JPH0216493B2 - - Google Patents

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JPH0216493B2
JPH0216493B2 JP57006999A JP699982A JPH0216493B2 JP H0216493 B2 JPH0216493 B2 JP H0216493B2 JP 57006999 A JP57006999 A JP 57006999A JP 699982 A JP699982 A JP 699982A JP H0216493 B2 JPH0216493 B2 JP H0216493B2
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JP
Japan
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lever
spring
gear
winding
base plate
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Application number
JP57006999A
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English (en)
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JPS58125029A (ja
Inventor
Shosuke Haraguchi
Yoichi Tosaka
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP57006999A priority Critical patent/JPS58125029A/ja
Publication of JPS58125029A publication Critical patent/JPS58125029A/ja
Priority to US06/726,183 priority patent/US4629301A/en
Publication of JPH0216493B2 publication Critical patent/JPH0216493B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/42Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカメラ、特に電動巻上げ機構を有する
カメラに関する。
従来、カメラの機構は機能的にはかなりのレベ
ルまで確立されたと言えるが、その機構はそれぞ
れバラバラの部品で構成されており、組立て工程
を考えると完成度の低いものであつた。特に巻上
げ機構におけるスプロケツト、スプール等の組立
てに至つては、カメラの側面から部品を差込んで
おき、そこへ上下方向から軸を通して固定する等
の作業が必要であり、非常にわずらわしいもので
あつた。
本発明の目的は組立て作業の簡単なカメラを提
供せんとするものである。
以下図面を参照して本発明の一実施例を詳述す
る。
第1図は本発明を適用したカメラの内部機構の
概略斜視図にして、Aは撮影レンズ(不図示)の
絞り込みレバーを作動するユニツト、Bは撮影レ
ンズからの光をフアインダー光学系に反射するた
めのミラーを撮影時のみ撮影光路外に退避させる
ミラー作動ユニツト、Cは絞り信号レバーの位置
を決定することによつて撮影レンズ絞り口径を制
御するユニツトであり、図は撮影準備完了状態を
示している。1はユニツトAに固着された永久磁
石を使用した釈放型のマグネツトユニツト、2は
レリーズレバー3に枢着されたアマーチユア、3
は軸3eに軸支され、バネ4によつて反時計方向
に回動付勢されたレリーズレバーで、レバー19
と係合する立上り部3d、緊定レバー5と係合す
る端部3a、緊定レバー25と係合する端部3c
並びに立上り部3dを有している。6は緊定レバ
ー5を反時計方向に回動させるバネ、7は緊定レ
バー5の一端5aと係合する立上り部を有する蓄
勢レバーで、該レバー7の端部7aには連絡レバ
ー9が回転可能に枢着される。8は蓄勢レバー7
並びにミラー跳ね上げレバー11を一体的に反時
計方向に回動させる蓄勢力の強いバネ11は蓄勢
レバー7の軸7bと同一軸に軸支されたミラー跳
ね上げレバーで、該レバー11は連絡レバー9の
一端9aと係合する端部11a並びに自動絞りレ
バー17の立上り部17aに係合する端部11c
を有している。
12は軸12aに軸支されたミラーで、図はフ
アインダー光学系へ撮影像を反射する位置を示し
ている。14はミラー跳ね上げレバー11の回転
途中でレバー11の一端11bと係合するピン
で、該ピン14はミラー12に植設される。15
はミラー跳ね上げレバー11の回転途中で、レバ
ー11の一端11bと係合する立上り部15aを
有する巻上め解除レバーで、該レバー15はバネ
16によつて反時計方向に付勢されている。また
該解除レバー15はバネ66によつて時計方向に
付勢された巻止めレバー65の端部と係合する端
部を有している。18は立上り部17a,17b
を有する自動絞りレバー17に反時計方向の付勢
力を与えるバネ、33は絞り信号レバー、19は
バネ20によつて反時計方向に付勢されたレバー
で、該レバー19の一端にはバネ22の付勢力に
よつて爪駆動レバー21が係合している。40は
ストツプ爪レバーで、該レバー40上にはレバー
21が当接するピン40aが植設される。ストツ
プ爪レバー40は爪駆動レバー21と同軸で回転
可能であり、また該レバー40上には電磁マグネ
ツト24に吸着されるアマチユア23が枢設され
る。
43は撮影レンズの絞り信号レバーで、第1図
では該レバー43は絞り開放位置にあり、バネに
よつて矢印方向、つまり小絞り方向に付勢されて
いる。33はレバー43に係合する絞り信号レバ
ー、32は該絞り信号レバー33上に植設された
ピンで、該ピン32はギヤ29と連結レバー28
の夫々に回転可能に固着されている。35は絞り
信号レバー33に植設されたピンで、該ピン35
はユニツトcの地板に設けられた穴34に遊嵌さ
れる。26は一端が連結レバー28に回転可能に
枢着され、他端26aが緊定レバー25の端部2
5aと係合するレバー、27はレバー26に反時
計方向の回動力を付与するバネ、36,37,3
8はギヤ、39はストツプホイール、30はギヤ
29に固着されたレバー、31はレバー30の一
端に固着されたブラシ、42は基板41上に設け
られたクシ歯状の導電性パターン、44はストツ
プ爪レバー40に時計方向の回転力を付勢するバ
ネ、101は露光用穴101aを有する地板、1
03a,103b,103cはシヤツタ先羽根
で、これらはアーム106,107に回動可能に
軸支される。
102a,102b,102cはアーム10
4,105に回動可能に軸支されたシヤツタ後羽
根である。尚アーム104,107は不図示のバ
ネによりそれぞれ時計方向に付勢されている。1
10はその一端がアーム104の一端104bに
係合する後羽根緊定レバーである。尚アーム10
7にも同様な先羽根緊定レバー(不図示)が設け
られている。111はレバー110に反時計方向
の付勢力を与えるバネ、108はアーム104に
植設されたピン104a、アーム107に植設さ
れたピン107aに係合するチヤージレバーで、
該レバー108は不図示のバネにより反時計方向
に付勢されている。109は後羽根制御用電磁マ
グネツトで、該マグネツト109は励磁状態とな
つた時緊定レバー110の一端110aをバネ1
11に抗して吸引する。SW5は常開スイツチ、
SW4―1,SW4―2は巻上めレバー65によ
り開閉されるスイツチでSW4―1はカウントス
イツチ並びにモータ通電解除スイツチで、SW4
―2はブレーキスイツチである。50は巻上げモ
ータ、51は先端が不図示のフレキシブル基板に
差し込まれたモータ接片、52はスリツプメカを
構成する1番ギヤフリクシヨンバネ、53はワツ
シヤ、54は1番ギヤ、55は2番ギヤ、56は
3番ギヤ、57は4番ギヤ、58は5番ギヤ、5
9は巻上ギヤ、67は緊定ワツシヤ、60は切り
欠きギヤ、61はセクタギヤ、77はバネ78に
よつて反時計方向の付勢力が与えられた連絡レバ
ー、62はレバー77に習接するコロ、79はメ
インチヤージレバー80に習接するコロ、88は
ストツパ、63は巻上げ軸、64は巻上めギヤ
で、該ギヤ64は巻上めレバー65と係合する切
欠き部64―a並びにミラー解除レバー70に係
合する突起64―bを有している。86はバネ8
7によつて時計方向の回動力が付勢されたミラー
解除部材、71は巻止めギヤに噛合したスプロケ
ツトギヤ、72はアイドルギヤ、73はスプール
ギヤ、74はスプールフリクシヨンバネ、75は
スプールで、該スプールの外周にはオートローデ
イング用の摩さつゴム76が設けられている。6
9はグランドに接続されており、前記スイツチ
SW4―1とSW4―2との接点を構成し、偏心
によりタイミング調整可能となつている。
66は巻止めレバー65に時計方向の回動力を
与えるバネ、90はスプロケツト軸、91はスプ
ロケツト、92はスプロケツトバネ、93はスプ
ロケツト軸90の切欠き部90aに係合するRロ
ツクレバー、94はRロツクレバー軸受、95は
Rロツクレバーバネ、83はレバー19のカム部
19aと係合するピンで、レバー80上に植設さ
れる。84はメインチヤージレバー80を時計方
向に付勢するバネ、85はピン85aを有する
AEチヤージレバーである。
第2図は第1図示カメラの一部で、ユニツトに
構成された巻上げ機構の下部断面図にして、12
1は巻上げ下地板、122は巻上げ下地板、
123,124はビス、125はクラツチビス、
126は緊定ワツシヤ、127はチヤージコロ
軸、128は緊定ワツシヤである。ここでニツト
化された巻上げ機構の組立手順について簡単に説
明する。
まず巻上げ下地板121と巻上げ下地板1
22により減速ギヤ列等をはさみ込み数点の部品
は外部にビス止めまたはカシメにより固定し、ビ
ス123により本体に取付ける。
モータ50は軸受部500が巻上げ下地板1
21の位置決め用孔に嵌合して位置決めされ、ビ
ス124で取付ける。尚1番ギヤ54の外径は巻
上げ下地板121の位置決め用孔より小さいの
で、フリクシヨンバネ52、ワツシヤ53、緊定
ワツシヤ67,68、1番ギヤ54はモータ50
が前述の様に取付けられる前にモータ50に取付
け可能となつている。またこの時スプール75b
は先に取付けておく必要がある。その後スプール
75c、スプール75a、摩擦ゴム部材76を取
付けることによつてスプール部は完成する。2番
ギヤ55を初めとした減速ギヤ列は第2図に省略
されているものもすべて巻上げ下地板121に
一体に設けられた軸へ落とし込むことによつて取
り付ける。コロ軸61aはセクタギヤ61にイン
サートする。
巻上げ軸63は巻上げ下地板121に嵌合さ
せ、かつ巻上げギヤ59にインサートする。尚こ
れはビス止めでも固定可能である。また突起59
bは巻上げ下地板122を利用した巻上げ軸6
3の倒れ止めである。
第1図の説明で示したRロツクレバー軸受94
は巻上げ下地板121の軸に落とし込むことに
より装着する。Rロツクレバーバネ95も軸受9
4を装着した軸に落とし込み、最終的に巻上げ下
地板122で押え込むことによつて取り付け
る。スプロケツト軸90は緊定ワツシヤ89を組
込んだ後、スプロケツトバネ92を入れて、巻上
げ下地板121の嵌合部に差込む。その後地板
の反対側からスプロケツト91を取り付け、クラ
ツチビス125をスプロケツト91のクラツチ用
切欠き91aからスプロケツト軸90に取付け
る。こうすることによりスプロケツト91も固定
され、同一ユニツトとして構成される。尚スプロ
ケツト軸90の倒れ止めは巻上げ下地板122
を利用する事により可能である。また前工程とし
て巻上げ下地板122には連絡レバー77と連
絡レバー軸128をカシメることにより取付けて
おく。78は連絡レバー戻しバネ、127はチヤ
ージコロ軸、128は緊定ワツシヤである。
前述したようにして部品を組込んだ巻上げ下地
板121に巻上げ下地板122をかぶせるこ
とにより、巻上げ下面ユニツトが完成する。第2
図に於ては2ヶの地板の結合は嵌合部121aを
圧入嵌合する事により固定している。この固定方
法についてはその他熱カシメビス締め等種々の方
法が考えられる。
以上のようにして構成された巻上げ下面ユニツ
トは、スプロケツト部及びスプール部の巻上げ下
地板121と本体120の嵌合する穴径はそれ
ぞれスプロケツト、スプールの最大外径部より大
きくなつているため本体へ下から容易に差込むこ
とが可能である。巻上げ下面ユニツトの位置決め
は、本体120と巻上げ下地板121の嵌合部
3ヶ所のうちの2ヶ所を使うかまたは別に位置決
めを設けるかによつて容易に行なうことが可能で
ある。本実施例において特徴的なことは、巻上げ
下地板121に複数の伝達歯車を回転自在に支
持するための中心軸を一体成形したことであり、
これにより各伝達歯車の軸間距離の精度が著しく
向上した。しかも、今まで軸間距離の精度をなか
なか向上させることのできなかつたモータ50の
出力ギヤとしての1番ギヤ54と、それと噛合す
る2番ギヤ55との軸間距離を高精度することが
できた。すなわち、モータ50の軸受部500が
嵌入され位置決めされる上記位置決め用の孔と、
2番ギヤ55が位置決めされる上記中心軸と、を
同じ巻上げ下地板121に一体成形したことに
より、両ギヤの軸間距離は正確に出すことができ
た。
又、上記2番ギヤ55等が位置決めされる中心
軸は、巻上げ下地板122の孔にその先端の嵌
合部121a等が嵌入されることによつて支持さ
れるが、この巻上げ下地板122が巻上げ下地
板121に対して平行移動して、該中心軸が全
て傾くことは防止されている。すなわち、巻上げ
下地板122は本体120の複数の支持柱とビ
ス123により固定されており、巻上げ下地板
121に対して平行移動しずらいようにしてい
る。又、この本体120の支持柱の位置精度は、
本体120と巻上げ下地板121とが孔とそれ
に嵌合する突起部との関係で位置決めされている
ので、高精度化できる。
また連絡レバー77には比較的大きな力が加わ
るが巻上げ下地板122をビス123により本
体120に固定しているため強度的にも信頼性の
有るものと言える。
この状態で不図示の巻上げ上面ユニツトを取付
ければ、巻上げ機構は完成する。
第2図に於てはカメラ本体の上面構造も省略し
ている。
以下簡単に不図示の巻上げ上面ユニツトとの関
係について説明する。モータ軸受50bは不図示
の位置決め用部材と嵌合する。またモータ接片5
1は不図示のフレキに設けたパツドに差込まれ給
電可能となる。スプールの切欠き75dは第1図
に示すスプールフリクシヨンバネ74の突起が係
合する。スプロケツト軸90の先端は二方取り9
0aになつており第1図のスプロケツトギヤ71
に回転を伝えるための不図示のスプロ回転体をビ
ス締めで固定する。巻上げ軸63の先端も二方取
り63aになつており第1図の巻止めギヤ64に
回転を伝える構造にしてビス締めする。
次に上記構成にかかるカメラの動作について説
明する。レリーズボタン(不図示)が撮影者によ
つて押されると、公知の制御回路によりマグネツ
トユニツト1のコイルに電流が流れ、アマチユア
2への吸着力は消失する。このためレリーズレバ
ー3はバネ4によつて軸3eを中心に反時計方向
に回転し、まずレバー19とレリーズレバー3の
立上がり部3dとの係合がはずれる。同時にユニ
ツトBの緊定レバー5が3a部によつて押され、
ユニツトcの緊定レバー25が3c部で押される
ので、緊定レバー5はレリーズレバー3によつて
バネ6に抗して時計方向に回転し、蓄勢レバー7
と5a部の係合がはずれる。蓄勢レバー7と緊定
レバー5との係合がはずれると、蓄勢レバー7は
強いバネ8によつて反時計方向に回転し、またミ
ラー跳ね上げレバー11も一体的に反時計方向に
回転する。該ミラー跳ね上げレバー11の11b
部は、回転途中でミラー12に植設されたピン1
4に係接し、これを押し上げるため、ミラー12
は矢印方向に回転し撮影光路上から退避する。ま
たレバー11の11b部は回転途中で巻止め解除
レバー15の一端15a部とも係接し、これを押
し上げるため巻止め解除レバー15はバネ16に
抗して時計方向に回転し、巻止めレバー65をバ
ネ66に抗して時計方向に回転させる。
一方レリーズレバー3の回動によつて係合のは
ずれたレバー19はバネ20によつて反時計方向
に回転する。ユニツトcの爪駆動レバー21は、
バネ22によつて反時計方向に附勢されているの
で回動を阻止していたレバー19が前述の様に逃
げると、爪駆動レバー21はストツプ爪レバー4
0に植設されたピン40aに当たるまで回転す
る。尚ストツプ爪レバー40は爪駆動レバー21
と同軸で回転可能であるが、枢設されたアマチユ
ア23が、電磁マグネツトに吸着されているた
め、爪駆動レバー21がピン40aを押しても回
転はしない。レリーズレバー3が緊定レバー25
をバネに抗して時計方向に回転させると、前記レ
バー26と緊定レバー25の端部25aとの係合
関係が解除され、レンズ絞り信号レバ43の力に
より、絞り信号レバー33は下に押し下げられ、
ギヤ29、連結レバー28を介してレバー26が
バネ27に抗して時計方向に回転する。
ギヤ29の回転はギヤ36,37,38を介し
てストツプホイール39に伝えられる。またギヤ
29に固着されたレバー30、ブラシ31もギヤ
29と共に回動し、ブラシ31は基板41上にク
シ歯状パターン42上を摺動して行く。クシ歯状
パターン42のパターン上をブラシ31が通過す
ると、この移動量がパターンに加えられた電圧の
変動、即ちパルスとして検出され、公知の制御回
路によりこのパルスがカウントされ、カウントし
た数が、あらかじめ演算されている適正な絞り値
に対応する数に達すると、電磁マグネツト24の
コイルに加えていた電流が遮断される。このため
ストツプ爪40は電磁マグネツト24による拘束
がなくなるため爪駆動レバー21、ピン40aを
介してバネ22により、バネ44に抗して反時計
方向に回転し、その40b部がストツプホイール
39に係接し、ストツプホイール39の回転を停
止させる。
一方ミラー跳ね上げレバーの他端11c部はユ
ニツトAの自動絞りレバー17の立上り部17a
を押すため、自動絞りレバー17は前記絞り信号
レバーの動きに随半し、かつバネ18に抗して時
計方向に回転する。そのとき自動絞りレバー17
の他端17bは不図示のレンズのレバーを押すた
め、撮影レンズは前述の様にして絞り信号レバー
33によつて決定された絞り値まで絞り込まれ
る。蓄勢レバー7の一端7cは後述するシヤツタ
ーのチヤージレバーをチヤージ完了状態に押えて
いるが、反時計方向に回転することによつてチヤ
ージレバーの作動範囲外に退避し、シヤツター緊
定マグネツトの作動により羽根走行が可能な状態
となる。
公知の制御回路によりレンズの絞り込みに十分
な時間たつた後シヤツターの作動が始まる。
即ち、先羽根緊定レバー(不図示)の近傍にあ
る先羽根電磁マグネツト(不図示)に通電される
と、先羽根緊定レバーは先羽根電磁マグネツトに
吸着され、アーム107との係合を解除する方向
に回転し、アーム107は前記バネにより時計方
向に回転し、先羽根102a,102b,102
cは露光用窓101aから退避し、フイルム(不
図示)の露光が開始される。公知の制御回路によ
り先羽根電磁マグネツトに通電されてから適正シ
ヤツター秒時を得る時間経過すると後羽根用電磁
マグネツト109のコイルに通電され後羽根緊定
レバー110の一端110aは後羽根用電磁マグ
ネツト109に吸引され、バネ111に抗して時
計方向に回動する。従つてアーム104との係合
は解除されアーム104は前記バネにより時計方
向に回動し後羽根が露光用窓101aを覆いフイ
ルムの露光を終了する。また、アーム104の一
端104bはその作動終了直前に常開スイツチ
SW5を押し、閉成させる。
このときスイツチSW4―1,SW4―2は巻
止めレバー65によりオフの状態になつているの
で巻上げモーター50への通電が開始される。モ
ータ50が回転すると1番ギヤ54、2番ギヤ5
5、3番ギヤ56、4番ギヤ57、6番ギヤ58
を介して減速され、その減速された回転力は巻上
げギヤ59に伝達される。巻上げギヤ59に回転
力が与えられると、この回転力は前板チヤージ系
とフイルム給送系の夫々に伝えられる。まず、前
板チヤージ系について説明する。巻上げギヤ59
が回転すると切り欠きギヤ60を介してセクター
ギヤ61が回転する。
連絡レバー77はコロ62により作動し、コロ
79を介してメインチヤージレバー80をチヤー
ジする。所定量のチヤージが完了すると、巻上げ
ギヤの切欠部59―aと連絡レバー戻しバネ78
により連絡レバー77、セクターギヤ61、切欠
きギヤ60は逆転しストツパ88で規制された初
期位置まで戻る。
次にフイルム給送系について説明する。巻上げ
ギヤ59の回転は巻上げ軸63を介し、巻止めギ
ヤ64に伝えられる。この時先に述べたように巻
止めレバー65は切欠き部64―aとの係合を解
除されているため巻止めギヤ64は回転する。
巻上げの初工程に於て突起64―bによりミラ
ー解除レバー70を介してミラー解除部材86を
作動させてミラーダウンさせる。巻止めギヤ64
の回転はスプロケツトギヤ71に伝えられ、不図
示のクラツチ機構を介し、スプロケツトを回転さ
せる。次に、アイドルギヤ72を介しスプールギ
ヤ73を回転させる。スプールギヤ73にはスプ
ールフリクシヨンバネ74が取付けられており、
これを介しスプール75を回転させる。
1駒巻上げ終了より少し前に巻止めレバー65
は巻止めバネ66により巻止めギヤ64のカム面
64―cに添い、SW4―1をオンさせモーター
通電を停止させる。しかし、その後もモータ50
は慣性で回り続けるため、SW4―2がオンしモ
ータ50に電気的にブレーキをかける。その後巻
止めレバー65は巻止めギヤ64の切欠き部64
―aに係合し、所定量のフイルム巻上げを完了す
る。
フイルム所定駒数撮影終了後フイルム巻戻し時
にスプロケツト軸90を上方へ押込むとRロツク
レバー93がスプロケツト軸90の切欠き部90
aに係合する。この状態で外力を除去するとスプ
ロケツトバネ92が緊定ワツシヤ89を介してス
プロケツト軸90を押し下げる。
この時Rロツクレバーバネ95はスプロケツト
バネ92よりも弱いため縮められる。そしてRロ
ツクレバー軸受94が所定位置に設けられた不図
示のストツパに規制される位置で止まる。
この状態において不図示のクラツチ機構により
スプロケツトギヤ71とスプロケツト91の連結
は解除されている。この状態ではスプロケツトは
フリーな状態となつているため、フイルム巻戻し
可能である。
Rロツクレバー93は解除部93aと解除部9
3bを有しそれぞれ切欠きギヤ60の突起60―
a及び連絡レバー77の解除部77aによりRロ
ツクレバー93を解除するクラツチリセツト機構
である。これらの解除部はRロツクレバーがセツ
トされた時のみ作動する。突起60―aは巻上げ
完了時逆転して初期位置に戻る時に解除部93a
を押し、Rロツクレバー93とスプロケツト軸9
0の係合をはずす。また巻上げ初期に於て連絡レ
バー77の解除部77aにより解除部93bを押
し、Rロツクレバー93とスプロケツト軸90の
係合をはずす。この2種のRロツクレバー解除方
式によりスプロケツトクラツチリセツトタイミン
グを早めている。
更にユニツトA,B,C並びにシヤツターのチ
ヤージ動作について説明する。前述のコロ79に
よりメインチヤージレバー80はバネ84に抗し
て反時計方向に回動する。メインチヤージレバー
80の一端に設けられたピン83はレバー19の
カム部19aを押しバネ20に抗してレバー19
を時計方向に回転させる。爪駆動レバー21はレ
バー19の回動によりバネ22に抗して時計方向
に回動する。ストツプ爪レバー40は、バネ22
による付勢がなくなるため、バネ44によつて時
計方向に回動しようとするが、ストツプホイール
にはまだレンズの絞り信号レバーによる力が働ら
き、40a部と喰い付いているため回動はしな
い。メインチヤージレバー80がさらに回転する
と、レバー80にあらかじめ定められた力をプリ
セツトされて取付けてあるバネ82がメインチヤ
ージレバー80と同軸上に軸支されているAEチ
ヤージレバー85に植設されたピン85aと当接
し、メインチヤージレバー80とAEチヤージレ
バー85は一体的に反時計方向に回動を続ける。
AEチヤージレバー85の一端85bはレバー2
6を押圧し、これを反時計方向に回動させる。そ
れに従つて連結レバー28を介してギヤ29も反
時計方向に回動し、絞り信号レバー33はレンズ
絞り信号レバー43を元の絞り開放位置まで押し
上げる。またストツプホイールもストツプ爪40
の40b部とのくい付きを解除する方向に回転す
るため、ストツプ爪レバー40はバネ44により
時計方向に回動しアマチユア23は、電磁マグネ
ツト24に圧着される。さらにメインチヤージレ
バー80が回動すると、AEチヤージレバー85
は動かないため、バネ82に加わる力がプリセツ
トされている力を越え、たわんでメインチヤージ
レバー80の行き過ぎ量を吸収する。またメイン
チヤージレバー80には、同じようにある一定の
力でプリセツトされているバネ81が取付けられ
ていて、レリーズレバー3の一部3bを押し、バ
ネ4に抗してレリーズレバー3を時計方向に回動
させる。
一方ユニツトBでは前述のように巻上げ初期に
おいてミラー解除レバー70が、クイツクリター
ンレバー86をバネ87に抗して押すため、クイ
ツクリターンレバー86の他端が連結レバー9の
9b部を押し、レバー9を反時計方向に回動させ
る。そのため連結レバー9の9a部とミラー跳上
げレバー11の11a部との係合は解除され、ミ
ラー跳ね上げレバー11はバネ13により時計方
向に回動し、それに従つて巻止め解除レバー15
はバネ16によつて、またミラー12は不図示バ
ネによつて、更に自動絞りレバー17はバネ18
によつて図に示される元の位置にすみやかに復帰
する。そのため絞り込まれていたレンズも絞り信
号レバー33の開放位置の復帰を待たずに絞りは
開放になる。また、巻止めレバー65もバネ66
によつて、時計方向に回転するが、すでに巻止め
ギヤ64が回転しているため切欠部64―aに係
合せず、端部は巻止めギヤ64の外周面に摺動す
る。
メインチヤージレバー80は、チヤージ行程で
蓄勢レバー7の一端を押し、蓄勢レバー7はバネ
8に抗して時計方向に回動する。このとき蓄勢レ
バー7の一端7cはシヤツタチヤージレバー10
8を時計方向に回動させるためピン104a,1
07aを介してアーム104,107は不図示バ
ネに抗して左旋し、それぞれの羽根緊定レバーと
係合し、さらにわずかに左旋したところで止ま
る。シヤツター羽根もそれぞれ原位置に復帰す
る。連結レバー9もバネ10によつてミラー跳ね
上げレバー11と再び係合する。このときレリー
ズレバー3がバネ81によつて右旋し、アマチユ
ア2はマグネツトユニツト1に圧着され、吸引さ
れる。さらにメインチヤージレバー80は回動す
るが、バネ81がたわむことによつて吸収され
る。そして緊定レバー5、緊定レバー25も元の
係合関係に復帰する。巻上げが終了すると、連絡
レバー77はバネ78によつて左旋し、メインチ
ヤージレバー80もバネ84により図の位置まで
復帰し、AEチヤージレバー85はピン85aが
メインチヤージレバー80の80a部に押されて
復帰し、第1図示の撮影準備状態になる。なおこ
のときアーム104,107は羽根緊定レバーで
はなくチヤージレバー108によつて保持されて
いるため、シヨツク等で羽根緊定レバーがふらつ
いても、シヤツタ羽根が走行してしまうことはな
い。
以上説明したように本発明では巻上げ機構をユ
ニツトに構成したことによりカメラ本体への組込
み時非常に簡単に組込むことが可能であり組立て
作業時間が短縮し、ひいてはカメラのコストが低
減する等その効果は大なるものがある。
又、本発明は巻上げモータの出力歯車と伝達歯
車との軸間距離を高精度化できると共に、地板に
負荷が与えられても軸間距離の高精度を維持する
ことができる安価なユニツト機構を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカメラの内部機構の斜視
図、第2図は本発明の巻上げ下面ユニツトの断面
図である。 図において、75…スプール、91…スプロケ
ツトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電動巻上げ機構を有するカメラにおいて、 少なくともスプール内に配置される巻上げ用モ
    ータ及び複数の伝達歯車を、第1の地板及び第2
    の地板によつてユニツト構成にするものであつ
    て、 前記第1の地板には、前記巻上げ用モータの軸
    受け部が嵌入される孔と、 前記複数の伝達歯車を回転自在に支持するため
    であつて、少なくとも前記モータの出力軸に固定
    された出力歯車と噛み合う伝達歯車を回転自在に
    支持する中心軸を含む複数の中心軸と、 カメラ本体との位置決めのためのものであつ
    て、該カメラ本体の孔もしくは突起部に嵌合する
    突起部もしくは孔と、が全て一体に形成され、 前記第2の地板には前記複数の中心軸の先端部
    が嵌入される複数の孔が形成され、 前記カメラ本体には複数の支持柱が形成され、
    この複数の支持柱により該カメラ本体と前記第2
    の地板とを固定手段により固定したことを特徴と
    する電動巻上げ機構を有するカメラ。
JP57006999A 1982-01-20 1982-01-20 電動巻上げ機構を有するカメラ Granted JPS58125029A (ja)

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JP57006999A JPS58125029A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 電動巻上げ機構を有するカメラ
US06/726,183 US4629301A (en) 1982-01-20 1985-04-23 Camera having a motor winding mechanism

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JPS58125029A JPS58125029A (ja) 1983-07-25
JPH0216493B2 true JPH0216493B2 (ja) 1990-04-17

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