JPH02164393A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、洗濯機に関する。

（ロ）従来の技術 従来例として、洗濯槽内に所定水位まで給水した状態で
、回転翼を所定時間回転させ、その惰性回転の度合によ
り洗濯物の量を判別し、水位や工程時間を決定する洗濯
機が、特公昭６３−４６７１７号公報（ＤＯ６Ｆ　３３
１０２）に示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 従来の洗濯機にあっては、負荷量判定後に洗濯物が追加
投入されたり、取り出されたりした場合に対応できない
問題がある。

本発明は、斯る問題点に鑑み、洗濯機に於て洗濯物の量
を的確に判別して、洗濯物に適した洗濯を行なうもので
ある。

（二９　課題を解決するための手段 本発明の洗濯機は、洗濯槽内に投入された負荷の量を判
定し、この負荷量に応じて水位、水流強度、工程時間等
の動作状態を決定する制御手段を備え、前記洗濯槽の上
面を開閉する蓋体を閉じた時に、開成又は閉成作動する
検出スイッチを設け、前記制御手段が、初回の負荷量判
定後、前記検出スイッチの新たな作動信号が入力された
場合に、再度負荷量を判定し、この量に応じて前記動作
状態を更新するよう構成したものである。

また、本発明の洗濯機は、初回の負荷量検知後前記検出
スイッチが非作動状態にある間、所定時間毎に負荷量を
判定し、この量に応じて前記動イヤ状態を更新するもの
である。

また、本発明の洗濯機は、洗濯槽内に水がある状態で、
回転翼を所定時間回転駆動した時の、駆動モータにかか
る負荷の度合又は惰性回転の度合を検出して負荷量デー
タとし、このデータを基準値と比較することにより負荷
量を判定するものである。

（ホ）作用 即ち、初回の負荷量判定後、新たな上蓋開放信号に応じ
て負荷量を再判定し、設定した動ｆヤ状態を更新するこ
とにより、洗濯物が増減された場合に備える。

また、上蓋が開き放しになっている場合は、所定時間毎
に負荷量を判定する。

また、負荷量は、洗濯槽内に水がある状態で、回転翼を
所定時間回転駆動した時の、駆動モータにかかる負荷の
度合又は惰性回転の度合に基づいて判定する。

（へ）実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。

第４図に於て、（１）は機枠、（２）は該機枠（１）の
上部後方に設けられた操作部、（３）は＠記機枠（１）
内に弾性的に支持された外槽、（４）は該外槽（３）に
内設され、周囲に多数の脱水孔（５）・・・を有する脱
水兼洗濯槽、（６）は前記洗濯槽（４）の底部に配設さ
れた回転翼、（７）は前記外槽（３）の外底部に取着さ
れた駆動モータであり、前記洗濯槽（４）及び回転翼（
６）に小プーリ（８）、大プーリ（９）、ベル）　（１
０）及び動力伝達機構（１１）を介して連結され、洗濯
時には前記回転翼（６）を反転させ脱水時には前記洗濯
槽（４）及び回転翼（６）を共に高速で一方向回転させ
る。（１２）は前記外１（３）の底部に設けられた排水
口、（１３）は該排水口（１２）に接続された排水管、
（１４）は該排水管（１３）に介在された排水電動弁、
（１５）は前記外？’！（３）の底部−角に設けられた
エアートラップであり、前記操作部（２）内の水位セン
サー（１６）に圧力ホース（１７ンを介して連通してい
る。（１８）は給水管（１９）に介在された給水電磁弁
、（２０）は前記外槽（３）の上部に設けられた溢水口
、（２１）は該溢水口（２０）に接続された溢水ホース
である。

前記水位センサー（１６）は、前記洗濯槽（４）内の水
位変化を圧力変化として検出し、この圧力に応じて磁性
体をコイル内で移動させ、結果として水位変化をコイル
のインダクタンス変化として検出するものであり、この
インダクタンス変化は、発振周波数の変化として変換さ
れて、後述するマイクロコンピュータに入力される。こ
れにより、マイクロコンピュータは、この発振周波数の
変化に基づいて、槽内の水位を連続的且つ広範囲に検出
する。

さて、第３図に於て、（２２）は前記大プーリ（９）に
取着された磁石、（２３）は前記磁石（２２）の下面に
近接して配設されたリードスイッチ、（２４）は前記フ
ートスイッチ（２３）の保持板であり、前記動力伝達機
溝（１１）の外面に取着されている。

こうして、前記大プーリ（９）が回転すると、前記磁石
（２２）も回転するので、前記リードスイッチ（２３）
は前記磁石（２２）が近接した時のみ閉成し、即ち、前
記大プーリ（９）の回転に伴って、前記リドスイッチ（
２３）が開閉を繰返えす。

そして、このリードスイッチ（２３）の開閉パルス信号
は、そのまま又は単安定マルチバイブレーク等により適
当なパルス幅に変換されて、後述するマイクロコンピュ
ータ（２５）に入力される。マイクロコンピュータは、
この人力パルスの数を計数することにより、前記大プー
リ（９）即ち回転翼（６）の回転数を知る。

さて、斯る全自動洗濯機はマイクロコンピュータにより
制御され、以下このマイクロコンピュータ（２５）　（
以下マイコンと称す）（例えば三洋電機株式会社製ＬＣ
６６５０６Ｂ型）を中・じ・とじた洗濯機の制御機構を
第６図に基づいて説明する。

前記マイコン（２５）は、ＣＰ　Ｕ　（２６）、ＲＡＭ
（２７）、ＲＯＭ　（２８）、タイマー（２９）、シス
テムバス（３０）及び入出力ボート（３１）〜（３７）
から構成される。前記ＣＰ　Ｕ　（２６）は制御部（３
８）と演算部（３９）とから構成され、前記制御部（３
８）は命令の取り出し及び実行を行ない、前記演算部（
３９）は命令の実行段階に於て、制御部（３８）からの
制御信号によって入力機器やメモリから与えられるデー
タに対し、二進加算、論理演算、増減、比較等の演算処
理を行う。

前記ＲＡＭ（２７）は洗濯機に関するデータを記憶する
ためのものであり、前記ＲＯＭ（２８）は、予め洗濯機
を動かすための手段や、判断のための条件の設定、各種
情報の処理をするためのルール等を読み込ませておくも
のである。

前記入力ボート（３１）〜（３４）には、前記各種操作
キーから構成される入力キー回路（４０）、水位センサ
ー（１６）、上蓋の開閉に連動する上蓋安全スイッチ（
４１）及びリードスイッチ（２３）からの信号が入力さ
れ、これらの情報を基に、前記出カポ−）　（３５）（
３６）（３７）から、前記ＬＥＤ群から構成されるＬＥ
Ｄ駆動回路（４２）、工程終了報知又は異常報知用ブザ
ー回路（４３）、双方向性サイリスタ等から構成される
負荷駆動回路（４４）等に制御信号が送出される。

前記負荷駆動回路（４４）は、前記マイコン（２５）か
らの制御信号に従って、回転翼駆動用モータ（７）の左
右回転回路（４５）（４６）、給水電磁弁駆動回路（４
７）及び排水電動弁駆動回路（４８）の動作を制御する
。（４９）は前記マイコン（２５）に電圧を供給する電
源回路、（５０）はリセット信号発生回路である。

斯る構成に基づく動作を、第１図乃至第３図に従って説
明する。

第１図に於て、洗濯プログラムをスタートさせると、前
記マイコン（２５）は、まず少量水位まで給水して（Ｓ
−１）（Ｓ−２）、負荷検知プログラムを実行する（Ｓ
−３）。

この負荷検知プログラムでは、第２図の通り、まず水位
を検出する（初回は当然少量水位である）（Ｓ−４）と
共に回転翼（６）を反転する（　Ｓ　−５）。具体的に
は、回転翼（６）の反転周期：右０．４（秒）一体止０
．４−右０．２一体止０．６−左０゜４−休止０．４−
左０．２一体止０．６、これを１サイクルとして繰返す
。

そして、同時に、この反転中の前記リードスイッチ（２
３）の０Ｎ−ＯＦＦ回数を計数することにより、回転数
Ｎ（回）を検出する（Ｓ−６）と共に計時（時間Ｔ）を
開始しく５−７）、回転数Ｎが７８になった時点で計時
を終了する（Ｓ−８）。

次に、前記マイコン（２５）は、前記ＲＯＭ　（２８）
から（Ｓ−４）で検出した水位に応じた基準値Ｔ１、Ｔ
１、Ｔｃを取り出す。この時、水量が多い程、洗濯物が
浮き上がって動きやすくなるので、当然回転翼（６）が
回転しやすくなって、時間Ｔが短かくなるから、水位が
多い程、比較対象となる基準値を相対的に小さくしてい
る（Ｓ−９）〜（Ｓ−１２）、また、Ｔ、≦Ｔ、≦Ｔ、
である。

そして、Ｔ≧Ｔ５ならば、負荷量が多くて回転翼（６）
が回転しにくいと判断して水位を「高」に設定しくＳ−
１３）、以下同様に、Ｔ、≦ＴくＴｅならば水位を「中
」に、Ｔ、≦Ｔ＜　Ｔ、ならば水位を「低」に、Ｔ＜Ｔ
、ならば水位を「少量」に夫々設定する（Ｓ−１３）〜
（Ｓ−１６）。

さて、負荷量に応じて水位を設定すると、設定水位まで
適宜追加給水しくＳ−１７）〜（Ｓ−１９）、以後、洗
い、排水・中間脱水、給水、すすぎ、排水・最終脱水の
各工程を逐次実行する（Ｓ−２０）〜（Ｓ−２４）。

次に、本実施例の特徴とする負荷量修正動作を第３図に
基づいて説明する。

前記マイコン（２５）は、（Ｓ＝１７）〜（Ｓ−２３）
の一連の動作中、第３図（イ）に示す割り込みプログラ
ムにより、前記安全スイッチ（４１）の作動状態を調べ
ており（Ｓ−２５）、上蓋が閉じたまま（安全スイッチ
ＯＮ　）である時には、そのまま動作を続行するが、上
蓋が開放された（安全スイッチ０ＦＦ）場合には、以下
の動作を行う。

即ち、引き続き安全スイッチ（４１）の作動状態を調べ
（Ｓ−２６）、上蓋が開放している間は、いつ洗濯物が
追加されたり抜き取られたすして洗濯物の量が変わるか
わからないので、洗浄力に係わる洗い又はすすぎ工程中
に限って、２分毎に前記負荷量検知プログラムを実行す
る（Ｓ−２７）〜（Ｓ−３１）。そして、その都度、検
知した洗濯物の量に応じて水位を修正し、適宜追加給水
する（Ｓ−３２）（Ｓ−３３）（Ｓ−３４）。

また、この間上蓋が閉じられた場合には、洗い又はすす
ぎ工程中に限り直ちに（給水、排水・中間脱水中の時は
次工程に移行してから）（Ｓ−３５）〜（Ｓ−３９）、
（Ｓ−３１）の負荷検知プログラムを実行し、適宜水位
を修正する。

また、上蓋が一旦開放されてから２分以内に閉じられて
も、洗濯物の増減の可能性があるので、（Ｓ−３５）〜
（Ｓ−３９）と同様の制御を行なそして、（Ｓ−３２）
〜（Ｓ−３４）の追加給水中も、前記回転翼（６）は停
止することなく駆動を続ける。

以上の実施例に於て、最初に高水位が設定された場合（
使用者自身が設定したり、選択されたコースプログラム
によって自動的に設定される９には、追加給水する必要
がないので、前記割り込みプログラムを実行しないよう
にしておいてもよい。

尚、本実施例にあっては、回転翼が所定の回転数に達す
るまでの時間Ｔの長短で負荷量を判定したが、所定時間
内に於ける回転翼の回転数の大小で判定してもよい。ま
た、回転数として回転回数、即ちパルスの数を計数した
が、回転速度を採用してもよい。回転速度は、パルスの
幅でもって検出できる。

また更には、回転翼を所定時間回転した後の、惰性回転
時間の長さ（負荷量が多い程短い）で判定したり、駆動
モータの電流値で判定してもよく、要は負荷量に応じて
変化するパラメータを利用すればよい。

また、本実施例では負荷量に応じて水位のみを決定した
が、その他洗濯時間や水流強度等を決定、修正の対象と
してもよいことは勿論である。

（ト）発明の効果 本発明の洗濯機にあっては、洗濯物の追加、抜き取りを
想定して随時負荷量を判定し、水位等の動作状態を修正
するので、常に洗濯物の量に適した洗濯を行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗濯機の動作を示すフローチャート、
第２図は同じく負荷量検知プログラムのフローチャート
、第３図は同じく割り込みプログラムのフローチャート
、第４図は洗濯機の内部機構図、第５図は減速機構部の
拡大図、第６図は制御機構のブロック回路図である。 （５）・・・脱水兼洗濯槽、（６）・・・回転翼、（７
）・・・駆動モータ、（２５）・・・マイクロコンピュ
ータ（制御手段）、（４１）・・・安全スイッチ（検出
スイッチ）。 第１図 第４図 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗濯槽内に投入された負荷の量を判定し、この負
   荷量に応じて水位、水流強度、工程時間等の動作状態を
   決定する制御手段を備え、前記洗濯槽の上面を開閉する
   蓋体を閉じた時に、開成又は閉成作動する検出スイッチ
   を設け、前記制御手段が、初回の負荷量判定後、前記検
   出スイッチの新たな作動信号が入力された場合に、再度
   負荷量を判定し、この量に応じて前記動作状態を更新す
   るよう構成したことを特徴とする洗濯機。
2. （２）前記制御手段が、初回の負荷量検知後、前記検出
   スイッチが非作動状態にある間、所定時間毎に負荷量を
   判定し、この量に応じて前記動作状態を更新するよう構
   成したことを特徴とする請求項１に記載の洗濯機。
3. （３）前記制御手段は、前記洗濯槽内に水がある状態で
   、回転翼を所定時間回転駆動した時の、駆動モータにか
   かる負荷の度合又は惰性回転の度合を検出して負荷量デ
   ータとし、このデータを基準値と比較することにより負
   荷量を判定することを特徴とした請求項１又は２に記載
   の洗濯機。