JPH02164895A - ヌクレオシド誘導体の製造方法 - Google Patents

ヌクレオシド誘導体の製造方法

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JPH02164895A
JPH02164895A JP63320046A JP32004688A JPH02164895A JP H02164895 A JPH02164895 A JP H02164895A JP 63320046 A JP63320046 A JP 63320046A JP 32004688 A JP32004688 A JP 32004688A JP H02164895 A JPH02164895 A JP H02164895A
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裕右 網野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、イノシンを原料とするヌクレオシド誘導体の
製造方法に関し、詳しくは2′,3′ジデヒドロ−2′
,3′−ジデオキシ−5′−〇アシルイノシンおよび2
′,3′−ジデオキシイノシンの製造方法に関する。
2′,3′−ジデヒドロ−2′,3′ −ジデオキシ−
5′−〇−アシルイノシンは、薬理活性を示す各種物質
の製造中間体として重要である。
また、2′,3′−ジデオキシイノシンは抗ウィルス活
性があることから、医薬への応用が期待される。
〔従来の技術〕
ヌクレオシドを原料とする2′,3′−ジデオキシヌク
レオシドの合成方法のうち、本発明による方法に近い手
段をとるものとして、以下の3例が知られている。
1)  M、J、Robius et al、、Tet
rahedron Lett、 15− 。
367 (1984)、 2)  B、Samuelsson et at、、 
Acta Chem、5cand、+U虹、251 (
1982)、 3)  J、Chattopadhyaya et a
l、、Acta Chem、Rcand、。
R40、251(1982)。
しかし、これらは何れもアデノシン又は保護されたアデ
ノシンを基板としたものであって、イノシンを用いた2
′,3′−ジデオキシヌクレオシドを製造した報告はな
い。
その理由は、亜鉛錯体が接触水素添加の際の触媒毒とな
るほか、生成物の単離精製の際の妨げとなるために効率
のよい除去方法がなかったことによると考えられる。
もう一つの理由は、2′,3′ −ジデヒドロ2′,3
′−ジデオキシイノシン誘導体(III)は、接触水素
添加の際、含水素の溶媒では基質の分解を起こし、これ
を有効に防止する方法がなかったことである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、原料として安価なイノシンを用いて、
反応途中において生成する亜鉛錯体の効率のよい除去方
法を確立し、また、分解物であるヒポキサンチンの副成
の少ない接触水素添加方法を見出すことにより、薬理活
性物質の中間体として重要な2′,3′−ジデヒドロ−
2′,3′ジデオキシイノシンおよび抗ウィルス活性を
有する2′,3′−ジデオキシイノシンを工業的に有利
に製造することができる方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、アデノシンから2′,3′ −ジデオキ
シアデノシンを製造する従来の文献記載の方法をイノシ
ンを原料とする方法に応用することを検討し、更に新た
な検討を加えた結果、工業的にすぐれた2′,3′ −
ジデオキシイノシンの製造方法を見出し、本発明を完成
するに至った。
すなわち、本発明の一般式 で示される2′,3′−ジデヒドロ−2′,3′ジデオ
キシヌクレオシド誘導体の製造方法は、請求項1に記載
のように、一般式 (式中、HXは9位で糖部分に結合しているヒポキサン
チンを、XはCj2.BrまたはIを、R3はHまたは
容易に脱離可能な保護基を、R4はアシル基を、それぞ
れ表す。) で示されるイノシン誘導体を有機溶媒中において、亜鉛
粉末および酢酸存在下に反応させた後、亜鉛錯体を除去
することを特徴とする。
この2′,3′−ジデヒドロ−2′,3′ −ジデオキ
シヌクレオシド(I[[)を、請求項7に記載のように
、Pdの触媒の存在下に接触水素添加した後、加水分解
またはエステル交換反応に付すことにより、一般式 で示される2′,3′ −ジデオキシヌクレオシド誘導
体(IV)が得られる。
この2′、3−ジデオキシヌクレオシド誘導体(IV)
を、イノシンから連続的にかつ工業的に有利に製造する
には、請求項10に記載のように、次の工程に従えばよ
い。
(III) (TV) 式中、R1およびR2は同一または異なる1−アルコキ
シアルキル基または1−アルコキシアリールアルキル基
を、R3,R’、H,、Xは前記と同意義を、それぞれ
表す。
第一工程は、Mengelらの方法(R,Mengel
 etal、、Liebig Anm、Chem、、1
585 (1977)を改良し、ジメチルホルムアミド
(DMF)中、イノシンとトリアルキルオルソアセテー
トを反応させ、2′位、3′位が1−アルコキシアルキ
リデン化、又は1−アルキルアリールアルキリデン化さ
れたイノシン誘導体CI)を得る工程である。ここで、
有機酸としてはトリクロロ酢酸、パラトルエンスルホン
酸等が用いられる。
1−アルコキシアルキリデン化又は1−アルコキシアリ
ールアルキリデン化における、アルコキシ基の炭素数は
1〜12である。例えば、メトキシ又はエトキシ基が採
用される。
1−アルコキシアルキリデン基のアルキリデン基は、例
えばメチリデンやエチリデン基である。
1−アルコキシアリールアルキリデン基のアリールアル
キリデン基は、例えばベンジリデンである。
このようにして、イノシンから2′位、3′位が1−ア
ルコキシアルキリデン化または1−アルコキシアリール
アルキリデン化されたイノシン誘導体(III)が得ら
れる。
第二工程は、上記イノシン誘導体(III)を有機溶媒
中において有機酸の存在下、又は非存在下にハロゲン化
アシル又は有機酸無水物及びハロゲン化水素と反応せし
め、アシルオキシ基とハロゲン原子を2′位、3′位(
又は3′位、2′位)に導入したイノシン誘導体〔■〕
を製造する工程である。
有機溶媒中に含有する有機酸は、蟻酸、酢酸、プロピオ
ン酸等、炭素数が1〜12の有機酸である。
使用する有機溶媒は、例えばアセトニトリル、ジオキサ
ン、リン酸トリメチル、ジクロルメタン或いは、DMF
等の有機溶媒である。
ハロゲン化アシルのハロゲン原子は例えば塩素、臭素、
又はコラ素である。
前記ハロゲン化アシルのアシル基は、アセチル、ベンゾ
イル等、炭素数は2〜12である。
有機酸無水物を構成する有機酸は、酢酸、プロピオン酸
等、炭素数が2〜12である。有機酸無水物としては無
水酢酸が好適である。
ハロゲン化水素としては、例えば塩化水素、臭化水素、
ヨウ化水素が採用される。
第三工程は、前述したように、アシルオキシ基とハロゲ
ン原子を2′位、3′位(または3′位。
2′位)に導入したイノシン誘導体(n)を有機溶媒中
、酢酸存在下に亜鉛粉末を反応させ、反応終了後、生成
する亜鉛錯体を効率よく除去し、2′,3′−ジデヒド
ロ−2′,3′ −ジデオキシ−5−0−アシルイノシ
ン(I[[)を製造および精製する工程である。
ここで使用する有機溶媒はメタノール、エタノール、ア
セトニトリル、THF 、 DMFあるいはこれらの混
合溶媒である。
また亜鉛錯体の除去は、イオン交換樹脂、吸着樹脂又は
キレート樹脂を用いることにより、あるいは有機溶媒と
水またはキレート剤の水溶液とで分配することにより達
成される。キレート剤としては、エチレンジアミン四酢
酸、シュウ酸、クエン酸、グリコール酸、ポリリン酸な
どの酸またはこれらの無機塩が用いられるが、これらに
限定されることはない。分配の際の有機溶媒としてはク
ロロホルム、ジクロロメタン、アセトニトリル、酢酸エ
チル等が用いられる。
第四工程は、さらに上記の2′,3′−ジデヒドロ−2
′  3′−ジデオキシ−5′−〇−アシルイノシン(
III)を有機溶媒中、Pa−触媒存在下に反応基質の
分解を最小限にし、接触水素添加して、加水分解又はエ
ステル交換反応に対し、2′,3′−ジデオキシイノシ
ン誘導体〔■〕を得る工程である。
有機溶媒としてはメタノール、エタノール、イソプロパ
ツール、アセトニトリル、または酢酸エチル等が採用さ
れる。
接触水素添加のPd−触媒としてはPd炭素、Pd−B
aCO3,Pd−CaCO3等が採用される。
以上の本発明をさらに具体的に説明すると次の通りであ
る。イノシンを用いた1−アルコキシアルキリデン化反
応はDMF中で塩素水素を用いる前記Mengelらの
方法が知られている。しかし、この条件は無水条件を必
要とする他、塩化水素を用いるなど工業的実用性という
観点から見ると困難がある。
本発明者らは反応条件を検討した結果、DMF溶媒中、
有機酸を用いることにより収率よく、2′3′位が1−
アルコキシアルキリデン化又は1アルコキシアリールア
ルキリデン化されたイノシン誘導体(III)が得られ
ることを見出した。
DMF中に含有する有機酸としてはトリクロロ酢酸など
のカルボン酸類、又はパラトルエンスルホン酸などのス
ルホン酸類が好ましい。またパラトルエンスルホン酸の
場合反応は10モル%以下の触媒量で進行する。
これらの有機酸類はDMFを減圧留去後、酢酸エチル等
の有機溶媒を加えると、生成物が難溶性なために、ろ過
によって除くことができ、不純物のない2′,3′位が
1−アルコキシアルキリデン化又は1−アルコキシアリ
ールアルキリデン化されたイノシン誘導体(III)が
容易に得られる。
ここで、アルコキシ基の炭素数は1〜12の範囲であれ
ば、特に限定されない。すなわち、メトキシ、エトキシ
、プロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオ
キシ等がある。これらのうち、メトキシ、エトキシが経
済上の点がら特に好ましい。また、アルコキシアルキリ
デン基のアルキリデン基は実用上の観点から、メチリデ
ン又はエチリデン基が好んで用いられる。更に、アリ−
)L/ 7 /L、 キリデン基等の場合においては、
ベンジリデン等が実用的である。
次に、イノシン誘導体(1)は、有機溶媒中、有機酸の
存在下、ハロゲン化アシルと、又は有機酸無水物及びハ
ロゲン化水素と反応せしめることにより、アシルオキシ
基とハロゲン原子を2′位。
3′位(又は3′位、2′位)に導入したイノシン誘導
体(II)に導かれる。
ここで有機溶媒としてはアセトニトリル、ジオキサン、
リン酸トリメチル等が好ましい。有機溶媒中に含有せし
める有機酸の炭素数は1〜12の範囲であれば酢酸、プ
ロピオン酸、酪酸等のいずれであってもい。その中でも
蟻酸、酢酸の使用がより好ましい。この時、有機酸は存
在しなくとも、反応は収率よく進行するが、より長い反
応時間を必要とする。
次に、反応試薬の一つとして用いられるハロゲン化アシ
ルのハロゲン原子は塩素、臭素又はヨウ素のいずれも使
用可能である。又、ハロゲン化アシルのアシル基は炭素
数が2〜12の範囲であれば、特に限定されない。例え
ばアセチル、プロピオニル、オキサリル、マロニル、ベ
ンゾイル、トリオイル等がある。このうちアセチル基や
ベンゾイル基が最も好ましい。
同じく、反応試薬の1つである有機酸無水物については
、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸等が使用可能
であるがこのうち、容易に入手でき、反応効率もよい無
水酢酸がより好ましい。
更に反応試薬となるハロゲン化水素は、塩化水素、臭素
水素又はヨウ化水素のいずれかが用いられる。この場合
、ハロゲン化水素はガスで用いられてもよいしこ系中で
製造してもよい。
本発明において用いるハロゲン化アシル又ハ有機酸無水
物とハロゲン化水素の必要量は出発物質である1−アル
コキシアルキリデン化又は1−アルコキシアリールアル
キリデン化されたイノシン誘導体(T)に対して1倍か
ら5倍モル当量用いる。最も好ましくは、3倍から4倍
モル当量である。
ここで用いる反応温度は、一般に、0゛cから75°C
の範囲で用いることができるが最も好ましくは0°Cか
ら2σ°Cである。
また反応時間は温度により異なるが、15°Cから20
°Cにおいては0.5時間が3.0時間が好ましい 次に、アルキルオキシ基とハロゲン原子が2′位、3′
位(又は3′位、2′位)に導入されたイノシン誘導体
〔■]を有機溶媒中、酢酸の存在下、亜鉛粉末を反応さ
せ、2′,3′−ジヒドロ2′,3′ジデオキシ−5′
−〇−アシルイノシン誘導体[11[]を製造する方法
およびこの反応後の亜鉛錯体除去の方法について述べる
。後に記す接触水素添加反応の際に亜鉛錯体の混在は、
水素添加反応を著しく阻害する他、亜鉛錯体は水で処理
した場合、ゲル状の水酸化亜鉛となり生成物の精製を著
しく困難にするため、亜鉛錯体の効率のよい除去は不可
欠である。
反応の有機溶媒としては、メタノール、エタノール、ア
セトニトリル、THF 、 DMF等を用いることがで
きる。また亜鉛粉末、酢酸の代わりに亜鉛銅試薬を用い
ることもできる。亜鉛粉末は基質に対し2〜3倍当量、
酢酸は同じく2〜3倍当量用いることが望ましく、反応
は室温下、15分から2時間で完結する。
反応終了後、有機溶媒を除去して得られた残渣の精製法
としては次に述べるいくつかの方法が可能である。
残渣をアンモニア水に溶解し、吸着樹脂(例えば5P−
207三菱化成■製)を用い、アンモニア水メタノール
で溶出し、精製する方法がある。この場合5′−アシル
基を除去した2′,3′ −ジデヒドロ−2′,3′ 
−ジデオキシイノシンを精製に付すこともできる。) 残渣をメタノールに溶解し、キレート樹脂(例えばCR
−10三菱化成■製)を用い、メタノールで溶出し精製
する方法もある。キレート樹脂を用いる方法としてはバ
ッチ式の方法も可能である。
さらに簡便な方法としては、有機溶媒と水で分配するこ
とにより精製することもできる。有機溶媒としてはクロ
ロホルム、ジクロロメタン等が適している。また抽出法
としては有機溶媒としてアセトニトリル、Tl(F 、
酢酸エチル等の溶媒を水層としてキレート剤の水溶液を
用いる方法がすぐれている。この方法によると有機層に
亜鉛錯体の含まれない2′,3′ −ジデヒドロ−2′
  3′ジデオキシイノシン〔■〕が定量的に回収され
る。
キレート剤として、たとえばEDTA−2Naの水溶液
は使用前にEDTAと水酸化ナトリウム等の塩基とから
使用直前に調製し、中性から酸性にて使用することが望
ましい。
このようにして得た2′,3′ −ジデヒドロ2′,3
′−ジデオキシ−5′−〇−アシルイノシン(I[[)
を接触水素添加し、2′,3′−ジデオキシイノシン(
IV)を得る工程について述べる。
2′  3′−ジデヒドロ−2′  3′−ジデオキシ
−5′−〇−アシルイノシン(II[)および、生成物
の2′,3′−ジデオキシ−5′−〇−アセチルイノシ
ン(IV)は、著しく酸に対して不安定であるので、反
応系は常に中性から塩基性に保たれなければならない。
さらに、反応溶媒への水の混入がPd−触媒による接触
水素添加時に、基質の分解を著しく促進することが判明
した。
従って、反応の除用いる有機溶媒としてはメタノール、
エタノール、イソプロパツール、アセトニトリル、ある
いは酢酸エチルなどの非水系の溶媒を用いることが望ま
しい。
Pd・触媒としては、Pd−炭素を始め、二重結合の水
素添加のためには一般に活性が低いとされているPd−
BaCO3,Pd−CaCO3等が適している。これら
を用いた場合、系中への水の混入はPd−炭素の場合と
比べて小さいことが明確となった。工業的には大規模な
操作を行なう場合にはPd−BaCa3 、PdCaC
O3等の引火の恐れのない触媒の使用が望ましい。
反応速度は、触媒の活性により異なるが、Pd含量とし
て5〜30mo1%(基質(II)に対して)の触媒添
加で、反応は室温、水素気流下に1〜6時間で完結する
次に各種Pd触媒を用いた場合、水が混在した場合のこ
の反応におけるヒポキサンチンの生成量についての実験
結果を表1に示す。非水系の条件がヒポキサンチンの生
成を押さえるとかわかる。
反応は精製した2′,3′ −ジデヒドロ−2′3′−
ジデオキシ−5′−〇−アセチルイノシン15.0mg
を用いエタノール2 ml中で行ない、液体クロマトグ
ラフィーにて、原料の2′,3′−ジデヒドロ−2′ 
 3′−ジデオキシ−5′−〇−アセチルイノシン生成
物の2′,3′−ジデオキシイノシン(III)および
ヒポキサンチン(HX )の量を測定した。
〔実施例〕
以下、実施例に基づき本発明を説明する。
実施例1 (1)イノシン20.0g (74,6m moI!、
)を[1MF 70戚に懸濁させ、トリメチルオルソア
セテ−目4.2戚(1,5当量、 111.8 m m
offi )とトリクロロ酢酸18.3g (1,5当
量、 111.8 m mo!!、)を加えた。室温で
12時間攪拌した後、反応液を約20dまで濃縮し、酢
酸エチル150雌を加え攪拌した。不溶の固体を3取し
て2’ 、3’ −0−(1−メトキシエチリデン)−
イノシン23.4g (72,2m moffi。
収率96.8%)を白色粉末として得た。生成物の3(
10MHz NMRおよびFAB−MSスペクトルは、
本品の構造を支持した。
(2)イノシン10.0g (37,3m moj2 
)をDMF 25m2に懸濁させ、トリメチルオルソア
セテート7.1戚(1,5当量、 55.9 m mo
乏)とp−トルエンスルホン酸、l水和物710■(0
,1当量、3.71I1moりを加えた。室温で12時
間攪拌した後、反応を液10戚まで濃縮し、酢酸エチル
1(10戚を加え、攪拌した。不溶の固体をろ取して2
′3’ −0−(1−メトキシエチリデン)−イノシン
 11.4g (35,1m mob、収率94.0%
)を得た。
実施例2 2′,3′ −0−(1−メトキシエチリデン)イノシ
ン23.4g (72,2to n+oj2 )をアセ
トニトリル15011+1!に懸濁させ、アセチルブロ
マイド26.711 (5当量、361+wmoI!、
)を室温で15分間かけて滴下した。さらに室温で5時
間攪拌し、均一溶液を得た。NaHCO360,7g 
(722m l1lol>を水1(10戚に懸濁させた
溶液に、先の反応液を15分間かけて滴下した。酢酸エ
チル1(10戚で2回抽出を行ない。有機層を飽和食塩
水で洗い、無水MgSO4で乾燥した後、ろ過、濃縮乾
固して25.9g (62,4Mmol、収率86.4
%)の薄黄色粉末を得た。液体クロマトグラフィーで分
析した所、9− (2’ 、5’−0−ジアセチル−3
′ブロモ3′−デオキシ−β−D・キシロフラノシル)
ヒポキサンチン、9−(3’   5’−0−ジアセチ
ル−2′−ブロモ−2′−デオキシ−β−Dキシロフラ
ノシル)ヒポキサンチンの他に2′3’、5’−トリア
セチルイノシンが約4%存在することが判明した。酢酸
エチルにより再結晶して得た生成物の3(10 MHz
 NMRおよびFAB−MSスペクトルは本島の構造を
支持した。
実施例3 実施例2で得た9−(2′ 5′−O−ジアセチル−3
′−デオキシ−β−D・キシロフラノシル)ヒポキサン
チンと、9−(3’   5’ −〇−ジアセチルー2
′−ブロモー2′−デオキシ−βD−キシロフラノシル
)ヒポキサンチンの混合物8.50g (20,5m 
mof2 )をアセトニトリル25m1とメタノール2
5戚の混合溶媒に懸濁させた。
亜鉛粉末4.0IC;(3当量、 610.4  m 
mof)と酢酸2.58me (2,2当量、 45.
0 m mojl! )を加え、室温で1時間攪拌した
。未反応の亜鉛粉末をセライトを用いてろ過して除き3
液にNaHCa 7.75 g (4,5当量、 92
.3 m mof )を加え溶媒を減圧下に留去した。
残渣をcHcL50mに溶解し、水10mI!。
を加え、撹拌した後、分液した。有機層を無水Mg5O
,で乾燥した後、ろ過、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(1(10
cc、 CHCff、  :MeOH= 10 : 1
. v/vで溶出)で精製して5’−0−アセチル−2
′3′−ジデヒドロ2′,3′ −ジデオキシイノシン
1.96g (7,1m moC収率34.7%)を薄
黄色粉末として得た。生成物の3(10 MHz NM
RおよびFAB−MSスペクトルは本島の構造を支持し
た。
実施例4 実施例3で得た5′−〇−アセチルー2′,3′−ジデ
ヒドロ−2′,3′ −ジデオキシノン5(10mg 
(1,81m mob )をエタノール15mに懸濁さ
せ、30%Pd−BaCO51(10111gを加えた
。水素気流下2時間攪拌した後、触媒をろ過して除き、
溶媒を減圧下に留去した。残渣を液体クロマトグラフィ
ーで分析した所、5’−0−アセチル−2′。
3′−ジデオキシイノシン445 mg (1,60m
 malt 。
収率88.4%)とヒポキサンチン25■(0,18t
nlIloI!、、収率9.9%)が含まれた。精製し
た5′0−アセチル−2′,3′−ジデオキシイノシン
の3(10 M)+2 NMRおよびFAB−MSスペ
クトルは本島の構造を支持した。
実施例5 9− (2’ 、5’−0−ジアセチル−3′ブロモ3
′−デオキシ−β−D−キシロフラノシル)ヒポキサン
チンと!−(3’ 、5’ 、−0−ジアセチル−2′
−ブロモ−2′−デオキシ−β−Dキシロフラノシル)
ヒポキサンチンの混合物1、0 g (2,41m m
of )をアセトニトリル5 mlとメタノール5dの
混合溶媒に懸濁させた。亜鉛粉末473■(3当量、 
7.23 m malt、)と酢酸0.3M(2,2当
量、 5.30 m mo(1)を加え室温で1時間攪
拌した。未反応の亜鉛粉末をセライトを用いてろ過して
除き、ろ液にNaHCO3912m1g (4,5当量
10.85  m mof2 )を加え溶媒を減圧下に
留去した。
残渣にCI(CL40m、水3威を加え攪拌した後、不
溶物をろ過して除き、分液した。有機層を無水Mg5O
,で乾燥後、ろ過、濃縮した。残渣をC)ICI!、。
MeOH(10:  1. v/v )の混合溶媒15
0rdに溶かしシリカゲルカラム(50cc)を用いて
ろ遇した。ろ液を濃縮してからEtOH30d、  3
0%Pd−BaCO51(10■を加えて水素気流下1
2時間攪拌した。触媒をろ過して除き、2N−NaOH
2dを加えて30分間攪拌した。液体クロマトグラフィ
ーによる分析の結果、反応液には2′,3′−ジデオキ
シイノシン255■(1,08m mol、収率44.
8%)とヒポキサンチン6.9■(0,05m moI
!、。
収率2.1%)が含まれた。単離精製した2′,3′ジ
デオキシイノシンの3(10MHzをNMRおよびFA
B−MSスペクトルは、本島の構造を支持した。
実施例6 1− (2’、5’−0−ジアセチル−3′ブロモ−3
′−デオキシ−β−D−キシロフラノシル)ヒポキサン
チンと1−(3’   5’、−0−ジアセチル−21
−ブロモ−2′−デオキシ−β−Dキシロフラノシル)
ヒポキサンチンの混合物1、5 g (3,61m m
offi )を用い実施例3と同様に反応を行ない5′
−〇−アセチルー2′,3′ジデヒドロ−2′,3′ 
−ジデオキシノンの粗生成物を得た。これを5%アンモ
ニア水6−に溶解し、吸着樹脂5p−207を充てんし
たカラム(50cc)を通し1%アンモニア水を流し、
続いて50%メタノールで溶出した。溶離液を50m1
に濃縮した。
溶液中には5′−〇−アセチルー2′,3′−ジデヒド
ロ−2′,3′ −ジデオキシイノシンとアセチル基が
脱保護された2′,3′−ジデヒドロ2′,3′ −ジ
デオキシイノシンが含まれた。
溶液にメタノール30dと10%Pd−カーボン250
■、NaCO35(10lagを加え水素気流下4時間
反応した。触媒をろ過して除き、液体クロマジグラフイ
ーで分析した所、2′,3′ −ジデオキシイノシン2
68■(1,13m mol、収率31.4%)とヒポ
キサンチン93 mg (0,68m mol 、収率
18.8%)が生成した。
実施例7 !−(2’ 、5’ −0−ジアセチル−3′−ブロモ
−3′−デオキシ−β−D−キシロフラノシル)ヒポキ
サンチンと9− (3’、5’ 、−0ジアセチル−2
′−ブロモ−2′−デオキシ−βD−キシロフラノシル
)ヒポキサンチンの混合物の2(10■(0,48m 
mol!、 )を用い実施例3と同様に反応を行ない。
5′−〇−アセチルー2′3′−ジデヒドロ−2′,3
′ −ジデオキシノンの粗生成物を得た。
これにメタノール30戚と少量の酢酸を加え均一溶液と
した。キレート樹脂CR−1010ccを加えて5時間
攪拌した後、樹脂をろ過して除き、30%Pd−BaC
O350■を加え、水素気流下7時間反応した。触媒を
ろ過して除き、2N−NaOH2mlを加え30分間攪
拌した。液体クロマトグラフィーで分析した所、2′,
3′−ジデオキシイノシン73■(0,31m mol
2.収率64.0%)が得られた。
実施例8 9− (2’ 、5’−0−ジアセチル−3′−ブロモ
−3′−デオキシ−β−D−キシロフラノシル)ヒポキ
サンチンと9− (3’、5’、−0ジアセチル−2′
−ブロモ−2′−デオキシ−βD−キシロフラノシル)
ヒポキサンチンの混合物1.0mg (2,4m mo
I!、)を用いて実施例3と同様の反応を行ない。5′
−〇−アセチルー2′3′−ジデヒドロ−2′,3′ 
−ジデオキシイノシンの粗生成物を得た。これをアセニ
トリル30戚と酢酸エチル15戚の混合溶媒に溶かし、
FDTA2−ナトリウム水溶液10戚(3当量、 7.
23 mmop、)で洗った。水層をアセトニトリル1
0戚と酢酸エチル5Idの混合溶媒で抽出した後、得ら
れた有機層をEDTΔ−2−ナトリウム水溶液5戚(1
当量、  2.41 m moffi )で洗った。有
機層を濃縮乾固した後残渣をメタノール30m2に溶か
し、これに30%Pd−CaCO32(10111gと
NaHCO31(10rngを加えて水素気流下に6時
間反応した。触媒をろ過して除き2N−NaOH4ml
、を加えて、30分間攪拌した後、液体クロマトグラフ
ィーで分析した所、2′,3′−ジデオキシイノシン4
69■(1,99mmor!、、収率82.4%)とヒ
ポキサンチン51■(0,38m mai!、収率15
.6%)が得られた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、安価なイノシン
を原料として、薬理活性物質の重要な製造中間体である
2′,3′ −ジデヒドロ−2′3′−ジデオキシヌク
レオシド誘導体および抗ウィルス活性を有する2′,3
′ −ジデオキシヌクレオシド誘導体を高い純度と収率
で工業的に有利に製造することができる。
手 続 補 正 書 昭和63年特許願第32(1046号 2、発明の名称 ヌクレオシド誘導体の製造方法

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼(II) (ただし、式中、H_xは9位で糖部分に結合している
    ヒポキサンチンを、XはCl、BrまたはIを、R^3
    はHまたは容易に脱離可能な保護基を、R^4はアシル
    基を、それぞれ表す。) で示されるイノシン誘導体を有機溶媒中において、亜鉛
    粉末および酢酸存在下に反応させた後、亜鉛錯体を除去
    することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ただし、式中、H_xおよびR^3は前記と同意義で
    ある。) で示される2′,3′−ジデヒドロ−2′,3′−ジデ
    オキシ−ヌクレオシド誘導体の製造方法。
  2. (2)有機溶媒として、メタノール、エタノール、アセ
    トニトリル、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミ
    ドまたはこれらの2以上の混合溶媒を用いて実施する請
    求項1の製造方法。
  3. (3)亜鉛錯体の除去方法として、イオン交換樹脂、吸
    着樹脂またはキレート樹脂を用いて一般式(III)のヌ
    クレオシド誘導体を精製する請求項1の製造方法。
  4. (4)亜鉛錯体の除去方法として、有機溶媒と水または
    キレート剤の水溶液とで分配を行ない、一般式(III)
    のヌクレオシド誘導体を精製する請求項1の製造方法。
  5. (5)キレート剤として、エチレンジアミン四酢酸、シ
    ュウ酸、クエン酸、グリコール酸、ポリリン酸またはこ
    れらの塩を用いて実施する請求項4の製造方法。
  6. (6)有機溶媒として、クロロホルム、ジクロロエタン
    、アセトニトリル、酢酸エチルまたはこれらの混合溶媒
    を用いて実施する請求項4の製造方法。
  7. (7)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、H_xは9位で糖部分に結合しているヒポキサ
    ンチンを、R^3はHまたは容易に脱離可能な保護基を
    、それぞれ表す。) で示される2′,3′−ジデヒドロ−2′,3′−ジデ
    オキシ−ヌクレオシド誘導体を有機溶媒中において、P
    d触媒の存在下に接触水素添加した後、加水分解または
    エステル交換反応に付すことを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、H_xは前記と同意義である。) で示される2′,3′−ジデオキシヌクレオシド誘導体
    の製造方法。
  8. (8)有機溶媒として、メタノール、エタノール、イソ
    プロパレール、アセトニトリルまたは酢酸エチルを用い
    て実施する請求項7の製造方法。
  9. (9)Pd触媒として、Pd−炭素、Pd−BaCO_
    3またはPd−CaCo_3を用いて実施する請求項7
    の製造方法。
  10. (10)請求項7記載の2′,3′−ジデオキシヌクレ
    オシド誘導体(IV)を製造する方法であって、(a)有
    機酸を含むジメチルホルムアミド中において、トリアル
    キルオルソアセテートとイノシンを反応させて、2′位
    、3′位が1−アルコキシアルキリデン化または1−ア
    ルコキシアリールアルキリデン化された一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、H_xはヒポキサンチル基を、R^1およびR
    ^2は同一または異なる1−アルコキシアルキル基また
    は1−アルコキシアリールアルキル基を、それぞれ表す
    。) で示されるイノシン誘導体( I )を製造する第一工程
    と、 (b)イノシン誘導体( I )を、有機溶媒中において
    、有機酸の存在下または非存在下にハロゲン化アシルと
    、又は有機酸無水物及びハロゲン化水素と反応させ、ア
    シルオキシ基とハロゲン原子を2′位、3′位(または
    3′位、2′位)に導入して、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼(II) (式中、XはCl、BrまたはIをR^3はHまたは容
    易に脱離可能な保護基を、R^4はアシル基を、それぞ
    れ表す。) でイノシン誘導体(II)を製造する第二工程と、(c)
    イノシン誘導体(II)を有機溶媒中において、亜鉛粉末
    および酢酸存在下に反応させた後、亜鉛錯体を除去して
    、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) で示される2′,3′−ジデヒドロ−2′,3′−ジデ
    オキシヌクレオシド(III)を製造する第三工程と、 (d)2′,3′−ジデヒドロ−2′,3′−ジデオキ
    シヌクレオシド誘導体(III)を有機溶媒中において、
    Pd触媒の存在下に接触水素添加した後、加水分解また
    はエステル交換に付する第四工程と、 からなることを特徴とする製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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