JPH0216177Y2 - - Google Patents

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JPH0216177Y2
JPH0216177Y2 JP18508185U JP18508185U JPH0216177Y2 JP H0216177 Y2 JPH0216177 Y2 JP H0216177Y2 JP 18508185 U JP18508185 U JP 18508185U JP 18508185 U JP18508185 U JP 18508185U JP H0216177 Y2 JPH0216177 Y2 JP H0216177Y2
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bath
bathtub
return pipe
heating
pipe
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は風呂追焚装置を利用した温水暖房装置
に関するものである。
(従来の技術と問題点) 従来、浴槽と放熱器とを並列接続するものとし
て実開昭60−48013号公報に示されるものがある。
一方、暖房用回路には大気開放の膨張タンクが設
けられるのが普通である。しかしながら、膨張タ
ンクを内蔵する熱源器に浴槽と放熱器とを並列接
続すると、浴槽を二階に設置するような場合に
は、風呂回路に切換えると浴槽水が逆流して膨張
タンクよりあふれてしまい、使用できないもので
あつた。
本考案は上記従来の欠点を解消したもので、ど
のような配管パターンでも使用できしかも風呂回
路への空気の混入も防止するものを提供すること
を目的とする。
(実施例) 1はポンプ及び加熱器(図示せず)を内蔵し大
気開放の膨張タンクは内蔵しない加熱装置であ
り、往き管13と戻り管14の2本の配管が接続
されている。5は放熱器であり、暖房往き管6と
バルブ11を介在した暖房戻り管7の2本の配管
が接続されている。上記配管は、往き管13と暖
房往き管6が接続され、戻り管14は暖房戻り管
7と接続されており、加熱装置1、往き管13、
暖房往き管6、放熱器5、暖房戻り管7、戻り管
14、加熱装置1で暖房回路を構成している。
又、往き管13と暖房往き管6との接続点よ
り、バルブ10を介在した風呂往き管3が分岐し
て浴槽2に接続され、浴槽2からは風呂戻り管4
が戻り管14と暖房戻り管7との接続点に合流接
続されている。加熱装置1、往き管13、風呂往
き管3、浴槽2、風呂戻り管4、戻り管14、加
熱装置1で風呂回路を構成している。すなわち、
浴槽2と放熱器5とは、並列接続されて加熱装置
1に接続されることになる。
8は合流点より下流の戻り管14に設けられた
エアセパレータで、その上部はバツフアタンク9
の下部に連通し、バツフアタンク9はその上部と
風呂戻り管4とをバイパス細管12で連通接続し
てある。バルブ10,11は、両バルブの開閉を
逆にすることにより回路を切換えるものである。
尚、風呂回路においてはバルブ10は風呂往き管
3にのみ設けられねばならないが、暖房回路にお
いては、バルブ11は暖房往き管6・暖房戻り管
7のどちらに設けてもよい。
次にこの構成における作用を説明する。暖房を
行なう場合は、バルブ10を閉じ、バルブ11を
開いた後加熱装置を作動させれば、暖房用水は放
熱器5→エアセパレータ8→加熱装置1→放熱器
5の系路で循環され暖房が行なえる。回路内の混
入空気はエアセパレータ8からバツフアタンク9
に溜められる。又、膨張水もバツフアタンク9内
に入り込み、バイパス細管12を通り風呂戻り管
4を通じて空気、膨張水共に浴槽2に排出され
る。即ち浴槽2が大気開放の膨張タンクとなるの
である。一方風呂の加熱を行なう場合は、浴槽2
内を満水にした後バルブ10を開き、加熱装置1
を作動させる。すると浴槽水は浴槽2→エアセパ
レータ8→加熱装置1→浴槽2の経路で循環さ
れ、加熱される。暖房後に追焚きをした場合、バ
ツフアタンク9内の空気をバイパス細管12から
戻り管4内に吸い込むことがあるが、エアセパレ
ータ8を通るためここで再び分離される。風呂戻
り管4をバイパス細管12のかわりに直接バツフ
アタンク9に接続しても暖房時の空気、膨張水の
排出はできるのであるが、追焚時には浴槽水がエ
アセパレータ8が逆流するためバツフアタンク9
内に空気が残つていれば風呂回路に空気が混入す
るおそれがあるのである。
尚、バルブ10,11のかわりに両回路の往き
管3,6のの接続点に三方弁を設けてもよいもの
である。又、林槽2が一階にあつてエアセパレー
タ8より低い場合、浴槽2内の水を排水すると風
呂往き管3及び風呂戻り管4内も排水されるが、
風呂戻り管4はバイパス細管12でバツフアタン
ク9の上部に接続されているため、水と置換され
る空気はバツフアタンク9内にまで入つてこな
い。従つて、バツフアタンク9以下の暖房回路は
常に水が充満しており、放熱器の使用にさしさわ
りはないのである。
(考案の効果) 以上のように本考案は、大気開放の膨張タンク
を内蔵しない加熱装置に浴槽と放熱器とを並列接
続したものにおいて、風呂回路には往き管のみに
回路切換用のバルブを設けたので、回路内の大気
開放部は浴槽だけとなり、暖房時には風呂戻り管
を介して浴槽が膨張タンクとして機能するので浴
槽の位置は影響しなくなる。即ち、二階浴槽にし
ても浴槽水の逆流はなくなるのである。
又、バツフアタンクの上部と風呂戻り管とを接
続してあるので、一階浴槽にしても暖房回路の水
が排水されてしまうことはなく、従つてどのよう
な配管パターンでも使用できるのである。
更に、風呂回路にもエアセパレータを設けてあ
るので、確実に空気の混入を防止できるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略図である。 1……加熱装置、2……浴槽、3……風呂往き
管、4……風呂戻り管、5……放熱器、6……暖
房往き管、7……暖房戻り管、8……エアセパレ
ータ、9……バツフアタンク、10……バルブ、
12……バイパス細管、13……往き管、14…
…戻り管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ及び加熱器を内蔵し大気開放の膨張タン
    クを内蔵しない加熱装置と、放熱器とを往き管及
    び戻り管で接続して暖房回路を構成すると共に、
    放熱器と浴槽とが並列になるよう往き管を分岐し
    て風呂往き管を浴槽に接続し、浴槽からの風呂戻
    り管を戻り管に合流接続して加熱装置との間に風
    呂回路を構成した温水暖房装置において、前記風
    呂回路には風呂往き管のみに回路切換用のバルブ
    を設け、戻り管には合流点より下流にエアセパレ
    ータを設け、該エアセパレータの上部にはバツフ
    アタンクを連通して設けると共に、該バツフアタ
    ンクの上部は風呂戻り管にバイパス細管で連通接
    続したことを特徴とする温水暖房装置。
JP18508185U 1985-11-29 1985-11-29 Expired JPH0216177Y2 (ja)

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JP18508185U JPH0216177Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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Publication Number Publication Date
JPS6293607U JPS6293607U (ja) 1987-06-15
JPH0216177Y2 true JPH0216177Y2 (ja) 1990-05-02

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