JPH02161239A - 浴室用換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は浴室の換気を行う浴室用換気扇に関するもので
ある。

従来の技術 従来、この種の浴室用換気扇は第４図に示すような構成
であった。すなわち、浴室４１の天井面４２に換気扇４
３が設置され、この換気扇４３が運転されることによっ
て形成される換気扇４３の内部の風路４４中に、浴室４
１内の結露状態を検出する結露センサ４６を配設し、ま
た結露センサ４６が結露している（すなわち、浴室４１
内が高湿度状態になっている）ことを検出した場合に、
換気扇４３に通電を行うように制御を行う換気扇制御装
置４６を設けている。

以上の構成により、浴室４１を使用し浴室４１内が高湿
度状態になり、換気扇制御装置４６に接続された結露セ
ンサ４５が結露を検出すると、換気制御装置４６が作動
し、換気扇４３に通電して運転し、浴室４１内の高湿度
空気を室外４７に排気する。また使用者が入浴を終え、
換気扇４３を運転することによシ浴室４１内の空気が低
湿度となシ、結露センサ４６が結露を検出しなくなる通
常の湿度状態となった場合は、換気制御装置４６がふた
たび作動し、換気扇４３への通電を断って停止させる。

このようにして、浴室４１内が常に高湿度状態になるこ
とを自動的に防止し、カビ等の発生を抑制し、浴室４１
の腐朽を防止しようとするものであった。

発明が解決しようとする課題 しかし従来の構成では、結露センサ４６が換気扇４３内
部の風路４４中にあるため、換気扇４３が運転されてい
る場合は、浴室４１内の壁面の結露よシも結露センチ４
６の結露が方が早く乾燥する。したがって実際の浴室４
１内壁面の乾燥は、結４センサ４６の乾燥、すなわち結
露検出停止時よりも遅れるために、結露センサ４６の結
露検出停止時から一定時間、換気扇４３を継続して遅延
運転させなければならなかった。またこの換気扇４３の
遅延運転時間は、浴室４１の容積や外気温湿度、そして
季節等に影響されるため、実測によっである程度はつか
むことができるが、実際には谷要因の影響を考え、長目
の時間の運転を行うよう設定する場合が多く、外気が乾
燥し浴室が乾燥しやすい場合でも、必要以上の時間、換
気扇４３を運転しなければならなかった。

本発明は、上記課題を解決するもので、浴室内の湿度に
応じた適切な換気を自動的に行う浴室用換気扇を提供す
ることを目的とする。

Ｒ題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、浴室内壁面に単独
に設置し、浴室内壁面の結露状態を検出する結露センサ
部と、この、結露センサ部の検出結果にもとづきモータ
への通電を制御する通電制御部とを備えた浴室用換気扇
を構成したものである。

作　　用 この構成により、浴室内壁面に設置された結露センサ部
で浴室内壁面の結露を直接的に検出し。

この検出結果にもとづき作動する通電制御部にてモータ
への通電を制御し、浴室の乾燥に適切な時間、換気扇を
運転することとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづき説
明する。

第１図に示すように、浴室１の天井面２に換気扇３が設
置されている。結露センサ部８が天井面２の換気扇３と
は別の位置に単独で設置され、信号線９により通電制御
部１０に接続されている。

通電制御部１ｏは浴室フの天井裏面１１に設置される（
第１図に点線で示す）が、または換気扇３内に内蔵され
、電力線１２により換気扇３のモータ１３に接続されて
いる。また通電制御部１０は電源線１４により電力が供
給されている。

次に第２図に示すように、結露センサ部８は結露センサ
１５を内蔵しており、この結露センサ１６はその検出状
態を浴室１壁面の結露状態に極カ合わせるため、一般的
な浴室の壁面材料の熱容量に近い材料よりなる固定台１
ｅに固定されている。

また結露センサ部８の外かく１８には、結露センサ１５
に浴室１内の空気を導くための開口部１７が設けられて
いる。

次に第３図により浴室用換気扇の動作を説明する。

浴室１を使用すると、浴室１内の湿度が上昇し始める（
Ｓ点）。ある湿度状態（外気の温湿度、浴室壁面の温度
、材質等で変化）まで上昇すると、浴室１内壁面に結露
が発生する（ａ点）。この時点で結露センサ１６にも結
露が発生し、結露センサ部８は浴室１の壁面が結露状態
であることを検出し、この検出結果を通電制御部１ｏに
出方する。

この出力を通電制御部１０が受信し、換気扇３のモータ
１３へ通電を行うよう判断し、換気扇３をＯＮ状態とす
る。さらに換気を連続して行い、また浴室１の使用を終
え（Ｅ点）、浴室湿度が低下していき、初期の湿度状態
近くまで低下したある時点（ｂ点）で浴室１の壁面結露
も消えはじめる（このｂ点も結露発生のａ点同様、谷影
響を受は変化する。）。このｂ点で結露センサ１６の結
露も同様に消え、結露センサ部８は浴室１の壁面が乾燥
状態であることを判断し、通電制御部１ｏへの検出信号
出力を停止する。この停止によって通電制御部１ｏは、
換気扇３を停止するように判断するわけであるが、一般
的に浴室１内壁面の乾燥速度は場所によって異なり、結
露センサ部８が設置された浴室１の天井面２と他部では
、乾燥までの時間が異なると考えられるため、ある一定
の遅延時間（１）を実験的に求め、ｂ点経過後を時間経
過した０点まで換気扇３を遅延運転するようにＡ電制郡
部１ｏを設定する。この０点で通電制御部１゜は、換気
扇３のモータ１３への通電を停止するよう判断し、通電
を停止して換気扇３をＯＦＦ　状態とし、一連の換気動
作が終了する。

以上のように実施例によれば、浴室１の壁面結露状態に
応じた換気を自動的に行うことができ、ここで換気扇３
の遅延運転時間ｔは、結露センサが浴室１の壁面結露状
態を直接的に検出しているため、−船釣に短時間でよく
、したがって換気扇３を必要以上長時間運転する必要も
なくなる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば浴室内壁面に単独に設置された結露センサ部により、
浴室内壁面の結露を直接的に検出し、この検出結果にも
とづき換気扇への通電を通電制御部で制御するよう構成
したものであるから、浴室内壁面と結露センサのそれぞ
れの結露あるいは乾燥は、はぼ同時に進行し、どのよう
な気候状態でも、浴室内の乾燥に必要な最低時間換気扇
を自動的に運転することが実現できることとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の浴室用換気扇の設置状態図
、第２図は同結露七ンサ部の一部破断側面図、第３図は
同動作説明図、第４図は従来の浴室用換気扇の設置状態
図である。 １・・・・・・浴室、３・・・・・・換気扇、８・・・
・・・結露センサ部、１０・・・・・・通電制御部、１
６・・・用結露センサ。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　はが１名第１
図 ず−淫！ ３−禮す ８−　罫露てソＴｒ酔 １（１−−一通史−１オ哩部 第３１１！！１ １Ｊ間−−中 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 浴室内壁面に単独で設置し、浴室内壁面の結露状態を検
   出する結露センサ部と、この結露センサ部の検出結果に
   もとづきモータへの通電を制御する通電制御部とを備え
   た浴室用換気扇。