JPH021604A - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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JPH021604A
JPH021604A JP1094410A JP9441089A JPH021604A JP H021604 A JPH021604 A JP H021604A JP 1094410 A JP1094410 A JP 1094410A JP 9441089 A JP9441089 A JP 9441089A JP H021604 A JPH021604 A JP H021604A
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JP
Japan
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signal
circuits
circuit
operation circuit
logical operation
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Pending
Application number
JP1094410A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tanaka
豊 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH021604A publication Critical patent/JPH021604A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はノイズを含む複数の信号が多重された信号から
、所望の信号を取り出すフィルタ装置に関し、特に取り
出される信号の劣化を無くし、忠実なフィルタリングが
行えるようにしたものである。
例えば第1図Aに示すようなノイズN、〜N3を含む信
号から本来の信号を取り出す場合に、従来はローパスフ
ィルタを用いてノイズN1〜N。
を除去することが行われている。しかしこの方法では、
第1図Bに示すように取り出された本来の信号の立ち上
がりもなまってしまい、信号が劣化してしまう。
本発明はこのような点にかんがみ、上述のような信号劣
化のない、新規なフィルタ装置を提供するものである。
ところで従来のフィルタ装置は、時間の次元で変化する
信号をフーリエ変換によって周波数の次元に変換し、そ
の周波数成分をフィルタリングしている。これに対して
本発明では、時間の次元で変化する信号をパターン空間
に変換し、このパターンの変形によってフィルタリング
を行うものである。
以下にまずそのようなパターン空間について説明する。
例えば1フレームのテレビ信号を垂直水平にそれぞれm
、n個の画素から構成されていると考え、各画素の振幅
を、 f (xi、yj) 但し、1≦i<m、1≦j<n とすると、上述のテレビ信号はr (xt、yj)をm
Xn=に個順に並べたものとみなすことができる。これ
を例えば F=(f、、f2・・・・fk) 但し、f+  −f  (x+、y+)fk −r (
xm、yn) と表わすことにより、この1フレームのテし・ビ(3号
をに次元のベクトルFとして考えることができる。
このようにして、複数の時点の信号のレベルをそれぞれ
の次元に当てはめてベクトル表現したときにできる多次
元空間をパターン空間と称する。
同様にして、隣接する3点の信号のレベルf i−1+
fi、fi、、(2≦i<k−1)を用いて3次元のパ
ターン空間を構成することができる。
第2図はそのような3次元パターン空間の斜視図であっ
て、それぞれのベクトルは信号の最大レベルによって包
囲される空間内の任意の点で表わされる。
この3次元パターン空間において、原点0とベクトルが
最大の点Pとの間を結ぶ線分はf i−1”” f z
−f f+1 であることを示している。
また第3図Aに示す平面は f・−重=f、≠f ill であることを示している。さらに第3図Bに示す平面は f I−1≠f i=f ill であることを示しており、これらは信号がステップ状に
変化していることを示している。
これに対して第3図Cに示す平面は f 、−、= f 、、、f−fi であることを示しており、これは信号がパルス状に急激
に変化していることを示している。
そこでこの3次元パターン空間をO−P線の延長上から
見ると第4図のようになる。ここで各範囲の信号はそれ
ぞれ外周に図示のように変化している。図において第2
図のO−P線は原点、第3図Aの平面はC軸、Bの平面
はA軸、Cの平面はB軸で現わされる。
この場合に、本来の信号は隣接する信号間の相関性が極
めて強いために、第5図Aに示すように、A−A’線〜
c−c’線の範囲に集中して分布し、c−c’線の近傍
には存在しない。これに対して、雑音等は隣接する信号
間の相関性がないので、第5図Bに示すように全体に均
一に分布する。
すなわち例えば第6図に示すような信号の場合、これを
上述のパターン空間に変換すると第7図のようになる。
なお第6図中・は信号の位置を示す。
そしてこの場合に、第7図の斜線の範囲外の信号を、例
えば矢印のように変形することにより、ノイズN1〜N
、を除去することができる。
そころでいわゆるデジタル論理(オン・オフ論理)にお
いて、正論理と負論理の2つの考え方があるのと同様に
、パターン空間の論理においても正、負の2つの論理を
考える必要がある。
そこで例えば第8図において、AとBとは全く同一の波
形である。しかしAは2つのステップ状ツバターンに見
えるのに対しBはパルス状のパターンに見える。また第
8図のC,Dについても、AとB間の違いと同様のこと
が生じる。そこで以下の説明ではこれらを次のように定
義する。
すなわちローレベルを基準とした第8図A、  Cの見
方を正論理と言い、ハイレベルを基準とした第8図B、
Dの見方を負論理と言う。
従って第4図におけるB−0軸上のパターンは第8図C
,Dと同一であり、正論理ではパルスパターンと言える
。これに対しB’ −0軸上のパターンは第8図A、B
と同一であり、負論理ではパルスパターンである。
ここでノイズを抑圧するには、これら両者のパルスパタ
ーンが抑圧されねばならない。
本発明はこれらの点を考慮してなされたものである。以
下に図面を参照しながら本発明の一実施例について説明
しよう。
まず上述のf li)  とその近傍画素r(i−11
+f (i、I)をパターンP、、、とする。
P t+、= (f <=−+、、f +i+、 f 
+1−n)  ”(1)このパターンP、、、を要素と
する集合Pはfi)=(P ii) I P (i)=
 (f (i−11+ f fi)+ f fi+I)
) +i−1+  L  3+ ・・・・)  ・・・
・(2)となり、正のパルスパターンを抑圧するには、
第9図の如く集合Pを、関数q:P−Gによって、正の
パルスパターンを含まないPの部分集合G;(GCP)
4こ変換すればよいことになる二そこで変換された部分
集合GのパターンG3.。
の順序対を G、t、= (a、b、c)      ”(3)a、
b、c:それぞれA、B、C軸の値とすると、関数q二
IP−+G!よ次式で示される。
f(i) =MI NCf(i) +MAX(f(i−
1) r f(i+t ) ) ]・・・・(6) 同様に負論理におけるパルスパターンを抑圧する関数を
rとし、変換されたパターンをH+i) ;(a、b、
c)とし、ハターンH(、、を要素とする集合をHとす
れば関数r:P−+Hはとなり、よって ・・・・(7) 但し、MAXは以下のかっこ内で最大のものを取り出す
こと、MTNは最小のものを取り出すことを示す。
よって G(i) ” (f (i −DνMIN Cf (i
)νMAX(f (i−1)フf<i+1))〕tとな
る。すなわちbの値を部分集合aのパターンG(1)の
B軸の値に置換すれば良い。
となる。
又出力f″3..は次式となる。
f(i)”■1.Xi:f(i)フMIN(f (i−
1)プf(i+1))〕・・・・・(9) (第10図参照) そこで例えば正論理の変換qと負論理の変換rとを直列
接続すれば、正論理1負論理のパルスパターンを含む信
号から正論理及び負論理のパルスパターンを含まない、
すなわちノイズの抑圧された信号に変換される。
なお、集合の変換の合成においては変換の順序によって
出力の値を異にする。(q−r=I=r−q)そこで正
論理の変換を行なった後に負論理の変換を行なった値と
その逆の処理がなされた値の平均が使用される。
さらに、正論理の変換に関する(6)式と負論理の変換
に関する(9)式の演算子は最大値演算子“MAX”と
最小値演算子“MIN”である。これらの演算子に対応
する実際の回路構成例を第11図A。
B、第12図A、Bに示す。アナログ回路は簡単な共通
エミッタ接続で実現できる。またデジタル回路はオア回
路とアンド回路で実現できる。
またこれらの大小比較演算器の組み合せである正論理変
換回路と負論理変!桑回路とは信号間の時間差に相当す
る遅延回路DLを用いて第13図に示すように構成され
る。
そしてこれら論理変換の組み合せであるフィルタ装置の
一例は第14図、第15図に示すように構成される。
すなわち第14図において、入力端子(1)からの信号
が信号間の時間差に相当する遅延回路(2)、 (3)
の直列回路に供給され、この入力端子(1)からの信号
及び遅延回路(2)の出力端の信号がMTHの論理演算
回路(4)に供給され、遅延回路(2)、 (3)の出
力端の信号がMINの論理演算回路(5)に供給され、
演算回路(4)、 (5)の出力信号がMAXの論理演
算回路(6)に供給される。この演算回路(6)の出力
信号が遅延回路(7)、 (8)の直列回路に供給され
、この演算回路(6)からの信号及び遅延回路(7)の
出力端の信号がMAXの論理演算回路(9)に供給され
、遅延回路(7)。
(8)の出力端の信号がMAXの論理演算回路(10)
に供給され、演算回路(9)、(10)の出力信号がM
INの論理演算回路(11)に供給される。
また入力端子(1)からの信号及び遅延回路(2)、 
(3)の出力端の信号が演算回路(9)〜(11)と同
様に構成された演算回路(12)〜(14)に供給され
、演算回路(14)の出力信号が遅延回路(15) 、
 (16)の直列回路に供給され、この演算回路(14
)からの信号及び遅延回路(15) 、 (16)の出
力端の信号が演算回路(4)〜(6)と同様に構成され
た演算回路(17)〜(19)に供給される。
さらにf55回路(11)、(19)の出力信号が加算
回路(20)に供給され、この加算信号が出力端子(2
1)に供給される。
従ってこの回路において、入力端子(1)からの信号は
遅延回路(2)、 (3)と演算回路(4)〜(6)か
らなる正論理演算回路を通過された後に遅延回路(7)
、 (8)と演算回路(9)〜(11)からなる負論理
演算回路を通過されて加算回路(20)に供給されると
共に、遅延回路(2L (3)と演37回路(12)〜
(14)からなる負論理演算回路を通過された後に遅延
回路(15) 、 (16)と演算回路(17)〜(1
9)からなる正論理演算回路を通過されて加算回路(2
0)に供給される。これによって正、負のパルスパター
ンが抑圧されると共に、変換の順序による出力の変化も
平均化される。
さらに第15図は4個の遅延回路(31)〜(34)を
直列に設けて演算を行う場合であって、この例において
も論理演算式は第14図の例と同一である。
尚、第14図、第15図では正論理演算回路と負論理演
算回路の直列回路の出力と負論理演算回路と正論理演算
回路の直列回路の出力とを加算しているが、前述のごと
(どちらか一方の直列回路のみでもノイズの抑圧された
信号が得られる。
こうしてフィルタリングが行われるだけであるが、本発
明によればノイズ成分であるパルスパターンのみを抑圧
し、他の信号には全く影響を与えることがないので、本
来の信号を劣化させることなく良好にフィルタリングを
行うことができる。
さらに本発明においてパターンを表わす空間は3次元空
間に限られない。例えばn個のサンプル値によるパター
ンはn次元空間上で処理される(第16図参照)にこで
サンプル点の間隔は入力信号波形の立ち上がりより小さ
(され、例えば人力信号周波数の周期の1/4の間隔に
される。さらに信号の取り方は水平方向のみならず、第
17図に示すように垂直方向又は時間方向(フレーム方
向)にとられても良い。
さらに以下にに次元への拡張した場合について述べる。
ここで任意のサンプル点に対する近傍画素の対称性を考
えると、サンプル点は、tin;k(llil(k=2
n+l (n=o、I+  2.=i 〕に拡張される
のが妥当である。しかしながらに個に拡張されj:ナン
プル値のに次元処理に関して、上述のような直感的表現
法はできない。そこで以下の説明では上述の(6)式、
(9)弐の拡張によってに次元空間でのファンクション
を定義する。
まず3つのサンプル値に関する、(6)弐で示される関
数をgユ(g x= f <i+ ’ ) とすると、
k個のサンプル値による正論理のパルスパターンを抑圧
するための関数gkは下式のようになる。
g(1)=ぬ■〔λ4IN(f (D ) )・・・・
・α0) 以上の式は一般式として次のように表わされる。
(15)式は1個の近傍画素のサンプル値について最小
値演算を行なった後、1回の最大値演算を1テなえば良
いことを示している。
又(15)式はディジタル画像処理の分野で、2個画像
に対して行なわれている縮退演算を多値@像に拡張した
式になっている。
同様にして負論理の一般式を求めると、となり、MAX
、MIN演算子が(11)式と逆になるだけである。
さらに以下にシュミレーションの波形を示して本発明の
詳細な説明する。
第18図は入力端の信号を示し、Aのような信号とBの
ようなノイズが加算されてCのような信号が入力端子(
1)に供給される。これに対して第19図A−Dはそれ
ぞれ次元kを、3.5,7.9とした場合の出力信号を
示し1、ここで信号の立ち上がりが劣化することなく、
ノイズが抑圧されている。
なお第20図は第2%図に示すようなトランスバーサル
フィルタを用いた場合の出力信号であって、図からも明
らかなように信号の立ち上がりが劣化する。
こうして本発明によれば信号の劣化を無くし、忠実なフ
ィルタリングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の説明のための図、第2図〜第13
図は本発明の説明のための図、第14図は本発明の一例
の構成図、第15図は他の例の構成図、第16図、第1
7図はさらに他の例の説明のための図、第18図〜第2
1図は本発明の効果を示すシュミレーションの波形図及
びその説明のための図である。 (1)は入力端子、(2)、 (3)、 (7)、 (
8)、 (15L (16)は遅延回路、(4)、 (
5)、 (11)、 (14)、 (17)、 (18
)はMINの論理演算回路、(6)、 (9L (10
)、 (12)、 (13)。 (19)はMAXの論理演算回路、(20)は加算回路
、(21)は出力端子である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 映像信号の所定の間隔で隣接する3個の信号のうち、隣
    接する2個の信号の最小値をそれぞれ得てこれらの最小
    値の最大値を得る手段と、上記隣接する2個の信号の最
    大値をそれぞれ得てこれらの最大値の最小値を得る手段
    とを有し、これらの手段の出力を演算して出力を得るよ
    うにしたフィルタ装置。
JP1094410A 1989-04-14 1989-04-14 フィルタ装置 Pending JPH021604A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0595663A2 (en) * 1992-10-30 1994-05-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Noise reduction for video signals
US11454123B2 (en) 2017-06-28 2022-09-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Method for machining free-form surface on elongated material

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