JPH02164816A - 口臭を体内より消滅するドリンク剤 - Google Patents

口臭を体内より消滅するドリンク剤

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JPH02164816A
JPH02164816A JP63317621A JP31762188A JPH02164816A JP H02164816 A JPH02164816 A JP H02164816A JP 63317621 A JP63317621 A JP 63317621A JP 31762188 A JP31762188 A JP 31762188A JP H02164816 A JPH02164816 A JP H02164816A
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JP
Japan
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halitosis
drink
agent
ferrous sulfate
odor
Prior art date
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Pending
Application number
JP63317621A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Ichihara
達也 市原
Kenichi Ichihara
賢一 市原
Yoshito Ichihara
市原 義人
Masako Ichihara
市原 雅子
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Seikagaku Corp
Original Assignee
Seikagaku Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は体内に発生源を有する口臭を、効果的に減少さ
せることができるドリンク剤に関するものである。
さらに詳しくは、硫酸第1鉄及び重炭酸ナトリウムを主
要成分とする体内に発生源を有する口臭を効果的に減少
させることができるドリンク剤を提供するものである。
〔従来の技術〕
従来より口臭を抑制する作用を有するものとしては、う
がい薬、口臭防止ガム、口臭防止キャンデイなどがよく
知られている。これらのものは、口臭抑制作用を有する
成分を口腔内に存在させることによって口臭を抑制する
ものである。しかしながら、口腔内に存在することがで
きる有効成分量は限られているし、たえずだ液とともに
呑み込まれているため口腔内の有効成分は比較的急激に
減少し長時間口臭抑制効果を維持することはできなかっ
た。
さらに、従来の口臭抑制うがい薬等は、口腔内に発生源
を有する臭は抑制することはできるが体内に発生源を有
する臭は抑制することができない欠点を有していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記の従来技術の有する欠点を有利に解決する
ためのものであり、特に体内に発生源を有する口臭を効
果的に長時間抑制するドリンク剤を提供するものである
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、硫酸第1鉄と重炭酸ナトリウムとを主要成分
として溶解する水溶液からなる口臭抑制ドリンク剤であ
る。
本発明の口臭抑制ドリンク剤は、公知の手段によって得
られる硫酸第1銖及び重炭酸ナトリウムの各粉末を任意
の適当な割合で混合し水に溶解してなるものである。硫
酸第1鉄は、鉄を希硫酸に溶解して後水分を蒸発して得
られる淡緑色の結晶であり非常に水に溶は易い。また、
重炭酸ナトリウムは別名炭酸水素ナトリウム、一般には
重曹と呼ばれる白色のきめ細かい粉末で水に溶け、酸を
加えると分解して炭酸ガスを発生する物質である。
このように両物質はともに水に溶解しやすい性質を持っ
ている。したがって本発明の口臭抑制ドリンク剤を製造
するにあたっては、両物質を単に水に溶解すれば良く製
造は容易である。
本発明の口臭抑制ドリンク剤の有効成分として使用され
る硫酸第1鉄は増血剤または鉄分補給剤として使用され
ている物質である。また、重炭酸ソーダは胃腸薬として
、ベーキングパウダーとして家庭でしばしば使用されて
いる物質である。したがって、本発明のドリンク剤は薬
として、調理用の物質として周知の物質から構成される
臭減刑を有効成分とするものであり、人体へ害を及ばず
ことがないのは自明のことである。
本発明の口臭抑制ドリンク剤の臭減剤は硫酸第1鉄及び
重炭酸ナトリウムを任意の割合で含んでいることによっ
てその口臭抑制効果を発現することができるものである
が、0.5〜15重量%の硫酸第1銖、99.5〜85
重量%の重炭酸ソーダの割合からなる臭滅剤を用いるこ
とが実用的には好ましい。
すなわち硫酸第1鉄が0.5重量%未満となると口臭抑
制効果が減少し、口臭が極度に強くなるとその口臭を十
分に抑制することが困難になる。また15重量%を越え
る割合とすると口臭抑制効果は十分発現できるもののド
リンク剤としての味覚等の観点から望ましいものとは言
えなくなる。
そして最適な硫酸第1鉄と重炭酸ソーダとの割合は、硫
酸第1鉄が5重量%、重炭酸ソーダが95重量%のもの
である。
次に本発明の口臭抑制ドリンク剤に含まれる臭減刑の濃
度すなわち硫酸第1鉄及び重炭酸ナトリウムの水溶液中
の濃度は1〜15重量%とすることが望ましい。すなわ
ち、ドリンク剤中の臭減剤の濃度が1重量%未満となる
と口臭抑制効果は有するものの極度に強い口臭を抑制す
るためには、本発明のドリンク剤を約200m1以上飲
用しなければならな(なる。通常のドリンク剤は約10
0 m1前後鳴・ を−単位とし瓶等の容器に詰めるのが普通であっで、こ
れより多くても少なくてもドリンク剤としでは飲用しに
くくなり実用的でない。したがって本発明のドリンク剤
の臭滅剤の濃度は1重量%以上とするのが好ましい。同
様に濃度が15重量%以上ともなるとドリンク剤として
の一単位が少量になりすぎる。また高濃度のものを約1
00rn1飲用することになると口臭抑制に必要な量以
上の臭減削を飲用することとなり経済的にも好ましくな
い。
したがって濃度は1〜15重量%が好ましい。
本発明の口臭抑制ドリンク剤は通常のドリンク剤と同様
に飲用するものであるので、飲用しやすいよう他の成分
を添加することができることは言うまでもない。例えば
、本発明の口臭抑制ドリンク剤に対して、砂糖類によっ
て甘味を付与する、香料を添加する、天然の果汁を添加
する、炭酸飲料の形態とする、等を挙げることができる
。これらの成分を添加し、形態を変更することによって
も本発明のドリンク剤の口臭抑制効果にはなんら影響を
及ぼすことはない。
本発明のドリンク剤の口臭抑制効果に悪影響を与えない
限り、その他の成分を添加、混合することはなんらさし
つかえない。
〔作 用〕
本発明の口臭抑制ドリンク剤は、飲用後、胃の中の酸を
中和し、発生ずる大量の炭酸ガスは胃の中の腐敗物、例
えば蛋白質等の腐敗によって発生するアンモニア、イン
ドール、スカト−ル等を伴う揮発性塩基に対して作用し
て炭酸塩を生成してこれを不揮発性にすることによって
臭抑制効果を発現するものと考えることができる。硫酸
第1鉄と重炭酸ナトリウムの共存が臭抑制効果を増大さ
せる。
〔実施例〕
硫酸第1鉄     5重量% 重炭酸ソーダ   95重重量 を主成分とする臭減剤
を調整した。両物質ともに医薬品グレードのものを使用
した。この臭滅剤50gを10100Oの水に溶解した
濃度約5%のドリンク剤(A)、及びこの臭減刑80g
を10100Oの水に溶解した濃度約8%のドリンク剤
(B)を作成した。
〔口臭抑制実験1〕 にんにくを食べた直後の口臭、及びにんにくを食べた5
分経過して本発明の口臭抑制ドリンク剤(A)(1度約
5%)  100m1を飲用し、その後の口臭の経時変
化を追った。
被験者は男女あわせて10名とし、官能評価者は2名で
おこなった。実験結果を次の第1表に示す。
(本頁以下余白) 第  1  表 (1」臭抑制実験2〕 実験1において同一の成績を示した者4人を選び本発明
の口臭抑制ドリンク剤(B)(濃度約8%)を用いて実
験1と同様の試験を行った。
実験結果を次の第2表に示す。
評価 0・・・にんにく臭を全く感しない 1・・・にんにく臭を若干窓しる 2・・・にんにく臭を感じる 3・・・にんにく臭を強く感じる 表における評価は官能評価者2名の評価を合計して示し
た。
この実験から、本発明のドリンク剤(A)は口臭抑制効
果に優れ、飲用後30分後にはにんにく臭はほとんど無
くなり、1時間後にはにんにく臭が完全に感じなくなる
ことが判明した。
この実験から、本発明のドリンク剤(B)の口臭抑制効
果はさらに優れ、飲用後10分後にはほとんどにんにく
臭は無くなり、30分後以降にはにんにく臭は完全に無
くなることが判明した。
また臭減剤の濃度が大であるほどI口臭抑制効果が大で
あることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の口臭抑制ドリンク剤の口臭抑制効果は非常に優
れている。特に従来の口臭抑制用うがい薬、口臭防止ガ
ム、口臭防止キャンデイ等では効率的に抑制することが
できなかった体内に発生源を有する口臭を効果的に抑制
することができる。
すなわち本発明のドリンク剤を飲用することにより、胃
の中から発生する口臭、たとえばにんにく臭等の抑制に
有効である。
本発明のドリンク剤は、体内に発生源を有する口臭を抑
制することができるばかりでなく、口腔内にその発生源
を存する口臭をも効果的に抑制することができることは
言うまでもない。うがい薬と同様の使用法によればよい
。したがって本発明のドリンク剤を飲用することにより
、体内からの口臭及び口腔内からの口臭をともに抑制す
ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硫酸第1鉄と重炭酸ナトリウムとを主要成分とす
    る臭減剤を含有する口臭抑制ドリンク剤。
  2. (2)該臭減剤が、0.5〜15重量%の硫酸第1鉄、
    99.5〜85重量%の重炭酸ソーダからなることを特
    徴とする請求項(1)に記載のドリンク剤。
  3. (3)該臭減剤が5重量%の硫酸第1鉄、95重量%の
    重炭酸ソーダからなることを特徴とする請求項(1)に
    記載のドリンク剤。
  4. (4)該臭減剤を1〜15重量%含有することを特徴と
    する請求項(1)、(2)、(3)のいずれかに記載の
    ドリンク剤。
  5. (5)該臭減剤を5〜8重量%含有することを特徴とす
    る請求項(1)、(2)、(3)のいずれかに記載のド
    リンク剤。
JP63317621A 1988-12-17 1988-12-17 口臭を体内より消滅するドリンク剤 Pending JPH02164816A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009031730A1 (en) * 2007-09-07 2009-03-12 Ok Soo Oh Method of manufacturing a smoking cessation aiding drink and a smoking cessation aiding drink manufactured by the same
WO2015041523A1 (en) 2013-09-18 2015-03-26 Glymur B.V. Oral hygiene compositions

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