JPH02151215A - 絶縁ガス中における電界緩和装置 - Google Patents

絶縁ガス中における電界緩和装置

Info

Publication number
JPH02151215A
JPH02151215A JP63302244A JP30224488A JPH02151215A JP H02151215 A JPH02151215 A JP H02151215A JP 63302244 A JP63302244 A JP 63302244A JP 30224488 A JP30224488 A JP 30224488A JP H02151215 A JPH02151215 A JP H02151215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
shield
insulating
field strength
insulating shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63302244A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Miyagawa
勝 宮川
Tetsuo Yoshida
哲雄 吉田
Nobuo Masaki
信男 正木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63302244A priority Critical patent/JPH02151215A/ja
Publication of JPH02151215A publication Critical patent/JPH02151215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、絶縁ガス中で生じる不平等電界における電界
緩和装置に関する。
(従来の技術) 従来の電界緩和装置について、第5図乃至第7図を参照
して説明する。
従来の電界緩和装置は、第5図に示す様に半球環1と平
板2が対向する不平等電界の電極構成において、半球環
1の先端に金属シールド3を取付けた構成であった。こ
の金属シールド3の曲率は、所定の耐圧値を満足する様
に最大電界強度E1を小さくできるだけの大きざである
。金属シールド3がない場合の半球環1の最大電界強度
Eoと金属シールド3の最大電界強度E1の関係は、E
〉Elである。これは、最大電界強度をEmとし曲率半
径をrとすれば、 が金属シールド3の曲率半径より小さいからである。
同様にして第6図に示す様な電極4が対向する不平等電
界の電極構成においても、金属シールド5を電極4に取
付けて、最大電界強度をElからE3 (El >E3
)として所定の耐圧値を満足させている。
以上の様に、電界強度の大きな電極構成において、これ
を小さくする為に最大電界強度を与える点の曲率よりも
大きな曲率を持つ金属性シールドにより、絶縁ガス中の
電界緩和を行っていた。
又、これらを製品に応用した例を第7図に示す。
この例は、ガス絶縁開閉装置であり、金属性密閉容器6
に、遮断器7.新路器8.ケーブルペンド9、避雷器1
0.架空線引込ブッシング11及びこれらを接続する主
回路導体12等の電気機器を収納し、絶縁ガス13を封
入したものである。
第5図及び第6図の金属性シールドは、断路器8に応用
されており、第7図に示す様に断路棒の端部に金属シー
ルド3aを、極間の絶縁に金属シールド5aを取付けて
いる。
(発明が解決しようとする課題) 一般に、SFaガス中における放電電圧Uは、ギャップ
長をd、最大電界強度をEm、不平等係数fとすれば、 (J=Ern  (d/fン で表わせる。ここで、不平等係数fは、簡単な関数で表
わせないが、単純な電極形状については解析式や近似式
が与えられていて、ある曲率を半径以上のことから、S
Faガス中の耐電圧を向上させるには、最大電界強度を
小さくして平等電界に近づけることが有効である。
従って、ギャップ長dを大きくするよりも曲率半径rを
を大きくすることが、最大電界強度を小さくし平等電界
に近づける有効な手段である。
金属シールドを用いて電界緩和を行う場合、耐電圧を向
上させる為に金属シールドの曲率半径を大きくすると、
シールドが大きくなる。そこで、これを取付けて接地金
属容器に収納する三相電気機器においては、シールドが
相間等に物理的に入らなくなり、止むを得ず収納容器を
大きくしたり、収納容器の機械的強度を増大してSFa
ガス等の絶縁ガスの封入圧力を上昇させることにより対
処していた。
この様に、収納容器を大きくすると、電気機器の据付面
積が増大し、土地の有効活用ができず、コストアップに
なり、又、輸送制限を越えたりする等の不利な点も多く
なる。更に、絶縁ガス封入圧力上昇による収納容器の機
械的強度の増大に関しては、強度増大と絶縁ガスの封入
量増加によるコストアップや、重4増大による輸送制限
等の不利な点が多くなる。
つまり、金属性シールドを用いて耐電圧を向上させるに
は、ユーザ側から見るとコストアップになり、メーカ側
から児てもコストアップになってしまう不利がおる。
そこで、本発明の目的は、金属性シールド以外による最
大電界強度の、援用を行い、シールド形状の小形化を図
り、且つコスト的にも安価な絶縁ガス中電界緩和装置を
提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、絶縁ガス中で不平等電界を生じる電極系の電
界緩和装置において、電極の最大電界強度を持つ部分に
所定の耐電圧を満足する厚さの絶縁層を、この絶縁層表
面の最大電界の90%以下の値を持つ電極部分まで、そ
の空間における等電位線とほぼ同じ形状で絶縁層表面を
形成した絶縁性シールドを設けたものである。
(作 用) 以上の構成における最大電界は、絶縁性シールドの最大
電界強度となる。一般に、不平等電界を生ずるような電
極系では、電極上の電界が一様でないので放電を起こす
部分は、統計的バラツキ等を考虜して電界の強さが最大
電界強度の90%以上の部分で発生すると考えられる。
又、放電発生部分の絶縁性シールド表面は、等電位線に
沿った形状でおるために、絶縁性シールド表面の電界強
度が平均化され、且つ電圧分担が良好となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は、本発明の一実施例を示す断面図である。
同図は、第5図と同様に半球棒1と平板2が対向する不
平等電界の電極構成に対する実施例である。
同図において、半球枠1が最大電界強度を持つ部分に、
所定の耐電圧を満足する厚さの絶縁性シールド15を設
ける。
この絶縁シールド15は、半球枠1に絶縁性シールド1
5がない場合の電界強度E4が、絶縁性シールド15の
最大電界強度E5の90%値より小さくなる部分まで、
その空間における等電位線16と同じ形状とし、その後
小さな曲率で半球枠1への角度θ1が90°未満となら
ないような形状に、絶縁層をモールド等で一体に形成し
たものである。
この様に構成することにより、絶縁性シールド15の最
大電界強度はE5となる。
ところが、半球枠1の絶縁ガス中の露出部分が、絶縁性
シールド15の最大電界強度E5の90%値より小さい
ので、絶縁性シールド15の最大電界強度発生位置近傍
で放電が起こる。
又、放電発生部分の絶縁性シールド15の表面は、等電
位線16に沿った形状であるから、絶縁性シールド15
表面の電界強度が平均化され、且つ電圧分担が良好とな
る。
更に、絶縁性シールド15と半球枠1の接合部は、絶縁
ガスが存在し弱点が発生することがあるが、絶縁性シー
ルド15の取付角度θ1が90”未満では、その弱点を
排除することができる。
なお、上述した実施例は、半球枠と平板が対向する不平
等電界における電極構成の場合であるが、その他の不平
等電界における電極構成に対しても実施できる。第2図
は、高圧電極と接地電極が対向する不平等電界における
電極構成の場合である。
すなわち、同図に示す様に、略同形の先端部を持つ高圧
電極17aと接地電極17bか対向する不平等電界にお
いて、高圧電極17aが最大電界強度を持つ部分に、所
定の耐電圧を満足する厚さとした絶縁性シールド18a
8−設ける。
この絶縁性シールド18aは、絶縁性シールド18aが
ない場合の高圧電極17aの外側電界強度E6及び高圧
電極17aの内側電界強度E7が、絶縁性シールド18
aの最大電界強度E8の90%値より小さくなる部分ま
で、その空間における高圧側等電位線19aと同じ形状
とし、その後小さな曲率又は直線状で、高圧電極17a
への角度θ2が90”未満とならないような形状に、絶
縁層をモード等で一体に形成したものである。
又、接地電極17bに対しても、同様に絶縁性シールド
18bを、接地側等電位線19bに沿って設ける。
この様に構成することにより、絶縁性シールド18aの
最大電界強度はEaとなる。
ところが、高圧電極17aの絶縁ガス中露出部分の電界
強度は、これにより小さいので、放電は高圧電)※17
aの絶縁性シールド18aの最大電界強度発生位置近傍
と接地電極17bの絶縁性シールド18bの最大電界強
度発生近傍で起こる。
又、放電発生部分の絶縁性シールド18a、 18bの
表面は、高圧側等電位線19aと接地側等電位線19b
に沿った形状であるため、絶縁性シールド18a、 1
8b表面の電界強度が平均化され、且つ電位分担が良好
となる。
更に、絶縁性シールド18aと高圧電極17aの接合部
は、絶縁性シールド18bと高圧電極17bの接合部、
それぞれ絶縁ガスが存在し弱点が発生することがあるが
、絶縁性シールド18a、18bの取付角度θ2が90
”未満では、その弱点を排除できる。
この実施例によれば、高圧電極17aの絶縁性シールド
18aと接地型1i17bの絶縁性シールド18bを、
同一形状の金属シールドと比べると、金属シールドの最
大電界強度をE′aとすれば、E−a>Eaとなる。
これは、絶縁性シールドを用いると、絶縁層が電圧分担
するため、その分給縁ガス空間に加わる電圧が小さくな
ることと、絶縁層の比誘電率をεS、絶縁層の厚さを七
とすれば、金属の場合の電界強度に比べて”” (J 
、tag、、  )<1となる。
又、放電が発生するには、電子が必要であるが、絶縁材
をモールドすることにより、金属面からの電子放出を抑
制している。
更に、金属性シールドの場合は、曲率を持たせたシール
ドの端部に鋭角な部分を設けると、その部分の電界強度
が非常に大きくなるため、シールド全体に曲率を持たせ
た曲率が必要となるが、絶縁性シールドの場合は、前述
の理由から鋭角な部分を持たせても、その電界強度は大
きくならないので、シールド全体を小ざくでき、シール
ドを取付けるための物理的制約が小さくなる。
第3図は、以上説明した両実施例を適用したガス絶縁開
閉装置の側面図である。同図に示す様にガス絶縁開閉装
置は、金属性密閉容器6の内部に、遮断器7.ケーブル
ヘッド9.避雷器10.架空線引込ブッシング11.断
路器20及びこれらを接続する主回路導体12等の電気
機器を収納し、絶縁ガス13を封入し密閉したものであ
る。
このガス絶縁開閉装置には、断路器2Gの断路棒端部絶
縁として上述した第1図の実施例と略同様の絶縁性シー
ルド21が設けられ、断路器20の極間絶縁として上述
した第2図の実施例と略同様の絶縁性シールド22が設
けられている。
第4図は、上述した実施例とはさらに異なる他の実施例
の断面図である。
この実施例は、ガス絶縁開閉装置を構成する上で物理的
制約がある場合や、縮小化を図る場合に、主回路導体2
3が接地金属24に近く、そのままでは所定の耐圧値を
満足できない様な場合、最大電界強度を持つ部分に所定
の耐圧値を満足する厚さで絶縁性シールド25を設けた
ものである。
この絶縁性シールド25は、その空間における等電位線
26に沿い、かつ絶縁性シールド25がない場合の主回
路導体23の電界強度が、絶縁性シールド25の最大電
界強度の90%値より小さくなる部分まで同じ形状とし
、その侵小さい曲率で主回路導体23への角度θ3が、
90”未満とならないような形状に絶縁材をモールドし
て形成する。
この実施例も、上述した各実施例と同様の作用及び効果
が得られ、更に、相間方向の絶縁も同時に行うことがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、金属性シールドと同
一形状であれば、それよりも電界強度を小さくでき、耐
圧値の向上を図ることができるので、シールドの形状の
小形化が実現でき、部品点数や組立工数の削減によりコ
ストを低減することができ、特にガス絶縁開閉装置では
、密閉容器を小形化できるから、組立のみでなる運搬や
据付面積の縮小により大きなコスト低減が突環できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は、本
発明の他の実施例を示す断面図、第3図は第1図及び第
2図に示す実施例を適用したガス絶縁開閉装置の側面図
、第4図は本発明のざらに異なる他の実施例を示す断面
図、第5図は従来の絶、縁ガス中で不平等電界を生じる
電極系の電界緩和装置の構成を示ず断面図、第6図は第
5図と異なる従来の絶縁ガス中で不平等電界を生じる電
極系の電界緩和装置を示す断面図、第7図は第5図及び
第6図に示す電界緩和装置を適用した従来のガス絶縁開
閉装置の側面図である。 1・・・半球捧、      2・・・平板15・・・
絶縁性シールド、  16・・・等電位線第1図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  絶縁ガス中で不平等電界を生じる電極系の電界緩和装
    置において、電極の最大電界を持つ部分に所定の耐電圧
    を満足する厚さの絶縁層を、この絶縁層表面の最大電界
    強度の90%以下の値を持つ電極部分まで、その空間に
    おける等電位線とほぼ同じ形状で絶縁層表面を形成した
    絶縁性シールドを設けたことを特徴とする絶縁ガス中に
    おける電界緩和装置。
JP63302244A 1988-12-01 1988-12-01 絶縁ガス中における電界緩和装置 Pending JPH02151215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63302244A JPH02151215A (ja) 1988-12-01 1988-12-01 絶縁ガス中における電界緩和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63302244A JPH02151215A (ja) 1988-12-01 1988-12-01 絶縁ガス中における電界緩和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02151215A true JPH02151215A (ja) 1990-06-11

Family

ID=17906686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63302244A Pending JPH02151215A (ja) 1988-12-01 1988-12-01 絶縁ガス中における電界緩和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02151215A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000341816A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Toshiba Corp スイッチギヤ
JP2009005495A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Mitsubishi Electric Corp 電気機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000341816A (ja) * 1999-05-31 2000-12-08 Toshiba Corp スイッチギヤ
JP2009005495A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Mitsubishi Electric Corp 電気機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7742283B2 (en) Gas-insulated equipment
US3324272A (en) Termination of insulators
JP3860553B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH1023620A (ja) 電界緩和装置
JPH02151215A (ja) 絶縁ガス中における電界緩和装置
JP6071209B2 (ja) ガス絶縁開閉装置、及びガス絶縁母線
US4205198A (en) Bus structure comprising an insulating support and a coated electric bus bar
US6140573A (en) Hollow core composite bushings
CN209571379U (zh) 熔丝筒和组合电器柜
KR200288898Y1 (ko) 가스절연개폐장치용 절연 스페이서
US5969291A (en) Overhead-line mast with insulated mast head
JP2726537B2 (ja) ガス絶縁スペーサ
JPH10247444A (ja) ガス絶縁真空遮断器
KR102066227B1 (ko) 가스절연 개폐장치
JPH08182127A (ja) ガス絶縁機器及びガス絶縁開閉装置及びガス絶縁母線及びケーブル直結ガス絶縁開閉装置
JP2897878B2 (ja) 電気機器の絶縁構造
JP2772094B2 (ja) 絶縁ガス中のバリア
JPH1021768A (ja) 絶縁ブッシング
JPS6240495Y2 (ja)
JPH02132721A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2660025B2 (ja) ケーブル終端部導体接続装置
JPH0235160Y2 (ja)
JP3373048B2 (ja) 絶縁導体
JPH02164209A (ja) 低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置
KR920007027Y1 (ko) 전계 완화를 갖는 가스절연 개폐장치