し、かつ負帯
電性トナーとの摩擦1it)電においてトナーの帯電気
量制御に効果を発揮するものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)負帯電可能な絶縁性ポリエステル系樹脂中に着色
    剤及び荷電制御剤を分散した体積平均径4〜10μの非
    磁性カラートナーと、キャリア芯材重量に対して0.1
    〜5.0重量%の電気絶縁性樹脂で被覆した重量平均径
    30〜65μであるキャリアから成る二成分系現像剤に
    おいて、該電気絶縁性樹脂が、(イ)スチレン−アクリ
    ル系樹脂と、(ロ)キャリア芯材表面に対して前記スチ
    レン−アクリル系共重合体とは逆極性に帯電するフッ化
    ビニリデン/四フッ化エチレン共重合体とのポリマーブ
    レンドであることを特徴とする静電荷現像用負帯電性現
    像剤。
  2. (2)スチレン−アクリル系樹脂が、スチレン系単量体
    から選ばれる少なくとも一種の単量体とアクリル酸(ま
    たはそのエステル)単量体及びメタクリル酸(またはそ
    のエステル)単量体から選ばれる少なくとも一種の単量
    体とを重合して得られる共重合体をトリアジン環を含む
    誘導体によって架橋させたことを特徴とする請求項(1
    )記載の静電荷現像用負帯電性現像剤。
  3. (3)フッ化ビニリデン/四フッ化エチレン共重合体と
    スチレン−アクリル系共重合体が、30:70〜70:
    30(重量比)の割合で併用されることを特徴とする請
    求項(1)記載の静電荷現像用負帯電性現像剤。
  4. (4)キャリア芯材が98%以上のCu−Zn−Feの
    組成から成るフェライト芯材であることを特徴とする請
    求項(1)記載の静電荷現像用負帯電性現像剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534991A (ja) * 1990-11-30 1993-02-12 Minolta Camera Co Ltd 静電荷像現像用キヤリア
JPH0876416A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Mita Ind Co Ltd 二成分系現像剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61217068A (ja) * 1985-03-22 1986-09-26 Daikin Ind Ltd 被覆現像剤キヤリア

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