JPH02161376A - スキャンコンバータ表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 斑血圀１ 本発明はスキャンコンバータ表示方式に関し、特に航空
、船舶管制システムにおけるオフセンタ表示機能を有す
るレーダのスキャンコンバータ表示方式に関するもので
ある。

良氷韮韮 レーダにおけるレーダビデオ信号を画面表示する場合、
ＣＲ７表示画面と１対１に対応する画像メモリとしてス
キャンコンバータメモリを用い、このスキャンコンバー
タメモリからレーダビデオ信号を垂直及び水平同期信号
に同期しつつ読出して、ＣＲＴ表示を行うようになって
いる。

この画面表示に際して、表示座標のセンタ位置をずらし
て表示するいわゆるオフセンタ表示機能がある。このオ
フセンタ表示機能では、ＰＰＩ（Ｐｌａｎ　Ｐｏ５ｉｔ
ｉｏｎ　Ｉｎｄｉｃａｔｏｒ　）　ｔｌ引のレーダビデ
オ信号をスキャンコンバータメモリに書込む際に、オフ
センタに対応する座標変換を施し、その変換後の信号を
ラスタスキャンによりＣＲＴモニタに表示している。

この様な従来のレーダビデオスキャンコンバータ表示方
式では、画面の一半径以内のオフセンタ表示機能のみと
なっているので、管制運用上拡大（レンジスケーリング
）とオフセンタとの組合せにより、見たい部分を画面の
中心位置に持ってくることができない場合が多く発生す
るという問題がある。

従来においても、上記問題を解決すべくレーダ掃引の中
心が画面の外に出る場合を許容するオフセンタ表示を試
みた例はある。しかしながら、この場合には、レーダの
中心が画面内にある場合に比較して高分解能を要するこ
と及び実時間でオフセンタ座標変換を実施する必要があ
ること等から、スキャンコンバータメモリへのデータの
実時間書込みが、スピードの点で困難である。また、レ
ーダ回転数が遅くかつ極座標から直交座標への変換時に
発生する画素抜けを極端に許容するという特殊条件でな
ければ、設計できないという欠点もある。

ユ涯し！ｌ煎 そこで、本発明はかかる従来技術の欠点を解決すべくな
されたものであって、その目的とするところは、スキャ
ンコンバータメモリの容ｌを全く増大させることなく実
時間処理にて画面−直径以内のオフセンタ表示を実現可
能としたスキャンコンバータ表示方式を提供することに
ある・。

及皿立璽羞 本発明によれば、スキャンコンバータメモリからレーダ
ビデオ信号を垂直及び水平同期信号に応答して読出して
これを表示画面上に表示するようにしたスキャンコンバ
ータ表示方式であって、オフセンタ表示指示に応答して
、前記垂直及び水平同期信号をオフセンタ位置に応じた
時間ずらした遅延垂直及び遅延水平信号を発生する手段
を設け、この遅延垂直及び遅延水平信号の発生タイミン
グに同期して画面表示ラスタを発生させつつ前記スキャ
ンコンバータメモリからの読出しデータを表示するよう
にしたことを特徴とするスキャンコンバータ表示方式が
得られる。

Ｘ１男 以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明の実施例のシステムブロック図である。

レーダビデオ信号はスイープバッファメモリ１に１スイ
一プ分ずつ記憶され、極座標／直交座標変換部２におい
て座標変換されると共に、スキャンコンバータメモリ３
へ書込むアドレスが同時に決定される。この書込みアド
レスの決定は距離情報及び角度情報、更にはオフセンタ
位置情報により行われる。

オフセンタ位置情報決定部５はオフセンタ位置入力及び
画面拡大信号により当該オフセンタ位置情報を生成する
。このオフセンタ位置情報はレーダビデオ掃引の中心が
画面の外に出た場合には、画面のエツジの座標となるも
のである。

画面外のオフセンタをも含むオフセンタワールド座標は
、オフセンタ位置情報決定部５により生成されてラスク
表示タイミング発生部６へ入力され、スキャンコンバー
タメモリ３の読出し信号として、擬似垂直同期信号ｖｐ
及び擬似水平同期信号Ｈ１）が発生される。この信号ｖ
ｐ及びＨｌ）に同期してスキャンコンバータメモリ３か
らデータの読出しが開始される。

一方、実際の画面表示のためのラスタ用垂直同期信号Ｖ
及び水平同期信号ト■と、ブランク／アンブランク信号
とがラスク表示タイミング発生部６から発生され、ＣＲ
’ｌ’モニタ４の表示ラスタを生成するものである。

このＣＲＴモニタ４はスキャンコンバータメモリ３から
の読出しデータ及びラスタ用Ｖ、Ｈ信号、更にはブラン
ク／アンブランク信号を受けて、画面の外にレーダビデ
オ掃引の中心を有するオフセンタ表示をも含む表示を可
能とするようになっている。

ここで、第２図に示す如く、スキャンコンバータメモリ
３の内容をＣＲＴモニタ画面４からずらして表示する場
合（すなわち、表示画面から掃引中心が外れるようなオ
フセンタ表示の場合）、ＣＲＴモニタ画面（表示画面）
４上にはスキャンコンバータ３の略右下半分が残って表
示されることになるが、この場合の第１図のブロックの
各同期信号のタイミングチャートを第３図に示す。

ある１つの擬似垂直同期信号Ｖｐ１に続く擬似水平同期
信号Ｈ１）１〜Ｈｐｎの各々に同期して、スキャンコン
バータメモリ３から１本のラスタに相当するビデオ信号
が読出されるが、実際にＣＲ７画面４上に表示されるの
は、ブランク／アンブランク信号がアンプランクの期間
のみとなっている。

すなわち、ラスタ用垂直同期信号ｖ１及び水平同期信号
Ｈ１〜Ｈｎは、擬似垂直同期信号Ｖｐｌ及び擬似水平同
期信号Ｈｐ１〜Ｈｐｎから全てオフセンタ量に等しい時
間だけずれた遅延信号となっている。この遅延時間の間
は、スキャンコンバータメモリ３からのデータは単に読
出されるだけで表示されないいわゆる空読田しの状態に
ある（ブランク期間）、遅延水平同期信号Ｈ１〜Ｉｎが
夫々発生されて始めてラスタが生成され、スキャンコン
バータメモリ３から読出されたデータがＣＲ７画面４上
に表示されることになる（アンプランク期間）。

この方式を採用することにより、第２図に示した様に、
レーダの掃引中心がＣＲＴモニタ画面外に出た場合で、
かつＣＲＴモニタ画面の中心にし一ダの掃引中心があっ
た場合を基準にしてＣＲＴモニタ画面−直径分のオフセ
ンタ表示が可能となるのである。

これを従来の方式で行うには、第４図に示す如く、オフ
センタに相当するだけのワールドメモリを設けておき、
その中でＣＲＴモニタ表示画面に相当するウィンドを移
動制御することにより、所望部分のオフセンタ表示が可
能となる。この従来の方式では、メモリ容量が大となり
、画面−直径以内のオフセンタに限定しただけでも、９
倍のメモリ容量となってしまう、また、ウィンドにて切
った場合、その部分を最終的な画像メモリに再度移し変
えることが必要となり得策ではない。

１哩立夏１ この様に、本発明によれば、ラスタ表示のタイミングの
みをオフセンタ量に応じて制御することにより、画面−
直径以内のオフセンタ機能を容易に実現できるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のブロック図、第２図は本発明
の実施例によるオフセンタ表示の例を示す図、第３図は
本発明の実施例の動作を示す各部信号のタイミングチャ
ート、第４図は従来方式によるオフセンタ表示機能を説
明する図である。 主要部分の符号の説明 ３・・・・・・スキャンコンバータメモリ４・・・・・
・ＣＲＴモニタ ５・・・・・・オフセンタ位置・ｍ報決定部６・・・・
・・ラスタ表示タイミング発生部第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）スキャンコンバータメモリからレーダビデオ信号
   を垂直及び水平同期信号に応答して読出してこれを表示
   画面上に表示するようにしたスキャンコンバータ表示方
   式であって、オフセンタ表示指示に応答して、前記垂直
   及び水平同期信号をオフセンタ位置に応じた時間ずらし
   た遅延垂直及び遅延水平信号を発生する手段を設け、こ
   の遅延垂直及び遅延水平信号の発生タイミングに同期し
   て画面表示ラスタを発生させつつ前記スキャンコンバー
   タメモリからの読出しデータを表示するようにしたこと
   を特徴とするスキャンコンバータ表示方式。