JPH02164209A - 低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置 - Google Patents

低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置

Info

Publication number
JPH02164209A
JPH02164209A JP63314850A JP31485088A JPH02164209A JP H02164209 A JPH02164209 A JP H02164209A JP 63314850 A JP63314850 A JP 63314850A JP 31485088 A JP31485088 A JP 31485088A JP H02164209 A JPH02164209 A JP H02164209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
barrier
insulating gas
electric field
disconnector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63314850A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Miyagawa
勝 宮川
Tetsuo Yoshida
哲雄 吉田
Nobuo Masaki
信男 正木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63314850A priority Critical patent/JPH02164209A/ja
Publication of JPH02164209A publication Critical patent/JPH02164209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、低圧力の絶縁ガス中で使用され、不平等電界
を形成する露出した充電部を持つ電気機器等に適用する
。低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置に関するも
のである。
(従来の技術) 第9図は、従来のガス絶縁開閉装置の一例を示す側面図
である。同図において、密閉箱体1内には、遮断器2.
断路器3.母線4.ケーブルヘッド5が収納され、それ
ぞれ接地金属仕切板1aにより収納場所が区分されてい
る。これらの機器間は。
接地金属仕切板1aにスペーサ6を取付け、これを介し
て主回路導体7により接続されている。また、密閉箱体
1内には絶縁ガス8が低圧力(密閉箱体1が非圧力容器
でよい程度の圧力)で封入され、開閉装置としたもので
ある。
第10図は、上記した断路器3の要部の断面図であり、
第11図は、第10図のA矢視図である。第10図及び
第11図に示すように断路器3は、断路器ベース3aに
支持がいし3bを取付け、その上部に導体3cと支持が
いし上部シールド3dを固定する。導体3cには、接続
断路棒3eが貫通接触し、この接続断路棒3eの端部に
接続断路棒シールド3fが取付けられ、かつ接続断路棒
3eを駆動する操作アーム3gの一端も連結されている
。一方、この操作アーム3gの他端は、断路器ベース3
aに設けられた操作ロッド3hに固定されており、この
操作ロッド3hを回転させることにより、操作アーム3
gを駆動させている。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように支持がいし上部シールド3dは、導体3
cに取付けられている。このため、断路器3が接続状態
(第10図)においては、操作アーム3gが支持がいし
上部シールド3dの間に入り込んでくるので、支持がい
し上部シールド3dの間隔が広くなる。また、支持がい
し上部シールド3dと断路器。
ベース38間の絶縁を考えると、支持がいし上部シール
ド3dの取付位置を高くし、かつ断路器ベース3aに対
向する側の曲率半径を大きくする必要性がでてくる。さ
らに、断路器3が断路状態において、接続断路棒シール
ド3fと接地金属仕切板1aとの距離が近くなるため、
この間の絶縁を十分考慮する必要がある。
そこで、第12図を参照して接地金属仕切板1aと接続
断路棒シールド3fの距離と電界強度の関係を説明する
絶縁ガス中の放電電圧は、局所の最大電界強度により決
まり、接続断路棒シールド3fの最大電界強度E11は
、表面の曲率半径をR,ガス絶縁距離をり、係数をKと
すれば、 Em= K (L+ L) L で表わすことができ、最大電界強度は2表面の曲率半径
とガス絶縁距離に反比例する。
そのため、第12図において、接地金属仕切板1aとの
ガス絶縁距離がtaxの位置に取付けられた半径R61
の接続断路棒シールド3fの上部と操作アーム3gとが
干渉しないように間隔を増やすために、接続断路棒シー
ルド3fを下方(接地金属仕切板la側)へ移動しガス
絶縁距離をLO2まで縮めると、接続断路棒シールド3
fの最大電界強度IEozは、前の最大電界強度E、□
より大きくなる。そこで、このE。2をEalに戻すた
めに半径をR83に増やす(符号31で示す)と、接地
金属仕切板1aとのガス絶縁距離はし。3と減るので、
もしこれで耐圧が確保できない場合は、接地金属仕切板
1aを離すか、操作アーム3gを上方へ上げる必要性が
ある。
以上のことから、密閉箱体1と断路器3が大きくなり、
外形縮小による据付面積の縮小化を図つたガス絶縁開閉
装置の特徴がなくなってしまう。
一方、支持がいし上部シールド3dと接続断路棒シール
ド3fは、金属材の絞り加工により製作しているためコ
ストアップになるのみでなく、これらのシールドを断路
器に取付ける作業にも多く時間を必要としていた。
そこで1本発明の目的は、絶縁ガス中で使用される例え
ば断路器3の支持がいし3bと導体30部や接続断路棒
3eの端部のような充電突出端の外形を大きくすること
なく、耐電圧特性を向上することができる低圧力の絶縁
ガス中における電界緩和装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、低圧力の絶縁ガス中で、不平等電界を形成す
る電極構成の電界強度が大きい側の電極近傍に、その電
極より十分大きい曲率を持つ椀状の絶縁性バリアを、凹
面を前記電極に対向して挿入したものである。
(作 用) 以上のように構成することにより、最大電界強度を抑制
でき、これを適用すれば電気機器の充電突出部の外形を
大きくすることなく、耐電圧特性を向上することができ
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は、本実施例を適用した断路器の要部を示す断面図
である。なお、同図は、断路状態を示している。
同図において、断路器10は、断路器ベース3aに支持
がいし11を取付け、この支持がいし11の上部には一
体注型で支持がいしバリアllaを形成し。
この内面側の埋込電極11bを介して導体3Cを取付け
、この導体3Cに接続断路棒3eを貫通接続させる。
接続断路棒3eは、接続状態のとき図示しない他方の支
持がいし上の導体にも一方の端部が接触する。
また、操作アーム12は、一方の端部に絶縁材を一体注
型し、操作アームバリア12aを形成し、この操作アー
ムバリア12aを介して接続断路棒3eと連結し、他方
の端部を操作ロッド3hに固定する。ここで、上記した
支持がいしバリアllaは、椀状に形成されている。ま
た、上記した操作アームバリア12aは、開口側を若干
延ばした椀状に形成され、接続断路棒3eの端部を包み
込むようにしている。
この断路器10も操作ロッド3hを回転させることによ
り、操作アーム12を駆動させている。
次に、上記した支持がいしバリア11a、操作アームバ
リア12aについて説明する。
第1図をモデル化すると、第2図に示すようになる。同
図において、バリア外側曲率半径A/2は、半球枠14
の先端曲率半径B/2より十分大きく、かつ、半球枠1
4と接地平板15のギャップ長で耐電圧を満足できるだ
けの球−平板ギャップの球の曲率半径以上とする。半球
枠14とバリア13のギャップ長Gは、所望の電圧にお
いて1部分放電が発生しないだけの間隔をとるか若しく
は、バリア13に電極を埋込んで電極近傍の電界を抑制
し1部分放電が発生しないようにする。前者は、操作ア
ームバリア12aであり、後者は、支持がいしバリアl
laに適用している6次に、半球枠14の先端からのバ
リア突出距離Qについては、半球枠14先端の最大電界
強度をE工とすれば、電界強度E、=E工/2となる部
分以上まで突出させる。最後にバリア13の厚さtは、
所望の耐電圧が全てバリア13の貫通方向に印加されて
も貫通破壊しない寸法とする1例えば公称電圧77KV
では、400KV/40KV/m = 10w以上とす
る。
次に、上記した実施例の作用を、第2図を参照して説明
する。同図に示すように、半球枠14と接地平板15の
間にバリア13を挿入し、半球枠14とバリア13のギ
ャップ長Gを変化させた場合の雷インパルス50%フラ
ッジオーバ電圧に対するバリアなしの場合の雷インパル
ス50%電圧の比を第3図に示す。同図から分るように
、半球枠14とバリア13のギャップ長Gの小さい方が
耐電圧向上の効果が著しいが、部分放電開始電圧が低下
するためこれを防ぐ必要があり、具体的な方法としては
、埋込電極を設ける方法がとられている。
次に、絶縁ガス圧力を変化させた場合の球−平板、半球
枠−平板(バリア13を挿入)、半球枠−平板(円板状
バリアを挿入)及び半球枠−平板の雷インパルス50%
フラッジオーバ電圧を、半球枠−平板の絶縁ガス圧力P
 =0.10MPaを基準として表わしたものを第4図
に示す、なお、同図のO印線は球−平板、口印線は半球
枠−平板(バリア13を挿入)、Δ印線は半球枠−平板
(円板状バリア挿入)、・印線は半球枠−平板を示す。
同図から分かるように、耐電圧向上に対して円板状バリ
アは効果がないが、バリア13は絶縁ガス圧力P =0
.15MPa以下で球−平板と同等の効果がある。これ
は、バリア13が帯電して電極化するためであり、平板
バリアは効果がないが、椀状のバリア13に効果がある
裏付けである。
以上のように上記した実施例は、不平等電界中に椀状の
バリア13を挿入することにより、この椀状のバリア1
3と同一の曲率半径を持つ金属球と同一の耐電圧向上を
図ることができる。但し、絶縁ガス圧力P =0.15
MPa以下の低圧力領域に限り、これを超えると効果が
飽和して金属球と同一の効果は期待できない。
なお、上記した実施例は、半球枠の電極を用いる場合を
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第
5図に示すように角棒の電極14a。
第6図に示すように先端の角を曲面とした電極14b、
第7図に示すように先端の角を鋭角とした電t@14c
、第8図に示すように先端を球状とした電wA14dに
対しても、同じ条件により同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、低圧力の絶縁ガス
中で使用される高圧電気機器と接地金属間に、最大電界
強度を有する電極より十分大きい曲率を持つ椀状の絶縁
性バリアを挿入することによりその部分の電界強度を緩
和できるので、電気機器の外形を大きくすることなく耐
電圧特性を向上できる。また、断路器等に適用した場合
には支持がいしや操作アームと一体化できるため、−産
性型の型を製作すれば以後は経続してその型を用いるこ
とができ、従来の絞り加工のように毎回加工する必要が
なく、組立性も向上するのでコストが安価となる。さら
に、バリアは絶縁物であるため、高圧側にも接地側にも
取付けることができ。
設計上便利である等の優れた効果を有する低圧力の絶縁
ガス中における電界緩和装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した断路器の要部を一
部切断して示す正面図、第2図は本発明の一実施例の作
用を示す説明図、第3図は本発明の一実施例の効果を示
す線図、第4図は第3図と異なる本発明の一実施例の効
果を示す線図、第5図は本発明の他の実施例を示す断面
図、第6図は本発明のさらに異なる他の実施例を示す断
面図、第7図は本発明のさらに異なる他の実施例を示断
面図、第8図は本発明のさらに異なる他の実施例を示す
断面図、第9図は従来のガス絶縁開閉装置を示す側面図
、第1θ図は従来のガス絶縁開閉装置に使用されている
断路器の要部を示す断面図、第11図は第10図のA矢
視図、第12図は従来の低圧力の絶縁ガス中で使用され
ている断路器の電界緩和装置の作用を示す説明図である
。 1a・・・接地金属仕切板    3c・・・導体3e
・・・接続断路棒      11・・・支持がいし1
1a・・・支持がいしバリア  12・・・操作アーム
12a・・・操作アームバリア (8733)  代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(は
が1名)第 凹 多 苫 芽 図 半 斗 欝 3h 茅 /7 圀

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 低圧力の絶縁ガス中で、不平等電界を形成する電極構成
    の電界強度が大きい側の電極近傍に、その電極より十分
    大きい曲率を持つ椀状の絶縁性バリアを、凹面を前記電
    極に対向して挿入したことを特徴とする低圧力の絶縁ガ
    ス中における電界緩和装置。
JP63314850A 1988-12-15 1988-12-15 低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置 Pending JPH02164209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63314850A JPH02164209A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63314850A JPH02164209A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02164209A true JPH02164209A (ja) 1990-06-25

Family

ID=18058365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63314850A Pending JPH02164209A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02164209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086158A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsubishi Electric Corp 電気機器の絶縁構造及びその絶縁構造を適用したスイッチギヤ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086158A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsubishi Electric Corp 電気機器の絶縁構造及びその絶縁構造を適用したスイッチギヤ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3860553B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0799890B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
US4038486A (en) Supporting insulator assembly for gas-insulated equipment
KR20200029047A (ko) 가스 절연되는 스위치기어용 회로차단기
JPH02164209A (ja) 低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置
JP2772094B2 (ja) 絶縁ガス中のバリア
JP2897878B2 (ja) 電気機器の絶縁構造
US3519733A (en) Bus structure comprising an insulating support and a coated electric bus bar
JP3369319B2 (ja) 抵抗付き断路器
JPH073764Y2 (ja) 避雷器用断路器
JP7293973B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0749690Y2 (ja) 碍子,碍管の破損防止装置
JPH0622420A (ja) スイッチギヤ
JP2642469B2 (ja) 電気機器の絶縁構造
JPH07230731A (ja) ガス絶縁開閉装置及びガス絶縁ブッシング
JPH02230622A (ja) 絶縁ガス中のバリヤ
US3315046A (en) Combination line insulator and cable pothead
JP2888585B2 (ja) ガス絶縁断路器
JPH1075519A (ja) ガス絶縁装置
JPH02151215A (ja) 絶縁ガス中における電界緩和装置
JP2660025B2 (ja) ケーブル終端部導体接続装置
JPH0246112A (ja) 電気機器端部の電界緩和構成
JPH02132721A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH02101909A (ja) ガス絶縁開閉装置の断路器
JPH0246113A (ja) ガス絶縁断路器