JPH02166159A - 感温センサー - Google Patents
感温センサーInfo
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- JPH02166159A JPH02166159A JP31840288A JP31840288A JPH02166159A JP H02166159 A JPH02166159 A JP H02166159A JP 31840288 A JP31840288 A JP 31840288A JP 31840288 A JP31840288 A JP 31840288A JP H02166159 A JPH02166159 A JP H02166159A
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、電気毛布、電気カーペット等に使用される感
温線の感温層材料として用いるのに好適な高分子感温材
組成物に関するものである。
温線の感温層材料として用いるのに好適な高分子感温材
組成物に関するものである。
（従来の技術〉
従来、このような用途に用いられている感温層材料とし
ては、ポリ塩化ビニル樹脂組成物に界面活性剤や帯電防
止剤を添加したもの、あるいはポリアミド樹脂類にフェ
ノール系添加剤やリン系添加剤等をそれぞれ配合してな
る組成物が知られている。
ては、ポリ塩化ビニル樹脂組成物に界面活性剤や帯電防
止剤を添加したもの、あるいはポリアミド樹脂類にフェ
ノール系添加剤やリン系添加剤等をそれぞれ配合してな
る組成物が知られている。
しかして、上記組成物を用いた感温線がヒーター線を兼
ねた感温線として使用される場合は、該組成物から成る
感温層材料の融点を利用した異常加熱時の短絡機能が必
要となることからこの様な用途のものには上記ポリアミ
ド樹脂組成物が使用されることが多い。
ねた感温線として使用される場合は、該組成物から成る
感温層材料の融点を利用した異常加熱時の短絡機能が必
要となることからこの様な用途のものには上記ポリアミ
ド樹脂組成物が使用されることが多い。
しかしながら、この場合、上記ポリアミド樹脂組成物か
らなる感温層が、外皮層材として一般に用いられるポリ
塩化ビニル樹脂と接触することから、該ポリ塩化ビルニ
樹脂からの脱離塩化水素による影響を受けその耐熱性の
低下は避けられない。
らなる感温層が、外皮層材として一般に用いられるポリ
塩化ビニル樹脂と接触することから、該ポリ塩化ビルニ
樹脂からの脱離塩化水素による影響を受けその耐熱性の
低下は避けられない。
これを改良するために、例えば、特開昭５３−１１２９
５３号に開示する如く、フェノール基含有有機化合物及
びリン含有化合物を感温層材のポリアミド樹脂組成物に
配合する試みがなされている。
５３号に開示する如く、フェノール基含有有機化合物及
びリン含有化合物を感温層材のポリアミド樹脂組成物に
配合する試みがなされている。
また、ポリアミド樹脂自体が温度検知機能が小さいので
、これを改良するように亜リン酸エステル類を配合する
試みもなされている（特開昭５６−７１２１１号公報参
照）。
、これを改良するように亜リン酸エステル類を配合する
試みもなされている（特開昭５６−７１２１１号公報参
照）。
しかしながら、これらの感温層材料におけるすン含有化
合物及びフェノール基含有化合物は、必ずしも上記の脱
離塩化水素による影響をまぬかれることができず、問題
点を残している。
合物及びフェノール基含有化合物は、必ずしも上記の脱
離塩化水素による影響をまぬかれることができず、問題
点を残している。
（発明が解決しようとする課題）
本発明は、このような従来のものの欠点を除去し、上述
のポリ塩化ビニルからの脱離塩化水素の影響を抑制し、
耐熱性に優れたポリアミド樹脂系感温層材料、すなわち
高分子感温材組成物を提供しようとするものである。
のポリ塩化ビニルからの脱離塩化水素の影響を抑制し、
耐熱性に優れたポリアミド樹脂系感温層材料、すなわち
高分子感温材組成物を提供しようとするものである。
（課題を解決するための手＆）
本発明者等は、この課題を解決すべく鋭意研究を行なっ
た結果、本発明を完成するに到った。
た結果、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明の高分子感温材組成物は、ポリアミド
樹脂をベース樹脂としてなる高分子感温材組成物におい
て、上記ポリアミド樹脂１００重量部に対して、ハイド
ロタルサイト０．５〜５重量部を配合したことを特徴と
する。
樹脂をベース樹脂としてなる高分子感温材組成物におい
て、上記ポリアミド樹脂１００重量部に対して、ハイド
ロタルサイト０．５〜５重量部を配合したことを特徴と
する。
本発明において、用いられるポリアミド樹脂は、具体的
に、６−ナイロン、６ローナイロン、１１−ナイロン、
１２−ナイロン、及びこれらをベースとした共重合体が
好ましい。又、これらのポリアミド樹脂単体で負のサー
ミスタ特性は得られるが、感温層としては感度が低く、
通常は各種の添加剤を加えて、該ポリアミド樹脂の結晶
化を抑え、可塑化することにより上記のサーミスタ特性
を高くして用いるのが好ましい。
に、６−ナイロン、６ローナイロン、１１−ナイロン、
１２−ナイロン、及びこれらをベースとした共重合体が
好ましい。又、これらのポリアミド樹脂単体で負のサー
ミスタ特性は得られるが、感温層としては感度が低く、
通常は各種の添加剤を加えて、該ポリアミド樹脂の結晶
化を抑え、可塑化することにより上記のサーミスタ特性
を高くして用いるのが好ましい。
これらの目的で添加する添加剤としては、ポリアミド樹
脂と相溶性のよいフェノール系可塑剤、リン酸エステル
系可塑剤等を用いることができる。
脂と相溶性のよいフェノール系可塑剤、リン酸エステル
系可塑剤等を用いることができる。
又、ポリアミド樹脂自体の酸化劣化を防ぐために、ヒン
タードフェノール系熱安定剤、アミン系熱安定剤、亜リ
ン酸系熱安定剤、ハロゲン化銅、ハロゲン化カリウム等
の無機系安定剤を使用することができる。
タードフェノール系熱安定剤、アミン系熱安定剤、亜リ
ン酸系熱安定剤、ハロゲン化銅、ハロゲン化カリウム等
の無機系安定剤を使用することができる。
本発明においでは、ポリアミド樹脂組成物からなる感温
層る外接して設けられたポリ塩化ビニルシースからの脱
離塩化水素による感温層のポリアミド樹脂の酸化分解及
び加水分解を防止するために、ポリアミド樹脂に対して
脱離塩化水素を効果的に捕捉して反応吸収する作用のあ
るハイドロタルサイトを添加する。
層る外接して設けられたポリ塩化ビニルシースからの脱
離塩化水素による感温層のポリアミド樹脂の酸化分解及
び加水分解を防止するために、ポリアミド樹脂に対して
脱離塩化水素を効果的に捕捉して反応吸収する作用のあ
るハイドロタルサイトを添加する。
このハイドロタルサイトは、その粒子径が小さい方が表
面積が大きくなるため効果が大きい。この添加剤は、ポ
リアミド樹脂１００重量部に対して０゜５〜５重量部配
合する。その理由は、０．５重量部未満では上記の塩化
水素の捕捉効果が小さく、又、５重量部を超えると、サ
ーミスタ特性を低下させてしまうばかりでなく、その溶
融粘度が高くなり、異常加熱時の短絡機能が働きにくく
なり、いずれも好ましくないからである。
面積が大きくなるため効果が大きい。この添加剤は、ポ
リアミド樹脂１００重量部に対して０゜５〜５重量部配
合する。その理由は、０．５重量部未満では上記の塩化
水素の捕捉効果が小さく、又、５重量部を超えると、サ
ーミスタ特性を低下させてしまうばかりでなく、その溶
融粘度が高くなり、異常加熱時の短絡機能が働きにくく
なり、いずれも好ましくないからである。
（作 用〉
本発明においては、上述のポリアミド樹脂中のハイドロ
タルサイトが脱離塩化水素を適切に捕捉し、該脱離塩化
水素による上述の耐熱性への影響を回避する作用を示す
のである。
タルサイトが脱離塩化水素を適切に捕捉し、該脱離塩化
水素による上述の耐熱性への影響を回避する作用を示す
のである。
（実施例）
以下、本発明をさらに具体的に実施例によって説明する
。
。
実施例１〜３、比較例１〜３
第１図は、実施例の一般的な構成の感熱電線の感温層３
として、次の第１表の組成の感温層材料をそれぞれ用い
た。
として、次の第１表の組成の感温層材料をそれぞれ用い
た。
な＄、第１図において、参照数字１は、ポリエステル繊
維、アラミド繊維等を用いた芯糸、参照数字２は、−次
導体箔、同じく４は、二次導体箔を示し、共に銅合金導
体箔であり、一方をヒーター線として用いる。同じく５
は、絶縁シース、例えば、ＰＶＣシースを示す。
維、アラミド繊維等を用いた芯糸、参照数字２は、−次
導体箔、同じく４は、二次導体箔を示し、共に銅合金導
体箔であり、一方をヒーター線として用いる。同じく５
は、絶縁シース、例えば、ＰＶＣシースを示す。
得られた感熱電線について、それぞれの特性を評価し、
その結果を第１表に示す。
その結果を第１表に示す。
第１表
注（２）協和化学社製ロＨＴ−４＾
注（３）Ｉｔ”Ｈ＝留８万！８間放置後・１９０′−８
を取り去り感温層０注（４） ２０℃〜６０℃間のサ
ーミスタＢ定敗注（５）電線の短絡温度を調べ、変動を
評価した。
を取り去り感温層０注（４） ２０℃〜６０℃間のサ
ーミスタＢ定敗注（５）電線の短絡温度を調べ、変動を
評価した。
第１表の結果によれば、本発明の実施例品の高分子感温
層材料を用いたものは、比較例のものに比べて、前記の
問題点のポリ塩化ビニルの影響による耐熱性の低下が大
幅に改善されている。結果的に実施例品を用いた電気毛
布、電気カーペット等の寿命及び安全性が向上されるの
は明らかである。
層材料を用いたものは、比較例のものに比べて、前記の
問題点のポリ塩化ビニルの影響による耐熱性の低下が大
幅に改善されている。結果的に実施例品を用いた電気毛
布、電気カーペット等の寿命及び安全性が向上されるの
は明らかである。
（発明の効果）
本発明によれば、前記実施例の結果からも明らかなよう
に、ポリアミド樹脂をペース樹脂としてなる感温材組成
物において、ポリアミド樹脂１００重量部に対して、ハ
イドロタルサイト０．５〜１０重量部を配合したことに
より、形成される前記感温層の特性を著しく向上させる
ことができる。その工業的利用効果は非常に大きい。
に、ポリアミド樹脂をペース樹脂としてなる感温材組成
物において、ポリアミド樹脂１００重量部に対して、ハ
イドロタルサイト０．５〜１０重量部を配合したことに
より、形成される前記感温層の特性を著しく向上させる
ことができる。その工業的利用効果は非常に大きい。
第１図は、本発明の一実施例の感温材組成物を用いた感
熱電線の構造を示す端部を一部剥した側面図である。 ｌ・・・芯糸 ２・・・−次導体箔３・
・・感温層 ５・・・ＰＶＣシース ４・・・二次導体箔
熱電線の構造を示す端部を一部剥した側面図である。 ｌ・・・芯糸 ２・・・−次導体箔３・
・・感温層 ５・・・ＰＶＣシース ４・・・二次導体箔
Claims (1)
- １．ポリアミド樹脂をベース樹脂としてなる高分子感温
材組成物において、上記ポリアミド樹脂１００重量部に
対して、ハイドロタルサイト０．５〜５重量部を配合し
たことを特徴とする高分子感温材組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63318402A JP2534340B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 感温センサ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63318402A JP2534340B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 感温センサ― |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02166159A true JPH02166159A (ja) | 1990-06-26 |
| JP2534340B2 JP2534340B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=18098752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63318402A Expired - Lifetime JP2534340B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 感温センサ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2534340B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014196594A1 (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-11 | 株式会社細川洋行 | 輸液バッグ用フィルムと輸液バッグ用フィルムを用いた輸液バッグ |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP63318402A patent/JP2534340B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014196594A1 (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-11 | 株式会社細川洋行 | 輸液バッグ用フィルムと輸液バッグ用フィルムを用いた輸液バッグ |
| CN105307854A (zh) * | 2013-06-07 | 2016-02-03 | 株式会社细川洋行 | 输液袋用膜和使用输液袋用膜的输液袋 |
| JPWO2014196594A1 (ja) * | 2013-06-07 | 2017-02-23 | 株式会社細川洋行 | 輸液バッグ用フィルムと輸液バッグ用フィルムを用いた輸液バッグ |
| US10172764B2 (en) | 2013-06-07 | 2019-01-08 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Infusion bag film and infusion bag using infusion bag film |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2534340B2 (ja) | 1996-09-11 |
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