JPH02157017A - 乾燥空気生成装置および使用方法 - Google Patents

乾燥空気生成装置および使用方法

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JPH02157017A
JPH02157017A JP88309388A JP30938888A JPH02157017A JP H02157017 A JPH02157017 A JP H02157017A JP 88309388 A JP88309388 A JP 88309388A JP 30938888 A JP30938888 A JP 30938888A JP H02157017 A JPH02157017 A JP H02157017A
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JP
Japan
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air
drying chamber
dry
dry air
air drying
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Application number
JP88309388A
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English (en)
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Hideo Ishizaka
石坂 英男
Shinichi Matsuda
晋一 松田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、乾燥した空気を連続的に生成する乾燥空気生
成装置に関するものである。
(従来の技術) たとえば、吸湿性のある薬品や空気中の水分を吸収して
化学変化を生する薬品等の保管室内の空気を乾燥させる
場合等において、保管室内に乾燥剤を配置し、または保
管室に乾燥装置を取り付け、該保管室内の空気を乾燥さ
せることか従来から行なわれている。
また、非常に乾燥した雰囲気内に置く必要のある薬品等
の保管室を密閉することができない場合かあり、この場
合に保管室内の空気を乾燥させるために該保管室に空気
乾燥装置を取り付けただけでは外部からの水分を含んだ
空気の流入を避けることができす、このために、保管室
に空気乾燥装置を取り付けることに代え、またはそれと
ともに該保管室以外の場所で生成した乾燥空気を保管室
内に送り込み、または、該保管室の開口に乾燥空気を吹
き付けてエアーカーテンを形成し保管室内外の空気の出
入りを防止すること等が行なイっれる。
保管室に送るための乾燥空気を生成する方法のひとつと
して、乾燥室内に乾燥剤とその乾燥剤を乾燥させるため
のヒータとを配置し、空気をその乾燥室内に送り込むこ
とにより乾燥剤に空気中の水分を吸収させて乾燥空気を
生成させ、乾燥剤に多量の水分が吸収されて該乾燥剤の
乾燥能力か低下すると乾燥空気の生成を中断して上記ヒ
ータにより乾燥剤に熱を加えて該乾燥剤中の水分を発散
させて該乾燥剤を再生する方法がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記方法を用いて乾燥空気を生成すると、乾燥剤の再生
中は乾燥空気が生成されないため乾燥空気の生成が長時
間中断してしまう結果となる。
これを解決する方法として、上記構成の乾燥室を二つ用
意し、一方で乾燥空気を生成している間、他方の乾燥室
内の乾燥剤をヒータで熱してその乾燥剤を再生するよう
にして、二つの乾燥室を交互に使用して乾燥空気を連続
的に生成することが考えられる。しかし、このように二
つの乾燥室を交互に使用すると乾燥室の切換え時等にお
いて、乾燥剤を熱することによる水分を多量に含んだ空
気が一時的に乾燥空気の流出経路に混入することも考え
られる。また、乾燥剤を熱している途中で、該乾燥剤が
配置されている乾燥室内の空気を定期的に入れ替えた方
が該乾燥剤を効率良く乾燥させることができる。
また、この乾燥室で生成された乾燥空気に一時的であっ
ても湿った空気が混入すると、この湿った空気により上
記保管室内等に保管されている薬品を著しく劣化させる
こともある。
本発明は、上記事情に鑑み、二つの空気乾燥室を交互に
使用して乾燥空気をほぼ連続的に生成することができ、
しかも乾燥剤の再生を行なっている空気乾燥室内の空気
を必要に応じて入れ替えることかでき、さらに−時的に
も湿った空気が乾燥空気の流出経路に混入しないように
することのできる新規な乾燥空気生成装置を提供するこ
と、および、湿った空気が乾燥空気の流出経路に混入す
ることのない該乾燥空気生成装置の使用方法を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の乾燥空気生成装置は、 二つの空気乾燥室、これらの空気乾燥室内にそれぞれ収
納された乾燥剤を互いに独立して熱して乾燥させるヒー
タ、空気送入管を経由して送入される空気が前記二つの
空気乾燥室の一方に送り込まれるように空気送入経路を
切替える空気送入弁、前記二つの空気乾燥室から送出さ
れる湿潤空気の排出をそれぞれ制御する二つの湿潤空気
排出弁、前記二つの空気乾燥室から送出される乾燥空気
の流出をそれぞれ制御する二つの乾燥空気流出弁、およ
び該二つの乾燥空気流出弁からそれぞれ流出された二つ
の乾燥空気流を合流させる空気流出経路を備えたことを
特徴とするものである。
また、本発明の上記乾燥空気生成装置の使用方法は、 前記空気送入管を経由して送入された空気を第一の前記
空気乾燥室内に流入させ、該第一の空気乾燥室で生成さ
れた乾燥空気を該第一の空気乾燥室側の第一の前記乾燥
空気流出弁を経由して流出させ、該第一の乾燥空気流出
弁を経由して流出した乾燥空気が第二の前記空気乾燥室
内に流入しないように該第二の空気乾燥室側の第二の前
記乾燥空気流出弁により該流入を阻止し、さらに前記第
一の空気乾燥室内の乾燥空気が該第一の空気乾燥室側の
第一の前記湿潤空気排出弁を経由して流出しないように
該第一の湿潤空気排出弁により該流出を阻止することに
より、前記第一の空気乾燥室を用いて乾燥空気を連続的
に生成し、この生成とともに前記ヒータにより前記第二
の空気乾燥室内の乾燥剤を熱して該乾燥剤中の水分を放
出させている定常状態の際に、 前記空気送入管を経由して送入された空気を前記第二の
空気乾燥室内に流入させて該第二の空気乾燥室内の空気
を該第二の空気乾燥室側の第二の前記湿潤空気排出弁を
経由して排出し、該排出の後、前記空気送入管を経由し
て送入された空気を前記第一の空気乾燥室に流入させ、
該第一の空気乾燥室内で生成された乾燥空気を前記第一
および第二の乾燥空気流出弁および前記第二の湿潤空気
排出弁を経由して排出し、 該排出の後、前記定常状態に戻るように、前記各弁を制
御することを特徴とするものである。
ここで、上記「第一の空気乾燥室」、「第二の空気乾燥
室」は、上記「二つの空気乾燥室」のいずれか一方に固
定されるものではなく、任意の一方を第一の空気乾燥室
、他方を第二の空気乾燥室と観念すればよく、したがっ
て上記「定常状態」には二種類のモード(即ち二つの空
気乾燥室の一方で乾燥空気を生成しているモードと、他
方で乾燥空気を生成しているモード)とが存在する。
また、上記「弁」としては、たとえば電磁弁や空気作動
弁等公知の種々の弁が用いられる。
(作  用) 本発明は、上記の構成を有しているため、第一の空気乾
燥室を用いて乾燥空気を生成しながら、同時に、ヒータ
により第二の空気乾燥室内の乾燥剤中の水分を放出させ
て再生することができ、これを交互に繰り返すことによ
り乾燥空気をほぼ連続的に生成することかできる。また
、本発明は、乾燥空気の流出経路の6弁とは別途に、各
空気乾燥室ごとに乾燥剤再生中の湿った空気を排出する
湿潤空気排出弁を設けたため、空気送入管を経由して送
入された空気を乾燥剤再生中の空気乾燥室に送り込んで
該空気乾燥室内の空気を乾燥空気の流出経路とは別途に
湿潤空気排出弁を経由して排出することができる。二つ
の空気乾燥室にそれぞれ対応する乾燥空気流出弁を経由
して流出された二つの乾燥空気流を合流させる空気流通
経路を有しているため、乾燥空気生成中の空気乾燥室か
ら送出された乾燥空気を二つの乾燥空気流出弁および乾
燥剤再生中の空気乾燥室側の湿潤空気排出弁を経由して
排出することにより、わずかな湿潤な空気も排出するこ
とができ、乾燥空気流出経路には一時的にしろ湿った空
気が混入することはない。
(実 施 例) 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
第3図は、本発明の乾燥空気生成装置の一実施例を備え
た生化学分析装置の一例の斜視図である。
図示の生化学分析装置1には、透明な蓋2が備えられて
おり、この蓋2を開けて以下に述べる被検査液、長尺テ
ープ状の長尺テストフィルム3等をこの装置1内に収容
しおよび取り出すように構成されている。この装置1に
は、たとえば血清。
尿等の被検査液を円状に配列して収容する被検査液収容
手段4が備えられており、ここに収容された被検査液は
、後述するように点着手段5により取り出され点着され
る。長尺テストフィルム3は、被検査液中の測定したい
特定の化学成分または有形成分毎にその成分のみと呈色
反応を示す試薬を含有させる等、測定項目に対応して複
数種類の長尺テストフィルム3が用意されている。この
長尺テストフィルム3の未使用の部分は、フィルム供給
カセットI8内に巻かれており、上記測定に使用した部
分は、フィルム巻取カセット19内に巻かれている。ま
たこれらのカセット18.19内のリール18a、 1
9aの中央部にはそれぞれ、後述するように長尺テスト
フィルム3を装置1内に収容した後、このフィルム3を
フィルム供給カセット18から弓き出すためおよびフィ
ルム供給カセット18内に巻き戻すためのモータの回転
軸と係合する孔18b、19bが設けられている。長尺
テストフィルム3はカセット18.19に巻かれたまま
、装置1内に収容される。フィルム供給カセット18と
フィルム巻取カセット19とは、この図に示すように分
離されている。この装置1を用いて同時に複数項目の測
定が行なえるようにテストフィルム収容手段6には複数
個の長尺テストフィルム3の未使用の部分を並列させて
収容できるよう構成されている。
点着手段5はその先端に点着用ノズル7を有し、レール
8上に乗せられた移動手段9によりレール8が延びる方
向に移動され、被検査液収容手段4から被検査液を取り
出し、テストフィルム収容手段6内から後述するように
して引き出された長尺テストフィルム3上に点着する。
また、移動手段9は、点着手段5を上下方向にも移動す
るよう構成されており、この移動手段9により点着手段
5がレール8の延びる左右方向に移動されるときは、こ
の点着手段は上昇した位置にあり、上記被検査液の取り
出し、点着、および後述する洗浄の際には、下降される
点着用ノズル7は、テストフィルム上に点着したあとテ
ストフィルム収容手段6と被検査液収容手段4の間に、
この両者に近接して配置されたノズル洗浄部10で洗浄
され、次の点着に再使用される。
点着されたテストフィルムは、後述するようにインキュ
ベータによりインキュベートされ、測光部において測定
される。
装置1全体の作動の制御、測定データの処理等は、回路
部11とこの回路部11に接続されたコンピュータ12
により行なわれる。回路部11の前面に設けられた操作
・表示部13には、装置1の電源スィッチや装置1での
消費電流をモニタするための電流計等が備えられている
。コンピュータ12には装置1に指示を与えるキーボー
ド14、指示のための補助情報や測定結果等を表示する
CRTデイスプレィ15、測定結果を印字出力するプリ
ンタ16、および装置]に各種の指示を与えるための命
令や測定結果のデータ等を記憶保存しておくためのフロ
ッピィディスクを収容するフロッピィディスク装置17
か備えられている。
第4図は、第3図に斜視図を示した生化学分析装置1の
主要部の平面図である。
テストフィルム収容手段6は、この中から引き出された
全てのテストフィルムの点着位置22が直線上に並ぶよ
うに構成されており、さらにこの直線上にノズル洗浄部
10、および被検査液収容手段4内の被検査液取出し位
置4bが配列されるように構成されている。
被検査液収容手段4は、複数個の被検査液をほぼ円状に
配された収容部4aに収容する構成となっている。また
、この被検査液収容手段4は、はぼ円状に配された収容
部4aが回転される構成となっており、この収容部4a
に収容された被検査液のうち、次の411定に用いる被
検査液が取出し位置4bに位置するように図示しない回
転手段により自動的に回転される。収容部4aに収容さ
れた被検査液の蒸発による変質を防ぐために、取出し位
置4b以外の収容部4aの上には図示しない蓋かかぶせ
られる。
点着手段5は、レール8上に乗った移動手段9によりレ
ールの延びる方向に移動され、取出し位置4bから被検
査液を取り出し長尺テストフィルム上の点着位置22に
点着する。
第5図は第4図のx−x’線に沿った断面の要部を示す
ものである。
前記長尺テストフィルム3は、フィルム供給カセット1
8に収納されて装置内に装填され、装置内で使用される
につれて、順次フィルム巻取カセット19に巻取られる
。フィルム供給カセット18は、内部が一例として15
°Cに温調された保冷庫50に収容され、フィルム巻取
カセットI9は巻取室51に収容される。上記保冷庫5
0は、断熱月からなる壁部50aによって囲まれたカセ
ット収容部50c内に上記フィルム供給カセット18を
収容するものであり、上記壁部50aには、該カセット
収容部50cを上記所定の温度に冷却する冷却装置58
が取り付けられており、該収容部50c内は略均−な温
度に保たれる。カセット収容部50cか上記のように低
温に維持されることによりカセット収容部50c内のフ
ィルム供給カセット18の温度も上記低温に保持される
。またフィルム供給カセット18内には図示しない乾燥
剤か収納されており、カセットの一端に形成されたフィ
ルム取出し口18dが開かれてテストフィルム3が引き
出されるまでは、カセット内部は乾燥状態に保たれてい
る。カセット18のフィルム取出し口18dから引き出
された長尺テストフィルム3は、前記壁部50aのフィ
ルム引出し口50bを経て、最後はフィルム巻取カセッ
ト19に巻き取られる。
上記フィルム巻取カセット19内のり−ル19aの中央
部に設けられた孔19bには、この巻取室51に設けら
れた長尺テストフィルム3の搬送手段である巻取用モー
タ53の回転軸が係合し、このモータ53の回転に従っ
て長尺テストフィルム3がフィルム供給カセット18か
ら保冷庫50の前記フィルム弓出し口50bを経由して
間欠的に引き出され、フィルム巻取カセット19に巻き
取られる。
フィルム供給カセット18とフィルム巻取カセット19
の間の長尺テストフィルム3が露出した部分には、この
フィルムを一旦内部に保持した後通過させるインキュベ
ータ55が配されており、このインキュベータ55内に
は長尺テストフィルム3と被検査液との呈色反応による
光学濃度を測定するための測光部57が配置されている
長尺テストフィルム3はモータ53の回転により保冷庫
50から間欠的に引き出され、図中左方向に間欠的に搬
送される。フィルム3が搬送される際にはインキュベー
タ55の上蓋55aか矢印A方向に上昇している。長尺
テストフィルム3か移動すると、上蓋55aが矢印B方
向に下降して長尺テストフィルム3を押す。次いで上蓋
55aのノズル挿入孔55bを塞いでいたシャッタ54
が図中右方向に移動し、続いてノズル7が図示のように
下降して上記ノズル挿入孔55bを通じて長尺テストフ
ィルム3上に被検査液が点着される。さらにその後シャ
ツタ54が左方向に移動してノズル挿入孔55bをふさ
ぎ、インキュベータ55内と外部との空気の出入りを防
いでインキュベータ内部を所定の温度(例えば37℃)
に保つ。被検査液が点むされ展開されたフィルム部分(
第5図において斜線で示す部分)は、このインキュベー
タ55内において所定時間(−例として4分間)恒温保
持される。このインキュベーション終了後、またはその
途中に前記測光部57により、長尺テストフィルム3の
上記点着を行なった部分の光学濃度が測定される。この
濃度測定は、光照射手段57aから発せられる、予め選
定された波長を含む光をフィルム3に照射し、フィルム
3からの反射光を光検出器57bにより検出することに
より行なわれる。
このように1つの被検査液についての点着、インキュベ
ーション、測定が終了すると、次の被検査液の点着か可
能となる。長尺テストフィルム3は前述した測定終了後
もそのままインキュベータ内に留まり、次の分析のため
の点着が行なわれる直前に再度移送される。
ところで、前記保冷庫50内のフィルム供給カセット1
8の内部は、フィルム取出し口18d 、および保冷庫
50のフィルム引出し口50bが常に開口しているため
、内部を気密に保つことができない。このため、前述し
たように、カセット内部を乾燥状態に保つために該カセ
ット内部に乾燥剤が収納されているが、保冷庫50外部
の相対的に高温高湿な空気がフィルム引出し口50bお
よびフィルム取出し口18dを経てカセット内部に入り
込み、カセッ)18内の湿度を上昇させ、この湿度の上
昇が該カセット内部の未使用の長尺テストフィルム3を
劣化させる原因となる。そこで保冷庫50は、フィルム
引出し口50bとフィルム取出し口18dの間に、下方
から低湿な空気を噴出させる空気流噴出手段を備え、上
記低湿な空気流により、保冷庫外部の湿った空気がフィ
ルム供給力セット18内部へ浸入することを防ぐように
構成されている。
上記空気流噴出手段は、外部から取り込まれた空気を乾
燥した空気(例えば湿度lO%程度)にして送り出す、
本発明の一実施例としての乾燥空気生成装置60と、該
装置から送り出された乾燥した空気をフィルム取出し口
18dの近傍に導くノズル61とから構成されている。
また、保冷庫50の、上記ノズル61の噴出口とフィル
ム取出し口L8dの間には、第6図に示すようにシリコ
ンゴム等からなる一対のブレード59が取り付けられて
おり、長尺テストフィルム3はこのブレード59の間を
経て保冷庫から引き出されるように構成されている。な
お、上記ノズル61から噴出される乾燥した空気は、収
容部50c内の空気と同程度の温度に冷却されているこ
とが望ましい。
上記のようにノズル61から乾燥した空気流を噴出させ
ておけば、この空気流はそのほとんどが第4図に示すよ
うに保冷庫外に流出し、保冷庫外部の湿った空気は、保
冷庫内に浸入することができなくなる。従ってフィルム
供給カセットI8内の空気は長期間に亘って乾燥した状
態に保たれる。ただし、ノズル61から噴出される空気
流に一時的にしろ湿った空気が噴出されると、該湿った
空気の一部がフィルム3とブレード59との狭い間隙を
通って保冷庫50内部にはいり込み、保冷庫50内のフ
ィルム3の、特にブレード59に近い部分が急激に劣化
してしまうため、該空気流は常に所定以上に乾燥した状
態に保持しておく必要があり、−時的にも湿った空気が
噴出されるよりは、単時間ならば空気流の噴出を停止し
ておく方が好ましい。
また、本実施例においては、フィルム供給カセット18
の内部の空気は、乾燥空気生成装置60で生成される乾
燥空気よりもさらに乾燥した状態にあり、このため該乾
燥空気生成装置60で生成された乾燥空気を直接保冷庫
50内には噴出させず、上記のように保冷庫50のフィ
ルム引出口50bに噴出させることで外部の湿った空気
の流入を防ぎ、フィルム供給カセット18内の乾燥剤の
働きを助け、これによりフィルム供給力セット18内部
は長期間にわたり非常に乾燥した状態に保持される。
第1図は、本発明の一実施例である、第3図に示した乾
燥空気生成装置60の構成図、第2図は、第1図の乾燥
空気生成装置60の各電磁弁等の動作を示したタイムチ
ャートである。
この乾燥空気生成装置60は、二つの空気乾燥室62a
 、 62b 、これらの空気乾燥室62a 、 B2
b内にそれぞれ収納された乾燥剤63a 、 63bを
互いに独立して熱して乾燥させるヒータ64a 、 6
4b 、空気送入ポンプ(図示せず)から空気送入管6
5を経由して送入される空気か二つの空気乾燥室62a
、62bの一方に送り込まれるように空気送入路を切替
える空気送入電磁弁66(ここでは、ON時に図の左側
の第一の空気乾燥室62aに空気が送入される。
尚、本乾燥空気生成装置60は図上左右対象に構成され
ており、以下、互いに対応する左右の構成要素について
は、左側を第一、右側を第二と呼ぶ。)、第一および第
二の空気乾燥室B2a 、 B2bから送出される湿潤
空気の排出をそれぞれ制御する第一および第二の湿潤空
気排出電磁弁69a 、 [i9b 、第一および第二
の空気乾燥室62a 、 62bから送出される乾燥空
気の流出を制御する第一および第二の乾燥空気流出電磁
弁[i8a 、 88bおよびこれら第一および第二の
乾燥空気流出電磁弁[i8a 、 f38bからそれぞ
れ流出された二つの乾燥空気流を合流させる空気流出経
路70から構成されている。また本実施例では、これら
二つの乾燥空気流が合流した後の乾燥空気の流出を制御
する合流空気流出電磁弁67が設けられており該合流空
気流出電磁弁67から流出した乾燥空気は、第5図に示
すようにノズル61を経由して保冷庫50のフィルム引
出口50b付近にまで導びかれる。
尚、本実施例においては第1図に示すように各空気乾燥
室62a 、 62bの空気の流出口G2a、62b′
はそれぞれ一つだけであり、該流出口62a′62b′
 に接続された空気流出管71a 、 71bは、該流
出口62a ’ 、 62b ’を出たあと三叉に分か
れそれぞれ乾燥空気流出電磁弁68a 、 [i8b 
、および湿潤空気流出電磁弁69a 、 69bに接続
されている。
また本実施例においては、上記ヒータ[i4a 、 [
i4bは、第1図に示すように空気の流出口[i2a 
’ 、 [i2b′を出たあとの、乾燥空気流出電磁弁
θ8a、68bおよび湿潤空気排出電磁弁69a 、 
69bに至る空気流出管71a 、 71b内の空気も
熱するように構成されている。これは、ヒータ64a 
、 64bで乾燥剤63a 、 63bを熱したことに
より蒸発した水分が空気流出管71a 、 71b内で
冷却されて水滴となってしまうことを確実に防止するた
めである。
また、本実施例においては電磁弁が用いられているが、
本発明の乾燥空気生成装置を構成する弁としては電磁弁
に限られるものではなく、空気作動弁等公知の種々の弁
を用いることができるものであることはもちろんである
次に上記乾燥空気生成装置60の動作について説明する
第2図の横軸tは時刻を示し、時刻toにおいては、第
一の空気乾燥室62aを用いて乾燥空気を生成しており
、かつ第二の空気乾燥室62bではヒタ64bにより乾
燥剤63bを熱せられ、該乾燥剤63bの再生が行なわ
れている定常状態を表わしている。尚、空気送入電磁弁
66は前述したように、ON時に第一の空気乾燥室B2
aに空気が送入され、OFF時に第二の空気乾燥室62
bに空気が送入される。また、他の電磁弁67、88a
 、 68b 、 89a 。
69bについては各電磁弁をON時に空気が通過し、O
FF時に遮断される。
定常状態(時刻to)においては、空気送入電磁弁66
がON状態であるため、空気送入管65を経由して送入
された空気は、第一の空気乾燥室G2a内に流入する。
また第一の乾燥空気流出電磁弁68aおよび合流空気流
出電磁弁67がON状態であり、かつ第二の乾燥空気流
出電磁弁68bおよび第一の湿潤空気排出電磁弁69a
がOFF状態であるため、第一の空気乾燥室62a内に
流入して乾燥剤63aの間隙を通過する間に水分か吸収
されることにより生成された乾燥空気は、第1図に示す
経路80を経て流出する。一方、第二の空気乾燥至62
bのヒタ64bはON状態であり、既に水分を吸収して
乾燥能力の低下した、第二の空気乾燥室62b内の乾燥
剤63bが熱せられ、該乾燥剤631)中の水分を蒸発
させて該乾燥剤63bの再生か行なイっれている。
尚、本実施例では、この定常状態において、第二の湿潤
空気排出電磁弁[i9bは常時ON状態となっているが
、第二の空気乾燥室62bl’llこは空気が流入され
ないため、第二の空気乾燥蚕621)内の空気はほとん
と交換されない。したかって、第二の湿潤空気排出電磁
弁[i9bは、定常状態においてはOFF状態にしてお
き、後述する第二の空気乾燥室G2b内の空気の排出特
等必要時のみON状態にしてもよい。
上記定常状態の継続中に定期的に以下の動作が行なわれ
、第二の空気乾燥室62b内の乾燥剤63bか熱せられ
水分か蒸発されたことに起因する、該第二の空気乾燥室
62b内の湿った空気か以下のようにして排出される。
まず時刻t1において空気送入電磁弁66かOFF状態
となり、空気送入管65を経由して送入された空気が第
二の空気乾燥室11i2b内に流入する。この流入によ
り、第二の空気乾燥室62b内の湿った空気は第二の湿
潤空気排出電磁弁69bを経由して排出される。
しかし、この排出では、空気流出管71bの一部71b
′内の湿った空気はυ1出されない。そこで次に時刻t
2において、空気送入電磁弁66がON状態に移行し、
空気送入管65から送入されてきた空気が第一の空気乾
燥室82a内に流入するとともに、合流空気流出電磁弁
67かOFF状態、第二の乾燥空気流出電磁弁68bが
ON状態に移行し、第一の空気乾燥室62a内で生成さ
れた乾燥空気が第1図に示す経路81を経由して排出さ
れる。尚、本実施例では合流空気流出電磁弁67を一旦
OFF状態に移行しているが、該合流空気流出電磁弁6
7はON状態のままとし、経路81に沿って乾燥空気を
排出する際これと同時に経路80に沿って乾燥空気が流
出していてもよい。したかって合流空気流出電磁弁67
は必ずしも必要ではない。これにより湿った空気が確実
に残らず排出され、時刻t4において第二の空気乾燥室
を用いて乾燥空気を生成するモードに移行する際に一時
的にも湿った空気が乾燥空気の流出経路に混入すること
が防止される。
上記のようにして湿った空気が残らす排出された後、前
述した初期状態(時刻toと同一の状態)に復帰する。
以上の動作を所定の周期To毎に定期的に繰り返し、第
二の空気乾燥室62b内の乾燥剤の+Ir牛か完了する
と、第二の空気乾燥室[i2bのヒータG4bがOFF
となり、該第二の空気乾燥室62b内の空気が自然冷却
される(第2図に示すT1の間)。
尚、]二二層周期oは、常に一定である必要はなく、た
とえば第二の空気乾燥室62b内の空気が所定以上の湿
度となる毎等であってもよい。この際該第二の空気乾燥
室62b内の空気は空気流出管71b内の空気も含め乾
燥した状態となっている。該空気か十分に冷却されると
、時刻t4において各電磁弁等の切替えが行なわれ、今
度は第二の空気乾燥室[i2bを用いて乾燥空気か生成
され、第一の空気乾燥室82a内の乾燥剤63aの再生
が行なわれる。
第1図の乾燥空気生成装置60は、前述したように図上
左右対象であって、時刻t4以降の各電磁弁等の動作は
左右を入れ替えれば上記説明と同一であり、したかって
第二の空気乾燥室62bを用いて乾燥空気を生成するモ
ードについては説明は省略する。
この乾燥空気生成装置60により、湿った空気を排出す
る短い時間はその流出はとたえるかほぼ連続的に乾燥空
気を生成することかでき、したがってこの乾燥空気生成
装置60を用いた生化学分析装置1(第3図〜第6図参
照)においてフィルム供給カセット18内の未使用のフ
ィルム3を長時間非常に乾燥した状態に保つことができ
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、二つの空気乾燥
室を有し、空気乾燥室を用いて乾燥空気を生成しながら
、同時に、ヒータにより他方の空気乾燥室内の乾燥剤中
の水分を放出させて再生することができ、これを交互に
繰り返すことによりほぼ連続的に乾燥空気を生成するこ
とができる。
また、乾燥空気の流出経路の各電磁弁とは別途に、各空
気乾燥室ごとに乾燥剤再生中の湿った空気を排出する湿
潤空気排出電磁弁を設けたため、空気送入管を経由して
送入された空気を乾燥剤再生中の空気乾燥室に送り込ん
で該空気乾燥室内の空気を乾燥空気の流出経路とは別途
に湿潤空気排出弁を経由して排出することができる。さ
らに、二つの空気乾燥室から各対応する乾燥空気流出電
磁弁を経由して流出された二つの乾燥空気流を合流させ
る空気流通経路を有しているため、乾燥空気生成中の空
気乾燥室から送出された乾燥空気を二つの乾燥空気流出
電磁弁および乾燥剤再生中の空気乾燥室側の湿潤空気排
出弁を経由して排出することにより、わずかな湿潤な空
気も排出することができ、乾燥空気生成装置には一時的
にも湿った空気か混入することが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の乾燥空気生成装置の一実施例の構成
図、 第2図は、第1図の乾燥空気生成装置の各電磁弁等の動
作を示したタイムチャート 第3図は本発明の乾燥空気生成装置の一実施例を備えた
生化学分析装置を示す斜視図、第4図は上記装置の主要
部の平面図、 第5図は第2図のx−x’線に沿った断面の要部を示す
概略図、 第6図は保冷庫の要部の拡大図である。 3・・長尺テストフイルム 18・・・フィルム供給カセット ]、8d・・・フィルム取出し口 50・・・保冷庫      502L  壁50c・
・・カセット収容部 50d・・・フィルム引出し口 58・・・冷却装置         59・ブレ60
・・・乾燥空気生成装置   61・・・ノス62a 
、 62b・・・空気乾燥室 63a 、 63b =・乾燥剤 84a 、 64b ・−・ヒータ 65・・・空気送入管 66・・・空気送入電磁弁 67・・・合流空気流出電磁弁 68a 、 68b・・・乾燥空気流出電磁弁69a 
、 69b・・・湿潤空気排出電磁弁70・・・空気流
出経路 71a 、 71b・・・空気流出管 部 ト ル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二つの空気乾燥室、これらの空気乾燥室内にそれ
    ぞれ収納された乾燥剤を互いに独立して熱して乾燥させ
    るヒータ、空気送入管を経由して送入される空気が前記
    二つの空気乾燥室の一方に送り込まれるように空気送入
    経路を切替える空気送入弁、前記二つの空気乾燥室から
    送出される湿潤空気の排出をそれぞれ制御する二つの湿
    潤空気排出弁、前記二つの空気乾燥室から送出される乾
    燥空気の流出をそれぞれ制御する二つの乾燥空気流出弁
    、および該二つの乾燥空気流出弁からそれぞれ流出され
    た二つの乾燥空気流を合流させる空気流出経路を備えた
    ことを特徴とする乾燥空気生成装置。
  2. (2)前記乾燥空気生成装置を使用する方法であって、
    前記空気送入管を経由して送入された空気を第一の前記
    空気乾燥室内に流入させ、該第一の空気乾燥室で生成さ
    れた乾燥空気を該第一の空気乾燥室側の第一の前記乾燥
    空気流出弁を経由して流出させ、該第一の乾燥空気流出
    弁を経由して流出した乾燥空気が第二の前記空気乾燥室
    内に流入しないように該第二の空気乾燥室側の第二の前
    記乾燥空気流出弁により該流入を阻止し、さらに前記第
    一の空気乾燥室内の乾燥空気が該第一の空気乾燥室側の
    第一の前記湿潤空気排出弁を経由して流出しないように
    該第一の湿潤空気排出弁により該流出を阻止することに
    より、前記第一の空気乾燥室を用いて乾燥空気を連続的
    に生成し、この生成とともに前記ヒータにより前記第二
    の空気乾燥室内の乾燥剤を熱して該乾燥剤中の水分を放
    出させている定常状態の際に、 前記空気送入管を経由して送入された空気を前記第二の
    空気乾燥室内に流入させて該第二の空気乾燥室内の空気
    を該第二の空気乾燥室側の第二の前記湿潤空気排出弁を
    経由して排出し、 該排出の後、前記空気送入管を経由して送入された空気
    を前記第一の空気乾燥室に流入させ、該第一の空気乾燥
    室内で生成された乾燥空気を前記第一および第二の乾燥
    空気流出弁および前記第二の湿潤空気排出弁を経由して
    排出し、 該排出の後、前記定常状態に戻るように、 前記各弁を制御することを特徴とする請求項1記載の乾
    燥空気生成装置の使用方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996008304A1 (fr) * 1994-09-16 1996-03-21 Komatsu Ltd. Cartouche de dessication et dessicateur
JP2022089188A (ja) * 2020-12-03 2022-06-15 エフ ホフマン-ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト 診断ラボラトリ配送システム

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WO1996008304A1 (fr) * 1994-09-16 1996-03-21 Komatsu Ltd. Cartouche de dessication et dessicateur
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