JPH0216116B2 - - Google Patents

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JPH0216116B2
JPH0216116B2 JP57131603A JP13160382A JPH0216116B2 JP H0216116 B2 JPH0216116 B2 JP H0216116B2 JP 57131603 A JP57131603 A JP 57131603A JP 13160382 A JP13160382 A JP 13160382A JP H0216116 B2 JPH0216116 B2 JP H0216116B2
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Keiji Sakamoto
Yukio Toyosawa
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/022Synchronous motors
    • H02P25/024Synchronous motors controlled by supply frequency

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は同期電動機をパルス幅変調方式によつ
て駆動するための同期電動機の駆動装置に関し、
特にインバータ回路の短絡防止のために設けられ
たパルス幅変調回路の不感帯による悪影響を防止
しうる同期電動機の駆動装置に関する。
同期電動機を交流で可変速制御する駆動装置に
は、一般に正弦波電流指令をパルス幅変調してイ
ンバータ回路を駆動してパルス幅変調された正弦
波を同期電動機に与える構成、即ちパルス幅変調
駆動回路が用いられている。このような構成では
最終段のインバータ回路のみ必要とする高電圧に
耐えうる構成とすれば良く、回路構成も簡単で比
較的制御も容易である。
このインバータ回路は3相交流駆動の場合には
各相2つづつの計6つのトランジスタを持ち、各
相のトランジスタ同志はそのオン・オフ動作が逆
になる様制御されるが、この動作切替時各相の2
つのトランジスタが同時にオンとならない様、即
ち直流電源の短絡が生じない様に、トランジスタ
の駆動信号(パルス幅変調された信号)にデツド
タイムが設けられている。このデツドタイムは、
パルス幅変調回路に不感帯を設けることによつて
設定しているが、このようにパルス幅変調信号に
デツドタイムが設けられるため、パルス幅変調さ
れた正弦波電流に歪みが生じ、励磁音が大きくな
つたり、トルクむらが生じたり、本来要求される
トルクが得られないという欠点があつた。特に、
低速度の場合には、正弦波電流指令が低周波とな
り、不感帯による影響は無視できない程であつ
た。
従つて、本発明の目的は、簡単な構成で正弦波
電流指令における不感帯の影響を小としうる同期
電動機の駆動装置を提供するにある。
以下、本発明を図面に従い詳細に説明する。
第1図は本発明に係る同期電動機の駆動装置を
説明するための回路ブロツク図である。
図中、101は回転界磁形の同期電動機、10
2は同期電動機のシヤフトに連結されたレゾルバ
であり、同期電動機の界磁極の位置を検出する。
このレゾルバは第2図に示すように回転子102
aと、回転子巻線102bと、互いに90゜の位相
をもつて配設された2つの固定子巻線102c,
102dと、sin wotの搬送波を発生する搬送波
発生回路102eを有している。今、回転子10
2aが角度αの位置にあるものとすれば、固定子
巻線102c,102dからそれぞれ次式に示す
電圧が ea=sinαsin wot (1) eb=cosαsin wot (2) 出力される。即ち、第3図に示す様に、レゾルバ
102から同期電動機101の界磁極の位置θに
応じたサイン波電圧ea及びコサイン波電圧ebが
出力される。103は同期整流回路であり、サイ
ン波電圧ea、コサイン波電圧ebをそれぞれ同期
整流してsinα、cosα(第3図)を出力する。10
4はタコジエネレータで、同期電動機101の回
転速度に比例した電圧値を有する実速度電圧
TSAを出力する。105は図示しない速度指令
回路から指令された速度指令電圧VCMDと実速
度電圧TSAの差(以後速度誤差という)ERを演
算する演算回路、106は速度誤差ERを増幅し
て電機子電流の振幅Isを出力する誤差アンプ、1
07,108は乗算回路で、誤差アンプ出力と同
期整流回路103の出力cosα、sinαとを乗算し
2相の電流指令I〓1a(=Is・sinα)、I〓1b(=Is・
cosα)をそれぞれ出力する。109は2相信号
を3相に変換する2相−3相変換回路で、第4図
に示すような回路構成を有している。即ち、2相
−3相変換回路は2つのオペレーシヨンアンプ
OA1,OA2と、10KΩの抵抗R1〜R4と、5.78K
Ωの抵抗R5と、5KΩの抵抗R6を有している。さ
て、各抵抗R1〜R6の値を上記のように決定する
と共に図示の如く結線すると、端子Tu,Tv,
Twからそれぞれ が出力される。そして、これらI〓u、I〓v、I〓wは互
いに2π/3の位相差を有し、しかも誘導起電圧
Eoと同相の3相電流指令となつている。
110U,110V,110Wはそれぞれ各相
毎に設けられた演算回路であり、指令電流I〓u、
I〓v、I〓wと実際の相電流I〓au、I〓av、I〓awの差を
演算
する演算回路、111はI〓avとI〓awの加算を行な
つてU相の相電流I〓auを出力する演算回路、11
2V,112WはそれぞれV相及びW相の相電流
I〓av、I〓awを検出する変流器、113U,113
V,113Wはそれぞれ各相毎に設けられ各相の
電流差を増幅する電流アンプ、114はパルス幅
変調回路、115はパルス幅変調回路の出力信号
により制御されるインバータ、116は3相交流
電源、117は3相交流を直流に整流する公知の
整流回路でダイオード群117a及びコンデンサ
117bを有している。
次に、同期電動機101がある速度で回転して
いるときに速度指令が上昇した場合について第1
図の動作を説明する。
同期電動機を所望の回転速度Vcで回転せしめ
るべく、演算回路105の加算端子に所定のアナ
ログ値を有する速度指令電圧VCMDが入力され
る。一方、同期電動機101は実速度Va(<Vc)
で回転しているから、タコジエネレータ104よ
り実速度Vaに比例した実速度電圧TSAが出力さ
れ、この実速度電圧TSAは演算回路の減算端子
に入力される。従つて、演算回路は指令速度Vc
と実速度Vaの差である速度誤差ERを演算し、こ
れを誤差アンプ106に入力する。誤差アンプ1
06は次式に示す比例積分演算を行なう。
Is=K1(Vc−Va)+K2Σ(Vc−Va) Σ(Vc−Va)=Σ(Vc−Va)+(Vc−Va) (4) 尚、(4)式の演算結果Isは電機子電流の振幅に相
当する。即ち、負荷が変動し、あるいは速度指令
が変化すると速度誤差ER(=Vc−Va)が大きく
なり、これに応じて電機子電流振幅Isも大きくな
る。Isが大きくなればより大きなトルクが発生
し、このトルクにより電動機の実速度が指令速度
にもたらされる。
一方、同期電動機101の界磁極の位置(角度
α)を示す2組のサイン波sinα、コサイン波
cosαがレゾルバ102及び同期整流回路103
により得られている。
ついで2相−3相変換回路109は(3)式に示す
演算を行ない3相の電流指令I〓u、I〓v、I〓wをそれ
ぞれ出力する。尚、これらI〓u、I〓v、I〓wは同期電
動機101の誘導起電圧Eoと同相の3相電流指
令となつている。
しかる後、3相電流指令I〓u、I〓v、I〓wは演算回
路110U,110V,110Wにて実際の相電
流I〓au、I〓av、Iawと差分がとられ、ついでその差
分である三相交流信号iu、iv、iwは電流アンプ1
13U,113V,113Wにて増幅されてパル
ス幅変調回路114に入力される。
パルス幅変調回路114では、後述する様に鋸
歯状波信号STSと三相交流信号iu、iv、iwの振幅
を比較し、パルス幅変調された三相の電流指令を
インバータ115を構成する各パワートランジス
タQ1〜Q6のベースに入力し、これら各パワート
ランジスタQ1〜Q6をオン/オフ制御し、同期電
動機101に三相電流を供給する。
以後、同様な制御が行われて最終的に同期電動
機101は指令速度で回転することになる。
さて、係る構成において、従来のパルス幅変調
回路114は、第5図に示すように1次遅れ系の
フイルタFU,FV,FWと、鋸歯状波信号STSを
発生する鋸歯状波発生回路STSGと比較器
COMU,COMV,COMWと、ドライバDV1〜DV6
を有し、インバータ115は6個のパワートラン
ジスタQ1〜Q6とダイオードD1〜D6を有してい
る。第6図、第7図、第8図の各部波形図を参照
して、動作を説明すると、パルス幅変調回路11
4の各比較器COMU,COMV,COMWはそれぞれ
鋸歯状波信号STSと三相交流信号iu,iv,iwの振
幅を比較しiu,iv,iwがSTSの値より大きいとき
には“1”を、小さいときには“0”を出力す
る。従つて、今、iuについて着目すると比較器
COMUから第6図に示すパルス幅変調された電流
指令iuc、iが出力される。即ち、iu,iv,iw
の振幅に応じてパルス幅変調された三相の電流指
令iuc(U)、ivc(V)、iwc(W)及びその反転信号
U,,が出力される。この三相電流指令信号
U,V,Wとその反転信号,,は各々のド
ライバDV1〜DV6を介し、インバータ駆動信号と
してインバータ115へ入力される。三相電流指
令U、V、Wは各々インバータ115のパワート
ランジスタQ1,Q8,Q5のベースに、反転信号,
V,は各々インバータ115のパワートランジ
スタQ2,Q4,Q6のベースに与えられ、各パワー
トランジスタQ1〜Q6をオン/オフ制御し、同期
電動機101に三相電流を供給することになる。
ここで、比較回路COMU,COMV,COMWはそれ
ぞれU相と相、V相と相、W相と相の指令
信号が同時にオンしない様に、信号にデツドタイ
ムDを設けるため、第7図aの如く不感帯特性を
有している。このことは第7図bの如く鋸歯状波
信号STSの比較回路に不感帯の値で示される振
幅S1,−S1のバンド巾を持たせたことになる。即
ち、第7図bに示す如く、振幅S1,−S1を閾値と
して、第7図c,dに示す様な(パルス幅変調さ
れた)出力を発生する。このため、各三相電流指
令信号U,V,Wとその反転信号,,は第
6図に示す様に正規の正転、反転信号の関係と異
なり、斜線部分で示す部分だけ削除されたパルス
波信号となる。従つて、第6図のUVで示す、同
期電動機におけるU相−V相間の電流も斜線部分
だけ削除された形になり、本来の斜線部分のない
波形に比し、波巾が減少する。従つて、電動機に
流れる電流波形も、正弦波とならず、第8図の実
線で示したようになる。第7図bの動作原理から
明らかな様に、このデツドタイムDによる不感帯
の影響は三相交流信号iu,iv,iwの傾きが小さい
程、即ち低周波信号である程、大きくなり、即ち
低速度である程トルクむらが生じることになる。
このデツドタイムDを零とすることは、デツドタ
イムを設けた趣旨に反するので、本発明では、こ
のデツドタイムの影響を最小とする様考慮されて
いる。
即ち、本発明では第5図に示すように電圧フイ
ードバツクループが設けられ、この電圧フイード
バツクループには、インバータ回路115に入力
されるパルス幅変調回路の出力と各相に流れる電
流とから各相間の電圧を検出する相間電圧検出回
路118と、検出された相間電圧を相電圧に変換
する相間電圧−相電圧変換回路119U,119
V,119Wと、この相間電圧−相電圧変換回路
119U,119V,119Wの出力を電流指令
と該検出電流の差出力から差し引く演算回路12
0U,120V,120Wとを備える。相間電圧
検出回路118は、電流方向判別回路118a
と、U,V,W各相の電圧発生回路118U,1
18V,118Wとから成る。電流方向判別回路
118aのU相関連部位とU相電圧発生回路11
8Uは第9図に示す様構成されている。電流方向
判別回路118aは、各電流指令SQ1〜SQ6を反
転するノツト回路NOT1〜NOT6と、エネルギ
ー供給時の電流方向を判別するアンドゲート
AND1〜AND4と、回生時の電流方向を判別す
るアンドゲートAND5〜AND8とからなる。ア
ンドゲートAND1は電流指令SQ1とSQ4の条件を
とつており、第10図を参照すると、第10図a
のエネルギー供給時におけるトランジスタQ1,
Q4をオンにしたU→Vへの電流供給ルートE1
を検出する。同様に、アンドゲートAND2,
AND3,AND4はそれぞれ電流供給ルートE
2,E3,E4の場合に相当する。又、アンドゲ
ートAND5は電流指令14との条件をとつ
ており、第10図bのエネルギー回生時のV→U
の回生ルートR1を検出する。これと同様に、ア
ンドゲートAND6,AND7,AND8はそれぞ
れ回生ルートR2,R3,R4を検出することに
なる。従つて、アンドゲートAND1〜AND8か
らは第10図aのエネルギー供給時の4つのルー
ト及び第10図bの回生時の4つのルートのいず
れかを検出する出力を発することになる。尚、電
流方向判別回路118aには、各々V相、W相に
応じて同様のゲート群が設けられているが説明は
省略する。一方、U相電圧発生回路118Uは、
トランジスタQ1に流れる電流を検出する電流検
出回路DCと、電流検出回路DCの出力からトラン
ジスタQ1に電流が流れたことを判別する判別回
路JCとを有しており、判別回路JCはトランジス
タQ1に電流が流れた時、即ち、第10図aのル
ートE1,E2、第10図bのルートR1,R4
の場合、“1”出力を発生する。更に、アンドゲ
ートAN1〜AN8、オアゲートOR1〜OR4、
アンプAMP、抵抗R1〜R6を有している。ア
ンドゲートAN1,AN2,AN5,AN6はトラ
ンジスタQ1に電流が流れた時のみ開き、逆にア
ンドゲートAN3,AN4,AN7,AN8はトラ
ンジスタQ1に電流が流れない時のみ開くという
関係となる。これは、例えば供給ルートE1の場
合、アンドゲートAND1から出力が出るが、更
に、アンドゲートAND7,AND8からも出力が
出るため、アンドゲートAND7,AND8の出力
を後段に伝えず、正確な検出出力を発するためで
ある。オアゲートOR1,OR2は各々アンドゲ
ートAN1とAN2、AN7とAN8の出力を抵抗
R1,R2を介しアンプAMPの−側入力に与え
る。即ち、供給ルートE1,E2、回生ルートR
2,R3の如くU相側から電流が流出する場合で
ある。逆にオアゲートOR3,OR4は各々アン
ドゲートAN3とAN4、AN5とAN6の出力を
抵抗R3,R4を介しアンプAMPの+側入力に
与える。即ち、供給ルートE3,E4、回生ルー
トR1,R4の如くU相に電流が流れ込む場合で
ある。アンプAMPは入力される各ゲート出力を
アナログ信号に平滑化するフイルタの役目を果た
すものである。
従つて、第9図構成の回路では、パルス幅変調
された電流指令SQ1〜SQ6から電流方向判別回路
118aが電流ルートが前述の8ルートのいずれ
かに応じて出力を発し、これらはトランジスタQ
1に流れる電流の有無によつてアンドゲートAN
1〜AN8から正確な検出出力が発せられ、アン
プAMPで平滑化される。アンプAMPに入力され
るゲート出力信号は元々パルス幅変調されている
ので、アナログのU相電圧として出力されること
になる。
再び第5図に戻つて、電圧フイードバツクルー
プの動作を説明すると、パルス幅変調回路114
の出力であるパルス幅変調された電流指令SQ1
SQ6を受け、電流方向判別回路118aが電流方
向を判別する。判別された電流方向出力から相電
圧発生回路118U,118V,118Wは相電
圧を出力する。
この相電圧は相間電圧−相電圧変換回路119
U,119V,119Wで相電圧に変換され、演
算回路120U,120V,120Wで三相交流
信号iu,iw,ivとの差分がとられ、演算回路12
0U,120V,120Wの各出力が三相交流信
号としてパルス幅変調回路114に入力されるこ
とになる。即ち、三相交流信号は電圧フイードバ
ツクで補償されることになる。インバータ回路の
出力が大きい程、電圧フイードバツク量大となる
から、電圧フイードバツクは電流ループのゲイン
を変化していることになる。
電圧フイードバツクは三相交流信号iu,iv,iw
が小な程ゲインを高め、三相交流信号iu,iv,iw
が大な程ゲインを低める様作用する。このため、
電圧フイードバツクによつてゲインが下がつた分
だけ電流ループのゲインを上げてやることによ
り、安定性を損なわずにデツドタイムDによる不
感帯の影響を小さくすることができる。
即ち、実効的な不感帯は第7図aの如く、従来
の電圧フイードバツクループを設けない特性aに
比し、特性bの様に小さくなることであり、又三
相交流信号としてみると、第7図bの如く、三相
交流信号iuをiu′の様に傾きを大としていること
に相当する。このため、第8図に示す電流波形の
不感帯部分が減少し、電流波形が近くなり、特に
トルクむらが減少する。
以上、本発明によれば、同期電動機に与えられ
る電流を検出する電流検出回路と、電流指令と該
検出電流との差を出力する差出力回路と、該差を
示す三相交流信号をパルス幅変調するパルス幅変
調回路と、該パルス幅変調回路の出力によつて駆
動されるインバータ回路とを含む電流フイードバ
ツクループを有し、該インバータ回路の出力によ
つて同期電動機を駆動する同期電動機の駆動装置
において、前記パルス幅変調回路の出力と各相に
流れる電流とから各相間の電圧を検出する相間電
圧検出回路と、検出された相間電圧を相電圧に変
換する相間電圧−相電圧変換回路と、この相間電
圧−相電圧変換回路の出力を電流指令と該検出電
流の差出力から差し引く演算回路とからなる電圧
フイードバツクループを具備し、前記電流フイー
ドバツクループのループゲインを制御するように
したので、安定性を損なうことなしに電流ループ
のゲインを大きくして、電流指令における不感帯
の影響を低減できる。また、パルス巾変調回路の
不感帯によつて生じる電流波形の正弦波形からの
歪みを小さくすることが出来るため、特に低周波
の電流指令時にトルクむらが発生せず、又うねり
等の励磁音も減少し、同期電動機を安定に駆動す
ることが可能となり、実用上極めて有用である。
更にパルス幅変調回路の出力から電圧フイード
バツクの電圧検出が可能となるので、電圧検出の
ための回路構成が簡単となり、安価な製造が可能
となるという効果も生じる。
尚、本発明を一実施例により説明したが、本発
明はこの実施例に限られず、本発明の主旨の範囲
内で種々の変形が可能であり、本発明の範囲から
これらを排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る駆動装置一実施例ブロツ
ク図、第2図は第1図におけるレゾルバ102の
構成図、第3図は第2図レゾルバ102の動作説
明図、第4図は第1図における2相−3相変換回
路109のブロツク図、第5図は第1図の要部ブ
ロツク図、第6図は第5図ブロツク図の各部信号
波形図、第7図は第5図の動作説明図、第8図は
第6図によるU相電流波形図、第9図は第5図の
相電圧検出回路118の要部ブロツク図、第10
図a,bは同期電動機の力行時および回生時の電
流ルートを示す回路図を示す。 図中、101……同期電動機、102……レゾ
ルバ、109……2相−3相変換回路、110
U,110V,110W……演算回路、114…
…パルス幅変調回路、115……インバータ回
路、118……相間電圧検出回路、119U,1
19V,119W……相間電圧−相電圧変換回
路、120U,120V,120W……演算回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同期電動機に与えられる電流を検出する電流
    検出回路と、電流指令と該検出電流との差を出力
    する差出力回路と、該差を示す三相交流信号をパ
    ルス幅変調するパルス幅変調回路と、該パルス幅
    変調回路の出力によつて駆動されるインバータ回
    路とを含む電流フイードバツクループを有し、該
    インバータ回路の出力によつて同期電動機を駆動
    する同期電動機の駆動装置において、前記パルス
    幅変調回路の出力と各相に流れる電流とから各相
    間の電圧を検出する相間電圧検出回路と、検出さ
    れた相間電圧を相電圧に変換する相間電圧−相電
    圧変換回路と、この相間電圧−相電圧変換回路の
    出力を電流指令と該検出電流の差出力から差し引
    く演算回路とからなる電圧フイードバツクループ
    を具備し、前記電流フイードバツクループのルー
    プゲインを制御するようにしたことを特徴とする
    同期電動機の駆動装置。
JP57131603A 1982-07-28 1982-07-28 同期電動機の駆動装置 Granted JPS5921294A (ja)

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