JPH0215833A - 溝付帯鋼の製造方法 - Google Patents

溝付帯鋼の製造方法

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JPH0215833A
JPH0215833A JP16384288A JP16384288A JPH0215833A JP H0215833 A JPH0215833 A JP H0215833A JP 16384288 A JP16384288 A JP 16384288A JP 16384288 A JP16384288 A JP 16384288A JP H0215833 A JPH0215833 A JP H0215833A
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JP
Japan
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groove
roll
working
roller
grooves
Prior art date
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Pending
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JP16384288A
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English (en)
Inventor
Osamu Furuta
修 古田
Taizo Kimata
木全 泰造
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Aichi Steel Corp
Original Assignee
Aichi Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車に使用される溝付きクラッチ板等の帯
鋼を、圧延により歩留り良(製造する方法に関する。
〔従来技術〕
自動車等の作動制御装置は、一般にその構成部材として
、第9図に示すごとく1表面にピッチ2〜8■の縦溝9
1と横溝92からなる格子状溝を有する鋼板9が使用さ
れている。
また、該鋼板9は、第・10図に示すごとく、略中央部
に円形の打抜部81及び外形打抜部82・により形設さ
れた溝付きクラッチ板8に切断される。
なお、同図において、符号83は耳板部である。
ところで、上記格子状溝は、従来、化学腐食法により形
成されていた。しかし、この方法によると次の問題点が
ある。
即ち、鋼板9に腐食液が残存し、請発生の原因となる。
また、鋼板9の表面に形成する格子状溝はピッチの大き
さに限度がある。また、溝の深さが不均一になったり、
エンチング加工の歩留りが悪い。
上記問題点に鑑みて3本出願人は、先に特開昭63−4
3038号公報に開示のごとく、特許出願をしている。
該特許出願にかかる発明は、第11図に示すごとく、鋼
板9を圧延により連続的に加工する溝付帯鋼に関するも
のである。
上記鋼板9の圧延は、未加工鋼板7を矢印へ方向に搬送
しながら9次の手順により鋼板9の両面に格子状溝を施
しながら圧延加工するものである。
即ち、まず第1段として、横溝92を横溝付ロール61
により形成する。次いで、11溝付ロール62により縦
溝91を形成する。そして1表面仕上加工ロール5によ
り、格子状溝付鋼板9の表面を平滑に仕上げ加工するも
のである。なお、上記ロールは矢印B、C方向に回転す
る。また、符号63はロールの横溝、64はロールの縦
溝を示す。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら、上記公報開示の従来技術には下記の問題
点がある。
即ち、−ト記従来の鋼板9は、第11図に示すごとく2
その全表面に格子状溝を施すものである。
そのため、第10図に示すごとく1例えば所定形状の溝
付きクラッチ板8を打抜加工する場合、該所定形状周縁
には一定寸法の加工代を必要とする。
そのため、該加工代の分は加工ロスとして廃棄せざるを
得ない。それ故、製品歩留りが悪い。
また、上記格子状溝は圧延加工により施すため加工ロー
ルの中央両端部における鋼板9の加圧歪み、加圧撓みが
均一でないことにより格子状溝を施す幅寸法lには一定
の限界がある。また、かかる加工方法は生産性が比較的
低い。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、製品の歩留りが良く、かつ生産性に優れた溝付帯
鋼の製造方法を提供しようとするものである。
〔課題の解決手段〕
本発明は、溝成形用の突起を設けた複数の溝形成部と、
上記突起を設けていないフラット部とをその軸方向に交
互に複数個設けた加工ロールを用い、該加工ロールによ
り被加工物を加工し、フラットな未加工部分をその長手
方向に切断して、複数個の溝付帯鋼に分離することを特
徴とする溝付帯鋼の製造方法にある。
本発明において、上記溝形成部とは鋼板に格子状溝を施
すために加工ロールに多数の溝成形用突起を設けた部分
である。
ここで注目すべきことは、上記溝形成部は加工ロールの
軸方向に複数個設けられていることである。例えば、?
I4形成部は加工ロールの中央部及びその両端の3か所
に配設する(第2図及び第8図参照)、これにより、従
来に比較して3倍に生産性が向上する。
また、上記フラット部とは、上記溝形成部と溝形成部と
の間に設けた加工ロールの平滑面をいう。
該フラット部が当接する被加工物の表面には格子状溝が
形成されない。該格子状溝を形成しない部分は「フラッ
トな未加工部分Jと称し、その長手方向に切断して複数
個の溝付帯鋼に分離する。この部分は、カット代又は打
抜加工代等をなす部分でもある。
また、上記長手方向とは、鋼板の長尺物における長手方
向を意味する。
一方1本発明においては5上記加工ロールは該加工ロー
ルと当接しながら回転するバンクアップロールを併用す
ることが好ましい、これにより。
鋼板のごとく、比較的を反厚が薄い被加工物1例えは板
厚0.5〜3.0mmの被加工物においても微細な格子
状溝をシャープに形成することができる。ここで、微細
な格子状溝とは5例えば溝幅(ピッチ)が0.3〜1.
 5M、 iM深さが0.05〜0.2順位の溝をいう
また、上記格子状溝は鋼板の片面又は両面に形成する。
格子状溝を有する鋼板の用途に応して適宜選択する。
また、上記溝は縦溝のみ又は横溝のみ、更にはこれらの
組合せの格子状溝とすることができる。
これにより、鋼板の用途の多用化を図ることができる。
また、上記格子状溝は、Iii!溝と横溝とが直交する
場合のほか、斜めにクロスした網目状溝とすることがで
きる。
また2本発明において、上記加工ロールは少なくとも3
か所でバックアップロールと当接しながら回転すること
が好ましい。これによれば1両ロールの当接する面積の
増大を図ることができるので、加工ロール全体の安定性
、圧力の均一性を保つことができ、より優れた溝付帯鋼
を製造することができる。
〔作用及び効果〕
本発明にかかる溝付帯鋼の製造方法は、複数の溝形成部
と、フラット部とをその軸方向に交互に設けた加工ロー
ルを用いて、被加工物を加工する。
そのため、長手方向に沿って並列した複数の加工面を有
する被加工物を同時に製造することができる。これによ
り、被加工物の生産性を向上することができる。
また1本発明の製造方法は、被加工物のフラットな未加
工部分をその長手方向に切断して、複数個の溝付帯鋼に
分離する。該未加工部分を切断代又は打抜加工代とする
ことにより歩留りを向上することができる。これにより
、所望の大きさの被加工物を歩留り良く同時に量産する
ことができる。
したがっ°5本発明によれば1製品の歩留りが良く、か
つ生産性に優れた溝付帯鋼の製造方法を提供することが
できる。
また、加工ロールと当接しながら1回転するバックアッ
プロールを併用する場合には、比較的板厚が薄い被加工
物を精度よく加工することができる。
また、加工ロールと少なくとも3か所で当接しながら回
転するバンクアップロールを併用する場合には、加工ロ
ールの安定性及び均一性を保持し被加工物を均一に加工
することができる。
〔実施例] 第1実施例 本例にかかる溝付帯鋼の製造方法に関し、第1図〜第7
図を用いて説明する。
本例の溝付帯鋼lは、第1図に示すごとり、48子状溝
が形成された加工部11と、フラットな未加工部分12
とよりなる。
上記加工部11は、鋼板の略中央部及びその両端部の3
か所に形成する。また、該加工部11はその幅寸法が約
80Mである。また、上記格子状溝は冷間の鋼板の片面
に形成され、そのピッチは約4[l111である。
また、上記未加工部分12は鋼板の両端部及び左右中央
部にそれぞれ2か所1合計4か所に形成する。また、未
加工部分]2は略中央部において。
その長手方向において、スリッターで切断する。
まず1本例の製造法には加工ロールとして、第2図に示
すごとく、鋼板の片面加工用のものを使用する。
即ち、上記加工ロールは、溝成形用のワークロール2と
、受ロール3と、バックアップロール4とよりなる。
上記ワークロール2は、溝形成部21とフラット部22
とフランジ部23と回転軸部20とよりなる。また1上
記ワークロール2は、略中央部及びその両端部の3か所
に、第3図に示すごとく。
多数の突起211を設けた溝形成部21含有する。
該突起211は高さHが約1 malであり、また該突
起211と突起211とのピンチPは約4 mm+であ
る。
また、上記ワークロール2は上記溝形成部21と溝形成
部21との間にフラット部22を有する。
該フラット部22は、上記フラットな未加工部分12を
形成するものである。これにより、該未加工部分12は
加工ロールによる圧縮で強度が向上し、切断代として好
ましい強度を有する。
また、上記ワークロール2は両端部においてフランジ部
23を配設する。該フランジ部23は上記未加工部分1
2を形成すると共に、加工ロール間に一定のクリアラン
スKを形成し、ロールlfj’1の均衡(バランス)を
保つa能を有する。なお上記クリアランスには約0.2
mmである。これにより、ロール載置時に上記溝形成部
21を保護し。
またロールの撓みを解消することができる。
また、上記ワークロール2はその軸中心部において回転
軸部20を有する。該回転軸部20は該ワークロール2
に回転を与えるために圧延機の軸受部に枢着する。
しかして、以上述べてきた第1のワークロール2は第4
図に示すごとく鋼板10の長手方向に縦溝111を形成
するものである。そして、横方向の溝を形成させるため
に8溝形成用の第2のワークロールを有する第2の加工
ロールを設置する。
これにより、第4図に示すごとく、第1のワークロール
により冷間鋼板の片面に縦溝111を形成し、第2のワ
ークロールを有する加工ロールにより第5図に示すごと
く、横?f41]2を形成する。
即ち、上記縦溝Illは、第2図及び第3図に示すごと
く、ワークロール2の円周方向に形成した突起211に
よって形成する。
また、上記横溝112は、ワークロール2の軸方向に略
平行に形成した突起(図示略)によって形成する。なお
、上記縦溝111及び横溝112はいずれを先に形成し
てもよい。
本例によれば、上記第4図及び第5図に示す中間加工物
lOが1枚の網仮において3個並列して形成される。
また、上記ワークロール2は受ロール3と隣接している
ので、被加工物である鋼板は該ワークロール2と受ロー
ル3との間で挟着されながら搬送される。
また、該ワークロール2と受lI−ル3との背面には 
これらの加工ロールと当接しながら回転するバックアン
プロール4を配設している。それ故。
板厚が薄い鋼板を精度よく溝加工することができる。
また、ワークロール2と受ロール3とハックアップロー
ル4は、その加工時の回転中は中央部を中心に略弓状に
曲溝して撓み易い。そのため、これらのロールは少なく
とも4か所、即ち上記フラット22の2か所及びフラン
ジ部23の2か所において、それぞれ当接させてる。こ
れにより、これらのロールは安定よく均衡を保ちながら
回転することができる。
また、上記ワークロール2は、第6図に示すごとく1頭
部141のコーナー142に丸味を帯びた凸部14を形
成する。
また1該凸部14の間には形状が一定しない溝部15を
形成することがある。そのため、ワークロール21によ
り鋼板の表面に一旦格子状溝11を形成した後1表面加
工仕上げロール(図示略)により、第7図に示すごとく
、上記凸部14を平滑な表面16に、また上記溝部15
はこれに伴い整形溝17になる。
本例の溝付帯mlは1以上のごとくして製造される。
しかして、これにより得られた本例の溝付帯鋼Iは、第
1図に示すごとく3鋼板lの表面に3カ所の格子状溝1
1及び4カ所のフラット部12を有する。そして、その
後フラットな未加工部分12をスリッタにより、その長
手方向に切断する。
これにより1表面に格子状溝11を有する3個の長い溝
付帯鋼を得る。
また、上記フラy)な未加工部分12は、切断後におい
て1加工代とすることができる。
したがって9本例によれば1歩留り良くまた生産性に優
れた溝付帯鋼の製造方法を提供することができる。
第2実施例 本例にかかる溝付帯鋼の製造方法を、第8図を用いて説
明する。
即ち1本例の溝付帯鋼の製造方法は、上記第1実施例の
加工ロールに代えて、第8図に示すごとく8両面溝成形
用の一対のワークロール2.2を用いる。
本例の溝付帯板は、該両面溝成形用のワークロール2.
2により、a板の表面及び裏面に格子状溝を形成するも
のである。該加工ロールは2個のワークロール2.2と
、その背面の2個のバンクアップロール4とよりなる。
該ワークロール2は。
3箇の溝形成部21を有する。
また、鋼板は板厚1.6mmのものを用いる。そのほか
は、上記第1実施例と同様の構成とした。
なお1本例においては、第8図に示すごとり、2個のワ
ークロール2,2の間24に鋼板を挟着して圧延加工す
る。
本例の溝付帯鋼の製造方法は、上記のように実施するの
で、上記第1実施例における作用効果のほか、鋼板の両
面にシャープな形状の格子状溝を形成することができる
したがって2本例によれば、シャープな形状の格子状溝
を両面に有する鋼板を歩留り良く提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は第1実施例を示し、第1図は長手方向
切断前の溝付帯鋼の斜視図、第2図は加工ロールの側面
断面図9第3図は加工ロールの溝形成部の拡大断面図、
第4図及び第5図は中間加工物の一部拡大面図、第6図
及び第7図は被加工物の溝の拡大断面図、第8図は第2
実施例の加工ロールの側面図、第9図〜第11図は従来
例を示し、第9図及び第10図は溝付鋼板の平面図、第
11図は加工時の斜視図である。 l 3.。 2、。 21、 。 3゜ 4、 。 5、。 切断部 ワークロール 溝形成部、   22.。 受ロール。 バックアップロール。 表面仕上ロール。 出 代 願人 愛知 埋入

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溝成形用の突起を設けた複数の溝形成部と、上記
    突起を設けていないフラット部とを、その軸方向に交互
    に複数個設けた加工ロールを用い、該加工ロールにより
    被加工物を加工し、フラットな未加工部分をその長手方
    向に切断して、複数個の溝付帯鋼に分離することを特徴
    とする溝付帯鋼の製造方法。
  2. (2)第1請求項に記載の溝付帯鋼の製造方法において
    、上記加工ロールの背面には該加工ロールと当接しなが
    ら回転するバックアップロールを配設したことを特徴と
    する溝付帯鋼の製造方法。
  3. (3)第1請求項に記載の溝付帯鋼の製造方法において
    、上記加工ロールは少なくとも3か所でバックアップロ
    ールと当接していることを特徴とする溝付帯鋼の製造方
    法。
JP16384288A 1988-06-30 1988-06-30 溝付帯鋼の製造方法 Pending JPH0215833A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5450464A (en) * 1977-09-30 1979-04-20 Kawasaki Steel Co Method of making checkered steel plate for use as raw material of steel pipe

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5450464A (en) * 1977-09-30 1979-04-20 Kawasaki Steel Co Method of making checkered steel plate for use as raw material of steel pipe

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