JPH0215778B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はルームエアコンデイシヨナーユニツト
（暖房用及び／又は冷房用を含む）に関し、さら
に詳しくは、出荷のために一部分がその他の部分
に入れ子に収容されるように分割して形成された
ルームエアコンデイシヨナーユニツト用改善され
たキヤビネツトに関する。

ルームエアコンデイシヨナーはアパート建築
物、事務所建築物、家屋を含む多くの所で広く使
用されている。セントラル暖冷房に結して使用さ
れるようなときには、個々のルームユニツトは所
望の部位を効率的に暖房又は冷房し、最適の空間
利用による審美的構造的効果を高め、さらに縦型
ルームユニツトの場合には、建築物の隣接階にあ
るユニツトの相互結合が容易にできる利点を持つ
ている。

従来技術に広く用いられている縦型ルームエア
コンデイシヨナーユニツトは壁に沿つて又は室の
角部においてほぼ床から天井まで延びるような長
手のキヤビネツト又はハウジングを含んでいる。
暖房用又は冷房用に機能する空調要素はハウジン
グに納められている。フアンコイルユニツトとし
て知られるタイプのユニツトには熱交換装置と送
風機が具備されている。キヤビネツトには空気入
口と空気出口が設けられ、空気入口から送風機に
よつて空気を吸入し、熱交換装置を通して空気出
口から室内に送るようになつている。熱交換装置
は暖房の場合には加熱された流体（通常は水）
に、又は冷房の場合には冷却された流体に結合さ
れる。加熱流体又は冷却流体（季節に依るもので
ある）は、ルームユニツトから遠隔の場所にあつ
て普通建物中のそのような多くのルームユニツト
に連結される加熱又は冷却装置から供給される。
加熱又は冷却流体はルームユニツトに垂直なパイ
プ、ライザーとも呼ばれる、を介して供給され、
ライザーはユニツト内又はユニツトの外側に沿つ
て取り付けられ且つ床から天井に延びて上、下の
隣接階にあるルームユニツトのライザーに連結さ
れる。ライザーは加熱又は冷却流体循環回路に結
合され各ルームユニツトには熱交換装置に流体を
通すための蛇口や結合部が設けられる。通常、各
ルームユニツトには送風機を作動させたり熱交換
装置とライザー結合部の弁制御したりする温度制
御装置が設けられている。

その他のタイプのエアコンデイシヨナーとして
個々のルームユニツト内にヒートポンプ、又は可
逆冷却サイクル装置を使用したものがある。この
タイプのユニツトは室内の空気とライザーからの
循環流体間の熱流動を得るために冷媒、圧縮機、
熱交換装置及び送風機を備えている。ユニツトが
ライザーの循環流体から室内へ熱を送るため、或
いは逆に室内の熱を取り除いて循環流体にこれを
付与するために適切な制御手段が設けられてい
る。このタイプのユニツトの利点は建物のある区
域又は場所においては暖房し、同時に他の区域に
おいては、例えば日光の直射する室などにおいて
は異つた空調条件に合せるために冷房することが
可能なことにある。

この両タイプのユニツト、即ちフアンコイル並
びにヒートポンプ又は可逆サイクルユニツトは基
本的に同じタイプのキヤビネツトを使用してい
る。本発明による改善されたキヤビネツトはフア
ンコイルユニツトに適用したものが示されている
が、以降に詳細に説明されるように、ヒートポン
プユニツトにも適用されるものである。この明細
書においては“空調又はエアコンデイシヨニン
グ”という字句は空気を加熱すること、空気を冷
却すること、及びこれら双方を含めた広い意味で
用いられるものである。本発明はフアンコイル作
動にしろヒートポンプ作動にしろ、暖房のみ、冷
房のみ、又はそれらのいづれをも行うように形成
されたユニツトに広く適用され得るものである。

ルームエアコンデイシヨナーユニツトにおいて
は、空調要素（熱交換装置、モータ等）は長手の
キヤビネツトの容積の概ね半分以下を占めるに過
ぎず、残りの容積は、ユニツトに吸入され、熱交
換装置を通り、室へ戻される室内空気のエアダク
ト、即ちプレナムとして作用するものである。保
守の容易さ及び構造を考慮して、空調要素はキヤ
ビネツトの下方部分に通常取り付けられる。この
ことは縦型ユニツトの上方部分は基本的に空白と
なつていることを意味する。エアコンデイシヨナ
ーユニツトは室の高さ一杯になるよう形成される
ので、製造時から室に取り付けられるまでの貯蔵
や出荷期間中に嵩張つていてかなりの空間を占め
る。その嵩張つた形状故にパネルを出荷中の損傷
から適切に保護するためにかなりの量の包装資材
を必要とする。正面及び側面は仕上げされて見え
る面となり、室に設備した後の室内装飾の一部と
なるので、出荷時のユニツトの包装には非常な注
意を払わなければならない。

本発明は縦型ルームエアコンデイシヨナーユニ
ツト用分割式キヤビネツトを提供するものであ
り、分割された上部及び下部ハウジング部分の
各々は概ね矩形状包囲空間を形成する壁を有す
る。下部ハウジング部分には熱交換装置や送風機
等の空調要素を取り付け、支持するための支持手
段が設けられる。上部及び下部ハウジング部分は
水平横断面においてほぼ等しい形状を有し、それ
によつて、上部ハウジング部分の底部は、上部ハ
ウジング部分が下部ハウジング部分に使用のため
に積上げられるときに下部ハウジング部分の上端
部にほぼ適合する。この位置において、上部ハウ
ジング部分はエアコンデイシヨナーユニツトのた
めの空気通路又はプレナムを形成する。

しかしながら、出荷或いは貯蔵のために、上部
ハウジング部分は下部ハウジング部分に入れ子に
重ねられ、出荷時又は貯蔵時の従来のユニツトの
容積の約半分となる。本発明の分割式キヤビネツ
トは入れ子に重ねられると出荷時の保護用包装資
材がより少くてよいことになる。

積上げた使用位置において、上部ハウジング部
分を下部ハウジング部分に保持させるための保持
手段が設けられる。実施例においては、この保持
手段は下部ハウジング部分の上端に沿つて形成さ
れた金具部を含み、さらに複数のねじを含む。金
具部は上方に向かつて延びる金具を形成するため
に下部ハウジングの薄板側壁を逆Ｕ字形を押抜き
又は切断によつて形成されるのが望ましい。しか
しながら、金具は入れ子収容を許容するために側
壁と同一面に残るようにするのが望ましい。現地
で設備するときに、上部ハウジングの下端部を所
定の位置に受けるために外側に曲げられる。

本発明の好ましい形体によると、上部及び下部
ハウジング部分の入れ子重ね合せは、上部ハウジ
ング部分を下部ハウジング部分に対して180度回
転させ、然る後に上部ハウジング部分を下部ハウ
ジング部分に沿つて下げることができるように、
矩形状に形成される。使用及び設備のために、上
部ハウジング部分は下部ハウジング部分から引き
出され、180度回転されて下部ハウジング部分に
整列され、重ね合せ位置から使用位置にもたらさ
れる。好ましい態様によると、上部及び下部ハウ
ジング部分は正方形断面に形成され、上部ハウジ
ング部分が下部ハウジング部分に対して90度回転
されたもう１つの使用位置が形成される。

以下本発明の実施例について図面を参照して説
明する。

第１図において、１０は本発明の分割式キヤビ
ネツト１１を組込んだ縦型ルームエアコンデイシ
ヨナーユニツトを表す。分割式キヤビネツトは上
部ハウジング部分１２と下部ハウジング部分１３
とから構成される。使用位置に組立てられたとき
に、上部ハウジング部分１２は下部ハウジング部
分１３に積上げられ且つ金具２０と複数のねじ２
１とを含む取り付け手段によつて保持され、これ
はその他の図面を参照して詳細に説明される。こ
のようにして組立てたときに、キヤビネツトは部
屋の床１４から天井に延び且つ壁に沿つて又は部
屋の角に位置される。第１図においては、ユニツ
トは壁１５と１６の交差する部屋の角に配置され
る。複数のライザーパイプ１７がキヤビネツトの
背面に沿つて取り付けられ且つ隣接階の同様のユ
ニツトとの結合のためにキヤビネツトの全長より
さらに延長される。

下部ハウジング部分の前面にドアパネルアツセ
ンブリ３０が設けられ、上部ハウジング部分１２
の前面にフロントパネルアツセンブリ３１が設け
られる。これらの成分は第１図にそれぞれのユニ
ツトの前面に示されている。ドアパネルアツセン
ブリ３０は空気入口３２を含み、この空気入口は
ドアの下方部分にある複数のルーバーから成つて
いる。フロントパネルアツセンブリ３１は空気出
口３３を含み、空気出口３３はフロントパネルア
ツセンブリ３１の上端部へ向いた同様の複数のル
ーバーから成つている。当業者に周知のような温
度制御部３４が設けられ、室内の人に作動される
ようにフロントパネルアツセンブリ３１に取り付
けられる。制御部３４は従来と同様にして空調要
素に結合され、従つて、ここでは詳述しない。

第２図を参照して、下部ハウジング部分１３は
包囲空間を形成するために３面に折り曲げられた
薄板金属部材から基本的に形成される。薄板金属
部材は側壁４１、背壁４２及び第２側壁４３を含
む。フランジ４４が側壁４１、背壁４２及び第２
側壁４３の上端に沿つて形成され、フランジ４５
が側壁４１と４３の前端部に沿つて形成される。
さらにフランジ４６が第１図に示したドアパネル
アツセンブリ３０の取り付けのためにフランジ４
５の上に設けられる。

下部ハウジング部分１３によつて形成される矩
形状包囲空間に適合した寸法のボトムパネルアツ
センブリ５０が形成され、第２図に２つだけ示さ
れるような、複数の薄板止めねじ５１によつて下
部ハウジング部分１３の底部に保持される。ボト
ムパネルアツセンブリ５０はドアパネルアツセン
ブリ３０と共働するフランジ５２を含む。

フアン支持装置５３も又下部ハウジング部分１
３に装着される。フアン支持装置５３はＬ形断面
の１対のレール部材５４と５５と、取り付けフラ
ンジ５７を含む背面部材５６とから成る。フアン
取り付け装置５３は下部ハウジング部分１３内に
配置され、サイドレール５４と５５を保持するた
めに側壁４１と４３を貫通して延びる薄板止めね
じ５８によつて所定の位置に配置される。フアン
支持装置５３は周知のエアコンデイシヨナーユニ
ツトに装着すべき熱交換装置や送風機やその他の
空調要素の取り付け空間を提供する。さらに、ボ
トムパネルアツセンブリ５０と同様に下部ハウジ
ング部分１３を強化及び支持する作用も具備す
る。側壁４１，４３及び背壁４２及びボトムパネ
ルアツセンブリ５０のための断熱は適当な大きさ
に切られた繊維状断熱材によつて施され、例えば
接着剤によつてそれぞれのパネルに保持される。
第２図においては背壁４２、側壁４３の内側に沿
つてそれぞれ配置される断熱パネル４２ａ，４３
ａが示される。同様のパネルが側壁４１の内側に
配置されるが、第２図には示されていない。同様
のパネル５０ａがボトムパネルアツセンブリ５０
に保持される。

第２図の分解図においては、上部ハウジング部
分１２は説明のために下部ハウジング部分１３の
上方に持ち上げて、その上方から見た時計回り方
向に90度回転して示されている。上部ハウジング
部分１２は側壁６１，６３と背壁６２との３方を
覆う薄板部材から構成される。上部ハウジング部
分１２はフランジ６４を有する。フランジ６５が
側壁６１と６３の前端部に形成され、これは上部
ハウジング部分の底部の少し上の端部６６まで延
びる。断熱パネルが上部ハウジング部分の側壁６
１，６３と背壁６２の内側に設けられる。パネル
６１ａが第２図にあらわれている。断熱パネルの
厚さはフランジ６５とほぼ等しく、フランジの端
部６６と同様に上部ハウジング部分の底部の少し
上まで施される。

薄板トツプパネル７０は上部ハウジング部分１
２の内部空間に合うような寸法の矩形状に形成さ
れ、穴７１を貫通する薄板止めねじによつて側壁
６１，６３と背壁６２のフランジ６４に保持され
る。トツプパネル７０はその前端部に沿つたフラ
ンジ７２を有している。フランジ７２と６５には
第１図のフロントパネルアツセンブリ３１を把持
するためのねじを受ける穴を有している。トツプ
パネル７０も又断熱パネル７０ａを有している。

室内に設置する前の出荷や保管のために、上部
ハウジング部分１２は下部ハウジング部分に対し
て180度回転され、下部ハウジング部分１３に入
れ子に重ねられて収容される。言い換えると、出
荷位置においては上部ハウジング部分の前面が下
部ハウジング部分の背面に合うようになる。第２
図を参照すると、上部ハウジング部分１２は一点
鎖線による仮想連結線によつて示されるようにさ
らに90度回転され、それから下部ハウジング部分
１３に沿つて下ろされる。これら２つのユニツト
の断面の幅と深さは上部ハウジング部分１２の背
壁６２が下部ハウジング部分の開放前面を覆うよ
うな寸法となつている。側壁６１が下部ハウジン
グ部分１３の側壁４３を覆い、側壁６３が側壁４
１を覆う。必要であれば、上部及び下部ハウジン
グ部分の薄板構造は入れ子重ね合せを許容するた
めにわずかに“そらす”ことができる。上部ハウ
ジングに取り付けた断熱材は嵌合のために圧縮さ
れる。

上部ハウジング部分が下部ハウジング部分に入
れ子に重ね合わされると、キヤビネツトの占める
全容積は２つの部分の大きい方の容積にほぼ等し
くなる。従つて、出荷時の容積が大きく低減さ
れ、出荷時のキヤビネツトパネル保護のための包
装資材も同様に大きく低減される。

使用するときに、上部ハウジング部分１２は下
部ハウジング部分１３から取り外される。上部ハ
ウジング部分を下部ハウジング部分に積み上げる
前に、側壁４１の金具２０及び側壁４３の同等の
金具が第１図及び第３図に示されるように約30度
外側に曲げられる。金具２０は逆Ｕ字形切欠を打
ち抜くことによつて形成され、金具２０が側壁４
１の上端部付近に上方に向かつて残される。金具
２０は入れ子のために側壁と平坦にされたままに
なつている。しかしながら、ユニツトを設備する
ために、金具は第１図及び第３図に示されるよう
に上部ハウジング部分１２の側壁の底端を受ける
ためにある角度外側に曲げられる。これらの金具
は上部ハウジング部分と下部ハウジング部分のそ
れぞれの前面、側面、背面が合うように回転され
た上部ハウジング部分を支持するものである。２
つのキヤビネツトを完全に接合するために、上部
ハウジング部分の側壁の穴２２と下部ハウジング
部分側壁の上端部の同等の穴２３とを貫通して複
数のねじ２１が螺着される。

好ましい態様においては、上部及び下部ハウジ
ング部分は正方形断面を有し、これによつて上部
ハウジング部分を下部ハウジング部分に対して90
度回転させたもう１つの使用位置が得られる。第
２図を参照すると、前述したさらに90度の回転を
なすことなく上部ハウジング部分１２をそのまま
下部ハウジング部分１３の上に下ろしてくること
によつて、このもう１つの使用位置が得られるこ
とになる。このもう１つの使用位置は室内の空気
を一方向から吸入し、これを違つた方向に送風さ
せるものであつて、場合によつては非常に有用な
ものである。このもう１つの使用位置は上部ハウ
ジング部分を支持するために下部ハウジング部分
の背面４２に形成された追加のＵ形金具２０を含
むものである。

上部ハウジング部分が所定の位置に取り付けら
れると、ユニツトは室に設備され、フアン支持装
置５３に取り付けられた空調要素がライザー及び
制御部に接続される。使用時に、空気は下部ハウ
ジング部分の空気入口から吸入され、熱交換装置
を通されて上部ハウジング部分の包囲空間に送ら
れる。使用位置において、上部ハウジング部分は
ルームエアコンデイシヨナーユニツトのプレナム
又はダクトを形成することになる。空調された空
気はそれから上部ハウジング部分の空気出口から
送風される。空気の流れ方向は交互に逆転するこ
ともできよう。

好ましい態様によると、上部及び下部ハウジン
グ部分のキヤビネツト“分割”はほぼ中間点で行
われ、これが入れ子に収容して得られる空間利用
の最も効率のよいものとなる。フアンコイルルー
ムエアコンデイシヨナーユニツトの場合には、送
風機、熱交換装置及びその他空調要素は下部ハウ
ジング部分１３に容易に取り付けることができ
る。可逆冷却サイクルヒートポンプユニツトのよ
うに多数の空調要素を有するようなルームエアコ
ンデイシヨナーユニツトの場合には、上部ハウジ
ング部分と下部ハウジング部分との分割を幾らか
上方位置において行い、従つて下部ハウジング部
分の方が高くなつて追加の空調成分を収容するこ
とができるようになる。これによると空間利用効
率は幾分小さくなるが、空調要素の幾らかを上部
ハウジング部分に取り付けることも可能であつ
て、この場合には上記ハウジング部分への空調要
素取り付けは設置現場で行われることになる。

以上説明したように、本発明は出荷時に分割さ
れて入れ子に重ねられ且つ設置現場において容易
に使用位置に組み付け保持させることのできる縦
型ルームエアコンデイシヨナーユニツト用改善さ
れたキヤビネツトを提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による分割されたキヤビネツト
を有するルームエアコンデイシヨナーの使用位置
にある斜視図、第２図はキヤビネツトを入れ子に
重ね合せるための向きを説明するためのキヤビネ
ツトの分解斜視図、第３図は使用位置に組立てら
れたキヤビネツトの斜視図、第４図は第３図のキ
ヤビネツトの線４−４に沿つた断面図である。 １１……キヤビネツト、１２……上部ハウジン
グ部分、１３……下部ハウジング部分、２０……
取付け金具、３０……ドアパネル、３１……フロ
ントパネル、３２……空気入口、３３……空気出
口、４１，４２，４３……下部ハウジング部分側
壁、５０……ボトムパネル、６１，６２，６３…
…上部ハウジング部分側壁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 概ね矩形状包囲空間を形成する壁を有する下
   部ハウジング部分と、 熱交換装置及び送風装置を含む空調要素を支持
   するために前記下部ハウジング部分内に設けた支
   持手段と、 概ね矩形状包囲空間を形成する壁を含み、貯蔵
   又は出荷位置において前記下部ハウジング部分に
   入れ子に重ねられる寸法とされた上部ハウジング
   部分と、 使用位置において前記上部ハウジング部分を前
   記下部ハウジング部分に積上げた関係で保持させ
   る保持手段と、から成り、この使用位置において
   前記上部ハウジング部分に空気通路を設けた縦型
   ルームエアコンデイシヨナーユニツト用長手キヤ
   ビネツトを得ることを特徴とする縦型ルームエア
   コンデイシヨナーユニツト用分割式キヤビネツ
   ト。 ２ 前記上部ハウジング部分は使用位置から180
   度回転させることによつて前記下部ハウジング部
   分に入れ子に重ねられるような寸法とされること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の縦型ル
   ームエアコンデイシヨナーユニツト用分割式キヤ
   ビネツト。 ３ 前記上部及び下部ハウジング部分は正方形断
   面であつて貯蔵又は出荷位置から４分の１回転又
   は２分の１回転によつて上部ハウジング部分を下
   部ハウジング部分に積上げせしめるような寸法と
   されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の縦型ルームエアコンデイシヨナーユニツト用
   分割式キヤビネツト。 ４ 前記保持手段は上部ハウジング部分の壁の下
   端部を受けるために下部ハウジング部分の壁の上
   端部近くに形成された複数の金具部を含むことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の縦型ルー
   ムエアコンデイシヨナーユニツト用分割式キヤビ
   ネツト。 ５ 前記金具は貯蔵又は出荷位置において下部ハ
   ウジング部分の壁と同一面になるように形成され
   且つ使用位置において上部ハウジング部分を受け
   るために外側に曲げられるに適することを特徴と
   する特許請求の範囲第４項記載の縦型ルームエア
   コンデイシヨナーユニツト用分割式キヤビネツ
   ト。