JPH0215566Y2 - - Google Patents

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JPH0215566Y2
JPH0215566Y2 JP10898085U JP10898085U JPH0215566Y2 JP H0215566 Y2 JPH0215566 Y2 JP H0215566Y2 JP 10898085 U JP10898085 U JP 10898085U JP 10898085 U JP10898085 U JP 10898085U JP H0215566 Y2 JPH0215566 Y2 JP H0215566Y2
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counter electrode
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electrode
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気集塵装置に設けた荷電部に使用さ
れる対向電極の改良に関する。
〔従来の技術〕
放電極で含塵ガス中の粒子に帯電させる荷電部
の対向電極は従来から平板型をした平板電極や円
筒型をした円筒電極等が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この荷電部の対向電極を平板電
極とした場合、放電極から射出されたイオンが拡
散し易く相対的に強い電界空間を維持することが
できないという問題点があつた。
又、対向電極を円筒型とした場合、イオン拡散
を防ぎ強い電界空間を形成できるという特徴があ
るが、相対的に流体の圧力損失が高くこのために
集塵効率を低下させているという問題があるし、
又円筒後半部分においては渦流が形成されるため
にダスト堆積が起こり、このダスト堆積層によつ
て逆電離現象が発生し、極端な場合には荷電不能
の状態に陥るという問題があつた。
又、第3図に示すようにダスト堆積を防止する
ため円筒21の後半部分に切欠部22を設けたも
のもあるがこれでも内部に付着したダスト23が
成長し、遂には内部を埋めてしまうことにより切
欠部の効果がなくなつて機能が発揮できなくなる
という問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる従来の問題点を解決せんとなさ
れたもので、その技術的手段として本考案の電気
集塵装置に設けた荷電部の対向電極では荷電部で
含塵ガス中の粒子に電荷を与えて帯電粒子とし、
集塵部で該帯電粒子を分離捕集する電気集塵装置
に設けた荷電部の対向電極において、 該対向電極の断面形状が先端を円形状としなが
ら後端に向かつて流線型に形成され、かつ該内部
が中空で後端が切欠開口されると共に先端中央と
両側面には合わせて外周全長の略15%から40%の
長さを占める切欠部が形成されている構成とし
た。
〔作用〕
従つて本考案では電気集塵装置に使用する対向
電極の断面形状を先端が円形状となるように形成
したので、イオンの拡散もなく強い電界空間を維
持することができるし、先端から後端に向かつて
流線型としたので渦流の発生もなく流体の圧力損
失も小さくすることができる。その上電極には切
欠部を設けたので、流体は電極内部を通つて後端
から抜けるため電極の内部や後端にダストが付着
することもなく、従つてダスト堆積による逆電離
現象も発生しない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に示して説明す
る。
この実施例の電気集塵装置の対向電極1は、薄
板2で流線型3に形成されている。先端4は円形
状5をなすと共に後端6は切欠開口7され、かつ
先端4から後端6に向かつてなめらかに連続した
形状に形成されている。
又、先端4の中央に切欠部8を、両側面には切
欠部9,9を設け、この切欠部8および切欠部
9,9の長さは合わせて外周10の長さの略15%
から40%の長さを占めるように設定されている。
尚、11は流体の流れる様子を示す。
上記要素により構成される対向電極1は、先端
4を円形状5とし、この先端4から後端6までな
めらかに連続して流線型3に形成したので、イオ
ンの拡散もなく強い電界空間を安定的に維持する
ことができ、かつ自己の圧力損失を小さくするこ
とができるので集塵効率を高めることができる。
又、切欠部8,9,9を設けたので流体11が対
向電極1の内部空間を通つて後端から抜けるため
ダストが対向電極の内部や後端6に付着せず、従
つてダストの堆積もないので逆電離現象も発生し
ない。
以上本考案の実施例を図面に示して説明した
が、本考案の具体的な構成は本実施例に限定され
るものでなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があつても本考案の技術的範囲に含まれ
る。
例えば対向電極は薄板で形成されるとしたが、
これに限らず材料の形状等に任意に選定できるも
のである。
〔考案の効果〕
以上の如く本考案によれば対向電極の先端を円
形状としたのでイオンの拡散がなく強い電界空間
を維持することができ、又先端から後端にかけて
流線型に形成したので流体の圧力損失を小さくす
ることができる。その上該電極の先端と両側面に
切欠部を設け、後端は切欠開口したので流体が電
極内部を通つて後端から抜けるためダストが付着
せず、逆電離現象も発生しない。従つて高能率の
集塵効果を安定的に維持することができるという
効果がある。又構造が簡単であるので容易で安価
に製作できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の対向電極を示す断面
図、第2図は同じく斜視図、第3図は従来の円筒
型対向電極の一例を示す断面図である。 1:対向電極、3:流線型、4:先端、5:円
形状、6:後端、7:切欠開口、8:切欠部、
9:切欠部、10:外周。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 荷電部で含塵ガス中の粒子に電荷を与えて帯電
    粒子とし、集塵部で該帯電粒子を分離捕集する電
    気集塵装置に設けた荷電部の対向電極において、 該対向電極の断面形状が先端を円形状としなが
    ら後端に向かつて流線型に形成され、かつ該内部
    が中空で後端が切欠開口されると共に先端中央と
    両側面には合わせて外周全長の略15%から40%の
    長さを占める切欠部が形成されていることを特徴
    とする電気集塵装置に設けた荷電部の対向電極。
JP10898085U 1985-07-16 1985-07-16 Expired JPH0215566Y2 (ja)

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JPS6217347U JPS6217347U (ja) 1987-02-02
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DE19523681A1 (de) * 1995-07-04 1997-01-09 Focke & Co Einrichtung zur Übertragung von Kräften im Zusammenhang mit insbesondere Verpackungsmaschinen

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JPS6217347U (ja) 1987-02-02

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