JPH02158538A - 高摩擦ローラ - Google Patents

高摩擦ローラ

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JPH02158538A
JPH02158538A JP31349188A JP31349188A JPH02158538A JP H02158538 A JPH02158538 A JP H02158538A JP 31349188 A JP31349188 A JP 31349188A JP 31349188 A JP31349188 A JP 31349188A JP H02158538 A JPH02158538 A JP H02158538A
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JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
peripheral surface
protrusions
groove
spiral
Prior art date
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Pending
Application number
JP31349188A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Okata
大方 一三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piolax Inc
Original Assignee
Kato Hatsujo Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kato Hatsujo Inc filed Critical Kato Hatsujo Inc
Priority to JP31349188A priority Critical patent/JPH02158538A/ja
Publication of JPH02158538A publication Critical patent/JPH02158538A/ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば紙送りローラなどに好適な高摩擦ロー
ラに関する。
「従来の技術」 X−Yプロッタ、ファックシミリ、コピーなどの機械に
用いられる紙送りローラとしては、寸法精度が高く1弾
性変形を起こさず、紙を確実にグリップし、耐摩耗性の
高いものが望まれる。
特開昭60−23248号には、ステンレス鋼板の表面
にエツチングによって微小突起を形成し、この鋼板をス
パイラル状に巻いて接合し、筒状に形成してなる紙送り
ローラが開示されている。
しかしながら、この紙送りローラは、表面に微小突起を
形成するため、フォトエツチングなどの複雑な工程が必
要となり、コストが高くつ(、また、1m板を巻いて接
合することにより筒状に成形するので、充分な寸法精度
が得られないという問題点があった。
また、実開昭61−119549号には、ローラの表面
にアルミナ粒子を付着させた紙送りローラが開示されて
いる。
しかしながら、この紙送りローラでは、アルミナ粒子に
よる凹凸にむらができやすく、充分な寸法精度が得られ
ないという問題点があった。
さらに、ローラの表面にタングステンカーバイドなどを
溶射して凹凸をつけたものも知られている。
しかしながら、この紙送りローラにおいても。
表面の凹凸にむらができやすく、充分な寸法精度が得ら
れないという問題点があった。
また、高mtiiローラとしての用途ではないが、グリ
ップなどの滑り止めとして、ローレット加工を施すこと
も知られている。
しかしながら、ローレット加工においては、微細な凹凸
を一度に形成するため、凸部に鋭い角を形成することが
困難であり1紙などに対する強いグリップ力を得ること
はできない。
[発明が解決しようとする課題」 本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は5寸法精度が高く、耐摩耗性に優れ
た高摩擦ローラを提供することにある。
[課題を解決するための手段J 上記目的を達成するため、本発明の高摩擦ローラは、金
属製の円柱または円筒体の周面に、螺旋状または環状の
溝が所定ピッチで周方向に沿って形成され、この螺旋状
または環状の溝とほぼ直交する直線状の溝が所定間隔で
軸方向に沿って形成されており、前記螺旋状または環状
の満および前記直線状の溝によって前記円柱または円筒
体の周面に多数の微細な突起が形成されていることを特
徴とする。
このように、本発明は、螺旋状または環状の溝と直線状
の溝とを、例えば転造、切削加工などの手段で形成する
ことにより、微細な突起を形成したものである。
本発明の高摩擦ローラの製造に際しては、螺旋状または
環状の溝を形成する工程と、直線状の溝を形成する工程
とは、どちらを先に行なってもよい。
また、螺旋状または環状の溝および直線状の満を形成す
る方法としては1例えば転造、切削加工などの各種の方
法が採用できる。
本発明の好ましい態様においては、最初の溝形成を転造
で行ない、最初の溝と直交する方向の溝形成を切削加工
で行なう。
本発明の最も好ましい態様においては、最初に螺旋状ま
たは環状の溝を転造で形成し1次にこの螺旋状または環
状の溝とほぼ直交する直線状の溝を切削加工で形成する
なお1円柱または円筒体の材質としては、rF4摩耗性
および耐食性に優れた金属が好ましく採用でき、特にス
テンレスが好ましい。
「作用」 金属製の円柱または円筒体の周面に、螺旋状または環状
の溝、あるいは軸方向に沿った直線状の溝を形成するこ
とは、転造などの手段によって容易に行なうことができ
る。また、最初に形成された溝に対してほぼ直交する方
向に溝を形成することは、切削加工などの手段によって
容易に行なうことができる。
所定ピッチで形成された螺旋状または環状の溝と、軸方
向に沿って所定間隔で形成された直線状の溝とにより、
基盤目状に配列された多数の微細な突起が形成される。
これらの突起は、ローレット加工などに比べて鋭い角を
有しており1紙などに対する優れたグリップ力が得られ
る。
また、円柱または円筒体の周面に溝を形成して多数の突
起を形成するので、突起の頂部は加工前の円柱または円
筒体の周面と正確に一致しており、極めて高い寸法精度
が得られる。
さらに、形成された多数の突起は、金属製の円柱または
円筒体と一体化されており、剥落などの虞れは殆どなく
、耐久性および耐摩耗性に優れている。
「実施例」 第1図には1本発明の高摩擦ローラの製造方法の一例が
示されている。
同図1a)に示すように、金属製の円筒体11が用意さ
れる0円筒体11の材質は金属であれば特に限定されな
いが、耐食性、耐摩耗性に優れたステンレスが好ましく
採用される。この実施例では、円筒体Ifの内部にアル
ミニウムなどの軽量金属からなるスリーブ12が挿通さ
れ、ローラ全体の軽量化が図られている。スリーブ12
の軸孔13には図示しない回転軸が挿通される1円筒体
llの周面ば、軸心に対して正確な円周精度が得られる
ように研削あるいは研磨加工されている。なお、円筒体
11は円柱体であってもよい。
次に、同図1b)に示すように、円筒体11の周面に螺
旋状または環状の溝14を所定のピッチで形成する(満
14は全周面に形成されるのであるが、図ではその一部
を示している)、螺旋状または環状の溝14は、例えば
切削加工、転造などによって形成できるが、好ましくは
転造が採用される。転造は、例えば第2図に示すように
、平行な多数の突条15を内側に有する一対のダイス1
6.17の間に円筒体11を挟み、一方のダイス16を
図中矢印で示す如くスライドさせて円筒体11の周面を
突条15で圧接することによって行なわれる。
得られた円筒体11の周面ば、第1図(bo)に示すよ
うに1周方向に沿って螺旋状または環状の満14が所定
ピッチで形成され、それらの間は螺旋状または環状の突
条18となっている。
次に、同図(clに示すように1円筒体11の周面に、
前記螺旋状または環状の溝14に対してほぼ直交する方
向、すなわち軸方向に直線状の溝19を所定間隔で形成
する(溝19は全周面に形成されるのであるが1図では
その一部を示している)、直線状の溝19は1例えば切
削加工、転造などの手段で形成できるが、好ましくは切
削加工が採用される。この場合、直線状の満19の深さ
は、螺旋yまたは環状の満14の深さ(すなわち突条1
8の高さ)よりも浅くてよい。
得られた円筒体11の周面は、第1図(Co)に示すよ
うに、螺旋状または環状の満14と直線状の満19とに
よって、基盤目状に配列された多数の突起21が形成さ
れている。この突起21は、鋭い角をもっているので紙
などに対する優れたグリップ力を発揮する。また、突起
21の頂部は、最初の円筒体Ifの周面に一致している
ので、優れた寸法精度が得られる。
第3図には、こうして形成された突起21の拡大形状が
示されている。螺旋状または環状の溝14と直線状の満
19とによって形成された突起21は、頂面が長方形ま
たは正方形をなしている。突起21の軸方向の間隔A(
溝14のピッチと同じ)は、好ましくは500μm程度
とされる。また、突起21の周方向の間隔B(満19の
間隔と同じ)も上記と同様な長さが好ましい、また、突
起21の高さH(この実施例では満19の深さと同じ)
は、好ましくは50〜100μmとされる。さらに、突
起21の頂面における一辺の長さCは、・好ましくは3
0〜100μmとされる。
なお、上記突起2!の形状、大きさについては、その切
削加工、転造などの加工条件によって自由に調整ができ
るものである。また1紙の移動については、突起21の
表面面積はなるべく小さいものがよい、それによって端
面角が紙面に多数当接するので確実に移動できるのであ
る。
第4図には、本発明の高摩擦ローラの製造方法の他の例
が示されている。この例は、第1図に示した例と工程の
順序が異なるだけなので、共通する部分の説明は簡略化
する。
第4図talは、金属製の円筒体11を示し、内部にス
リーブ12が挿通されている。
同図1bl に示すように、円筒体11の軸方向に沿っ
て所定間隔で直線状の満19を形成する。満19の形成
は、切削加工、転造などの各種の手段が採用できるが、
歯車やスプラインを形成する場合に採用される転造が好
ましい、転造は、例えば第5図に示すように、外周に多
数の突条22を有する一対のダイス23.24の間に円
筒体11を挟み、ダイス23、24を図中矢印で示す如
(回転させて突条22を円筒体11の外周面に圧接する
ことによって行なうことができる。
得られた円筒体11の周面は、第1図(bo)に示すよ
うに、所定間隔で形成された直線状の満19の間に突条
25が形成された形状をなしている。
次に、同図telに示すように、円筒体11の周方向に
沿って螺旋状または環状の満14を所定ピッチで形成す
る。満14の形成は、切削加工、転造、フォトエツチン
グなどの各種の手段が採用できるが、切削加工、フォト
エツチングが好ましい6得られた円筒体11の周面は、
同図(Co)に示すように、直線状の溝19と螺旋状ま
たは環状の満14とによって基盤目状に配列された多数
の突起21が形成されている。
なお、突起21の配列間隔等の好ましい範囲は、第3図
において説明した範囲と同様である。
第6図には、こうして得られた本発明の高摩擦ローラを
X−Yプロッタの紙送りローラに応用した例が示されて
いる。高摩擦ローラ31は、回転軸32の軸方向に3つ
配列されており、これらの高摩擦ローラ31と対向して
ゴムローラ33が配置されている0紙34は、高摩擦ロ
ーラ3Iとゴムローラ33とに挟まれ1回転軸32を図
示しないモータ等で回転させることにより、祇34が高
摩擦ローラ31によりグリップされながら送り出される
なお1本発明の高摩擦ローラは、上記のような紙送りロ
ーラだけでなく、x−Yプロッタ、ロボット、減速機械
などにおける金属ベルト用の高摩擦ブーりとしても利用
することができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、周方向に沿って
形成された螺旋状または環状の満と、軸方向に沿って所
定間隔で形成された直線状の溝とにより、基盤目状に配
列された多数の微細な突起が形成されている。これらの
突起は、ローレフト加工などに比べて鋭い角を有してお
り1紙などに対する優れたグリップ力が得られる。また
、円柱または円筒体の周面に溝を形成して多数の突起を
形成するので、突起の頂部は加工前の円柱または円筒体
の周面と正確に一致しており、極めて高い寸法精度が得
られる。さらに、形成された多数の突起は、金属製の円
柱または円筒体と一体化されており、剥落などの虞れは
殆どなく、耐久性および耐摩耗性に優れている。したが
って1本発明の高摩擦ローラは、x−yプロッタなどの
紙送りローラ、金属ベルト用のブーりなどとして利用す
ることができ、紙やベルトを確実にグリップして正確な
送りを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の高摩擦ローラの製造工程を示
す説明図、第2図は同製造工程におけいて採用される転
造の例を示す斜視図、第3図は同製造工程で形成された
円筒体周面の突起の拡大図、第4図は本発明の他の実施
例の高摩擦ローラの製造工程を示す説明図、第5図は同
製造工程において採用される転造の例を示す斜視図、第
6図は本発明の高摩擦ローラをX−Yプロッタの紙送り
ローラに適用した例を示す斜視図である。 図中、 IIは円筒体、 14は螺旋状または環状の溝
、19は直線状の満、 21は突起、31は高摩擦ロー
ラである。 (a) 特許出願人   加藤発条株式会社 同代理人   弁理士 松井 茂 (C) 第1図 第 国 (a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属製の円柱または円筒体の周面に、螺旋状または環状
    の溝が所定ピッチで周方向に沿って形成され、この螺旋
    状または環状の溝とほぼ直交する直線状の溝が所定間隔
    で軸方向に沿って形成されており、前記螺旋状または環
    状の溝および前記直線状の溝によって前記円柱または円
    筒体の周面に多数の微細な突起が形成されていることを
    特徴とする高摩擦ローラ。
JP31349188A 1988-12-12 1988-12-12 高摩擦ローラ Pending JPH02158538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31349188A JPH02158538A (ja) 1988-12-12 1988-12-12 高摩擦ローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31349188A JPH02158538A (ja) 1988-12-12 1988-12-12 高摩擦ローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02158538A true JPH02158538A (ja) 1990-06-19

Family

ID=18041951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31349188A Pending JPH02158538A (ja) 1988-12-12 1988-12-12 高摩擦ローラ

Country Status (1)

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JP (1) JPH02158538A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170094296A (ko) * 2014-12-18 2017-08-17 한화큐셀 게엠베하 인라인 왯 벤치 장치 및 반도체 웨이퍼들의 습식용액 처리를 위한 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159247B2 (ja) * 1977-06-18 1986-12-15 Henkeru Kg Aufu Akuchen

Patent Citations (1)

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