JPH0215675Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215675Y2 JPH0215675Y2 JP1982183651U JP18365182U JPH0215675Y2 JP H0215675 Y2 JPH0215675 Y2 JP H0215675Y2 JP 1982183651 U JP1982183651 U JP 1982183651U JP 18365182 U JP18365182 U JP 18365182U JP H0215675 Y2 JPH0215675 Y2 JP H0215675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusions
- rotating
- tool
- pencil
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は楕円形状を有するペンシルの芯削り器
に関するものである。
に関するものである。
〈従来の技術〉
従来のこの種の芯削り器としては本件出願人が
開発した実公昭57−18158号公報、同57−18159号
公報に示す技術が公知である。
開発した実公昭57−18158号公報、同57−18159号
公報に示す技術が公知である。
特に上記公知技術の内の後者は本考案と類似し
ているが、この技術は蓋に中具の楕円筒を規制し
得る特定の軌跡を持つたガイド孔を穿孔し、かつ
この蓋の天井面に中具の突起を規制し得る特定の
軌跡を持つたリング状ガイド溝を穿設して構成し
ていた。
ているが、この技術は蓋に中具の楕円筒を規制し
得る特定の軌跡を持つたガイド孔を穿孔し、かつ
この蓋の天井面に中具の突起を規制し得る特定の
軌跡を持つたリング状ガイド溝を穿設して構成し
ていた。
〈考案が解決しようとする課題〉
然るに、前記後者の公知技術は蓋に中具の楕円
筒及び突起を規制する為の特定の軌跡を持つたガ
イド孔及びガイド溝を夫々精度良く穿設しなけれ
ばならないので、作業性が悪く、かつ複雑であ
り、従つて大量生産が困難である等の問題があつ
た。
筒及び突起を規制する為の特定の軌跡を持つたガ
イド孔及びガイド溝を夫々精度良く穿設しなけれ
ばならないので、作業性が悪く、かつ複雑であ
り、従つて大量生産が困難である等の問題があつ
た。
又中具を片側のみから規制するので中具の回動
がスムーズでなく、従つて切削されたペンシルの
切削面が平滑できれいにならない等の問題があつ
た。
がスムーズでなく、従つて切削されたペンシルの
切削面が平滑できれいにならない等の問題があつ
た。
〈課題を解決するための手段〉
本考案は、楕円形ペンシルを挿入し得る楕円筒
の下部外周に回転板を取り付けると共に該回転板
の上下両表面の２点に夫々突起を突設してなる回
転中具と、底板にペンシルを挿通し得る穴を有し
かつ底面に削刃を持つた削刃支持台を突設し更に
内面に前記回転板の下表面の２個の突起の回転を
側面から規制し得る段部壁面を有しかつ前記回転
中具の下部を回動自在に収納し得る中具容器と、
上板に前記回転中具の楕円筒を挿通し得る穴を有
しかつ内面に前記回転板の上表面の２個の突起の
回転を側面から規制し得る段部壁面を有し更に前
記回転中具の上部を回動自在に収納すると共に前
記中具容器の上部に被蓋固定し得る中具蓋との組
み合わせよりなる芯削り器である。
の下部外周に回転板を取り付けると共に該回転板
の上下両表面の２点に夫々突起を突設してなる回
転中具と、底板にペンシルを挿通し得る穴を有し
かつ底面に削刃を持つた削刃支持台を突設し更に
内面に前記回転板の下表面の２個の突起の回転を
側面から規制し得る段部壁面を有しかつ前記回転
中具の下部を回動自在に収納し得る中具容器と、
上板に前記回転中具の楕円筒を挿通し得る穴を有
しかつ内面に前記回転板の上表面の２個の突起の
回転を側面から規制し得る段部壁面を有し更に前
記回転中具の上部を回動自在に収納すると共に前
記中具容器の上部に被蓋固定し得る中具蓋との組
み合わせよりなる芯削り器である。
〈作用〉
本考案に於いては上述の如く、回転中具を上下
より挟持した中具容器と中具蓋との段部壁面で回
転中具の表裏面に突設された突起を夫々規制する
ので、回転中具の回動を安定せしめることが出
来、又回転中具にはその表裏面に突起を設けかつ
中具容器と中具蓋とには夫々段部壁面を設ければ
良いので全体の構成が簡単で精度の高いものを大
量生産することが出来る。
より挟持した中具容器と中具蓋との段部壁面で回
転中具の表裏面に突設された突起を夫々規制する
ので、回転中具の回動を安定せしめることが出
来、又回転中具にはその表裏面に突起を設けかつ
中具容器と中具蓋とには夫々段部壁面を設ければ
良いので全体の構成が簡単で精度の高いものを大
量生産することが出来る。
図により本考案に係る芯削り器の一実施例を具
体的に説明すると、第１図乃至第６図に於いて、
１は回転中具であつて、中央部に楕円形ペンシル
を挿入し得る楕円筒２を有し、かつこの楕円筒２
の下部外周に回転板３を取り付けると共に該回転
板３の上表面には対応する位置に２個の突起４を
突設し、又この回転板３の下表面には前記突起４
と直交する位置に２個の突起５を突設して構成し
ている。６は前記中具１の下部を回動自在に収納
し得る中具容器であつて、底板７の中央にはペン
シルを挿通し得る穴８を穿設し、又底板７の外面
（底面）には所定のテーパーを持つた削刃支持台
９を突設し、かつこの支持台９に削刃１０を取付
固定し、更にこの容器６の内面に前記回転板３の
下表面の２個の突起５の回転を側面から規制し得
る段部壁面１１を穿設して構成している。
体的に説明すると、第１図乃至第６図に於いて、
１は回転中具であつて、中央部に楕円形ペンシル
を挿入し得る楕円筒２を有し、かつこの楕円筒２
の下部外周に回転板３を取り付けると共に該回転
板３の上表面には対応する位置に２個の突起４を
突設し、又この回転板３の下表面には前記突起４
と直交する位置に２個の突起５を突設して構成し
ている。６は前記中具１の下部を回動自在に収納
し得る中具容器であつて、底板７の中央にはペン
シルを挿通し得る穴８を穿設し、又底板７の外面
（底面）には所定のテーパーを持つた削刃支持台
９を突設し、かつこの支持台９に削刃１０を取付
固定し、更にこの容器６の内面に前記回転板３の
下表面の２個の突起５の回転を側面から規制し得
る段部壁面１１を穿設して構成している。
１２は前記中具容器６に被蓋しかつ内部に中具
１の上部を回動自在に収納し得る中具蓋であつ
て、上板１３の中央部に前記楕円筒２を挿通し得
る穴１４を有し、その周りに回転板３の上表面の
２個の突起４の回転を側面から規制し得る段部壁
面１５を穿設し、更にこの壁面１５の周りに今度
は回転板３の外周面が回動し得る段部壁面１６を
浅く穿設して構成している。
１の上部を回動自在に収納し得る中具蓋であつ
て、上板１３の中央部に前記楕円筒２を挿通し得
る穴１４を有し、その周りに回転板３の上表面の
２個の突起４の回転を側面から規制し得る段部壁
面１５を穿設し、更にこの壁面１５の周りに今度
は回転板３の外周面が回動し得る段部壁面１６を
浅く穿設して構成している。
本考案に係る芯削り器の組立構成に当たつては
特に第４図乃至第６図に示す如く、中具容器６の
中に中具１の下部を収納し、突起５を段部壁面１
１に当接し、次に蓋１２を容器６に被蓋すると共
に中具１の楕円筒２を穴１４に挿通し、回転板３
を段部壁面１６に当接すると共に突起４を段部壁
面１５に当接して全体を組立構成する。この状態
で使用することも可能であるが、削りくずを収納
する外ケース１７を別に用意し、この外ケース１
７に前記中具容器６を嵌着して使用することも可
能である。
特に第４図乃至第６図に示す如く、中具容器６の
中に中具１の下部を収納し、突起５を段部壁面１
１に当接し、次に蓋１２を容器６に被蓋すると共
に中具１の楕円筒２を穴１４に挿通し、回転板３
を段部壁面１６に当接すると共に突起４を段部壁
面１５に当接して全体を組立構成する。この状態
で使用することも可能であるが、削りくずを収納
する外ケース１７を別に用意し、この外ケース１
７に前記中具容器６を嵌着して使用することも可
能である。
上記実施例に於いては削刃支持台９を中具容器
６の底面に直接一体的に突設したが、この支持台
９は別に作つてこの容器６に嵌着することも可能
である。
６の底面に直接一体的に突設したが、この支持台
９は別に作つてこの容器６に嵌着することも可能
である。
本考案に於いて、楕円形ペンシル１８が挿入さ
れかつこのペンシル１８と共に回転する中具１
（楕円筒２）はペンシル１８の先端外周が常に削
刃１０に一定の角度で当接し、その先端部外周面
を常に一定の厚みで切削し得る如く回転する必要
があり、従つてその為には回転板３に突設された
突起４，５とこの突起４，５の回動を規制し得る
段部壁面１１，１５との間には夫々第７図及び第
８図に示す如き関係が成立することが必要であ
る。
れかつこのペンシル１８と共に回転する中具１
（楕円筒２）はペンシル１８の先端外周が常に削
刃１０に一定の角度で当接し、その先端部外周面
を常に一定の厚みで切削し得る如く回転する必要
があり、従つてその為には回転板３に突設された
突起４，５とこの突起４，５の回動を規制し得る
段部壁面１１，１５との間には夫々第７図及び第
８図に示す如き関係が成立することが必要であ
る。
次に本考案に係る芯削り器の動作及びその回動
原理を説明すると次の通りである。
原理を説明すると次の通りである。
第７図及び第８図に於いて、２は楕円形ペンシ
ル１８が挿入される楕円筒、４，５は突起、１０
は削刃、１１，１５は段部壁面、ＸはＸ軸、Ｙは
Ｙ軸であつて、楕円筒２（＝ペンシル１８）の長
軸はＹ軸上に設けられ、その短軸はＸ軸に設けら
れ、更に突起５はＹ軸上に、突起４はＸ軸上に設
けられている。
ル１８が挿入される楕円筒、４，５は突起、１０
は削刃、１１，１５は段部壁面、ＸはＸ軸、Ｙは
Ｙ軸であつて、楕円筒２（＝ペンシル１８）の長
軸はＹ軸上に設けられ、その短軸はＸ軸に設けら
れ、更に突起５はＹ軸上に、突起４はＸ軸上に設
けられている。
楕円筒２（＝ペンシル１８）の大径円弧の半径
をR2、小径円弧の半径をR1とすればR2＞R1、R2
の中心点はＸ軸上のO1点、 R1の中心点はＹ軸上のO2点、 このように楕円筒２（＝ペンシル１８）の外周
壁には２箇所にR2とR1とがあり、かつこれ等が
交互に現出するので、回転中具１の回転を一定の
方向で回転させるためにはR1の部分を規制する
ガイドとR2の部分を規制するガイドとが必要で
あることが明らかである。
をR2、小径円弧の半径をR1とすればR2＞R1、R2
の中心点はＸ軸上のO1点、 R1の中心点はＹ軸上のO2点、 このように楕円筒２（＝ペンシル１８）の外周
壁には２箇所にR2とR1とがあり、かつこれ等が
交互に現出するので、回転中具１の回転を一定の
方向で回転させるためにはR1の部分を規制する
ガイドとR2の部分を規制するガイドとが必要で
あることが明らかである。
このことから、本願考案ではR1の部分を規制
する場合は突起５を壁面１１で、R2の部分を規
制する場合は突起４を壁面１５で行い、回転中具
１の楕円筒２に挿入されるペンシル１８の外周壁
は常に一定角度で削刃１０に当接するように構成
されている。
する場合は突起５を壁面１１で、R2の部分を規
制する場合は突起４を壁面１５で行い、回転中具
１の楕円筒２に挿入されるペンシル１８の外周壁
は常に一定角度で削刃１０に当接するように構成
されている。
〈考案の効果〉
本考案に係る削り器は上述の如く、回転中具の
回転板の上下両表面に夫々２個の突起を対応する
位置に突設し、かつこの回転板を収納し得る容器
と蓋との夫々の底板或いは上板にこれ等の突起の
回動を一定の方向に規定し得る一定の軌道を持つ
た段部壁面を穿設したので、これ等の突起と段部
壁面とを相互に組み合わせることによつて、中具
の回転を上下方向から常に一定に規制し、ペンシ
ルの先端外周壁が削刃に常に一定の角度で当接し
てペンシルの先端を一定の厚みで均一に切削する
ことが出来、これによつて切削面が平滑できれい
な切削をペンシルに施すことが出来、更に全体と
して部品が少なく構造が簡単であり、従つて組立
が容易であると共に故障が少なく、しかも安価に
大量生産することが出来る等の特徴を有するもの
である。
回転板の上下両表面に夫々２個の突起を対応する
位置に突設し、かつこの回転板を収納し得る容器
と蓋との夫々の底板或いは上板にこれ等の突起の
回動を一定の方向に規定し得る一定の軌道を持つ
た段部壁面を穿設したので、これ等の突起と段部
壁面とを相互に組み合わせることによつて、中具
の回転を上下方向から常に一定に規制し、ペンシ
ルの先端外周壁が削刃に常に一定の角度で当接し
てペンシルの先端を一定の厚みで均一に切削する
ことが出来、これによつて切削面が平滑できれい
な切削をペンシルに施すことが出来、更に全体と
して部品が少なく構造が簡単であり、従つて組立
が容易であると共に故障が少なく、しかも安価に
大量生産することが出来る等の特徴を有するもの
である。
第１図乃至第３図は部品の説明図、第４図乃至
第６図は組立説明図、第７図及び第８図は突起と
これを規制する段部壁面との関係を示す図であ
る。 １は中具、２は楕円筒、３は回転板、４，５は
突起、６は容器、８，１４は穴、１１，１５，１
６は段部壁面、１０は削刃、１２は蓋、１８はペ
ンシルである。
第６図は組立説明図、第７図及び第８図は突起と
これを規制する段部壁面との関係を示す図であ
る。 １は中具、２は楕円筒、３は回転板、４，５は
突起、６は容器、８，１４は穴、１１，１５，１
６は段部壁面、１０は削刃、１２は蓋、１８はペ
ンシルである。
Claims (1)
- 楕円形ペンシルを挿入し得る楕円筒の下部外周
に回転板を取り付けると共に該回転板の上下両表
面の２点に夫々突起を突設してなる回転中具と、
底板にペンシルを挿通し得る穴を有しかつ底面に
削刃を持つた削刃支持台を突設し更に内面に前記
回転板の下表面の２個の突起の回転を側面から規
制し得る段部壁面を有しかつ前記回転中具の下部
を回動自在に収納し得る中具容器と、上板に前記
回転中具の楕円筒を挿通し得る穴を有しかつ内面
に前記回転板の上表面の２個の突起の回転を側面
から規制し得る段部壁面を有し更に前記回転中具
の上部を回動自在に収納すると共に前記中具容器
の上部に被蓋固定し得る中具蓋との組み合わせよ
りなる芯削り器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18365182U JPS5987998U (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 芯削り器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18365182U JPS5987998U (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 芯削り器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5987998U JPS5987998U (ja) | 1984-06-14 |
| JPH0215675Y2 true JPH0215675Y2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=30397413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18365182U Granted JPS5987998U (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 芯削り器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5987998U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5718159U (ja) * | 1980-06-19 | 1982-01-29 |
-
1982
- 1982-12-06 JP JP18365182U patent/JPS5987998U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5718159U (ja) * | 1980-06-19 | 1982-01-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5987998U (ja) | 1984-06-14 |
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