JPH02163732A - 光学的読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機や文書ファイル等の機器に使用され得
る光学読取装置に関するものである。

（ロ）従来の技術 従来の光学読取装置は、特開昭６２−１１１８３８号公
報や特開昭５８−１６９１５９号公報に記載されている
ように、透明な原稿載置台上に載置された原稿を、当該
原稿載置台を透過して下方から読み取っていた。

従って、立体物の読取は困難であった。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前述のように従来の技術では、平面物の読取しかできず
、立体物の読取は困難であったので、その用途は狭いも
のにならざるを得なかった。

（ニ）課組を解決するための手段 本発明は、透明な原稿載置台上に載置された原稿を前記
原稿ｅ置台を透過して光学的に読取る第１読取手段と、
前記原稿載置台上に載置された原稿を当該原稿載置台を
透過することなく、これに対峙する側から読取る第２読
取手段とが具備されている光学読取装置において、前記
第１読取手段と第２読取手段には共通のイメージセンサ
が備えられ、当該イメージセンサは水平方向および鉛直
方向に移動可能な支持部材によって保持されており、前
記第１読取手段が動作するときにはイメージセンサが水
平方向に走査し、第２読取手段が動作するときには前記
イメージセンサが鉛直方向に走査するように構成されて
いることを特徴とする光学的読取装置である。

（ホ）作　用 本発明には、原稿を下面から読取る第１読取手段と、原
稿を上方から読取る第２読取手段とが設けられ、前記両
読取手段に共通のイメージセンサが備えられており、イ
メージセンサが水平方向に走査することによって原稿の
下面の像が読取らａ、前記イメージセンサが鉛直方向に
走査することによって原稿の上面の像が読取られる。

（へ）実施例 図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第１図は一部
を破断した全体斜視図、第２図は側面図、第３図は要部
斜視図そして第４図は要部側面図である。

これらの図において、（１）は装置本体で内底部近傍に
公平方向に延在するガイドレール（２）が設けられ、こ
のガイドレール（２）に立体原稿（３）の下面を読取る
ための、第１読取手段としての第１光学系（４）が摺動
自在に装着されている。また。

前記装置本体（１）の上部には透明なプラテンガラス（
５）が固設されており、このプラテンガラス（５）上に
前記立体原稿（３）が載置される。

前記第１光学系（４）には、プラテンガラス（５）を通
して立体原稿（３）の下面を照明するための第１露光光
源（６）と、スキャン用反射ミラー（７）と、第１Ｍ１
ｔＬレンズ（８）と、イメージセンサ（９）とが固設さ
れている支持部材（１０）が設けられている。前記支持
部材（１０）は、前記ガイドレール（２）に摺動自在に
装着されているキャリア（１１）に固設された円柱状の
支柱（１２）に摺動可能に装着されている。

また、第３図に示すように、前記キャリア（１１）には
、アイドラ（１３）を介して、鉛直方向に張架された鉛
直ベル）　（１４）と、水平方向に張架された水平ベル
ト（２０）が備えられており、前記支持部材（１０）は
鉛直ベル）　（１４）に固着され、水平ベルト（２ｏ）
は駆動モータ（２］）に接続されている。

なお、前記キャリア＜１１＞には、このキャリア（１１
）を前記ガイドレール喧２）に沿って水平方向に駆動す
るための手段（図示せず）が接続されている。

前記装置本体（１）の上方離間位置には、プラテンガラ
ス（５）の上面全体の像を反射する第１反射鏡（１５）
およびこの第１反射鏡（１５）によって反射された像を
略水平方向に再度反射する第２反射鏡（１６）が備えら
れており、前記第１反射鏡（１５）の側方に、ｌｉ′ｉ
ｊ記プラテンガラス（５）の上面全体を照明する第２露
光光ｆｆ（１７）　（第１図）が備えられている。

前記第２反射鏡（１６）の下方には、第２結像レンス（
ｌｓ）が、上下動可能に備えられ、この結像レンズ（１
８）の下方に、前記第２結像レンズ（１８）を透過した
光像を前記イメージセンサ（９）上に結像するための、
第３反射鏡（２２）が設けられている。

而して、前記第１光学系（４）を動作させると、前記キ
ャリア（１１）が水平方向に走査して立体原稿（３）の
下面の像がイメージセンサ（９）上に結像され、読取ら
れる。なお、このとき前記イメージセンサ（９）を含む
支持部材（１０）は下端部に位置している。

また、前記支持部材（１０）を第２図において、右端部
に位置させた状態で前記第２光学系（１９）を動作させ
ると、前記支持部材（１０）力り９直方向に走査して（
第４図参照）、前記立体原稿（３）の上面の像が前記イ
メージセンサ（９）上に結像され、読取られる。

この際、前記第２光学系（１９）の焦点深度が深く設定
されていると、立体原稿（３）の上面に凹凸が形成され
ていても、その上面の像は比較的鮮明に読取られる。

なお、本実施例では、１個のイメージセンサ（９）が第
１光学系（４）と第２光学系（１９）で共用されている
が、各光学系（４，）（１９）に夫々専用のイメージセ
ンサが備えられていてもよい。

（ト）発明の効果 本発明では、透明な原稿載置台上に載置された原稿を前
記原稿載置台を透過して光学的に読取る第１読取手段と
、前記原稿載置台上に載置された原稿を当該原稿載置台
を透過することなく、これに対峙する側から読取る第２
読み取り手段とが具備されているのてで、原稿を原稿載
置台上に載置するだけで、その下面の像と上面の像を同
時若しくは逐次読取ることができる。

また、立体原稿も鮮明に読取ることが可能となる。

従って、その用途は飛躍的に拡大する。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第１図は一部
を破断した全体斜視図、第２図は側面図、第３図は要部
斜視図そして第４図は要部側面図である。 （１）・・・装置本体、（３）・・・立体原稿、（４）
・・・第１光学系（第１読取手段）、（５）・・・プラ
テンガラス（原稿載置台）、（６）・・・第１露光光源
、（７）・・・スキャン用反射ミラー、（８）・・・第
１結像レンズ、（９）・・・イメージセンサ、（１０）
・・・支持部材、（１１）・・・キャリア、（１４）・
・・鉛直ベルト、（１５）・・・第１反射鏡、（１６）
・・・第２反射鏡、Ｃ１７）・・・第２露光光源、（１
８）・・・第２結像レンズ、（１９）・・・第２光学系
、（２２）・・・第３反射鏡。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、透明な原稿載置台上に載置された原稿を前記原稿載
   置台を透過して光学的に読取る第１読取手段と、前記原
   稿載置台上に載置された原稿を当該原稿載置台を透過す
   ることなく、これに対峙する側から読取る第２読取手段
   とが具備されている光学読取装置において、前記第１読
   取手段と第２読取手段には共通のイメージセンサが備え
   られ、当該イメージセンサは水平方向および鉛直方向に
   移動可能な支持部材によって保持されており、前記第１
   読取手段が動作するときにはイメージセンサが水平方向
   に走査し、第２読取手段が動作するときには前記イメー
   ジセンサが鉛直方向に走査するように構成されているこ
   とを特徴とする光学的読取装置。